JP7420566B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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怜史 森岡
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Description

本開示は、蓄電装置に関する。
従来の蓄電モジュールとして、金属板の一方面に正極が形成され、他方面に負極が形成されたバイポーラ電極を備える蓄電モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の蓄電モジュールは、積層された複数のバイポーラ電池を有する電極積層体と、隣り合う電極間に形成された内部空間に電解液を封止する封止体と、を備えている。
特開2011-204386号公報
上述のような蓄電モジュールを備える蓄電装置では、複数の蓄電モジュールが積層されており、互いに隣り合う蓄電モジュール同士は、導電板を介して電気的に接続されている。導電板は、蓄電モジュールの積層端に位置する金属板と当接して配置される。したがって、導電板の外縁により、この積層端の金属板が破損するおそれがある。
本開示は、積層端の金属板が破損することを抑制可能な蓄電装置を提供する。
本開示の蓄電装置は、蓄電モジュールと、蓄電モジュールに積層配置された導電板と、を備える蓄電装置であって、蓄電モジュールは、積層された複数の金属板を有する電極積層体と、電極積層体の側面を囲むように設けられ、隣り合う電極間に内部空間を形成すると共に当該内部空間を封止する封止体と、を備え、複数の金属板は、負極終端電極の金属板と、正極終端電極の金属板と、負極終端電極及び正極終端電極の間に積層された複数のバイポーラ電極の金属板と、を含み、封止体は、電極積層体に含まれる複数の金属板の縁部にそれぞれ設けられた枠状の樹脂部を有しており、樹脂部は、電極積層体の積層方向から見て、金属板の縁部よりも外側にまで延びており、導電板は、電極積層体の積層端の金属板に接触して配置され、積層方向から見て、積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部の内周端は、バイポーラ電極の金属板に設けられた樹脂部の内周端よりも内側に位置する。
この蓄電装置では、導電板は、電極積層体の積層端の金属板に接触して配置されている。積層方向から見て、電極積層体の積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部の内周端は、バイポーラ電極の金属板に設けられた樹脂部の内周端よりも内側に位置するので、積層端の金属板と接触して配置される導電板の外縁により積層端の金属板が破損することが抑制される。また、バイポーラ電極の金属板に設けられた樹脂部の内周端は、積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部の内周端よりも外側に位置しているので、内部空間を十分に確保することができる。
積層端の金属板の外面は、樹脂部から露出する露出面を有し、導電板は、露出面に接触して配置され、バイポーラ電極は、バイポーラ電極の金属板の一方面に正極が設けられ、かつ他方面に負極が設けられており、積層方向から見て、露出面の外縁は、バイポーラ電極の金属板に設けられた樹脂部よりも内側、かつ、正極の外縁及び負極の外縁のうち外側に位置する外縁と一致、または、正極の外縁及び負極の外縁よりも外側に位置していてもよい。この場合、導電板の外縁により積層端の金属板が破損することが抑制されると共に、積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部による導電性の低下を抑制することができる。
バイポーラ電極は、バイポーラ電極の金属板の一方面に正極が設けられ、かつ他方面に負極が設けられており、積層方向から見て、積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部の内周端は、正極の外縁及び負極の外縁のうち外側に位置する外縁と一致、または、正極の外縁及び負極の外縁よりも外側に位置していてもよい。この場合、積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部による導電性の低下を抑制しながら、導電板の外縁により積層端の金属板が破損することが更に抑制される。
積層方向から見て、積層端の金属板の外面に設けられた樹脂部は、導電板の外縁と重なっていてもよい。この場合、導電板の外縁により積層端の金属板が破損することが確実に抑制される。
積層方向から見て、積層端の金属板の内面に設けられた樹脂部の内周端は、バイポーラ電極の金属板に設けられた樹脂部の内周端よりも内側に位置していてもよい。この場合、積層端の金属板を樹脂部により補強することができる。
積層端の金属板は、両面に正極または負極の活物質層が設けられていない未塗工金属板であってもよい。これにより、電解液の滲み出しを抑制することができる。
本開示によれば、積層端の金属板が破損することを抑制可能な蓄電モジュール及び蓄電装置を提供することができる。
一実施形態に係る蓄電装置を示す概略断面図である。 図1に示された蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。 図1に示された蓄電モジュールの上面図である。 変形例に係る蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら本開示に係る実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、一実施形態に係る蓄電装置を示す概略断面図である。図1に示される蓄電装置1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電装置1は、モジュール積層体2と、モジュール積層体2に対してモジュール積層体2の積層方向に拘束荷重を付加する拘束部材3とを備えている。
モジュール積層体2は、蓄電モジュール4と、蓄電モジュール4に積層配置された導電板5と、を備える。モジュール積層体2は、複数(ここでは3つ)の蓄電モジュール4と、複数(ここでは4つ)の導電板5とを含む。蓄電モジュール4は、バイポーラ電池であり、積層方向から見て矩形状をなしている。蓄電モジュール4は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等の二次電池、又は電気二重層キャパシタである。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
積層方向に互いに隣り合う蓄電モジュール4同士は、導電板5を介して電気的に接続されている。導電板5は、積層方向に互いに隣り合う蓄電モジュール4間と、積層端に位置する蓄電モジュール4の外側とにそれぞれ配置されている。積層端に位置する蓄電モジュール4の外側に配置された一方の導電板5には、正極端子6が接続されている。積層端に位置する蓄電モジュール4の外側に配置された他方の導電板5には、負極端子7が接続されている。正極端子6及び負極端子7は、例えば導電板5の縁部から積層方向に交差する方向に引き出されている。正極端子6及び負極端子7により、蓄電装置1の充放電が実施される。
導電板5の内部には、空気等の冷媒を流通させる複数の流路5aが設けられている。流路5aは、例えば積層方向と、正極端子6及び負極端子7の引き出し方向と、にそれぞれ交差(直交)する方向に沿って延在している。導電板5は、蓄電モジュール4同士を電気的に接続する接続部材としての機能のほか、これらの流路5aに冷媒を流通させることにより、蓄電モジュール4で発生した熱を放熱する放熱板としての機能を併せ持っている。なお、図1の例では、積層方向から見た導電板5の面積は、蓄電モジュール4の面積よりも小さくなっているが、放熱性の向上の観点から、導電板5の面積は、蓄電モジュール4の面積と同じであってもよく、蓄電モジュール4の面積よりも大きくなっていてもよい。
拘束部材3は、モジュール積層体2を積層方向に挟む一対のエンドプレート8と、エンドプレート8同士を締結する締結ボルト9及びナット10とによって構成されている。エンドプレート8は、積層方向から見た蓄電モジュール4及び導電板5の面積よりも一回り大きい面積を有する矩形の金属板である。エンドプレート8におけるモジュール積層体2側の面には、電気絶縁性を有するフィルムFが設けられている。フィルムFにより、エンドプレート8と導電板5との間が絶縁されている。
エンドプレート8の縁部には、モジュール積層体2よりも外側となる位置に挿通孔8aが設けられている。締結ボルト9は、一方のエンドプレート8の挿通孔8aから他方のエンドプレート8の挿通孔8aに向かって通され、他方のエンドプレート8の挿通孔8aから突出した締結ボルト9の先端部分には、ナット10が螺合されている。これにより、蓄電モジュール4及び導電板5がエンドプレート8によって挟持されてモジュール積層体2としてユニット化されると共に、モジュール積層体2に対して積層方向に拘束荷重が付加される。
次に、蓄電モジュール4の構成について詳細に説明する。図2は、図1に示された蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。図3は、図1に示された蓄電モジュールの上面図である。図2及び図3に示されるように、蓄電モジュール4は、電極積層体11と、電極積層体11を封止する樹脂製の封止体12とを備えている。蓄電モジュール4は、例えば、直方体形状に形成されている。
電極積層体11は、図2に示されるように、セパレータ13を介して積層方向Dに沿って積層された複数の電極と、電極積層体11の積層端に位置する金属板20A,20Bと、を含んでいる。複数の電極は、負極終端電極18と、正極終端電極19と、負極終端電極18及び正極終端電極19の間に積層された複数の複数のバイポーラ電極14と、を有する。複数のバイポーラ電極14の積層体は、負極終端電極18及び正極終端電極19の間に設けられている。
バイポーラ電極14は、一方面15a及び一方面15aの反対側の他方面15bを含む金属板15と、一方面15aに設けられた正極16と、他方面15bに設けられた負極17とを有している。正極16は、正極活物質が金属板15に塗工されることにより形成される正極活物質層である。負極17は、負極活物質が金属板15に塗工されることにより形成される負極活物質層である。電極積層体11において、一のバイポーラ電極14の正極16は、セパレータ13を挟んで積層方向Dの一方に隣り合う別のバイポーラ電極14の負極17と対向している。電極積層体11において、一のバイポーラ電極14の負極17は、セパレータ13を挟んで積層方向Dの他方に隣り合う別のバイポーラ電極14の正極16と対向している。
負極終端電極18は、金属板15と、金属板15の他方面15bに設けられた負極17とを有している。負極終端電極18は、他方面15bが電極積層体11における積層方向Dの中央側を向くように、積層方向Dの一端側に配置されている。負極終端電極18の金属板15の一方面15aには、金属板20Aが更に積層され、この金属板20Aを介して蓄電モジュール4に隣接する一方の導電板5と電気的に接続されている。負極終端電極18の金属板15の他方面15bに設けられた負極17は、セパレータ13を介して、積層方向Dの一端のバイポーラ電極14の正極16と対向している。
正極終端電極19は、金属板15と、金属板15の一方面15aに設けられた正極16とを有している。正極終端電極19は、一方面15aが電極積層体11における積層方向Dの中央側を向くように、積層方向Dの他端側に配置されている。正極終端電極19の金属板15の他方面15bには、金属板20Bが更に積層され、この金属板20Bを介して蓄電モジュール4に隣接する他方の導電板5と電気的に接続されている。正極終端電極19の金属板15の一方面15aに設けられた正極16は、セパレータ13を介して、積層方向Dの他端のバイポーラ電極14の負極17と対向している。
金属板15は、例えば、ニッケル又はニッケルメッキ鋼板といった金属からなる。一例として、金属板15は、ニッケルからなる矩形の金属箔である。各金属板15は、いずれも電極積層体11に含まれる金属板の一つである。金属板15の縁部15cは、矩形枠状をなし、正極活物質及び負極活物質が塗工されない未塗工領域となっている。正極16を構成する正極活物質としては、例えば水酸化ニッケルが挙げられる。負極17を構成する負極活物質としては、例えば水素吸蔵合金が挙げられる。本実施形態では、金属板15の他方面15bにおける負極17の形成領域は、金属板15の一方面15aにおける正極16の形成領域に対して一回り大きくなっている。電極積層体11は、積層された複数の金属板15,20A,20Bを有している。
セパレータ13は、金属板15同士の短絡を防止するための部材であり、例えばシート状に形成されている。セパレータ13としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が例示される。セパレータ13は、フッ化ビニリデン樹脂化合物で補強されたものであってもよい。なお、セパレータ13は、シート状に限られず、袋状のものを用いてもよい。
金属板20A,20Bは、金属板15と実質的に同一の部材であり、例えばニッケル又はニッケルメッキ鋼板といった金属からなる。金属板20A,20Bは、いずれも電極積層体11に含まれる金属板の一つである。一例として、金属板20A,20Bは、ニッケルからなる矩形の金属箔である。金属板20A,20Bは、一方面20a及び他方面20bに正極活物質層及び負極活物質層のいずれもが塗工されていない未塗工電極となっている。すなわち、金属板20A,20Bは、両面に活物質層が設けられていない未塗工電極である。
金属板20Aは、電極積層体11の一方の積層端に位置している。金属板20Aにより、負極終端電極18は、積層方向Dに沿って金属板20Aとバイポーラ電極14との間に配置された状態となっている。金属板20Bは、電極積層体11の他方の積層端に位置している。金属板20Bにより、正極終端電極19は、積層方向Dに沿って金属板20Bとバイポーラ電極14との間に配置された状態となっている。
電極積層体11では、図2に示されるように、電極積層体11の中央領域(バイポーラ電極14、負極終端電極18、及び正極終端電極19において活物質層が配置されている領域)が、その周りの領域に比べて積層方向Dに膨らんでいる。このため、金属板20A,20Bは、金属板20A,20Bの中央領域が互いに離間する方向に屈曲している。金属板20Aの一方面20a及び金属板20Bの他方面20bの中央領域は、導電板5と当接(接触)している。すなわち、導電板5は、電極積層体11の積層端の金属板20A,20Bに接触して配置されている。
封止体12は、例えば絶縁性の樹脂によって、全体として矩形の筒状に形成されている。封止体12は、例えば、一対の短辺部分12aと、一対の長辺部分12bとを有する長方形の筒状に形成されている。封止体12は、電極積層体11の側面11aを囲むように設けられている。封止体12は、側面11aにおいて縁部15cを保持している。
封止体12は、電極積層体11に含まれる金属板の縁部(すなわち、金属板15の縁部15c及び金属板20A,20Bの縁部20c)にそれぞれ設けられた枠状の複数の第1封止部21(樹脂部)と、側面11aに沿って第1封止部21を外側から包囲し、第1封止部21のそれぞれに結合された第2封止部22とを有している。第1封止部21及び第2封止部22は、例えば、耐アルカリ性を有する絶縁性の樹脂である。第1封止部21及び第2封止部22の構成材料としては、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)などが挙げられる。
第1封止部21は、金属板15の縁部15c又は金属板20A,20Bの縁部20cの全周にわたって連続的に設けられ、積層方向Dから見て矩形枠状をなしている。第1封止部21は、例えば超音波又は熱によって金属板15の縁部15c又は金属板20A,20Bの縁部20cに溶着され、気密に接合されている。第1封止部21は、積層方向Dから見て、金属板15の縁部15c又は金属板20A,20Bの縁部20cよりも外側にまで延びている。第1封止部21は、金属板15又は金属板20A,20Bの縁よりも外側に張り出した外側部分21aと、金属板15又は金属板20A,20Bの縁よりも内側に位置する内側部分21bと、を含む。第1封止部21の外側部分21aの先端部(外縁部)は、溶着層23により第2封止部22に接合されている。溶着層23は、例えば熱板溶着により溶融された第1封止部21の先端部同士が互いに結合して形成される。積層方向Dに沿って互いに隣り合う第1封止部21の外側部分21a同士は、互いに離間していてもよく、接していてもよい。また、積層方向Dに沿って互いに隣り合う第1封止部21の外側部分21a同士は、例えば熱板溶着などによって互いに結合していてもよい。
複数の第1封止部21は、バイポーラ電極14及び正極終端電極19に設けられた複数の第1封止部21Aと、負極終端電極18に設けられた第1封止部21Bと、金属板20Aに設けられた第1封止部21Cと、金属板20Bに設けられた第1封止部21D,21Eと、を有している。
第1封止部21Aは、バイポーラ電極14及び正極終端電極19の金属板15の一方面15aに接合されている。第1封止部21Aの内側部分21bは、積層方向Dに互いに隣り合う金属板15の縁部15c同士の間に位置している。金属板15の一方面15aにおける縁部15cと、第1封止部21Aとが重なる領域は、金属板15と第1封止部21Aとの結合領域となっている。
本実施形態では、第1封止部21Aは、1枚のフィルムが二つに折りたたまれることによって、二層構造で形成されている。第2封止部22に埋設されている第1封止部21Aの外縁部は、フィルムの折り返し部(屈曲部)である。第1封止部21Aを構成する一層目のフィルムは、一方面15aに接合されている。二層目のフィルムの内縁は、一層目のフィルムの内縁よりも外側に位置し、セパレータ13が載置される段差部を形成している。二層目のフィルムの内縁は、金属板15の縁よりも内側に位置している。
第1封止部21Bは、負極終端電極18の金属板15の一方面15aに接合されている。第1封止部21Bの内側部分21bは、積層方向Dに互いに隣り合う負極終端電極18の金属板15の縁部15cと、金属板20Aの縁部20cとの間に位置している。金属板15の一方面15aにおける縁部15cと第1封止部21Bの内側部分21bとが重なる領域は、金属板15と第1封止部21Bとの結合領域となっている。第1封止部21Bは、金属板20Aの他方面20bにも接合されている。金属板20Aの他方面20bにおける縁部20cと、第1封止部21Bとが重なる領域は、金属板20Aと第1封止部21Bとの結合領域となっている。本実施形態では、第1封止部21Bは、金属板20Aの他方面20bにおける縁部20cにも接合されている。第1封止部21Bは、負極終端電極18だけでなく、金属板20Aにも設けられていると言える。
第1封止部21Cは、金属板20Aの一方面20a(外面)に接合されている。本実施形態では、第1封止部21Cは、複数の第1封止部21のうち、積層方向Dの最も一端側に位置する。金属板20Aの一方面20aにおける縁部20cと、第1封止部21Cとが重なる領域は、金属板20Aと第1封止部21Cとの結合領域となっている。金属板20Aの一方面20aは、第1封止部21Cから露出する露出面20dを有している。導電板5は、露出面20dに当接(接触)して配置されている。
本実施形態では、第2封止部22に埋設されている第1封止部21B,21Cの外縁部同士は連続している。すなわち、第1封止部21B,21Cは、1枚のフィルムが金属板20Aの縁部20cを挟んで二つに折りたたまれることによって形成されている。第1封止部21B,21Cの外縁部は、フィルムの折り返し部(屈曲部)である。第1封止部21B,21Cを構成するフィルムは、金属板20Aの一方面20a及び他方面20bの両方において縁部20cと接合されている。このように、金属板20Aの両面を第1封止部21B,21Cと接合することで、いわゆるアルカリクリープ現象による電解液の滲み出しを抑制することができる。
第1封止部21Dは、金属板20Bの一方面20aに接合されている。第1封止部21Dの内側部分21bは、積層方向Dに互いに隣り合う正極終端電極19の金属板15の縁部15cと、金属板20Bの縁部20cとの間に位置している。金属板20Bの一方面20aにおける縁部20cと、第1封止部21Dとが重なる領域は、金属板20Bと第1封止部21Dとの結合領域となっている。
第1封止部21Eは、金属板20Bの他方面20b(外面)における縁部20cに配置されている。本実施形態では、第1封止部21Eは、複数の第1封止部21のうち、積層方向Dの最も他端側に位置する。また、本実施形態では、第1封止部21Eは、金属板20Bに接合されていない。金属板20Bの他方面20bは、第1封止部21Eから露出する露出面20dを有している。導電板5は、露出面20dに当接(接触)して配置されている。
本実施形態では、第2封止部22に埋設されている第1封止部21D,21Eの外縁部同士は連続している。すなわち、第1封止部21D,21Eは、1枚のフィルムが金属板20Bの縁部20cを挟んで二つに折りたたまれることにより形成されている。第1封止部21D,21Eの外縁部は、フィルムの折り返し部(屈曲部)である。第1封止部21D,21Eを構成するフィルムは、金属板20Bの一方面20aにおいて縁部20cと接合されている。
結合領域において、金属板15,20A,20Bの表面は、粗面化されている。粗面化された領域は、結合領域のみでもよいが、本実施形態では金属板15の一方面15aの全体が粗面化されている。また、金属板20Aの一方面20a及び他方面20bの全体が粗面化されている。また、金属板20Bの一方面20aの全体が粗面化されている。
粗面化は、例えば電解メッキによる複数の突起の形成により実現し得る。結合領域に複数の突起が形成されることにより、結合領域における第1封止部21との接合界面では、溶融状態の樹脂が粗面化により形成された複数の突起間に入り込み、アンカー効果が発揮される。これにより、金属板15,20A,20Bと第1封止部21との間の結合強度を向上させることができる。粗面化の際に形成される突起は、例えば基端側から先端側に向かって先太りとなる形状を有している。これにより、隣り合う突起の間の断面形状がアンダーカット形状となり、アンカー効果を高めることが可能となる。
図3に示される一対の短辺部分12aにおいて、積層方向Dから見て、複数の第1封止部21のうち、電極積層体11の積層端に位置する金属板20A,20Bの外面に設けられた第1封止部21C,21Eの内周端は、それ以外の第1封止部21A,21B,21Dの内周端よりも内側に位置(突出、延在)し、導電板5の外縁5bと重なっている。図3では、導電板5の外縁5bが二点鎖線で仮想的に示されている。第1封止部21C,21Eの内周端21cは、積層方向Dから見て、第1封止部21Aの内縁(第1封止部21Aの一層目のフィルムの内縁)、及び第1封止部21B,21Dの内縁よりも内側、かつ、導電板5の外縁5bよりも内側に位置している。本実施形態では、第1封止部21C,21Eの内周端21cは、積層方向Dから見て、互いに一致している。また、第1封止部21Aの内縁(第1封止部21Aの一層目のフィルムの内縁)、及び第1封止部21B,21Dの内縁は、積層方向Dから見て、互いに一致している。
第1封止部21C,21E上には、導電板5の外縁5bが配置されている。第1封止部21C上には、積層方向Dの一方の導電板5の外縁5bが配置されている。第1封止部21E上には、積層方向Dの他方の導電板5の外縁5bが配置されている。第1封止部21C,21Eは、導電板5と当接していてもよいし、当接していなくてもよい。第1封止部21C,21Eの内周端21cは、積層方向Dから見て、金属板20A,20Bの露出面20dの外縁20eと一致している。積層方向Dから見て、外縁20eは、第1封止部21A,21B,21Dよりも内側、かつ、正極16の外縁16a及び負極17の外縁17aよりも外側に位置している。
積層方向Dから見て、第1封止部21C,21Eは、正極16及び負極17のいずれよりも外側に位置している。第1封止部21C,21Eの内周端21cは、積層方向Dから見て、正極16の外縁16a及び負極17の外縁17aのいずれよりも外側に位置している。第1封止部21C,21Eは、図3に示されるように、積層方向Dから見て、正極16及び負極17から離間し、正極16及び負極17と重ならないように配置されている。積層方向Dから見て、負極17の外縁17aは正極16の外縁16aよりも大きい。図3では、正極16の外縁16a及び負極17の外縁17aが破線で示されている。
一対の長辺部分12bにおいても、積層方向Dから見て、第1封止部21C,21Eは、積層方向Dから見て、導電板5の外縁5bと重なっている。つまり、第1封止部21C,21Eは、積層方向Dから見て、導電板5の外縁5bの全周と重なっている。本実施形態では、一対の長辺部分12bにおいては、第1封止部21C,21Eは、第1封止部21A,21B,21Dよりも内側に突出せず、第1封止部21C,21Eの内周端21cは、積層方向Dから見て、第1封止部21Aの内縁(第1封止部21Aの一層目のフィルムの内縁)、及び第1封止部21B,21Dの内縁と互いに一致しているが、一対の長辺部分12bにおいても、第1封止部21C,21Eは、それ以外の第1封止部21A,21B,21Dより内側に突出していてもよい。
また、一対の長辺部分12bにおいても、第1封止部21C,21Eは、正極16及び負極17のいずれよりも外側に位置している。つまり、第1封止部21C,21Eは、全周にわたって、正極16及び負極17のいずれよりも外側に位置し、積層方向Dから見て、正極16及び負極17と重ならないように配置されている。積層方向Dから見て、外縁20eは、正極16の外縁16a及び負極17の外縁17aのうち外側に位置する外縁(ここでは、外縁17a)よりも外側に位置している。
第2封止部22は、電極積層体11の側面11aを囲むように電極積層体11及び第1封止部21の外側に設けられ、蓄電モジュール4の外壁(筐体)を構成している。第2封止部22は、例えば樹脂の射出成型によって形成され、積層方向Dに沿って電極積層体11の全長にわたって延在している。第2封止部22は、積層方向Dを軸方向として延在する矩形の枠状を呈している。第2封止部22は、例えば射出成型時の熱によって第1封止部21の外表面に溶着されている。
封止体12は、隣り合う電極の間に内部空間Vを形成すると共に内部空間Vを封止する。より具体的には、第2封止部22は、第1封止部21と共に、積層方向Dに沿って互いに隣り合うバイポーラ電極14の間、積層方向Dに沿って互いに隣り合う負極終端電極18とバイポーラ電極14との間、及び積層方向Dに沿って互いに隣り合う正極終端電極19とバイポーラ電極14との間をそれぞれ封止している。これにより、隣り合うバイポーラ電極14の間、負極終端電極18とバイポーラ電極14との間、及び正極終端電極19とバイポーラ電極14との間には、それぞれ気密に仕切られた内部空間Vが形成されている。この内部空間Vには、例えば水酸化カリウム水溶液等のアルカリ溶液を含む電解液(不図示)が収容されている。電解液は、セパレータ13、正極16、及び負極17内に含浸されている。封止体12は、金属板20Aと負極終端電極18との間、及び金属板20Bと正極終端電極19との間もそれぞれ封止している。
以上説明したように、蓄電装置1では、導電板5は、電極積層体11の積層端の金属板20A,20Bに接触して配置されている。積層方向Dから見て、金属板20A,20Bの外面に設けられた第1封止部21C,21Eの内周端21cは、それ以外の第1封止部21A,21B,21Dの内周端21cよりも内側に位置している。第1封止部21C,21Eは、積層方向Dから見て、導電板5の外縁5bと重なっている。このように、第1封止部21C,21Eは、金属板20A,20Bと導電板5の外縁5bとの間に配置されているので、導電板5の外縁5bにより金属板20A,20Bが破損することが抑制される。また、それ以外の第1封止部21A,21B,21Dの内周端21cは、積層端の金属板20A,20Bに設けられた第1封止部21C,21Eの内周端21cよりも外側に位置しているので、内部空間Vを十分に確保することができる。これにより、電解液を十分に確保できる。
金属板20A,20Bは、導電性を有し、導電板5と電気的に接続される。第1封止部21C,21Eは、絶縁性の樹脂により形成されているので、第1封止部21C,21Eが複数の電極の正極16及び負極17の内側まで設けられていると、導電性が低下する。本実施形態では、積層方向Dから見て、金属板20A,20Bに設けられた第1封止部21C,21Eは、複数の電極の正極16及び負極17よりも外側に位置している。このように、第1封止部21C,21Eは、積層方向Dから見て、正極16及び負極17と重ならないように設けられているので、第1封止部21C,21Eによる導電性の低下を抑制することができる。
金属板20A,20Bの外面は、第1封止部21C,21Eから露出する露出面20dを有し、導電板5は、露出面20dに接触して配置されている。積層方向Dから見て、露出面20dの外縁20eは、第1封止部21A,21B,21Dよりも内側、かつ、正極16の外縁16a及び負極17の外縁17aよりも外側に位置している。このため、導電板5の外縁5bにより積層端の金属板20A,20Bが破損することが抑制されると共に、金属板20A,20Bの外面に設けられた第1封止部21C,21Eによる導電性の低下を抑制することができる。積層方向Dから見て、外縁20eは、正極16の外縁16a及び負極17の外縁17aのうち外側に位置する外縁と一致していてもよい。本実施形態では、積層方向Dから見て、外縁17aは外縁16aよりも外側に位置しているので、外縁20eは、外縁17aと一致していてもよい。積層方向Dから見て、外縁17a及び外縁16aが一致している場合、外縁20eは、外縁16a及び外縁17aと一致していてもよい。
金属板20A,20Bは、両面に正極16及び負極17の活物質層が設けられていない未塗工金属板である。このように活物質層が塗工されていない金属板20A,20Bを電極積層体11の積層端に設けることにより、電解液の滲み出しを抑制することができる。特に、負極終端電極18の外側に設けられる金属板20Aによれば、アルカリクリープ現象による電解液の滲み出しを抑制することができる。
金属板15において、未塗工領域は、正極16及び負極17が形成された塗工領域に比べて強度が低いため、皺が発生し易い。金属板15の皺は、例えば、射出成形により形成した第2封止部22が収縮することにより発生する。金属板15の皺は、例えば、一対の短辺部分12a側において、一対の長辺部分12b側よりも発生し易い。第1封止部21C,21Eによれば、一対の短辺部分12a側において、第1封止部21A,21B,21Dよりも未塗工領域の広い範囲を補強することができる。これにより、金属板15の皺の発生を抑制することができる。
第1封止部21C,21Eの内周端21cが第1封止部21A,21B,21Dの内周端21cよりも内側に位置していることにより、第1封止部21C,21E上に、例えば、蓄電モジュール4の温度や電圧を検出するセンサ等の機器を配置することができる。
以上、実施形態に係る蓄電装置1について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
図4は、変形例に係る蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。図4に示されるように、変形例に係る蓄電モジュール4Aは、第1封止部21C,21Eだけでなく、第1封止部21B,21Dまでもが、それ以外の第1封止部21Aよりも内側に突出し、導電板5と当接する点で、実施形態に係る蓄電モジュール4(図2参照)と相違している。すなわち、蓄電モジュール4Aでは、積層端の金属板20Aの他方面20b(内面)に設けられた第1封止部21Bの内周端21c、及び金属板20Bの一方面20a(内面)に設けられた第1封止部21Dの内周端21cは、積層方向Dから見て、バイポーラ電極14の金属板15に設けられた第1封止部21Aの内周端21cよりも内側に位置する。積層端の金属板20A,20Bに設けられた第1封止部21B,21C,21D,21Eが、積層方向Dから見て、金属板20A,20Bの一方面20a及び他方面20bの両面において、第1封止部21Aよりも内側に突出すると共に、正極16及び負極17よりも外側に位置している。このため、積層端の金属板20A,20Bを第1封止部21により補強することができる。
蓄電モジュール4,4Aは、金属板20Aを含まなくてもよい。この場合、負極終端電極18の金属板15が電極積層体11の一方の積層端の金属板となるので、積層方向Dから見て、第1封止部21Bが第1封止部21Aよりも内側に位置すると共に、正極16及び負極17よりも外側に位置し、かつ、導電板5の外縁5bと重なるように構成される。また、蓄電モジュール4,4Aは、金属板20Bを含まなくてもよい。この場合、正極終端電極19の金属板15が電極積層体11の他方の積層端の金属板となるので、積層方向Dから見て、第1封止部21Dが第1封止部21Aよりも内側に位置すると共に、正極16及び負極17よりも外側に位置し、かつ、導電板5の外縁5bと重なるように構成される。
実施形態では、積層方向Dから見て、積層端の金属板20A,20Bに設けられた第1封止部21C,21Eの内周端21cは、正極16及び負極17のいずれとも離間しているが、外縁16a及び外縁17aのうち外側に位置する外縁(ここでは、外縁17a)と一致していてもよい。この場合も、あくまで、積層方向Dから見て、第1封止部21C,21Eは、正極16及び負極17よりも外側に位置し、正極16及び負極17とは重ならない。このように、積層方向Dから見て、第1封止部21C,21Eの内周端21cが、外縁16a及び外縁17aのうち外側に位置する外縁(ここでは、外縁17a)と一致している場合、第1封止部21C,21Eによる導電性の低下を抑制しながら、導電板5の外縁5bにより金属板20A,20Bが破損することが更に抑制される。積層方向Dから見て、外縁17a及び外縁16aが一致している場合、第1封止部21C,21Eの内周端21cは、外縁16a及び外縁17aと一致していてもよい。
1…蓄電装置、4,4A…蓄電モジュール、5…導電板、5b…外縁、11…電極積層体、11a…側面、12…封止体、14…バイポーラ電極、15…金属板、15a…一方面、15b…他方面、15c…縁部、16…正極、16a…外縁、17…負極、17a…外縁、18…負極終端電極、19…正極終端電極、20A,20B…金属板、20a…一方面、20b…他方面、20c…縁部、20d…露出面、20e…外縁、21,21A,21B,21C,21D,21E…第1封止部(樹脂部)、21c…内周端、V…内部空間。

Claims (5)

  1. 蓄電モジュールと、前記蓄電モジュールに積層配置された導電板と、を備える蓄電装置であって、
    前記蓄電モジュールは、積層された複数の金属板を有する電極積層体と、前記電極積層体の側面を囲むように設けられ、隣り合う前記金属板間に内部空間を形成すると共に当該内部空間を封止する封止体と、を備え、
    前記複数の金属板は、負極終端電極の金属板と、正極終端電極の金属板と、前記負極終端電極及び前記正極終端電極の間に積層された複数のバイポーラ電極の金属板と、を含み、
    前記封止体は、前記電極積層体に含まれる前記複数の金属板の縁部にそれぞれ設けられた枠状の樹脂部を有しており、
    前記樹脂部は、前記電極積層体の積層方向から見て、前記金属板の縁部よりも外側にまで延びており、
    前記導電板は、前記電極積層体の積層端の金属板に接触して配置され、
    前記積層方向から見て、前記積層端の金属板の外面に設けられた前記樹脂部の内周端は、前記バイポーラ電極の金属板に設けられた前記樹脂部の内周端よりも内側に位置し、
    前記積層方向から見て、前記積層端の金属板の外面に設けられた前記樹脂部は、前記導電板の外縁と重なっている、蓄電装置。
  2. 前記積層端の金属板の外面は、前記樹脂部から露出する露出面を有し、
    前記導電板は、前記露出面に接触して配置され、
    前記バイポーラ電極は、前記バイポーラ電極の金属板の一方面に正極が設けられ、かつ他方面に負極が設けられており、
    前記積層方向から見て、前記露出面の外縁は、前記バイポーラ電極の金属板に設けられた前記樹脂部よりも内側、かつ、前記正極の外縁及び前記負極の外縁のうち外側に位置する外縁と一致、または、前記正極の外縁及び前記負極の外縁よりも外側に位置している、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記バイポーラ電極は、前記バイポーラ電極の金属板の一方面に正極が設けられ、かつ他方面に負極が設けられており、
    前記積層方向から見て、前記積層端の金属板の外面に設けられた前記樹脂部の内周端は、前記正極の外縁及び前記負極の外縁のうち外側に位置する外縁と一致、または、前記正極の外縁及び前記負極の外縁よりも外側に位置している、請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 前記積層方向から見て、前記積層端の金属板の内面に設けられた前記樹脂部の内周端は、前記バイポーラ電極の金属板に設けられた樹脂部の内周端よりも内側に位置する、請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記積層端の金属板は、両面に正極または負極の活物質層が設けられていない未塗工金属板である、請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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