JP2019160657A - 燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セル - Google Patents

燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セル Download PDF

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Abstract

【課題】所望の情報量を有する識別マークをセパレータ面内に容易に配置することが可能な燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セルを提供する。【解決手段】セパレータ32の互いに対向する辺32s1、32s2のうち一辺32s1の中央部には、燃料ガス入口連通孔38aが設けられている。燃料ガス入口連通孔38aは、一辺32s1に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも燃料ガス流路58寄りに配置されている。燃料ガス入口連通孔38aと、セパレータ32の外周端32eとの間には、セパレータ32の識別マーク68が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セルに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の一方にアノード電極が、他方にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備える。電解質膜・電極構造体は、セパレータによって挟持されることにより、発電セルが構成されている。この燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池車両に搭載されている。
発電セルには、複数種類のセパレータが用いられる。具体的には、カソード電極に対向して酸化剤ガスを流す酸化剤ガス流路が設けられたカソード側セパレータと、アノード電極に対向して燃料ガスを流す燃料ガス流路が設けられたアノード側セパレータとが用いられる(いわゆる間引き冷却型燃料電池では、さらに中間セパレータが用いられる)。燃料電池スタックを組み付ける際に、作業性の向上を図るため、複数種類のセパレータを容易に識別することが望まれている。そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池では、セパレータに、セパレータの識別マークが設けられている。
特許第5295877号公報
本発明は、上述した従来技術に関してなされたものであり、所望の情報量を有する識別マークをセパレータ面内に容易に配置することが可能な燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セルを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様は、セパレータ面方向に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、互いに対向する辺に沿って前記反応ガス流路の両側にセパレータ厚さ方向に貫通形成された複数個の連通孔とを有する矩形形状の燃料電池用セパレータであって、前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち一辺の中央部には、反応ガス入口連通孔が設けられ、前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち他辺には、前記反応ガス入口連通孔の対向位置の両側に、一対の反応ガス出口連通孔が設けられ、前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも前記反応ガス流路寄りに配置され、前記反応ガス入口連通孔と、前記燃料電池用セパレータの外周端との間には、前記燃料電池用セパレータの識別マークが設けられている。
前記反応ガス入口連通孔は、燃料ガス入口連通孔であり、前記一対の反応ガス出口連通孔は、一対の燃料ガス出口連通孔であることが好ましい。
前記反応ガス入口連通孔の前記一辺に沿う両側には、一対の冷却媒体連通孔が配置され、前記一対の冷却媒体連通孔の前記一辺に沿う両側には、一対の他の反応ガス出口連通孔が配置されていることが好ましい。
前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って配置された他のいずれの連通孔よりも開口面積が小さいことが好ましい。
前記他辺には、前記一辺に設けられた前記反応ガス入口連通孔よりも開口面積が大きい他の反応ガス入口連通孔が設けられていることが好ましい。
また、本発明の他の態様は、一方面に設けられセパレータ面方向に沿って第1反応ガスを流す第1反応ガス流路と、他方面に設けられセパレータ面方向に沿って第2反応ガスを流す第2反応ガス流路とを有し、互いに対向する辺に沿って前記第1及び第2反応ガス流路の両側にセパレータ厚さ方向に貫通形成された複数個の連通孔とを有する矩形形状の燃料電池用接合セパレータであって、前記第1反応ガス流路が形成された第1セパレータと、前記第2反応ガス流路が形成された第2セパレータとが互いに接合されることにより、前記燃料電池用接合セパレータが構成され、前記燃料電池用接合セパレータの前記互いに対向する辺のうち一辺の中央部には、反応ガス入口連通孔が設けられ、前記燃料電池用接合セパレータの前記互いに対向する辺のうち他辺には、前記反応ガス入口連通孔の対向位置の両側に、一対の反応ガス出口連通孔が設けられ、前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも前記第1又は第2反応ガス流路寄りに配置され、前記反応ガス入口連通孔と、前記燃料電池用接合セパレータの外周端との間には、前記燃料電池用接合セパレータの識別マークが設けられている。
また、本発明のさらに他の態様は、一対の矩形形状の燃料電池用セパレータと、前記一対の燃料電池用セパレータの間に挟持された電解質膜・電極構造体とを備えた発電セルであって、前記燃料電池用セパレータは、セパレータ面方向に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、互いに対向する辺に沿って前記反応ガス流路の両側にセパレータ厚さ方向に貫通形成された複数個の連通孔とを有する矩形形状であり、前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち一辺の中央部には、反応ガス入口連通孔が設けられ、前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち他辺には、前記反応ガス入口連通孔の対向位置の両側に、一対の反応ガス出口連通孔が設けられ、前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも前記反応ガス流路寄りに配置され、前記反応ガス入口連通孔と、前記燃料電池用セパレータの外周端との間には、前記燃料電池用セパレータの識別マークが設けられている。
本発明の燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セルによれば、互いに対向する辺のうち一辺に設けられた反応ガス入口連通孔は、当該一辺に沿って配置された他のいずれの連通孔よりも反応ガス流路寄りに配置されている。そして、反応ガス入口連通孔と、燃料電池用セパレータの外周端との間に、燃料電池用セパレータの識別マークが設けられている。このため、識別マークの設置スペースをセパレータ面内に容易に確保することができる。従って、所望の情報量を有する識別マークをセパレータ面内に容易に配置することが可能となる。
本発明の実施形態に係る発電セルを備えた燃料電池スタックの斜視図である。 発電セルの分解斜視図である。 第1セパレータの平面図である。 第2セパレータの平面図である。
以下、本発明に係る燃料電池用セパレータ、燃料電池用接合セパレータ及び発電セルについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、複数の発電セル12が水平方向(矢印A方向)又は重力方向(矢印C方向)に積層された積層体14を備える。燃料電池スタック10は、例えば、図示しない燃料電池電気自動車等の燃料電池車両に搭載される。
積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート(電力取出プレート)16a、インシュレータ18a及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、インシュレータ18b及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。一方のインシュレータ18aは、積層体14と一方のエンドプレート20aとの間に配置されている。他方のインシュレータ18bは、積層体14と他方のエンドプレート20bとの間に配置されている。インシュレータ18a、18bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成される。
エンドプレート20a、20bは、横長(縦長でもよい)の長方形状を有するとともに、各辺間には、連結バー24が配置される。各連結バー24は、両端がエンドプレート20a、20bの内面に固定されており、複数の積層された発電セル12に積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を付与する。なお、燃料電池スタック10は、エンドプレート20a、20bを端板とする筐体を備え、当該筐体内に積層体14を収容するように構成してもよい。
図2に示すように、発電セル12は、樹脂枠付きMEA28が、2つのセパレータ30、32(燃料電池用セパレータ)(以下、それぞれ「第1セパレータ30」、「第2セパレータ32」ともいう)により挟持される。第1セパレータ30及び第2セパレータ32は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属薄板の断面を波形にプレス成形して構成される。第1セパレータ30と第2セパレータ32とは、外周を溶接、ろう付け、かしめ等により一体に接合され、接合セパレータ33(燃料電池用接合セパレータ)を構成する。
樹脂枠付きMEA28は、電解質膜・電極構造体28a(以下、「MEA28a」という)と、MEA28aの外周部に接合されるとともに該外周部を周回する樹脂枠部材46とを備える。MEA28aは、電解質膜40と、電解質膜40の一方の面に設けられたアノード電極(第1電極)42と、電解質膜40の他方の面に設けられたカソード電極(第2電極)44とを有する。
電解質膜40は、例えば、固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)である。固体高分子電解質膜は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である。電解質膜40は、アノード電極42及びカソード電極44に挟持される。電解質膜40は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。
詳細は図示しないが、アノード電極42は、電解質膜40の一方の面に接合される第1電極触媒層と、当該第1電極触媒層に積層される第1ガス拡散層とを有する。カソード電極44は、電解質膜40の他方の面に接合される第2電極触媒層と、当該第2電極触媒層に積層される第2ガス拡散層とを有する。
発電セル12の長辺方向である矢印B方向(図2中、水平方向)の一端縁部には、積層方向に延在して、酸化剤ガス入口連通孔34a(反応ガス入口連通孔)、2つの冷却媒体入口連通孔36a及び2つの燃料ガス出口連通孔38b(反応ガス出口連通孔)が設けられる。酸化剤ガス入口連通孔34a、複数の冷却媒体入口連通孔36a及び複数の燃料ガス出口連通孔38bは、それぞれ、積層体14、インシュレータ18a及びエンドプレート20aを積層方向に貫通している(ターミナルプレート16aを貫通してもよい)。これらの連通孔は上下方向に配列して設けられる。燃料ガス出口連通孔38bは、一方の反応ガスである燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。酸化剤ガス入口連通孔34aは、他方の反応ガスである酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。冷却媒体入口連通孔36aは、冷却媒体を供給する。
酸化剤ガス入口連通孔34aは、上下方向に離間して配置された2つの冷却媒体入口連通孔36aの間に配置されている。2つの燃料ガス出口連通孔38bは、上側燃料ガス出口連通孔38b1と、下側燃料ガス出口連通孔38b2とを有する。上側燃料ガス出口連通孔38b1は、上側の冷却媒体入口連通孔36aの上方に配置されている。下側燃料ガス出口連通孔38b2は、下側の冷却媒体入口連通孔36aの下方に配置されている。
発電セル12の矢印B方向の他端縁部には、積層方向に互いに連通して、燃料ガス入口連通孔38a(反応ガス入口連通孔)、2つの冷却媒体出口連通孔36b及び2つの酸化剤ガス出口連通孔34b(反応ガス出口連通孔)が設けられる。燃料ガス入口連通孔38a、2つの冷却媒体出口連通孔36b及び2つの酸化剤ガス出口連通孔34bは、それぞれ、積層体14、インシュレータ18a及びエンドプレート20aを積層方向に貫通している(ターミナルプレート16aを貫通してもよい)。これらの連通孔は上下方向に配列して設けられる。燃料ガス入口連通孔38aは、燃料ガスを供給する。冷却媒体出口連通孔36bは、冷却媒体を排出する。酸化剤ガス出口連通孔34bは、酸化剤ガスを排出する。酸化剤ガス入口連通孔34a、2つの酸化剤ガス出口連通孔34b、燃料ガス入口連通孔38a及び2つの燃料ガス出口連通孔38bの配置は、本実施形態に限定されるものではない。要求される仕様に応じて、適宜設定すればよい。
燃料ガス入口連通孔38aは、上下方向に離間して配置された2つの冷却媒体出口連通孔36bの間に配置されている。2つの酸化剤ガス出口連通孔34bは、上側酸化剤ガス出口連通孔34b1と、下側酸化剤ガス出口連通孔34b2とを有する。上側酸化剤ガス出口連通孔34b1は、上側の冷却媒体出口連通孔36bの上方に配置されている。下側酸化剤ガス出口連通孔34b2は、下側の冷却媒体出口連通孔36bの下方に配置されている。
図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔34a、冷却媒体入口連通孔36a及び燃料ガス出口連通孔38bは、それぞれ、エンドプレート20aに設けられた入口35a、37a、出口39bに連通する。また、酸化剤ガス出口連通孔34b、冷却媒体出口連通孔36b及び燃料ガス入口連通孔38aは、それぞれ、エンドプレート20aに設けられた出口35b、37b、入口39aに連通する。
図2に示すように、樹脂枠部材46の矢印B方向の一端縁部には、酸化剤ガス入口連通孔34a、2つの冷却媒体入口連通孔36a及び2つの燃料ガス出口連通孔38bが設けられる。樹脂枠部材46の矢印B方向の他端縁部には、燃料ガス入口連通孔38a、2つの冷却媒体出口連通孔36b及び2つの酸化剤ガス出口連通孔34bが設けられる。
樹脂枠部材46を用いることなく、電解質膜40を外方に突出させてもよい。また、外方に突出した電解質膜40の両側に枠形状の樹脂製フィルムを設けてもよい。
図3に示すように、第1セパレータ30の樹脂枠付きMEA28に向かう表面30aには、例えば、矢印B方向に延在する酸化剤ガス流路48が設けられる。酸化剤ガス流路48は、酸化剤ガス入口連通孔34a及び2つの酸化剤ガス出口連通孔34bに流体的に連通する。酸化剤ガス流路48は、矢印B方向に延在する複数本の凸部48a間に直線状流路溝(又は波状流路溝)48bを有する。
酸化剤ガス入口連通孔34aは、燃料ガス入口連通孔38aよりも開口面積が大きい。酸化剤ガス入口連通孔34aは、図示のように、例えば六角形状に形成される。酸化剤ガス入口連通孔34aは、六角形状以外の形状(四角形状等)に形成されてもよい。一対の酸化剤ガス出口連通孔34bは、図示のように、例えば三角形状に形成される。酸化剤ガス出口連通孔34bの形状は、各角部が丸く形成された三角形状、あるいは、各角部が直線状に面取りされた三角形状(実質的に六角形状)であってもよい。
酸化剤ガス入口連通孔34aと酸化剤ガス流路48との間には、プレス成形により、樹脂枠付きMEA28に向かって突出した複数個のエンボス部を有する入口バッファ部50aが設けられる。酸化剤ガス出口連通孔34bと酸化剤ガス流路48との間には、プレス成形により、樹脂枠付きMEA28に向かって突出した複数個のエンボス部を有する出口バッファ部50bが設けられる。
第1セパレータ30の表面30aには、シール部材が設けられ、例えば、シール部材として、プレス成形により、複数のメタルビードシール52が樹脂枠付きMEA28に向かって一体に膨出成形される。当該メタルビードシール52に代えて、弾性材料からなる凸状弾性シールが設けられてもよい。複数のメタルビードシール52は、外側ビード部52aと、内側ビード部52bと、複数の連通孔ビード部52cとを有する。外側ビード部52aは、表面30aの外周縁部を周回する。内側ビード部52bは、酸化剤ガス流路48、酸化剤ガス入口連通孔34a及び2つの酸化剤ガス出口連通孔34bの外周を周回し且つこれらを連通させる。
複数の連通孔ビード部52cは、燃料ガス入口連通孔38a、2つの燃料ガス出口連通孔38b、2つの冷却媒体入口連通孔36a及び2つの冷却媒体出口連通孔36bをそれぞれ周回する。なお、外側ビード部52aは、必要に応じて設ければよく、不要にすることもできる。
図4に示すように、第2セパレータ32の樹脂枠付きMEA28に向かう表面32aには、例えば、矢印B方向に延在する燃料ガス流路58が形成される。燃料ガス流路58は、燃料ガス入口連通孔38a及び2つの燃料ガス出口連通孔38bに流体的に連通する。燃料ガス流路58は、矢印B方向に延在する複数本の凸部58a間に直線状流路溝(又は波状流路溝)58bを有する。
燃料ガス入口連通孔38aは、図示のように、例えば六角形状に形成される。燃料ガス入口連通孔38aは、六角形状以外の形状(四角形状等)に形成されてもよい。一対の燃料ガス出口連通孔38bは、図示のように、例えば三角形状に形成される。燃料ガス出口連通孔38bの形状は、各角部が丸く形成された三角形状、あるいは、各角部が直線状に面取りされた三角形状(実質的に六角形状)であってもよい。
燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス流路58との間には、プレス成形により、樹脂枠付きMEA28に向かって突出した複数個のエンボス部を有する入口バッファ部60aが設けられる。燃料ガス出口連通孔38bと燃料ガス流路58との間には、プレス成形により、樹脂枠付きMEA28に向かって突出した複数個のエンボス部を有する出口バッファ部60bが設けられる。
第2セパレータ32の表面32aには、シール部材が設けられ、例えば、シール部材として、プレス成形により、複数のメタルビードシール62が、樹脂枠付きMEA28に向かって膨出成形される。当該メタルビードシール62に代えて、弾性材料からなる凸状弾性シールが設けられてもよい。複数のメタルビードシール62は、外側ビード部62aと、内側ビード部62bと、複数の連通孔ビード部62cとを有する。外側ビード部62aは、表面32aの外周縁部を周回する。内側ビード部62bは、外側ビード部62aよりも内側で、燃料ガス流路58、燃料ガス入口連通孔38a及び2つの燃料ガス出口連通孔38bの外周を周回し且つこれらを連通させる。
複数の連通孔ビード部62cは、酸化剤ガス入口連通孔34a、2つの酸化剤ガス出口連通孔34b、2つの冷却媒体入口連通孔36a及び2つの冷却媒体出口連通孔36bをそれぞれ周回する。なお、外側ビード部62aは、必要に応じて設ければよく、不要にすることもできる。
燃料ガス入口連通孔38aは、第2セパレータ32の互いに対向する辺32s1、32s2(長方形状の第2セパレータ32の2つの短辺)のうち一辺32s1の中央部に設けられている。燃料ガス入口連通孔38aは、一辺32s1に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも燃料ガス流路58寄りに配置されている。すなわち、燃料ガス入口連通孔38aの最も燃料ガス流路58に近い部位38a1は、一辺32s1に沿って複数配置された他のいずれの連通孔の最も燃料ガス流路58に近い部位(例えば、冷却媒体出口連通孔36bの最も燃料ガス流路58に近い部位36b1)よりも燃料ガス流路58側に位置する。従って、燃料ガス入口連通孔38aは、一辺32s1に沿って複数配置された他のいずれの連通孔に対して、距離Aだけ、燃料ガス流路58側に位置する。
また、燃料ガス入口連通孔38aのうち燃料ガス流路58から最も離れた部位38a2は、一辺32s1に沿って複数配置された他の連通孔のうち燃料ガス流路58から最も離れた部位(例えば、冷却媒体出口連通孔36bの最も燃料ガス流路58から離れた部位36b2)よりも、燃料ガス流路58側に位置する。従って、燃料ガス入口連通孔38aのうち燃料ガス流路58から最も離れた部位38a2は、一辺32s1に沿って複数配置された他の連通孔のうち燃料ガス流路58から最も離れた部位(例えば、冷却媒体出口連通孔36bの部位36b2)に対して、距離Bだけ、燃料ガス流路58側に位置する。距離Aと距離Bは、互いに同じでもよく異なっていてもよい。
燃料ガス流路58の流路方向(矢印B方向)において、燃料ガス入口連通孔38aの位置は、部分的に、一辺32s1に沿って複数配置された他の連通孔(一対の酸化剤ガス出口連通孔34b及び一対の冷却媒体出口連通孔36b)の位置と重複している。燃料ガス入口連通孔38aは、一辺32s1に沿って配置された他のいずれの連通孔よりも開口面積が小さい。
第2セパレータ32の表面32aにおいて、燃料ガス入口連通孔38aと、第2セパレータ32の外周端32e(一辺32s1に沿った外周端32e)との間には、第2セパレータ32の識別マーク68が設けられている。識別マーク68は、一対の冷却媒体出口連通孔36bの間に配置されている。識別マーク68は、図2に示した樹脂枠付きMEA28(より具体的には、樹脂枠部材46)に対向する位置に配置されている。識別マーク68は、外側ビード部62aと内側ビード部62bとの間に配置されている。
識別マーク68の形態としては、例えば、マトリックス型二次元コード、バーコード(一次元コード)等が挙げられる。識別マーク68の形成方法としては、例えば、レーザ刻印、ラベル貼り付け、印刷(インクジェット等)が挙げられる。識別マーク68により特定される情報としては、例えば、ロットナンバー、製造日、セパレータ種別及び製造条件(付加情報)が挙げられる。
一対の燃料ガス出口連通孔38bは、第2セパレータ32の互いに対向する辺32s1、32s2のうち他辺32s2において、燃料ガス入口連通孔38aの対向位置の両側に設けられている。
なお、識別マーク68は、図3に示した第1セパレータ30の表面30aにおいて、酸化剤ガス入口連通孔34aと、第1セパレータ30の外周端30eとの間に設けられてもよい。この場合、識別マーク68を配置するスペースを確保するために、酸化剤ガス入口連通孔34aは、第1セパレータ30の長手方向の一端部側の辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも酸化剤ガス流路48寄りに配置される。図3において仮想線で示すように、識別マーク68は、第1セパレータ30の表面30aにおいて、燃料ガス入口連通孔38aと第1セパレータ30の外周端30eとの間に設けられてもよい。
図2において、溶接又はロウ付けにより互いに接合される第1セパレータ30の面30bと第2セパレータ32の面32bとの間には、冷却媒体入口連通孔36aと冷却媒体出口連通孔36bとに流体的に連通する冷却媒体流路66が形成される。冷却媒体流路66は、酸化剤ガス流路48が形成された第1セパレータ30の裏面形状と、燃料ガス流路58が形成された第2セパレータ32の裏面形状とが重なり合って形成される。
図2〜図4に示すように、一対の冷却媒体入口連通孔36a及び一対の冷却媒体出口連通孔36bは、例えば三角形状に形成される。一対の冷却媒体入口連通孔36a及び一対の冷却媒体入口連通孔36aの各々は、三角形状の頂点が酸化剤ガス流路48側及び燃料ガス流路58側を向くように形成されている。一対の冷却媒体入口連通孔36a及び一対の冷却媒体出口連通孔36bの形状は、各角部が丸く形成された三角形状、あるいは、各角部が直線状に面取りされた三角形状(実質的に六角形状)であってもよい。本実施形態と異なり、一対の冷却媒体入口連通孔36aが燃料ガス入口連通孔38aの両側に設けられ、一対の冷却媒体出口連通孔36bが酸化剤ガス入口連通孔34aの両側に設けられてもよい。
図2に示すように、燃料電池スタック10には、燃料電池スタック10の運転時(発電時)に燃料電池スタック10内のカソード側で生じた生成水を排出するための第1ドレン72が設けられている。樹脂枠部材46、第1セパレータ30及び第2セパレータ32において、第1ドレン72は、積層方向(矢印A方向)に貫通形成されている。第1ドレン72は、燃料電池スタック10のエンドプレート20b側の端部(例えば、インシュレータ18b)に設けられた図示しない第1連結流路を介して、酸化剤ガス出口連通孔34bに連通している。第1ドレン72は、下側酸化剤ガス出口連通孔34b2の底部よりも下方に配置されている。
第1セパレータ30及び第2セパレータ32において、第1ドレン72の外周には、生成水の漏れを防止するためのビードシール72aが設けられている。ビードシール72aは、第1セパレータ30及び第2セパレータ32の厚さ方向にそれぞれ隣接する樹脂枠付きMEA28側に向かって突出し且つ第1ドレン72を囲むリング状に形成されている。
燃料電池スタック10には、燃料電池スタック10の運転時(発電時)に燃料電池スタック10内のアノード側で生じた生成水を排出するための第2ドレン82が設けられている。樹脂枠部材46、第1セパレータ30及び第2セパレータ32において、第2ドレン82は、積層方向(矢印A方向)に貫通形成されている。第2ドレン82は、燃料電池スタック10のエンドプレート20b側の端部(例えば、インシュレータ18b)に設けられた図示しない第2連結流路を介して、燃料ガス出口連通孔38bに連通している。第2ドレン82は、下側燃料ガス出口連通孔38b2の底部よりも下方に配置されている。
第1セパレータ30及び第2セパレータ32において、第2ドレン82の外周には、生成水の漏れを防止するためのビードシール82aが設けられている。ビードシール82aは、第1セパレータ30及び第2セパレータ32の厚さ方向にそれぞれ隣接する樹脂枠付きMEA28側に向かって突出し且つ第2ドレン82を囲むリング状に形成されている。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
まず、図1に示すように、酸素含有ガス等の酸化剤ガス、例えば、空気は、エンドプレート20aの酸化剤ガス入口連通孔34a(入口35a)に供給される。水素含有ガス等の燃料ガスは、エンドプレート20aの燃料ガス入口連通孔38a(入口39a)に供給される。純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体は、エンドプレート20aの冷却媒体入口連通孔36a(入口37a)に供給される。
酸化剤ガスは、図3に示すように、酸化剤ガス入口連通孔34aから第1セパレータ30の酸化剤ガス流路48に導入される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのカソード電極44に供給される。
一方、燃料ガスは、図4に示すように、燃料ガス入口連通孔38aから第2セパレータ32の燃料ガス流路58に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路58に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのアノード電極42に供給される。
従って、各MEA28aでは、カソード電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード電極42に供給される燃料ガスとが、第2電極触媒層及び第1電極触媒層内で電気化学反応により消費されて、発電が行われる。
次いで、図2に示すように、カソード電極44に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔34bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極42に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔36aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ30と第2セパレータ32との間に形成された冷却媒体流路66に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、MEA28aを冷却した後、冷却媒体出口連通孔36bから排出される。
この場合、本実施形態に係るセパレータ32、接合セパレータ33及び発電セル12は、以下の効果を奏する。
発電セル12を構成するセパレータ32(接合セパレータ33)の一辺32s1に設けられた反応ガス入口連通孔(燃料ガス入口連通孔38a)は、当該一辺32s1に沿って配置された他のいずれの連通孔(一対の酸化剤ガス出口連通孔34b、一対の冷却媒体出口連通孔36b)よりも反応ガス流路(燃料ガス流路58)寄りに配置されている。そして、反応ガス入口連通孔と、セパレータ32(接合セパレータ33)の外周端32eとの間に、セパレータ32(接合セパレータ33)の識別マーク68が設けられている。このため、識別マーク68の設置スペースをセパレータ面内に容易に確保することができる。これにより、所望の情報量を有する識別マーク68をセパレータ面内に容易に配置することが可能となる。なお、反応ガス入口連通孔は、酸化剤ガス入口連通孔34aであってもよい。
反応ガス入口連通孔(燃料ガス入口連通孔38a)は、セパレータ32の一辺32s1に沿って配置された他のいずれの連通孔よりも開口面積が小さい。このように開口面積が他の連通孔よりも小さい反応ガス入口連通孔(燃料ガス入口連通孔38a)と、セパレータ32の外周端32eとの間に識別マーク68の設置スペースが設けられているため、識別マーク68の十分な設置スペースを確保することができる。
本実施形態では、2枚の金属セパレータ間に電解質膜・電極構造体を挟持したセルユニットを構成し、各セルユニット間に冷却媒体流路を形成する、所謂、各セル冷却構造を採用している。これに対して、例えば、3枚以上の金属セパレータと2枚以上の電解質膜・電極構造体を備え、金属セパレータと電解質膜・電極構造体とを交互に積層したセルユニットを構成してもよい。その際、各セルユニット間には、冷却媒体流路が形成される、所謂、間引き冷却構造が構成される。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
12…発電セル 30…第1セパレータ
32…第2セパレータ 33…接合セパレータ
34a…酸化剤ガス入口連通孔 38a…燃料ガス入口連通孔
48…酸化剤ガス流路 58…燃料ガス流路
68…識別マーク

Claims (7)

  1. セパレータ面方向に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、互いに対向する辺に沿って前記反応ガス流路の両側にセパレータ厚さ方向に貫通形成された複数個の連通孔とを有する矩形形状の燃料電池用セパレータであって、
    前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち一辺の中央部には、反応ガス入口連通孔が設けられ、
    前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち他辺には、前記反応ガス入口連通孔の対向位置の両側に、一対の反応ガス出口連通孔が設けられ、
    前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも前記反応ガス流路寄りに配置され、
    前記反応ガス入口連通孔と、前記燃料電池用セパレータの外周端との間には、前記燃料電池用セパレータの識別マークが設けられている、燃料電池用セパレータ。
  2. 請求項1記載の燃料電池用セパレータにおいて、
    前記反応ガス入口連通孔は、燃料ガス入口連通孔であり、
    前記一対の反応ガス出口連通孔は、一対の燃料ガス出口連通孔である、燃料電池用セパレータ。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池用セパレータにおいて、
    前記反応ガス入口連通孔の前記一辺に沿う両側には、一対の冷却媒体連通孔が配置され、
    前記一対の冷却媒体連通孔の前記一辺に沿う両側には、一対の他の反応ガス出口連通孔が配置されている、燃料電池用セパレータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池用セパレータにおいて、
    前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って配置された他のいずれの連通孔よりも開口面積が小さい、燃料電池用セパレータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池用セパレータにおいて、
    前記他辺には、前記一辺に設けられた前記反応ガス入口連通孔よりも開口面積が大きい他の反応ガス入口連通孔が設けられている、燃料電池用セパレータ。
  6. 一方面に設けられセパレータ面方向に沿って第1反応ガスを流す第1反応ガス流路と、他方面に設けられセパレータ面方向に沿って第2反応ガスを流す第2反応ガス流路とを有し、互いに対向する辺に沿って前記第1及び第2反応ガス流路の両側にセパレータ厚さ方向に貫通形成された複数個の連通孔とを有する矩形形状の燃料電池用接合セパレータであって、
    前記第1反応ガス流路が形成された第1セパレータと、前記第2反応ガス流路が形成された第2セパレータとが互いに接合されることにより、前記燃料電池用接合セパレータが構成され、
    前記燃料電池用接合セパレータの前記互いに対向する辺のうち一辺の中央部には、反応ガス入口連通孔が設けられ、
    前記燃料電池用接合セパレータの前記互いに対向する辺のうち他辺には、前記反応ガス入口連通孔の対向位置の両側に、一対の反応ガス出口連通孔が設けられ、
    前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも前記第1又は第2反応ガス流路寄りに配置され、
    前記反応ガス入口連通孔と、前記燃料電池用接合セパレータの外周端との間には、前記燃料電池用接合セパレータの識別マークが設けられている、燃料電池用接合セパレータ。
  7. 一対の矩形形状の燃料電池用セパレータと、前記一対の燃料電池用セパレータの間に挟持された電解質膜・電極構造体とを備えた発電セルであって、
    前記燃料電池用セパレータは、セパレータ面方向に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、互いに対向する辺に沿って前記反応ガス流路の両側にセパレータ厚さ方向に貫通形成された複数個の連通孔とを有する矩形形状であり、
    前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち一辺の中央部には、反応ガス入口連通孔が設けられ、
    前記燃料電池用セパレータの前記互いに対向する辺のうち他辺には、前記反応ガス入口連通孔の対向位置の両側に、一対の反応ガス出口連通孔が設けられ、
    前記反応ガス入口連通孔は、前記一辺に沿って複数配置された他のいずれの連通孔よりも前記反応ガス流路寄りに配置され、
    前記反応ガス入口連通孔と、前記燃料電池用セパレータの外周端との間には、前記燃料電池用セパレータの識別マークが設けられている、発電セル。
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