JP2004179124A - 燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の機能に影響を与えることなくセパレータに関する固有情報を容易に知ることができる。
【解決手段】燃料電池は、単セル20を複数積層して構成されている。単セル20は第1セパレータ30、第1ガスケット40、MEA50,第2ガスケット60、第2セパレータ70がこの順で積層されたものである。第1セパレータ30の上面のうちガス通過孔30aとガス通過孔30cとの間、つまり燃料電池の機能に影響なく視認性のよい箇所にはこの第1セパレータ固有の情報に対応付けられた識別符号35が凸状に形成されている。また、第2セパレータ70の下面のうちガス通過孔70aとガス通過孔70cとの間、つまり燃料電池の機能に影響なく視認性のよい箇所にはこの第2セパレータ固有の情報に対応付けられた識別符号75が凸状に形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池を構成する燃料電池用セパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料電池としては、単セルを複数積層してなる積層体の両積層端にエンドプレートを配置し、この両積層端のエンドプレートを締め具にて積層方向に締め付けたものが知られている。この種の燃料電池では、複数の単セルが直列接続されることにより所望の出力電圧が確保される。
【0003】
ところで、この種の燃料電池において、単セルは、固体電解質膜をアノード電極とカソード電極とで挟み込んだ膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly、以下MEAという)の両面をセパレータで挟み込んで構成されている。ここで使用されるセパレータは、例えば特許文献1に開示されているように、燃料電池での電気化学反応に供される燃料ガスを流通させるための燃料ガス通路が形成されたものや、同電気化学反応に供される酸化ガスを流通させるための酸化ガス通路が形成されたものなどのように複数の種類が存在することがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平2002−50392号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料電池の組付を行う際に、燃料ガス通路の形成されたセパレータと酸化ガス通路の形成されたセパレータとを容易に識別することができず、燃料電池の組付に手間取ることがあった。また、セパレータに関する種類以外の情報についても容易に識別することができれば、例えば出力特性の良否の原因究明などに役立つことがあるため有用である。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、燃料電池の機能に影響を与えることなくセパレータに関する固有情報を容易に知ることができる燃料電池用セパレータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
本発明の燃料電池用セパレータは、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0008】
本発明は、燃料電池を構成する燃料電池用セパレータであって、
セパレータ表面のうち前記燃料電池の機能に影響なく視認性のよい箇所に設けられ、燃料電池用セパレータに関する固有情報に対応付けられた固有情報表示部を備えたものである。
【0009】
この燃料電池用セパレータでは、セパレータ表面のうち燃料電池の機能に影響なく視認性のよい箇所に固有情報表示部が設けられている。したがって、この固有情報表示部によりセパレータに関する固有情報を容易に知ることができるし、この固有情報表示部により燃料電池の機能が損なわれるおそれもない。なお、人が固有情報表示部を視認してその固有情報表示部に対応づけられた固有情報を取得してもよいし、ツールが固有情報表示部を読み取ってその固有情報表示部に対応づけられた固有情報を取得してもよい。
【0010】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、前記セパレータ表面のうち反応ガスマニホルド又は冷却水マニホルドの気密性又は液密性に影響のない箇所に設けられていてもよい。こうすれば、固有情報表示部によって反応ガスマニホルドから反応ガスが漏れ出したり冷却水マニホルドから冷却水が漏れ出したりすることがない。なお、反応ガスとは、燃料電池の電気化学反応に供されるガスをいい、具体的には水素を含む燃料ガスや酸素を含む酸化ガスをいう。
【0011】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、前記セパレータ表面のうち冷却水通路をなす凹部(底面部分)又は凸部(堤防部分)に設けられていてもよいし、前記セパレータ表面のうち反応ガス通路をなす凹部(底面部分)又は凸部(堤防部分)に設けられていてもよい。また、固有情報表示部は、浮き出し文字等のように凸状に形成したものでもよいし、刻印文字等のように凹状に形成したものでもよいが、凹状に形成した方が燃料電池の機能を損ねるおそれが小さいため好ましい。
【0012】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、光学的、磁気的、電気的若しくは機械的に読み取り可能なコードであるか又は人が読み取り可能なコードであってもよい。ここで、光学的に読み取り可能なコードとしては、例えばバーコードのほかコードパターンを形成する凹凸などが挙げられ、磁気的に読み取り可能なコードとしては、例えば磁気テープに記録されたコードなどが挙げられ、電気的に読み取り可能なコードとしては、例えばICチップなどに記録されたコードなどが挙げられ、機械的に読み取り可能なコードとしては、例えばコードパターンを形成する凹凸などが挙げられ、人が読み取り可能なコードとしては文字、図形、記号、色彩などが挙げられる。
【0013】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータの種類が複数存在するときの該セパレータの種類に関する情報に対応付けられていてもよい。こうすれば、燃料電池の組付を行う際に誤った種類のセパレータを使用してしまうおそれが少ない。
【0014】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータを成形したときの製造装置、製造方法又は製造日時に関する情報に対応付けられていてもよい。こうすれば、例えば燃料電池の組付を行う際にできるだけ同じ製造装置で製造したセパレータを集めて組付を行ったり、できるだけ同じ製造方法で製造したセパレータを集めて組付を行ったり、できるだけ同じ製造日時に製造したセパレータを集めて組付を行ったりすることができる。
【0015】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータの設計に関する情報に対応付けられていてもよい。こうすれば、例えばセパレータに設計変更がなされた場合、設計変更前のセパレータなのか設計変更後のセパレータなのかを容易に識別でき、燃料電池の組付を行う際にできるだけ同じ設計のセパレータを集めて組付を行うことができる。
【0016】
本発明の燃料電池用セパレータにおいて、前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータのサプライヤに関する情報に対応付けられていてもよい。こうすれば、例えば燃料電池の組付を行う際にできるだけ同じサプライヤから供給されたセパレータを集めて組付を行うことができる。あるいは、燃料電池の性能とセパレータのサプライヤとの関係を知ることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明を一層明らかにするために、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。図1は本実施形態の燃料電池10の斜視図、図2は単セル20の分解斜視図、図3は第1セパレータ30の説明図、図4は第2セパレータ70の説明図である。
【0018】
燃料電池10は、単セル20を複数積層したものであり、燃料電池スタックと称されることもある。この燃料電池10では、図示しない燃料ガス供給源から燃料ガスが燃料ガス供給マニホルドM1に供給され、各単セル20内を通過した燃料ガスが燃料ガス排出マニホルドM2から外部へ排出される。また、図示しない酸化ガス供給源から酸化ガスが酸化ガス供給マニホルドM3に供給され、各単セル20内を通過した酸化ガスが酸化ガス排出マニホルドM4から外部へ排出される。更に、図示しない冷却水循環ポンプにより冷却水タンクから冷却水が冷却水供給マニホルドM5に供給され、各単セル20内を通過した冷却水が冷却水排出マニホルドM6から排出され、排熱が回収されたあと再び冷却水循環ポンプにより冷却水供給マニホルドM5に供給される。ここで、燃料ガスは水素リッチなガスであり、酸化ガスはエア(酸素を含む)である。このようにして燃料電池10に供給された酸化ガス中の酸素と燃料ガス中の水素とが各単セル10を通過する際に電気化学反応を起こすことにより発電する。
【0019】
この燃料電池10は、単セル20を複数積層したあと、図1に示すようにその両端に集電板11,12、絶縁板13,14、エンドプレート15,16を順次配置して完成される。集電板11,12は緻密質カーボンや銅板などガス不透過な導電性部材によって形成され、絶縁板13,14はゴムや樹脂等の絶縁性部材によって形成され、エンドプレート15,16は剛性を備えた鋼等の金属によって形成されている。また、集電板11,12にはそれぞれ出力端子17,18が設けられており、このうちの一方が正極、他方が負極である。また、エンドプレート15,16は、図示しない加圧装置によって燃料電池10を積層方向に加圧して保持している。エンドプレート16には貫通孔が設けられていないが、エンドプレート15には6つの貫通孔が設けられそれぞれマニホルドM1〜M6に通じる開口部となっている。
【0020】
単セル20は、図2に示すように、第1セパレータ30、第1ガスケット40、MEA50,第2ガスケット60、第2セパレータ70がこの順で積層されたものである。
【0021】
MEA50は、固体電解質膜51をアノード52とカソード53とで挟みこんだ膜電極接合体である。ここで、固体電解質膜51は、固体高分子材料、例えばフッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜(例えばデュポン社製のナフィオン膜)であり、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す。固体電解質膜51の両面には、白金または白金と他の金属から成る合金を塗布することにより触媒電極が形成され、更にその外側には、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスにより形成されたガス拡散電極が配置されている。そして、一方の面の触媒電極とガス拡散電極とがアノード52、他方の面の触媒電極とガス拡散電極とがカソード53を構成する。固体電解質膜51の四隅にはそれぞれガス通過孔50a〜50dが貫通するように設けられ、ガス通過孔50bとガス通過孔50cとの間及びガス通過孔50aとガス通過孔50dとの間にはそれぞれ冷却水通過孔50e,50fが設けられている。また、固体電解質膜51には第1ガスケット40の切欠45と一致する切欠55が設けられている。
【0022】
第1セパレータ30は、ガス不透過の導電性部材、例えば、カーボンを圧縮してガス不透過とした成形カーボンにより形成されている。この第1セパレータ30の上面即ちMEA50のアノード52と対向する面(図3(a)参照)には第1凹部31が設けられ、この第1凹部31には燃料ガスが通過する燃料ガス通路33が形成されている。この燃料ガス通路33は底面部分33aと堤防部分33bとから成っている。なお、第1セパレータ30の下面(図3(b)参照)は平坦のままである。また、第1セパレータ30の四隅にはそれぞれガス通過孔30a〜30dが貫通するように設けられ、このうちガス通過孔30a,30bは第1凹部31の内側に設けられ、ガス通過孔30c,30dは第1凹部31の外側に設けられている。また、ガス通過孔30bとガス通過孔30cとの間及びガス通過孔30aとガス通過孔30dとの間にはそれぞれ冷却水通過孔30e,30fが第1凹部31の外側に設けられている。更に、第1セパレータ30の上面のうちガス通過孔30aとガス通過孔30cとの間にはこのセパレータ固有の情報に対応付けられた識別符号35が形成されている。この識別符号35は本発明の固有情報表示部に相当するものであり、浮き出し文字等により凸状に形成されている。
【0023】
第1ガスケット40は、MEA50のアノード52と第1セパレータ30との間に配置され、第1凹部31の外郭と一致する大穴41と、ガス通過孔30cと一致するガス通過孔40cと、ガス通過孔30dと一致するガス通過孔40dと、冷却水通過孔30e,30fにそれぞれ一致する冷却水通過孔40e,40fとを有している。この第1ガスケット40のうち識別符号35と対向する部分には切欠45が設けられている。
【0024】
第2ガスケット60は、MEA50のカソード53と第2セパレータ70との間に配置され、第2セパレータ70の第1凹部71の外郭と一致する大穴61と、ガス通過孔30aと一致するガス通過孔60aと、ガス通過孔30bと一致するガス通過孔60bと、冷却水通過孔30e,30fにそれぞれ一致する冷却水通過孔60e,60fとを有している。この第2ガスケット60のうち識別符号35と対向する部分には切欠65が設けられている。
【0025】
第2セパレータ70は、第1セパレータ30と同様、ガス不透過の導電性部材により形成されている。この第2セパレータ70の下面即ちMEA50のカソード53と対向する面(図4(b)参照)には第1凹部71が設けられ、この第1凹部71には酸化ガスが通過する酸化ガス通路73が形成されている。この酸化ガス通路73は底面部分73aと堤防部分73bとから成っている。また、第2セパレータ70の上面(図4(a)参照)にはジグザグ形状の冷却水通路77が設けられている。この冷却水通路77は底面部分77aと堤防部分77bとから成っている。また、第2セパレータ70の四隅にはそれぞれガス通過孔70a〜70dが貫通するように設けられ、このうちガス通過孔70c,70dは第1凹部71の内側に設けられ、ガス通過孔70c,70dは第1凹部71の外側に設けられている。また、ガス通過孔70bとガス通過孔70cとの間であって冷却水通路77の一端には冷却水通過孔70eが設けられ、ガス通過孔70aとガス通過孔70dとの間であって冷却水通路77の他端には冷却水通過孔70fが設けられている。なお、冷却水通過孔70e,70fはいずれも第1凹部71の外側に設けられている。更に、第2セパレータ70の下面のうちガス通過孔70aとガス通過孔70bとの間にはこのセパレータ固有の情報に対応付けられた識別符号75が形成されている。この識別符号75も本発明の固有情報表示部に相当するものであり、浮き出し文字等により凸状に形成されている。なお、図示しないが、この第2セパレータ70の上面には、この第2セパレータ70と同じ面積を持ち各孔70a〜70fに対向する位置に孔が穿設されたガスケットが配置されている。
【0026】
燃料ガス供給マニホルドM1は、第1セパレータ30のガス通過孔30aと、第1ガスケット40の大穴41と、MEA50のガス通過孔50aと、第2ガスケット60のガス通過孔60aと、第2セパレータ70のガス通過孔70aとが燃料電池10の積層方向に連なって形成された円筒状の空洞であり、燃料ガス排出マニホルドM2は、第1セパレータ30のガス通過孔30bと、第1ガスケット40の大穴41と、MEA50のガス通過孔50bと、第2ガスケット60のガス通過孔60bと、第2セパレータ70のガス通過孔70bとが燃料電池10の積層方向に連なって形成された円筒状の空洞である。燃料ガス供給マニホルドM1から供給された燃料ガスは、単セル20内の燃料ガス通路33を通って燃料ガス排出マニホルドM2から排出される。また、第1及び第2ガスケット40,60が介在しているため、気密性が保持されており、燃料ガスがこれ以外の箇所に漏れ出すことはない。
【0027】
酸化ガス供給マニホルドM3は、第1セパレータ30のガス通過孔30cと、第1ガスケット40のガス通過孔40cと、MEA50のガス通過孔50cと、第2ガスケット60の大穴61と、第2セパレータ70のガス通過孔70cとが燃料電池10の積層方向に連なって形成された円筒状の空洞であり、酸化ガス排出マニホルドM4は、第1セパレータ30のガス通過孔30dと、第1ガスケット40のガス通過孔40dと、MEA50のガス通過孔50dと、第2ガスケット60の大穴61と、第2セパレータ70のガス通過孔70dとが燃料電池10の積層方向に連なって形成された円筒状の空洞である。酸化ガス供給マニホルドM3から供給された酸化ガスは、単セル20内の酸化ガス通路73を通って酸化ガス排出マニホルドM4から排出される。また、第1及び第2ガスケット40,60が介在しているため、気密性が保持されており、酸化ガスがこれ以外の箇所に漏れ出すことはない。
【0028】
冷却水供給マニホルドM5は、第1セパレータ30の冷却水通過孔30eと、第1ガスケット40の冷却水通過孔40eと、MEA50の冷却水通過孔50eと、第2ガスケット60の冷却水通過孔60eと、第2セパレータ70の冷却水通過孔70eとが燃料電池10の積層方向に連なって形成された円筒状の空洞であり、冷却水排出マニホルドM6は、第1セパレータ30の冷却水通過孔30fと、第1ガスケット40の冷却水通過孔40fと、MEA50の冷却水通過孔50fと、第2ガスケット60の冷却水通過孔60fと、第2セパレータ70の冷却水通過孔70fとが燃料電池10の積層方向に連なって形成された円筒状の空洞である。冷却水供給マニホルドM5から供給された冷却水は、単セル20内の冷却水通路77を通って冷却水排出マニホルドM6から排出される。また、第1及び第2ガスケット40,60が介在しているため、液密性が保持されており、冷却水がこれ以外の箇所に漏れ出すことはない。
【0029】
第1セパレータ30の識別符号35や第2セパレータ70の識別符号75は、それぞれ第1セパレータ30に関する固有情報や第2セパレータ70に関する固有情報に対応付けられている。この識別符号35,75は各セパレータ30,70の表面に凸状に形成されているが、第1ガスケット40,固体電解質膜51及び第2ガスケット60には識別符号35,75と対向する位置にそれぞれ切欠45,55,65が設けられているため、識別符号35,75によって単セル20を構成する部材30〜70の間に隙間ができることがなく、気密性や液密性を損ねることがないし、視認性もよい。また、識別符号35,75は、人が読み取ることが可能なコードであり、具体的には文字、数字、記号、図形の少なくとも1種からなるコードであって色分けされていてもよい。識別符号35,75を読み取った人は予め作成済みの下記表1の対応テーブルに照らすことにより、セパレータの種類、製造装置、製造方法、製造年月日、製造ロット、設計といった種々の情報を得ることができる。なお、下記表1において、設計情報のバージョンはセパレータ種類に応じて決められており、例えば第1セパレータのバージョン1は第1セパレータの所定の設計の改良前のものであることを意味し、第2セパレータのバージョン2は第2セパレータの所定の設計の改良後のものであることを意味する。また、装置A,Bはセパレータの製造装置名を表し、方法a,bはセパレータの製造方法を表す。
【0030】
【表1】
Figure 2004179124
【0031】
以上詳述した本実施形態の第1及び第2セパレータ30,70によれば、セパレータ表面のうち燃料電池10の機能に影響なく視認性のよい箇所に設けられた識別符号35,75により、各セパレータ30,70に関する固有情報を容易に知ることができる。また、識別符号35,75は、セパレータ表面に凸状に形成されているものの切欠45,55,65の存在により各マニホルドM1〜M6の気密性又は液密性に影響のないように設けられているため、反応ガス(燃料ガス及び酸化ガス)や冷却水が漏れ出すおそれがなく、燃料電池10の機能が損なわれるおそれがない。更に、識別符号35,75によりセパレータの種類が第1セパレータなのか第2セパレータかを識別できるため、単セル20の組付を行う際に誤った種類のセパレータを使用してしまうおそれが少ない。更にまた、識別符号35,75によりセパレータを成形したときの設計、製造装置、製造方法、製造ロット及び製造年月日がわかるため、単セル20の組付を行う際にできるだけ同じ設計、製造装置、製造方法、製造ロット、製造年月日のセパレータを集めて組付を行うことができる。また、燃料電池10の運転終了後に電池性能が変化した場合、その燃料電池10に用いられた単セル20を構成するセパレータの設計、製造装置、製造方法、製造ロット、製造年月日がわかるため、原因究明の一助になる。
【0032】
なお、本発明は上述した実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【0033】
例えば、上述した実施形態では、識別符号35,75を凸状に形成したが、刻印等により凹状に形成してもよく、この場合には単セル20を構成する各部材30〜70を重ね合わせたとしても識別符号35,75の存在により浮き上がって隙間が生じることがないため、特に両ガスケット40,60及び固体電解質膜51に切欠45,55,65を設けなくてもよい。あるいは、識別符号35,75を印字したシールを貼り付けてもよい。
【0034】
また、上述した実施形態では、識別符号35を第1セパレータ30の表面であって第1凹部31の外側に設けたが、第1凹部31の内側であって燃料ガス通路33の底面部分33a又は堤防部分33b(図3(a)参照)に設けてもよい。底面部分33aに設ける場合には、凸状に形成してもよいし凹状に形成してもよいが、凸状を採用する際には通過ガスの大きな抵抗にならないような形状にすることが好ましい。また、堤防部分33bに設ける場合には、凸状に形成してもよいし凹状に形成してもよいが、凸状を採用する際には単セル20を構成する各部材30〜70を重ね合わせたときに隙間が生じるおそれがあるため、凹状を採用することが好ましい。あるいは、識別符号35を第1セパレータ30の下面(図3(b)参照)に凸状又は凹状に形成してもよい。識別符号75についても、同様にして、第2セパレータ70の酸化ガス通路73の底面部分73a又は堤防部分73b(図4(a)参照)に設けてもよいし、あるいは、第2セパレータ70の冷却水通路77の底面部分77a又は堤防部分77bに設けてもよい。なお、単セル20を構成する各部材30〜70を接着する場合には、燃料電池10の組付後に接着を剥がすことは困難であるため、識別符号35を第1セパレータ30の下面に設け、識別符号75を第2セパレータ70の上面に設けることにより単セル20の外側から識別符号35,75を認識できるようにするのが好ましい。
【0035】
更に、上述した実施形態では識別符号35,75として人が読み取り可能なコードを採用したが、光学的、磁気的、電気的若しくは機械的に読み取り可能なコードを採用してもよい。光学的に読み取り可能なコードとしては、例えばバーコードのほかコードパターンを形成する凹凸などが挙げられ、磁気的に読み取り可能なコードとしては、例えば磁気テープに記録されたコードなどが挙げられ、電気的に読み取り可能なコードとしては、例えばICチップなどに記録されたコードなどが挙げられ、機械的に読み取り可能なコードとしては、例えばコードパターンを形成する凹凸などが挙げられる。例えば、識別符号35,75としてバーコードを採用した場合には、予めバーコードのコード番号とセパレータに関する固有情報とを対応づけた形式のデータベースをコンピュータの記憶手段(例えばハードディスク)に保存しておき、コンピュータに接続されたバーコードリーダがバーコードを光学的に読み取ると、コンピュータがそのバーコードのコード番号に対応づけられている固有情報をデータベースから抽出してディスプレイに表示するようにしてもよい。
【0036】
更にまた、上述した実施形態では識別符号35,75にセパレータ種類等の情報を対応付けたが、識別符号35に第1セパレータ30を含む単セル20の初期の出力特性や充放電特性を対応付けてもよいし、この第1セパレータ30を含む単セル20のMEA50を構成する固体電解質膜51、アノード52及びカソード53の材質、製造条件、製品名、製造メーカ名(サプライヤ)、製造年月日などを対応付けてもよい。あるいは、いつどのような修理を受けた等のメンテナンス情報を対応付けてもよい。あるいは、識別符号35,75としてセパレータに関する情報を表した文章を採用してもよく、この場合には対応表が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の燃料電池10の斜視図である。
【図2】単セル20の分解斜視図である。
【図3】第1セパレータ30の説明図であり、(a)は上面図、(b)は下面図である。
【図4】第2セパレータ70の説明図であり、(a)は上面図、(b)は下面図である。
【符号の説明】
10 燃料電池、11,12 集電板、13,14 絶縁板、15,16 エンドプレート、17,18 出力端子、20 単セル、30 第1セパレータ、30a〜30d ガス通過孔、30e,30f 冷却水通過孔、31 第1凹部、33 燃料ガス通路、33a 底面部分、33b 堤防部分、35 識別符号、40 第1ガスケット、40c,40d ガス通過孔、40e,40f 冷却水通過孔、41 大穴、45 切欠、50 MEA、50a〜50d ガス通過孔、50e,50f 冷却水通過孔、51 固体電解質膜、52 アノード、53カソード、55 切欠、60 第2ガスケット、60a,60b ガス通過孔、60e,60f 冷却水通過孔、61 大穴、65 切欠、70 第2セパレータ、70a〜70d ガス通過孔、70e,70f 冷却水通過孔、71 第1凹部、73 酸化ガス通路、73a 底面部分、73b 堤防部分、75 識別符号、77 冷却水通路、77a 底面部分、77b 堤防部分、M1 燃料ガス供給マニホルド、M2 燃料ガス排出マニホルド、M3 酸化ガス供給マニホルド、M4 酸化ガス排出マニホルド、M5 冷却水供給マニホルド、M6 冷却水排出マニホルド。

Claims (9)

  1. 燃料電池を構成する燃料電池用セパレータであって、
    セパレータ表面のうち前記燃料電池の機能に影響なく視認性のよい箇所に設けられ、燃料電池用セパレータに関する固有情報に対応付けられた固有情報表示部
    を備えた燃料電池用セパレータ。
  2. 前記固有情報表示部は、反応ガスマニホルド又は冷却水マニホルドの気密性又は液密性に影響のない箇所に設けられている
    請求項1記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 前記固有情報表示部は、前記セパレータ表面のうち冷却水通路をなす凹部又は凸部に設けられている
    請求項1又は2に記載の燃料電池用セパレータ。
  4. 前記固有情報表示部は、前記セパレータ表面のうち反応ガス通路をなす凹部又は凸部に設けられている
    請求項1又は2に記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 前記固有情報表示部は、光学的、磁気的、電気的若しくは機械的に読み取り可能なコードであるか又は人が読み取り可能なコードである
    請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  6. 前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータの種類が複数存在するときの該セパレータの種類に関する情報に対応付けられている
    請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  7. 前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータを成形したときの製造装置、製造方法、製造ロット又は製造日時に関する情報に対応付けられている
    請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  8. 前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータの設計に関する情報に対応付けられている
    請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  9. 前記固有情報表示部は、燃料電池用セパレータのサプライヤに関する情報に対応付けられている
    請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
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