JP2019158456A - 正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転周波数が変化したとしても正弦波フィルタのコンデンサの容量又はその低下状態を常時正確に判定できるようにした正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置を提供する。【解決手段】一実施形態は、PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し前記変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、前記コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、前記コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、前記ローパスフィルタ回路により処理された前記コンデンサの電流成分と、前記変換機から取得した出力周波数情報及び出力電圧情報と、の間の所定の関係に基づいて、前記コンデンサの容量を推定する容量推定手段と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置に関する。
例えば、インバータ装置は、交流電源を整流、平滑化して直流電圧を生成し、当該直流電圧をインバータ主回路に供給してインバータ主回路を駆動することで負荷を駆動する。このとき、出力電流のリップル低減のため、インバータ主回路と負荷との間に正弦波フィルタを接続することがある。この正弦波フィルタは、例えばインダクタ及びコンデンサを組み合わせたLCフィルタにより構成され、コンデンサは、使用環境等の影響により劣化し容量値が低下する。
コンデンサの容量値が低下してしまうと、正弦波フィルタとしての性能を保持できず、しかも、インバータ装置のPWMスイッチング周波数と正弦波フィルタの共振周波数とが接近することもあるため、共振電流が流れてしまう虞がある。このため、異常発熱の虞があることから、安全性能上、回避しなければならない。
インバータ装置の運転中には、コンデンサの容量値を外部から容易に確認できないため工夫を要する。そこで特許文献1は、正弦波フィルタとなる交流フィルタを設けている。この特許文献1によれば、交流フィルタの3相コンデンサへの3本の接続線を貫通させた零相変流器と、3本の接続線のうちのいずれか1本を流れる電流を検出する相電流検出器と、零相変流器および相電流検出器の出力側にそれぞれ接続された第1および第2のローパスフィルタと、を備え、第1のローパスフィルタの出力が所定値以上または第2のローパスフィルタの出力が所定値以下となったときにコンデンサの容量低下と判別している。
他方、正弦波フィルタは、そのインピーダンスが低周波数にて高くなるため、たとえコンデンサが正常に機能を保持していたとしても、運転周波数に応じてコンデンサの通電電流が変化する。このため、ローパスフィルタ回路の出力は、インバータの出力周波数により変化することになり、コンデンサ容量又はその低下状況を正確に判定することはできない。
特開平11−174105号公報
運転周波数が変化したとしても正弦波フィルタのコンデンサの容量又はその低下状態を常時正確に判定できるようにした正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置を提供する。
実施形態のコンデンサ容量判定装置は、PWM電圧を出力する変換機の出力と変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、ローパスフィルタ回路により処理されたコンデンサの電流成分と、変換機から取得した出力周波数情報及び出力電圧情報と、コンデンサの容量との間の所定の関係に基づいて、コンデンサの容量を推定する容量推定手段と、を含む。
実施形態のコンデンサ容量判定装置は、PWM電圧を出力する変換機の出力と変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、変換機の出力の電流に応じて出力周波数を検出する出力周波数検出手段と、変換機の出力電圧又は正弦波フィルタの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、ローパスフィルタ回路により処理されたコンデンサの電流成分と、出力周波数検出手段の出力周波数情報及び出力電圧検出手段の出力電圧情報と、コンデンサの容量と、の間の所定の関係に基づいて、コンデンサの容量を推定する容量推定手段と、を含む。
また実施形態のコンデンサ容量判定装置は、PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、変換機から取得した出力周波数情報及び出力電圧情報と、正弦波フィルタのコンデンサ容量初期値と、コンデンサ基準電流実効値との間の所定の関係に基づいて、コンデンサ基準電流実効値を計算するコンデンサ基準電流計算手段と、計算されたコンデンサ基準電流実効値とローパスフィルタ回路の出力電流の実効値とを比較する電流比較手段と、を含む。
実施形態は、PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し前記変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、変換機の出力電流に応じて出力周波数を検出する出力周波数検出手段と、変換機の出力電圧又は正弦波フィルタの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、出力周波数検出手段の出力周波数と、出力電圧検出手段の出力電圧と、前記正弦波フィルタのコンデンサ容量初期値と、コンデンサ基準電流実効値と、の間の所定の関係に基づいて、コンデンサ基準電流実効値を計算するコンデンサ基準電流計算手段と、計算されたコンデンサ基準電流実効値と前記ローパスフィルタ回路の出力電流の実効値とを比較する電流比較手段と、を含む。
第1実施形態について示すコンデンサ容量判定装置の機能構成図 第1実施形態について示す変換機の電気的構成図 第1実施形態について各部の電圧、電流の時間変化を示す波形 第2実施形態について示すコンデンサ容量判定装置の機能構成図 第2実施形態について各部の電圧、電流の時間変化を示す波形 第3実施形態について示す異常信号出力部の機能構成図 第3実施形態について各部の電圧、電流の時間変化を示す波形 第4実施形態について示すコンデンサ容量判定装置の機能構成図 第4実施形態について各部の電圧、電流の時間変化を示す波形 第5実施形態について示すコンデンサ容量判定装置の機能構成図
以下、コンデンサ容量判定装置の幾つかの実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の各実施形態において、同一又は類似の機能を備える部分には同一又は類似の符号を付し、第2実施形態以降では同一機能又は類似の機能を奏する部分については必要に応じて説明を省略する。
(第1実施形態)
コンデンサ容量判定装置の第1実施形態について図1から図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るコンデンサ容量判定装置1の電気的構成を示している。
このコンデンサ容量判定装置1は、変換機2の後段に接続された正弦波フィルタ3を構成するコンデンサCuv、Cvw、Cwuの容量値を判定するために設けられている。コンデンサ容量判定装置1は、正弦波フィルタ3及びコンデンサ容量推定ブロック4を備える。
変換機2は、例えば交流−交流変換又は直流−交流変換するブロックを備え、例えば太陽電池の発電システムに用いられるパワーコンディショナ、無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)、または、産業用インバータ2aなどを適用できる。
本実施形態は、図1に示す変換機2を図2に示す産業用インバータ(以下、インバータと略す)2aにより構成した形態を説明する。この図2に示すインバータ2aは、コンバータ部6と、インバータ部7と、制御回路8と、出力インタフェース9と、を備える。コンバータ部6は、例えばダイオードを三相ブリッジ接続して構成され、三相交流電源5の三相交流電圧を直流変換しインバータ部7に出力する。
インバータ部7は、例えばIGBT等のスイッチング素子を三相ブリッジ接続して構成される。制御回路8は、例えばCPU、メモリを備えたコンピュータ(図示せず)により構成され、メモリに記憶されたプログラムに応じて動作し、入力される指令運転周波数(例えば50Hz)により当該周波数に応じたPWM信号を生成してインバータ部7の各スイッチング素子をオン、オフ制御することで、正弦波フィルタ3を通じて得られる三相正弦波電圧を負荷としてのモータ10(図1参照)に通電可能になっている。
このとき制御回路8は、インバータ部7をPWM制御する。制御回路8は、このインバータ部7を制御するときに取得される各種情報(例えば、出力周波数情報F、出力電圧情報Vo)を出力インタフェース9を通じてコンデンサ容量推定ブロック4の入力インタフェース11(図1参照)に送信する。
図1に示すように、インバータ2aの出力は正弦波フィルタ3に入力されている。正弦波フィルタ3は、インバータ2aの各相出力とモータ10の各相巻線の一端との間にそれぞれ直列接続されたコイルLu、Lv、Lwと、当該コイルLu、Lv、Lwとモータ10の各相巻線との間に位置して三相のうち各二相巻線間にデルタ接続されたコンデンサCuv、Cvw、Cwuと、を備えたLCフィルタにより構成される。コンデンサCuv、Cvw、Cwuは、互いに同一の容量値に設定されている。これにより、変換機2により変換出力されたPWM電圧は、正弦波フィルタ3により濾波されノイズ除去された上でモータ10に入力される。
他方、デルタ結線された3つのコンデンサCuv、Cvw、Cwuのうち、一つのコンデンサCwuの電流通電経路には、電流検出器12がコンデンサ電流検出手段として設置されている。この電流検出器12には、コンデンサ容量推定ブロック4が接続されている。
このコンデンサ容量推定ブロック4は、例えばハードウェアブロック又はCPU及びメモリを備えたコンピュータによる制御主体を備えて構成され、入力インタフェース11、ローパスフィルタ回路13、実効値算出手段14、及び容量推定手段15を備える。入力インタフェース11は、インバータ2aの出力インタフェース9から出力周波数情報F及び出力電圧情報Voを通信により取得入力する取得手段として用いられる。
ローパスフィルタ回路13は、電流検出器12の出力信号のうち所定周波数以下の電流を通過し、所定周波数を超える周波数領域の電流を減衰させる。実効値算出手段14は、ローパスフィルタ回路13により処理された電流成分の実効値Imを例えば運転周波数の1周期毎に計算し、また容量推定手段15は、実効値算出手段14により計算されたコンデンサ電流の実効値Im、入力インタフェース11から取得入力されたインバータ2aの出力周波数情報F及び出力電圧情報Voに応じてコンデンサCwuの容量を推定する。
上記構成において、コンデンサ容量値をCm、実効値算出手段14により計算された電流実効値をIm、インバータ2aの出力電圧の実効値をVoとすれば、容量推定手段15は、インバータ2aの出力周波数情報Fおよび出力電圧情報Voと、電流実効値Imと、コンデンサ容量値Cmと、の間の所定の関係に基づいて、コンデンサCwuの容量値Cmを計算できる。このとき、例えば(1)に示す関係、対応、式のように計算することが望ましい。
Cm = Im / (Vo×2・π・F) …(1)
これによりコンデンサCwuの容量値Cmを推定できる。なお、(1)式を適用することに限らず、メモリにこの(1)式のVo、Im、F、Cmの値の対応関係を予め記憶させておき、容量推定手段15が、この関係を参照することで、この関係に基づいてコンデンサCwuの容量値Cmを推定しても良い。
図3は、インバータ2aの動作中における各部の信号波形のシミュレーション結果を示している。シミュレーション結果に用いた素子値を挙げる。運転周波数50[Hz]、出力電圧350[Vrms]のインバータ2aを想定した。また正弦波フィルタ3の各コンデンサCuv、Cvw、Cwuの容量値Cmをそれぞれ240[μF]に設定し、また、ローパスフィルタ回路13が、時定数1[msec]の一次遅れLPFにより構成されることを想定した。
図3には、a.インバータ2aの出力のUV相間電圧波形、b.正弦波フィルタ3によるフィルタ処理後のUV相間出力電圧、c.コンデンサCvwに流れる電流、d.ローパスフィルタ回路13の出力電流、e.ローパスフィルタ回路13の出力電流の実効値、を示している。
発明者は、前述の条件を考慮してシミュレーションを行った。このとき図3のa.に示すように、インバータ2aの出力のUV相間電圧は、運転周波数50[Hz]の周期で正負反転した短周期のPWM電圧となる。また図3のb.に示すように、正弦波フィルタ3がこの電圧をフィルタ処理すると概ね正弦波電圧となる。また図3のc.に示すように、コンデンサCvwに流れる電流は、この正弦波信号にPWM電圧による高周波成分を重畳した電流波形となる。また図3d.に示すように、コンデンサCvwに流れる電流を電流検出器12により検出し、ローパスフィルタ回路13がこの検出信号をフィルタ処理することで正弦波状の電流となる。
実効値算出手段14が電流実効値Imを例えば運転周波数の1周期毎に検出すると、図3e.に示すように概ね一定値に検出される。このとき電流実効値Imは約26.5[Arms]と検出されることから、(1)式に代入すると、コンデンサ容量値Cmは241[μF]となり、実容量240[μF]にほぼ一致することが確認された。
コンデンサCuv、Cvw、Cwu等が劣化すると、その内部抵抗が上昇することからコンデンサ電流が低下し電流実効値Imも低下する。容量推定手段15がコンデンサ容量値Cmを推定することでコンデンサCvwの劣化状態を知ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、コンデンサ容量判定装置1は、ローパスフィルタ回路13により処理されたコンデンサCvwの電流成分(実効値)Imと、インバータ2aの出力周波数情報F及び出力電圧情報Voと、コンデンサCvwの容量値Cmと、の間の所定の関係に基づいて、コンデンサCvwの容量値Cmを推定している。このため、運転周波数が変化したとしてもコンデンサ容量値Cmを推定できるようになり、コンデンサCvwの劣化状態を常時知ることができ、運転中においてもコンデンサCvwの容量低下を常時監視できる。
また、インバータ2aの出力周波数情報F及び出力電圧情報Voとをインバータ2aから取得しており、インバータ2aからの通信入力情報に応じてコンデンサ容量値Cmを求めることができる。
(第2実施形態)
図4から図5は、第2実施形態の追加説明図を示しており、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図4は図1に代えて示すコンデンサ容量判定装置201の電気的構成を示す。
このコンデンサ容量判定装置201は、正弦波フィルタ3、検出ブロック16、及びコンデンサ容量推定ブロック204を備える。図1の構成では、コンデンサ容量推定ブロック4に入力インタフェース11を設けることでインバータ2aの出力周波数情報F及び出力電圧情報Voを取得したが、本実施形態の図4の構成では、これに代わる検出ブロック16が設けられている。
この検出ブロック16は、電流検出器17u、17v、出力周波数検出手段18、及び出力電圧検出手段19を備える。電流検出器17u、17vは、インバータ2aの3相出力のうち2相出力(例えばU相、V相)に流れる電流を検出する。出力周波数検出手段18は、この電流検出器17u、17vの電流検出結果に応じて、PLL(Phase Locked Loop)による周波数応答特性を用いて出力周波数情報Fを検出し、容量推定手段15に出力する。また出力電圧検出手段19は、モータ10の入力ノードの3相入力のうち2相(例えばU相、V相)の入力電位を検出し、これらの相間電圧の実効値を算出し、これを出力電圧情報Voとして容量推定手段15に出力する。
容量推定手段15は、実効値算出手段14により計算された電流実効値Im、出力周波数検出手段18により検出された出力周波数情報F、及び、出力電圧検出手段19により算出された出力電圧情報Vo、に応じてコンデンサ容量値Cmを推定する。その他の構成は第1実施形態と同一であるため説明を省略する。
図5は、インバータ2aの動作中における各部の信号波形のシミュレーション結果を示している。この図5は、a.出力周波数検出値、b.出力電圧実効値、c.コンデンサCvwの電流、d.ローパスフィルタ回路13の出力後のコンデンサ電流、e.この電流実効値、f.コンデンサ容量値Cmの推定値、を示している。
この図5に示されるように、出力周波数50[Hz]、出力電圧の実効値Vo=354[Vrms]、コンデンサ電流実効値Im=26.5[Arms]、を検出することができ、(1)式を用いてコンデンサ容量値Cmを計算したときには238[μF]となり、コンデンサ容量値Cmの標準値238[μF]に一致する。このため、コンデンサ容量推定ブロック204は、正弦波フィルタ3内のコンデンサ容量値Cmの劣化状態を知ることができる。
以上、本実施形態によっても、前述実施形態と同様の作用効果を得られる。しかも、変換機2の出力電流に応じて出力周波数を出力周波数情報Fとして検出し、変換機2の出力電圧を正弦波フィルタ3によるフィルタ処理後の電圧に応じて出力電圧情報Voとして検出しているため、変換機2(インバータ2a)から通信により情報を取得することなく、コンデンサ容量判定装置201が自身で出力周波数情報F及び出力電圧情報Voを取得できる。
(第3実施形態)
図6及び図7は第3実施形態の追加説明図を示している。本実施形態の構成では、異常信号を出力するための異常信号出力部20を備えている。図6に異常信号出力部20のブロック構成図を示している。
この図6に示すように、異常信号出力部20は、許容低下率入力手段21、容量初期値入力手段22、乗算器23、及び、容量比較手段としての比較手段24を備える。許容低下率入力手段21は、内部のメモリに予め記憶された所定の許容低下率を入力する。容量初期値入力手段22は、コンデンサCuv、Cvw、Cwu(例えば、Cvw)の標準値を初期値として入力する。この入力元は内部にメモリを設けて予め記憶させても良いし外部から通信により入力するようにしても良い。
異常信号出力部20は、容量初期値入力手段22により入力されたコンデンサCvwの初期値と、許容低下率入力手段21により入力された所定の許容低下率とを乗算器23により乗算し、この乗算された乗算値と推定したコンデンサ容量値Cmとを比較手段24により比較し、所定の許容低下率以下となれば異常信号を外部に出力する。その他の構成は、第1または第2実施形態と同一構成であるためその説明を省略する。
上記構成の作用について説明する。
図7は、インバータ2aの動作中における各部の信号波形のシミュレーション結果を示している。この図7において、a.はコンデンサ電流、b.はローパスフィルタ回路13の出力後のコンデンサ電流、c.はコンデンサ電流の実効値、d.は推定コンデンサ容量値Cmとそのコンデンサ容量閾値Ct、e.は0[V]が正常信号、1[V]が異常信号を示している。コンデンサ容量閾値Ctは、異常と判断するための下限閾値を示すもので許容コンデンサ容量値として規定される値である。
この図7に示す例では、時刻t=t0=260[ms]から正弦波フィルタ3のコンデンサ容量値Cmが低下し始めている。このとき、インバータ2aの出力周波数を50[Hz]、出力電圧354[Vrms]の条件とすると、コンデンサCvwの容量低下に伴い、コンデンサ電流実効値Imが26.5[Arms]から7[Arms]に低下している。
容量推定手段15は、推定コンデンサ容量値Cmを(1)式により計算する。このとき図7のd.に示すように、推定コンデンサ容量値Cmは238[μF]から最低値63[μF]に低下する。例えば、容量初期値入力手段22に240[μF]と入力され、許容低下率が許容低下率入力手段21に70[%]と入力されていれば、乗算器23は、コンデンサ容量閾値Ct=容量初期値240[μF]×70[%]=168[μF]と導出する。比較手段24が、容量推定手段15の推定コンデンサ容量値Cmをコンデンサ容量閾値Ctと比較することで、推定コンデンサ容量値Cmがコンデンサ容量閾値Ctに低下した時刻t1において、異常信号出力部20が、正常信号0[V]を異常信号1[V]に変化して出力する。
すなわち、コンデンサ容量値Cmが異常値を示すと、異常信号1[V]が出力されることになり、外部ではこの異常を検知、認識できる。例えば、異常信号1[V]が出力されれば、正弦波フィルタ3のコンデンサCuv、Cvw、Cwu(例えばCvw)が故障する前に交換時期を外部にアラームや表示器(図示せず)を通じて通報することもできる。
以上、本実施形態によれば、異常信号出力部20は、推定コンデンサ容量値Cmを、コンデンサの初期値と許容低下率とを乗算して算出されたコンデンサ容量閾値Ctと比較手段24により比較することにより異常信号を出力しているため、推定コンデンサ容量値Cmがコンデンサ容量閾値Ctに達すると異常信号を出力でき、異常を生じたときに外部に通報できる。
これにより、運転中においてもコンデンサCvwの容量低下を常時監視でき、遅れなく異常を通報することができ、コンデンサCuv、Cvw、Cwuが異常発熱、致命的な故障に至る前に外部に通報できる。
(第4実施形態)
図8および図9は第4実施形態の追加説明図を示している。図8は図1に代えて示すコンデンサ容量判定装置401の電気的構成を示している。この図8に示すように、コンデンサ容量判定装置401は、正弦波フィルタ3及びコンデンサ容量推定ブロック404を備える。
コンデンサ容量推定ブロック404は、第1実施形態で説明した入力インタフェース11、ローパスフィルタ回路13、実効値算出手段14と共に、容量初期値入力手段31、基準実効値計算手段32、減算器33、許容電流誤差入力手段34、及び電流差比較手段35を備える。これらのうち減算器33及び電流差比較手段35は電流比較手段として構成される。
容量初期値入力手段31は、正弦波フィルタ3のコンデンサCuv、Cvw、Cwu(例えばCvw)の容量初期値C0を入力する。入力元はメモリからでも通信入力でも良い。
基準実効値計算手段32は、容量初期値入力手段31により入力されたコンデンサCvwの容量初期値C0、入力インタフェース11を通じて取得されたインバータ2aの出力電圧情報Vo及び出力周波数情報Fと、コンデンサ基準電流実効値Ic0との間の所定の関係に基づいて、コンデンサ基準電流実効値Ic0を計算する。この基準実効値計算手段32はコンデンサ基準電流計算手段として用いられる。このとき、例えば(2)に示す関係、対応、式を用いて計算することが望ましい。
Ic0 = Vo × 2・π × F ×C0 …(2)
なお、(2)式を適用することに限らず、メモリにこの(2)式のVo、Ic0、C0、Fの値の対応関係を予め記憶させておき、基準実効値計算手段32は、この関係を参照し、この関係に基づいてコンデンサ基準電流実効値Ic0を計算しても良い。
減算器33は、コンデンサ基準電流実効値Ic0とローパスフィルタ回路13のコンデンサ電流実効値Imとの差を算出して電流差比較手段35に出力する。他方、許容電流誤差入力手段34は、電流誤差の許容範囲となる許容電流誤差Itoを入力する。入力元はメモリからでも通信入力でも良い。
電流差比較手段35は、減算器33により算出された差分と、許容電流誤差入力手段34により入力された許容電流誤差Itoとを比較し、差分が許容電流誤差Itoよりも大きいときには異常信号1[V]を出力し、差分が許容電流誤差Ito以内であるときには正常信号0[V]を出力する。その他の構成は、第1実施形態と同一構成であるため説明を省略する。
上記構成の作用について説明する。
図9は、インバータ2aの動作中における各部の信号波形のシミュレーション結果を示している。a.は正弦波フィルタ3の処理後のコンデンサ電流、b.はローパスフィルタ回路13の出力電流、c.はコンデンサ電流の実効値Im、d.はコンデンサ基準電流実効値Ic0、e.は電流差比較手段35による比較内容、f.は0[V]が正常信号、1[V]が異常信号を示している。
この図9に示す例では、インバータ2aの出力周波数を50[Hz]、出力電圧354[Vrms]、コンデンサ容量初期値C0=240[μF]とした例を示している。また許容電流誤差It0=8[A]としている。基準実効値計算手段32は、容量初期値入力手段31により入力されたコンデンサCvwの初期値、入力インタフェース11を通じて取得されたインバータ2aの出力電圧情報Vo及び出力周波数情報Fとの間の所定の関係に基づいて、図9d.に示すようにコンデンサ基準電流実効値Ic0を26.253[A]と計算する。
図9e.に示すように、減算器33は、コンデンサ基準電流実効値Ic0とローパスフィルタ回路13のコンデンサ電流実効値Imとの差Ic0−Imを算出し、電流差比較手段35がこの差Ic0−Imを許容電流誤差It0と比較する。電流差比較手段35が、差Ic0−Imを許容電流誤差It0と比較し、差Ic0−Imが許容電流誤差It0を超えたときに、コンデンサ容量異常と判断し、図9f.に示すように異常信号1[V]を出力する。
この図9に示す例では、時刻t=t0=260[ms]からコンデンサ電流実効値Imが25.5[Arms]から7[Arms]まで低下している。差Ic0−Imが許容電流誤差It0=8[A]を超えた時刻t11にて正常信号0[V]を異常信号1[V]に変化して出力する。この場合においても、異常信号1[V]が出力されることになり、外部ではこの異常信号を検知、認識できる。
本実施形態によれば、インバータ2aの出力周波数情報F及び出力電圧情報Voと、正弦波フィルタ3のコンデンサ容量初期値C0に応じてコンデンサ基準電流実効値Ic0を算出し、このコンデンサ基準電流実効値Ic0とローパスフィルタ回路13の出力電流の実効値とを電流差比較手段35により比較しており、これによりコンデンサ容量異常を極力正確に判断できる。特に、許容電流誤差It0を含めて電流差を比較することで信頼性高くコンデンサ異常を素早く判断できる。
(第5実施形態)
図10は第5実施形態の追加説明図を示している。図10は図4に代えて示すコンデンサ容量判定装置501の電気的構成を示している。この図10に示すように、コンデンサ容量判定装置501は、正弦波フィルタ3、第2実施形態で説明した検出ブロック16、及びコンデンサ容量推定ブロック504を備える。
コンデンサ容量推定ブロック504は、ローパスフィルタ回路13、実効値算出手段14と共に、第4実施形態で説明した容量初期値入力手段31、基準実効値計算手段32、減算器33、許容電流誤差入力手段34、及び電流差比較手段35を備える。検出ブロック16は、第2実施形態と同様に、電流検出器17u、17v、出力周波数検出手段18、及び出力電圧検出手段19を備え、インバータ2aの出力周波数情報F、及び、出力電圧情報Voを検出、算出する。
コンデンサ容量推定ブロック504は、第4実施形態と同様に、ローパスフィルタ回路13の出力電流の実効値Imが、異常判定閾値It(=Ic0+It0)以下となるときに、コンデンサ容量異常と判断して異常信号1[V]を出力するようになっている。このため、第2及び第4実施形態と同様の作用効果を奏する。
(他の実施形態)
上記構成に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。
三相に適用した形態を説明したが、これに限定されるものではなく、単相であっても良い。
第2又は第5実施形態において、出力電圧検出手段19は、正弦波フィルタ3の出力電圧を検出する形態を示したが、これに限定されることなく、例えば変換機2の出力電圧を検出するようにしても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、各実施形態1〜5に示した構成、条件に限定されることはなく、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1、201、401、501はコンデンサ容量判定装置、2は変換機、2aはインバータ、3は正弦波フィルタ、4、204、404、504はコンデンサ容量推定ブロック、10はモータ(負荷)、11は入力インタフェース(取得手段)、12は電流検出器(コンデンサ電流検出手段)、13はローパスフィルタ回路、15は容量推定手段、18は出力周波数検出手段、19は出力電圧検出手段、24は比較手段(容量比較手段)、32は基準実効値計算手段(コンデンサ基準電流計算手段)、33は減算器(電流比較手段)、35は電流差比較手段(電流比較手段)、Cuv、Cvw、Cwuはコンデンサ、を示す。

Claims (5)

  1. PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し前記変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、
    前記コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、
    前記コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、
    前記ローパスフィルタ回路により処理された前記コンデンサの電流成分と、前記変換機から取得した出力周波数情報及び出力電圧情報と、前記コンデンサの容量と、の間の所定の関係に基づいて、前記コンデンサの容量を推定する容量推定手段と、
    を備える正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置。
  2. PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し前記変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、
    前記コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、
    前記コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、
    前記変換機の出力の電流に応じて出力周波数を検出する出力周波数検出手段と、
    前記変換機の出力電圧又は前記正弦波フィルタの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    前記ローパスフィルタ回路により処理された前記コンデンサの電流成分と、前記出力周波数検出手段の出力周波数情報及び前記出力電圧検出手段の出力電圧情報と、前記コンデンサの容量と、の間の所定の関係に基づいて、前記コンデンサの容量を推定する容量推定手段と、
    を備える正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置。
  3. 前記容量推定手段により出力される推定コンデンサ容量値と、許容コンデンサ容量値とを比較する容量比較手段、をさらに備える請求項1または2記載の正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置。
  4. PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し前記変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、
    前記コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、
    前記コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、
    前記変換機から取得した出力周波数情報及び出力電圧情報と、前記正弦波フィルタのコンデンサ容量初期値と、コンデンサ基準電流実効値と、の間の所定の関係に基づいて、前記コンデンサ基準電流実効値を計算するコンデンサ基準電流計算手段と、
    前記計算された前記コンデンサ基準電流実効値と前記ローパスフィルタ回路の出力電流の実効値とを比較する電流比較手段と、
    を備える正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置。
  5. PWM電圧を出力する変換機の出力と前記変換機の出力が与えられる負荷との間に設けられ、コンデンサを有し前記変換機のPWM電圧を濾波する正弦波フィルタと、
    前記コンデンサの電流を検出するコンデンサ電流検出手段と、
    前記コンデンサの電流のうち所定周波数以下の電流を通過させるローパスフィルタ回路と、
    前記変換機の出力電流に応じて出力周波数を検出する出力周波数検出手段と、
    前記変換機の出力電圧又は前記正弦波フィルタの出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    前記出力周波数検出手段の出力周波数と、前記出力電圧検出手段の出力電圧と、前記正弦波フィルタのコンデンサ容量初期値と、コンデンサ基準電流実効値と、の間の所定の関係に基づいて、前記コンデンサ基準電流実効値を計算するコンデンサ基準電流計算手段と、
    前記計算された前記コンデンサ基準電流実効値と前記ローパスフィルタ回路の出力電流の実効値とを比較する電流比較手段と、
    を備える正弦波フィルタのコンデンサ容量判定装置。
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