JP2019158389A - チッピング測定方法及びチッピング測定装置 - Google Patents

チッピング測定方法及びチッピング測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カーフの状態を観察しチッピングを測定する場合に、測定に係る時間を短縮する。【解決手段】回転するブレード60により切削され被加工物Wに形成されたカーフMのチッピング状態を測定する方法であって、被加工物WのカーフMに対してレーザ光を照射する工程と、レーザ光照射工程にて照射したレーザ光が被加工物Wで反射した反射光を受光する工程と、レーザ光照射工程において照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光工程において受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定する工程と、を備えるチッピング測定方法である。【選択図】図5

Description

本発明は、被加工物のカーフに生じるチッピングを測定する測定装置及び測定方法に関する。
半導体ウェーハなどの被加工物を個々のチップに分割するダイシングにおいては、高速回転するリング状ブレードを用いて切削が行われ、半導体チップの間のストリートと呼ばれる分割予定ラインに沿ってカーフ(切削溝)が形成される。この際、摩擦熱により高温化したブレードの破損、目詰まり、偏磨耗等が原因で、カーフの縁に不定形破断であるチッピングが生じることがある。半導体ウェーハのストリート外に達する程大きいチッピングが生じた場合には、半導体素子が破壊されて、歩留まりが低下してしまう。
そこで、過大なチッピングの発生を防止するために、カーフの状態を随時観察してチッピングの発生状態を測定、把握した上で、ブレードを冷却する切削水の水量や水温等の調整、又は破損または偏磨耗したブレードの交換等の処置が行われる。
そして従来においては、カーフの状態を観察しチッピングを測定する方法として、CCDカメラ等で加工面を撮像し画像処理する方法(例えば、特許文献1参照)が一般的である。
特開2009−246015号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような従来の測定方法では、一回の測定で得られる撮像画像の範囲が狭く複数回の撮像を要する上に、撮像の度に被加工物の移動及び測定箇所に対する撮像手段の位置合わせに時間がかかることから、測定速度が非常に遅いという問題がある。また、従来の測定方法では、加工面上の狭い領域をスポット的にしか測定できないので、測定データが不連続となる場合があるという問題がある。そのため、測定情報が不十分となり、チッピングの発生状態やサイズ等を十分に把握できないという問題がある。
よって、カーフの状態を観察しチッピングを測定する場合には、測定に係る時間を短縮し、かつ、チッピングの発生状態やサイズ等を十分に把握するという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、高速回転するブレードにより切削され被加工物に形成されたカーフのチッピング状態を測定するチッピング測定方法であって、該被加工物のカーフに対してレーザ光を照射するレーザ光照射工程と、該レーザ光照射工程にて照射したレーザ光が該被加工物で反射した反射光を受光するレーザ光受光工程と、該レーザ光照射工程において照射したレーザ光の照射光量と該レーザ光受光工程において受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、該変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定するチッピング判定工程と、を備えることを特徴とするチッピング測定方法である。
前記レーザ光照射工程と、前記レーザ光受光工程と、前記チッピング判定工程とを前記被加工物に形成されたカーフの延在方向に対して連続して線状に実施し、さらに、該カーフの延在方向に対して連続して線状に実施した該3つの工程を該カーフの幅方向においても複数回にわたり同様に実施することで、チッピングサイズを測定することを可能とすると好ましい。
また、上記課題を解決するための本発明は、高速回転するブレードにより切削され被加工物に形成されたカーフのチッピング状態を測定するチッピング測定装置であって、該被加工物のカーフに対してレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、該レーザ光照射手段にて照射したレーザ光が該被加工物で反射した反射光を受光するレーザ光受光手段と、該レーザ光照射手段が照射したレーザ光の照射光量と該レーザ光受光手段が受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、該変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定する判定手段を備えることを特徴とするチッピング測定装置である。
前記チッピング測定装置は、前記レーザ光照射手段及び前記レーザ光受光手段と前記被加工物とを該被加工物のカーフの延在方向に相対的に移動させ該被加工物のカーフの延在方向におけるチッピング測定を可能とする第1の可動軸と、前記レーザ光照射手段及び前記レーザ光受光手段と前記被加工物とを該被加工物のカーフの幅方向に相対的に移動させ該被加工物のカーフの幅方向におけるチッピング測定を可能とする第2の可動軸とを、備え、該被加工物に対して平面状にチッピング状態の測定が可能であると好ましい。
本発明に係るチッピング測定方法においては、被加工物のカーフに対してレーザ光を照射するレーザ光照射工程と、レーザ光照射工程にて照射したレーザ光が被加工物で反射した反射光を受光するレーザ光受光工程と、レーザ光照射工程において照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光工程において受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定するチッピング判定工程と、を備えることで、従来の撮像手段によるカーフの撮像を行うチッピング測定方法に比べて、測定データが不十分とならず、かつ、大幅に測定時間を短縮することが可能となる。
レーザ光照射工程と、レーザ光受光工程と、チッピング判定工程とを被加工物に形成されたカーフの延在方向に対して連続して線状に実施し、さらに、カーフの延在方向に対して連続して線状に実施した該3つの工程をカーフの幅方向においても複数回にわたり同様に実施することで、チッピングのサイズを測定することが可能となる。
本発明に係るチッピング測定装置は、被加工物のカーフに対してレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、レーザ光照射手段にて照射したレーザ光が被加工物で反射した反射光を受光するレーザ光受光手段と、レーザ光照射手段が照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光手段が受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定する判定手段を備えることで、従来の撮像手段によるカーフの撮像を行うチッピング測定装置に比べて、測定データが不十分とならず、かつ、大幅に測定時間を短縮することが可能となる。
チッピング測定装置は、レーザ光照射手段及びレーザ光受光手段と被加工物とを被加工物のカーフの延在方向に相対的に移動させ被加工物のカーフの延在方向におけるチッピング測定を可能とする第1の可動軸と、レーザ光照射手段及びレーザ光受光手段と被加工物とを被加工物のカーフの幅方向に相対的に移動させ被加工物のカーフの幅方向におけるチッピング測定を可能とする第2の可動軸とを備えることで、被加工物に対して平面状にチッピング状態(サイズや形状)の測定が可能である。
高速回転するブレードにより被加工物を切削してカーフを形成している状態を示す斜視図である。 カーフ及びカーフに形成されたチッピングの一例を部分的に示す平面図である。 チッピング測定装置の模式的な側面図である。 レーザ光の照射とレーザ光の受光とを説明する斜視図である。 チッピングを測定している状態を説明する説明図である。 チッピングサイズを測定する場合を説明する説明図である。
図1に示す被加工物Wは、例えば、シリコンを母材とする外形が円形板状の半導体ウェーハであり、図1においては上側を向いている表面Waには、直交差する複数の分割予定ラインSが形成されており、分割予定ラインSによって格子状に区画された各領域にはIC等のデバイスDがそれぞれ形成されている。被加工物Wの裏面WbはダイシングテープTが貼着されて保護されている。
なお、被加工物Wは、表面WaにデバイスDが形成される前のウェーハであってもよいし、シリコン以外にガリウムヒ素、サファイア、窒化ガリウム又はシリコンカーバイド等で構成されていてもよい。または、矩形のパッケージ基板等であってもよい。
図1に示す切削装置1は、保持テーブル30に吸引保持された被加工物Wに切削手段6のブレード60で切削加工を施す装置である。
図1に示すように、切削手段6はY軸方向に水平に延びるスピンドルハウジング61を備えており、スピンドルハウジング61中には、Y軸方向の軸心を備えるスピンドル62が回転可能に収容されている。スピンドル62の先端部は、スピンドルハウジング61から−Y方向側に突出しておりリング形状のブレード60が固定されている。このように構成される切削手段6は、Y軸方向にインデックス送り可能となっており、また、Z軸方向に切り込み送り可能となっている。
例えば、外形が円形の保持テーブル30は、ポーラス部材等からなり被加工物Wを吸引保持する保持面30aを備えている。保持面30aには真空発生装置等の図示しない吸引源が連通し、吸引源が作動し生み出された吸引力が、被加工物Wが載置された保持面30aに伝達されることで、保持テーブル30は保持面30a上で被加工物Wを吸引保持できる。そして、保持テーブル30は、Z軸方向の軸心周りに回転可能となっていると共に、X軸方向に切削送り可能となっている。
保持テーブル30に保持された被加工物Wが−X方向に送られるとともに、ブレード60を切り込ませる分割予定ラインSの位置が検出される。その後、切削手段6がY軸方向に移動し、分割予定ラインSの中心線とブレード60の中心線とのY軸方向における位置合わせがされる。
被加工物Wをブレード60が例えばフルカットする所定の高さ位置まで切削手段6が降下する。また、図示しないモータがスピンドル62を高速回転させ、スピンドル62に固定されたブレード60がこれに伴い高速回転する。そして、保持テーブル30が所定の切削送り速度で−X方向にさらに送り出されることで、ブレード60が被加工物Wに切り込み、分割予定ラインSに沿って被加工物Wを切削しカーフM(フルカット溝)を形成していく。なお、被加工物Wに形成されるカーフMは、ハーフカット溝であってもよい。切削加工中においては、ブレード60と被加工物Wとの接触箇所に対して図示しないノズルから切削水が供給され、切削水による接触箇所の冷却及び切削水の洗浄除去が行われる。
ブレード60が分割予定ラインSを切削し終えるX軸方向の所定の位置まで被加工物Wが送られると、被加工物Wの切削送りが一度停止し、切削手段6が+Z方向に移動され、被加工物Wからブレード60が離間する。
図2は、被加工物Wに形成されたカーフMとカーフMに発生したチッピングPとを示す平面図である。ブレード60を用いた切削により分割予定ラインSに形成されたカーフMの両縁が分割予定ラインSと略平行な略直線となるような標準カーフ(図2においては、二点鎖線L1、L2で図示)が形成されることが理想的である。しかし、実際の切削では、カーフMの両縁には、不定形破断(かけ)であるチッピングPが生じ、カーフMの両縁は非直線となる。分割予定ラインS外のデバイスDに達する程大きいチッピングが生じた場合には、デバイスDが破壊されて不良品となり、歩留まりが低下してしまう。
このチッピングPの原因としては、摩擦熱により高温化したブレード60が切削水により十分に冷却されず、目詰まりや偏磨耗すること等が挙げられる。そこで、本発明に係る図3に示すチッピング測定装置5を用いてチッピング測定方法を実施して、カーフMのチッピングPの状態を測定、把握することで、切削条件の変更やブレード60の交換等の処置が可能になり、過大なチッピングの発生を未然に防止できる。
図3に示すチッピング測定装置5は、図1に示す高速回転するブレード60により切削され被加工物Wに形成されたカーフMのチッピング状態を測定することが可能な装置であり、被加工物Wの表面WaのカーフMに対しレーザ光を照射するレーザ光照射手段50と、レーザ光照射手段50にて照射したレーザ光が被加工物Wで反射した反射光を受光するレーザ光受光手段51と、少なくとも備えている。
なお、本発明に係るチッピング測定装置5は、例えば図1に示す切削装置1に組み込まれているが、チッピング測定装置5単独で用いることもできる。
チッピング測定装置5は、例えば、被加工物Wを吸引保持する保持テーブル55を備えている。保持テーブル55は、例えば、その外形が被加工物Wに合わせた円形状であり、ポーラス部材等からなる保持面55a上で被加工物Wを吸引保持する。保持テーブル55は、鉛直方向の軸心周りに回転可能であるとともに、模式的に示す第1の可動軸561によって、X軸方向に往復移動可能となっている。また、保持テーブル55は、模式的に示す第2の可動軸562によって、Y軸方向に往復移動可能となっている。第1の可動軸561及び第2の可動軸562は、例えば、ボールネジ及びボールネジを回動させるモータ等で構成されるボールネジ機構である。
レーザ光照射手段50は、被加工物Wの表面Waの上方に配置され、例えば、所定の波長のレーザ光を発振できるレーザ光発振器500を備えており、レーザ光発振器500は、光ファイバー等の伝送光学系を介して集光器501に接続されている。そして、レーザ光照射手段50は、レーザ光発振器500から発振されたレーザ光を集光器501の内部の集光レンズ501aに入光させることで、レーザ光を被加工物Wに集光・照射することができる。レーザ光照射手段50が照射したレーザ光は所定の入射角で被加工物Wに入射する。なお、レーザ光の入射角度及びレーザ光の集光点の高さ位置は、図示しない調整手段によって調整可能となっている。
レーザ光受光手段51は、被加工物Wの表面Waの上方にレーザ光照射手段50に並べて配置されている。レーザ光受光手段51の受光面51aは、例えば複数の受光素子が水平方向に並べて配置されたイメージセンサとなっている。例えば、被加工物Wの平坦な表面Waに対するレーザ光の入射角と反射光の反射角は略同一であり、レーザ光受光手段51は、被加工物Wの表面Waでの反射光以外を極力受光しないように、その形状及び配置が調整されている。
本実施形態においては、レーザ光照射手段50及びレーザ光受光手段51に対して、被加工物Wを保持する保持テーブル55が第1の可動軸561と第2の可動軸562とにより相対的にX軸方向及びY軸方向に移動可能となっているが、第1の可動軸561と第2の可動軸562とによって、レーザ光照射手段50及びレーザ光受光手段51が一体的にX軸方向及びY軸方向に移動可能となっていてもよい。
チッピング測定装置5は、CPU、及びメモリ等の記憶部591で構成され装置全体の制御を行う制御手段59を備えている。制御手段59は、図示しない配線によって、第1の可動軸561と第2の可動軸562とに接続されており、制御手段59による制御の下で、第1の可動軸561及び第2の可動軸562による保持テーブル55のX軸Y軸方向への送り動作がなされる。
以下に、本発明に係るチッピング測定装置5を用いてチッピング測定方法を実施する場合の各工程について説明する。
(チッピング起点の判定のための測定)
本実施形態においては、後にチッピングPのサイズについても把握できるようにするために、チッピング起点の判定のための測定が行われる。まず、被加工物WのカーフMに対してレーザ光が照射される。即ち、被加工物Wに形成された複数のカーフMの内、チッピング測定を行うX軸方向に延在する1本のカーフMが選択される。保持テーブル55が、第2の可動軸562によりカーフMの幅方向であるY軸方向に移動され、カーフMとレーザ光照射手段50の集光器501との位置合わせがなされる。
例えば、制御手段59は、被加工物Wの分割予定ラインSの幅及び分割予定ラインSの中心線のY座標位置、並びにブレード60の刃厚データに基づく標準カーフ(図2においては、二点鎖線L1、L2で図示)の分割予定ラインS上における大まかなY軸座標位置を把握している。そこで、これらの情報を基に、例えば二点鎖線L1から僅かにカーフMの中心線側のY座標位置に集光器501の集光点が位置するように、図3に示す第2の可動軸562が保持テーブル55をY軸方向に移動させ、保持テーブル55が所定位置付けられる。
次いで、集光レンズ501aによって集光されるレーザ光の集光点位置が、例えば被加工物Wの表面Waの高さ位置に合わせられる。そして、レーザ光発振器500が、被加工物Wに吸収性を有しない波長のレーザ光を発振し、レーザ光を被加工物Wに集光し照射する。
レーザ光は、カーフMの外側の被加工物Wの平坦な表面Waでは正反射し反射光としてレーザ光受光手段51に向かうが、カーフMの内側ではカーフMの底にまで達して正反射しないのでレーザ光受光手段51に向かわない。カーフM内に達したレーザ光が正反射しない理由としては、カーフMの底面(本実施形態においては、ダイシングテープT)は切削により略非平坦面となっていることが多いので、例えば、レーザ光が乱反射したり、吸収されたりするためである。また、例え正反射したとしてもカーフMの深さの分だけ反射点がずれ、反射光はレーザ光受光手段51にはほとんど向かわない。
図4に示すように、制御手段59は、チッピングの発生を判定する判定手段590を備えている。また、例えば、記憶部591には、レーザ光照射手段50が照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光手段51が受光した反射光の受光量との変化量に対するしきい値が登録されている。被加工物Wの材質等に対応して実験的、経験的、又は理論的に選択された該しきい値は、照射光量(入射光パワー)と受光量(反射光パワー)との比(反射率)で設定される(光反射減衰量として設定される)が、照射光量と受光量との差分で設定されていてもいい。
レーザ光受光手段51は、反射光の受光量値を制御手段59に送信する。上記のように、図4において、反射光はレーザ光受光手段51の受光面51aにはほとんど向かわないため、レーザ光受光手段51の受光量は低くなる(例えば、受光量0又は、測定誤差等を考慮した0より僅かに大きな値)。したがって、レーザ光照射手段50が照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光手段51が受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値を大幅に超える。
第1の可動軸561(図3参照)によって、図4に示す被加工物Wが往方向である−X方向に所定の速度(例えば、100mm/秒)で送られ、また、レーザ光照射手段50からレーザ光を所定の繰り返し周波数でパルス発振させることで、カーフMに沿って各測定箇所における上記のような受光量の測定が連続的に線状に行われる。なお、図4における各黒点は、各測定箇所を示している。記憶部591は、各測定箇所における受光量を逐次記憶する。
1本のカーフMに沿ってレーザ光を照射し終える所定の位置まで被加工物Wが−X方向に進行すると、制御手段59は、測定を行った該測定ライン(以下、1パス目の測定ラインとする)は、各測定箇所の凡そ全てがレーザ光の照射光量と反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値を大幅に超えるライン、即ち、カーフMの底上を通るラインとして判断し、該1パス目の測定ラインのY軸座標位置と紐付けて記憶部591に記憶する。
保持テーブル55(図3参照)が第2の可動軸562により−Y方向(カーフMの幅方向)に所定距離(例えば、5μm)移動される。したがって、カーフMにおいて前記レーザ光が照射された1パス目の測定ラインより外側の位置(図4における+Y方向側の位置であり、2パス目の測定ラインの位置)に集光器501の集光点が相対的に位置する。
そして、被加工物Wが復方向である+X方向へ所定の速度で送られ、往方向でのレーザ光の照射、各測定箇所における受光量の測定及び記憶部591による測定データの記憶が、同様に復方向でも行われる。また、制御手段59は、該2パス目の測定ラインは、各測定箇所の凡そ全てがレーザ光の照射光量と反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値を大幅に超えるライン、即ち、カーフMの底上を通るラインとして判断し、該2パス目の測定ラインのY軸座標位置と紐付けて記憶部591に記憶する。
(1)レーザ光照射工程
図5に示すように、3パス目である往方向におけるレーザ光の照射、各測定箇所における受光量の測定及びデータの記憶について説明する。保持テーブル55が第2の可動軸562(図3参照)により−Y方向に所定距離(インデックス送り量であり、例えば5μm)移動され、2パス目の測定ラインより+Y方向側の位置(3パス目の測定ラインの位置)に集光器501の集光点が相対的に位置する。そして、集光器501の集光点に被加工物WのカーフMではなく被加工物Wの表面Waが対向する。そして、レーザ光発振器500が、被加工物Wに吸収性を有しない波長のレーザ光を発振し、レーザ光を被加工物Wに集光し照射する。
(2)レーザ光受光工程
レーザ光は、被加工物Wの表面Waで減衰せずに比較的多く正反射し反射光としてレーザ光受光手段51に向かい、レーザ光受光手段51の受光面51aにて受光される。レーザ光受光手段51は、該受光量を制御手段59に送信する。
(3)チッピング判定工程
レーザ光受光手段51の受光量は高くなり、レーザ光照射手段50が照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光手段51が受光した反射光の受光量との変化量が小さくなり、該変化量が予め登録したしきい値未満となる。したがって、チッピングPの発生を判定する判定手段590が、レーザ光照射箇所(測定箇所)はチッピング未発生部であると判定する。記憶部591は、該測定箇所をX軸Y軸座標位置情報と共にチッピング未発生部であると記憶する。
第1の可動軸561(図3参照)によって、図5に示す被加工物Wが往方向である−X方向に所定の速度(例えば、100mm/秒)で送られ、また、レーザ光照射手段50からレーザ光を所定の繰り返し周波数でパルス発振させることで、(1)レーザ光照射工程と、(2)レーザ光受光工程と、(3)チッピング判定工程とが被加工物Wに形成されたカーフMの延在方向(X軸方向)に対して連続して線状に実施される。
図5に示すように、被加工物Wが−X方向に送られることで、集光器501の集光点にカーフMの縁に形成されたチッピングPが対向する。そのため、レーザ光照射工程でチッピングPにレーザ光照射手段50から照射されたレーザ光が、チッピングPが略非平面となっていることで、乱反射したり、吸収されたり、スポット径が広がってしまったりするため、反射光のパワーが減衰する。そして、レーザ光受光工程では、レーザ光の何割かは正反射して、反射光としてレーザ光受光手段51の受光面51aに向かうが、チッピングPの深さの分だけ反射点がずれ、レーザ光受光手段51に向かわない反射光も存在する。
よって、チッピング判定工程において、レーザ光受光手段51の受光量は低くなるため、レーザ光照射手段50が照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光手段51が受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値以上となる。よって、判定手段590が、レーザ光照射箇所(測定箇所)はチッピング発生部であると判定する。また、記憶部591は、該測定箇所をX軸Y軸座標位置情報と共にチッピング発生部であると記憶する。
3パス目の測定ラインに沿ってレーザ光を照射し終える所定の位置まで被加工物Wが−X方向に進行すると、制御手段59は、該3パス目の測定ラインは、各測定箇所がチッピング発生部又はチッピング未発生部となるラインであると判断する。そして、記憶部591に記憶したカーフMの底上を通る2パス目の測定ライン、即ち、各測定箇所の凡そ全てがレーザ光の照射光量と反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値を大幅に超える測定ラインとの差異から、3パス目の測定ラインは、チッピングPの起点となる測定ラインであると判断し、該判断を該3パス目の測定ラインのY軸座標位置と紐付けて記憶部591に記憶する。
上記のようなカーフMの延在方向(X軸方向)に対して連続して線状に実施したレーザ光照射工程と、レーザ光受光工程と、チッピング判定工程とが、カーフMの幅方向(Y軸方向)においても複数回(例えば、図6に示すように、この後さらに7回(7パス))にわたりを同様に実施されることで、チッピングPのサイズを測定することが可能となる。
図6に示すように、計10パス目となる測定ラインにおいては、各測定箇所のほとんど全てにおいて、レーザ光が被加工物Wの表面Waで減衰せずに比較的多く正反射し、反射光としてレーザ光受光手段51に向かい、レーザ光受光手段51の受光面51aにて受光される。そのため、制御手段59は、該10パス目の測定ラインは、各測定箇所の凡そ全てがレーザ光の照射光量と反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値を大幅に下回るライン、即ち、チッピングPが形成されていない被加工物Wの平坦な表面Waのみのラインとして判断し、該10パス目の測定ラインのY軸座標位置と紐付けて記憶部591に記憶する。そして、該10パス目の測定ラインが、レーザ光照射工程と、レーザ光受光工程と、チッピング判定工程とを被加工物に形成されたカーフMの延在方向に対して連続して線状に実施するカーフMの幅方向における最後のラインとされる。
次いで、カーフMの−Y方向側の縁のチッピングPが上記と同様に測定される。
チッピングサイズの測定の一例を、図6を用いて説明する。例えば、制御手段59が、カーフMの縁に形成されたチッピングPの内、最もデバイスD側に延びたチッピングP1のチッピングサイズを測定する。記憶部591には、チッピングP1の起点となる測定ライン(3パス目の測定ライン)のY軸座標位置、及びチッピング測定を終了した測定ラインの1パス前の測定ライン(9パス目の測定ライン)のY軸座標位置が記憶されている。そして、インデックス送り量、即ち、各測定ライン間の距離は5μmであることから、3パス目の測定ラインから9パス目の測定ラインまでの距離、即ち、チッピングP1のサイズが、6パス×5μm=30μmと算出される。
なお、記憶部591には、各チッピング未発生部及び各チッピング発生部についてのX軸Y軸座標位置が記憶されているため、例えば、制御手段59は、図示しないモニターの出力画面上に、チッピング未発生部とチッピング発生部とをマッピング表示することで、チッピングP1を含む各チッピングPの形状を視覚的に表示するものとしてもよい。
本発明に係るチッピング測定方法においては、被加工物WのカーフMに対してレーザ光を照射するレーザ光照射工程と、レーザ光照射工程にて照射したレーザ光が被加工物Wで反射した反射光を受光するレーザ光受光工程と、レーザ光照射工程において照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光工程において受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定するチッピング判定工程と、を備えることで、従来の撮像手段によるカーフMの撮像を行うチッピング測定方法に比べて、レーザ光を被加工物Wに連続的に照射していくことで測定データが不十分とならず、かつ、大幅に測定時間を短縮することが可能となる。
レーザ光照射工程と、レーザ光受光工程と、チッピング判定工程とを被加工物Wに形成されたカーフMの延在方向に対して連続して線状に実施し、さらに、カーフMの延在方向に対して連続して線状に実施した該3つの工程をカーフMの幅方向においても複数回にわたり同様に実施することで、チッピングのサイズを測定することが可能となる。
本発明に係るチッピング測定装置5は、被加工物WのカーフMに対してレーザ光を照射するレーザ光照射手段50と、レーザ光照射手段50にて照射したレーザ光が被加工物Wで反射した反射光を受光するレーザ光受光手段51と、レーザ光照射手段50が照射したレーザ光の照射光量とレーザ光受光手段51が受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定する判定手段590を備えることで、従来の撮像手段によるカーフMの撮像を行うチッピング測定装置に比べて、測定データが不十分とならず、かつ、大幅に測定時間を短縮することが可能となる。
チッピング測定装置5は、レーザ光照射手段50及びレーザ光受光手段51と被加工物Wとを被加工物WのカーフMの延在方向に相対的に移動させ被加工物WのカーフMの延在方向におけるチッピング測定を可能とする第1の可動軸561と、レーザ光照射手段50及びレーザ光受光手段51と被加工物Wとを被加工物WのカーフMの幅方向に相対的に移動させ被加工物WのカーフMの幅方向におけるチッピング測定を可能とする第2の可動軸562とを備えることで、被加工物Wに対して平面状にチッピング状態(サイズや形状)の測定が可能である。
本発明に係るチッピング測定方法は本実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されている切削装置1及びチッピング測定装置5の構成等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態におけるチッピング測定方法では、まず、チッピング起点の判定のための測定を行っているが、予め判断できる標準カーフを示す二点鎖線L1の大まかな座標位置をチッピング起点として設定し、該チッピング起点の判定のための測定を行わずにチッピング測定方法を開始してもよい。
また、(1)レーザ光照射工程と、(2)レーザ光受光工程と、(3)チッピング判定工程とにおける被加工物WのX軸方向への送り速度を1000mm/秒とし、カーフMの幅方向(Y軸方向)におけるインデックス送り量を50μmとしてもよい。
例えば、測定したカーフMのチッピング状態についての情報がチッピング測定装置5から図1に示す切削装置1にフィードバックされることで、許容値以上のサイズのチッピングが発生していた場合等において、該情報は、切削装置1の切削条件の変更やブレード60の交換の可否に役立てられる。例えば、カーフMが形成された被加工物Wに対するチッピング測定と、被加工物Wに対するカーフMの形成(被加工物Wの切削)が並行して行われる場合には、チッピング測定において許容値以上のチッピングが測定された場合に、チッピング測定装置5からエラーが発報されたり、切削装置1による被加工物Wの切削がチッピング測定装置5からの情報によって停止されたりしてもよい。
W:被加工物 Wa:表面 D:デバイス S:分割予定ライン T:ダイシングテープ
M:カーフ P:チッピング
1:切削装置
6:切削手段 61:スピンドルハウジング 62:スピンドル 60:ブレード
30:保持テーブル 30a:保持面
5:チッピング測定装置 55:保持テーブル 561:第1の可動軸 562:第2の可動軸
50:レーザ光照射手段 500:レーザ光発振器 501:集光器 501a:集光レンズ
51:レーザ光受光手段 51a:受光面
59:制御手段 590:判定手段 591:記憶部

Claims (4)

  1. 高速回転するブレードにより切削され被加工物に形成されたカーフのチッピング状態を測定するチッピング測定方法であって、
    該被加工物のカーフに対してレーザ光を照射するレーザ光照射工程と、
    該レーザ光照射工程にて照射したレーザ光が該被加工物で反射した反射光を受光するレーザ光受光工程と、
    該レーザ光照射工程において照射したレーザ光の照射光量と該レーザ光受光工程において受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、該変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定するチッピング判定工程と、を備えることを特徴とするチッピング測定方法。
  2. 前記レーザ光照射工程と、前記レーザ光受光工程と、前記チッピング判定工程とを前記被加工物に形成されたカーフの延在方向に対して連続して線状に実施し、さらに、該カーフの延在方向に対して連続して線状に実施した該3つの工程を該カーフの幅方向においても複数回にわたり同様に実施することで、チッピングサイズを測定することを可能とする請求項1記載のチッピング測定方法。
  3. 高速回転するブレードにより切削され被加工物に形成されたカーフのチッピング状態を測定するチッピング測定装置であって、
    該被加工物のカーフに対してレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、
    該レーザ光照射手段にて照射したレーザ光が該被加工物で反射した反射光を受光するレーザ光受光手段と、
    該レーザ光照射手段が照射したレーザ光の照射光量と該レーザ光受光手段が受光した反射光の受光量との変化量が予め登録したしきい値未満であればレーザ光照射箇所はチッピング未発生部であると判定し、該変化量が予め登録したしきい値以上であればレーザ光照射箇所はチッピング発生部であると判定する判定手段を備えることを特徴とするチッピング測定装置。
  4. 前記チッピング測定装置は、前記レーザ光照射手段及び前記レーザ光受光手段と前記被加工物とを該被加工物のカーフの延在方向に相対的に移動させ該被加工物のカーフの延在方向におけるチッピング測定を可能とする第1の可動軸と、前記レーザ光照射手段及び前記レーザ光受光手段と前記被加工物とを該被加工物のカーフの幅方向に相対的に移動させ該被加工物のカーフの幅方向におけるチッピング測定を可能とする第2の可動軸とを、備え、
    該被加工物に対して平面状にチッピング状態の測定が可能であることを特徴とする請求項3記載のチッピング測定装置。
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