JP2019158042A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】側部継手部から継手本体内に流れ込んだ排水が逆流防止部に当たって生じる音の発生を抑えた管継手を提供する。【解決手段】管継手24は、軸線Cが上下方向に延びる筒状に形成された継手本体27と、軸線が水平面に沿うように配置され、端部が継手本体の側面に接続され、端部に形成された開口30aA,30aCが継手本体内に連通し、横管路部22が接続される側部継手部30A,30Cと、継手本体の内周面から張り出すように設けられ、上下方向に延びるとともに、下端が側部継手部の開口の下端よりも上方に配置された逆流防止部31と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、管継手に関する。
従来、集合住宅やオフィスビルディング等の建築物は、排水路等の配管構造を備えている(例えば、特許文献1参照)。例えば、配管構造は、建築物の各階で排水を集める横管路部と、各横管路部で集めた排水を下方に向かって流す縦管路部と、を備えている。横管路部と縦管路部は、管継手により接続されている。
管継手は、上下方向に延びる筒状に形成された継手本体と、継手本体の上端部に設けられ、縦管路部が接続された上部継手部と、水平面に沿って延びて、端部が継手本体の側面に接続された複数の側部継手部と、継手本体の内周面に設けられた逆流防止部と、を備えている。側部継手部の端部に形成された開口は、継手本体内に連通する。逆流防止部は、継手本体の内周面から継手本体の軸線に向かって張り出し、かつ上下方向に延びている。
逆流防止部の下端は、側部継手部の開口の下端よりも下方に配置されている。
このように構成された配管構造では、複数の側部継手部の1つから継手本体内に流れ込んだ排水は、継手本体内で、側部継手部の開口に対向する継手本体の内周面に突き当たる。この排水の反射流は、すぐに逆流防止部にぶつかり、排水の反射流が継手本体の内周面を伝うという現象は確実に抑制され、排水が複数の側部継手部の他の1つへと逆流することが防止される。
特開2011−085015号公報
しかしながら、側部継手部から継手本体内に流れ込んだ排水が逆流防止部に当たると、音(異音)が生じる。この音は、建築物の使用者に不快感を与える。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、側部継手部から継手本体内に流れ込んだ排水が逆流防止部に当たって生じる音の発生を抑えた管継手を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の管継手は、軸線が上下方向に延びる筒状に形成された継手本体と、軸線が水平面に沿うように配置され、端部が前記継手本体の側面に接続され、前記端部に形成された開口が前記継手本体内に連通し、横管路部が接続される側部継手部と、前記継手本体の内周面から張り出すように設けられ、上下方向に延びるとともに、下端が前記側部継手部の前記開口の下端よりも上方に配置された逆流防止部と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、側部継手部から継手本体内に流れ込んだ排水は、流量が少ないときは側部継手部の開口の下端部内を流れ、逆流防止部よりも下方を通る。このため、排水が逆流防止部に当たりにくくなり、排水が逆流防止部に当たって生じる音の発生を抑えることができる。
また、上記の管継手において、前記逆流防止部の上端は、前記開口の上端よりも下方に配置されていてもよい。
この発明によれば、側部継手部の開口の上端部内を流れた排水は、側部継手部に当たりにくくなる。これにより、排水が逆流防止部に当たって生じる音の発生をさらに抑えることができる。
また、上記の管継手において、前記継手本体の上端部に設けられ、縦管路部が接続される上部継手部を備え、前記逆流防止部は、前記上部継手部から流れ落ちる排水が干渉しない程度の前記継手本体の軸線に向かった張り出し高さであってもよい。
この発明によれば、上部継手部から流れ落ちる排水が逆流防止部に当たるのを抑制することができる。
また、上記の管継手において、前記逆流防止部は前記継手本体とは別体に形成されていてもよい。
この発明によれば、金型を用いた射出成形等により逆流防止部が継手本体とは一体に形成しにくい場合でも、逆流防止部を継手本体とは別体に形成した後で、逆流防止部を継手本体に取付けること等により、管継手を製造しやすくすることができる。
また、上記の管継手において、前記継手本体の下端部に設けられ、縦管路部が挿入される下部継手部と、前記下部継手部内に配置され、前記下部継手部に対して前記縦管路部が上方に移動するのを規制する規制部と、備え、前記規制部は、前記下部継手部とは別体に形成されていてもよい。
この発明によれば、金型を用いた射出成形等により規制部が下部継手部とは一体に形成しにくい場合でも、規制部を下部継手部とは別体に形成した後で、規制部を下部継手部に取付けること等により、管継手を製造しやすくすることができる。
本発明の管継手によれば、側部継手部から継手本体内に流れ込んだ排水が逆流防止部に当たって生じる音の発生を抑えることができる。
本発明の一実施形態の管継手が使用される建築物の断面図である。 同管継手の縦断面図である。 図2中のIII−III線に相当する断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の縦断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の横断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の横断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の横断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の縦断面図である。 同管継手に取付けられている蓋部材の斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の縦断面図である。 本発明の一実施形態の変形例における管継手の縦断面図である。
以下、本発明に係る管継手の一実施形態を、図1から図11を参照しながら説明する。
図1に、本実施形態の管継手24が使用される、集合住宅やオフィスビルディング等の建築物1を示す。建築物1は、その内部に排水路21を備えている。排水路21は、各階で発生した排水を集める横管路部22と、横管路部22が集めた排水を下方に向かって流す縦管路部23と、横管路部22と縦管路部23とを接続する管継手24と、を備えている。なお、図1においては、後述する側部継手部30Bは示していない。
建築物1は、各階を上下方向に仕切る床スラブ11を備えている。床スラブ11は、水平面に沿って延びている。
横管路部22は、管継手24側が水勾配程度に下方となるように、床スラブ11上をほぼ水平面に沿って延びている。縦管路部23は、上下方向に延びている。横管路部22及び縦管路部23は、樹脂等で管状に形成されている。
管継手24は、塩化ビニル等の難燃性を有する樹脂で形成されている。図2及び図3に示すように、管継手24は、継手本体27と、上部継手部28と、下部継手部29と、側部継手部30と、逆流防止リブ(逆流防止部)31と、を備えている。
管継手24は、上部継手部28及び側部継手部30が床スラブ11よりも上方に位置するように、床スラブ11に形成された貫通孔11a内に挿入されている(図2参照)。
継手本体27は、自身の軸線Cが上下方向に延びる円筒状に形成されている。継手本体27は、上部本体部34と、本体中間部35と、下部本体部36と、を備えている。上部本体部34、本体中間部35、及び下部本体部36は、円筒状に形成され、互いに同軸上に配置されている。
上部本体部34には、前述の上部継手部28及び側部継手部30が固定されている。上部本体部34の大部分は、床スラブ11の貫通孔11aよりも上方に突出している。
上部継手部28は、円筒状に形成され、上部本体部34の上端部に上部本体部34と同軸に設けられている。上部継手部28の内部空間は、上部本体部34の内部空間と連通している。
例えば、上部継手部28は、継手本体27と縦管路部23とを熱伸縮の影響を吸収できるように接続する伸縮用受口である。上部継手部28は、円筒状の受口本体部39と、この受口本体部39の端部に挿入されたゴム製のシール部材40と、受口本体部39の端部に外側から嵌め合わされシール部材40を保持するキャップ部41と、を備えている。受口本体部39の下端部には、軸線Cと同軸に開口部39aが形成されている。例えば、開口部39aは、上部継手部28の中で内径が一番小さい部分である。
上部継手部28は、上部本体部34の上端部に形成された開口に装着された状態で接着等により固定されている。上部継手部28内には、縦管路部23の下端部が挿入され、上部継手部28に縦管路部23が接着等により固定(接続)されている。すなわち、上部継手部28は縦管路部23の受口である。
本実施形態では、側部継手部30として、複数の側部継手部30A,30B,30C(本実施形態では3つ)が上部本体部34に固定されている。なお、側部継手部30A,30B,30Cをまとめて側部継手部30とも言う。後述する逆流防止リブ31A,31B,31C等についても、同様である。
側部継手部30A,30B,30Cは、継手本体27の軸線C周りに、例えば90°ごとに配置されている。側部継手部30Aと側部継手部30Cとは、上部本体部34を介して対向している。
側部継手部30A,30B,30Cは円筒状に形成され、自身の軸線が水平面に沿うように配置されている。側部継手部30A,30B,30Cの各端部は、上部本体部34の側面に接続されている。側部継手部30A,30B,30Cの端部に形成された開口30aA,30aB,30aCは、上部本体部34内に連通している。
側部継手部30A,30B,30Cの端部における開口30aA,30aB,30aCの周縁部には、側部継手部30A,30B,30Cの径方向内側に向かって突出する側方ストッパ30bA,30bB,30bCがそれぞれ形成されいる。側方ストッパ30bA,30bB,30bCは、環状に形成され、側部継手部30A,30B,30Cの端部における内周面に設けられている。
側部継手部30A,30B,30C内には、横管路部22の端部が挿入されいて、側部継手部30A,30B,30Cに横管路部22が接着等により固定されている。以下では、側部継手部30A,30B,30Cに固定された横管路部22を、横管路部22A,22B,22Cと言う場合がある。
横管路部22の端部は、側方ストッパ30bA,30bB,30bCに係止している。側部継手部30A,30B,30Cの内径、及び横管路部22の端部の外径は、互いに同等である。側方ストッパ30bA,30bB,30bCの壁部の径方向の長さは、横管路部22の壁部の径方向の長さよりも短い。このため、横管路部22の継手本体27側の端部の内周面の下端よりも、側方ストッパ30bA,30bB,30bCの内周面の下端の方が下方に配置されている。
上部本体部34内には、前述の逆流防止リブ(逆流防止部)31及び第一旋回羽根45が設けられている。
逆流防止リブ31は、上部本体部34の内周面から軸線Cに向かって張り出すように設けられている。逆流防止リブ31は、上部本体部34の内周面における側部継手部30A,30B,30Cの開口30aA,30aB,30aCから継手本体27の周方向に位置をずらした部分から軸線Cに向かって張り出している。
逆流防止リブ31は、上下方向に延びるとともに、下端が側部継手部30A,30B,30Cの開口30aA,30aB,30aCのいずれの下端よりも上方に配置されている。逆流防止リブ31の下端から側部継手部30A,30B,30Cの開口30aA,30aB,30aCの下端のうち最も上方の部分までの距離は、5mm以上であることが好ましい。
なお、逆流防止リブ31の下端は、側方ストッパ30bA,30bB,30bCの内周面の下端よりも上方に配置されるとしてもよいし、横管路部22の継手本体27側の端部の内周面の下端よりも上方に配置されるとしてもよい。
逆流防止リブ31の上端は、側部継手部30A,30B,30Cの開口30aA,30aB,30aCの上端よりも上方に配置され、上部継手部28の下端部に達している。
逆流防止リブ31は、上部継手部28から流れ落ちる排水が干渉しない程度の軸線Cに向かった張り出し高さであることが好ましい。ここで言う上部継手部28から流れ落ちる排水とは、上部継手部28に挿入される縦管路部23から流れ落ちる排水のことを意味する。
例えば、上部継手部28から流れ落ちる排水が干渉しない程度とは、平面視において、上部継手部28の開口部39a内に逆流防止リブ31が配置されないことを意味する。
本実施形態では、管継手24は、逆流防止リブ31として、複数の逆流防止リブ31A31B,31Cを備えている。逆流防止リブ31Aは、図3に示す平面視において、上部本体部34の内周面のうち、開口30aAに対して開口30aBとは継手本体27の周方向に反対向きの開口30aAの縁部に配置されている。逆流防止リブ31Bは、上部本体部34の内周面のうち、開口30aAと開口30aBとの間の位置に配置されている。逆流防止リブ31A,31Bは、開口30aAを継手本体27の周方向に挟み込んでいる。
逆流防止リブ31Cは、上部本体部34の内周面のうち、開口30aBと開口30aCとの間の位置に配置されている。逆流防止リブ31B,31Cは、開口30aBを周方向に挟み込んでいる。
図3に示すように、逆流防止リブ31A,31B,31Cは、管継手24の外部から横管路部22A,22Cを通して見える領域R1の外部であって、管継手24の外部から横管路部22Bを通して見える領域R2の外部に配置される張り出し高さであることが好ましい。
第一旋回羽根45は、上部本体部34の内周面のうち、開口30aCに対して開口30aBとは継手本体27の周方向に反対向きの開口30aCの縁部に配置されている。
逆流防止リブ31A,31B,31C及び第一旋回羽根45は、上部本体部34に接着等により固定されているか、射出形成等により上部本体部34と一体に形成されている。
図2に示すように、本体中間部35は、大部分が床スラブ11の貫通孔11aに挿入されている。本体中間部35の上端部は、上部本体部34の下端部内に挿入され、上部本体部34に接着等により固定されている。本体中間部35内には、第二旋回羽根47が設けられてもよい。なお、本体中間部35よりも外側であって床スラブ11の貫通孔11a内の部分は、モルタル48により塞がれている。
下部本体部36は、下方に向かうに従い漸次、外径及び内径がそれそれ小さくなる。下部本体部36は、床スラブ11の貫通孔11aよりも下方に突出している。下部本体部36には、上端部とそれ以外との部分との境界部分に段部36aが形成されている。下部本体部36の上端部の内径は、下部本体部36の上端部以外の部分の内径よりも大きい。下部本体部36の上端部内には、本体中間部35の下端部が挿入され、本体中間部35が段部36aに下方に向かって係止している。本体中間部35は、下部本体部36に接着等により固定されている。
下部本体部36の下端部の内周面には、下部本体部36の径方向内側に向かって突出した第三旋回羽根49が設けられている。
下部継手部29は、円筒状に形成され、下部本体部36の下端部に上部本体部34と同軸に設けられている。下部継手部29と下部本体部36の下端部との間には、下部継手部29の内径が下部本体部36の下端部の内径よりも大きいことにより、下方ストッパ29aが形成されている。
下部継手部29内には、縦管路部23の上端部が挿入され、下部継手部29に縦管路部23が接着等により固定されている。縦管路部23が下方ストッパ29aに下方ストッパ29aの下方から係止することにより、下部継手部29に対して縦管路部23が上方に移動するのが規制されている。
次に、以上のように構成された排水路21の動作について、管継手24を中心に説明する。
建築物1において、各階で横管路部22により集められた排水は、管継手24内に流れ込む。排水は、流量が多いときには横管路部22内の大部分を占めて流れるが、流量が少ないときには、横管路部22内の下端部を流れる。
例えば、図3において、横管路部22Bから管継手24の継手本体27内に流れ込んだ排水は、開口30aBに対向する継手本体27の内周面に突き当たる。排水の反射流が逆流防止リブ31Aにぶつかるため、排水が横管路部22Aへと逆流することが抑えられる。
この際に、逆流防止リブ31の下端は、側部継手部30の開口30aの下端よりも上方に配置されている。このため、横管路部22B内を流れる排水の流量が少ないときには、排水は側部継手部30Bの開口30aBの下端部内を流れ、逆流防止リブ31Aよりも下方を通って継手本体27内を下方に向かって流れる。
また、旋回羽根45,47,49により排水が旋回しながら下方に向かって流れるように導かれるため、排水の反射流が横管路部22Cへと逆流することが抑えられる。
管継手24から縦管路部23内を通って下方に流れた排水は、図示しない排水処理設備により適宜処理される。
以上説明したように、本実施形態の管継手24によれば、側部継手部30Bから継手本体27内に流れ込んだ排水は、流量が少ないときは側部継手部30Bの開口30aBの下端部内を流れ、逆流防止リブ31Aよりも下方を通る。このため、排水が逆流防止リブ31Aに当たりにくくなり、排水が逆流防止リブ31Aに当たって生じる音(異音)の発生を抑えることができる。従って、管継手24の近くにいる建築物1の使用者からクレームを受けるのを抑制することができる。
逆流防止リブ31は、上部継手部28から流れ落ちる排水が干渉しない程度の軸線Cに向かった張り出し高さである。これにより、上部継手部28から流れ落ちる排水が逆流防止リブ31に当たるのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、逆流防止リブ31は、上部継手部28から流れ落ちる排水が干渉する程度に軸線Cに向かって張り出してもよい。逆流防止リブ31は、軸線Cとは異なる向きに張り出してもよい。
本実施形態の管継手24は、以下に説明するようにその構成を様々に変形させることができる。
図4に示す管継手56のように、逆流防止リブ31Aの上端は、側部継手部30A,30B,30Cの開口30aA,30aB,30aCのいずれの上端よりも下方に配置されていてもよい。このように構成することにより、側部継手部30A,30B,30Cの開口30aA,30aB,30aCの上端部内を流れた排水は、逆流防止リブ31Aに当たりにくくなる。これにより、排水が逆流防止リブ31Aに当たって生じる音の発生をさらに抑えることができる。
図5に示す管継手61のように、本実施形態の管継手24において、側部継手部30C及び逆流防止リブ31Bを備えなくてもよい。
図6に示す管継手66のように、本実施形態の管継手24において、第一旋回羽根45に代えて、逆流防止リブ31である逆流防止リブ31Dを備えてもよい。逆流防止リブ31C,31Dは、開口30aCを継手本体27の周方向に挟み込んでいる。
図7に示す管継手71のように、変形例の管継手61において、旋回羽根45,47を備えなくてもよい。
このように、管継手が備える逆流防止リブ31の数や配置は特に限定されない。管継手は、旋回羽根を備えなくてもよい。
図8及び図9に示す管継手76のように、逆流防止リブ31A及び第一旋回羽根45は継手本体77とは別体に形成されてもよく、下部継手部78内に配置された下方ストッパ(規制部)79が下部継手部78とは別体に形成されていてもよい。
この変形例では、継手本体77は、軸線が上下方向に沿って延びる円筒状に形成されている。継手本体77の上端部には、有底円筒状に形成されたの蓋部材82が着脱可能に取付けられている。すなわち、継手本体77の上端部内に蓋部材82の周壁部82aが挿入され、嵌め合っている。蓋部材82の周壁部82aにおける開口周縁部には、逆流防止リブ31Aの上端部が固定され、第一旋回羽根45が連結片83を介して固定されている。
継手本体77は、射出形成等により樹脂等を用いて一体に形成されている。蓋部材82、逆流防止リブ31A、第一旋回羽根45、及び連結片83は、射出形成等により一体に形成されている。
下部継手部78は、円筒状に形成され、継手本体77の下端部に継手本体77と同軸に設けられている。例えば、下部継手部78の周方向の一部には、下部継手部78の下端から上方に所定の長さ延びるスリット78aが形成されている。スリット78aは、下部継手部78を径方向に貫通している。
下方ストッパ79は、円筒状に形成され、下部継手部78内に配置されている。下方ストッパ79の上端部の内径は、上方に向かうに従い漸次、大きくなる。下方ストッパ79の内径(最小内径)は、縦管路部23の外径よりも小さい。
下方ストッパ79の下端部の外周面には、連結片86が固定されている。連結片86は、下方ストッパ79よりも下方に向かって延びている。連結片86は、下部継手部78のスリット78a内に配置されている。スリット78aに連結片86がスリット78aの下方から嵌め合うことにより、下部継手部78に下方ストッパ79が着脱可能に取付けられている。なお、下部継手部78に下方ストッパ79が取付けられる構成は、これに限定されない。
下部継手部78の下端部内には、縦管路部23が挿入されている。縦管路部23は、下方ストッパ79に下方ストッパ79の下方から係止している。下方ストッパ79は、下部継手部78に対して縦管路部23が上方に移動するのを規制している。
下方ストッパ79及び連結片86は、射出形成等により一体に形成されている。
変形例の管継手76のように構成することにより、射出成形等により逆流防止リブ31Aが継手本体77とは一体に形成しにくい場合でも、逆流防止リブ31Aを継手本体77とは別体に形成した後で、逆流防止リブ31Aを継手本体77に取付けること等により、管継手76を製造しやすくすることができる。
同様に、下方ストッパ79が下部継手部78とは一体に形成しにくい場合でも、下方ストッパ79を下部継手部78とは別体に形成した後で、下方ストッパ79を下部継手部78に取付けること等により、管継手76を製造しやすくすることができる。
図10に示す管継手91のように、本実施形態の管継手24において、本体中間部35に代えて本体中間部92を備えてもよい。
本体中間部92は、本体中間部35とは形成されている材料のみ異なる。本体中間部92は、ポリ塩化ビニル系樹脂と吸熱剤とを含む樹脂組成物(A)、又は、ポリ塩化ビニル系樹脂と熱膨張開始温度が240℃以上である熱膨張性黒鉛とを含む樹脂組成物(B)を含有する熱膨張管である。
本体中間部92は、逆流防止リブ31の下端よりも下方に配置されていることが好ましい。
樹脂組成物(A)に含まれるポリ塩化ビニル系樹脂は、例えば、ポリ塩化ビニル単独重合体;塩化ビニルモノマーと、該塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有する他のモノマーとの共重合体;ポリ塩化ビニル系樹脂以外の重合体に塩化ビニルモノマーをグラフト共重合したグラフト共重合体等である。前記ポリ塩化ビニル系樹脂は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
樹脂組成物(A)に含まれる吸熱剤は、加熱された際に吸熱作用を有して温度上昇を抑制する化合物である。例えば、加熱された際に脱水反応等の吸熱反応が生じる化合物を吸熱剤として使用できる。
樹脂組成物(B)に含まれるポリ塩化ビニル系樹脂としては、樹脂組成物(A)に含まれるポリ塩化ビニル系樹脂と同様のものを使用できる。
樹脂組成物(B)に含まれる熱膨張性黒鉛は、熱膨張開始温度が240℃以上、好ましくは260℃以上のものである。
このように構成された管継手91は、所定の床スラブ11よりも下方の階で火災が発生した際に、火災の熱によって、図10中に二点鎖線で示すように、火災の熱によって本体中間部92が径方向内側に膨張し、本体中間部92の内部空間を閉塞する。これにより、炎、煙等が本体中間部92の内部空間を通ってこの床スラブ11よりも上方の階に上昇することを防止することができる。従って、管継手91は耐火性を発揮することができる。
この際に、逆流防止リブ31の下端は本体中間部92の上端よりも上方に配置されているため、本体中間部92が膨張する際に逆流防止リブ31が支障となることを抑えることができる。
樹脂組成物(B)における熱膨張性黒鉛の熱膨張開始温度である240℃は、管継手91を作製するときの成形温度(例えば、140℃以上240℃未満)よりも高い。そのため、管継手91を作製する際に、熱膨張性黒鉛が膨張することが防止されている。
図11に示す管継手96のように、本実施形態の管継手24において、本体中間部35の内周面上に、熱膨張シート97を備えてもよい。熱膨張シート97は、樹脂組成物(A)、又は樹脂組成物(B)を含有する。
このように構成された管継手96によっても、火災の熱によって熱膨張シート97が径方向内側に二点鎖線で示すように膨張し、本体中間部35の内部空間を閉塞する。従って、変形例の管継手91と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記実施形態では、継手本体27,77は円筒状に形成されているとしたが、継手本体27,77の水平面に沿う断面形状は、楕円形や、角筒状等でもよい。
上部継手部28及び下部継手部29,78に縦管路部23が挿入されることにより、上部継手部28及び下部継手部29,78と縦管路部23とが接続されるとした。しかし、上部継手部28及び下部継手部29,78と縦管路部23との接続は、上部継手部及び下部継手部を差口として縦管路部23内に挿入して行ってもよいし、両端部に設けたフランジ同士を接続してして行ってもよい。
側部継手部30と横管路部22との接続についても同様である。
22 横管路部
23 縦管路部
24,56,61,66,71,76,91,96 管継手
27,77 継手本体
28 上部継手部
29,78 下部継手部
30,30A,30B,30C 側部継手部
30aA,30aB,30aC 開口
31,31A,31B,31C,31D 逆流防止リブ(逆流防止部)
C 軸線

Claims (5)

  1. 軸線が上下方向に延びる筒状に形成された継手本体と、
    軸線が水平面に沿うように配置され、端部が前記継手本体の側面に接続され、前記端部に形成された開口が前記継手本体内に連通し、横管路部が接続される側部継手部と、
    前記継手本体の内周面から張り出すように設けられ、上下方向に延びるとともに、下端が前記側部継手部の前記開口の下端よりも上方に配置された逆流防止部と、
    を備える管継手。
  2. 前記逆流防止部の上端は、前記開口の上端よりも下方に配置されている請求項1に記載の管継手。
  3. 前記継手本体の上端部に設けられ、縦管路部が接続される上部継手部を備え、
    前記逆流防止部は、前記上部継手部から流れ落ちる排水が干渉しない程度の前記継手本体の軸線に向かった張り出し高さである請求項1又は2に記載の管継手。
  4. 前記逆流防止部は前記継手本体とは別体に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の管継手。
  5. 前記継手本体の下端部に設けられ、縦管路部が挿入される下部継手部と、
    前記下部継手部内に配置され、前記下部継手部に対して前記縦管路部が上方に移動するのを規制する規制部と、
    備え、
    前記規制部は、前記下部継手部とは別体に形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の管継手。
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