JP2019157913A - 車両用駆動装置 - Google Patents
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Description
軸方向に移動可能なスプールと、前記スプールを軸方向の一方に付勢する付勢部材と、油圧が入力される入力ポートと、前記入力ポートと連通した際に油圧を出力する出力ポートと、前記出力ポートに連通し、前記出力ポートから出力された油圧を前記スプールに対して前記軸方向の一方に作用させるフィードバック油室と、前記スプールを前記軸方向に駆動可能なソレノイド部と、を有し、前記スプールが前記入力ポートと前記出力ポートとを遮断可能な移動範囲である遮断移動範囲と、前記スプールが前記入力ポートと前記出力ポートとを連通可能な移動範囲である連通移動範囲とに、前記スプールが移動可能なソレノイドバルブと、
前記ソレノイドバルブを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記スプールを駆動する駆動信号を前記ソレノイド部に周期的に出力する異物除去制御を実行する際、前記スプールを前記遮断移動範囲で移動させる。
まず、車両用駆動装置の一例である自動変速機1の概略構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、例えばFFタイプ(フロントエンジン、フロントドライブ)の車両に用いて好適な自動変速機1は、変速機構5と、エンジン(駆動源)2と変速機構5との間に介在されるトルクコンバータ(流体伝動装置)4と、それらを油圧制御するための油圧制御装置6とを備えて構成されている。また、油圧制御装置6には、リニアソレノイドバルブSLを含むソレノイドバルブが備えられており、変速機構5のクラッチやブレーキ、トルクコンバータ4のロックアップクラッチなどに供給する油圧(係合圧)を電子制御により調圧する。
ついで、ソレノイドバルブの一例としてのリニアソレノイドバルブSLの構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、リニアソレノイドバルブSLは、自動変速機1に搭載された摩擦係合要素の油圧サーボやロックアップクラッチ等に作動油圧を直接供給するダイレクトリニアソレノイドバルブであり、非通電時には、非出力状態となるノーマルクローズ型のリニアソレノイドバルブである。本実施の形態においては、リニアソレノイドバルブSLが摩擦係合要素の油圧サーボに直接的に出力油圧を供給する、いわゆるダイレクトリニアソレノイドバルブである場合を一例として説明する。
本実施の形態に係る車両用駆動装置(1)は、
軸方向に移動可能なスプール(22)と、前記スプール(22)を軸方向の一方に付勢する付勢部材(27)と、油圧が入力される入力ポート(23)と、前記入力ポート(23)と連通した際に油圧を出力する出力ポート(24)と、前記出力ポート(24)に連通し、前記出力ポート(24)から出力された油圧を前記スプール(22)に対して前記軸方向の一方に作用させるフィードバック油室(25)と、前記スプール(22)を前記軸方向に駆動可能なソレノイド部(10)と、を有し、前記スプール(22)が前記入力ポート(23)と前記出力ポート(24)とを遮断可能な移動範囲である遮断移動範囲(LA)と、前記スプール(22)が前記入力ポート(23)と前記出力ポート(24)とを連通可能な移動範囲である連通移動範囲(LB)とに、前記スプール(22)が移動可能なソレノイドバルブ(SL)と、
前記ソレノイドバルブ(SL)を制御する制御部(100)と、を備え、
前記制御部(100)は、前記スプール(22)を駆動する駆動信号(SG)を前記ソレノイド部(10)に周期的に出力する異物除去制御を実行する際、前記スプール(22)を前記遮断移動範囲(LA)で移動させる。
前記ソレノイドバルブ(SL)は、前記出力ポート(24)と連通した際に油圧を排出する排出ポート(26)を有し、前記遮断移動範囲(LA)にあって、前記スプール(22)が前記出力ポート(24)と前記排出ポート(26)とを連通可能な移動範囲である排出移動範囲(LC)と、前記スプール(22)が前記出力ポート(24)と前記排出ポート(26)とを遮断可能な移動範囲である非排出移動範囲(LD)とに、前記スプール(22)が移動可能であり、
前記制御部(100)は、前記異物除去制御を実行する際、前記スプール(22)を前記排出移動範囲(LC)で駆動させる。
前記制御部(100)は、前記異物除去制御を実行する際、油温に応じて前記スプール(22)の移動範囲に対応する前記駆動信号(SG)の大きさを設定する。
なお、以上説明した本実施の形態においては、リニアソレノイドバルブSLが非通電の状態で入力ポートと出力ポートとが遮断されるノーマルクローズ型のものを説明したが、これに限らず、非通電の状態で入力ポートと出力ポートとが連通されるノーマルオープン型のものであっても構わない。この場合は、制御部100がソレノイド部10に電流を供給して入力ポートと出力ポートとを遮断した状態で、上述した異物除去制御を行うことになる。
10…ソレノイド部
22…スプール
23…入力ポート
24…出力ポート
25…フィードバック油室
26…排出ポート(ドレーンポート)
27…付勢部材(スプリング)
100…制御部
LA…遮断移動範囲
LB…連通移動範囲
LC…排出移動範囲
LD…非排出移動範囲
SG…駆動信号
SL…ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)
Claims (3)
- 軸方向に移動可能なスプールと、前記スプールを軸方向の一方に付勢する付勢部材と、油圧が入力される入力ポートと、前記入力ポートと連通した際に油圧を出力する出力ポートと、前記出力ポートに連通し、前記出力ポートから出力された油圧を前記スプールに対して前記軸方向の一方に作用させるフィードバック油室と、前記スプールを前記軸方向に駆動可能なソレノイド部と、を有し、前記スプールが前記入力ポートと前記出力ポートとを遮断可能な移動範囲である遮断移動範囲と、前記スプールが前記入力ポートと前記出力ポートとを連通可能な移動範囲である連通移動範囲とに、前記スプールが移動可能なソレノイドバルブと、
前記ソレノイドバルブを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記スプールを駆動する駆動信号を前記ソレノイド部に周期的に出力する異物除去制御を実行する際、前記スプールを前記遮断移動範囲で移動させる、
車両用駆動装置。 - 前記ソレノイドバルブは、前記出力ポートと連通した際に油圧を排出する排出ポートを有し、前記遮断移動範囲にあって、前記スプールが前記出力ポートと前記排出ポートとを連通可能な移動範囲である排出移動範囲と、前記スプールが前記出力ポートと前記排出ポートとを遮断可能な移動範囲である非排出移動範囲とに、前記スプールが移動可能であり、
前記制御部は、前記異物除去制御を実行する際、前記スプールを前記排出移動範囲で駆動させる、
請求項1に記載の車両用駆動装置。 - 前記制御部は、前記異物除去制御を実行する際、油温に応じて前記スプールの移動範囲に対応する前記駆動信号の大きさを設定する、
請求項1または2に記載の車両用駆動装置。
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JP2018041583A JP7151102B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 車両用駆動装置 |
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JP7151102B2 JP7151102B2 (ja) | 2022-10-12 |
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Family Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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