JP2019157218A - 自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板 - Google Patents
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(2)さらに、質量%にて、Ti:0.005〜0.30%、Nb:0.005〜0.30%、Zr:0.005〜0.30%、Sn:0.005〜0.50%、W:0.01〜2.0%、Sb:0.005〜0.50%、Ta:0.005〜0.30%、Hf:0.005〜0.30%、Co:0.01〜0.5%、REM:0.001〜0.05%、Ga:0.0002〜0.1%の1種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
(3)−40℃における溶接部の衝撃値が100J/cm2以上であることを特徴とする(1)または(2)に記載の自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
(4)溶接部の常温における疲労限が300MPa以上であることを特徴とする請求項(1)または(2)に記載の自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
(5)自動車の締結部品に使用される(1)〜(4)のいずれか1つに記載のフェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
溶接時の溶融部では凝固時の核が多数存在することによってフェライト相の生成頻度が増加し、凝固組織微細化に繋がる。本願発明では先に示した鋼組成によって凝固核となる介在物を多数生成させることで、溶融部の凝固核として作用させ凝固組織微細化を達成する。種々の溶融部組織を調査した結果、円相当直径で2.0μm以下の介在物が1個/3000μm2以上とすることによって、図1に示す様な微細な凝固組織を得ることが可能となった。
図3の(A)の中央に見える黒色の部分も介在物であり、(B)のピークからわかるように、Ca、Al、Si、Tiを含む介在物である。フェライト相とオーステナイト相の界面に存在していることから、フェライト相からオーステナイト相への変態を促進したと推察される。また図4の(A)の中央に見える黒色の部分も介在物であり、(B)のピークでBとNのピークが強いことからわかるように、BNである。図4(A)ではBNがオーステナイト相に存在しており、これもオーステナイト相の生成に寄与した可能性がある。これらの介在物が溶接時にフェライト相からオーステナイト相への変態を加速させて、凝固組織の微細化に寄与することが本願にて見出されたものである。この様な介在物を30箇所観察した結果、円相当直径で2.0μm以下の介在物が1個/3000μm2以上とすることで図1の本願発明の様な微細組織が溶接部で得られることが分かった。介在物の大きさが2.0μm以上の場合、凝固核や変態核として作用しないと予想されることから、円相当直径で2.0μmとする。介在物の分布は1個/2000μm2以上とするが、望ましくは2個/2000μm2が良い。
ここで、シャルピー衝撃試験についてはJIS Z2242に準拠し、溶融部にVノッチを付与して各温度で衝撃値を求めたものであり、本願発明鋼は−40℃における溶接部の衝撃値が100J/cm2以上であり、脆性的には破壊せず自動車締結部品が寒冷地において必要な衝撃値を確保している。
また、常温平面曲げ疲労試験については、JIS Z2275に基づいて行った。
まず、溶接部を対象としてJIS1号試験片を採取し、常温(23℃)で平面曲げ疲労試験を実施した。常温平面曲げ疲労試験は、初期の曲げモーメントが一定になる様にトルクを繰り返し付与し、その速度は1500回/分とした。付与する応力は曲げモーメントから算出されるが、付与応力を種々変化させて、付与応力と破断繰り返し数の関係を求める。疲労限は107回の繰り返しで破断しない応力と定義した。図5から明らかなように、本願発明鋼は自動車締結部品が常温において必要な疲労限300MPa以上を確保している。
また、溶接部の常温平面曲げ疲労試験を行い、疲労限を算出した。表3に各鋼に対する結果を示す。
表3では、本願発明鋼No.1〜16は、鋼組成、オーステナイト相面積率、介在物の個数分布が本願の条件を満たし、溶接部の特性は、両特性とも自動車締結部品としての特性を満足していた。
鋼No.18〜19、22は、Mn含有率が下限外れであったため、オーステナイト相の面積率が低すぎて、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.21は、Si含有率が上限外れであったため、加工性と靱性が低下し、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.23は、P含有量とMn含有量が上限外れであったため、加工性と靱性が低下し、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.25は、Ni含有量が下限外れであったため、オーステナイト相の面積率が低すぎ、Cu含有量とMn含有量が上限外れであったため、加工性と靱性が低下し、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.26は、Mn含有量が下限外れ、Cr含有量が上限外れであったため、オーステナイト相の面積率が低すぎ、溶接組織も粗大化した。そのため、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.28は、N含有量が下限外れであったため、オーステナイト相の面積率が低すぎた。また、介在物としての窒化物が充分に生成せず、介在物の個数が少なすぎた。そのため、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.30は、Cu含有量が上限外れであったため、加工性と靱性が低下し、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.32は、Al含有量が下限外れであったため、Al系の介在物が充分に生成せず、介在物の個数が少なすぎて、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
鋼No.36は、Mg含有量が下限外れであり、介在物としてのMgOが充分に生成せず、介在物の個数が少なすぎて、溶接部の低温靱性および常温疲労特性が不合格となった。
Claims (5)
- 質量%にて、
C:0.001〜0.05%、Si:0.01〜1.0%、Mn:2〜5%、P≦0.05%、S≦0.005%、Ni:0.1〜6.0%、Cr:15.0〜23.0%、Mo:0.01〜1.0%、Cu:0.01〜2.0%、N:0.005〜0.30%、B:0.0005〜0.0100%、Al:0.01〜0.5%、V:0.01〜0.50%、Ca:0.0002〜0.0100%、O:0.0001〜0.0100%、Mg:0.0002〜0.0100%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト相とオーステナイト相の2相組織を示し、面積率でオーステナイト相が40%以上存在するとともに、円相当直径で2.0μm以下の介在物が1個/3000μm2以上存在することを特徴とする自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。 - さらに、質量%にて、
Ti:0.005〜0.30%、Nb:0.005〜0.30%、Zr:0.005〜0.30%、Sn:0.005〜0.50%、W:0.01〜2.0%、Sb:0.005〜0.50%、Ta:0.005〜0.30%、Hf:0.005〜0.30%、Co:0.01〜0.5%、REM:0.001〜0.05%、Ga:0.0002〜0.1%の1種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。 - −40℃における溶接部の衝撃値が100J/cm2以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
- 溶接部の常温における疲労限が300MPa以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車締結部品用フェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
- 自動車の締結部品に使用される請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のフェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼板。
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