JP2019155715A - 液体供給方法及びインク供給方法及び画像記録方法及び画像形成装置 - Google Patents
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このような問題点を解決すべく、クロストークによるノズル列内におけるインク吐出特性のばらつきを抑制するため、主走査方向に複数のノズル列を配置し、吐出ムラが出ないようにそれぞれ異なる吐出特性のノズルを組み合わせる技術が提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
本発明は上述の問題点を解決し、分散安定性が低いインクを用いても画像濃度ムラの発生を低減及び抑制することが可能な液体供給方法及びインク供給方法及び画像記録方法及び画像形成装置の提供を目的とする。
記録ヘッド10は、記録ヘッド1と比較すると、インク供給口2b,2cを有していない点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。共通液室3の一端はインク供給口2aに接続されており、他端は記録ヘッド1の内部で行き止まりとなっている。共通液室4の一端はインク供給口2dに接続されており、他端は記録ヘッド1の内部で行き止まりとなっている。
液体吐出ユニット16において、記録ヘッド1の各インク供給口2b,2cには栓17がそれぞれ取り付けられている。インクは初期充填時において、各インク供給口2a,2dからインクを導入して各共通液室3,4を介して各インク供給口2b,2cまでインクを充填させ、この状態で各栓17によって各インク供給口2b,2cを塞いでいる。
この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
各記録ヘッド19,20は、それぞれのノズルが縦方向及び横方向においてそれぞれ平行となるように配置される。
この第3の実施形態においても第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
液体吐出ヘッドとしての記録ヘッド41は単一の共通液室3(図示せず)とインク供給口2a,2bを有しており、液体吐出ヘッドとしての記録ヘッド42は単一の共通液室4(図示せず)とインク供給口2c,2dを有している。各インク供給口2b,2cには、栓17がそれぞれ取り付けられている。インクは各記録ヘッド41,42への初期充填時において、各インク供給口2a,2dからインクを導入して各共通液室3,4を介して各インク供給口2b,2cまでインクを充填させ、この状態で各栓17によって各インク供給口2b,2cを塞いでいる。
この第4の実施形態においても第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
インクを貯容した第1インク貯容部23にはインク供給管13の一端が接続されており、インク供給管13の他端にはポンプ12の吸入口が接続されている。ポンプ12には2個の排出口があり、一つには一端をインク供給口2aに接続されたインク供給管14の他端が、他の一つには一端をインク供給口2dに接続されたインク供給管15の他端がそれぞれ接続されている。
また、第1インク貯容部23と第2インク貯容部24とは、連通管29によって連通されている。
また、供給されるインクが貯容された第1インク貯容部23と回収されたインクが貯容される第2インク貯容部24とが連通管29によって連通されているので、記録ヘッド1内に供給されるインクが常時循環していることによりインク自体の安定性が向上し、より一層濃度のばらつきを抑制することができ、より均一な濃度による画像形成を行うことができる。
また、共通液室3に供給されたインクは個別液室30を介して共通液室4を通り回収されるので、各共通液室3,4のみならず個別液室30内に存在するインクも循環させることができ、インク自体の安定性を高めてより一層濃度のばらつきを抑制することができ、より均一な濃度による画像形成を行うことができる。
供給液体収容部35とインク供給管36との接続部近傍かつ排出液体収容部37とインク排出管38との接続部近傍には、インクを供給する図示しない第1ポンプと、インクを排出する図示しない第2ポンプと、第1ポンプ及び第2ポンプの接続先を供給液体収容部35または排出液体収容部37の何れかに切り替えてインクの流通方向を切り替える手段とを備えた切替手段39が配設されている。
この第7の実施形態によれば、切替手段39によって定期的に記録ヘッド1内のインクの流入方向を変更することにより、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができると共に、インクの状態をより安定させることができる。
液体吐出装置としてのインクジェット記録装置54は、その装置本体内部に主走査方向に対して移動可能であり各記録ヘッド10を搭載するキャリッジ55を有している。また装置本体内部には、各記録ヘッド10及び各記録ヘッド10にインクを供給するインクタンク40等で構成される液体吐出ユニット9等が収納されている。装置本体の下部には、前方側から多数枚の被記録媒体である転写シート58を積載可能な給紙カセット(給紙トレイでもよい)59が抜き差し自在に装着されている。さらに装置本体には、転写シート58を手差しで給紙する際に開放される手差しトレイ60が配設されている。インクジェット記録装置54は、給紙カセット59または手差しトレイ60から給紙される転写シート58を取り込み、液体吐出ユニット9によって所望の画像を記録した後、画像形成後の転写シート58を後面側に配設された排紙トレイ61に排出する。
またキャリッジ55には、各記録ヘッド10に各色インクを供給する各インクタンク40が交換可能に装着されている。各インクタンク40は、上方に大気と連通する大気口を、下方に各記録ヘッド10へインクを供給する供給口をそれぞれ有している。インクタンク40の内部にはインクが充填された多孔質体が設けられており、多孔質体の毛管力によって記録ヘッド10に供給されるインクを僅かな負圧に維持している。
上述したインクジェット記録装置54では、本発明の液体吐出ユニット9を搭載しているので、濃度のばらつきを抑制することができ、均一な濃度による画像形成を行うことができる。
また、上述の説明では液体吐出ユニット9としてインクを吐出するものを示したが、本発明が適用可能な液体はインクには限られず、例えばパターニング用の液体レジストを吐出する装置に液体吐出ユニット9を適用してもよい。さらには遺伝子分析試料を吐出する装置に液体吐出ユニット9を適用してもよい。
3,4 共通液室
6 ノズル
23 供給液体収容部(第1インク貯容部)
24 排出液体収容部(第2インク貯容部)
32 圧力室
33 循環流路
35 供給液体収容部
37 排出液体収容部
39 切替手段
54 画像形成装置(インクジェット記録装置)
Claims (9)
- 液体を吐出する複数のノズルが直線状に配置された複数のノズル列と、前記ノズル列に前記液体を供給し前記ノズル列にそれぞれ対応して延在する複数の共通液室とを備え、前記複数のノズル列及び前記複数の共通液室がそれぞれ平行となるように配置された液体吐出ヘッドに前記液体を供給する液体供給方法であって、
前記複数の共通液室に対して同時に前記液体を供給し、前記複数の共通液室のうちの少なくとも一つは他の共通液室とは流れの方向が異なるように前記液体を供給する液体供給方法。 - 液体を吐出する複数のノズルが直線状に配置されたノズル列と、前記ノズル列に前記液体を供給し前記ノズル列に対応して延在する共通液室とを備えた液体吐出ヘッドを複数用い、前記複数のノズル列及び前記複数の共通液室がそれぞれ平行となるように配置された前記複数の液体吐出ヘッドの前記複数の共通液室に前記液体を供給する液体供給方法であって、
前記複数の共通液室に対して同時に前記液体を供給し、前記複数の共通液室のうちの少なくとも一つは他の共通液室とは流れの方向が異なるように前記液体を供給する液体供給方法。 - 請求項1または2記載の液体供給方法において、
前記複数の共通液室は、前記液体が供給される供給口と前記液体を排出する排出口と有し、
前記供給口に供給される前記液体が収容される供給液体収容部と、前記排出口から排出された液体が収容される排出液体収容部とを備え、
前記供給液体収容部と前記排出液体収容部とが連通され、前記複数の共通液室に供給される前記液体が循環することを特徴とする液体供給方法。 - 請求項1または2記載の液体供給方法において、
前記ノズルから液体を吐出するための圧力室と、前記圧力室を介して前記液体の循環路を形成する循環流路とを有し、一つの前記供給液室から供給された前記液体は前記圧力室及び前記循環流路を介して他の前記供給液室に供給されることを特徴とする液体供給方法。 - 請求項1または2記載の液体供給方法において、
前記複数の共通液室は、前記液体が供給される供給口と前記液体を排出する排出口と有し、
前記供給口に供給される前記液体が収容される供給液体収容部と、前記排出口から排出された液体が収容される排出液体収容部とを備え、
前記供給液体収容部から前記排出液体収容部へと前記液体を流す流路と前記排出液体収容部から前記供給液体収容部へと前記液体を流す流路とを切り替える切替手段を有し、前記切替手段を任意に切り替えることを特徴とする液体供給方法。 - 請求項5記載の液体供給方法において、
前記切替手段の切替は送液時間、液体使用量に応じて切り替えられることを特徴とする液体供給方法。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の液体供給方法を用い、前記液体としてインクを使用することを特徴とするインク供給方法。
- 請求項7記載のインク供給方法を用い、前記液体吐出ヘッドとして前記インクを吐出する記録ヘッドを用いることを特徴とする画像記録方法。
- 請求項8記載の画像記録方法を用い、被記録媒体に記録を行うことを特徴とする画像形成装置。
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