JP2019155462A - ツーピース缶の製造方法、缶胴及び金属板 - Google Patents

ツーピース缶の製造方法、缶胴及び金属板 Download PDF

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Abstract

【課題】耐食性を向上することができるツーピース缶の製造方法及び缶胴を提供すること。【解決手段】ツーピース缶1の缶胴11を、スチールの母材101上に設けられた100mg/m2以上1500mg/m2以下のSnメッキ層120、Snメッキ層120上に設けられた6mg/m2以上100mg/m2以下のCrメッキ層130、及び、Crメッキ層130上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層140を有する、母材101及びSnメッキ層120の間にNiメッキ層110を有するとともに、熱処理が成されていないか、又は、母材101上にNiメッキ層110を有さずに熱処理が成された円形状の金属板100を被覆層140が内面となる円筒状の缶胴とし、缶胴11の円筒状の壁部22の最も薄い部位の板厚をTw、缶胴11の底部21の板厚をTbとしたときに、35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、金属板を絞りしごき加工して得られるツーピース缶の製造方法、缶胴及び金属板に関する。
飲料容器であるスチール缶として、金属板を絞りしごき加工によって成形されたツーピース缶が知られている。このようなツーピース缶は、ボトムを有する有底円筒状の缶胴を成形した後、缶胴に飲料を充填し、その後缶蓋を捲き締めすることで、缶入り飲料の容器として用いられる。
ツーピース缶に用いられる金属板は、内部に充填された飲料と接触することを要因とする腐食を防止するために、スチールを母材とした鋼板材の表面に熱可塑性の樹脂材料がラミネートされたものが用いられる。金属板は、耐食性を設けるために母材の表面にSn等によるメッキ層を設け、その上に樹脂材料がラミネートされる。
また、このようなツーピース缶の製造方法として、缶胴に凹凸ビードやボトルリムを成形する前に、樹脂材料の融解温度以上で缶胴を所定時間加熱し、その後急冷することで、鋼板材の表面にラミネートされた樹脂材料の剥離を防止することで、耐食性を向上させる技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2015/037074号
このようなツーピース缶は、絞りしごき加工において、缶内面となる金属板の表面に大きな力が加わる。このため、金属板を絞りしごき加工すると、加工前に母材上に海島状に存在するSnのメッキ層がストライプ状になる。Snのメッキ層がストライプ状になると耐食性が低下することから、金属板を加工した缶胴の耐食性が低下する、と言う問題がある。
そこで本発明は、耐食性を向上することができるツーピース缶の製造方法、缶胴及び金属板を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、ツーピース缶の製造方法は、スチールの母材上に設けられた100mg/m以上1500mg/m以下のSnメッキ層、前記Snメッキ層上に設けられた6mg/m以上100mg/m以下のCrメッキ層、及び、前記Crメッキ層上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層を有し、前記母材及び前記Snメッキの間にNiメッキ層を有するとともに、熱処理が成されていないか、又は、前記母材上に前記Niメッキ層を有さずに熱処理が成された金属板を円板状に打ち抜く打ち抜き工程と、前記円板状を有底円筒状の缶胴に、前記被覆層が内面となるように絞りしごき加工を行う成形工程と、を備え、前記成形工程は、前記缶胴の円筒状の壁部の最も薄い部位の板厚をTw、前記缶胴の底部の板厚をTbとしたときに、前記円板状の前記金属板から前記缶胴への板厚減少率である((Tb−Tw)/Tb)×100を、35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%となる前記絞りしごき加工を行う。
本発明の一態様によれば、缶胴は、スチールの母材上に設けられた100mg/m以上1500mg/m以下のSnメッキ層、前記Snメッキ層上に設けられた6mg/m以上100mg/m以下のCrメッキ層、及び、前記Crメッキ層上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層を有し、前記母材及び前記Snメッキ層の間にNiメッキ層を有するとともに、熱処理が成されていないか、又は、前記母材上に前記Niメッキ層を有さずに熱処理が成された金属板を用いて有底円筒状に成形された、円筒状の壁部の最も薄い部位の板厚をTw、底部の板厚をTbとしたときに、前記円板状の前記金属板からの板厚減少率である((Tb−Tw)/Tb)×100が、35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%である。
本発明の一態様によれば、金属板は、スチールの母材と、前記母材上に設けられた100mg/m以上1500mg/m以下のSnメッキ層と、前記Snメッキ層上に設けられた6mg/m以上100mg/m以下のCrメッキ層と、前記Crメッキ層上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層と、を有する。
本発明によれば、耐食性を向上することができるツーピース缶の製造方法、缶胴及び金属板を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るツーピース缶の構成を模式的に示す断面図。 同ツーピース缶の缶胴を成形する金属板の構成の一部を示す断面図。 同金属板の他の例の構成の一部を示す断面図。 同ツーピース缶の製造方法の一例を示す流れ図。 同缶胴の製造方法の一例を模式的に示す流れ図。 同缶胴の評価試験の結果を示す説明図。 同缶胴の評価試験の結果を示す説明図。 同缶胴の評価試験の結果を示す説明図。 同缶胴の評価試験の結果を示す説明図。 同缶胴の評価試験の結果を示す説明図。 同缶胴の評価試験の結果を示す説明図。
[一実施形態]
以下、本発明の一実施形態に係るツーピース缶1について、図1乃至図5を用いて以下説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るツーピース缶1の構成を模式的に示す断面図、図2は、ツーピース缶1の缶胴11を成形する金属板100の、缶胴11の内面側となる構成を示す断面図、図3は缶胴11を成形する金属板100の他の例であって、缶胴11の内面側となる構成を示す断面図、図4はツーピース缶1の製造方法の一例を示す流れ図、図5は缶胴11の製造方法の一例を模式的に示す流れ図である。
ツーピース缶1は、缶胴11と、缶胴11に捲き締めされた上蓋12と、を備えている。ツーピース缶1は、缶胴11に飲料等の内容物90が充填され、上蓋12が缶胴11に捲き締めされることで構成される。
缶胴11は、缶胴11の底部を構成するボトム21、円筒状の壁部を構成する胴部22及び胴部22の上端に縮径するネック23を有する有底円筒状に構成される。缶胴11は、ネック23の上端にフランジ24を有する。缶胴11は、円板状の金属板100を絞りしごき加工等により成形することで構成される。
缶胴11は、缶胴11の胴部22の最も薄い部位の板厚をTw、缶胴11のボトム21の板厚をTbとしたときに、円板状の金属板100から缶胴11へ成形したときの板厚減少率である((Tb−Tw)/Tb)×100が、
35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%
に設定される。
金属板100は、母材101と、母材101上に設けられたSnメッキ層120と、Snメッキ層120上に設けられたCrメッキ層130と、Crメッキ層130上に設けられた樹脂材料で構成される被覆層140と、を備えている。また、金属板100は、図2に示すように、母材101とSnメッキ層120との間に、Niメッキ層110を有し、且つ、熱処理が行われていない鋼板か、又は、図3に示すように、Niメッキ層110を有さず、且つ、熱処理が行われている鋼板である。ここで熱処理とは、Snをリフロー処理する工程である。
母材101は、一般的な製缶用の鋼材により構成される。Niメッキ層110を有する金属板100に用いられる母材101は、例えば、CL材が用いられる。Niメッキ層110を有さない金属板100に用いられる母材101は、例えば、LTS材が用いられる。ここで、CL材とは、CANLITE(登録商標)であり、また、LTS材とはLowTinSteelである。
Niメッキ層110は、母材101の少なくとも一方の主面、より具体的には缶胴11の内面側となる主面に設けられ、目付量が200mg/m未満に設定される。
Snメッキ層120は、母材101の少なくとも一方の主面に設けられる。なお、Niメッキ層110が設けられる金属板100においては、Snメッキ層120は、Niメッキ層110上に設けられ、Niメッキ層110を有さない金属板100においては、母材101上に設けられる。Snメッキ層120は、母材101上にSnが粒状に均一に分布しており、母材101の主面に対する被覆率が44%以上63%以下に構成される。また、Snメッキ層120は、目付量が100mg/m以上1500mg/m以下に設定される。また、Snメッキ層120の一部は、母材101のFeと合金化され、母材101及びSnメッキ層120間にFe−Sn合金が形成される。
Crメッキ層130は、母材101の少なくとも一方の主面に設けられたSnメッキ層120上に設けられ、目付量が6mg/m以上100mg/m以下に設定される。
被覆層140は、非晶質化され、耐デント性に優れた熱可塑性樹脂材料からなる。ここで、熱可塑性樹脂材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、エチレンテレフタレート/イソフタレート共重合体、ブチレンテレフタレート/イソフタレート共重合体等のポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、変性オレフィン等のオレフィン系樹脂、ポリカーボネート、ナイロン樹脂等、又は、これらの混合が挙げられる。熱可塑性樹脂材料の溶解温度は、200℃乃至260℃である。
好ましくは、熱可塑性樹脂材料は、ポリエステル樹脂である。被覆層140は、このポリエステル樹脂からなるフィルムをCrメッキ層130上に接着剤からなる接着層を介してラミネートすることで構成される。
このような金属板100は、母材101、Niメッキ層110、Snメッキ層120及びCrメッキ層130からなる元板厚が0.15mm乃至0.30mmに、缶胴11の内面側となる主面に設けられる被覆層140の厚さが2μm乃至40μmに、缶胴11の外面側となる主面に設けられる被覆層の厚さが10μm乃至30μmに設定される。また、各被覆層に設けられる接着層が0.5μm乃至5μmに設定される。
上蓋12は、パネル部31及びフランジ32を有する。パネル部31には、リベットにより固定されたタブ及びタブに隣接して設けられたスコア線を有する。即ち、上蓋12は、所謂ステイオンタブ式の蓋、又は、フルオープンエンド式の蓋である。
次に、このように構成されるツーピース缶1の製造方法の一例を、図4及び図5を用いて説明する。また、本実施形態においては、ツーピース缶1は、容量が290mlの缶を成形する例を用いて説明する。
先ず、平板状の金属板から、打ち抜き加工により円形状の金属板100を打ち抜く(ステップST1)。次いで、適当な形状及び大きさのポンプやダイス等の型で金属板100のプレスを繰り返す絞りしごき加工によって、円形状の金属板100をカップ状に成形する(ステップST2)。例えば、図5にステップST2−1乃至ST2−3に示すように、絞りしごき加工は、複数工程が行われ、円板状から所定の深さを有する有底円筒状の中間成形物200に金属板100を成形し、次工程のために、ST2−4に示すように中間成形物200の底部をドーム状に成形する。
次に、成形した中間成形物200にボトム21を成形する(ステップST3)。次に、ボトム21を成形した中間成形物200の開口端を、中間成形物200の高さが所定の高さとなるようにトリミングを行う(ステップST4)。次に、トリミングを行った中間成形物200にクリア塗装を行い(ステップST5)、ネック23の成形を行う(ステップST6)。例えば、図5にステップST6−1乃至ST6−4に示すように、中間成形物200の開口端を漸次縮径させて胴部22の上端にネック23を成形する。
次に、ネック23の上端にフランジ24を成形し(ステップST7)、缶胴11を成形する。次に、缶胴11の内面の被覆層140の35%以上100%以内が非晶質化するように、非晶質化処理を行う(ステップST8)。具体例として、缶胴11を加熱処理して、缶胴11の表面温度を被覆層140の融点温度以上融点温度+30℃以下で加熱し、所定の時間だけ当該温度を維持する。例えば、被覆層140を構成する樹脂材料に融点が240℃のポリエステル樹脂を用いた場合には、缶胴11の表面温度を250℃に加熱する。その後、缶胴11を急冷することで、被覆層140を構成するポリエステル樹脂の35%以上100%以内を非晶質化させる。
次に、缶胴11に内容物である飲料90を充填し(ステップST9)、その後、缶胴11の上端に上蓋12を配置し、缶胴11のフランジ24と上蓋12のフランジ32を捲き締めする(ステップST10)。これにより、ツーピース缶1が製造される。
このように構成されたツーピース缶1によれば、缶胴11を成形するための金属板100に被覆層140を設け、この被覆層140上から絞りしごき加工を行うことで、母材101上のSnメッキ層120の加工追従性が良くなり、缶胴11への成形する前から缶胴11を成形した後に渡って、Snメッキ層120のSnが均一に分布された状態が維持される。即ち、缶胴11は、Snメッキ層120が海島状にSnが存在し、その後成形によってSnがストライプ状になることを防止できる。結果、缶胴11を成形後のSnメッキ層120のSnは均一な状態が維持されるため、高い耐食性を有する。
金属板100から缶胴11を成形後に、被覆層140の融点以上の温度で缶胴11を加熱処理し、その後急冷処理を行うことで、被覆層140を非晶質化し、被覆層140の成形時に印加された応力によるダメージをリセットさせることが可能となる。このため、缶胴11は、さらに高い耐食性を有することが可能となる。
また、缶胴11は、絞りしごき加工及び加熱処理によって母材101のFeとSnメッキ層120のSnによってFe−Sn合金が形成されることから、さらに耐食性が向上する。
また、缶胴11は、金属板100から缶胴11へ成形において、胴部22の最も薄い部位の板厚Tw、ボトム21の板厚をTbとしたときに、板厚減少率である((Tb−Tw)/Tb)×100を35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%に設定している。例えば、300mlの容量を有するツーピース缶1の缶胴は、金属板100の厚さが0.229mm(被覆層140を除く厚さが0.190mm)である場合には、缶胴11の最も薄い部位の板厚Twは0.108mmに絞りしごき加工が行われる。このような板厚減少率とすることで、缶胴11は、少ない材料でも耐圧を持たせた容器とすることができる。
さらに、Snメッキ層120のSnの被覆率を44%以上とすることで、缶胴11は、酸性飲料に対して耐食性を備えることができる。
上述したように本発明の一実施形態に係るツーピース缶1によれば、耐食性を向上することができる。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されず、例えば、上述したツーピース缶1は、300mlの形状だけでなく、250mlや350ml、500mlの容量を有する形状であってもよい。
本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の特徴をより具体的にするために、以下、各実施例及び各比較例を用いた評価試験について説明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
缶胴11を、熱処理を行わず、母材101上にNiメッキ層110、Snメッキ層120、Crメッキ層130及び被覆層140を備える金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。また、Niメッキ層110の目付量は、24mg/mとし、Snメッキ層120の目付量は、720mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、23mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[実施例2]
缶胴11を、母材101上にSnメッキ層120、Crメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行った金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。また、Snメッキ層120の目付量は、780mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、26mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例1]
缶胴11を、母材101上にNiメッキ層110、Snメッキ層120、Crメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行った金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。また、Niメッキ層110の目付量は、25mg/mとし、Snメッキ層120の目付量は、660mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、22mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例2]
缶胴11を、母材101上にNiメッキ層110、Snメッキ層120、Crメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行った金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。また、Niメッキ層110の目付量は、25mg/mとし、Snメッキ層120の目付量は、1980mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、22mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例3]
缶胴11を、母材101上にNiメッキ層110、Snメッキ層120、Crメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行った金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。また、Niメッキ層110の目付量は、25mg/mとし、Snメッキ層120の目付量は、1210mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、22mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例4]
缶胴11を、母材101上にNiメッキ層110、Crメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行っていない金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。なお、Snメッキ層120は有さない構成である。また、Niメッキ層110の目付量は、553mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、5mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例5]
缶胴11を、母材101上にNiメッキ層110、Crメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行っていない金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。なお、Snメッキ層120は有さない構成である。また、Niメッキ層110の目付量は、574mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、59mg/mとした。また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例6]
缶胴11を、母材101上にCrメッキ層130が施されたクロムメッキ鋼板(TFS)に被覆層140をラミネートした、熱処理を行っていない金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が57%となるように成形した。なお、金属板100は、Niメッキ層110及びSnメッキ層120は有さない構成である。また、Crメッキ層130の目付量は、120mg/mとした。
また、被覆層140には、融点温度が240℃のポリエステル樹脂シートを用い、接着剤によりCrメッキ層130上に接着した。金属板100の総厚さは0.175mmであり、被覆層140の厚さは25μm、接着剤による接着層の厚さは2μmとした。
[比較例7]
缶胴11を、母材101上にCrメッキ層130及び被覆層140を備え、熱処理を行っていない金属板100により、板厚減少率((Tb−Tw)/Tb)×100が69%となるように成形した。なお、Niメッキ層110は有さない構成である。また、Snメッキ層120の目付量は、5600mg/mとし、Crメッキ層130の目付量は、0.5〜2.0mg/mとした。また、被覆層140には、エポキシ系の塗料を用いた。金属板100の総厚さは0.240mmであり、被覆層140の厚さは4μmとした。
[評価試験1]
評価試験1として、実施例1及び実施例2、並びに、比較例1乃至比較例3、比較例7の缶胴11を成形するために用いる金属板100の被覆層140を除去した表面のSnメッキ層120のSnの分布、及び、当該缶胴11を成形した後の缶胴11の内面の被覆層140を除去した表面のSnメッキ層120のSnを、電子顕微鏡を用いて確認した。
なお、缶胴11を成形した後の缶胴11の被覆層140を除去した表面のSnメッキ層120のSnが均一に分布しているか、又は、ストライプ状に分布しているかを判断した。
[評価試験2]
評価試験2として、成形後に被覆層140の非晶質化として、228℃で加熱処理及び急冷処理を行った実施例1、実施例2及び比較例1乃至比較例6の缶胴11、並びに、250℃で加熱処理及び急冷処理を行った実施例1、実施例2及び比較例1乃至比較例3の缶胴11の促進試験を行った。促進試験の条件としては、温度55℃に缶胴11を配置し、240時間経過後、缶胴11を取り出して缶胴11の内面の状態を確認した。
評価基準として、缶胴11の内面に腐食がないものを○、缶胴11の内面に軽度の腐食があるものを□、缶胴11の内面に腐食があるものを△、缶胴11の内面に全面腐食があるものを×、缶胴11の内面に重度の腐食があるものを××、缶胴11の内面に重度の腐食が全面にわたって多数生じているものを×××とした。
[評価試験3]
評価試験3として、成形後に被覆層140の非晶質化として、228℃で加熱処理及び急冷処理を行った実施例1、実施例2及び比較例1乃至比較例6の缶胴11、250℃で加熱処理及び急冷処理を行った実施例1、実施例2及び比較例1乃至比較例3、並びに、被覆層140の硬化として、205℃で熱処理を行った比較例7の缶胴11にそれぞれ飲料90を入れ、上蓋12を捲き締めしたあと、殺菌処理を行い、その後缶胴11の内面の状態を確認した。
評価基準として、缶胴11の内面に腐食が全くないものを◎、缶胴11の内面の表面に腐食があるものを○、缶胴11の内面の表面から板厚の10%程度の深さまで腐食があるものを□、缶胴11の内面の表面から板厚の25%程度の深さまで腐食があるものを◇、缶胴11の内面の表面から板厚の50%程度の深さまで腐食があるものを△、缶胴11の内面の表面から板厚の75%程度の深さまで腐食があるものを▲、缶胴11の内面に腐食多数及び穿孔腐食が生じているものを×とした。
また、飲料90には、麦芽系炭酸アルコール飲料と、酸性炭酸飲料用いた。また、麦芽系炭酸アルコール飲料は、コールドパックした後にツーピース缶1をウォーマー処理し、酸性炭酸飲料は、コールドパックした後にツーピース缶1をウォーマー処理した。
[評価試験の結果]
評価試験1乃至評価試験3の結果として、図6乃至図11に評価試験の結果を示す。なお、図8乃至図10には、評価試験2の評価基準に基づく判定結果に加えて、缶胴11の内面の状態の概要を示す。
図6及び図7に示すように、評価試験1においては、実施例1及び実施例2は、缶胴11の成形の前後に渡ってSnが均一に缶胴11の内面に分布していた。これに対し、比較例1乃至比較例3は、成形前においてはSnが缶胴11の内面に海島状に分布しており、成形後においてはSnが缶胴11の内面にストライプ状に分布していた。また、比較例7は、成形前はSnが均一に缶胴11の内面に分布していたが、成形後においてはSnが缶胴11の内面にストライプ状に分布していた。このことから、本実施形態に係る実施例1及び実施例2の缶胴11によれば、成形後であっても、Snが均一に缶胴11の内面に分布することから、缶胴11の内面の全面に渡って耐食性を有する状態であることが明らかとなった。
図8乃至図10に示すように、評価試験2においては、成形後に非晶質化をするために被覆層140の融点よりも低い228℃で加熱処理を行った缶胴11は、内面の表面に腐食が多数生じていた。これに対し、成形後に、非晶質化をするために被覆層140の融点よりも高い250℃で加熱処理を行った缶胴11は、内面の表面に軽度の腐食があった程度であり、このことから、被覆層140の融点温度以上で加熱処理を行い、被覆層140の非晶質化を行うことで、耐食性が向上することが明らかとなった。
また、図11に示すように、評価試験3の結果として、実施例1、実施例2、比較例1乃至比較例3及び比較例7の缶胴11は、麦芽系炭酸アルコール飲料及び酸性炭酸飲料を充填した場合の双方で、最大でも缶胴11の内面の表面から板厚の10%程度の深さまでの腐食であり、全体として良好な結果が得られた。比較例4乃至比較例6の缶胴11は、麦芽系炭酸アルコール飲料を充填した場合に缶胴11の内面に腐食多数及び穿孔腐食が見られた。
上述の評価試験1乃至3の結果から、缶胴11を実施例1及び実施例2に記載の実施形態の構成とすることで、高い耐食性を得られることが示された。
1…ツーピース缶、11…缶胴、12…上蓋、21…ボトム(底部)、22…胴部(壁部)、23…ネック、24…フランジ、31…パネル部、32…フランジ、90…飲料(内容物)、100…金属板、101…母材、110…Niメッキ層、120…Snメッキ層、130…Crメッキ層、140…被覆層、200…中間成形物。

Claims (14)

  1. スチールの母材上に設けられた100mg/m以上1500mg/m以下のSnメッキ層、前記Snメッキ層上に設けられた6mg/m以上100mg/m以下のCrメッキ層、及び、前記Crメッキ層上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層を有し、前記母材及び前記Snメッキ層の間にNiメッキ層を有するとともに、熱処理が成されていないか、又は、前記母材上に前記Niメッキ層を有さずに熱処理が成された金属板を円板状に打ち抜く打ち抜き工程と、
    前記円板状を有底円筒状の缶胴に、前記被覆層が内面となるように絞りしごき加工を行う成形工程と、
    を備え、
    前記成形工程は、前記缶胴の円筒状の壁部の最も薄い部位の板厚をTw、前記缶胴の底部の板厚をTbとしたときに、前記円板状の前記金属板から前記缶胴への板厚減少率である((Tb−Tw)/Tb)×100を、
    35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%
    となる前記絞りしごき加工を行う、ツーピース缶の製造方法。
  2. 前記金属板の前記Snメッキ層は、前記母材上に粒状に均一に被覆されており、その被覆率が44%以上63%以下であり、前記Snメッキ層の一部は、前記母材のFeと合金化されている、請求項1のツーピース缶の製造方法。
  3. 前記金属板は、前記母材及び前記Snメッキ層の間に、200mg/m未満の前記Niメッキ層を有する、請求項1のツーピース缶の製造方法。
  4. 前記被覆層は、厚みが2μm以上14μm以下であって、融点が200℃以上260℃以下の非晶質化されたポリエステル樹脂フィルムにより構成される、請求項1のツーピース缶の製造方法。
  5. 前記成形工程後に、前記缶胴を前記被覆層の融点まで加熱し、その後急冷させることで、前記被覆層を35%以上100%以下に非晶質化する加熱工程をさらに備える、請求項4のツーピース缶の製造方法。
  6. スチールの母材上に設けられた100mg/m以上1500mg/m以下のSnメッキ層、前記Snメッキ層上に設けられた6mg/m以上100mg/m以下のCrメッキ層、及び、前記Crメッキ層上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層を有し、前記母材及び前記Snメッキ層の間にNiメッキ層を有するとともに、熱処理が成されていないか、又は、前記母材上に前記Niメッキ層を有さずに熱処理が成された金属板を用いて有底円筒状に成形された、
    円筒状の壁部の最も薄い部位の板厚をTw、底部の板厚をTbとしたときに、前記円筒状の前記金属板からの板厚減少率である((Tb−Tw)/Tb)×100が、
    35%≦((Tb−Tw)/Tb)×100(%)≦60%
    である、缶胴。
  7. 前記金属板の前記Snメッキ層は、前記母材上に粒状に均一に被覆されており、その被覆率が44%以上63%以下であり、前記Snメッキ層の一部は、前記母材のFeと合金化されている、請求項6の缶胴。
  8. 前記金属板は、前記母材及び前記Snメッキ層の間に、200mg/m未満の前記Niメッキ層を有する、請求項6の缶胴。
  9. 前記被覆層は、厚みが2μm以上14μm以下であって、融点が200℃以上260℃以下の非晶質化されたポリエステル樹脂フィルムにより構成される、請求項6の缶胴。
  10. 前記被覆層が35%以上100%以下に非晶質化している、請求項9の缶胴。
  11. スチールの母材と、
    前記母材上に設けられた100mg/m以上1500mg/m以下のSnメッキ層と、
    前記Snメッキ層上に設けられた6mg/m以上100mg/m以下のCrメッキ層と、
    前記Crメッキ層上にラミネートされ、熱可塑性樹脂により構成される被覆層と、
    を有する金属板。
  12. 前記Snメッキ層は、前記母材上に粒状に均一に被覆されており、その被覆率が44%以上63%以下であり、前記Snメッキ層の一部は、前記母材のFeと合金化されている、請求項11の金属板。
  13. 前記母材及び前記Snメッキ層の間に目付量が200mg/m未満のNiメッキ層を有する請求項11に記載の金属板。
  14. 前記被覆層は、厚みが2μm以上25μm以下であって、融点が200℃以上260℃以下のポリエステル樹脂フィルムにより構成される請求項11の金属板。
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