JP2019152096A5 - - Google Patents

Description

本発明の開閉装置は、上下方向に互いに並置されている複数の羽根と、この複数の羽根のうちの上下方向において隣接された羽根を相互に連結する連結機構と、羽根の荷重の方向と反対の方向をもった反力を発生する反力発生機構とを具備しており、羽根の上昇は、少なくとも反力発生機構からの増加する反力によって行われるようになっている。
また、本発明の開閉装置としての開口部開閉装置は、建物の開口部に配される枠体と、この枠体に囲まれた開口部において上下方向に互いに並置されていると共に開口部を開閉する複数の羽根と、この複数の羽根のうちの上下方向において隣接された羽根を相互に連結する連結機構と、開口部において上昇させられる羽根の枚数の変化に応じて増加すると共に開口部における羽根の荷重の方向と反対の方向をもった反力を発生する反力発生機構とを具備しており、開口部における羽根の上昇は、少なくとも反力発生機構からの増加する反力によって行われるようになっている。

Claims (21)

1. 上下方向に互いに並置されている複数の羽根と、この複数の羽根のうちの上下方向において隣接された羽根を相互に連結する連結機構と、羽根の荷重の方向と反対の方向をもった反力を発生する反力発生機構とを具備しており、羽根の上昇は、少なくとも反力発生機構からの増加する反力によって行われるようになっている開閉装置。
2. 複数の羽根を昇降させる昇降機構を更に具備しており、反力発生機構は、羽根の荷重の増加に対応して増加する反力を昇降機構に付与するようになっており、昇降機構は、羽根の上昇を少なくとも反力発生機構から付与される反力によって行うようになっている請求項１に記載の開閉装置。
3. 昇降機構は、羽根の上昇を、反力に加えて外部から付与される上昇力によっても行うようになっている請求項２に記載の開閉装置。
4. 反力発生機構は、羽根の荷重の減少に対応して減少する反力を昇降機構に付与するようになっている請求項２又は３に記載の開閉装置。
5. 昇降機構は、長尺体と、この長尺体を走行させる走行機構と、長尺体の走行を羽根に伝達する伝達機構とを具備しており、走行機構は、回転により長尺体を走行させる回転体を具備しており、伝達機構は、長尺体において回転体から垂下する一方の垂下部の一端を羽根に連結しており、反力発生機構は、長尺体において回転体から垂下する他方の垂下部に一端で連結されている重錘と、長尺体において回転体から垂下する他方の垂下部の上方向への走行に従って移動した重錘の移動部を収容して当該移動部を支持する支持体とを具備している請求項２から４のいずれか一項に記載の開閉装置。
6. 重錘の移動部は、長尺体において回転体から垂下する他方の垂下部の下方への走行に従って支持体から引き出されて支持体での支持が徐々に解除されるようになっている請求項５に記載の開閉装置。
7. 反力発生機構は、重錘において支持体から引き出されている引出部の荷重を反力として昇降機構に付与するようになっている請求項５又は６に記載の開閉装置。
8. 昇降機構は、長尺体と、この長尺体を走行させる走行機構と、長尺体の走行を羽根に伝達する伝達機構とを具備しており、走行機構は、第一の回転体を具備しており、伝達機構は、長尺体において第一の回転体から垂下する一方の垂下部の一端を羽根に連結しており、反力発生機構は、第二の回転体と、重錘とを具備しており、重錘において第二の回転体から垂下する一方の垂下部の一端は、長尺体において第一の回転体から垂下する他方の垂下部の一端に連結されており、重錘において第二の回転体から垂下する他方の垂下部の一端は、自由端となっている請求項２から４のいずれか一項に記載の開閉装置。
9. 反力発生機構は、重錘において第二の回転体から垂下する一方の垂下部の荷重と重錘において第二の回転体から垂下する他方の垂下部の荷重との差を反力として昇降機構に付与するようになっている請求項８に記載の開閉装置。
10. 重錘は、ノーバックチェーンからなる請求項５から９のいずれか一項に記載の開閉装置。
11. 複数の羽根のうちの上下方向において最上位の羽根を先行して上昇させる一方、当該最上位の羽根を先行して下降させるようになっている請求項１から１０のいずれか一項に記載の開閉装置。
12. 複数の羽根のうちの上下方向において最下位の羽根を先行して上昇させる一方、当該最下位の羽根を先行して下降させるようになっている請求項１から１０のいずれか一項に記載の開閉装置。
13. 開閉装置は、ブラインド装置である請求項１から１２のいずれか一項に記載の開閉装置。
14. 複数の羽根を昇降させるようになっている請求項１に記載の開閉装置。
15. 巻き取り部材を更に具備しており、複数の羽根は、最上位の羽根から次々に巻き取り部材に巻き取られるようなっている一方、巻き取り部材に巻き取られた羽根は、巻き取り部材から繰り出されるようになっている請求項１４に記載の開閉装置。
16. 反力発生機構は、巻き取り部材に巻き取られる羽根の枚数の増加に応じて増加する反力を発生するようになっている請求項１５に記載の開閉装置。
17. 反力発生機構は、重錘と、この重錘が捲き掛けられている回転体と、羽根の上昇を重錘において回転体から垂下する一方の垂下部に伝達するように、当該一方の垂下部に羽根を連結する連結機構とを具備している請求項１４から１６のいずれか一項に記載の開閉装置。
18. 連結機構は、複数の羽根のうちの最下位の羽根に垂下部の一端を連結するようになっている請求項１７に記載の開閉装置。
19. 重錘において回転体から垂下する他方の垂下部は、重錘において回転体から垂下する一方の垂下部の質量と同等又は当該質量よりも大きな質量を有している請求項１７又は１８に記載の開閉装置。
20. 重錘において回転体から垂下する他方の垂下部の一端は、自由端となっている請求項１７から１９のいずれか一項に記載の開閉装置。
21. 開閉装置は、シャッター装置である請求項１から１２及び１４から２０のいずれか一項に記載の開閉装置。