JP2019152091A - 防火建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】建具のパネル間口溝内に補強部材を配置することなく、耐火性を向上させる。【解決手段】パネル間口を有する上下の横材及び左右の竪材の内周にパネル体を備えてなり、下の横材のパネル間口を除く上の横材及び左右の竪材のパネル間口内に加熱により膨張する加熱膨張材が配置されている。また、下の横材のパネル間口内には補強部材が配置されておらず、パネル体は、下の横材のパネル間口に配置された熱により溶融するガラスライナーにより支持されている。【選択図】図2

Description

本発明は、躯体開口部に配置される防火建具に関する。
建物の躯体開口部に配置される建具には、耐火性能が求められている。
そして、近年、アルミの押出形材からなる枠材もしくは障子の框材を四周に組んでなる枠部材の内周にパネル体を配置してなる建具において、枠材もしくは框材のパネル間口内にスチール等からなる補強部材を配置して耐火性能を向上させた建具が公知となっている(特許文献1)。
特開2016−180269公報
前記特許文献1の建具は、枠材もしくは框材のパネル間口内にスチール等の長尺の補強部材を配置することで耐火性能を向上させることはできるが、補強部材を配置する分建具の重量が増すことになる。また、断面略U字状や断面略L字状の補強部材をガラス間口溝内に配置するために製造工程が増加することになる。
本発明は、上記の事情を鑑みたものであり、アルミの押出形材からなる枠材もしくは障子の框材を四周に組んでなる枠部材の内周にパネル体を配置してなる建具において、できるだけパネル間口内に補強部材を配置することなく、耐火性を向上させることを目的とする。
本発明の一実施形態は、パネル間口を有する上下の横材及び左右の竪材の内周にパネル体を備えてなり、下の横材のパネル間口を除く上の横材及び左右の竪材のパネル間口内に加熱により膨張する加熱膨張材が配置されており、下の横材のパネル間口内に補強部材が配置されておらず、パネル体は、下の横材のパネル間口に配置された熱により溶融するガラスライナーにより支持されている建具である。
本発明により、建具の重量増加や製造工程の増加を抑制しながら、耐火性を向上させることができる。
本発明の一実施形態の建具の外観姿図であり、(a)は全体の外観姿図、(b)は障子2の外観姿図である。 本発明の一(第1の)実施形態の建具が備える障子の断面図であり、(a)は図1(b)におけるx1−x1縦断面図、(b)は図1(b)におけるy1−y1横断面図である。 本発明の他(第2)の実施形態の建具が備える障子の断面図であり、(a)は第2の実施形態の建具の図1(b)におけるx1−x1縦断面図、(b)は図1(b)におけるy1−y1横断面図、(c)は図1(b)におけるy1−y1横断面図の他の例である。 本発明の他(第3)の実施形態の建具が備える障子の断面図であり、(a)は図1(b)におけるx1−x1縦断面図、(b)は図1(b)におけるy1−y1横断面図である。 本発明の他(第4)の実施形態の建具が備える障子の断面図であり、(a)は図1(b)におけるx1−x1縦断面図、(b)は図1(b)におけるy1−y1横断面図である。 本発明の他(第5)の実施形態の建具が備える建具の断面図であり、(a)は図1(b)におけるx1−x1に相当の縦断面図、(b)は図1(b)におけるy1−y1に相当の横断面図である。 本発明の他(第5)の実施形態の建具が備える外れ止め金具及び外れ止め金具を右竪枠に取り付ける際の説明図である。
−全体構成−
本発明の一実施形態の建具について、図面を参考に説明する。
本発明の一実施形態の建具は、図1(a)に示すように、建物開口部の内周面に配置される枠体1と、枠体1の内側に開閉可能に支持された障子2とを備える。
なお、本実施形態では、枠体1の内側に障子2を縦すべり出し可能に組み付けた縦すべり出し窓の例を用いて説明する。
枠体1は、上、下枠11,12及び右,左竪枠13,14を四周に枠組みしてなる。
一方、障子2は、図1(a),(b)に示すように、上,下框(横材)21,22と右,左竪框(竪材)23,24を四周に框組して、内周にガラス等のパネル体25を配置してなる。上框21及び下框22は、両端部を右,左竪框23,24に対していんろう接合されている。
図2(a)に示すように、障子2の上框(横材)21は、アルミ合金等の金属材料からなり、中空形状の上框本体211と、上框本体211の室内側内周から下方に延設される室内側壁部212aと、上框本体211の室外側内周から下方に延設される室外側壁部212bと、上框本体211の室外側外周から上方に延設される外周壁部213を有している。
そして、上框本体211の底壁部211aと、室内側壁部212aと、室外側壁部212bとにより、パネル体25の上辺が保持されるパネル間口212が形成されている。
障子2の下框(横材)22は、アルミ合金等の金属材料からなり、中空形状の下框本体221と、下框本体221の室内側内周から上方に延設される室内側壁部222aと、下框本体221の室外側内周から上方に延設される室外側壁部222bと、下框本体221の室外側外周から下方に延設される外周壁部223を有している。
そして、下框本体221の底壁部221aと、室内側壁部222aと、室外側壁部222bとにより、パネル体25の下辺が保持されるパネル間口222が形成されている。
下框22のパネル間口222の底壁部221aの室外側には、パネル間口222内に侵入した結露等の水を排水する排水穴221bが設けられている。
図2(b)に示すように、障子2の右竪框(竪材)23は、アルミ合金等の金属材料からなり、中空形状の右竪框本体231と、右竪框本体231の室内側内周から内周(左)方向に延設される室内側壁部232aと、右竪框本体231の室外側内周から内周(左)方向に延設される室外側壁部232bと、右竪框本体231の室外側外周から外周(右)方向に延設される外周壁部233を有している。
そして、右竪框本体231の底壁部231aと、室内側壁部232aと、室外側壁部232bとにより、パネル体25の右(竪)辺が配置されるパネル間口232が形成されている。
なお、左竪框24は、右竪框23と同様の構成を備えており、ここではその説明を省略する。
パネル体25は、室内外2枚のガラス等のパネルからなる複層パネルにより形成され、複層パネルの一方(本実施形態では、室外側)のパネル251は例えば網入ガラスなどの耐火パネルにより形成されており、他方(本実施形態では、室内側)のパネル252は例えば非網入りガラス、フロートガラスや型ガラスおよびLow-Eなどの非耐火パネルにより形成されている。なお、一方のパネル251に用いられる耐火パネルは、網入ガラス、耐熱性強化ガラスなど、耐火性を有するガラス等のパネルであればよい。
一方(室外側)のパネル251と他方(室内側)のパネル252の間には、外周に沿ってスペーサ253が配置されており2枚のパネルの間隔を維持すると共に、複層パネルの四周の端縁には、グレイジングチャンネル26が配置されている。
パネル体(複層パネル)25は、グレイジングチャンネル26を介して、上、下框21,22および右,左竪框23,24の各パネル間口に保持されている。
そして、下框22のパネル間口222内には、補強部材は配置されることなく、ガラスライナー27が配置されており、ガラスライナー27によりパネル体(複層パネル)25が支持されている。
ガラスライナー27は、通常時には、パネル体(複層パネル)25の下辺を支持しているが、火災時には熱によって溶融し、パネル体(複層パネル)25の下辺を下框22のパネル間口222の底壁部221aに向けて落とし込む。
図2ないし図5を参考にして、本発明の第1ないし第4の実施形態の建具について、具体的に説明する。
まず、本発明の第1ないし第4の実施形態の建具は、上框(横材)21、下框(横材)22および右、左竪框(竪材)23,24の各パネル間口内に、框材より融点の高い材料からなりパネル体25の端辺を支持する長尺の補強部材が四周にわたって配置されていない点で共通している。
また、本発明の第1ないし第4の実施形態の建具は、パネル体25が、室外側に耐火パネル251を有する複層パネルにより形成されているとともに、パネル体(複層パネル)25の上辺と右、左竪辺の三辺を保持する上框(横材)21および右、左竪框(竪材)23,24のパネル間口内に、略全長にわたって加熱により膨張する加熱膨張材が配置されており、同下框22のパネル間口内に加熱膨張材が配置されていない点で共通している。
さらに、本発明の第1ないし第4の実施形態の建具は、下框(横材)22のパネル間口内に加熱により溶融するガラスライナー27が配置されており、パネル体25がガラスライナーにより支持されている点で共通している。
−第1の実施形態−
本発明の第1の実施形態の建具は、図2(a)に示すように、障子2の上框21および右、左竪框23,24のパネル間口内の見込壁の室外側に各框材の長手方向に沿って加熱膨張材が配置されている。そして、下框22のパネル間口222内には、パネル体(複層パネル)25の下辺を支持し、火災時には熱によって溶融するガラスライナー27が配置されている。
上框21のパネル間口212の底壁部211aの室外側には、下方に開口するホルダー211bが形成されている。ホルダー211bは、上框本体211の底壁部211aから中空部内に埋設されて形成されており、ホルダー211bの開口部分が底壁部211aの内周面と同じ面となっている。
上框21のパネル間口212内に配置される加熱膨張材f1は、上框本体211の底壁部211aに形成されたホルダー211bに上框21の全長に亘って通し込んで配置されており、パネル間口212の室外側の見込面において、パネル体(複層パネル)25の室外側に配置される耐火パネル251の上辺小口面に少なくとも一部が対向するように配置される。
また、図2(b)に示すように、右竪框23のパネル間口232の底壁部231aの室外側には、内周方向に開口するホルダー231bが形成されている。ホルダー231bは、右竪框本体231の底壁部231aから中空部内に埋設されて形成されており、ホルダー231bの開口部分が底壁部231aの内周面と同じ面となっている。
右竪框23のパネル間口232内に配置される加熱膨張材f3は、右竪框本体231の底壁部231aに形成されたホルダー231bに右竪框23の全長に亘って通し込んで配置されており、パネル間口232の室外側見込み面において、パネル体(複層パネル)25の室外側に配置される耐火パネル251の右竪辺小口面に対して少なくとも一部に対向するように配置される。
なお、左竪框24のパネル間口内の構成は、右竪框23とほぼ同様であるので、説明は省略する。
−第2の実施形態−
本発明の第2の実施形態の建具は、図3(a)ないし(c)に示すように、右竪框23(左竪框についても同様である。)のパネル間口232内に配置される加熱膨張材f3が、パネル間口232を構成する室外側壁部232bの外周側室内側面(見付面)に配置されている点で、上記第1の実施形態の建具と異なっている。
具体的には、本発明の第2の実施形態の建具は、右竪框23のパネル間口232の室外側壁部232bの室内側面に、室内側に開口するホルダー232cが形成されている。室外側壁部232bに形成されるホルダー232cの外周側の係止片は、右竪框本体231の中空部内に食い込むように底壁部231aに設けられた溝部により形成されている。
そして、右竪框23のパネル間口232内に配置される加熱膨張材f3は、右竪框本体231の室外側壁部232bに形成されたホルダー232cに右竪框23の全長に亘って通し込んで配置されており、パネル体(複層パネル)25の室外側に配置される耐火パネル251の右辺室外側面に少なくとも一部が対向するように配置される。
なお、図3(b)に示す例では、右竪框23の室内側壁部232aの室外側面と室外側壁部232bの室内側面との間の寸法w1を、右竪框23にいんろう接合される横框(上框21もしくは下框22)の見込み寸法とほぼ同一の寸法としており、見込寸法を小さく形成している。そして、右竪框23に横框を接合する際に、ホルダー232cの内周側の係止片(横框に干渉する部分)のみを切除することで、いんろう接合を可能にしている。
また、図3(c)に示す例では、右竪框23の見込み寸法を大きくし、ホルダー232cの開口部の室内側面と室内側壁部232aの室外側面との間の寸法w2を、右竪框23にいんろう接合される右竪框23の見込み寸法とほぼ同一の寸法としている。
したがって、上框21(もしくは下框22)の端面を右竪框23のパネル間口232の底壁部231aに当接させていんろう結合するに際しても、ホルダー232cを切除する必要がなく、右竪框23の室外側壁部232bに形成したホルダー232cの室内側面を上框21(もしくは下框22)の室外側面に当接させていんろう接合することができる。
なお、左竪框24のパネル間口内に配置される加熱膨張材f4については、右竪框23の加熱膨張材f3とほぼ同様であるので、説明は省略する。
−第3の実施形態−
本発明の第3の実施形態の建具は、図4(a),(b)に示すように、上框21のパネル間口212内に配置される加熱膨張材f1が、パネル間口212を構成する室外側壁部212bの室内側面(見付面)の外周側に配置されている点で、第1の実施形態の建具と異なっている。
具体的には、本発明の第3の実施形態の建具は、上框21のパネル間口212の室外側壁部212bの室内側面、すなわちパネル間口212の室外側壁部212bの見付面に、室内側に開口するホルダー212cが形成されている。室外側壁部212bに形成されるホルダー212cの外周側の係止部は、上框本体211の中空部内に食い込むように底壁部211a設けられた溝部により形成されている。
そして、上框21のパネル間口212内に配置される加熱膨張材f1は、上框本体211の室外側壁部212bに形成されたホルダー212cに上框21の全長に亘って通し込んで配置されており、パネル体(複層パネル)25の室外側に配置される耐火パネル251の上辺室外側面に対して少なくとも一部が対向するように配置される。
−第4の実施形態−
本発明の第4の実施形態の建具は、図5(a),(b)に示すように、上框21のパネル間口212内に配置される加熱膨張材f1が、パネル間口212を構成する室外側壁部212bの室内側面(見付面)の外周側に配置されている点、及び、右竪框23(左竪框についても同様である。)のパネル間口232内に配置される加熱膨張材f3が、パネル間口232を構成する室外側壁部232bの外周側室内側面(見付面)に配置されている点で、上記第1の実施形態の建具と異なっている。
具体的には、上框21のパネル間口212内に配置される加熱膨張材f1については、上記第3の実施形態と同様であり、右、左竪框23,24のパネル間口232内に配置される加熱膨張材f3,f4については、上記第2の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
−第5の実施形態−
第5の実施形態の防火建具は、上枠(横材)31、下枠(横材)32及び右,左竪枠(竪材)33,34を四周組みしてなる枠体3の内周にガラス等のパネル体35を配置してなるFIX窓である。
そして、第5の実施形態の防火建具は上枠(横材)31、下枠(横材)32及び右,左竪枠(竪材)33,34の各パネル間口内に、枠材より融点の高い材料からなりパネル体35の端辺を支持する長尺の補強部材が四周にわたって配置されていない点で、第1ないし第4の実施形態の防火建具と共通している。
また、第5の実施形態の防火建具は、パネル体35が、室外側に耐火パネル351を有する複層パネルにより形成されているとともに、パネル体(複層パネル)35の上辺と右、左竪辺の三辺を保持する上枠(横材)31および右,左竪枠(竪材)33,34のパネル間口内に、略全長にわたって加熱により膨張する加熱膨張材が配置されており、同下枠(横材)32のパネル間口内に加熱膨張材が配置されていない点で、第1ないし第4の実施形態の防火建具と共通している。
さらに、第5の実施形態の建具は、下枠(横材)32のパネル間口内に加熱により溶融するガラスライナー37が配置されており、パネル体35がガラスライナー37により支持されている点で、第1ないし第4の実施形態の防火建具と共通している。
以下、図6、図7を参考にして、第5の実施形態の建具について、さらに説明する。
本実施形態の防火建具の各枠材は、室外側の金属枠材と室内側の樹脂枠材を有する複合枠材として形成されている。
上枠(横材)31は、図6(a)に示すように、アルミ合金等の金属材料からなる中空形状の金属上枠材311と、樹脂材料からなる中空形状の上押縁312と、樹脂材料からなるアングル部材313を有している。
金属上枠材311は、上枠本体311aと、中空形状の上枠本体311aの室外側内周から下方に延設される室外側壁部311bと、上枠本体311aの内周壁が室内側に延設されて形成される室内側内周壁311cと、室内側内周壁311cの室内側に連設される室内壁部311dを有しており、金属上枠材311の内周側壁が後述するパネル間口の底壁部311eを構成している。
上押縁312は、外周側(上方)に係合部312bを有している。
アングル部材313は、アングル部313aと、アングル部313aの室外側外周面に設けられる係合部313bを有している。
そして、金属上枠材311の室内側内周壁311cの室内側内周にアングル部材313の係合部313bが係合固定されてアングル部材313が固定されるとともに、室内側内周壁311cとアングル部材313に上押縁312の係合部312bが係合されて固定されることで、上枠31が形成されている。
なお、本実施形態の防火建具は、金属上枠材311の室内壁部311dの室内側面を覆うように、樹脂カバー材314が、さらに設けられている。
金属上枠材311の底壁部311eと、室外側壁部311bと、上押縁312とにより、パネル体35の上辺が保持されるパネル間口31aが形成されており、金属上枠材311の底壁部311eには、ガラス受け金具36が設けられている。なお、ガラス受け金具36については、後述する。
そして、上枠31のパネル間口31aの室外側壁部311bの上方室内側面には、加熱膨張材f11が上枠31の全長に亘って配置されている。さらに、ガラス受け金具36の室内側見付部分に加熱膨張材f12が配置されている。
下枠(横材)32は、アルミ合金等の金属材料からなる金属下枠材321と、樹脂材料からなる下押縁322を有している。
金属下枠材321は、下枠本体321aと、中空形状の下枠本体321aの室外側内周から上方に延設される室外側壁部321bと、下枠本体321aの室内側に連設される室内側中空部321cを有している。
下押縁322は、中空形状の下押縁本体322aと、下押縁本体322aの室内側に連設されるアングル部322bと、下押縁322の外周に設けられる係合部322cを有している。
そして、金属下枠材321の室内側中空部321cの室内側内周に下押縁312が係合固定されることで、下枠31が形成されている。
なお、本実施形態の防火建具は、金属下枠材321の室内側中空部321cの室内側面を覆うように、樹脂カバー材324が、さらに設けられている。
下枠本体321aの底壁部321eと、室外側壁部321bと、下押縁322の下押縁本体322aにより、パネル体35の下辺が保持されるパネル間口32aが形成されており、底壁部321eの室外側には、パネル間口32a内に侵入した結露等の水を排水する排水穴32bが設けられ、下枠本体312aの中空部に排水経路が形成されている。
下枠32のパネル間口32a内には、補強部材は配置されることなく、ガラスライナー37が配置されており、ガラスライナー37によりパネル体(複層パネル)25が支持されている。
ガラスライナー37は、通常時には、パネル体(複層パネル)35の下辺を支持しているが、火災時には熱によって溶融し、パネル体(複層パネル)35の下辺を下枠32のパネル間口32aの底壁に向けて落とし込む。
右竪枠(竪材)33は、図6(b)に示すように、アルミ合金等の金属材料からなる中空形状の金属右竪枠材331と、樹脂材料からなる中空形状の右竪押縁332と、樹脂材料からなるアングル部材333を有している。
金属右竪枠材331は、右竪枠本体331aと、右竪枠本体331aの室外側内周から内周(左)方向に延設される室外側壁部331bと、右竪枠本体331aの室内側内周面に形成される被係合部331cを有している。
右竪押縁332は、外周に係合部332bを有している。
アングル部材333は、アングル部333aと、アングル部333aの室外側外周面に設けられる係合部333bを有している。
そして、金属右竪枠材331の被係合部331cにアングル部材333の係合部333bが係合されてアングル部材333が固定されるとともに、被係合部331cとアングル部材333に右竪押縁332の係合部332bが係合されて右竪押縁332が固定されることで、右竪枠33が形成されている。
金属右竪枠材331の右竪枠本体331aと、室外側壁部331bと、右竪押縁332とにより、パネル体35の右竪辺が保持されるパネル間口33aが形成されており、金属右竪枠材331の右竪枠本体331aには、ガラス受け金具36が設けられている。
なお、ガラス受け金具36は、図7(a),(b)に示すように、金属右竪枠材311の内周面に固定される固定片部材361と、固定片部材361に固定されてパネル体35の室内側面に対向する受け片部材362とからなる。
固定片部材361は、枠材の内周面に固定される固定片361aと、固定片361aの内周側に対向する被取付片361bと、固定片361aから内周側に立ち上がる壁片361cを有しており、受け片部材362は、固定片部材361に固定される取付片362aと取付片362aから内周側に立ち上がる受け片362bを有している。受け片362bの室外側面には、加熱膨張材f33が取付られている。
そして、図7(c)に示すように、右竪枠33のパネル間口33aの室外側壁部331bの内周側室内側面には、少なくとも一部がパネル体35の室外側面に対向するように加熱膨張材f31が右竪枠33の全長に亘って配置されており、右竪枠本体331aの室外側内周面には、少なくとも一部がパネル体35の室外側小口面に対向するように加熱膨張材f32が右竪枠33の全長に亘って配置されている。
さらに、ガラス受け金具36の室内側見付面(受け片362b)にパネル体35の室内側面に対向するように加熱膨張材f33が配置されている。
なお、左竪枠34は、右竪框33と同様の構成を備えており、ここではその説明を省略する
上記第5の実施形態の防火建具を躯体開口部に施工するに際しては、室外上枠材311、室外下枠材321、左右の室外竪枠材331,341を四周に組んでなる室外側枠体を躯体開口部に取り付け、取り付けられた室外側枠体に対して、室内側からパネル体35を嵌め込むことによって施工される。なお、以下の本実施形態の防火建具の施工方法に関する説明においては、右竪枠部分を用いて説明する。
例えば、図7(c)に示すように、躯体開口部に取付けられた金属右竪枠材331は、内周にガラス受け金具36の固定片部材361が、固定片361aを右竪枠本体331aネジb止め等することで固定されており、樹脂右竪枠材332は、まだ取り付けられてはいない。
右竪押縁332及びガラス受け金具36の受け片部材362が取り付けられていない金属右竪枠331に対して、室内側からパネル体35が挿入され、パネル体35の室外側面を金属右竪枠331の室外側壁部331bのグレイジングビードs1に当接させる。
その後、ガラス受け金具36の固定片部材361の被取付片361bと壁片361cとの間に受け片部材362の取付片362aを挿入して固定することで、受け片部材362は、受け片362bがパネル体35の室内側面に対向するように取り付けられる。
ガラス受け金具36の受け片部材362が取り付けられた後、樹脂右押縁332を金属右竪枠331に固定し、パネル体35と樹脂右押縁332の間に後付けグレイジングビードs2を嵌め込むことでFIX窓を施工することができる。
−実施形態の建具の効果−
以上、上記第1ないし第5の実施形態の建具においては、以下のような効果を奏することができる。
第1ないし第5の実施形態の建具は、耐火パネルを含むパネル体(複層パネル)を使用した防火建具において、パネル体の上辺と右、左の竪辺の三方の略全長にわたって熱により膨張する加熱膨張材を設けているので、火災時にはパネル体の上辺および左右竪辺の三方を加熱膨張材により塞くことができる。
パネル体の下辺は火災時に溶融するガラスライナーにより支持されているので、火災時にはガラスライナーが溶融することでパネル体25が自重等により降下してパネル体の下辺が下横材のパネル間口の底壁に接して隙間を塞ぐことができ、パネル間口にパネル体を保持するための補強部材等を設けることなく防火性能を維持することができる。
そして、パネル体の下辺側には加熱膨張材を設けていないので、加熱膨張材の使用料を削減でき、防火性能を維持したままコストダウンを実現できるとともに、下横材のパネル間口に形成される排水穴による排水の障害とならず、防火性能を高めながら排水性を良好に維持することができる。
さらに、パネル体の下辺において、部品を設置するスペースが狭くなることがないため、設計自由度が向上できる。
また、ガラス間口内には、ガラスの端縁を支持する長尺の補強部材を設けないので、より安価に防火性能を向上することができ、建具を軽量に製造することができる。
また、パネル体(複層パネル)の耐火パネルを室外側に配置し、三方の加熱膨張材を、耐火パネルの端縁に向けて膨張させているので、パネル体の室外側で四周が遮蔽され、内外のガラス間で発生する可燃ガスが屋外に流れ出ることを防ぐことができる。このため屋外で発生した炎が、内外のガラス間で発生する可燃ガスに到達することを抑制でき、延焼を抑制できる。
また、火災時に、パネル体の室外側パネル(耐火パネル)が降下することにより、室外側パネル(耐火パネル)の小口面で下横材のパネル間口に形成される排水穴を塞ぎ、排水穴と室内側の空間との連通を遮蔽することができる。
なお、下横材のパネル間口に形成される排水穴を下横材の見付け方向端部もしくは端部近傍に設けることで、竪框に配置した加熱膨張材で下横材の排水穴を塞ぐことができるようにしてもよい。
また、パネル間口の排水穴を下横材の室外側、好ましくは室外側パネル(耐火パネル)の室内側面よりも室外側に配置することで、火災時の耐火パネルが降下した際に耐火パネルの下面によって下横材の排水穴をより確実に塞ぐことができる。
そして、第1、第3及び第5の実施形態の建具に見られるように、右、左竪材のパネル間口内に配置される加熱膨張材f3(f32),f4(f42)をパネル間口の見込面(底壁部)に配置することで、火災時の加熱により膨張した加熱膨張材によりパネルの両側面を圧縮するようにパネルを挟持して遮蔽性を向上させることができる。
また、第1及び第2の実施形態の建具に見られるように、上横材のパネル間口内に配置される加熱膨張材をパネル間口の見込面(底壁部)に配置することで、パネル体の自重による降下と合わせてパネル体に対して下方へ押し付ける力を大きくすることができ、パネル体の下面の下横材の底壁への当接を強くすることができる。
特に、第1の実施形態の建具においては、三方全てがそれぞれガラスの小口を押圧して、ガラスを左右だけでなく、上下でも挟持でき遮蔽性を向上できる。
また、第2,第4及び第5の実施形態の建具に見られるように、右、左竪材のパネル間口内に配置される加熱膨張材f3,f4をパネル間口の見付面(室外側壁部)に配置することで、また、第3、第4及び第5の実施形態の建具に見られるように、上横材のパネル間口に配置される加熱膨張材をパネル間口の見付面に配置することで、加熱膨張材が、パネル間口の底壁とパネル体の小口面との間に向けて膨張するので、前記間を確実に塞ぐと共に、充満した膨張材の膨張力により、パネル体を下方に押し付けて、遮蔽性を向上させることができる。
さらに、加熱膨張材を、ホルダーによって配置することによって、ホルダーの開口部から膨張する膨張材の向きが規制されて膨張の方向が安定し、加熱膨張材による確実な閉塞が期待できる。
なお、上記第1ないし第4の実施形態の防火建具においては、パネル間口にホルダーを形成し、加熱膨張材をホルダーによって設定しているが、加熱膨張材はホルダーによって設置されるものに限らない。例えば、第5の実施形態の防火建具のように、加熱膨張材をパネル間口に接着剤等によって貼付けたり、ネジ等により固定してもよい。
また、上記各実施形態の建具においては、複層パネルの室内側に耐火パネルを配置しているが、室内側に耐火パネルを配置した複層パネルを用いてもよい。
また、3枚以上の複層パネルを用いる場合は、見込み方向で室外側端部のみなど、一方側端部のみのパネル一枚のみを高価な耐火パネルとし、残り全てのパネルを比較的安価な非耐火パネルとすることにより、低価格で効果を発揮できて好ましい。
なお、上記各実施形態の建具においては、上、下框及び右、左竪框の全てパネル間口において長尺の補強部材を配置することなく、加熱膨張材によって防火性能を維持することができるものではあるが、下框を除くいずれかの框に例えば多少の補強機能を有する短尺の補助部材等が配置されていてもよい。
また、複層パネルを保持する部材は、グレイジングチャンネルに限るものではなく、パネルの内外をそれぞれ室外ビードと室内ビードで挟持してもよく、または硬化性のコーキングやホットメルトなどの接着剤で接着しながら、パネルを内外で挟持してもよい。若しくはパネルの内外一方をビードで、他方に接着剤を配置してパネルを挟持してもよい。
また、上記実施形態の建具の例は一例であって、本発明の建具は縦すべり出し窓に限定されるものではなく、横材(上下框や上下枠)と竪材(竪框や竪枠)を四周組してその内周にパネル体を配置してなる建具であれば、種々の開閉窓もしくは嵌め殺し窓等の建具の構成として採用することができ、建具の種類は何ら限定されるものではない。
1 :枠体
11 :上枠
12 :下枠
13 :右竪枠
14 :左竪枠
2 :障子
21 :上框(横材)
212 :パネル間口
22 :下框(横材)
222 :パネル間口
22 :下框
23 :右竪框(竪材)
232 :パネル間口
24 :左竪框(竪材)
242 :パネル間口
25 :パネル体
251 :室外側パネル(耐火パネル)
252 :室内側パネル
27 :ガラスライナー
31 :上枠(横材)
32 :下枠(横材)
33 :右竪枠(竪材)
34 :左竪枠(竪材)


Claims (1)

  1. パネル間口を有する上下の横材及び左右の竪材の内周にパネル体を備えてなり、
    下の横材のパネル間口を除く上の横材及び左右の竪材のパネル間口内に加熱により膨張する加熱膨張材が配置されており、
    下の横材のパネル間口内に補強部材が配置されておらず、パネル体は、下の横材のパネル間口に配置された熱により溶融するガラスライナーにより支持されている
    建具。

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