JP2019149904A - 電源制御装置及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電部を備えたシステムにおいて、発電部において生成された電力の適切な使用を行う。【解決手段】電源制御装置は、エネルギーを電力に変換する発電部と、周囲環境の状態を検知する環境センサと、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記発電部から電力の供給を受けて稼働する機能部の稼働タイミングを制御する制御部と、を含む。【選択図】図3A

Description

開示の技術は、電源制御装置及び通信装置に関する。
太陽電池等の発電素子によって得られる電力の使用制御に関する技術として、例えば、以下の技術が知られている。
例えば、太陽電池と、主電池と、機器に電池電圧を間欠的に供給し且つ供給する時間間隔を制御する制御回路を備えた電源装置が知られている。この電源装置において、制御回路は、太陽電池の電圧が一定レベル以下となった場合、主電池から機器に電池電圧を供給し、太陽電池の電圧が、上記一定レベルまたはそれ以下の一定レベルとなった場合、上記時間間隔を長くするように制御する。
また、待機状態と動作状態が切り替え可能な電子機器の電源として発電機と電池とを備え、発電機から電力が供給可能な場合には発電機から電力を供給し、発電機から電力が供給できないときには電池から電力供給する電源供給制御方法が知られている。この方法では、電池による電力供給が連続して所定時間が経過した際に、電子機器の動作モードが待機状態とされ、発電機による給電が可能になったときに通常動作に戻される。
また、太陽電池が発電している場合、太陽電池からの電力を負荷に間欠的に供給しつつ二次電池を間欠的に充電する制御回路を備えた太陽光発電システムが知られている。この太陽光発電システムにおいて、制御回路は、太陽電池が発電しておらず、二次電池の充電電圧が所定の電圧以上である場合、二次電池からの電力を間欠的に負荷に供給する。
実公昭62−24997号公報 特開2006−204024号公報 実開昭62−041349号公報
近年、環境発電によって得られた電力によって稼働するセンサノードの開発が進められている。太陽電池等の発電素子によって得られる電力は非常に微弱であり、更に発電量は環境の変化に伴って変動する。このため、センサノードの開発においては、電力の安定供給が課題となる。電力の安定供給を実現するために、発電素子によって生成された電力の余剰分を蓄電素子に蓄積しておくことも考えられる。
ここで、図1Aは、発電素子の一例である太陽電池に照射される光の照度を変化させたときの太陽電池の出力特性の一例を示すグラフである。図1Bは、周囲温度を変化させたときの太陽電池の出力特性の一例を示すグラフである。図1A及び図1Bに示すように、太陽電池の出力特性(発電性能)は、周囲の照度及び温度に応じて変動する。
一方、図2は、蓄電素子の一例であるキャパシタの静電容量の温度特性の一例を示すグラフである。図2に示すように、キャパシタの静電容量(蓄電性能)は、周囲温度に応じて変動する。
このように、発電素子の発電性能及び蓄電素子の蓄電性能は、周囲環境に応じて変動する。従って、発電または蓄電された電力の使用態様を、周囲環境にかかわらず一定とした場合には、電力不足によってセンサノードが長期間に亘り動作不能となるおそれがあり、センサノードを利用した計画的なデータ収集が困難となるおそれがある。
開示の技術は、1つの側面として、発電部を備えたシステムにおいて、発電部において生成された電力の適切な使用を行うことを目的とする。
開示の技術に係る電源制御装置は、エネルギーを電力に変換する発電部と、周囲環境の状態を検知する環境センサを含む。電源制御装置は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記発電部から電力の供給を受けて稼働する機能部の稼働タイミングを制御する制御部を含む。
開示の技術によれば、発電部を備えたシステムにおいて、発電部において生成された電力の適切な使用を行うことが可能なる。
太陽電池に照射される光の照度を変化させたときの太陽電池の出力特性の一例を示すグラフである。 周囲温度を変化させたときの太陽電池の出力特性の一例を示すグラフである。 キャパシタの静電容量の温度特性の一例を示すグラフである。 開示の技術の第1の実施形態に係る電源制御装置1の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第1の実施形態に係る電源制御装置1の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第1の実施形態に係る制御部において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 開示の技術の第1の実施形態に係る電源制御装置1の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第2の実施形態に係る制御部において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 開示の技術の第3の実施形態に係る電源制御装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第4の実施形態に係る電源制御装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第4の実施形態に係る制御部において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 開示の技術の第5の実施形態に係る電源制御装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第6の実施形態に係る電源制御装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第7の実施形態に係る通信装置の構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与し、重複する説明は適宜省略する。
[第1の実施形態]
図3Aは、開示の技術の第1の実施形態に係る電源制御装置1の構成の一例を示す図である。
電源制御装置1は、発電部10、キャパシタ12、電源監視部20、環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50、及びスイッチ21、51を含んで構成されている。なお、図3Aには、電源制御装置1から供給される電力によって稼働する機能部60が、電源制御装置1と共に示されている。
発電部10は、例えば、光、熱、振動、電波などのエネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する。以下において、発電部10として太陽電池11を用いる場合を例に説明するが、発電部10として太陽電池以外の発電素子を用いることも可能である。
太陽電池11の正極は正側の電源ラインLplusに接続され、太陽電池11の負極は負側の電源ラインLminusに接続されている。負側の電源ラインLminusは、グランドラインであってもよい。太陽電池11から出力される発電電圧は、電源ラインLplus及びLminusに印加される。
スイッチ21は、電源ラインLplus上に設けられている。スイッチ21は、電源監視部20から供給される制御信号a1に応じてオン状態またはオフ状態となる。スイッチ21により電源ラインLplusは、太陽電池側と負荷側とに分けられる。
キャパシタ12は、太陽電池11に並列接続されている。すなわち、キャパシタ12の一方の電極は、電源ラインLplusの太陽電池側に接続され、キャパシタ12の他方の電極は、電源ラインLminusに接続されている。キャパシタ12は、太陽電池11によって生成された電力を蓄積する。
電源監視部20は、電源ラインLplusの太陽電池側と電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDDのレベルに基づいてスイッチ21のオンオフを制御する。電源監視部20は、電圧VDDのレベルが、閾値電圧VH1のレベルを上回った場合に、スイッチ21をオン状態にする制御信号a1を出力する。閾値電圧VH1のレベルは、環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50及び機能部60のいずれもが動作可能な電圧レベルに設定されている。一方、電源監視部20は、電圧VDDのレベルが、閾値電圧VL1(≦VH1)のレベル以下になった場合にスイッチ21をオフ状態にする制御信号a1を出力する。
機能部60は、所定の機能を有する少なくとも1つの回路ブロックを含み、太陽電池11から電力の供給を受けて稼働する。機能部60は、例えば、センサノードを構成するセンサ及び無線通信回路(いずれも図示せず)を含んでいてもよい。
スイッチ51は、機能部60に電力を供給するための電源経路上に設けられている。すなわちスイッチ51及び機能部60は直列接続されている。スイッチ51及び機能部60を含む直列回路は、太陽電池11に並列接続されている。スイッチ51は、制御部50から供給される制御信号a5に応じてオン状態またはオフ状態となる。機能部60は、スイッチ21及び51の双方がオン状態となることで太陽電池11に接続され、太陽電池11から電力の供給を受けて稼働する。なお、スイッチ51は、機能部60にON/OFF機能があれば必ずしも必要ではない。その場合は、制御部50は、機能部60を直接制御する。
環境センサ30は、電源制御装置1の周囲環境の状態を検知するセンサである。環境センサ30として、例えば、照度センサ、温度センサの少なくとも一方を用いることが可能である。環境センサ30は、検知した周囲環境の状態を示す検知信号a2を出力する。環境センサ30から出力された検知信号a2は、制御部50に供給される。
第1のタイマー41は周期T1の計時信号a3を出力する。第2のタイマー42は周期T1よりも長い周期T2の計時信号a4を出力する。計時信号a3及びa4は、それぞれ、制御部50に供給される。
制御部50は、検知信号a2に基づいて計時信号a3及びa4のうちの一方を選択し、選択した計時信号に同期してスイッチ51をオン状態とする制御信号a5を出力する。すなわち、制御部50は、選択した計時信号に応じた間隔でスイッチ51をオン状態とする。制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ及び入出力部を含むマイクロコントローラの構成を有していてもよい。
環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50は、電源ラインLplus及びLminusの負荷側に接続されており、スイッチ21がオン状態となることで、太陽電池11に接続され、太陽電池11から電力の供給を受けて動作する。
なお、図3Bに示すように、スイッチ21及びスイッチ51の配置を変更することも可能である。図3Bに示す例では、スイッチ21は、電源ラインLminus上に設けられており、スイッチ51は、電源ラインLminusと機能部60との間に設けられている。
以下に、電源制御装置1の動作について説明する。初期状態において、スイッチ21及び51はオフ状態であるものとする。
太陽電池11に光が照射されると、太陽電池11において発電が行われる。太陽電池11によって生成された電力は、キャパシタ12に蓄積される。太陽電池11に照射される光の照度が高くなるにつれて、太陽電池11から出力される発電電圧(キャパシタ12の充電電圧)が高くなり、電源ラインLplus及びLminusに生じる電圧VDDのレベルが高くなる。電源監視部20は、電圧VDDのレベルが、閾値電圧VH1のレベルを上回ったことを検出すると、スイッチ21をオン状態にする制御信号a1を出力する。これにより、スイッチ21がオン状態となり、環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50に電力が供給され、これらの各ブロックが起動する。
図4は、制御部50において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。ここでは、環境センサ30が照度センサであり、機能部60が、センサノードを構成するセンサ及び無線通信回路(いずれも図示せず)を含み、稼働時において無線通信回路が無線通信によりデータ送信を行う場合を例に説明する。
ステップS1において、制御部50は、環境センサ30(照度センサ)から出力される、周囲の照度を示す検知信号a2を取得する。
ステップS2において、制御部50は、検知信号a2によって示される照度Xが、所定の閾値Yよりも高いか否かを判定する。
制御部50は、照度Xが閾値Yよりも高いと判定した場合、周期の短い計時信号a3を選択し、計時信号a3に基づくタイミングでスイッチ51をオン状態とする。すなわち、ステップS3において、制御部50は、計時信号a3を受信したか否かを判定し、計時信号a3を受信すると、ステップS5においてスイッチ51をオン状態とする制御信号a5をスイッチ51に供給する。
一方、ステップS2において、制御部50は、照度Xが閾値Yよりも低いと判定した場合、周期の短い計時信号a4を選択し、計時信号a4に基づくタイミングでスイッチ51をオン状態とする。すなわち、ステップS4において、制御部50は、計時信号a4を受信したか否かを判定し、計時信号a4を受信すると、ステップS5においてスイッチ51をオン状態とする制御信号a5をスイッチ51に供給する。
スイッチ51がオン状態となることで、機能部60は太陽電池11に接続され、太陽電池11から電力の供給を受けて稼働する。機能部60は、太陽電池11から電力の供給を受けると、センサ(図示せず)により取得したデータを、無線通信回路(図示せず)から無線通信により外部に送信する処理を行う。
機能部60における処理が完了すると、ステップS6において、制御部50は、スイッチ51をオフ状態とする制御信号a5をスイッチ51に供給する。スイッチ51がオフ状態となることで、機能部60は太陽電池11から切り離され、停止状態(非稼働状態)となる。その後、処理はステップS1に戻される。
制御部50による、上記の制御態様によれば、検知信号a2によって示される照度Xが閾値Yよりも高い場合には、周期の短い計時信号a3を受信する度にスイッチ51がオン状態となる。従って、機能部60を構成する無線通信回路(図示せず)は、計時信号a3の周期T1に応じた間隔でデータ送信を行う。
一方、検知信号a2によって示される照度Xが閾値Yよりも低い場合には、周期の長い計時信号a4を受信する度にスイッチ51がオン状態となる。従って、機能部60を構成する無線通信回路(図示せず)は、計時信号a4の周期T2に応じた間隔でデータ送信を行う。
太陽電池11における発電性能は、図1A、図1Bに示すように、周囲環境に応じて変化するところ、環境センサ30によって周囲環境の状態を検出することで、太陽電池11の当該環境下における発電量をリアルタイムに推定することができる。本実施形態に係る電源制御装置1によれば、環境センサ30によって検知された周囲環境の状態に応じて機能部60の稼働タイミングが制御されるので、機能部60における電力使用量を、太陽電池11の当該環境下における発電量に適合させることができる。従って、電力不足によって機能部60が長期間に亘り動作不能となることを回避することができる。また、環境センサ30を用いることで、太陽電池の発電電圧を検知する場合と比較して、周囲環境に応じて変化する太陽電池11における発電量を、より的確に推定することができる。これにより、機能部60の稼働タイミングの制御をより的確に行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る電源制御装置1によれば、発電部10(太陽電池11)において生成された電力の適切な使用を行うことが可能となる。
なお、上記の説明では、環境センサ30として照度センサを用いる場合を例示したが、環境センサ30として温度センサを用いることも可能である。この場合、温度センサから出力される検知信号a2によって示される温度が、所定の閾値よりも高いか否かに応じて、計時信号a3及びa4のいずれか一方を選択する。具体的には、太陽電池11における発電電力量が相対的に多くなる温度に対して、周期の短い計時信号a3を選択し、計時信号a3の周期T1に応じた間隔で機能部60を稼働させる。一方、太陽電池11における発電電力量が相対的に少なくなる温度に対して、周期の長い計時信号a4を選択し、計時信号a4の周期T2に応じた間隔で機能部60を稼働させる。なお、環境センサ30は、照度センサ及び温度センサを含んで構成されていてもよい。
また、上記の説明では、環境センサ30から出力される検知信号a2に基づいて、太陽電池11における発電量を推定し、これに適合するように機能部60の稼働タイミングを制御する態様を例示したが、開示の技術は、この態様に限定されるものではない。例えば、環境センサ30から出力される検知信号a2に基づいて、キャパシタ12の当該環境下における静電容量を推定し、これに適合するように機能部60の稼働タイミングを制御してもよい。
[第2の実施形態]
図5は、開示の技術の第2の実施形態に係る電源制御装置1Aの構成の一例を示す図である。電源制御装置1Aは第2のタイマー42を有していない点が、第1の実施形態に係る電源制御装置1(図3A参照)と異なる。
電源制御装置1Aは、第1の実施形態に係る電源制御装置1と同様、環境センサ30によって検知された周囲環境の状態に基づいて、互いに異なる複数の間隔のいずれかで機能部60を稼働させる。電源制御装置1Aは、相対的に短い間隔で機能部60を稼働させる場合、第1のタイマー42の周期T1に相当する間隔でスイッチ51をオン状態とする。一方、電源制御装置1Aは、相対的に長い間隔で機能部60を稼働させる場合、第1のタイマー42から出力される計時信号a3の周期T1のN倍に相当する間隔でスイッチ51をオン状態とする。
図6は、開示の技術の第2の実施形態に係る制御部50において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。ここでは、環境センサ30が照度センサであり、機能部60が、センサノードを構成するセンサ及び無線通信回路(いずれも図示せず)を含み、稼働時において無線通信回路が無線通信によりデータ送信を行う場合を例に説明する。
ステップS11において、制御部50は、計時信号a3を受信したか否かを判定し、計時信号a3を受信すると、ステップS12において、環境センサ30から出力される周囲の照度を示す検知信号a2を取得する。
ステップS13において、制御部50は、検知信号a2によって示される照度Xが、所定の閾値Yよりも高いか否かを判定する。
制御部50は、照度Xが閾値Yよりも高いと判定した場合、計時信号a3に基づくタイミングでスイッチ51をオン状態とする。すなわち、ステップS11において計時信号a3を受信した制御部50は、ステップS14において、スイッチ51をオン状態とする制御信号a5をスイッチ51に供給する。
一方、制御部50は、ステップS13において、照度Xが閾値Yよりも低いと判定した場合、計時信号a3の周期T1のN倍に相当する間隔でスイッチ51をオン状態とする。すなわち、制御部50は、ステップS16において、計時信号a3の受信回数が連続してN回に達したか否かを判定する。制御部50は、計時信号a3の受信回数が連続してN回に達したものと判定すると、ステップS14において、スイッチ51をオン状態とする制御信号a5をスイッチ51に供給すると共に、計時信号a3の受信回数のカウントをリセットする。
スイッチ51がオン状態となることで、機能部60は太陽電池11に接続され、太陽電池11から電力の供給を受けて稼働する。機能部60は、太陽電池11から電力の供給を受けると、センサ(図示せず)により取得したデータを、無線通信回路(図示せず)から無線通信により外部に送信する処理を行う。
機能部60における処理が完了すると、ステップS15において、制御部50は、スイッチ51をオフ状態とする制御信号a5をスイッチ51に供給する。スイッチ51がオフ状態となることで、機能部60は太陽電池11から切り離され、停止状態(非稼働状態)となる。その後、処理はステップS11に戻される。
制御部50による、上記の制御態様によれば、検知信号a2によって示される照度Xが閾値Yよりも高い場合には、計時信号a3を受信する度にスイッチ51がオン状態となる。従って、機能部60を構成する無線通信回路(図示せず)は、計時信号a3の周期T1に応じた間隔でデータ送信を行う。
一方、検知信号a2によって示される照度Xが閾値Yよりも低い場合には、計時信号a3を連続してN回受信する度にスイッチ51がオン状態となる。従って、機能部60を構成する無線通信回路(図示せず)は、計時信号a3の周期T1のN倍に相当する間隔でデータ送信を行う。
このように、第1のタイマー41から出力される計時信号a3のみを用いることで、第1の実施形態に係る電源制御装置1(図3A)と比較して、回路規模を縮小することができる。なお、電源制御装置は、3つ以上のタイマーを備えていてもよい。この場合、制御部50は、環境センサ30によって検知された周囲環境の状態に基づいて、複数のタイマーの各々から出力される計時信号のうちのいずれかを選択し、選択した計時信号に応じた間隔で機能部60を稼働させる。
[第3の実施形態]
図7は、開示の技術の第3の実施形態に係る電源制御装置1Bの構成の一例を示す図である。電源制御装置1Bは、電源監視部70、スイッチ71、ダイオード72、及び蓄電部73を更に含む点が、第1の実施形態に係る電源制御装置1(図3A参照)と異なる。スイッチ71が、例えばMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)で構成される場合、ダイオード72は、このMOSFETに付随する寄生ダイオードであってもよい。
蓄電部73及びスイッチ71は、電源ラインLplus、Lminusに接続されたら分岐ラインL上にそれぞれ設けられている。分岐ラインLは、一端が電源ラインLplusの負荷側に接続され、他端が電源ラインLminusに接続されている。すなわち、スイッチ71及び蓄電部73を含む直列回路は、太陽電池11に並列に接続されている。
蓄電部73は、例えば二次電池、スーパキャパシタ等のキャパシタ12よりも蓄電容量が大きい蓄電素子によって構成されている。蓄電部73は、スイッチ21及びスイッチ71の双方がオン状態となることで太陽電池11に接続され、蓄電部73において充電が行われる。
スイッチ71は、電源監視部70から供給される制御信号a6に応じてオン状態またはオフ状態となる。ダイオード72は、スイッチ71に並列接続されている。すなわち、ダイオード72は、アノードが蓄電部73の正極に接続され、カソードが電源ラインLplusの負荷側に接続されている。
電源監視部70は、電源ラインLplusの負荷側と電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDDのレベルに基づいてスイッチ71のオンオフを制御する。電源監視部70は、電圧VDDのレベルが、閾値電圧VH2のレベルを上回った場合に、スイッチ71をオン状態にする制御信号a6を出力する。閾値電圧VH2のレベルは、電源監視部20における閾値電圧VL1のレベルよりも高いレベルに設定されている。一方、電源監視部70は、電圧VDDのレベルが、閾値電圧VL2(<VH2)のレベルを下回った場合にスイッチ71をオフ状態にする制御信号a6を出力する。
以下に、電源制御装置1Bの動作について説明する。初期状態において、スイッチ21及び51はオフ状態であるものとする。
太陽電池11に光が照射されると、太陽電池11において発電が行われる。太陽電池11によって生成された電力は、キャパシタ12に蓄積される。太陽電池11に照射される光の照度が高くなるにつれて、太陽電池11から出力される発電電圧(キャパシタ12の充電電圧)が高くなり、電源ラインLplus及びLminusに生じる電圧VDDが高くなる。電源監視部20は、電圧VDDのレベルが、閾値電圧VH1のレベルを上回ったことを検出すると、スイッチ21をオン状態にする制御信号a1を出力する。これにより、スイッチ21がオン状態となり、環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50に電力が供給され、これらの各ブロックが動作を開始する。制御部50は、第1の実施形態に係る電源制御装置1と同様、環境センサ30によって検知された周囲環境の状態に基づいて機能部60の稼働タイミングを制御する。
電源監視部70は、電圧VDDのレベルが閾値電圧VH2(>VL1)のレベルを上回ったことを検出すると、スイッチ71をオン状態にする制御信号a6を出力する。これにより、スイッチ71はオン状態となる。スイッチ21及びスイッチ71の双方がオン状態となることで、蓄電部73は、太陽電池11及びキャパシタ12に接続され、太陽電池11によって生成された電力によって充電される。
蓄電部73は、キャパシタ12よりも蓄電容量が大きいため、キャパシタ12から蓄電部73への電荷の移動に伴い、電圧VDDのレベルが低下する。電源監視部70は、電圧VDDのレベルが閾値電圧VL2(<VH2)のレベルを下回ったことを検出すると、スイッチ71をオフ状態にする制御信号a6を出力する。スイッチ71がオフ状態となることで、蓄電部73は、太陽電池11及びキャパシタ12から切り離される。太陽電池11における発電量が比較的多い場合において、スイッチ71がオフ状態となると、電圧VDDのレベルは再び上昇する。その結果、スイッチ71は、オンオフ動作を繰り返す。
スイッチ71においてオンオフ動作が繰り返されている間、蓄電部73の充電電圧は徐々に上昇する。太陽電池11における発電量が比較的多い場合には、蓄電部73の充電電圧が閾値電圧VL2を超えない限り、スイッチ71におけるオンオフ動作が継続する。スイッチ71においてオンオフ動作が繰り返されることで、蓄電部73の充電が間欠的に行われる。
太陽電池11に照射される光の強度が低下すると、太陽電池11の単位時間当たりの発電量が低下し、電圧VDDのレベルが低下する。
電源監視部20は、電圧VDDのレベルが閾値電圧VL1のレベルを下回ったことを検出すると、スイッチ21をオフ状態にする制御信号a1を出力する。これにより、スイッチ21はオフ状態となる。なお、蓄電部73は間欠的に充電されるので、電源監視部20は、蓄電部73の充電電圧の影響を受けることなく、太陽電池11の発電電圧に相当する電圧VDDのレベルを検出することが可能である。スイッチ21がオフ状態となることで、太陽電池11から各ブロック(環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50、機能部60、電源監視部70)への電力供給が遮断される。
同様に、電源監視部70は、電圧VDDのレベルが閾値電圧VL2のレベルを下回ったことを検出すると、スイッチ71をオフ状態にする制御信号a6を出力する。これにより、スイッチ71はオフ状態となる。蓄電部73に蓄積された電力は、ダイオード72を介して各ブロック(環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50、機能部60、電源監視部70)に供給される。なお、電圧監視部70は供給されたレベルに応じて、スイッチ71のSWを再びオンさせる場合もある。
以上のように、本実施形態に係る電源制御装置1Bによれば、上記の各ブロック(環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50、機能部60、電源監視部70)は、夜間等の太陽電池11による発電が停止する場合でも、蓄電部73に蓄積された電力によって稼働することが可能である。
なお、上記の説明では、環境センサ30から出力される検知信号a2に基づいて、太陽電池11における発電量を推定し、これに適合するように機能部60の稼働タイミングを制御する態様を例示したが、開示の技術は、この態様に限定されるものではない。例えば、環境センサ30から出力される検知信号a2に基づいて蓄電部73の蓄電性能(静電容量)を推定し、これに適合するように機能部60の稼働タイミングを制御してもよい。
[第4の実施形態]
図8は、開示の技術の第4の実施形態に係る電源制御装置1Cの構成の一例を示す図である。電源制御装置1Cは、スイッチ80を含む点が第1の実施形態に係る電源制御装置1(図3A参照)と異なる。
スイッチ80は、環境センサ30、第1のタイマー41及び機能部60にそれぞれ電力を供給するための各電源経路上に設けられている。スイッチ80は、制御部50から供給される制御信号a8に応じてオン状態またはオフ状態となる。環境センサ30、第1のタイマー41及び機能部60は、それぞれ、スイッチ21及び80の双方がオン状態となることで太陽電池11に接続され、太陽電池11から電力の供給を受けて起動する。
図9は、開示の技術の第4の実施形態に係る制御部50において実施される処理の流れの一例を示すフローチャートである。ここでは、環境センサ30が照度センサであり、機能部60が、センサノードを構成するセンサ及び無線通信回路(いずれも図示せず)を含み、稼働時において、無線通信回路が無線通信によりデータ送信を行う場合を例に説明する。また、初期状態において、スイッチ21及び80はオフ状態であるものとする。
電源ラインLplus及びLminusに生じる電圧VDDのレベルが、閾値電圧VH1のレベルを上回ると、スイッチ21がオン状態となる。スイッチ21がオン状態となることで、制御部50が起動する(ステップS31)。
ステップS32において、制御部50は、スイッチ80をオン状態とする制御信号a8を出力する。スイッチ80がオン状態となることで、環境センサ30、第1のタイマー41及び機能部60が起動する。機能部60は、起動時において、所定の初期設定を実施する。
ステップS33において、制御部50は、機能部60に稼働を指示する制御信号を供給する。これにより、機能部60は、センサ(図示せず)により取得したデータを、無線通信回路(図示せず)から無線通信により外部に送信する処理を行う。
ステップS34において、制御部50は、環境センサ30から出力される周囲の照度を示す検知信号a2を取得する。
ステップS35において、制御部50は、検知信号a2によって示される照度Xが、所定の閾値Yよりも高いか否かを判定する。
制御部50は、照度Xが閾値Yよりも高いと判定した場合、ステップS36において、計時信号a3を受信したか否かを判定し、計時信号a3を受信すると、ステップS37において、機能部60に稼働を指示する制御信号を供給する。これにより、機能部60は、センサ(図示せず)により取得したデータを、無線通信回路(図示せず)から無線通信により外部に送信する処理を行う。その後、処理は、ステップS34に戻される。
一方、制御部50は、ステップS35において照度Xが閾値Yよりも低いと判定した場合、ステップS38において、タイマー予約信号a7を第2のタイマー42に供給する。
ステップS39において、制御部50は、スイッチ80をオフ状態にする制御信号a8を出力する。これにより、スイッチ80はオフ状態となり、環境センサ、第1のタイマー41及び機能部60に対する電力供給が停止される。すなわち、機能部60は、電力消費を伴わないシステムオフ状態となる。
ステップS40において、制御部50は、自らもシステムオフ状態となる。一方、第2のタイマー42は稼働状態を維持する。第2のタイマー42は、タイマー予約信号a7の受信した時点から周期T2に相当する期間が経過すると、計時信号a4を制御部50に供給する。
第2のタイマー42から出力された計時信号a4が、制御部50によって受信されると(ステップS41:肯定判定)、処理はステップS31に戻され、制御部50が再起動する。
本実施形態に係る電力制御装置1Cによれば、照度Xが閾値Yよりも高い状態が維持される場合、(太陽電池11における単位時間あたりの発電量が比較的多い場合)、ステップS34からステップS37までの処理が繰り返される。従って、機能部60は、計時信号a3の周期T1に応じた間隔でデータ送信を行う。この場合、スイッチ80はオン状態を維持する。また、機能部60は、データ送信を行っていない非稼働時には、電力消費を伴うスタンバイ状態となる。なお、機能部60がスタンバイ状態から稼働状態に移行する場合には、機能部60の起動時において行われる上記の初期設定は実施されない。
一方、照度Xが閾値Yよりも低い状態が維持される場合(太陽電池11における単位時間あたりの発電量が比較的少ない場合)、機能部60は、起動後にデータ送信処理を実施し、その後、機能部60及び制御部50は、共にシステムオフ状態となる。その後、機能部60及び制御部50は、計時信号a4に基づくタイミングで再起動される。従って、この場合、機能部60は、計時信号a4の周期T2に応じた間隔でデータ送信を行う。
ここで、機能部60がスタンバイ状態と稼働状態を繰り返す場合に、機能部60において消費される電力について考える。スタンバイ状態においては、機能部60を構成するメモリ(図示せず)に保持された情報を保持する必要がある等の理由により電力消費を伴う。また、機能部60の稼働間隔(データ送信間隔)が長くなる程、1処理あたりの消費電力は増加する。
次に、機能部60がシステムオフ状態と稼働状態を繰り返す場合に、機能部60において消費される電力について考える。機能部60のシステムオフ状態における消費電力は、略ゼロである。しかしながら、機能部60がシステムオフ状態から復帰して再起動されると、所定の初期設定が必要となる。この初期設定においては、ある程度の電力が消費されるとともに時間を要する。一方、機能部60をスタンバイ状態から稼働状態に移行する場合には、初期設定は不要である。
これらの状況を考慮すると、機能部60の稼働間隔(データ送信間隔)が比較的短い場合には、機能部60の非稼働時における状態を、再起動が不要であり且つ電力消費を伴うスタンバイ状態とし、再起動に伴う電力消費を回避することが好ましいと考えられる。一方、機能部60の稼働間隔(データ送信間隔)が比較的長い場合には、機能部60の非稼働時における状態を、再起動が必要であり且つ電力消費を伴わないシステムオフ状態とし、非稼働期間中における電力消費を回避することが好ましいと考えられる。
本実施形態に係る電源制御装置1Cによれば、機能部60が計時信号a3の周期T1に応じた比較的短い間隔で稼働する場合、機能部60の非稼働時における状態は、再起動が不要であり且つ電力消費を伴うスタンバイ状態とされる。また、機能部60が計時信号a4の周期T2に応じた比較的長い間隔で稼働する場合、機能部60の非稼働時における状態は、再起動が必要であり且つ電力消費を伴わないシステムオフ状態とされる。このように、機能部60の非稼働時における状態を、機能部60の稼働間隔に応じて切り替えることで、機能部60における消費電力を抑制することができ、より好ましい電力の使用制御を実現することができる。
[第5の実施形態]
図10は、開示の技術の第5の実施形態に係る電源制御装置1Dの構成の一例を示す図である。電源制御装置1Dは、電源監視部70、スイッチ71、ダイオード72、蓄電部73を更に含む点が、第4の実施形態に係る電源制御装置1C(図8参照)と異なる。
電源監視部70、スイッチ71、ダイオード72、蓄電部73は、第3の実施形態に係る電源制御装置1B(図7参照)が有するものと同じであるので、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る電源制御装置1Dによれば、第3の実施形態に係る電源制御装置1Bと同様、各ブロック(環境センサ30、第1のタイマー41、第2のタイマー42、制御部50、機能部60、電源監視部70)は、夜間等の太陽電池11による発電が停止する場合でも、蓄電部73に蓄積された電力によって稼働することが可能である。また、本実施形態に係る電源制御装置1Dによれば、第4の実施形態に係る電源制御装置1Cと同様、機能部60の非稼働時における状態が、機能部60の稼働間隔に応じて切り替わるので、機能部60における消費電力を抑制することができる。これにより、蓄電部73の静電容量を小さくすることができるので、蓄電部73のサイズを小さくすることができ、また蓄電部73の充電に要する時間を短縮することが可能となる。
[第6の実施形態]
図11は、開示の技術の第6の実施形態に係る電源制御装置1Eの構成の一例を示す図である。電源制御装置1Eは、スイッチ23、ダイオード22及び24を含む点が、第3の実施形態に係る電源制御装置1B(図7参照)と異なる。
ダイオード22は、スイッチ21に並列接続されている。スイッチ21が、例えばMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)で構成される場合、ダイオード22は、このMOSFETに付随する寄生ダイオードであってもよい。
スイッチ23は、電源ラインLplus上に設けられ、スイッチ21と直列接続されている。スイッチ23は、環境センサ30から供給される検知信号a2に応じてオン状態またはオフ状態となる。すなわち、スイッチ23は、環境センサ30によって検知された周囲環境の状態に基づいてオンオフする。環境センサ30が、例えば照度センサである場合、検知信号a2によって示される周囲の照度が所定値以下となった場合(例えば、太陽電池11における発電量が略ゼロになったものと推定される場合)に、スイッチ23がオフ状態となるように構成してもよい。
ダイオード24は、ダイオード22の向きと逆向きになるようにスイッチ23に並列接続されている。スイッチ23が、例えばMOSFETで構成される場合、ダイオード24は、このMOSFETに付随する寄生ダイオードであってもよい。なお、スイッチ23及びダイオード24の少なくとも一方が電源ラインLminus上に設けられていてもよい。
本実施形態に係る電源制御装置1Eによれば、スイッチ23を、太陽電池11における発電量に応じてオンオフさせることができる。例えば、太陽電池11において発電がない場合にスイッチ23をオフ状態とすることで、蓄電部73に蓄積された電力が太陽電池11で消費されること防止することができる。
また、太陽電池11において発電がない場合において、仮にスイッチ23及びダイオード24が設けられていない場合には、蓄電部73からの電流が、ダイオード22を経由して太陽電池11に流れ込む逆流が生じるおそれがある。本実施形態に係る電源制御装置1Eによれば、ダイオード22の向きとは逆向きのダイオード24により、電流の逆流を防止することが可能となる。
[第7の実施形態]
図12は、開示の技術の第7の実施形態に係る通信装置2の構成を示す図である。通信装置2は、電源制御装置1と、電源制御装置1から電力の供給を受けて動作するセンサ81及び無線通信部82を有する。すなわち、センサ81及び無線通信部82は、図3A等に示された機能部60に相当する。センサ81及び無線通信部82は、スイッチ21及びスイッチ51の双方がオン状態とされた場合に、電源制御装置1から電力の供給を受けて稼働する。
センサ81は、例えば、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、電圧センサ等のあらゆるセンサを適用することができる。無線通信部82は、センサ81によって取得されたデータを無線通信によって外部に送信する機能を有する。通信装置2は、センサネットワークにおけるセンサノードを構成するものであってもよい。通信装置2は、電源制御装置1に代えて、電源制御装置1A、1B、1C、1D及び1Eのいずれかを含んで構成されていてもよい。
なお、電源制御装置1、1A、1B、1C、1D、1Eは、開示の技術における電源制御装置の一例である。通信装置2は、開示の技術における通信装置の一例である。発電部10は開示の技術における発電部の一例である。太陽電池11は、開示の技術における太陽電池の一例である。電源監視部20は、開示の技術における電源監視部及び第1の電源監視部の一例である。電源監視部70は、開示の技術における第2の電源監視部の一例である。スイッチ51及び80は、開示の技術における第1のスイッチの一例である。スイッチ21は、開示の技術における第2のスイッチの一例である。スイッチ71は、開示の技術における第3のスイッチの一例である。スイッチ23は、開示の技術における第4のスイッチの一例である。環境センサ30は、開示の技術における環境センサの一例である。タイマー41は、開示の技術における第1のタイマーの一例である。タイマー42は、開示の技術における第2のタイマーの一例である。制御部50は、開示の技術における制御部の一例である。機能部60は、開示の技術における機能部の一例である。蓄電部73は開示の技術における蓄電部の一例である。
以上の第1乃至第6の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
エネルギーを電力に変換する発電部と、
周囲環境の状態を検知する環境センサと、
前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記発電部から電力の供給を受けて稼働する機能部の稼働タイミングを制御する制御部と、
を含む電源制御装置。
(付記2)
一定周期の計時信号を出力する少なくとも1つのタイマーを更に含み、
前記制御部は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて選択された、前記計時信号の周期に応じた互いに異なる複数の間隔のいずれかで前記機能部を稼働させる
付記1に記載の電源装置。
(付記3)
周期が互いに異なる計時信号をそれぞれ出力する複数のタイマーを更に含み、
前記制御部は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記複数のタイマーの各々から出力される計時信号のうちのいずれかを選択し、選択した計時信号の周期に応じた間隔で前記機能部を稼働させる
付記1に記載の電源装置。
(付記4)
前記制御部は、前記機能部を第1の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を、再起動が不要であり且つ電力消費を伴うスタンバイ状態とし、前記機能部を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を、再起動が必要であり且つ電力消費を伴わないシステムオフ状態とする
付記1から付記3のいずれか1つに記載の電源制御装置。
(付記5)
前記制御部は、前記機能部を前記第2の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を前記システムオフ状態とした後にシステムオフ状態となり、前記第2の間隔に対応する計時信号に基づいて再起動した後に前記機能部を再起動させる
付記4に記載の電源制御装置。
(付記6)
前記機能部に電力を供給するための電源経路上に設けられた第1のスイッチを更に含み、
前記制御部は、前記第1のスイッチのオンオフを制御することにより、前記機能部の稼働タイミングを制御する
付記1から付記5のいずれか1つに記載の電源制御装置。
(付記7)
前記環境センサは、照度センサ及び温度センサの少なくとも一方を含む
付記1から付記6のいずれか1つに記載の電源制御装置。
(付記8)
前記発電部は、太陽電池を含み、
前記環境センサは、照度センサを含み、
前記制御部は、前記照度センサによって検出される照度が閾値よりも低い場合の前記機能部の稼働間隔を、前記照度センサによって検出される照度が前記閾値よりも高い場合の前記機能部(60)の稼働間隔よりも長くする
付記1から付記7のいずれか1つに記載の電源制御装置。
(付記9)
前記発電部に並列接続されたキャパシタと、
前記発電部から出力される発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第2のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧に基づいて前記第2のスイッチを制御する第1の電源監視部と、
前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第3のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第3のスイッチを制御する第2の電源監視部と、
前記分岐ライン上に設けられ、前記第2のスイッチ及び前記第3のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
を更に含み、
前記制御部は、前記第2のスイッチがオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第3のスイッチがオン状態となることで前記蓄電部に接続され、
前記機能部は、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第1のスイッチ及び前記第3のスイッチの双方がオン状態となることで前記蓄電部に接続される
付記6に記載の電源制御装置。
(付記10)
前記第2のスイッチに並列接続された第1のダイオードと、
前記一対の電源ラインの一方に設けられ、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいてオンオフする第4のスイッチと、
前記第1のダイオードの向きと逆向きとなるように、前記第4のスイッチに並列接続された第2のダイオードと、
を更に含む付記9に記載の電源制御装置。
(付記11)
エネルギーを電力に変換する発電部と、
周囲環境の状態を検知する環境センサと、
前記発電部から電力の供給を受けて稼働する無線通信部と、
前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記無線通信部から送信されるデータの送信間隔を制御する制御部と、
を含む通信装置。
(付記12)
一定周期の計時信号を出力する少なくとも1つのタイマーを更に含み、
前記制御部は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて選択された、前記計時信号の周期に応じた互いに異なる複数の間隔のいずれかで前記機能部を稼働させる
付記11に記載の通信装置。
(付記13)
周期が互いに異なる計時信号をそれぞれ出力する複数のタイマーを更に含み、
前記制御部は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記複数のタイマーの各々から出力される計時信号のうちのいずれかを選択し、選択した計時信号の周期に応じた間隔で前記機能部を稼働させる
付記11に記載の通信装置。
(付記14)
前記制御部は、前記機能部を第1の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を、再起動が不要であり且つ電力消費を伴うスタンバイ状態とし、前記機能部を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を、再起動が必要であり且つ電力消費を伴わないシステムオフ状態とする
付記11から付記13のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記15)
前記制御部は、前記機能部を前記第2の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を前記システムオフ状態とした後にシステムオフ状態となり、前記第2の間隔に対応する計時信号に基づいて再起動した後に前記機能部を再起動させる
付記14に記載の通信装置。
(付記16)
前記機能部に電力を供給するための電源経路上に設けられた第1のスイッチを更に含み、
前記制御部は、前記第1のスイッチのオンオフを制御することにより、前記機能部の稼働タイミングを制御する
付記11から付記15のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記17)
前記環境センサは、照度センサ及び温度センサの少なくとも一方を含む
付記11から付記16のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記18)
前記発電部は、太陽電池を含み、
前記環境センサは、照度センサを含み、
前記制御部は、前記照度センサによって検出される照度が閾値よりも低い場合の前記機能部の稼働間隔を、前記照度センサによって検出される照度が前記閾値よりも高い場合の前記機能部の稼働間隔よりも長くする
付記11から付記17のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記19)
前記発電部に並列接続されたキャパシタと、
前記発電部から出力される発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第2のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧に基づいて前記第2のスイッチを制御する第1の電源監視部と、
前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第3のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第3のスイッチを制御する第2の電源監視部と、
前記分岐ライン上に設けられ、前記第2のスイッチ及び前記第3のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
を更に含み、
前記制御部は、前記第2のスイッチがオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第3のスイッチがオン状態となることで前記蓄電部に接続され、
前記機能部は、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第1のスイッチ及び前記第3のスイッチの双方がオン状態となることで前記蓄電部に接続される
付記16に記載の通信装置。
(付記20)
前記第2のスイッチに並列接続された第1のダイオードと、
前記一対の電源ラインの一方に設けられ、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいてオンオフする第4のスイッチと、
前記第1のダイオードの向きと逆向きとなるように、前記第4のスイッチに並列接続された第2のダイオードと、
を更に含む付記19に記載の通信装置。
1、1A、1B、1C、1D、1E 電源制御装置
2 通信装置
10 発電部
11 太陽電池
20、70 電源監視部
21、23、51、71、80 スイッチ
22、24、72 ダイオード
30 環境センサ
41 第1のタイマー
42 第2のタイマー
50 制御部
60 機能部
73 蓄電部

Claims (11)

  1. エネルギーを電力に変換する発電部と、
    周囲環境の状態を検知する環境センサと、
    前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記発電部から電力の供給を受けて稼働する機能部の稼働タイミングを制御する制御部と、
    を含む電源制御装置。
  2. 一定周期の計時信号を出力する少なくとも1つのタイマーを更に含み、
    前記制御部は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて選択された、前記計時信号の周期に応じた互いに異なる複数の間隔のいずれかで前記機能部を稼働させる
    請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 周期が互いに異なる計時信号をそれぞれ出力する複数のタイマーを更に含み、
    前記制御部は、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記複数のタイマーの各々から出力される計時信号のうちのいずれかを選択し、選択した計時信号の周期に応じた間隔で前記機能部を稼働させる
    請求項1に記載の電源制御装置。
  4. 前記制御部は、前記機能部を第1の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を、再起動が不要であり且つ電力消費を伴うスタンバイ状態とし、前記機能部を前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を、再起動が必要であり且つ電力消費を伴わないシステムオフ状態とする
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  5. 前記制御部は、前記機能部を前記第2の間隔で稼働させる場合、前記機能部の非稼働時における状態を前記システムオフ状態とした後にシステムオフ状態となり、前記第2の間隔に対応する計時信号に基づいて再起動した後に前記機能部を再起動させる
    請求項4に記載の電源制御装置。
  6. 前記機能部に電力を供給するための電源経路上に設けられた第1のスイッチを更に含み、
    前記制御部は、前記第1のスイッチのオンオフを制御することにより、前記機能部の稼働タイミングを制御する
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  7. 前記環境センサは、照度センサ及び温度センサの少なくとも一方を含む
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  8. 前記発電部は、太陽電池を含み、
    前記環境センサは、照度センサを含み、
    前記制御部は、前記照度センサによって検出される照度が閾値よりも低い場合の前記機能部の稼働間隔を、前記照度センサによって検出される照度が前記閾値よりも高い場合の前記機能部の稼働間隔よりも長くする
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  9. 前記発電部に並列接続されたキャパシタと、
    前記発電部から出力される発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第2のスイッチと、
    前記一対の電源ラインに生じる電圧に基づいて前記第2のスイッチを制御する第1の電源監視部と、
    前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第3のスイッチと、
    前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第3のスイッチを制御する第2の電源監視部と、
    前記分岐ライン上に設けられ、前記第2のスイッチ及び前記第3のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
    を更に含み、
    前記制御部は、前記第2のスイッチがオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第3のスイッチがオン状態となることで前記蓄電部に接続され、
    前記機能部は、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第1のスイッチ及び前記第3のスイッチの双方がオン状態となることで前記蓄電部に接続される
    請求項6に記載の電源制御装置。
  10. 前記第2のスイッチに並列接続された第1のダイオードと、
    前記一対の電源ラインの一方に設けられ、前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいてオンオフする第4のスイッチと、
    前記第1のダイオードの向きと逆向きとなるように、前記第4のスイッチに並列接続された第2のダイオードと、
    を更に含む請求項9に記載の電源制御装置。
  11. エネルギーを電力に変換する発電部と、
    周囲環境の状態を検知する環境センサと、
    前記発電部から電力の供給を受けて稼働する無線通信部と、
    前記環境センサによって検知された周囲環境の状態に基づいて、前記無線通信部から送信されるデータの送信間隔を制御する制御部と、
    を含む通信装置。
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