JP2019103305A - 電源装置及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電部と蓄電部とを有する電源装置において、充電モードから放電モードへの切り替えを適切に行うことで、蓄電部から発電部への電流の逆流を抑制する。【解決手段】電源装置は、発電電圧を出力する発電部と、発電電圧が印加される電源ライン上に設けられた第1のスイッチと、電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて第1のスイッチを制御する第1のスイッチ制御部と、電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第2のスイッチと、電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて第2のスイッチを制御する第2のスイッチ制御部と、分岐ライン上に設けられた蓄電部を備える。第2のスイッチ制御部は、発電部によって生成された電力によって蓄電部を充電する場合に、第2のスイッチがオンオフ動作を繰り返すように第2のスイッチを制御する。【選択図】図2

Description

開示の技術は、電源装置及び通信装置に関する。
太陽電池等の発電素子と、二次電池等の蓄電素子とを備えた電源装置に関する技術として、例えば以下の技術が知られている。
例えば、二次電池に直列に接続された第1のスイッチと、二次電池の電圧が第1の電圧値以下のときにのみ第1のスイッチをオン状態にして二次電池と太陽電池とを接続させる第1コンパレータと、を有する太陽電池付時計が知られている。太陽電池付時計は、時計回路に直列に接続された第2のスイッチと、二次電池の電圧が第1の電圧値以上のときに第2のスイッチをオン状態にして二次電池と時計回路を接続させる第2コンパレータと、第1のスイッチに並列に接続された第3のスイッチを更に含む。また、太陽電池付時計は、二次電池の電圧が第1の電圧値以上でかつそれより高い第2の電圧以下のときのみ第3のスイッチをオン状態にして太陽電池と二次電池を接続するシュミットコンパレータを更に含む。
また、太陽電池と、太陽電池で発電されたエネルギーを蓄積する充電電池とを備えた電源装置において、充電電池の充電電圧が第1のレベルに達した場合、これよりも低い第2のレベルまで放電する充電電圧制御手段を備えたものが知られている。
実開昭63−7388号公報 特開平7−250437号公報
図1は、太陽電池等の発電素子110と二次電池等の蓄電素子120とを備えた電源装置100の構成の一例を示す図である。環境エネルギーから電力を生成する太陽電池等の発電素子110による電力供給は不安定であることから、発電素子110と蓄電素子120とを併用することで、負荷130に対する電力供給を安定的に行うことが可能となる。例えば、発電素子110が太陽電池である場合、昼間に発電素子110によって生成された電力によって蓄電素子120の充電を行いつつ負荷130への電力供給を行い(充電モード)、夜間に蓄電素子120に蓄積した電力によって負荷130への電力供給を行う(放電モード)。
上記の構成を有する電源装置100においては、発電素子110によって生成された電力によって生じる電圧VDD1が、蓄電素子120の充電電圧VDD2よりも低くなった場合に、電流が蓄電素子120から発電素子110に向けて逆流するおそれがある。電流の逆流が生じると、蓄電素子120に蓄積された電力を無駄に消費してしまう。従って、電流の逆流を防止するために、充電モードと放電モードを分立し、放電モードにおいては、蓄電素子120と発電素子110との間の電流経路を遮断することが望ましい。また、電圧VDD1が充電電圧VDD2よりも低くなる前に充電モードから放電モードに切り替えることが好ましい。
しかしながら、発電素子110と蓄電素子120とが電源ラインLを介して常時接続されていると、電圧VDD1と充電電圧VDD2とが同じとなることから、充電モードから放電モードへの切り替えを適切なタイミングで行うことが困難である。
開示の技術は、一つの側面として、発電部と蓄電部とを有する電源装置において、充電モードから放電モードへの切り替えを適切に行うことで、蓄電部から発電部への電流の逆流を抑制することを目的とする。
開示の技術に係る電源装置は、エネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する発電部を備える。電源装置は、前記発電電圧が印加される電源ライン上に設けられた第1のスイッチと、前記電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第1のスイッチを制御する第1のスイッチ制御部を備える。電源装置は、前記電源ラインから分岐した分岐ライン上に設けられた第2のスイッチと、前記電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第2のスイッチを制御する第2のスイッチ制御部と、を備える。前記分岐ライン上に設けられ、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部を備える。前記第2のスイッチ制御部は、前記発電部によって生成された電力によって前記蓄電部を充電する場合に、前記第2のスイッチがオンオフ動作を繰り返すように前記第2のスイッチを制御する。
開示の技術によれば、発電部と蓄電部とを有する電源装置において、充電モードから放電モードへの切り替えを適切に行うことができ、蓄電部から発電部への電流の逆流を抑制することが可能となる。
電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る第2のスイッチ制御部の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の動作シーケンスの一例を示すフローチャートである。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の動作波形の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の動作波形の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第2の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第3の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第4の実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。 開示の技術の第5の実施形態に係る通信装置の構成の一例を示す図である。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。
[第1の実施形態]
図2は、開示の技術の実施形態に係る電源装置1の構成の一例を示す図である。電源装置1は、発電部10、キャパシタ12、蓄電部40、第1のスイッチSW1、第1のスイッチ制御部21、第2のスイッチSW2、及び第2のスイッチ制御部22を含んで構成されている。なお、図2には、電源装置1から電力の供給を受ける負荷50が電源装置1と共に示されている。
発電部10は、例えば、光、熱、振動、電波などのエネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する。以下において、発電部10として太陽電池11を用いる場合を例に説明するが、発電部10として太陽電池以外の発電素子を用いることが可能である。振動、電波などの交流電圧を生成する発電素子を使う場合に、別途交流電圧から直流電圧への変換装置が必要となる場合もある。
太陽電池11の正極は正側の電源ラインLplusに接続され、太陽電池11の負極は負側の電源ラインLminusに接続されている。負側の電源ラインLminusは、グランドラインであってもよい。太陽電池11から出力される発電電圧は、電源ラインLplus及びLminusに印加される。
第1のスイッチSW1は、電源ラインLplus、または、電源ラインLminus上に設けられている。第1のスイッチSW1は、第1のスイッチ制御部21から供給される制御電圧Vc1に応じてオン状態またはオフ状態となる。第1のスイッチSW1により電源ラインLplusは、太陽電池側と負荷側とに分けられる。
キャパシタ12は、太陽電池11に並列接続されている。すなわち、キャパシタ12の一方の電極は、電源ラインLplusの太陽電池側に接続され、キャパシタ12の他方の電極は、電源ラインLminusに接続されている。キャパシタ12は、太陽電池11によって生成された電力を蓄積する。キャパシタ12は、蓄電部40よりも蓄電容量が小さいものが用いられる。
第1のスイッチ制御部21は、電源ラインLplusに接続された第1の入力端子i1、電源ラインLminusに接続された第2の入力端子i2、及び出力端子oを有する。第1のスイッチ制御部21は、電源ラインLplusと電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDD1のレベルに基づいて第1のスイッチSW1のオンオフを制御する。第1のスイッチ制御部21は、電圧VDD1のレベルが第1の閾値VH1を上回った場合に、第1のスイッチSW1をオン状態にする制御電圧Vc1を出力する。一方、第1のスイッチ制御部21は、電圧VDD1のレベルが第1の閾値VH1よりも小さい第2の閾値VL1を下回った場合に、第1のスイッチSW1をオフ状態にする制御電圧Vc1を出力する。
蓄電部40及び第2のスイッチSW2は、電源ラインLplus、Lminusに接続された分岐ラインL上にそれぞれ設けられている。分岐ラインLは、一端が電源ラインLplusの負荷側に接続され、他端が電源ラインLminusに接続されている。すなわち、第2のスイッチSW2及び蓄電部40を含む直列回路は、太陽電池11に並列に接続されている。
蓄電部40は、例えば二次電池、スーパキャパシタ等のキャパシタ12よりも蓄電容量が大きい蓄電素子によって構成されている。蓄電部40は、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2の双方がオン状態となることで太陽電池11に接続され、蓄電部40において充電が行われる。第2のスイッチSW2は、第2のスイッチ制御部22から供給される制御電圧Vc2に応じてオン状態またはオフ状態となる。
第2のスイッチ制御部22は、電源ラインLplusの負荷側に接続された第1の入力端子i1、インバータ30の出力端子に接続された第2の入力端子i2、及び出力端子oを有する。第2のスイッチ制御部22は、電源ラインLplusと電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDD1のレベルに基づいて第2のスイッチSW2のオンオフを制御する。第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルが第1の閾値VH1よりも大きい第3の閾値VH2を上回った場合に、第2のスイッチSW2をオン状態にする制御電圧Vc2を出力する。一方、第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルが、第3の閾値VH2よりも小さい第4の閾値VL2を下回った場合に、第2のスイッチSW2をオフ状態にする制御電圧Vc2を出力する。
第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2は、インバータ30を介して第1のスイッチ制御部21の出力端子oに接続されている。また、第2のスイッチ制御部22の出力端子oは、一端が電源ラインLplusに接続されたプルアップ抵抗Rの他端に接続されている。この構成により、第1のスイッチ制御部21が、第1のスイッチSW1をオフ状態にするローレベルの制御電圧Vc1を出力した場合、第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2には、ハイレベルの電圧が入力される。第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2にハイレベルの電圧が入力されると、第2のスイッチ制御部22は、プルアップ抵抗Rの作用により、第2のスイッチSW2をオン状態にするハイレベルの制御電圧Vc2を出力する。
図3は、第2のスイッチ制御部22の構成の一例を示す図である。第2のスイッチ制御部22は、出力段がオープンドレインタイプのヒステリシスコンパレータの構成を有する。第2のスイッチ制御部22は、抵抗素子R1、R2、R3、トランジスタT1、T2、演算増幅回路201、電流源202、基準電圧回路203、静電保護用ダイオード204を含んで構成されている。
演算増幅回路201は、第1の入力端子i1と第2の入力端子i2との間に印加される電圧を抵抗素子R1〜R3によって分圧して得られる検出電圧Vのレベルが、基準電圧VREFのレベルよりも低い場合、ハイレベルの信号を出力する。演算増幅回路201からハイレベルの信号が出力されると、トランジスタT1及びT2がそれぞれオン状態となり、出力端子oから出力される制御電圧Vc2のレベルは、ローレベルとなる。
一方、演算増幅回路201は、検出電圧Vのレベルが、基準電圧VREFのレベルよりも高い場合、ローレベルの信号を出力する。演算増幅回路201からローレベルの信号が出力されると、トランジスタT1及びT2がそれぞれオフ状態となり、出力端子oから出力される制御電圧Vc2のレベルは、プルアップ抵抗R(図2参照)の作用によりハイレベルとなる。演算増幅回路201から出力され出力信号のレベルに応じてトランジスタT2がオンオフすることで、抵抗素子R1〜R3による分圧比が変化し、これによって、第2のスイッチ制御部22において、ヒステリシス特性が実現される。
第1のスイッチ制御部21が、第1のスイッチSW1をオフさせるローレベルの制御電圧Vc1を出力したことにより、第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2にハイレベルの電圧が入力された場合には、トランジスタT1は、オフ状態となる。この場合、第2のスイッチ制御部22から出力される制御電圧Vc2のレベルは、プルアップ抵抗R(図2参照)の作用によりハイレベルとなる。なお、第1のスイッチ制御部21は、第2のスイッチ制御部22の構成と同様の構成を有していてもよい。
負荷50は、第2のスイッチSW2及び蓄電部40を含む直列回路と並列に接続されている。第1のスイッチSW1がオン状態となることで、負荷50は太陽電池11に接続され、太陽電池11から負荷50に電力が供給される。一方、第2のスイッチSW2がオン状態となることで、負荷50は蓄電部40に接続され、蓄電部40から負荷50に電力が供給される。
以下に、電源装置1の動作について説明する。図4は、電源装置1の動作シーケンスの一例を示すフローチャートである。図5は、電源装置1の動作波形の一例を示す図である。図5の上段は、電源ラインLplusと電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDD1及び蓄電部40の充電電圧VDD2の波形の一例である。図5の中段は、第1のスイッチ制御部21から出力される制御電圧Vc1の波形の一例である。図5の下段は、第2のスイッチ制御部22から出力される制御電圧Vc2の波形の一例である。初期状態において、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2が、それぞれ、オフ状態であるものとする。
太陽電池11に照射される光の強度が増加すると、太陽電池11の単位時間当たりの発電量が増加し、電源ラインLplusと電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDD1のレベルが高くなる。太陽電池11によって生成された電力は、キャパシタ12に蓄積される。第1のスイッチ制御部21は、電圧VDD1のレベルが第1の閾値VH1を上回ったか否かの判定を行う(ステップS1)。
第1のスイッチ制御部21は、電圧VDD1のレベルが第1の閾値VH1を上回ったことを検出すると、ハイレベルの制御電圧Vc1を出力する。これにより、第1のスイッチSW1がオン状態となる(ステップS2)。第1のスイッチSW1がオン状態となることで、負荷50に電力が供給される。
第1のスイッチ制御部21から出力された制御電圧Vc1は、インバータ30を通過することで、ローレベルに反転され、第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2に入力される。第1のスイッチSW1がオン状態となり且つ第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2にローレベルの電圧が印加されることで、第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルを検知可能な状態となる。
第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルが第3の閾値VH2(>VH1)を上回ったか否かの判定を行う(ステップS3)。第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルが第3の閾値VH2を上回ったことを検出すると、ハイレベルの制御電圧Vc2を出力する。これにより、第2のスイッチSW2はオン状態となる(ステップS4)。
第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2の双方がオン状態となることで、蓄電部40は、太陽電池11及びキャパシタ12に接続され、太陽電池11によって生成された電力によって充電される。蓄電部40は、キャパシタ12よりも蓄電容量が大きいため、キャパシタ12から蓄電部40への電荷の移動に伴い、電圧VDD1のレベルが低下する。
第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルが第4の閾値VL2(<VH2)を下回ったか否かの判定を行う(ステップS5)。第2のスイッチ制御部22は、電圧VDD1のレベルが第4の閾値VL2を下回ったことを検出すると、ローレベルの制御電圧Vc2を出力する。これにより、第2のスイッチSW2はオフ状態となる(ステップS6)。
第2のスイッチSW2がオフ状態となることで、蓄電部40は、太陽電池11及びキャパシタ12から切り離される。太陽電池11における発電量が比較的多い場合(ステップS7において否定判定がなされる場合)において、第2のスイッチSW2がオフ状態となると、電圧VDD1のレベルは再び上昇する。この場合、ステップS3からステップS6までの処理が繰り返され、第2のスイッチSW2は、オンオフ動作を繰り返す。
図5には、第2のスイッチSW2においてオンオフ動作が繰り返され、電圧VDD1のレベルが、第3の閾値VH2と第4の閾値VL2との間で小刻みに振動している様子が示されている。第2のスイッチSW2においてオンオフ動作が繰り返されている間、蓄電部40の充電電圧VDD2は徐々に上昇する。太陽電池11における発電量が比較的多い場合には、充電電圧VDD2が第4の閾値VL2を超えない限り、第2のスイッチSW2におけるオンオフ動作が継続する。第2のスイッチSW2においてオンオフ動作が繰り返されることで、蓄電部40の充電が間欠的に行われる。このように、太陽電池11における単位時間当たりの発電量が比較的多い場合には、電源装置1は、太陽電池11において生成された電力によって蓄電部40の充電を行いつつ負荷50への電力供給を行う充電モードで動作する。
太陽電池11に照射される光の強度が低下すると、太陽電池11の単位時間当たりの発電量が低下し、電圧VDD1のレベルが低下する。第1のスイッチ制御部21は、電圧VDD1のレベルが第2の閾値VL1を下回ったか否かの判定を行う(ステップS7)。第1のスイッチ制御部21は、電圧VDD1のレベルが第2の閾値VL1を下回ったことを検出すると、ローレベルの制御電圧Vc1を出力する。これにより、第1のスイッチSW1はオフ状態となる(ステップS8)。
第1のスイッチ制御部21から出力されたローレベルの制御電圧Vc1は、インバータ30を通過することで、ハイレベルに反転され、第2のスイッチ制御部22の第2の入力端子i2に入力される。第2のスイッチ制御部22の入力端子i2にハイレベルの電圧が入力されると、第2のスイッチ制御部22は、プルアップ抵抗Rの作用により、ハイレベルの制御電圧Vc2を出力する。これにより、第2のスイッチSW2は、オン状態となる(ステップS9)。
第1のスイッチSW1がオフ状態、第2のスイッチSW2がオン状態となることで、蓄電部40に蓄積された電力によって負荷50に対する電力供給を行う放電モードに移行する。放電モードにおいては、第1のスイッチSW1はオフ状態となり、蓄電部40は、太陽電池11から切り離される。なお、第2のスイッチ制御部22は、放電モードにおいて、蓄電部40に蓄積された電力によって稼働状態を維持することが可能である。
以上のように、電源装置1は、周囲が明るく、太陽電池11における単位時間当たりの発電量が比較的多い場合には、太陽電池11において生成された電力によって蓄電部40の充電を行いつつ負荷50への電力供給を行う充電モードで動作する。充電モードにおいて、第2のスイッチSW2は、オンオフ動作を繰り返し、蓄電部40の充電が間欠的に行われるので、電源ラインLplusと電源ラインLminusとの間に生じる電圧VDD1と、蓄電部40の充電電圧VDD2とが互いに同じレベルとはならない(VDD1≠VDD2)。従って、充電モードにおいて、太陽電池11の発電電圧を、蓄電部40の充電電圧VDD2の影響を受けることなく検出することが可能である。
一方、電源装置1は、周囲が暗く、太陽電池11における単位時間当たりの発電量が比較的少ない場合には、蓄電部40に蓄積された電力によって負荷50に対する電力供給を行う放電モードで動作する。放電モードにおいて、第1のスイッチSW1はオフ状態となり、蓄電部40と太陽電池11とが切り離される。
上記のように、充電モードにおいて、第1のスイッチ制御部21は、蓄電部40の充電電圧VDD2の影響を受けることなく太陽電池11の発電電圧のレベルを検出することが可能である。従って、充電モードから放電モードへの切り替えを適切なタイミングで行うことが可能となる。すなわち、電圧VDD1が充電電圧VDD2よりも小さくなり、電流が蓄電部40から太陽電池11に向けて流れる逆流が発生する前に、第1のスイッチSW1をオフ状態にして電流経路を遮断することができる。電流の逆流を防止することで、蓄電部40に蓄積された電力を無駄に消費してしまうことを防止することができる。
ここで、蓄電部40が、例えば容量1mAhの二次電池であり、負荷50の消費電流が例えば1μAであり、逆流が生じた場合に蓄電部40から太陽電池11に向かう電流が例えば1μAである場合を想定する。この場合において、電流の逆流を阻止しない場合には、蓄電部40に蓄積された電力により負荷50を駆動できる時間は約500時間である。一方、開示の技術の実施形態に係る電源装置1によれば、電流の逆流を阻止することができるので、蓄電部40に蓄積された電力により約1000時間に亘り負荷50を駆動することができる。
図6は、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2の構成を具体化して示した電源装置1の構成の一例を示す図である。
図6に示す例では、第1のスイッチSW1は、2つのPチャネル型のMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)301及び302(以下、P−MOS301及び302と称する)を含んで構成されている。P−MOS301及び302は、それぞれ、アノードがドレインに接続され、カソードがソースに接続された寄生ダイオードD1及びD2を有している。P−MOS301及び302は、それぞれ、寄生ダイオードD1及びD2の向きが互いに逆向きとなるように電源ラインLplus上に設けられている。具体的には、P−MOS301は、ソースが電源ラインLplusの太陽電池側に接続され、ドレインがP−MOS302のドレインに接続されている。P−MOS302は、ソースが電源ラインLplusの負荷側に接続されている。
P−MOS301及び302のゲートは、それぞれ、インバータ31及び30を介して第1のスイッチ制御部21の出力端子oに接続されている。インバータ31は、電源ラインLplusの太陽電池側と電源ラインLminusとの間に生じる電圧を電源電圧として動作し、インバータ30は、電源ラインLplusの負荷側と電源ラインLminusとの間に生じる電圧を電源電圧として動作する。
一方、第2のスイッチSW2は、Pチャネル型のMOSFET303(以下、P−MOS303と称する)及びNチャネル型のMOSFET304(以下、N−MOS304と称する)を含んで構成されている。P−MOS303は、アノードがドレインに接続され、カソードがソースに接続された寄生ダイオードD3を有している。N−MOS304は、アノードがソースに接続され、カソードがドレインに接続された寄生ダイオードD4を有している。P−MOS303及びN−MOS304は、それぞれ、寄生ダイオードD3及びD4の向きが互いに逆向きとなるように分岐ラインL上に設けられている。具体的には、P−MOS303は、ドレインが電源ラインLplusの負荷側に接続され、ソースが蓄電部40の正極に接続されている。N−MOS304は、ドレインが蓄電部40の負極に接続され、ソースが電源ラインLminusに接続されている。
P−MOS303のゲートは、インバータ32を介して第2のスイッチ制御部22の出力端子oに接続され、N−MOS304のゲートは、第2のスイッチ制御部22の出力端子oに接続されている。インバータ32は、蓄電部40の正極とインバータ30の出力端との間に生じる電圧を電源電圧として動作する。
充電モードにおいて、第1のスイッチSW1を構成するP−MOS301及び302は、それぞれオン状態となり、第2のスイッチSW2を構成するP−MOS303及びN−MOS304は、それぞれ、オンオフ動作を繰り返す。放電モードにおいて、第1のスイッチSW1を構成するP−MOS301及び302は、それぞれオフ状態となり、第2のスイッチSW2を構成するP−MOS303及びN−MOS304は、それぞれ、オン状態となる。
第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2を上記のように構成することで、電流が蓄電部40から太陽電池11に向けて流れる逆流を防止することができる。例えば、太陽電池11に照射される光の強度が低下すると、VL1<VDD1<VDD2<VL2が成立し得る。この場合、第1のスイッチSW1を構成するP−MOS301及び302はそれぞれオン状態を維持し、第2のスイッチSW2を構成するP−MOS303及びN−MOS304はそれぞれオフ状態となる。この場合において、仮に、第2のスイッチSW2がN−MOS304を含み、P−MOS303を含まない場合には、N−MOS304はオフ状態となるものの、電流はN−MOS304に付随する寄生ダイオードD4を経由して太陽電池11に向けて流れる。第2のスイッチSW2が、寄生ダイオードD3及びD4の向きが互いに逆向きとされたP−MOS303及びN−MOS304を含むことで、太陽電池11に向けて流れる電流を阻止することができる。
また、太陽電池11に照射される光の強度が更に低下すると、VDD1<VL1<VDD2が成立し得る。この場合、電源装置1の動作モードは放電モードとなり、第1のスイッチSW1を構成するP−MOS301及び302はそれぞれオフ状態、第2のスイッチSW2を構成するP−MOS303及びN−MOS304はそれぞれオン状態となる。この場合において、仮に、第1のスイッチSW1がP−MOS301を含み、P−MOS302を含まない場合には、P−MOS301はオフ状態となるものの、電流はP−MOS301に付随する寄生ダイオードD1を経由して太陽電池11に向けて流れる。第1のスイッチSW1が、寄生ダイオードD1、D2の向きが互いに逆向きとされたP−MOS301及び302を含むことで、太陽電池11に向けて流れる電流を阻止することができる。
図7は、図6に示す構成の電源装置1の動作波形の一例を示す図である。図7には、インバータ31の出力電圧(P−MOS301のゲートに印加される電圧)Va及びインバータ30の出力電圧(P−MOS302のゲートに印加される電圧)Vbの波形が示されている。インバータ30は、電源ラインLplusの負荷側と電源ラインLminusとの間に生じる電圧を電源電圧として動作するので、放電モードにおいても、蓄電部40に蓄積された電力によって稼働状態を維持することが可能である。従って、図7に示すように、放電モードにおいて、P−MOS302のゲートに印加される電圧Vbのレベルはハイレベルを維持することが可能であり、P−MOS302は、オフ状態を維持することが可能である。
放電モードにおいては、太陽電池11の発電電圧は低下しており、P−MOS301のゲートに印加される電圧Vaはローレベルとなり得るので、P−MOS301はオン状態となり得る。一方、放電モードにおいて、P−MOS302のゲートに印加される電圧Vbのレベルはハイレベルを維持することができるので、P−MOS302を確実にオフ状態にすることができる。従って、放電モードにおいて、蓄電部40から太陽電池11に向けて逆流する電流を確実に遮断することができる。
図8A、図8B、図8C及び図8Dは、第2のスイッチSW2の構成のバリエーションを示した図である。
図8Aに示す例では、第2のスイッチSW2は、2つのPチャネル型のMOSFET305及び306(以下、P−MOS305及び306と称する)を含んで構成されている。P−MOS305及び306は、それぞれ、アノードがドレインに接続され、カソードがソースに接続された寄生ダイオードD5及びD6を有している。P−MOS305及び306は、それぞれ、寄生ダイオードD5及びD6の向きが互いに逆向きとなるように分岐ラインL上に設けられている。具体的には、P−MOS305は、ドレインが電源ラインLplusの負荷側に接続され、ソースがP−MOS306のソースに接続されている。P−MOS306は、ドレインが蓄電部40の正極に接続されている。P−MOS305及び306のゲートは、それぞれ、インバータ32を介して第2のスイッチ制御部22の出力端子oに接続されている。
図8Bに示す例では、第2のスイッチSW2は、2つのPチャネル型のMOSFET307及び308(以下、P−MOS307及び308と称する)を含んで構成されている。P−MOS307及び308は、それぞれ、アノードがドレインに接続され、カソードがソースに接続された寄生ダイオードD7及びD8を有している。P−MOS307及び308は、それぞれ、寄生ダイオードD7及びD8の向きが互いに逆向きとなるように分岐ラインL上に設けられている。具体的には、P−MOS307は、ソースが電源ラインLplusの負荷側に接続され、ドレインがP−MOS308のドレインに接続されている。P−MOS308は、ソースが蓄電部40の正極に接続されている。P−MOS307及び308のゲートは、それぞれ、インバータ32を介して第2のスイッチ制御部22の出力端子oに接続されている。
図8Cに示す例では、第2のスイッチSW2は、2つのNチャネル型のMOSFET309及び310(以下、N−MOS309及び310と称する)を含んで構成されている。N−MOS309及び310は、それぞれ、アノードがソースに接続され、カソードがドレインに接続された寄生ダイオードD9及びD10を有している。N−MOS309及び310は、それぞれ、寄生ダイオードD9及びD10の向きが互いに逆向きとなるように分岐ラインL上に設けられている。具体的には、N−MOS309は、ソースが蓄電部40の負極に接続され、ドレインがN−MOS310のドレインに接続されている。N−MOS310は、ソースが電源ラインLminusに接続されている。N−MOS309及び310のゲートは、それぞれ、第2のスイッチ制御部22の出力端子oに接続されている。
図8Dに示す例では、第2のスイッチSW2は、2つのNチャネル型のMOSFET311及び312(以下、N−MOS311及び312と称する)を含んで構成されている。N−MOS311及び312は、それぞれ、アノードがソースに接続され、カソードがドレインに接続された寄生ダイオードD11及びD12を有している。N−MOS311及び312は、それぞれ、寄生ダイオードD11及びD12の向きが互いに逆向きとなるように分岐ラインL上に設けられている。具体的には、N−MOS311は、ドレインが蓄電部40の負極に接続され、ソースがN−MOS312のソースに接続されている。N−MOS312は、ドレインが電源ラインLminusに接続されている。N−MOS311及び312のゲートは、それぞれ、第2のスイッチ制御部22の出力端子oに接続されている。
図8A〜図8Dのいずれの構成においても、放電モードにおける電流の逆流を防止することができる。
図9A、図9B及び図9Cは、第1のスイッチSW1の構成のバリエーションを示した図である。
図9Aに示す例では、第1のスイッチSW1は、2つのPチャネル型のMOSFET313及び314(以下、P−MOS313及び314と称する)を含んで構成されている。P−MOS313及び314は、それぞれ、アノードがドレインに接続され、カソードがソースに接続された寄生ダイオードD13及びD14を有している。P−MOS313及び314は、それぞれ、寄生ダイオードD13及びD14の向きが互いに逆向きとなるように電源ラインLplus上に設けられている。具体的には、P−MOS313は、ドレインが電源ラインLplusの太陽電池側に接続され、ソースがP−MOS314のソースに接続されている。P−MOS314は、ドレインが電源ラインLplusの負荷側に接続されている。P−MOS313及び314のゲートは、それぞれ、インバータ31及び30を介して第1のスイッチ制御部21の出力端子oに接続されている。
図9Bに示す例では、第1のスイッチSW1は、Pチャネル型のMOSFET315(以下、P−MOS315と称する)及びNチャネル型のMOSFET316(以下、N−MOS316と称する)を含んで構成されている。P−MOS315は、アノードがドレインに接続され、カソードがソースに接続された寄生ダイオードD15を有している。N−MOS316は、アノードがソースに接続され、カソードがドレインに接続された寄生ダイオードD16を有している。P−MOS315は、ドレインが電源ラインLplusの太陽電池側に接続され、ソースが電源ラインLplusの負荷側に接続されている。N−MOS316は、ドレインが電源ラインLminusの負荷側に接続され、ソースが電源ラインLminusの太陽電池側に接続されている。P−MOS315のゲートは、インバータ31を介して第1のスイッチ制御部21の出力端子oに接続され、N−MOS316のゲートは、第1のスイッチ制御部21の出力端子oに接続されている。
図9Cに示す例では、第1のスイッチSW1は、2つのNチャネル型のMOSFET317及び318(以下、N−MOS317及び318と称する)を含んで構成されている。N−MOS317及び318は、それぞれ、アノードがソースに接続され、カソードがドレインに接続された寄生ダイオードD17及びD18を有している。N−MOS317及び318は、それぞれ、寄生ダイオードD17及びD18の向きが互いに逆向きとなるように電源ラインLminus上に設けられている。具体的には、N−MOS317は、ソースが電源ラインLminusの負荷側に接続され、ドレインがN−MOS318のドレインに接続されている。N−MOS318は、ソースが電源ラインLminusの太陽電池側に接続されている。N−MOS317及び318のゲートは、それぞれ、第1のスイッチ制御部21の出力端子oに接続されている。
図9A〜図9Cのいずれの構成においても、放電モードにおける電流の逆流を防止することができる。
[第2の実施形態]
図10は、開示の技術の第2の実施形態に係る電源装置1Aの構成の一例を示す図である。電源装置1Aは、過放電防止回路60を更に含む点が、第1の実施形態に係る電源装置1と異なる。過放電防止回路60は、蓄電部40の充電電圧VDD2のレベルが所定のレベルを下回った場合に、蓄電部40からの放電を停止させる機能を有する。
過放電防止回路60は、蓄電部40の正極と負極との間の電圧、すなわち充電電圧VDD2を検出する電圧検出回路61と、電圧検出回路61の出力信号に応じてオンオフするPチャネル型のMOSFET63(以下、P−MOS63と称する)とを含んで構成されている。P−MOS63は、ソースが蓄電部40の正極に接続され、ドレインが第2のスイッチSW2を構成するP−MOS63のソースに接続され、ゲートがインバータ62を介して電圧検出回路61の出力端子に接続されている。電圧検出回路61は、例えばヒステリシスコンパレータの構成を有していてもよい。
電圧検出回路61は、蓄電部40の正極と負極との間の電圧、すなわち充電電圧VDD2のレベルが、所定のレベルよりも低くなった場合に、ローレベルの出力信号を出力する。電圧検出回路61から出力されたローレベルの出力信号は、インバータ62によりハイレベルに反転され、P−MOS63のゲートに供給される。P−MOS63は、ゲートにハイレベルの信号が供給されるとオフ状態となる。これにより、蓄電部40からの放電が停止される。
放電モードにおいて、蓄電部40に蓄積された電力が負荷50により消費され、蓄電部40の充電電圧VDD2のレベルが低下する。負荷50に供給される電圧が負荷50の最低動作電圧以下になると、負荷50の動作は停止するものの、蓄電部40からの放電が継続し、過放電となる場合がある。蓄電部40が二次電池である場合、過放電が生じると、蓄電部40の蓄電性能が劣化するおそれがある。本実施形態に係る電源装置1Aによれば、過放電防止回路60は、蓄電部40の充電電圧VDD2のレベルが所定のレベルを下回った場合に、蓄電部40からの放電を停止させるので、蓄電部40における過放電を防止することができる。これにより、過放電による蓄電性能の劣化を防止することができる。
[第3の実施形態]
図11は、開示の技術の第3の実施形態に係る電源装置1Bの構成の一例を示す図である。電源装置1Bは、過充電防止回路70を更に含む点が、第2の実施形態に係る電源装置1Aと異なる。過充電防止回路70は、電源ラインLplusの電圧のレベルが所定のレベルを上回った場合に、太陽電池11から蓄電部40に伝送される電力の量を抑制する機能を有する。
過充電防止回路70は、電源ラインLplusと、インバータ30の出力端子との間の電圧を検出する電圧検出回路71と、電圧検出回路71の出力信号に応じてオンオフするNチャネル型のMOSFET72(以下、N−MOS72と称する)と、N−MOS72に接続された抵抗素子73とを含んで構成されている。抵抗素子73は、一端が電源ラインLplusの負荷側に接続され、他端がN−MOS72のドレインに接続されている。N−MOS72は、ソースがインバータ30の出力端子に接続され、ゲートが電圧検出回路71の出力端子に接続されている。電圧検出回路71は、例えばヒステリシスコンパレータの構成を有していてもよい。
電圧検出回路71は、電源ラインLplusと、インバータ30の出力端子との間の電圧のレベルが、所定のレベルよりも高くなった場合に、ハイレベルの出力信号を出力する。電圧検出回路71から出力された出力信号は、N−MOS72のゲートに供給される。N−MOS72は、ゲートにハイレベルの信号が供給されるとオン状態となる。N−MOS72がオン状態となることで、抵抗素子73に電流が流れ、太陽電池11によって生成された電力が、抵抗素子73によって消費される。
過充電防止回路70によれば、蓄電部40の充電電圧VDD2が上昇し、電源ラインLplusの電圧レベルが所定のレベルよりも高くなると、N−MOS72がオン状態となり、太陽電池11によって生成された電力が抵抗素子73によって消費される。これにより、太陽電池11から蓄電部40に伝送される電力の量が抑制され、蓄電部40の過充電が防止されるので、過充電による蓄電部40及び負荷50へのダメージを抑制することができる。
[第4の実施形態]
図12は、開示の技術の第4の実施形態に係る電源装置1Cの構成の一例を示す図である。電源装置1Cは、Nチャネル型のMOSFET74(以下、N−MOS74と称する)を更に含む点が、第3の実施形態に係る電源装置1Bと異なる。
過充電防止回路70における過放電防止機能を有効に発揮させるためには、過放電防止機能の作動時に、抵抗素子73に比較的大きい電流が流れる必要がある。第3の実施形態に係る電源装置1Bによれば、抵抗素子73を通過する電流は、インバータ30の出力端子に流れ込むこととなる。しかしながら、インバータ30の出力端子に大電流を流し込むことが困難である場合がある。本実施形態に係る電源装置1Cによれば、充電モードにおいてN―MOS74はオン状態となり、N−MOS72のソースが電源ラインLminusに接続されるので、過充電防止機能の作動時に、抵抗素子73に大電流を流すことが可能となる。従って、過充電防止回路70における過放電防止機能を有効に発揮させることができる。
[第5の実施形態]
図13は、開示の技術の第5の実施形態に係る通信装置2の構成を示す図である。通信装置2は、電源装置1と、電源装置1から電力の供給を受けて動作するセンサ81及び無線通信部82を有する。すなわち、センサ81及び無線通信部82は、図1等に示された負荷50に相当する。センサ81及び無線通信部82は、電源装置1の動作モードが充電モードの場合、太陽電池11によって生成された電力によって駆動され、電源装置1の動作モードが放電モードの場合、蓄電部40に蓄積された電力によって駆動される。
センサ81は、例えば、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、電圧センサ等のあらゆるセンサを適用することができる。無線通信部82は、センサ81によって取得されたデータを無線通信によって外部に送信する機能を有する。通信装置2は、センサネットワークにおけるセンサノードを構成するものであってもよい。通信装置2は、電源装置1に代えて、電源装置1A、1B及び1Cのいずれかを含んで構成されていてもよい。
なお、電源装置1、1A、1B、1Cは、開示の技術における電源装置の一例である。通信装置2は、開示の技術における通信装置の一例である。発電部10及び太陽電池11は、開示の技術における発電部の一例である。電源ラインLplus及びLminusは、開示の技術における一対の電源ラインの一例である。第1のスイッチSW1は、開示の技術における第1のスイッチの一例である。第1のスイッチ制御部21は、開示の技術における第1のスイッチ制御部の一例である。第2のスイッチSW2は、開示の技術における第2のスイッチの一例である。第2のスイッチ制御部22は、開示の技術における第2のスイッチ制御部の一例である。分岐ラインLは、開示の技術における分岐ラインの一例である。蓄電部40は、開示の技術における蓄電部の一例である。P−MOS301、313、315、N−MOS317は、開示の技術における第1のトランジスタの一例である。寄生ダイオードD1、D13、D15、D17は、開示の技術における第1のダイオードの一例である。P−MOS302、314、N−MOS316、318は、開示の技術における第2のトランジスタの一例である。寄生ダイオードD2、D14、D16、D18は、開示の技術における第2のダイオードの一例である。P−MOS303、305、307、N−MOS309、311は、開示の技術における第3のトランジスタの一例である。寄生ダイオードD3、D5、D7、D9、D11は、開示の技術における第3のダイオードの一例である。N−MOS304、306、308、310、312は、開示の技術における第4のトランジスタの一例である。寄生ダイオードD4、D6、D8、D10、D12は、開示の技術における第4のダイオードの一例である。過放電防止回路60は、開示の技術における過放電防止回路の一例である。過充電防止回路70は、開示の技術における過充電防止回路の一例である。通信装置2は、開示の技術における通信装置の一例である。無線通信部82は、開示の技術における無線通信部の一例である。
以上の第1乃至第5の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
エネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する発電部と、
前記発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第1のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第1のスイッチを制御する第1のスイッチ制御部と、
前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第2のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第2のスイッチを制御する第2のスイッチ制御部と、
前記分岐ライン上に設けられ、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
を含み、
前記第2のスイッチ制御部は、前記発電部によって生成された電力によって前記蓄電部を充電する場合に、前記第2のスイッチがオンオフ動作を繰り返すように前記第2のスイッチを制御する
電源装置。
(付記2)
前記第1のスイッチ制御部は、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、第1の閾値を上回った場合に、前記第1のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力し、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値を下回った場合に、前記第1のスイッチをオフ状態にする制御電圧を出力し、
前記第2のスイッチ制御部は、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが第3の閾値を上回った場合に、前記第2のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力し、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、前記第3の閾値よりも小さい第4の閾値を下回った場合に、前記第2のスイッチをオフ状態にする制御電圧を出力する
付記1に記載の電源装置。
(付記3)
前記第3の閾値は、前記第1の閾値よりも大きい
付記2に記載の電源装置。
(付記4)
前記第2のスイッチ制御部は、前記第1のスイッチ制御部から出力される前記第1のスイッチをオフ状態にする制御電圧に応じて、前記第2のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力する
付記2または付記3に記載の電源装置。
(付記5)
前記第1のスイッチは、
前記一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられ、ドレインソース間に第1のダイオードが接続された第1のトランジスタと、
ドレインソース間に第2のダイオードが接続され、前記第2のダイオードの向きが前記第1のダイオードの向きと逆向きとなるように前記一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第2のトランジスタと、を含む
付記1から付記4のいずれか1つに記載の電源装置。
(付記6)
前記第2のスイッチは、
前記分岐ライン上に設けられ、ドレインソース間に第3のダイオードが接続された第3のトランジスタと、
ドレインソース間に第4のダイオードが接続され、前記第4のダイオードの向きが、前記第3のダイオードの向きと逆向きとなるように前記分岐ライン上に設けられた第4のトランジスタと、を含む
付記1から付記5のいずれか1つに記載の電源装置。
(付記7)
前記蓄電部の充電電圧のレベルが所定のレベルを下回った場合に、前記蓄電部からの放電を停止させる過放電防止回路を更に含む
付記1から付記6のいずれか1つに記載の電源装置。
(付記8)
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが所定のレベルを上回った場合に、前記発電部から前記蓄電部に伝送される電力の量を抑制する過充電防止回路を更に含む
付記1から付記7のいずれか1つに記載の電源装置。
(付記9)
前記発電部は、太陽電池である
付記1から付記8のいずれか1つに記載の電源装置。
(付記10)
前記発電部に並列接続されたキャパシタを更に含む
付記1から付記9のいずれか1つに記載の電源装置。
(付記11)
エネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する発電部と、
前記発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第1のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第1のスイッチを制御する第1のスイッチ制御部と、
前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第2のスイッチと、
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第2のスイッチを制御する第2のスイッチ制御部と、
前記分岐ライン上に設けられ、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
前記第1のスイッチがオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第2のスイッチがオン状態となることで前記蓄電部に接続される無線通信部と、
を含み、
前記第2のスイッチ制御部は、前記発電部によって生成された電力によって前記蓄電部を充電する場合に、前記第2のスイッチがオンオフ動作を繰り返すように前記第2のスイッチを制御する
通信装置。
(付記12)
前記第1のスイッチ制御部は、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、第1の閾値を上回った場合に、前記第1のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力し、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値を下回った場合に、前記第1のスイッチをオフ状態にする制御電圧を出力し、
前記第2のスイッチ制御部は、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが第3の閾値を上回った場合に、前記第2のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力し、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが前記第3の閾値よりも小さい第4の閾値を下回った場合に、前記第2のスイッチをオフ状態にする制御電圧を出力する
付記11に記載の通信装置。
(付記13)
前記第3の閾値は、前記第1の閾値よりも大きい
付記12に記載の通信装置。
(付記14)
前記第2のスイッチ制御部は、前記第1のスイッチ制御部から出力される前記第1のスイッチをオフ状態にする制御電圧に応じて、前記第2のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力する
付記12または付記13に記載の通信装置。
(付記15)
前記第1のスイッチは、
前記一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられ、ドレインソース間に第1のダイオードが接続された第1のトランジスタと、
ドレインソース間に第2のダイオードが接続され、前記第2のダイオードの向きが前記第1のダイオードの向きと逆向きとなるように前記一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第2のトランジスタと、を含む
付記10から付記14のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記16)
前記第2のスイッチは、
前記分岐ラインに設けられ、ドレインソース間に第3のダイオードが接続された第3のトランジスタと、
ドレインソース間に第4のダイオードが接続され、前記第4のダイオードの向きが、前記第3のダイオードの向きと逆向きとなるように前記分岐ライン上に設けられた第4のトランジスタと、を含む
付記10から付記15のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記17)
前記蓄電部40の充電電圧のレベルが所定のレベルを下回った場合に、前記蓄電部からの放電を停止させる過放電防止回路を更に含む
付記10から付記16のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記18)
前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが所定のレベルを上回った場合に、前記発電部から前記蓄電部に伝送される電力の量を抑制する過充電防止回路を更に含む
付記10から付記17のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記19)
前記発電部は、太陽電池である
付記10から付記18のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記20)
前記発電部に並列接続されたキャパシタを更に含む
付記10から付記19のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記21)
前記第2のスイッチがオン状態となることで前記蓄電部に接続され、センサを更に含み、
無線通信部は、前記センサによって取得されたデータを、無線により外部に送信する
付記10から付記20のいずれか1つに記載の通信装置。
1、1A、1B、1C 電源装置
2 通信装置
10 発電部
11 太陽電池
21 第1のスイッチ制御部
22 第2のスイッチ制御部
40 蓄電部
60 過放電防止回路
70 過充電防止回路
81 センサ
82 無線通信部
plus及びLminus 電源ライン
分岐ライン
SW1 第1のスイッチ
SW2 第2のスイッチ

Claims (9)

  1. エネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する発電部と、
    前記発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第1のスイッチと、
    前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第1のスイッチを制御する第1のスイッチ制御部と、
    前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第2のスイッチと、
    前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第2のスイッチを制御する第2のスイッチ制御部と、
    前記分岐ライン上に設けられ、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
    を含み、
    前記第2のスイッチ制御部は、前記発電部によって生成された電力によって前記蓄電部を充電する場合に、前記第2のスイッチがオンオフ動作を繰り返すように前記第2のスイッチを制御する
    電源装置。
  2. 前記第1のスイッチ制御部は、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、第1の閾値を上回った場合に、前記第1のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力し、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値を下回った場合に、前記第1のスイッチをオフ状態にする制御電圧を出力し、
    前記第2のスイッチ制御部は、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、第3の閾値を上回った場合に、前記第2のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力し、前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが、前記第3の閾値よりも小さい第4の閾値を下回った場合に、前記第2のスイッチをオフ状態にする制御電圧を出力する
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第3の閾値は前記第1の閾値より大きい
    請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第2のスイッチ制御部は、前記第1のスイッチ制御部から出力される前記第1のスイッチをオフ状態にする制御電圧に応じて、前記第2のスイッチをオン状態にする制御電圧を出力する
    請求項2または請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記第1のスイッチは、
    前記一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられ、ドレインソース間に第1のダイオードが接続された第1のトランジスタと、
    ドレインソース間に第2のダイオードが接続され、前記第2のダイオードの向きが前記第1のダイオードの向きと逆向きとなるように前記一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第2のトランジスタと、を含む
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記第2のスイッチは、
    前記分岐ライン上に設けられ、ドレインソース間に第3のダイオードが接続された第3のトランジスタと、
    ドレインソース間に第4のダイオードが接続され、前記第4のダイオードの向きが、前記第3のダイオードの向きと逆向きとなるように前記分岐ライン上に設けられた第4のトランジスタと、を含む
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 前記蓄電部の充電電圧のレベルが所定のレベルを下回った場合に、前記蓄電部からの放電を停止させる過放電防止回路を更に含む
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルが所定のレベルを上回った場合に、前記発電部から前記蓄電部に伝送される電力の量を抑制する過充電防止回路を更に含む
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電源装置。
  9. エネルギーを電力に変換して発電電圧を出力する発電部と、
    前記発電電圧が印加される一対の電源ラインの少なくとも一方に設けられた第1のスイッチと、
    前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第1のスイッチを制御する第1のスイッチ制御部と、
    前記一対の電源ラインに接続された分岐ライン上に設けられた第2のスイッチと、
    前記一対の電源ラインに生じる電圧のレベルに基づいて前記第2のスイッチを制御する第2のスイッチ制御部と、
    前記分岐ライン上に設けられ、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの双方がオン状態となることで前記発電部に接続される蓄電部と、
    前記第1のスイッチがオン状態となることで前記発電部に接続され、前記第2のスイッチがオン状態となることで前記蓄電部に接続される無線通信部と、
    を含み、
    前記第2のスイッチ制御部は、前記発電部によって生成された電力によって前記蓄電部を充電する場合に、前記第2のスイッチがオンオフ動作を繰り返すように前記第2のスイッチを制御する
    通信装置。
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