JP2005287141A - 電池の過電流保護回路 - Google Patents

電池の過電流保護回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005287141A
JP2005287141A JP2004095284A JP2004095284A JP2005287141A JP 2005287141 A JP2005287141 A JP 2005287141A JP 2004095284 A JP2004095284 A JP 2004095284A JP 2004095284 A JP2004095284 A JP 2004095284A JP 2005287141 A JP2005287141 A JP 2005287141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
voltage
fet
semiconductor switching
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004095284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3886501B2 (ja
Inventor
Nagatoshi Niima
永敏 新間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP2004095284A priority Critical patent/JP3886501B2/ja
Publication of JP2005287141A publication Critical patent/JP2005287141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3886501B2 publication Critical patent/JP3886501B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】 電池電圧の変動範囲に対して、放電過電流や充電過電流の検出に用いるFETのドレイン・ソース間抵抗の変動範囲を小さくして、その検出精度を向上させる。
【解決手段】 制御回路3は、電池1とこれに直列の第1のFETQ1及び第2のFETQ2の間の電圧を動作電圧とする。制御回路3は、電池電圧VBが所定値以上のときにFETQ2をOFFに制御し、放電電流IoをFETQ2の順方向の寄生ダイオードD2に通電させ、FETQ2の降下電圧VDSSを本体部の通電時より大きくする。このとき、FETQ1をONにする制御信号DOUTの値は制御回路3の動作電圧であるVB−VDSSとなるので変動範囲が小さくなり、これがFETQ1のゲート・ソース間電圧VGSとなるのでFETQ1のドレイン・ソース間抵抗RDSの変動範囲が小さくなる。従って、放電過電流検出の為のFETQ1の電圧の変動範囲が小さくなり、検出精度が向上する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電池の過電流を防止するための電池の過電流保護回路に係り、詳しくは、FET(電界効果トランジスタ)等の半導体スイッチング素子を用いて電池の放電過電流や充電過電流を高精度に防止するための電池の過電流保護回路に関する。
電子機器に用いられているリチウムイオン二次電池等の各種電池は、過充電や過放電が発生すると電池の寿命を劣化させる虞があるため、特許文献1,2に記載されているように、FET等の半導体スイッチング素子を用いた充放電保護回路によって電池の過充電や過放電を防止する技術が広く知られている。また、これとは別に、充電時や放電時に過電流が発生すると、電池や回路素子に発熱による故障や破壊を生じさせる虞があるため、特許文献1,2に記載されているように、充電過電流や放電過電流を防止する技術も広く知られている。
図9は、従来から一般に用いられている電池の充放電保護回路の一例を示す回路図である。この例では、電池11に負荷12が接続される放電回路において、放電制御用FET13と充電制御用FET14とがこの回路に直列に接続され、制御回路15により放電時における過放電と放電過電流に対する保護が為されている。放電制御用FET13には並列の寄生ダイオード13Aが放電電流に対し逆方向となるように形成され、充電制御用FET14には並列の寄生ダイオード14Aが充電電流に対し逆方向となるように形成されている。以下、この例での過放電と放電過電流に対して電池を保護する場合の動作を説明する。制御回路14は電池11に電源電圧VDD及びグランドGNDを接続して電池電圧VBにより動作する。直列接続のFET13,FET14の一端は制御回路15のGNDに、他端は制御回路15のVSSに接続されている。通常の状態では、放電制御用FET13のゲート・ソース間電圧VGSとなるDOUT信号(この例では、放電制御信号)及び充電制御用FET14のゲート・ソース間電圧VGSとなるCOUT信号(この例では、充電制御信号)に対し電池電圧VBがハイレベルとして出力され、FET13,14はON状態に制御されている。
まず、過放電に対する保護動作は、電源電圧VDD及びグランドGNDに供給される電池電圧VBが過放電となっていると判断される所定の電圧値以下になったことを検出して、放電制御用FET13のゲート・ソース間電圧VGSに対しローレベルのDOUT信号を出力し、FET13をOFFに制御して放電回路の遮断制御を行い、過放電を防止する。このとき、充電制御用FET14はON状態を継続している。次に、放電過電流に対する保護動作は、FET13,14間(VSS・GND間)の降下電圧が放電過電流が流れていると判断される所定の電圧値以上になったことを検出して、放電制御用FET13のゲート・ソース間電圧VGSに対しローレベルのDOUT信号を出力し、FET13をOFFに制御して放電回路の遮断制御を行い、放電過電流を防止する。このとき、充電制御用FET14はON状態を継続している。
次に、電池11の過充電及び充電過電流に対する保護動作について説明する。この場合図9中の負荷12に代えて充電回路が接続され、電流の方向は放電の場合とは逆方向になる。過充電に対する保護動作は、制御回路15が電源電圧としてVDD・GND間に供給される電池電圧VBを測定し、その電圧値が過充電と判断される所定値以上になったことを検出して、充電制御用FET14のゲート・ソース間電圧VGSに対しローレベルのCOUT信号(ここでは、充電制御信号)を出力し、FET14をOFFに制御して充電回路の遮断制御を行い、過充電を防止する。このとき、放電制御用FET13はON状態を継続している。次に、放電過電流に対する保護動作は、FET13,14間(GND・VSS間)の降下電圧が充電過電流が流れていると判断される所定の電圧値以上になったことを検出して、充電制御用FET14のゲート・ソース間電圧VGSに対しローレベルのCOUT信号を出力し、FET14をOFFに制御して充電回路の遮断制御を行い、充電過電流を防止する。このとき、放電制御用FET13はON状態を継続している。
特開2002−199594号公報 特開平11−127543号公報
しかしながら、図9に示すような従来の充放電保護回路においては、放電制御用FET13及び充電制御用FET14をONに制御するために、これらの各ゲート・ソース間に制御回路15の各FET制御回路(図示省略)からハイレベルとして出力されるDOUT信号及びCOUT信号は、制御回路15の動作電圧である電池11の電池電圧VBの電圧値であるため、電池電圧VBの変動に伴いFET13,14のゲート・ソース間電圧VGSも変化することになる。このとき、FET等のゲート・ソース間電圧VGSとドレイン・ソース間抵抗RDSの特性は、図4に示す通り反比例の関係を持つため、VGSが変動する範囲が大きければ、RDSが変動する範囲も大きくなる。ここで、放電過電流や充電過電流の検出は、FET13,14間の降下電圧が所定値以上のときに行われるため、RDSの変動範囲が大きい分だけ放電過電流又は充電過電流として検出する電流Ioの変動範囲が大きくなることになる。これは、RDSの変動範囲が大きいと、放電過電流又は充電過電流を検出するためのFET13,14間の降下電圧=2×RDS×Io(ただし、FET13,14は同じRDS・VGS特性を持つとする)の変動範囲も大きくなるためである。従って、従来の充放電保護回路では、電池電圧の大きさによるFET等の出力抵抗の変動により、放電過電流や充電過電流を高精度に検出して防止することができないという問題があった。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、FET等の半導体スイッチング素子を用いて電池の放電過電流や充電過電流を高精度に防止ことができる電池の過電流保護回路を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電池の過電流を防止するための電池の過電流保護回路であって、制御信号の大きさによってON状態の抵抗値が変化する第1の半導体スイッチング素子と、前記電池の電流に対して所定の電圧降下を生じる順方向ダイオードを並列に有しON状態の電圧が前記電圧降下より小さい第2の半導体スイッチング素子とが、前記電池の回路に直列に接続され、前記電池に前記第1及び第2の半導体スイッチング素子を加えた両端の電圧を電源電圧とし、前記電源電圧を前記制御信号として用いて前記第1の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が所定値未満の場合には前記第2の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合には前記第2の半導体スイッチング素子の本体部と前記ダイオードへの通電の切り替えを制御して前記制御信号の大きさの増加を抑えて前記ON状態の抵抗値変化を抑制し、これらの制御結果によって前記制御信号により生じる前記電池の電流に対する前記第1の半導体スイッチング素子の降下電圧の大きさにより該電池の過電流を検出し該第1の半導体スイッチング素子をONからOFFに制御して過電流を防止する制御回路を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記制御回路は、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合に、前記第2の半導体スイッチング素子をOFFに制御して前記通電の切り替えを制御することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記制御回路は、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合に、前記第2の半導体スイッチング素子を高速一定周期でONとOFFに制御して前記通電の切り替えを制御することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記制御回路は、前記第2の半導体スイッチング素子を高速一定周期でONとOFFに制御するに際し、ON/OFFのデューティ比を変化させることにより、前記制御信号を細かく制御することを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記ON/OFFのデューティ比を前記電池の電圧に応じて変化させることにより、前記制御信号を略一定値に制御することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記電池の回路が負荷回路であり、前記第1の半導体スイッチング素子は放電過電流を防止することを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記電池の回路が充電回路であり、前記第1の半導体スイッチング素子は充電過電流を防止することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記第1の半導体スイッチング素子が第1のFETであり、前記第2の半導体スイッチング素子が第2のFETであり、前記制御信号が該第1のFETのゲート・ソース間電圧であり、前記ON状態の抵抗値が該第1のFETのドレイン・ソース間抵抗値であり、前記順方向ダイオードが該第2のFETの寄生ダイオードであることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、電池の放電過電流及び充電過電流を防止するための電池の過電流保護回路であって、制御信号の大きさによってON状態の抵抗値が変化すると共に前記電池の電流に対して所定の電圧降下を生じるダイオードを並列に有しON状態の電圧が前記ダイオードの電圧降下より小さい2つの半導体スイッチング素子が、一方は前記ダイオードが充電電流に対して順方向になるように、他方は前記ダイオードが放電電流に対して順方向になるように、前記電池に直列に接続され、前記電池に前記2つの半導体スイッチング素子を加えた両端の電圧を電源電圧とし、放電時と充電時とで動作を切り替える手段を有し、放電時には、前記電源電圧を前記制御信号として用いて前記一方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が所定値未満の場合には前記他方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合には前記他方の半導体スイッチング素子の本体部と前記ダイオードへの通電の切り替えを制御して前記制御信号の変化を抑えて前記ON状態の抵抗値変化を抑制し、この制御結果によって前記制御信号により生じる前記電池の電流に対する前記一方の半導体スイッチング素子の降下電圧の大きさにより該電池の放電過電流を検出し該一方の半導体スイッチング素子をONからOFFに制御して過電流を防止すると共に、充電時には、前記電源電圧を前記制御信号として用いて前記他方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が所定値未満の場合には前記一方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合には前記一方の半導体スイッチング素子の本体部と前記ダイオードへの通電の切り替えを制御して前記制御信号の変化を抑えて前記ON状態の抵抗値変化を抑制し、この制御結果によって前記制御信号により生じる前記電池の電流に対する前記他方の半導体スイッチング素子の降下電圧の大きさにより該電池の放電過電流を検出し該他方の半導体スイッチング素子をONからOFFに制御して充電過電流を防止する制御回路を備えることを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の電池の過電流保護回路に係り、前記2つの半導体スイッチング素子がFETであり、前記制御信号が該FETのゲート・ソース間電圧であり、前記ON状態の抵抗値が該FETのドレイン・ソース間抵抗値であり、前記ダイオードが該FETの寄生ダイオードであることを特徴としている。
以上説明したように、この発明の構成によれば、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果としては、第1の半導体スイッチング素子への制御信号の値の変動範囲を電池電圧の変動範囲と比較して狭い範囲に抑えるので、第1の半導体スイッチング素子のON状態の抵抗値の変動範囲が、従来のように第2の半導体スイッチング素子を制御しない場合と比較して狭くなり、放電過電流や充電過電流の検出範囲を狭くして過電流の検出精度を向上できることである。第2の効果としては、半導体スイッチング素子にFETを用いた場合には、第2のFETの寄生ダイオードを第2の半導体スイッチング素子に並列な順方向ダイオードとして利用できるため、新規の素子追加が必要なく、部品実装面積の増大やコストの増大をせずに過電流の検出範囲を狭くして、過電流の検出精度を向上できることである。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は,実施例を用いて具体的に行う。下記の実施例の過電流保護回路は、例えば、リチウムイオン電池1セル型の電池パックに適用して好適なものである。過電流保護回路は、放電過電流について保護する場合と充電過電流について保護する場合があるが、以下の実施例ではそれぞれについて分けて説明を行う。
始めに、この発明の理解を容易にするため、この発明の原理を説明する。この発明は、制御回路の動作電源を電池電圧に第1、第2の半導体スイッチング素子の降下電圧を加えたものとすることを特徴とする。ここで、第1の半導体スイッチング素子の降下電圧は十分に小さく降下電圧≒0Vと考えられるので、制御回路の動作電圧は「電池電圧」−「第2の半導体スイッチング素子の降下電圧」と考えることができる。これにより、電池電圧の変化に伴い、所定の電池電圧にて第2のスイッチング素子をON/OFF制御することで、この第2の半導体スイッチング素子に発生する降下電圧をコントロールし、第1の半導体スイッチング素子に加わる制御信号の値をコントロールする。
つまり、第2の半導体スイッチング素子がON状態の場合は、電池電流は第2の半導体スイッチング素子の本体部を通電することとなり、そのON状態の抵抗値が十分小さいため、降下電圧≒0Vとなる。第2のスイッチング素子がOFF状態では、電池電流は第2の半導体スイッチング素子に並列な順方向ダイオードを通電し、このダイオードの順方向の電圧降下が第2のスイッチング素子の降下電圧の値となる。このとき、第1の半導体スイッチング素子の制御信号のハイレベルの値は、上述の制御回路の動作電圧である「電池電圧」−「第2の半導体スイッチング素子の降下電圧」である為、電池電圧が大きく所定値以上である場合には第2のスイッチング素子をOFFに制御して「第2の半導体スイッチング素子の降下電圧」を値の大きいダイオードの降下電圧とし、電池電圧が小さく所定値未満である場合には第2のスイッチング素子をONに制御して「第2の半導体スイッチング素子の降下電圧」を値が十分小さい本体部の降下電圧とすることで、第1の半導体スイッチング素子に印加される電圧の範囲を小さく抑える。これにより、第1の半導体スイッチング素子のON状態の抵抗値の変動範囲を小さくして過電流検出値の変動範囲を小さくし、その検出精度を向上させる。
図1は、この発明の実施例1である電池の過電流保護回路の電気的構成を示す回路図である。この例では、放電過電流を防止する場合について説明する。この例の過電流保護回路は、電池1の正極側が電子機器等の負荷2の電源側に接続され、電池1の負極側と負荷2のグランド側の間に第1のFETであるQ1と第2のFETであるQ2が直列に接続され、これらのFETQ1,Q2のON/OFFを制御して放電過電流を防止する制御回路3を有してなる。FETQ1,Q2はnチャネル形であって、ドレインD同士が接続され、第1のFETQ1のソースSは電池1の負極側に、第2のFETQ2のソースSは負荷2のグランド側に接続されている。第1のFETQ1には放電電流Ioを阻止する逆方向の極性で寄生ダイオードD1が並列に形成され、第2のFETQ2には放電電流Ioに対し順方向の極性で寄生ダイオードD2が並列に形成されている。
制御回路3は、VDD端子(以下、端子を省略する)が電池1の正極に接続され、GNDが電池1の負極と第1のFETQ1のソースSとの接続点に接続され、制御信号DOUTが第1のFETQ1のゲートGに接続され、VSS2がFETQ1,Q2のドレインD同士の接続点に接続され、制御信号COUTが第2のFETQ2のゲートGに接続され、VSSが第2のFETQ2のソースSと負荷3のグランド側との接続点に接続されてなる。この制御回路3が図9の従来例と大きく異なる点は、図9の制御回路では、VDD・GND間に印加される電池電圧VBを回路の動作電圧としていたが、この例の制御回路3では、VDD・VSS間に印加される電圧を回路の動作電圧としている点である。ここで、FETがON状態では「第1のFETQ1の降下電圧」≒0なので、これを無視すると、制御回路3の動作電圧は「電池電圧VB」−「第2のFETQ2の降下電圧VDSS(Q2)」となる。従って、第1のFETQ1をON状態に制御するハイレベルの制御信号DOUTは、対応するFET制御回路の動作電圧である「電池電圧VB」−「第2のFETQ2の降下電圧VDSS(Q2)」となる。
次に、制御回路3の放電過電流に対する保護機能について説明する。制御回路3は、GND・VSS間に加わる第1のFETQ1の降下電圧VDSS(=RDS×Io)を測定して過電流であると判断される基準電圧値と比較し、それ以上になったことで放電過電流の検出を行い、制御信号DOUTをローレベルとして第1のFETQ1をOFFに制御し、放電過電流を防止する。この第1のFETQ1の降下電圧VDSS(Q1)を測定する際、制御回路3は、VDD・GNDに加わる電池電圧VBを測定し、所定電圧値(この例では3.5V)と比較し、それ以上となったときには制御信号COUTをローレベルとして第2のFETQ2を通常のON状態からOFFに制御し、放電電流を第2のFETQ2の本体部から寄生ダイオードD2に通電させる。この寄生ダイオードD2の電圧降下によって第2のFETQ2に発生する降下電圧VDSS(Q2)を大きくする。これにより、制御信号DOUTのハイレベルの値が小さくなり、第1のFETQ1のドレイン・ソース間抵抗RDS(Q1)の変化が小さくなる。この第2のFETQ2による制御の結果、電池電圧VBの変動範囲に対する第1のFETのRDS(Q1)の変動範囲が小さくなり、その降下電圧VDSS(Q1)の変動範囲も小さくなって、この降下電圧VDSS(Q1)をもとに精度良く放電過電流の検出を行うことが可能となる。
次に、この実施例の動作の一例について説明する。制御回路3は、第1のFETQ1のゲート・ソース間電圧VGS(Q1)を制御する為に、電池放電時に電池電圧VBの大小に合わせて第2のFETQ2をON/OFF制御する。ここでの説明では、その制御値を以下の通りの値とする。この値は、リチウムイオン1セル型電池パックでの値を想定して説明しているが、この発明はリチウムイオン1セル型電池パックに限定されるものでは無い。
VB≧3.5Vのとき、第2のFETQ2はOFFに制御する。
VB<3.5Vのとき、第2のFETQ2はONに制御する。
上述において、電池電圧VB=3.5Vで第2のFETQ2の制御を切り替えているのは、リチウムイオン1セル型電池パックで許容される電圧範囲が2.8〜4.2Vであり、第2のFETQ2の寄生ダイオードD2の順電圧VF(Q2)=0.7Vとすると、その最大電圧である4.2Vから、このVF(Q2)の0.7Vを減じた値である3.5Vを採用していることによる。
電池電圧VBは、放電が進行することにより段々と低下していく。この際、ハイレベルの制御信号DOUTとして第1のFETQ1に印加されるゲート・ソース間電圧VGS(Q1)も電池電圧VBに同期して低下していくことになるが、上述のように第2FETQ2を制御すると、電池電圧VBと第1のFETQ1のVGS(Q1)との関係は図2に示す様な関係を示し、従来のような比例関係とはならない。電池電圧VBとVGS(Q1)の関係が図2に示すような関係を示す理由は、以下の通りである。
これは、VB≧3.5Vでは、第2のFETQ2をOFFにすることで、放電電流Ioを第2のFETQ2の寄生ダイオードD2に通電させ、寄生ダイオードD2の順方向電圧VFに依存して電圧降下を発生させることによる。つまり、第2のFETQ2の降下電圧VDSS(Q2)=0.7Vとなるため、制御回路3のVDD・VSS間に印加される動作電圧は,上述の通りVB−VDSS(Q2)=VB−0.7となり、その結果、制御回路3内のFET制御回路から第1のFETQ1をONに制御するためのハイレベルの制御信号DOUTの値もVB−0.7となる。従って、第1のFETQ1に印加されるゲート・ソース間電圧VGS(Q1)は、VGS(Q1)=VB−0.7となる。VB<3.5Vでは、第2のFETQ2をONに制御することで放電電流Ioを第2のFETQ2の本体部に通電させることになり、FETQ2のドレイン・ソース間抵抗RDS(Q2)に依存して電圧降下が発生し、VDSS(Q2)≒0Vとなり、VGS(Q1)の値が略下式の通りとなる為である。
VB=2.8〜4.2VときのVGS(Q1)の等価式は、
VB≧3.5VときにはVGS(Q1)=VB−0.7、
VB<3.5VときにはVGS(Q1)≒VBである。
図3(a)に、FETの特性例としてゲート・ソース間電圧VGSが2.8〜4.2Vの範囲で変動した場合の、ドレイン・ソース間抵抗RDSの変動範囲を示す。また、図3(b)に、この例において電池電圧VBが2.8〜4.2Vに変化した場合のVB/VGS(Q1)/RDS特性と、従来回路でのVB/VGS(Q1)/RDS特性とを示す。図3(b)のRDS値の変化範囲が示す通り、放電により電池電圧が2.8V〜4.2Vまで変化した際に、VGS(Q1)を制御しない従来でのRDS値とVGS(Q1)を制御するこの発明の実施例における値では、RDS値の最大時と最小時の比率で比較すると約10%の差があり、この実施例では約10%精度が向上していることとなる。最小時のRDS=100%とした場合、従来のRDS値は18.5〜14.3mΩ(129〜100%)まで変化する。これに対し、この実施例によるRDS値は18.5〜15.6mΩ(119〜100%)の変化にとどまっている。このVGS(Q1)とRDSの関係を図4の特性図で示す。この特性の例はNEC社製のFET(uPA2450(登録商標))の特性を参考に説明しているが、FETがこれに限定されるわけではない。
なお、電池の放電回路において第1のFETQ1を過放電制御用FETとし、電池電圧VBが過放電電圧以下になった場合にはOFFに制御して過放電を保護したり、電池の充電回路において第2のFETQ2を過充電制御用FETとし、電池電圧VBが過充電電圧以上になった場合にはOFFに制御して過充電を保護したりするように、上記放電過電流の保護の制御とORをとる形で、これらの第1、第2のFETを制御できることは言うまでもない。
この発明の実施例2である電池の過電流保護回路について説明する。この例の基本的な電気的構成は上述の実施例1と同様なので、異なる点のみを説明する。この例が上述の実施例1と異なる点は、実施例1において電池電池VBが3.5V以上のときに第2のFETQ2をOFFに制御することに代えて、このときに第2のFETQ2をONとOFFに高速一定周期で制御することである。この制御を実現する回路の一例を図5に示す。この回路はコンパレータ4からなり、その反転入力端子(−)には電池電圧VBが入力され、非反転入力端子(+)には3.5〜4.2V間で変化する鋸歯状電圧VSWが入力され、出力端子からはこの例での第2のFETQ2への制御信号COUTが出力される。電池電圧VBが3.5V未満であれば制御信号COUTはハイレベルとなり、第2のFETQ2はONに制御される。電池電圧VBが3.5V以上で4.2V未満であれば鋸歯状電圧VSWが電池電圧VB以下になる期間だけ制御信号COUTがローレベルとなり、第2のFETQ2はこの期間だけOFFに制御される。電池電圧VBが4.2V以上になると制御信号COUTは常時ローレベルとなり、第2のFETQ2はOFFに制御される。従って、電池電圧VBが3.5Vを超えて大きくなるに従い、一定周期に対するOFFのデューティ比が大きくなるように第2のFETQ2を制御することができる。
このように第2のFETQ2を制御すると、第1のFETQ1に制御信号DOUTとして印加される第1のFETQ1のゲート・ソース間電圧VGS(Q1)が急激に変化しないようにすることが可能となる。その動作概略を図6を用いて説明する。この図において、第2のFETQ2のON/OFF(一定周期に対するOFF時間のデューティ比をDUTYとする)を十分に短い時間にて実施すると、VGS(Q1)の見かけ上の電圧はVB−VDSS(Q2)×DUTYとなる。つまり、第2のFETQ2をON/OFFさせるDUTYを変化させることにより、VGS(Q1)の電圧制御を細かく制御することが可能となる。ここでVGS(Q1)≒Vo(出力電圧=負荷3の電圧)である為、第2のFETQ2のON/OFF変化点(上述の説明中ではVB=3.5V)での急激な低下が抑えられると言う効果が得られる。つまり、電池電圧VBの低下を監視することにより、電池容量の低下を検出している方式に影響を与えずに、この発明を適用できると言う効果が得られる。図7にこの実施例でのVo−VBの特性の一例を示す。
この発明の実施例3である電気的な回路構成を図8に示す。上述の実施例は放電過電流を防止するための過電流保護回路であったが、この例は充電過電流を防止するための過電流保護回路の構成例である。原理的には上述の実施例1,2と変わりはないので、異なる点のみを説明する。まず、構成上では、実施例1,2の負荷3に代えて充電回路5を接続し、実施例1,2の第2のFETQ2をこの例では第1のFETとし、実施例1,2の第1のFETQ1をこの例では第2のFETとする。この理由は、充電電流Icが放電電流とは逆方向に流れるので、この充電電流Icに順方向の極性を持つ寄生ダイオードD1を有する第2のFETがFETQ1であり、逆方向の極性を持つ寄生ダイオードD2を有する第1のFETがFETQ2であることによる。
この実施例における充電過電流に対する保護動作は、前述の実施例1,2の第2のFETQ2に対する制御を、そのままこの例の第2のFETQ1の制御動作に当てはめ、実施例1,2の第1のFETQ1に対する制御動作を、そのままこの例の第1のFETQ2に当てはめれば良い。従って、この例では、電池電圧VBに応じてFETQ2をOFFに制御又はON/OFFに高速一定周期で制御するのではなく、電池電圧VBに応じて第2のFETであるFETQ1をOFFに制御又はON/OFFに高速一定周期で制御することにより、第1のFETであるFETQ2の降下電圧の測定による充電過電流の検出範囲を狭くする。これにより、充電過電流を防止するための過電流の検出精度を向上させることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、各実施例において、第1のFETと第2のFETとは電流の向きを変えずに入れ替えても、同様に機能し、同様の効果が得られる。また、実施例1もしくは実施例2と実施例3とを同じ回路に適用して制御回路が充電時と放電時の動作を切り替える手段を持たせれば何ら問題な実施できる。また、上記の実施例では半導体素子としてFETを用いて説明したが、これに限ることはなく、バイポーラトランジスタ、サイリスタなど、スイッチング制御を行うことができる半導体素子であれば、この発明が実現できることは言うまでもない。
この発明による電池の過電流保護回路は、二次電池の充電過電流や放電過電流を精度良く防止することができるので、例えば、リチウムイオン電池のバッテリパックに組み込めば、携帯電話、デジタルカメラ、携帯型音響機器、あるいはモバイル端末等のハンディタイプの安全な電源として好適に利用することができる。
この発明の実施例1である電池の過電流保護回路の電気的構成を示す回路図である。 同電池の過電流保護回路の放電時における電池電圧VBと放電制御用FET1のゲート・ソース間電圧VGSの関係を示す特性図である。 同実施例1を説明するためのFETの特性表の一例を示す図であって、(a)はFETのゲート・ソース間電圧VGSとドレイン・ソース間抵抗RDSの関係を示す特性表、(b)は従来とこの例における電池電圧VBの変動範囲とドレイン・ソース間抵抗RDSの変動幅の比較を示す特性表を示す図である。 同実施例1を説明するためのFETのゲート・ソース間電圧VGSとドレイン・ソース間抵抗RDSの関係を示す特性図である。 この発明の実施例2である電池の過電流保護回路における実施例1とは異なる部分の電気的構成を示す回路図である。 同実施例2を説明するための図であって、第2のFETをON/OFF制御したときの制御信号とそのFETの動作波形を示す図である。 FETを図6のようにON/OFF制御したときに実現される電池電圧VBと出力電圧Voの関係を示す特性図である。 この発明の実施例3である電池の過電流保護回路の電気的構成を示す回路図である。 従来から一般に用いられている電池の過電流保護回路の一例を示す回路図である。
符号の説明
1 電池
2 負荷
3 制御回路
Q1 第1のFET(第1の半導体スイッチング素子)
Q2 第2のFET(第2の半導体スイッチング素子)
D1,D2 寄生ダイオード(ダイオード)

Claims (10)

  1. 電池の過電流を防止するための電池の過電流保護回路であって、
    制御信号の大きさによってON状態の抵抗値が変化する第1の半導体スイッチング素子と、前記電池の電流に対して所定の電圧降下を生じる順方向ダイオードを並列に有しON状態の電圧が前記電圧降下より小さい第2の半導体スイッチング素子とが、前記電池の回路に直列に接続され、
    前記電池に前記第1及び第2の半導体スイッチング素子を加えた両端の電圧を電源電圧とし、前記電源電圧を前記制御信号として用いて前記第1の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が所定値未満の場合には前記第2の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合には前記第2の半導体スイッチング素子の本体部と前記ダイオードへの通電の切り替えを制御して前記制御信号の変化を抑えて前記ON状態の抵抗値変化を抑制し、この制御結果によって前記制御信号により生じる前記電池の電流に対する前記第1の半導体スイッチング素子の降下電圧の大きさにより該電池の過電流を検出し該第1の半導体スイッチング素子をONからOFFに制御して過電流を防止する制御回路を備えることを特徴とする電池の過電流保護回路。
  2. 前記制御回路は、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合に、前記第2の半導体スイッチング素子をOFFに制御して前記通電の切り替えを制御することを特徴とする請求項1に記載の電池の過電流保護回路。
  3. 前記制御回路は、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合に、前記第2の半導体スイッチング素子を高速一定周期でONとOFFに制御して前記通電の切り替えを制御することを特徴とする請求項1に記載の電池の過電流保護回路。
  4. 前記制御回路は、前記第2の半導体スイッチング素子を高速一定周期でONとOFFに制御するに際し、ON/OFFのデューティ比を変化させることにより、前記制御信号を細かく制御することを特徴とする請求項3に記載の電池の過電流保護回路。
  5. 前記ON/OFFのデューティ比を前記電池の電圧に応じて変化させることにより、前記制御信号を略一定値に制御することを特徴とする請求項4に記載の電池の過電流保護回路。
  6. 前記電池の回路が負荷回路であり、前記第1の半導体スイッチング素子は放電過電流を防止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の電池の過電流保護回路。
  7. 前記電池の回路が充電回路であり、前記第1の半導体スイッチング素子は充電過電流を防止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の電池の過電流保護回路。
  8. 前記第1の半導体スイッチング素子が第1のFETであり、前記第2の半導体スイッチング素子が第2のFETであり、前記制御信号が該第1のFETのゲート・ソース間電圧であり、前記ON状態の抵抗値が該第1のFETのドレイン・ソース間抵抗値であり、前記順方向ダイオードが該第2のFETの寄生ダイオードであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の電池の過電流保護回路。
  9. 電池の放電過電流及び充電過電流を防止するための電池の過電流保護回路であって、
    制御信号の大きさによってON状態の抵抗値が変化すると共に前記電池の電流に対して所定の電圧降下を生じるダイオードを並列に有しON状態の電圧が前記ダイオードの電圧降下より小さい2つの半導体スイッチング素子が、一方は前記ダイオードが充電電流に対して順方向になるように、他方は前記ダイオードが放電電流に対して順方向になるように、前記電池に直列に接続され、
    前記電池に前記2つの半導体スイッチング素子を加えた両端の電圧を電源電圧とし、放電時と充電時とで動作を切り替える手段を有し、放電時には、前記電源電圧を前記制御信号として用いて前記一方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が所定値未満の場合には前記他方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合には前記他方の半導体スイッチング素子の本体部と前記ダイオードへの通電の切り替えを制御して前記制御信号の変化を抑えて前記ON状態の抵抗値変化を抑制し、この制御結果によって前記制御信号により生じる前記電池の電流に対する前記一方の半導体スイッチング素子の降下電圧の大きさにより該電池の放電過電流を検出し該一方の半導体スイッチング素子をONからOFFに制御して過電流を防止すると共に、充電時には、前記電源電圧を前記制御信号として用いて前記他方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が所定値未満の場合には前記一方の半導体スイッチング素子をONに制御し、前記電池の電圧が前記所定値以上の場合には前記一方の半導体スイッチング素子の本体部と前記ダイオードへの通電の切り替えを制御して前記制御信号の変化を抑えて前記ON状態の抵抗値変化を抑制し、この制御結果によって前記制御信号により生じる前記電池の電流に対する前記他方の半導体スイッチング素子の降下電圧の大きさにより該電池の放電過電流を検出し該他方の半導体スイッチング素子をONからOFFに制御して充電過電流を防止する制御回路を備えることを特徴とする電池の過電流保護回路。
  10. 前記2つの半導体スイッチング素子がFETであり、前記制御信号が該FETのゲート・ソース間電圧であり、前記ON状態の抵抗値が該FETのドレイン・ソース間抵抗値であり、前記ダイオードが該FETの寄生ダイオードであることを特徴とする請求項10に記載の電池の過電流保護回路。
JP2004095284A 2004-03-29 2004-03-29 電池の過電流保護回路 Expired - Fee Related JP3886501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095284A JP3886501B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電池の過電流保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095284A JP3886501B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電池の過電流保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005287141A true JP2005287141A (ja) 2005-10-13
JP3886501B2 JP3886501B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=35184950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004095284A Expired - Fee Related JP3886501B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 電池の過電流保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3886501B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2428338A (en) * 2005-07-14 2007-01-24 Sanyo Electric Co Protection arrangement of a charging circuit for a battery pack
JP2016114611A (ja) * 2012-03-02 2016-06-23 ミツミ電機株式会社 二次電池監視装置および電池パック
CN107733031A (zh) * 2017-10-31 2018-02-23 福建省福芯电子科技有限公司 一种自恢复保护电路及过放电保护电路

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214460A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Mitsumi Electric Co Ltd 電池保護用icの起動回路
JPH11127543A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Toshiba Electronic Engineering Corp 二次電池の保護回路装置
JP2000152516A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Nec Saitama Ltd 電池パック温度保護回路
JP2000270485A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Fujitsu Ltd 保護方法及び制御回路並びに電池ユニット
JP2002034166A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 二次電池の保護装置
JP2002199594A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Ricoh Co Ltd 充放電保護回路、および該充放電保護回路を組み込んだバッテリーパック、該バッテリーパックを用いた電子機器
JP2002325364A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Seiko Instruments Inc 充放電制御装置
JP2003189480A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Mitsubishi Cable Ind Ltd 二次電池の保護回路
JP2005168160A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 過電流保護回路と充電式電池パック
JP2005168159A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 過電流保護回路と充電式電池パック

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214460A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Mitsumi Electric Co Ltd 電池保護用icの起動回路
JPH11127543A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Toshiba Electronic Engineering Corp 二次電池の保護回路装置
JP2000152516A (ja) * 1998-11-13 2000-05-30 Nec Saitama Ltd 電池パック温度保護回路
JP2000270485A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Fujitsu Ltd 保護方法及び制御回路並びに電池ユニット
JP2002034166A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 二次電池の保護装置
JP2002199594A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Ricoh Co Ltd 充放電保護回路、および該充放電保護回路を組み込んだバッテリーパック、該バッテリーパックを用いた電子機器
JP2002325364A (ja) * 2001-02-20 2002-11-08 Seiko Instruments Inc 充放電制御装置
JP2003189480A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Mitsubishi Cable Ind Ltd 二次電池の保護回路
JP2005168160A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 過電流保護回路と充電式電池パック
JP2005168159A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 過電流保護回路と充電式電池パック

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2428338A (en) * 2005-07-14 2007-01-24 Sanyo Electric Co Protection arrangement of a charging circuit for a battery pack
GB2428338B (en) * 2005-07-14 2010-02-10 Sanyo Electric Co Battery pack
JP2016114611A (ja) * 2012-03-02 2016-06-23 ミツミ電機株式会社 二次電池監視装置および電池パック
CN107733031A (zh) * 2017-10-31 2018-02-23 福建省福芯电子科技有限公司 一种自恢复保护电路及过放电保护电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3886501B2 (ja) 2007-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5439800B2 (ja) 二次電池保護用集積回路装置及びこれを用いた二次電池保護モジュール並びに電池パック
KR101968341B1 (ko) 충방전 제어 회로 및 배터리 장치
JP5194412B2 (ja) バックゲート電圧生成回路、4端子バックゲート切り替えfet、該fetを用いた充放電保護回路、該充放電保護回路を組み込んだバッテリーパックおよび該バッテリーパックを用いた電子機器
KR102005703B1 (ko) 배터리 보호 ic 및 배터리 장치
US8193774B2 (en) Battery pack
JP2016114611A (ja) 二次電池監視装置および電池パック
KR102130290B1 (ko) 충방전 제어 회로 및 배터리 장치
JP2009131020A (ja) 過電流保護回路およびバッテリパック
JPWO2011148592A1 (ja) 過電流検知回路、及び電池パック
US11575161B2 (en) Secondary battery protection circuit, secondary battery protection apparatus, battery pack and temperature detection circuit
US20190181665A1 (en) Rechargeable battery protection integrated circuit, rechargeable battery protection device, and battery pack
US8896270B2 (en) Semiconductor integrated circuit, protection circuit, and battery pack
KR20090125285A (ko) 전지팩
JP2011142789A (ja) 電池パック
KR20160129747A (ko) 배터리 장치
KR101751547B1 (ko) 출력 회로, 온도 스위치 ic, 및 전지 팩
US20020109486A1 (en) Power source circuit
US8378635B2 (en) Semiconductor device and rechargeable power supply unit
KR20140109307A (ko) 배터리 장치
JP2009159811A (ja) バッテリ状態監視回路及びバッテリ装置
JP2005241463A (ja) 電流検出回路及び保護回路
JP5338047B2 (ja) 電池パック
JP2011239652A (ja) 電池保護装置及び電池保護用集積回路
JP3886501B2 (ja) 電池の過電流保護回路
JP2009077610A (ja) 充放電保護回路および電池パック

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees