JP2019149664A - 両面画像読み取り装置、両面画像読み取り装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ハードウェア資源に制限がある両面画像読み取り装置においても、ハードウェアを変更することなく、表面と裏面の読み取りを同時並行で実現し、ハードウェアのコストを抑えることを可能とする。
【解決手段】表面読み取り手段により読み取られた表面画像データと、裏面読み取り手段によって読み取られた裏面画像データを、水平に並べて配置することで、表面/裏面が結合した画像データを作成し、結合した表面/裏面画像データの読み取り画像処理を行う。読み取り画像処理を行った表面/裏面画像データは、表面画像部分と裏面画像部分とに、再度分割する。
【選択図】図1
【解決手段】表面読み取り手段により読み取られた表面画像データと、裏面読み取り手段によって読み取られた裏面画像データを、水平に並べて配置することで、表面/裏面が結合した画像データを作成し、結合した表面/裏面画像データの読み取り画像処理を行う。読み取り画像処理を行った表面/裏面画像データは、表面画像部分と裏面画像部分とに、再度分割する。
【選択図】図1
Description
本発明は、原稿の表面と裏面を読み取る、両面画像読み取り装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリなどに備えられる画像読み取り部やコンピュータ入力用のスキャナなどでは、ユーザーの介在なしにシート原稿における表裏両面の画像情報を自動的に読み取る画像読み取り装置(自動両面読み取り装置)が知られている。こうした自動両面読み取り装置には、原稿搬送パスの表面側/裏面側それぞれにイメージセンサを設け、1回の原稿搬送で原稿の両面を同時に自動的に読み取る装置もある。こうした装置を実現するためには、イメージセンサを表面側/裏面側の2系統分設けるだけではなく、一般的に、2系統分のイメージセンサから出力された画像を自動両面読み取り装置に取り込むためのハードウェア資源も2系統分必要となる。
また、自動両面読み取り装置に取り込まれた画像については、一般的に、読み取り画像処理を行う必要がある。そのため、取り込まれた表面側/裏面側の2系統分の画像に対して、同時に読み取り画像処理を行う方式では、読み取り画像処理用のハードウェア資源も2系統分用意する必要がある。したがって、この方式を利用する場合、ハードウェア資源のコストが大幅に増加する。
また、読み取り画像処理用のハードウェア資源については、2系統分用意する代わりに、1系統のみとして、イメージセンサから取り込んだ2面分の画像をメモリに蓄積しておき、読み取り画像処理用のハードウェア資源で逐次処理していく方法もある。
しかし、この方式では、読み取り画像処理を行う前の大きなデータサイズの画像を4面分以上蓄積できるようにする必要があるため、メモリ資源のコストが大幅に増加する。
しかし、この方式では、読み取り画像処理を行う前の大きなデータサイズの画像を4面分以上蓄積できるようにする必要があるため、メモリ資源のコストが大幅に増加する。
また、メモリ資源のコストの大幅な増加を回避するため、読み取り画像処理用のハードウェア資源は1系統のみにし、イメージセンサから取り込んだ2面分の画像の内、1面分をメモリに蓄積しておく方式もある。この方式では、2系統目のイメージセンサからの出力画像を取り込みながら、その内の1系統目の画像に対して、読み取り画像処理用のハードウェア資源で処理を行う。そして、2系統目のイメージセンサからの画像の取り込みと、1系統目の読み取り画像処理が完了した後、メモリに蓄積した1系統目の画像に対して、読み取り画像処理用のハードウェア資源で処理を行う。これにより、メモリ資源の増加を抑えつつ、両面同時読み取りを実現することができる。
しかし、この方式では、イメージセンサから画像を取り込む速度に対して、読み取り画像処理用ハードウェアの処理速度が十分に速くない場合、読み取り速度の劣化を発生させてしまう。また、イメージセンサから取り込んだ、読み取り画像処理を行う前の大きなデータサイズの画像1面分を蓄積するために、メモリによるコストの増加も発生する。また、この方式では、原稿を複数枚読み取る場合、原稿の搬送間隔内で、裏面側の読み取り画像処理が完了しないと、読み取り画像処理が完了するまで原稿搬送を一時的に中断する必要があるため、性能が低下してしまう。
しかし、この方式では、イメージセンサから画像を取り込む速度に対して、読み取り画像処理用ハードウェアの処理速度が十分に速くない場合、読み取り速度の劣化を発生させてしまう。また、イメージセンサから取り込んだ、読み取り画像処理を行う前の大きなデータサイズの画像1面分を蓄積するために、メモリによるコストの増加も発生する。また、この方式では、原稿を複数枚読み取る場合、原稿の搬送間隔内で、裏面側の読み取り画像処理が完了しないと、読み取り画像処理が完了するまで原稿搬送を一時的に中断する必要があるため、性能が低下してしまう。
上記のようなコストの増加や、性能の低下を解決するために、特許文献1では、表面側/裏面側の2系統分の画像を、イメージセンサからの取り込み時にブロック単位に分割し、読み取り画像処理用ハードウェア資源に交互に入力する方式が提案されている。この方式では、読み取り速度の劣化を発生させることなく、ハードウェア資源のコスト増加を低減することができる。
しかしながら、特許文献1では、読み取り画像処理用のハードウェア資源自体が、画像がブロック単位で副走査方向に分割されていることを考慮する必要がある。
また、読み取り画像処理用ハードウェアで処理した画像に対して、汎用画像処理用ハードウェアや符号化処理用ハードウェアによる処理を追加で行う場合がある。
特許文献1では、その場合、汎用画像処理用ハードウェアや符号化処理用ハードウェアは、矩形単位の画像データを処理する際に、分割された画像ブロックの大きさと矩形の大きさとの整合性をとる必要性が生じる。そのため、ソフトウェア上の負担が発生する。
また、読み取り画像処理用ハードウェアで処理した画像に対して、汎用画像処理用ハードウェアや符号化処理用ハードウェアによる処理を追加で行う場合がある。
特許文献1では、その場合、汎用画像処理用ハードウェアや符号化処理用ハードウェアは、矩形単位の画像データを処理する際に、分割された画像ブロックの大きさと矩形の大きさとの整合性をとる必要性が生じる。そのため、ソフトウェア上の負担が発生する。
また、画像に対して矩形単位で周辺画素をオーバーラップして処理を行う場合や、画像の連続性を考慮して副走査方向の直前のピクセルが必要となる場合もある。
特許文献1では、その場合、読み取り画像処理用ハードウェアや汎用画像処理用ハードウェアにおいて、画像として連続する前のブロックの画像情報を画像処理用ハードウェア内部に保持する処理が必要となる。そのため、ハードウェアコストの増加が発生する。
特許文献1では、その場合、読み取り画像処理用ハードウェアや汎用画像処理用ハードウェアにおいて、画像として連続する前のブロックの画像情報を画像処理用ハードウェア内部に保持する処理が必要となる。そのため、ハードウェアコストの増加が発生する。
また、特許文献1では、ブロックに分割される前の情報を保存するために、連続する画像のブロック間の関係性を保証する必要がある。
そのため、特許文献1では、読み取り画像処理用ハードウェアや汎用画像処理用ハードウェアが、処理するブロックが表面側/裏面側のどちらのものであるかを考慮して制御する必要があり、制御が複雑化してしまう。
そのため、特許文献1では、読み取り画像処理用ハードウェアや汎用画像処理用ハードウェアが、処理するブロックが表面側/裏面側のどちらのものであるかを考慮して制御する必要があり、制御が複雑化してしまう。
本発明は、原稿の表面を読み取る表面読み取り手段と、前記原稿の裏面を読み取る裏面読み取り手段と、前記表面読み取り手段により読み取られた表面画像データと、前記裏面読み取り手段により読み取られた裏面画像データとを、結合した表面/裏面画像データを格納する記憶手段と、前記表面/裏面画像データを画像処理する画像処理手段と、画像処理された前記表面/裏面画像データから、画像処理された表面画像部分の画像データを分割して出力する第1の分割手段と、画像処理された前記表面/裏面画像データから、画像処理された裏面画像部分の画像データを分割して出力する第2の分割手段と、を有することを特徴とする両面画像読み取り装置である。
本発明によれば、両面画像読み取り装置において、性能の低下を生じさせることなく、かつ、コストの増加を増大させることなく、表面と裏面で原稿の読み取りを同時並行して行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、画像形成装置全体のハードウェアのブロック図を示す。
図1において、バス110やCPU111を含む制御部102は、画像形成装置101全体の動作を制御する。
バス110は、制御部102に含まれる構造要素間のデータ経路である。
CPU111は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して、読み取り/印刷/通信などの各種制御を行う。
RAM113は、CPU111の主メモリ、ワークエリアなどの一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データや各種プログラムを記憶する。
図1は、画像形成装置全体のハードウェアのブロック図を示す。
図1において、バス110やCPU111を含む制御部102は、画像形成装置101全体の動作を制御する。
バス110は、制御部102に含まれる構造要素間のデータ経路である。
CPU111は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して、読み取り/印刷/通信などの各種制御を行う。
RAM113は、CPU111の主メモリ、ワークエリアなどの一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データや各種プログラムを記憶する。
制御部102は、さらに各種のインタフェース(I/F)を備える。
操作部I/F116は、操作部103と制御部102を接続する。操作部103には、不図示の表示パネルやキー(ボタン)などが備えられており、ユーザーによる操作/入力/指示を受け付ける受付部として機能する。
モデムI/F117は、モデム104と制御部102を接続する。モデム104は、公衆回線に接続され、外部のファクシミリ装置(不図示)との間において画像データのファクシミリ通信を実行する。
操作部I/F116は、操作部103と制御部102を接続する。操作部103には、不図示の表示パネルやキー(ボタン)などが備えられており、ユーザーによる操作/入力/指示を受け付ける受付部として機能する。
モデムI/F117は、モデム104と制御部102を接続する。モデム104は、公衆回線に接続され、外部のファクシミリ装置(不図示)との間において画像データのファクシミリ通信を実行する。
ネットワークI/F118は、制御部102(画像形成装置101)を有線LANまたは無線LANに接続する。
シリアルI/F119は、制御部102(画像形成装置101)を外部装置に接続する。
画像形成装置101は、ネットワークI/F118やシリアルI/F119を介して、外部装置と画像データや各種の情報を送受信することができる。例えば、画像形成装置101は、外部装置から印刷用データを受信してプリンタ105で印刷することができる。また、画像形成装置101は、スキャナ106で読み取った画像データを外部装置へ送信することができる。
シリアルI/F119は、制御部102(画像形成装置101)を外部装置に接続する。
画像形成装置101は、ネットワークI/F118やシリアルI/F119を介して、外部装置と画像データや各種の情報を送受信することができる。例えば、画像形成装置101は、外部装置から印刷用データを受信してプリンタ105で印刷することができる。また、画像形成装置101は、スキャナ106で読み取った画像データを外部装置へ送信することができる。
RIP処理部120は、ネットワークI/F118やシリアルI/F119を介して外部装置から受信した印刷用データにRIP(Raster Image Processing)処理を行う。そして、RIP処理部120は、プリンタ105で印刷可能な印刷画像データを生成する。
プリンタI/F124は、プリンタ105と制御部102を接続する。プリンタ105から印刷されるべき画像データは、プリンタI/F124を介して制御部102から転送されて、プリンタ105により記録材上に印刷される。
プリンタI/F124は、プリンタ105と制御部102を接続する。プリンタ105から印刷されるべき画像データは、プリンタI/F124を介して制御部102から転送されて、プリンタ105により記録材上に印刷される。
スキャナI/F125は、スキャナ106と制御部102を接続する。
スキャナ106は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F125を介して画像データを制御部102に入力する。
スキャナ106は、画像を読み取るためのイメージセンサを、表面イメージセンサ107と裏面イメージセンサ108の計2基搭載する。
スキャナI/F125は、表面イメージセンサ107から出力される画像を制御部102に入力するための表面読み取り部126と、裏面イメージセンサ108から出力される画像を制御部102に入力するための裏面読み取り処理部127の、計2基を搭載する。
表面読み取り部126は、表面イメージセンサ107の出力する画像データを制御部102に入力する。裏面読み取り部127は裏面イメージセンサ108の出力する画像データを制御部102に入力する。
スキャナ106は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F125を介して画像データを制御部102に入力する。
スキャナ106は、画像を読み取るためのイメージセンサを、表面イメージセンサ107と裏面イメージセンサ108の計2基搭載する。
スキャナI/F125は、表面イメージセンサ107から出力される画像を制御部102に入力するための表面読み取り部126と、裏面イメージセンサ108から出力される画像を制御部102に入力するための裏面読み取り処理部127の、計2基を搭載する。
表面読み取り部126は、表面イメージセンサ107の出力する画像データを制御部102に入力する。裏面読み取り部127は裏面イメージセンサ108の出力する画像データを制御部102に入力する。
符号化/復号化部121は、RAM113に展開された画像データに対して、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)に準拠して、画像データの符号化、復号化を実行する。
汎用画像処理部122は、RAM113に展開された画像データに対して、色調補正や2値化、色空間変換、フィルタ処理などの画像処理を実行する。
汎用画像処理部122は、RAM113に展開された画像データに対して、色調補正や2値化、色空間変換、フィルタ処理などの画像処理を実行する。
読み取り画像処理部123は、表面読み取り部126または裏面読み取り部127によりRAM113に展開された画像データに対して、画像処理モード(カラースキャン、モノクロスキャンなど)に応じた画像処理を実行する。表面読み取り部126、裏面読み取り部127および読み取り画像処理部124については、後に詳細に説明する。
次に、図2を用いて、スキャナ106の構成を説明する。
スキャナ106は、スキャナ下部201およびスキャナ上部202を備える。
スキャナ下部201は、原稿台203およびコンタクトイメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)204を備える。原稿台203は、ガラス板などの透明板で構成される。
スキャナ上部202は、原稿トレイ205、排紙トレイ206、および自動原稿搬送器(ADF:Automatic Document Feeder)207を備える。スキャナ上部202の原稿トレイ205、排紙トレイ206、およびADF207は、一体として構成される。
原稿トレイ205に載置される原稿208は、ADF207に取り込まれて画像を読み取られ、排紙トレイ206に排出される。
スキャナ106は、スキャナ下部201およびスキャナ上部202を備える。
スキャナ下部201は、原稿台203およびコンタクトイメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)204を備える。原稿台203は、ガラス板などの透明板で構成される。
スキャナ上部202は、原稿トレイ205、排紙トレイ206、および自動原稿搬送器(ADF:Automatic Document Feeder)207を備える。スキャナ上部202の原稿トレイ205、排紙トレイ206、およびADF207は、一体として構成される。
原稿トレイ205に載置される原稿208は、ADF207に取り込まれて画像を読み取られ、排紙トレイ206に排出される。
このように、スキャナ106は、ADF207を用いることで、原稿208の片面読み取りおよび両面読み取りを行うことができる。
なお、スキャナ上部202は、開閉機構(不図示)により、スキャナ下部201に対して開閉自在とすることができる。スキャナ上部202の開閉により、スキャナ106は、ADF207を用いずに、原稿台203上に載置された原稿の画像を読み取ることもできる。
なお、スキャナ上部202は、開閉機構(不図示)により、スキャナ下部201に対して開閉自在とすることができる。スキャナ上部202の開閉により、スキャナ106は、ADF207を用いずに、原稿台203上に載置された原稿の画像を読み取ることもできる。
スキャナ下部201のCIS204は、原稿208の一方の面の画像を読み取る読み取り部として機能する。
本発明では、CIS204が読み取る面を「表面」とする。したがって、原稿トレイ205に載置される原稿208の上側の面が表面になる。また、表面の反対の面を「裏面」とする。
本発明では、CIS204が読み取る面を「表面」とする。したがって、原稿トレイ205に載置される原稿208の上側の面が表面になる。また、表面の反対の面を「裏面」とする。
CIS204は、照射手段としての一対のLED(Light Emitting Diode)光源209、210、光電変換部211、およびレンズ212を備える。
LED光源209、210から出射された光は、ADF207で取り込まれた原稿208の表面または原稿台203上に載置された原稿の表面で反射され、その反射光がレンズ212を介して光電変換部211に入力する。光電変換部211は、入力された反射光を電気信号に変換することで画像データを生成する。
LED光源209、210から出射された光は、ADF207で取り込まれた原稿208の表面または原稿台203上に載置された原稿の表面で反射され、その反射光がレンズ212を介して光電変換部211に入力する。光電変換部211は、入力された反射光を電気信号に変換することで画像データを生成する。
LED光源209は、主走査方向(図2の奥行き方向)に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源210も、同様に、主走査方向に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源209、210は、各LED素子から出射された光により導光体を介して原稿の表面を照射する。
光電変換部211は、主走査方向に配列される複数の光電素子を備えている。
このような構成のCIS204は、原稿台203の下方において副走査方向(図2の左右方向)に移動可能に設けられる。原稿台203に原稿が載置される場合には、CIS204が副走査方向に移動して、原稿の画像を読み取る。
光電変換部211は、主走査方向に配列される複数の光電素子を備えている。
このような構成のCIS204は、原稿台203の下方において副走査方向(図2の左右方向)に移動可能に設けられる。原稿台203に原稿が載置される場合には、CIS204が副走査方向に移動して、原稿の画像を読み取る。
スキャナ上部202のADF207は、原稿搬送ユニットとして機能する。
ADF207は、原稿トレイ205上に載置される原稿208を1枚ずつ排紙トレイ206まで搬送する。そのために、ADF207は、搬送路に沿って、ピックアップローラ213、分離部214、第1レジストローラ215、第2レジストローラ216、第1搬送ローラ217、第2搬送ローラ218、および排紙ローラ219を備える。
この他、ADF207は、搬送される原稿208の先端および後端を検知するために、原稿検知センサ220およびCIS221を備える。
ADF207は、原稿トレイ205上に載置される原稿208を1枚ずつ排紙トレイ206まで搬送する。そのために、ADF207は、搬送路に沿って、ピックアップローラ213、分離部214、第1レジストローラ215、第2レジストローラ216、第1搬送ローラ217、第2搬送ローラ218、および排紙ローラ219を備える。
この他、ADF207は、搬送される原稿208の先端および後端を検知するために、原稿検知センサ220およびCIS221を備える。
スキャナ上部202のCIS221は、原稿208の他方の面である裏面の画像を読み取る読み取り部として機能する。
CIS221は、照射手段としての一対のLED光源222、223、光電変換部224、およびレンズ225を備える。
LED光源222、223から出射された光は、ADF207で取り込まれた原稿の裏面で反射され、反射光がレンズ225を介して光電変換部224に入力される。光電変換部224は、入力された反射光を電気信号に変換することで画像データを生成する。
CIS221は、照射手段としての一対のLED光源222、223、光電変換部224、およびレンズ225を備える。
LED光源222、223から出射された光は、ADF207で取り込まれた原稿の裏面で反射され、反射光がレンズ225を介して光電変換部224に入力される。光電変換部224は、入力された反射光を電気信号に変換することで画像データを生成する。
LED光源222は、主走査方向に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源223も、同様に、主走査方向に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。
LED光源222、223から出射された光は、導光体を介して原稿の裏面を照射する。光電変換部224は、主走査方向に配列される複数の光電素子を備えている。
LED光源222、223から出射された光は、導光体を介して原稿の裏面を照射する。光電変換部224は、主走査方向に配列される複数の光電素子を備えている。
ADF207は、ピックアップローラ213により、原稿トレイ205上に載置される原稿208を取り込む。
分離部214は、図2の上方に分離ローラを備えており、また、図2の下方に分離パッドを備えている。そして、分離部214は、ピックアップローラ213で取り込んだ原稿を1枚ずつ分離する。
分離部214は、図2の上方に分離ローラを備えており、また、図2の下方に分離パッドを備えている。そして、分離部214は、ピックアップローラ213で取り込んだ原稿を1枚ずつ分離する。
ADF207は、ピックアップローラ213および分離部214により、原稿を1枚ずつ連続して取り込むことが可能である。
第1レジストローラ215は、取り込んだ原稿の斜行補正を行う。斜行補正された原稿は、第2レジストローラ216および第1搬送ローラ217により、CIS204およびCIS221による画像読み取り位置まで搬送される。
原稿208の表面のみを読み取る場合、CIS204により表面画像が読み取られる。原稿208の表裏両面を読み取る場合、CIS204により表面画像が読み取られ、CIS221により裏面画像が読み取られる。
CIS204およびCIS221により画像が読み取られた原稿は、第2搬送ローラ218および排紙ローラ219により、排紙トレイ206に排出される。
なお、ADF207を用いて原稿の搬送および読み取りを行う過程で、原稿検知センサ220が原稿の先端および後端を検知したタイミングで出力される信号(図示せず)に基づいて、CPU103が原稿の副走査長を算出する。
第1レジストローラ215は、取り込んだ原稿の斜行補正を行う。斜行補正された原稿は、第2レジストローラ216および第1搬送ローラ217により、CIS204およびCIS221による画像読み取り位置まで搬送される。
原稿208の表面のみを読み取る場合、CIS204により表面画像が読み取られる。原稿208の表裏両面を読み取る場合、CIS204により表面画像が読み取られ、CIS221により裏面画像が読み取られる。
CIS204およびCIS221により画像が読み取られた原稿は、第2搬送ローラ218および排紙ローラ219により、排紙トレイ206に排出される。
なお、ADF207を用いて原稿の搬送および読み取りを行う過程で、原稿検知センサ220が原稿の先端および後端を検知したタイミングで出力される信号(図示せず)に基づいて、CPU103が原稿の副走査長を算出する。
以上の構成により、原稿台203上に載置された原稿208の表面の画像の読み取り、ADF207で取り込まれた原稿208の表面の画像のみの読み取り、原稿208の表面と裏面の両面の画像の同時読み取り、のいずれかの読み取りを行うことができる。
図3は、図2で説明したスキャナ106に接続される、スキャナI/F125の構成を示すブロック図である。
スキャナI/F125は、原稿の表面画像の読み取りに使用する表面読み取り部126と、原稿の裏面画像の読み取りに使用する裏面読み取り部127から構成される。
本発明の画像形成装置においては、スキャナ106の備える表面イメージセンサ107により読み取られた画像データは表面読み取り部126へ入力される。また、スキャナ106の備える裏面イメージセンサ108により読み取られた画像データは裏面読み取り部127へ入力される。
スキャナI/F125は、原稿の表面画像の読み取りに使用する表面読み取り部126と、原稿の裏面画像の読み取りに使用する裏面読み取り部127から構成される。
本発明の画像形成装置においては、スキャナ106の備える表面イメージセンサ107により読み取られた画像データは表面読み取り部126へ入力される。また、スキャナ106の備える裏面イメージセンサ108により読み取られた画像データは裏面読み取り部127へ入力される。
まず、表面読み取り部126について説明する。
表面イメージセンサ107の備えるCIS204に対して、表面タイミング制御部303は、読み取り速度に応じて、読み取りデバイスの制御信号を生成し、出力する。読み取りデバイスの制御信号は、スキャナI/F125において生成される同期信号に同期する。これにより、主走査方向の読み取りタイミングと、読み取りの同調を図ることができる。
表面イメージセンサ107の備えるCIS204に対して、表面タイミング制御部303は、読み取り速度に応じて、読み取りデバイスの制御信号を生成し、出力する。読み取りデバイスの制御信号は、スキャナI/F125において生成される同期信号に同期する。これにより、主走査方向の読み取りタイミングと、読み取りの同調を図ることができる。
表面LED点灯制御部302は、CIS204の光源となるLED209およびLED210の点灯を制御するユニットである。表面LED点灯制御部302は、R、G、Bの各色要素に対応したLEDの順次点灯制御のための同期信号、クロック信号およびCIS204に対応した、調光の制御、点灯の開始、消灯の制御を実行する。
表面LED点灯制御部302の行う制御タイミングは、表面タイミング制御部303から受信する同期信号に基づく。同期信号により、CIS204の駆動と同期して、LED209およびLED210の点灯が制御される。
表面LED点灯制御部302の行う制御タイミングは、表面タイミング制御部303から受信する同期信号に基づく。同期信号により、CIS204の駆動と同期して、LED209およびLED210の点灯が制御される。
CIS204の出力信号は、表面AFE(Analog Front End)301に入力される。
そして、表面AFE301において、CIS204より出力されたアナログ信号は、ゲイン調整およびA/D変換処理が施されて、変換されたデジタル信号は表面読み取り部126に入力する。
そして、表面AFE301において、CIS204より出力されたアナログ信号は、ゲイン調整およびA/D変換処理が施されて、変換されたデジタル信号は表面読み取り部126に入力する。
表面同期制御部304は、表面AFE301に対して、CIS204のアナログ信号に応じて所定の閾値レベルを設定して、画像読み取りデバイスの相違による出力信号レベルの調整を行う。
さらに、表面同期制御部304は、アナログ信号のサンプリング制御とデジタル信号を表面AFE301に出力させるための同期クロックを生成して、出力する。また、表面同期制御部304は、表面AFE301から所定のデジタル信号による読み取り画像データを受信する。
この画像データは、表面同期制御部304と表面シェーディング補正部305を介して、表面読み取り出力メモリコントローラ306に入力される。
さらに、表面同期制御部304は、アナログ信号のサンプリング制御とデジタル信号を表面AFE301に出力させるための同期クロックを生成して、出力する。また、表面同期制御部304は、表面AFE301から所定のデジタル信号による読み取り画像データを受信する。
この画像データは、表面同期制御部304と表面シェーディング補正部305を介して、表面読み取り出力メモリコントローラ306に入力される。
表面シェーディング補正部305は、表面画像の画像データについて、主走査方向の光源(LED209、210)の光量分布のばらつきや、画像読み取りデバイスの受光素子のばらつき、暗出力のオフセットを補正する。
表面読み取り出力メモリコントローラ306は、表面読み取り部126の出力モードに合わせて、バス110を介して、RAW画像データをRAM113内の読み取りRAW画像バッファ320に格納する。
表面読み取り出力メモリコントローラ306は、表面読み取り部126の出力モードに合わせて、バス110を介して、RAW画像データをRAM113内の読み取りRAW画像バッファ320に格納する。
次に、裏面読み取り部127について説明する。裏面読み取り部127も、上述の表面読み取り部126と同様の構成となっている。
CIS221に対して、裏面タイミング制御部313は、読み取り速度に応じて、読み取りデバイスの制御信号を生成し、出力する。読み取りデバイスの制御信号は、スキャナI/F125において生成される同期信号に同期する。これにより、主走査方向の読み取りタイミングと、読み取りの同調を図ることができる。
CIS221に対して、裏面タイミング制御部313は、読み取り速度に応じて、読み取りデバイスの制御信号を生成し、出力する。読み取りデバイスの制御信号は、スキャナI/F125において生成される同期信号に同期する。これにより、主走査方向の読み取りタイミングと、読み取りの同調を図ることができる。
裏面LED点灯制御部312は、CIS221の光源となるLED222およびLED223の点灯を制御するユニットである。裏面LED点灯制御部312は、R、G、Bの各色要素に対応したLEDの順次点灯制御のための同期信号、クロック信号およびCIS221に対応した調光の制御、点灯の開始、消灯の制御を実行する。
裏面LED点灯制御部312の行う制御タイミングは、裏面タイミング制御部313から受信する同期信号に基づく。同期信号により、CIS221の駆動と同期して、LED222およびLED223の点灯が制御される。
裏面LED点灯制御部312の行う制御タイミングは、裏面タイミング制御部313から受信する同期信号に基づく。同期信号により、CIS221の駆動と同期して、LED222およびLED223の点灯が制御される。
CIS221の出力信号は、裏面AFE(Analog Front End)311に入力される。
そして、裏面AFE311において、CIS221より出力されたアナログ信号は、ゲイン調整およびA/D変換処理が施されて、変換されたデジタル信号は裏面読み取り部127に入力する。
そして、裏面AFE311において、CIS221より出力されたアナログ信号は、ゲイン調整およびA/D変換処理が施されて、変換されたデジタル信号は裏面読み取り部127に入力する。
裏面同期制御部314は、裏面AFE311に対して、CIS221のアナログ信号に応じて所定の閾値レベルを設定して、画像読み取りデバイスの相違による出力信号レベルの調整を行う。
さらに、裏面同期制御部314は、アナログ信号のサンプリング制御とデジタル信号を裏面AFE311に出力させるための同期クロックを生成して、出力する。また、裏面同期制御部314は、裏面AFE311から所定のデジタル信号による読み取り画像データを受信する。
この画像データは、裏面同期制御部314と裏面シェーディング補正部315を介して、裏面読み取り出力メモリコントローラ316に入力される。
さらに、裏面同期制御部314は、アナログ信号のサンプリング制御とデジタル信号を裏面AFE311に出力させるための同期クロックを生成して、出力する。また、裏面同期制御部314は、裏面AFE311から所定のデジタル信号による読み取り画像データを受信する。
この画像データは、裏面同期制御部314と裏面シェーディング補正部315を介して、裏面読み取り出力メモリコントローラ316に入力される。
裏面シェーディング補正部315は、裏面画像の画像データについて、主走査方向の光源(LED222、223)の光量分布のばらつきや、画像読み取りデバイスの受光素子のばらつき、暗出力のオフセットを補正する。
裏面読み取り出力メモリコントローラ316は、裏面読み取り部127の出力モードに合わせて、バス110を介して、RAW画像データをRAM113内の読み取りRAW画像バッファ320に格納する。
裏面読み取り出力メモリコントローラ316は、裏面読み取り部127の出力モードに合わせて、バス110を介して、RAW画像データをRAM113内の読み取りRAW画像バッファ320に格納する。
次に、図4を用いて、読み取り画像処理部123の概略的な構成を説明する。
読み取り画像処理部123は、画像処理モード(カラースキャン、モノクロスキャンなど)に応じて、画像に対して読み取り画像処理を実行する。処理の対象となる画像は、スキャナI/F125(図3を参照)を介して、RAM113の読み取りRAW画像バッファ320に展開されたRAW画像データである。
読み取り画像処理部123は、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412を介して、RAM113内の読み取りRAW画像バッファ320から、読み取り画像処理ワークバッファ411に画像データを展開して、各画像処理モードに応じた処理を実行する。そして、読み取り画像処理部123は、RAM113内の読み取り画像処理をした後、読み取り画像出力メモリコントローラ413を介して、RAW画像バッファ420にRAW画像データを出力する。
読み取り画像処理部123は、画像処理モード(カラースキャン、モノクロスキャンなど)に応じて、画像に対して読み取り画像処理を実行する。処理の対象となる画像は、スキャナI/F125(図3を参照)を介して、RAM113の読み取りRAW画像バッファ320に展開されたRAW画像データである。
読み取り画像処理部123は、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412を介して、RAM113内の読み取りRAW画像バッファ320から、読み取り画像処理ワークバッファ411に画像データを展開して、各画像処理モードに応じた処理を実行する。そして、読み取り画像処理部123は、RAM113内の読み取り画像処理をした後、読み取り画像出力メモリコントローラ413を介して、RAW画像バッファ420にRAW画像データを出力する。
読み取り画像処理ワークバッファ411へ転送されるRAW画像データは、前述したスキャナI/F125の表面読み取り部126もしくは裏面読み取り部127からの出力データである。RAW画像データは、読み取りRAW画像バッファ320に出力された所定のデータサイズ毎に、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412を介して、順次転送される。
また、読み取り画像処理後のRAW画像データは、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413を介して、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に転送される。
また、各原稿面の画像データに係る画像処理は、ページ単位で排他的に実行される。
また、読み取り画像処理後のRAW画像データは、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413を介して、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に転送される。
また、各原稿面の画像データに係る画像処理は、ページ単位で排他的に実行される。
図4において、入力データ処理部401は、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412から取り込まれ画像データに対して、R、G、B各コンポーネントのデータの並び順を各種画像処理の処理内容に合わせて再構成する。
MTF補正部402は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、MTF補正処理を行う。MTF補正処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
文字判定処理部403は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、文字領域の判定、黒文字の判別、線画輪郭の画素判定、などを行う。文字判定処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
MTF補正部402は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、MTF補正処理を行う。MTF補正処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
文字判定処理部403は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、文字領域の判定、黒文字の判別、線画輪郭の画素判定、などを行う。文字判定処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
色空間変換部404は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、RGB色空間のデータをLCaCb色空間などの別の色空間のデータに変換する。
下地除去部405は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、下地除去を行う。
フィルタ処理部406は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、各種のフィルタ処理を行う。フィルタ処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
下地除去部405は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、下地除去を行う。
フィルタ処理部406は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、各種のフィルタ処理を行う。フィルタ処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
変倍処理部407は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、解像度を落とすためのサブサンプリング(単純間引き)や平均化処理を行う。
ガンマ補正部408は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、所定の階調特性を与える。
マスク処理部409は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、左端、右端、上端、下端にマスクを行う。
出力データ処理部410は、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413の制約に合わせて、画像データのコンポーネントの並び順を再構築する。
ガンマ補正部408は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、所定の階調特性を与える。
マスク処理部409は、読み取り画像処理ワークバッファ411に格納されている画像データに対して、左端、右端、上端、下端にマスクを行う。
出力データ処理部410は、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413の制約に合わせて、画像データのコンポーネントの並び順を再構築する。
次に、図5を用いて、汎用画像処理部122の概略的な構成を説明する。
汎用画像処理部122は、RAW画像バッファ420に展開されたRAW画像データに対して、画像データの利用目的に応じて汎用画像処理を実行する。なお、汎用画像処理は、図4を用いて説明した、読み取り画像処理部123の処理による読み取り画像処理後に実行される。
また、汎用画像処理部122は、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに展開されたRAW画像データに対して、同様に、汎用画像処理を実行する。
汎用画像処理部122は、RAW画像バッファ420に展開されたRAW画像データに対して、画像データの利用目的に応じて汎用画像処理を実行する。なお、汎用画像処理は、図4を用いて説明した、読み取り画像処理部123の処理による読み取り画像処理後に実行される。
また、汎用画像処理部122は、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに展開されたRAW画像データに対して、同様に、汎用画像処理を実行する。
そして、汎用画像処理部122は、汎用画像処理入力メモリコントローラ512を介して、読み取り画像処理後に、汎用画像処理ワークバッファ511に画像データを展開し、各画像処理モードに応じた処理を実行する。なお、画像データは、RAW画像バッファ420、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかから、取り出される。
そして、汎用画像出力メモリコントローラ513を介して、汎用画像処理後に、RAW画像バッファ520に画像データを出力する。
そして、汎用画像出力メモリコントローラ513を介して、汎用画像処理後に、RAW画像バッファ520に画像データを出力する。
ここで、RAW画像バッファ420に出力された画像データの汎用画像処理ワークバッファ511への転送は、所定のデータサイズ毎に、汎用画像処理入力メモリコントローラ512を介して、順次行われる。
また、汎用画像処理後の画像データは、汎用画像処理出力メモリコントローラ513を介して、RAW画像バッファ520に順次、転送される。また、各原稿面の画像データに係る画像処理は、ページ単位で、排他的に実行される。
また、汎用画像処理後の画像データは、汎用画像処理出力メモリコントローラ513を介して、RAW画像バッファ520に順次、転送される。また、各原稿面の画像データに係る画像処理は、ページ単位で、排他的に実行される。
図5において、入力データ処理部501は、汎用画像処理入力メモリコントローラ512から取り込んだ画像データに対して、データの並び順を各種画像処理の処理内容に合わせて再構成する。
画像解析部502は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、画像解析を行う。
色調補正部503は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、色調補正を行う。
色空間変換部504は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、RGB色空間のデータをLCaCb色空間などの別の色空間のデータに変換する。
画像解析部502は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、画像解析を行う。
色調補正部503は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、色調補正を行う。
色空間変換部504は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、RGB色空間のデータをLCaCb色空間などの別の色空間のデータに変換する。
下地除去部505は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、下地除去を行う。
フィルタ処理部506は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、各種のフィルタ処理を行う。フィルタ処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
変倍処理部507は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、拡大、縮小を行う。
ガンマ補正部508は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、所定の階調特性を与える。
トリミング処理部509は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、左端、右端、上端、下端にトリミングを行う。
出力データ処理部510は、汎用画像処理出力メモリコントローラ513の制約に合わせて、画像データのコンポーネントの並び順を再構築する。
フィルタ処理部506は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、各種のフィルタ処理を行う。フィルタ処理を行うためには処理対象画素の周辺画素を必要とする。
変倍処理部507は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、拡大、縮小を行う。
ガンマ補正部508は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、所定の階調特性を与える。
トリミング処理部509は、汎用画像処理ワークバッファ511に格納されている画像データに対して、左端、右端、上端、下端にトリミングを行う。
出力データ処理部510は、汎用画像処理出力メモリコントローラ513の制約に合わせて、画像データのコンポーネントの並び順を再構築する。
次に、図6を用いて、符号化/復号化部121の概略的な構成を説明する。
符号化/復号化部121は、読み取り画像処理部123(図4を参照)による読み取り画像処理後に、RAW画像バッファ420に展開されたRAW画像データに対して、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)に準拠した画像データの符号化を実行する。また、汎用画像処理部122(図5を参照)によるRAM113の汎用画像処理後に、RAW画像バッファ520などに展開されたRAW画像データに対して、同様に、画像データの符号化を実行する。また、符号化/復号化部121による第1復号化後に、RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに展開されたRAW画像データに対して、同様に、画像データの符号化を実行する。
そして、符号化/復号化部121は、符号化した画像データを、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622のいずれかに出力する。
符号化/復号化部121は、読み取り画像処理部123(図4を参照)による読み取り画像処理後に、RAW画像バッファ420に展開されたRAW画像データに対して、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)に準拠した画像データの符号化を実行する。また、汎用画像処理部122(図5を参照)によるRAM113の汎用画像処理後に、RAW画像バッファ520などに展開されたRAW画像データに対して、同様に、画像データの符号化を実行する。また、符号化/復号化部121による第1復号化後に、RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに展開されたRAW画像データに対して、同様に、画像データの符号化を実行する。
そして、符号化/復号化部121は、符号化した画像データを、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622のいずれかに出力する。
また、符号化/復号化部121は、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622に展開された、所定の規格に準拠した符号化された画像データに対して、復号化を実行する。
そして、符号化/復号化部121は、復号化した画像データを、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに、RAW画像データを出力する。
符号化/復号化部121では、並行動作を考慮して、複数の符号化部、復号化部と、それに対応する複数の入力メモリコントローラと、複数の出力メモリコントローラを搭載する。
そして、符号化/復号化部121は、復号化した画像データを、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに、RAW画像データを出力する。
符号化/復号化部121では、並行動作を考慮して、複数の符号化部、復号化部と、それに対応する複数の入力メモリコントローラと、複数の出力メモリコントローラを搭載する。
第1符号化部601は、第1符号化入力メモリコントローラ602および第1符号化出力メモリコントローラ603を介して、RAM113内のRAW画像データに対して、所定の規格への符号化を行う。第1符号化部601で符号化された画像データは、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622のいずれかに出力される。
第2符号化部604は、第1符号化部601と同様に、第2符号化入力メモリコントローラ605および第2符号化出力メモリコントローラ606を介して、RAW画像データに対して、所定の規格への符号化を行う。第2符号化部604で符号化された画像データは、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622のいずれかに出力される。
第3符号化部607は、第1符号化部601や第2符号化部604と同様に、第3符号化入力メモリコントローラ608および第3符号化出力メモリコントローラ609を介して、RAW画像データに対して、所定の規格への符号化を行う。第3符号化部607で符号化された画像データは、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622のいずれかに出力される。
第1復号化部610は、第1復号化入力メモリコントローラ611および第1復号化出力メモリコントローラ612を介して、所定の規格に準拠した画像データに対して、復号化を行う。第1復号化部610で復号化された画像データは、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに出力される。
第2復号化部613は、第1復号化部610と同様に、第2復号化入力メモリコントローラ614および第2復号化出力メモリコントローラ615を介して、所定の規格に準拠した画像データに対して、復号化を行う。第2復号化部613で復号化された画像データは、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに出力される。
第3復号化部616は、第1復号化部610や第2復号化部613と同様に、第3復号化入力メモリコントローラ617および第3復号化出力メモリコントローラ618を介して、所定の規格に準拠した画像データに対して、復号化を行う。第3復号化部616で復号化された画像データは、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625のいずれかに出力される。
なお、第1符号化部601、第2符号化部604、第3符号化部607は、機能的に等価である。第1復号化部610、第2復号化部613、第3復号化部616も、機能的に等価である。
第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622は、機能的に等価である。第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625も、機能的に等価である。
第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622は、機能的に等価である。第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624、第3復号化後RAW画像バッファ625も、機能的に等価である。
これまでに説明したとおり、本発明の画像形成装置では、表面イメージセンサ107、裏面イメージセンサ108、表面AFE301、裏面AFE311、スキャナI/F125の表面読み取り部126、裏面読み取り部127を用いる。それにより、原稿の表面画像の画像データと裏面画像の画像データを同時に制御部102へ入力することが可能である。
一方、読み取り画像処理部123は、画像データをページ単位で順次処理する。
一方、読み取り画像処理部123は、画像データをページ単位で順次処理する。
このように、本発明の画像形成装置は、表面読み取り部126により表面画像の画像データを制御部102へ入力し、裏面読み取り部127により裏面画像の画像データを制御部102へ入力する。その際に、表面読み取り部126から順次出力する表面画像の画像データと、裏面読み取り部127から順次出力する裏面画像の画像データが、読み取りRAW画像バッファ320上に水平に並ぶように、副走査のライン単位でデータのメモリ配置を制御する。そして、表面画像と裏面画像が水平方向に並んだ1ページ分の画像とみなすことのできる画像データを形成して、それを読み取り画像処理部123に順次入力する。
これにより、1基の読み取り画像処理部123のみで、表面画像の画像データと裏面画像の画像データに対して、同時並行で画像処理を行うことを実現する。そして、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り画像処理部123に画像をブロック単位で分割する仕組みを追加する必要はなくなる。また、表面画像、裏面画像のいずれも、1ページ分の蓄積を待つ必要もなくなる。加えて、表面画像の画像データと裏面画像の画像データを同時並行で画像処理できるため、読み取りRAW画像バッファ320をリングバッファとすることができる。
なお、以下では、表面画像(データ)と裏面画像(データ)が結合した画像(データ)を「表面/裏面画像(データ)」と称することもある。
これにより、1基の読み取り画像処理部123のみで、表面画像の画像データと裏面画像の画像データに対して、同時並行で画像処理を行うことを実現する。そして、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り画像処理部123に画像をブロック単位で分割する仕組みを追加する必要はなくなる。また、表面画像、裏面画像のいずれも、1ページ分の蓄積を待つ必要もなくなる。加えて、表面画像の画像データと裏面画像の画像データを同時並行で画像処理できるため、読み取りRAW画像バッファ320をリングバッファとすることができる。
なお、以下では、表面画像(データ)と裏面画像(データ)が結合した画像(データ)を「表面/裏面画像(データ)」と称することもある。
ここで、図7(a)に、本発明の画像形成装置において、表面読み取り部126で読み取る表面画像を示す。また、図7(b)に、裏面読み取り部127で読み取る裏面画像を示す。
図7(c)に、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122を介して変倍した表面画像を示す。また、図7(d)に、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122を介して変倍した裏面画像を示す。
図7(c)に、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122を介して変倍した表面画像を示す。また、図7(d)に、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122を介して変倍した裏面画像を示す。
図8(a)には、画像処理の余白を考慮して、片面1ページ分の画像として、表面読み取り出力メモリコントローラ306からメモリ上に出力された表面画像の配置を示す。図8(b)には、画像処理の余白を考慮して、片面1ページ分の画像として、裏面読み取り出力メモリコントローラ316からメモリ上に出力された裏面画像の配置を示す。
図8(c)には、画像処理の余白を考慮して、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122介して変倍した表面画像を示す。図8(d)には、画像処理の余白を考慮して、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122介して変倍した裏面画像を示す。
図8(c)には、画像処理の余白を考慮して、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122介して変倍した表面画像を示す。図8(d)には、画像処理の余白を考慮して、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122介して変倍した裏面画像を示す。
図9(a)には、画像処理の余白を考慮して、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置する場合に、表面読み取り出力メモリコントローラ306からメモリ上に出力された表面画像の配置を示す。図9(b)には、画像処理の余白を考慮して、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置する場合に、裏面読み取り部127の裏面読み取り出力メモリコントローラ316からメモリ上に出力された裏面画像の配置を示す。
図10(a)には、画像処理の余白を考慮して、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置する場合の画像を示す。
図10(b)には、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122介して変倍した、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置する場合の画像を示す。
図10(b)には、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123と変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122介して変倍した、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置する場合の画像を示す。
ここで、図7、図8、図9、図10に示された画像について、基準位置をOとする。
図7(a)の表面画像の主走査幅をWF、副走査幅をHFとする。図7(b)の裏面画像の主走査幅をWB、副走査幅をHBとする。
ここで、読み取り画像処理部123における主走査変倍率をMXS、副走査変倍率をMYS、汎用画像処理部122の主走査変倍率をMXG、副走査変倍率をMYGとする。また、読み取り画像処理部123後の汎用画像処理部122を介した後の主走査変倍率をMX、副走査変倍率をMYとする。
図7(a)の表面画像の主走査幅をWF、副走査幅をHFとする。図7(b)の裏面画像の主走査幅をWB、副走査幅をHBとする。
ここで、読み取り画像処理部123における主走査変倍率をMXS、副走査変倍率をMYS、汎用画像処理部122の主走査変倍率をMXG、副走査変倍率をMYGとする。また、読み取り画像処理部123後の汎用画像処理部122を介した後の主走査変倍率をMX、副走査変倍率をMYとする。
その場合、主走査変倍率をMX、副走査変倍率をMYは、それぞれ、以下のとおりとなる。
MX = MXS×MXG
MY = MYS×MYG
そして、図7(c)に示す、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の表面画像の主走査幅はMX×WF、副走査幅はMY×HFとなる。また、図7(d)に示す、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の裏面画像の主走査幅はMX×WB、副走査幅はMY×HBとなる。
MX = MXS×MXG
MY = MYS×MYG
そして、図7(c)に示す、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の表面画像の主走査幅はMX×WF、副走査幅はMY×HFとなる。また、図7(d)に示す、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の裏面画像の主走査幅はMX×WB、副走査幅はMY×HBとなる。
次に、図8(a)において、余白を含めた表面画像全体の主走査幅をXF、副走査幅をYF、左端の余白をLF、右端の余白をRF、上端の余白をTF、下端の余白をBFとする。そうすると、図7(a)と同様に表面画像の実画像領域の主走査幅WF、副走査幅HF、それぞれ、以下のとおりとなる。
XF = LF+WF+RF
YF = TF+HF+BF
XF = LF+WF+RF
YF = TF+HF+BF
また、図8(b)において、余白を含めた裏面画像全体の主走査幅をXB、副走査幅をYB、左端の余白をLB、右端の余白をRB、上端の余白をTB、下端の余白をBBとする。そうすると、図7(b)と同様に裏面画像の実画像領域の主走査幅WB、副走査幅HB、それぞれ、以下のとおりとなる。
XB = LB+WB+RB
YB = TB+HB+BB
XB = LB+WB+RB
YB = TB+HB+BB
そして、図8(c)において、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の表面画像全体の主走査幅はMX×XF、副走査幅はMY×YFとなる。
また、図8(d)において、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の裏面画像全体の主走査幅はMX×XB、副走査幅はMY×YBとなる。
また、図8(d)において、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の裏面画像全体の主走査幅はMX×XB、副走査幅はMY×YBとなる。
次に、図9(a)において、表面/裏面画像を水平に並べて配置する場合の、画像全体の主走査幅をXD、副走査幅をYDとする。また、図7、図8と同様に、余白を含めた表面画像全体の主走査幅をXF、副走査幅をYF、左端の余白をLF、右端の余白をRF、上端の余白をTF、下端の余白をBF、表面画像の実画像領域の主走査幅をWB、副走査幅をHBとする。
そうすると、主走査幅をXD、副走査幅をYDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
= LF+WF+RF+XB
YD = YF
= YB
そうすると、主走査幅をXD、副走査幅をYDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
= LF+WF+RF+XB
YD = YF
= YB
また、図9(b)において、表面/裏面画像を水平に並べて配置する場合の、画像全体の主走査幅をXD、副走査幅をYDとする。また、図7、図8と同様に白を含めた裏面画像全体の主走査幅をXB、副走査幅をYB、左端の余白をLB、右端の余白をRB、上端の余白をTB、下端の余白をBB、裏面画像の実画像領域の主走査幅をWB、副走査幅をHBとする。
そうすると、主走査幅をXD、副走査幅をYDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
= XF+LB+WB+RB
YD = YF
= YB
そうすると、主走査幅をXD、副走査幅をYDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
= XF+LB+WB+RB
YD = YF
= YB
次に、図10(a)において、表面/裏面画像を水平に並べて配置する場合の、画像全体の主走査幅をXD、副走査幅をYDとする。また、図8、図9の場合と同様に、余白を含めた表面画像全体の主走査幅をXF、副走査幅をYF、余白を含めた裏面画像全体の主走査幅をXB、副走査幅をYBとする。
そうすると、主走査幅をXD、副走査幅をYDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
YD = YF
= YB
そうすると、主走査幅をXD、副走査幅をYDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
YD = YF
= YB
また、図10(b)において、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の、表面/裏面画像を水平に並べて配置する場合の、画像全体の主走査幅はMX×XDとなり、副走査幅はMX×YDとなる。
図11に、入力/出力メモリコントローラが、リングバッファである読み取りRAW画像バッファ320上の画像データにアクセスする例を示す。なお、入力/出力メモリコントローラとしては、表面読み取り出力メモリコントローラ306や、裏面読み取り出力メモリコントローラ316や、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412や、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413などがある。
図12は、画像処理の余白を考慮して、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置する場合、リングバッファである読み取りRAW画像バッファ320上に画像データを配置する例である。
図12(a)は、表面読み取り出力メモリコントローラ306から出力した表面画像のデータを、RAW画像バッファ320上に配置する例を示す。
また、図12(b)は、裏面読み取り出力メモリコントローラ307から出力した裏面画像のデータを、RAW画像バッファ320上に配置する例を示す。
また、図12(c)は、表面読み取り出力メモリコントローラ306と裏面読み取り出力メモリコントローラ316から同時に出力した表面画像と裏面画像のデータの両方を、読み取りRAW画像バッファ320上に配置する例を示す。
図12(a)は、表面読み取り出力メモリコントローラ306から出力した表面画像のデータを、RAW画像バッファ320上に配置する例を示す。
また、図12(b)は、裏面読み取り出力メモリコントローラ307から出力した裏面画像のデータを、RAW画像バッファ320上に配置する例を示す。
また、図12(c)は、表面読み取り出力メモリコントローラ306と裏面読み取り出力メモリコントローラ316から同時に出力した表面画像と裏面画像のデータの両方を、読み取りRAW画像バッファ320上に配置する例を示す。
図13は、リングバッファである読み取りRAW画像バッファ320から表面/裏面画像を水平方向に並べて配置した画像を読み取り、表面画像と裏面画像を同時に読み取り画像処理入力メモリコントローラ412に入力する例を示す。
なお、リングバッファでは、バッファの終端要素までアクセスしたら、バッファの先端要素に戻って再度アクセスをするため、要素を副走査方向に1画素分の主走査幅とすると、副走査方向に一定画素数のデータを保存できる。
そこで、一定の副走査幅の画像データを出力メモリコントローラからリングバッファに逐次的に格納していき、一定の副走査幅の画像データを入力メモリコントローラから逐次的に読み出していく。これにより、画像1面分バッファがなくても、画像データ全体を転送することができる。
なお、リングバッファでは、バッファの終端要素までアクセスしたら、バッファの先端要素に戻って再度アクセスをするため、要素を副走査方向に1画素分の主走査幅とすると、副走査方向に一定画素数のデータを保存できる。
そこで、一定の副走査幅の画像データを出力メモリコントローラからリングバッファに逐次的に格納していき、一定の副走査幅の画像データを入力メモリコントローラから逐次的に読み出していく。これにより、画像1面分バッファがなくても、画像データ全体を転送することができる。
また、このとき、出力メモリコントローラと入力メモリコントローラが互いを調整することにより、リングバッファから入力メモリコントローラへのデータ入力が、出力メモリコントローラからリングバッファへのデータ出力を追い越さないように制御する。
本発明では、表面読み取り出力メモリコントローラ306と裏面読み取り出力メモリコントローラ316が、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412と互いを調整する。
これにより、読み取りRAW画像バッファ320から読み取り画像処理入力メモリコントローラ412へのデータ入力が、表面読み取り出力メモリコントローラ306から読み取りRAW画像バッファ320へのデータ出力を、追い越さないように制御される。また、読み取りRAW画像バッファ320から読み取り画像処理入力メモリコントローラ412へのデータ入力が、裏面読み取り出力メモリコントローラ316から読み取りRAW画像バッファ320へのデータ出力を、追い越さないように制御される。
図11、図12、図13に示すリングバッファの例では、最大でライン1からライン8までの合計8ライン分の画像を格納できる。そして、ライン8へのアクセスが終わると、ライン1に戻ってアクセスを行う。
本発明では、表面読み取り出力メモリコントローラ306と裏面読み取り出力メモリコントローラ316が、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412と互いを調整する。
これにより、読み取りRAW画像バッファ320から読み取り画像処理入力メモリコントローラ412へのデータ入力が、表面読み取り出力メモリコントローラ306から読み取りRAW画像バッファ320へのデータ出力を、追い越さないように制御される。また、読み取りRAW画像バッファ320から読み取り画像処理入力メモリコントローラ412へのデータ入力が、裏面読み取り出力メモリコントローラ316から読み取りRAW画像バッファ320へのデータ出力を、追い越さないように制御される。
図11、図12、図13に示すリングバッファの例では、最大でライン1からライン8までの合計8ライン分の画像を格納できる。そして、ライン8へのアクセスが終わると、ライン1に戻ってアクセスを行う。
図11において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
S : バッファへのアクセス開始位置
A : 1ライン当たりのアクセスデータ量
J : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
S : バッファへのアクセス開始位置
A : 1ライン当たりのアクセスデータ量
J : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、メモリコントローラが有効画像として扱う領域の主走査幅をW、左端の余白をL、右端の余白をR、上端の余白をTとすると、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
S = T×(L+W+R)+L
A = W
J = R+L
S = T×(L+W+R)+L
A = W
J = R+L
また、図12(a)において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
SF : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AF : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JF : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SF : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AF : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JF : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、表面読み取り出力メモリコントローラ306が有効画像として扱う領域の主走査幅をWF、左端の余白をLF、右端の余白をRF、上端の余白をTF、裏面画像部分全体の主走査幅をXBとすると、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SF = TF×(LF+WF+RF+XB)+LF
AF = WF
JF = RF+XB+LF
SF = TF×(LF+WF+RF+XB)+LF
AF = WF
JF = RF+XB+LF
また、図12(b)において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
SB : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AB : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JB : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SB : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AB : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JB : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、裏面読み取り出力メモリコントローラ316が有効画像として扱う領域の主走査幅をWB、左端の余白をLB、右端の余白をRB、上端の余白をTB、表面画像部分全体の主走査幅をXFとすると、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SB = TB×(LB+WB+RB+XF)+LB
AB = WB
JB = RB+XF+LB
SB = TB×(LB+WB+RB+XF)+LB
AB = WB
JB = RB+XF+LB
次に、図13において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
SD : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AD : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JD : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SD : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AD : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JD : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412が有効画像として扱う領域の主走査幅をWD、左端の余白をLD、右端の余白をRD、上端の余白をTDとする。また、画像全体の主走査幅XD、裏面画像部分全体の主走査幅をXF、裏面画像部分全体の主走査幅をXBとする。
その場合、左端の余白はLD=0、右端の余白はRD=0、上端の余白はTD=0となり、画像全体の主走査幅XD=WDとなる。
その場合、左端の余白はLD=0、右端の余白はRD=0、上端の余白はTD=0となり、画像全体の主走査幅XD=WDとなる。
そして、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SD = TD×(LD+WD+RD)+LF
= 0
AD = WD
= XD
= XF+XB
JD = RD+LD
SD = TD×(LD+WD+RD)+LF
= 0
AD = WD
= XD
= XF+XB
JD = RD+LD
そして、バッファ上に展開される表面/裏面画像を水平に並べて配置した画像データに対しては、2基の入力メモリコントローラで表面部分と裏面部分を分割することで、表面画像と裏面画像を別々の画像データに分割することができる。
本発明の画像形成装置では複数の符号化部を搭載している。そのため、汎用画像処理部122で処理した画像データを、符号化/復号化部121の第1符号化部601や第2符号化部604で符号化する場合など、水平に並べて配置した表面画像データと裏面画像データを、別々のデータに分割することができる。
本発明の画像形成装置では複数の符号化部を搭載している。そのため、汎用画像処理部122で処理した画像データを、符号化/復号化部121の第1符号化部601や第2符号化部604で符号化する場合など、水平に並べて配置した表面画像データと裏面画像データを、別々のデータに分割することができる。
次に、図14に、汎用画像処理部122の汎用画像処理出力メモリコントローラ513から出力した画像データを、リングバッファである汎用画像処理後RAW画像バッファ520上に、表面/裏面画像を水平に並べて配置する例を示す。
図15は、画像処理の余白を考慮して表面画像部分と裏面画像部分を分割する場合の例を示す。
ここでは、リングバッファである汎用画像処理後RAW画像バッファ520から、符号化・復号化部121の第1符号化入力メモリコントローラ602を介して、表面画像部分が入力される。
また、リングバッファである汎用画像処理後RAW画像バッファ520から、符号化・復号化部121の第2符号化入力メモリコントローラ605を介して、裏面画像部分が入力される。
また、第1符号化入力メモリコントローラ602を介して表面画像部分が、第2符号化入力メモリコントローラ605を介して裏面画像部分が、両方入力される場合は、同時に入力される。
ここでは、リングバッファである汎用画像処理後RAW画像バッファ520から、符号化・復号化部121の第1符号化入力メモリコントローラ602を介して、表面画像部分が入力される。
また、リングバッファである汎用画像処理後RAW画像バッファ520から、符号化・復号化部121の第2符号化入力メモリコントローラ605を介して、裏面画像部分が入力される。
また、第1符号化入力メモリコントローラ602を介して表面画像部分が、第2符号化入力メモリコントローラ605を介して裏面画像部分が、両方入力される場合は、同時に入力される。
図15(a)は、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置した画像から、画像処理の余白を考慮して、表面画像部分を分割する場合の例である。
図15(b)は、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置した画像から、画像処理の余白を考慮して、裏面画像部分を分割する場合の例である。
図15(c)は、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置した画像から、画像処理の余白を考慮して、表面画像部分と裏面画像部分を同時並行して分割する場合の例である。
図15(b)は、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置した画像から、画像処理の余白を考慮して、裏面画像部分を分割する場合の例である。
図15(c)は、表面/裏面画像を水平方向に並べて配置した画像から、画像処理の余白を考慮して、表面画像部分と裏面画像部分を同時並行して分割する場合の例である。
図14において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
SG : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AG : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JG : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SG : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AG : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JG : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、汎用画像処理出力メモリコントローラ513が有効画像として扱う領域の主走査幅をMX×WD、左端の余白をMX×LD、右端の余白をMX×RD、上端の余白をMX×TDとする。また、画像全体の主走査幅MX×XD、裏面画像部分全体の主走査幅をMX×XF、裏面画像部分全体の主走査幅をMX×XBとする。
この場合、左端の余白はMX×LD=0、右端の余白はMX×RD=0、上端の余白はMY×TD=0となり、また、画像全体の主走査幅MX×XD=MX×WDとなる。
この場合、左端の余白はMX×LD=0、右端の余白はMX×RD=0、上端の余白はMY×TD=0となり、また、画像全体の主走査幅MX×XD=MX×WDとなる。
そして、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SG = MY×TD×(MX×LD+MX×WD+MX×RD)+MX×LF
= 0
AG = MX×WD
= MX×XD
= MX×(XF+XB)
JG = MX×RD+MX×LD
= 0
SG = MY×TD×(MX×LD+MX×WD+MX×RD)+MX×LF
= 0
AG = MX×WD
= MX×XD
= MX×(XF+XB)
JG = MX×RD+MX×LD
= 0
図15(a)において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
SC1 : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AC1 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC1 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SC1 : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AC1 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC1 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、第1符号化入力メモリコントローラ602が有効画像として扱う領域の主走査幅をMX×WF、左端の余白をMX×LF、右端の余白をMX×RF、上端の余白をMY×TF、裏面画像部分全体の主走査幅をMX×XBとする。
そして、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC1 = MY×TF×(MX×LF+MX×WF+MX×RF+MX×XB)+MX×LF
= MX×(MY×TF×(LF+WF+RF+XB)+LF)
AC1 = MX×WF
JC1 = MX×RF+MX×XB+MX×LF
= MX×(RF+XB+LF)
そして、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC1 = MY×TF×(MX×LF+MX×WF+MX×RF+MX×XB)+MX×LF
= MX×(MY×TF×(LF+WF+RF+XB)+LF)
AC1 = MX×WF
JC1 = MX×RF+MX×XB+MX×LF
= MX×(RF+XB+LF)
図15(b)において、メモリコントローラの主な設定パラメータは、以下のとおりである。
SC2 : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AC2 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC2 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SC2 : メモリコントローラのバッファへのアクセス開始位置
AC2 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC2 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そこで、第2符号化入力メモリコントローラ605が有効画像として扱う領域の主走査幅をMX×WB、左端の余白をMX×LB、右端の余白をMX×RB、上端の余白をMY×TB、表面画像部分全体の主走査幅をMX×XFとする。
そして、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC2 = MY×TB×(MX×LB+MX×WB+MX×RB+MX×XF)+MX×LB
= MX×(MY×TB×(LB+WB+RB+XF)+LB)
AC2 = MX×WB
JC2 = MX×RB+MX×XF+MX×LB
= MX×(RB+XF+LB)
そして、設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC2 = MY×TB×(MX×LB+MX×WB+MX×RB+MX×XF)+MX×LB
= MX×(MY×TB×(LB+WB+RB+XF)+LB)
AC2 = MX×WB
JC2 = MX×RB+MX×XF+MX×LB
= MX×(RB+XF+LB)
以上のように、本発明では既存のハードウェアに対して、入力/出力メモリコントローラのパラメータ設定の変更、および、調整条件の変更のみで実現できるため、ハードウェア自体を変更する必要はない。
そして、表面読み取り部126と裏面読み取り部127が同時に動作可能な場合、表面/裏面画像を水平に並べて配置した画像データを読み取りRAW画像バッファ320へ順次、出力することができる。
また、読み取り画像処理部123は、表面読み取り部126および裏面読み取り部127と同時に動作可能である場合、読み取りRAW画像バッファ320に格納されたデータを、順次、処理することができる。そして、汎用画像処理後RAW画像バッファ520へ順次、出力することができる。
この場合、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に、表面画像と裏面画像が水平方向に並べて配置された画像が出力される。
この場合、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に、表面画像と裏面画像が水平方向に並べて配置された画像が出力される。
汎用画像処理部122は、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り画像処理部123と同時に動作可能な場合、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に格納されたデータを順次、処理する。そして、汎用画像処理後RAW画像バッファ520へ順次、出力する。
この場合、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に、表面画像と裏面画像が水平方向に並べて配置された画像が出力される。
なお、汎用画像処理部122は画像データをページ単位で処理する。
この場合、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に、表面画像と裏面画像が水平方向に並べて配置された画像が出力される。
なお、汎用画像処理部122は画像データをページ単位で処理する。
図16は、第1符号化部601と第2符号化部604が、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り画像処理部123、汎用画像処理部122と、同時に動作可能な場合の、データフローを示す。
ここで、第1符号化部601と第2符号化部604は、画像データをページ単位で処理する。
ここで、第1符号化部601と第2符号化部604は、画像データをページ単位で処理する。
表面部分の画像データは、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に格納された表面/裏面を水平に並べた画像データから分割されて、第1符号化部601に順次入力される。そして、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)に準拠した表面画像の画像データとして、第1符号化画像バッファ620に出力される。
また、裏面部分の画像データは、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に格納された表面/裏面を水平に並べた画像データから分割されて、第2符号化部604に順次入力する。そして、所定の規格に準拠した裏面画像の画像データとして、第2符号化画像バッファ621に出力される。
これにより、符号化によりデータサイズを削減した表面画像データと裏面画像データを取得することができる。
また、裏面部分の画像データは、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に格納された表面/裏面を水平に並べた画像データから分割されて、第2符号化部604に順次入力する。そして、所定の規格に準拠した裏面画像の画像データとして、第2符号化画像バッファ621に出力される。
これにより、符号化によりデータサイズを削減した表面画像データと裏面画像データを取得することができる。
また、図17は、図16の代替となるデータフローである。
ここでは、汎用画像処理部122と第2符号化部604は、表面読み取り部126と裏面読み取り部127と読み取り画像処理部123と、同時に動作が不可能である。しかし、第1符号化部601は、表面読み取り部126と裏面読み取り部127と読み取り画像処理部123と、同時に動作可能であるとする。
図17(a)は、表面画像を表面読み取り部126で、裏面画像を裏面読み取り部127で、同時に読み取り、結合して、符号化するまでのデータフローである。
ここで、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に格納されたデータは、順次、第1符号化部601で符号化処理され、第1符号化画像バッファ620へ順次出力される。この時、第1符号化画像バッファ620には、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)で符号化された表面画像と裏面画像が、水平方向に並べて配置されて出力される。
なお、第1符号化画像バッファ620に格納される所定の規格に準拠した画像データは、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に格納されるRAW画像データと比較して、データサイズが小さい。
ここでは、汎用画像処理部122と第2符号化部604は、表面読み取り部126と裏面読み取り部127と読み取り画像処理部123と、同時に動作が不可能である。しかし、第1符号化部601は、表面読み取り部126と裏面読み取り部127と読み取り画像処理部123と、同時に動作可能であるとする。
図17(a)は、表面画像を表面読み取り部126で、裏面画像を裏面読み取り部127で、同時に読み取り、結合して、符号化するまでのデータフローである。
ここで、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に格納されたデータは、順次、第1符号化部601で符号化処理され、第1符号化画像バッファ620へ順次出力される。この時、第1符号化画像バッファ620には、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)で符号化された表面画像と裏面画像が、水平方向に並べて配置されて出力される。
なお、第1符号化画像バッファ620に格納される所定の規格に準拠した画像データは、読み取り画像処理後RAW画像バッファ420に格納されるRAW画像データと比較して、データサイズが小さい。
その後、第1復号化部610は、第1符号化画像バッファ620に格納された所定の規格に準拠した表面画像と裏面画像が水平方向に並べて配置された画像データを順次、ページ単位で、処理する。そして、復号化された画像データは、第1復号化後RAW画像バッファ623へ順次、出力される。
図17(b)と(c)は、第1符号化画像バッファ620に格納され、水平方向に並べて配置された所定の規格に準拠した表面/裏面画像データを、第2符号化画像バッファ621または第3符号化画像バッファ622に順次、出力する場合のデータフローである。
図17(b)は、そのうち、表面画像を、第1復号化部610で復号化処理して、第2符号化画像バッファ621に順次、出力する場合のデータフローである。また、図17(c)は、そのうち、表面画像を、第1復号化部610で復号化処理して、第3符号化画像バッファ622に順次、出力する場合のデータフローである。
図17(b)は、そのうち、表面画像を、第1復号化部610で復号化処理して、第2符号化画像バッファ621に順次、出力する場合のデータフローである。また、図17(c)は、そのうち、表面画像を、第1復号化部610で復号化処理して、第3符号化画像バッファ622に順次、出力する場合のデータフローである。
第1復号化後RAW画像バッファ623に順次出力される、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像データは、汎用画像処理入力メモリコントローラ512により分割されて、順次、汎用画像処理部122で処理される。
汎用画像処理部122は、第1復号化部610と同時に動作可能な場合、第1復号化後RAW画像バッファ623に格納された、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像データを処理する。そして、RAW画像データを、汎用画像処理後RAW画像バッファ520へ順次、出力する。
ここで、汎用画像処理部122は、画像データをページ単位で処理する。
汎用画像処理部122は、第1復号化部610と同時に動作可能な場合、第1復号化後RAW画像バッファ623に格納された、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像データを処理する。そして、RAW画像データを、汎用画像処理後RAW画像バッファ520へ順次、出力する。
ここで、汎用画像処理部122は、画像データをページ単位で処理する。
第2符号化部604が、第1復号化部610と汎用画像処理部122と同時動作可能な場合、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に水平方向に並べて配置された表面画像または裏面画像のいずれかが、分割されて、第2符号化部604に順次、入力される。
汎用画像処理後RAW画像バッファ520に順次出力される、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像データの内、表面画像部分の画像データは、第2符号化部604で順次、処理される。第2符号化部604で所定の規格に準拠した画像データに符号化された表面画像部分の画像データは、所定の規格に準拠した画像データとして、第2符号化画像バッファ621に出力される。
ここで、第2符号化部604は、画像データをページ単位で処理する。
これにより、データサイズを削減した表面画像データを取得することができる。
ここで、第2符号化部604は、画像データをページ単位で処理する。
これにより、データサイズを削減した表面画像データを取得することができる。
また、汎用画像処理後RAW画像バッファ520に順次出力される、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像データの内、裏面画像部分の画像データは、第2符号化部604で順次、処理される。第2符号化部604で所定の規格に準拠した裏面画像の画像データは、所定の規格に準拠した画像データとして、第3符号化画像バッファ622に出力される。
これにより、符号化によりデータサイズを削減した裏面画像データを取得することができる。
これにより、符号化によりデータサイズを削減した裏面画像データを取得することができる。
上記のデータフローによれば、表面読み取り部126と裏面読み取り部127と読み取り画像処理部123と第1符号化部601が同時に動作する。
これにより、第1符号化画像バッファ620に出力された、所定の規格で符号化された、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像は、表面画像と裏面画像とに分割される。そして、表面画像と裏面画像とに分割された画像データは、第2符号化画像バッファ621または第3符号化画像バッファ622に出力される。この際、第1復号化部610、汎用画像処理部122、第2符号化部604は、計2回、同時に動作する。
これにより、第1符号化画像バッファ620に出力された、所定の規格で符号化された、水平方向に並べて配置された表面/裏面画像は、表面画像と裏面画像とに分割される。そして、表面画像と裏面画像とに分割された画像データは、第2符号化画像バッファ621または第3符号化画像バッファ622に出力される。この際、第1復号化部610、汎用画像処理部122、第2符号化部604は、計2回、同時に動作する。
なお、図16、図17で示したデータフローにおいて、第1符号化部601と第2符号化部604は、機能的に等価であるため、互いに代替することができる。
また、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622は、機能的に等価であるため、互いを代替することができる。
また、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624は、機能的に等価であるため互いを代替することができる。
また、汎用画像処理部122の処理と、汎用画像処理後RAW画像バッファ520への画像の格納は、省略することができる。
また、第1符号化画像バッファ620、第2符号化画像バッファ621、第3符号化画像バッファ622は、機能的に等価であるため、互いを代替することができる。
また、第1復号化後RAW画像バッファ623、第2復号化後RAW画像バッファ624は、機能的に等価であるため互いを代替することができる。
また、汎用画像処理部122の処理と、汎用画像処理後RAW画像バッファ520への画像の格納は、省略することができる。
次に図18から図20を用いて、本発明の画像形成装置で原稿の両面読み取りを行う際の画像処理フローを説明する。
ここで、両面読み取りは、ユーザーが原稿208をスキャナ106の原稿トレイ205に載置し、操作部103を介して読み取り開始を指示することで、CPU111により、開始、実行される。
ここで、両面読み取りは、ユーザーが原稿208をスキャナ106の原稿トレイ205に載置し、操作部103を介して読み取り開始を指示することで、CPU111により、開始、実行される。
まず、図18に示すフローチャートにおいて、S1801では、CPU111は、操作部103を介してスキャンモード設定を受け付ける。
スキャンモード設定としては、カラーモード(カラー/モノクロ)、両面モード(ON/OFF)、原稿画像向き(縦長/横長)、開き方向(上下開き/左右開き)、原稿サイズなどの設定がある。
スキャンモード設定としては、カラーモード(カラー/モノクロ)、両面モード(ON/OFF)、原稿画像向き(縦長/横長)、開き方向(上下開き/左右開き)、原稿サイズなどの設定がある。
S1802では、CPU111は、1パス両面読み取り(1PDS)動作を行うか否かを判定する。1パス両面読み取り動作とは、ADFから搬送された原稿を反転させることなく表面と裏面の両方を異なるセンサで読み取る動作である。
本発明の画像形成装置では、両面モードがONの場合に、1PDS動作を行う。両面モードがONとは、ADFに原稿が載置され、原稿の両面を読み取るモードが設定された場合である。
ここで、1PDS動作となる場合は、S1803に進む。1PDS動作とならない場合は、S1808に進む。
本発明の画像形成装置では、両面モードがONの場合に、1PDS動作を行う。両面モードがONとは、ADFに原稿が載置され、原稿の両面を読み取るモードが設定された場合である。
ここで、1PDS動作となる場合は、S1803に進む。1PDS動作とならない場合は、S1808に進む。
S1803では、CPU111は、1PDS動作において、表面/裏面画像の結合と、結合した画像の表面/裏面への分割が、同時に行えるか否かを判定する。
表面/裏面画像の結合に必要なハードウェア資源と、表面/裏面を結合した画像の画像処理に必要なハードウェア資源と、結合した画像の表面/裏面への分割に必要なハードウェア資源が、同時に動作可能である場合は、S1804に進む。不可能な場合は、S1805に進む。
表面/裏面画像の結合に必要なハードウェア資源と、表面/裏面を結合した画像の画像処理に必要なハードウェア資源と、結合した画像の表面/裏面への分割に必要なハードウェア資源が、同時に動作可能である場合は、S1804に進む。不可能な場合は、S1805に進む。
ハードウェア資源が十分である場合、S1804において、画像形成装置は、原稿の読取、読み取り画像に対する画像処理と汎用画像処理、汎用画像処理後の画像データに対する符号化処理を並行して実行する。
S1804の詳細は、図19に示す。
S1804の詳細は、図19に示す。
ハードウェア資源が十分でない場合、画像形成装置は、S1805からS1807までの処理を順次、行う。
まず、S1805で、画像形成装置は、原稿の表面と裏面を同時に読み取り、表面と裏面を結合した1枚の画像の画像データをRAMに書き込む。画像形成装置は、1枚の画像として書き込んだ画像データに対して第1の符号化処理を行う。
S1805の詳細は、図20(a)に示す。
まず、S1805で、画像形成装置は、原稿の表面と裏面を同時に読み取り、表面と裏面を結合した1枚の画像の画像データをRAMに書き込む。画像形成装置は、1枚の画像として書き込んだ画像データに対して第1の符号化処理を行う。
S1805の詳細は、図20(a)に示す。
次に、S1806で、画像形成装置は、第1復号化部610による結合した表面/裏面画像の復号化、復号化した画像データに対する汎用画像処理、汎用画像処理後の表面の画像データに対する第2の符号化処理を並行して実行する。
S1806の詳細は、図20(b)に示す。
S1806の詳細は、図20(b)に示す。
最後に、S1807で、画像形成装置は、第1復号化部610による結合した表面/裏面画像の復号化および、復号化した画像データに対する汎用画像処理、汎用画像処理後の裏面の画像データに対する第2の符号化処理を並行して実行する。
S1807の詳細は、図20(c)に示す。
S1807の詳細は、図20(c)に示す。
1PDS動作とならない場合、S1808において、画像形成装置は、以下の処理を並行して実行する。
・表面読み取り部126による表面画像の読み取り
・読み取り画像処理部123による表面画像の読み取り画像処理
・汎用画像処理部122による表面画像の汎用画像処理
・第1符号化部601による表面画像の符号化
・表面読み取り部126による表面画像の読み取り
・読み取り画像処理部123による表面画像の読み取り画像処理
・汎用画像処理部122による表面画像の汎用画像処理
・第1符号化部601による表面画像の符号化
次に、S1804における処理の詳細なフローを図19に示す。
まず、S1901では、CPU111は、画像処理の余白を考慮して、水平方向に並べて結合した表面/裏面画像の画像サイズを算出する。
図7、図8、図9、図10で示したように、表面画像の主走査幅をWF、副走査幅をHF、余白を含めた表面画像全体の主走査幅をXF、副走査幅をYF、左端の余白をLF、右端の余白をRF、上端の余白をTF、下端の余白をBFとする。また、裏面画像の主走査幅をWB、副走査幅をHB、余白を含めた裏面画像全体の主走査幅をXB、副走査幅をYB、左端の余白をLB、右端の余白をRB、上端の余白をTB、下端の余白をBBとする。また、表面/裏面画像を水平に並べて配置する場合の画像全体の主走査幅をXD、副走査幅をYDとする。
まず、S1901では、CPU111は、画像処理の余白を考慮して、水平方向に並べて結合した表面/裏面画像の画像サイズを算出する。
図7、図8、図9、図10で示したように、表面画像の主走査幅をWF、副走査幅をHF、余白を含めた表面画像全体の主走査幅をXF、副走査幅をYF、左端の余白をLF、右端の余白をRF、上端の余白をTF、下端の余白をBFとする。また、裏面画像の主走査幅をWB、副走査幅をHB、余白を含めた裏面画像全体の主走査幅をXB、副走査幅をYB、左端の余白をLB、右端の余白をRB、上端の余白をTB、下端の余白をBBとする。また、表面/裏面画像を水平に並べて配置する場合の画像全体の主走査幅をXD、副走査幅をYDとする。
そうすると、主走査幅XD、副走査幅YDは、それぞれ、以下のとおりとなる。
XD = XF+XB
= LF+WF+RF+LB+WB+RB
YD = YF
= YB
= TF+HF+BF
= TB+HB+BB
XD = XF+XB
= LF+WF+RF+LB+WB+RB
YD = YF
= YB
= TF+HF+BF
= TB+HB+BB
また、変倍処理部407を搭載する読み取り画像処理部123における主走査変倍率をMXS、副走査変倍率をMYS、変倍処理部507を搭載する汎用画像処理部122における主走査変倍率をMXG、副走査変倍率をMYGとする。また、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した全体の主走査変倍率をMX=MXS×MXG、全体の副走査変倍率をMY=MYS×MYGとする。
そうすると、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の画像全体の主走査幅はMX×XD、副走査幅はMY×YDとなる。
そうすると、読み取り画像処理部123と汎用画像処理部122を介した後の画像全体の主走査幅はMX×XD、副走査幅はMY×YDとなる。
S1902では、CPU111は、表面読み取り部126の表面読み取り出力メモリコントローラ306と裏面読み取り部127の裏面読み取り出力メモリコントローラ316の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
設定パラメータは、図12で説明したように、以下のとおりである。
SF : 表面読み取り出力メモリコントローラ306のアクセス開始位置
AF : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JF : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SB : 裏面読み取り出力メモリコントローラ316のアクセス開始位置
AB : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JB : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
設定パラメータは、図12で説明したように、以下のとおりである。
SF : 表面読み取り出力メモリコントローラ306のアクセス開始位置
AF : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JF : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SB : 裏面読み取り出力メモリコントローラ316のアクセス開始位置
AB : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JB : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、上記の設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SF = TF×(LF+WF+RF+XB)+LF
AF = WF
JF = RF+XB+LF
SB = TB×(LB+WB+RB+XF)+LB
AB = WB
JB = RB+XF+LB
SF = TF×(LF+WF+RF+XB)+LF
AF = WF
JF = RF+XB+LF
SB = TB×(LB+WB+RB+XF)+LB
AB = WB
JB = RB+XF+LB
S1903では、CPU111は、読み取り画像処理部123の読み取り画像処理入力メモリコントローラ412と読み取り画像処理出力メモリコントローラ413の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
まず、読み取り画像処理入力メモリコントローラ412の設定パラメータは、図13で説明したように、以下のとおりである。
SD : 読み取り画像処理入力メモリコントローラ412のアクセス開始位置
AD : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JD : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SD : 読み取り画像処理入力メモリコントローラ412のアクセス開始位置
AD : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JD : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、上記の設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SD = TD×(LD+WD+RD)+LF
= 0
AD = WD
= XD
= XF+XB
JD = RD+LD
= 0
SD = TD×(LD+WD+RD)+LF
= 0
AD = WD
= XD
= XF+XB
JD = RD+LD
= 0
また、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413の設定パラメータは、以下のとおりである。
SS : アクセス開始位置
AS : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JS : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SS : アクセス開始位置
AS : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JS : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、読み取り画像処理部123の変倍処理部407の主走査変倍率MXS、副走査変倍率MYSを考慮し、上記設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SS = MXS×(MYS×TD×(LD+WD+RD)+LF)
= 0
AS = MXS×(XF+XB)
JD = XS×(RD+LD)
= 0
SS = MXS×(MYS×TD×(LD+WD+RD)+LF)
= 0
AS = MXS×(XF+XB)
JD = XS×(RD+LD)
= 0
S1904では、CPU111は、汎用画像処理部122の汎用画像処理入力メモリコントローラ512と汎用画像処理出力メモリコントローラ513の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
汎用画像処理入力メモリコントローラ512の設定パラメータは、S1903で設定した読み取り画像処理出力メモリコントローラ413と同じ画像にアクセスするため、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413のパラメータ設定に準ずる。
汎用画像処理入力メモリコントローラ512の設定パラメータは、S1903で設定した読み取り画像処理出力メモリコントローラ413と同じ画像にアクセスするため、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413のパラメータ設定に準ずる。
汎用画像処理出力メモリコントローラ513の設定パラメータは、図14で説明したように、以下のとおりである。
SG : 汎用画像処理出力メモリコントローラ513のアクセス開始位置
AG : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JG : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SG : 汎用画像処理出力メモリコントローラ513のアクセス開始位置
AG : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JG : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、読み取り画像処理部123の変倍処理部407と汎用画像処理部122の変倍処理部507を介した場合の主走査変倍率MX、副走査変倍率MYを考慮し、上記設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SG = MX×(MY×TD×(LD+WD+RD)+LF)
= 0
AG = MX×(XF+XB)
JG = MX×(RD+LD)
= 0
SG = MX×(MY×TD×(LD+WD+RD)+LF)
= 0
AG = MX×(XF+XB)
JG = MX×(RD+LD)
= 0
S1905では、CPU111は、第1符号化入力メモリコントローラ602と第1符号化出力メモリコントローラ603の設定を行う。また、第2符号化入力メモリコントローラ605と第2符号化出力メモリコントローラ606の設定を行う。
第1符号化入力メモリコントローラ602と第2符号化入力メモリコントローラ605の設定パラメータは、図15(a)、(b)で説明したように、以下のとおりである。
SC1 : 第1符号化入力メモリコントローラ602のアクセス開始位置
AC1 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC1 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SC2 : 第2符号化入力メモリコントローラ605のアクセス開始位置
AC2 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC2 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SC1 : 第1符号化入力メモリコントローラ602のアクセス開始位置
AC1 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC1 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
SC2 : 第2符号化入力メモリコントローラ605のアクセス開始位置
AC2 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC2 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、読み取り画像処理部123の変倍処理部407と汎用画像処理部122の変倍処理部507を介した場合の主走査変倍率MX、副走査変倍率MYを考慮し、上記設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC1 = MX×(MY×TF×(LF+WF+RF+XB)+LF)
AC1 = MX×WF
JC1 = MX×(RF+XB+LF)
SC2 = MX×(MY×TB×(LB+WB+RB+XF)+LB)
AC2 = MX×WB
JC2 = MX×(RB+XF+LB)
SC1 = MX×(MY×TF×(LF+WF+RF+XB)+LF)
AC1 = MX×WF
JC1 = MX×(RF+XB+LF)
SC2 = MX×(MY×TB×(LB+WB+RB+XF)+LB)
AC2 = MX×WB
JC2 = MX×(RB+XF+LB)
また、第1符号化出力メモリコントローラ603と第2符号化出力メモリコントローラ606から出力する画像データは、所定の規格(例えば、JBIGやJPEG)に準拠した符号化された画像データとなる。
そのため、第1符号化出力メモリコントローラ603と第2符号化出力メモリコントローラ606の設定は、画像サイズではなく、データを出力する第1符号化画像バッファ620、または、第2符号化画像バッファ621のバッファサイズに合わせて行う。
そのため、第1符号化出力メモリコントローラ603と第2符号化出力メモリコントローラ606の設定は、画像サイズではなく、データを出力する第1符号化画像バッファ620、または、第2符号化画像バッファ621のバッファサイズに合わせて行う。
S1906では、CPU111は、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り処理部123、汎用画像処理部122、第1符号化部601、第2符号化部604に所定の設定を行い、処理を開始する。
S1907では、CPU111は、ADF207により原稿208の搬送を開始する。そして、表面イメージセンサ107の本体であるCIS204と、裏面イメージセンサの本体であるCIS221から、画像データの出力を開始する。
S1908では、CPU111は、ADF207で搬送していた原稿208の搬送を終了する。そして、表面イメージセンサ107の本体であるCIS204と、裏面イメージセンサの本体であるCIS221からの画像データの出力を終了する。
そして、S1909で、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り処理部123、汎用画像処理部122、第1符号化部601、第2符号化部604の処理が終了する。
次に、S1805における処理の詳細なフローを図20(a)に示す。
まず、S2001では、CPU111は、画像処理の余白を考慮して水平方向に並べて結合した表面/裏面画像の画像サイズを算出する。
この処理は、図19で示したS1901と同様の処理である。
まず、S2001では、CPU111は、画像処理の余白を考慮して水平方向に並べて結合した表面/裏面画像の画像サイズを算出する。
この処理は、図19で示したS1901と同様の処理である。
S2002では、CPU111は、表面読み取り部126の表面読み取り出力メモリコントローラ306と、裏面読み取り部127の裏面読み取り出力メモリコントローラ316の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
この処理は、図19で示したS1902と同様の処理である。
この処理は、図19で示したS1902と同様の処理である。
S2003では、CPU111は、読み取り画像処理部123の読み取り画像処理入力メモリコントローラ412と読み取り画像処理出力メモリコントローラ413の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
この処理は、図19で示したS1903と同様の処理である。
この処理は、図19で示したS1903と同様の処理である。
S2004では、CPU111は、第1符号化入力メモリコントローラ602と第1符号化出力メモリコントローラ603の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
第1符号化入力メモリコントローラ602については、S2003で設定した読み取り画像処理出力メモリコントローラ413と同じ画像にアクセスするため、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413のパラメータ設定に準ずる。
第1符号化出力メモリコントローラ603については、出力する画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第3符号化画像バッファ622のバッファサイズに合わせて設定を行う。
第1符号化入力メモリコントローラ602については、S2003で設定した読み取り画像処理出力メモリコントローラ413と同じ画像にアクセスするため、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413のパラメータ設定に準ずる。
第1符号化出力メモリコントローラ603については、出力する画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第3符号化画像バッファ622のバッファサイズに合わせて設定を行う。
S2005では、CPU111は、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り処理部123、第1符号化部601に所定の設定を行い、処理を開始する。
S2006では、CPU111は、ADF207により原稿208の搬送を開始する。そして、表面イメージセンサ107の本体であるCIS204と、裏面イメージセンサの本体であるCIS221から、画像データの出力を開始する。
S2007では、CPU111は、ADF207で搬送していた原稿208の搬送を終了する。そして、表面イメージセンサ107の本体であるCIS204と、裏面イメージセンサの本体であるCIS221からの、画像データの出力を終了する。
そして、S2008で、表面読み取り部126、裏面読み取り部127、読み取り処理部123、第1符号化部601の処理が終了する。
次に、S1806における処理の詳細なフローを図20(b)に示す。
まず、S2011では、CPU111は、第1復号化入力メモリコントローラ611と第1復号化出力メモリコントローラ612の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
第1復号化入力メモリコントローラ611については、入力する画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第3符号化画像バッファ622のバッファサイズに合わせて設定を行う。
また、第1復号化出力メモリコントローラ612については、S2003で設定した読み取り画像処理出力メモリコントローラ413で出力した画像と同等の画像にアクセスするため、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413のパラメータ設定に準ずる。
まず、S2011では、CPU111は、第1復号化入力メモリコントローラ611と第1復号化出力メモリコントローラ612の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
第1復号化入力メモリコントローラ611については、入力する画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第3符号化画像バッファ622のバッファサイズに合わせて設定を行う。
また、第1復号化出力メモリコントローラ612については、S2003で設定した読み取り画像処理出力メモリコントローラ413で出力した画像と同等の画像にアクセスするため、読み取り画像処理出力メモリコントローラ413のパラメータ設定に準ずる。
S2012では、CPU111は、汎用画像処理部122の汎用画像処理入力メモリコントローラ512と汎用画像処理出力メモリコントローラ513の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
汎用画像処理入力メモリコントローラ512については、S2011で設定した第1復号化出力メモリコントローラ612と同じ画像にアクセスするため、第1復号化出力メモリコントローラ612のパラメータ設定に準ずる。
また、汎用画像処理出力メモリコントローラ513については、出力画像がS1905における出力画像と同等の画像となるため、S1905における汎用画像処理出力メモリコントローラ513の設定パラメータに準ずる。
汎用画像処理入力メモリコントローラ512については、S2011で設定した第1復号化出力メモリコントローラ612と同じ画像にアクセスするため、第1復号化出力メモリコントローラ612のパラメータ設定に準ずる。
また、汎用画像処理出力メモリコントローラ513については、出力画像がS1905における出力画像と同等の画像となるため、S1905における汎用画像処理出力メモリコントローラ513の設定パラメータに準ずる。
S2013では、CPU111は、汎用画像処理後RAW画像バッファ520から表面画像部分を分割するため、第1符号化入力メモリコントローラ602と第1符号化出力メモリコントローラ603の設定を行う。
第1符号化入力メモリコントローラ602の設定パラメータは、図15(a)で説明したように、以下のとおりである。
SC1 : 第1符号化入力メモリコントローラ602のアクセス開始位置
AC1 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC1 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
第1符号化入力メモリコントローラ602の設定パラメータは、図15(a)で説明したように、以下のとおりである。
SC1 : 第1符号化入力メモリコントローラ602のアクセス開始位置
AC1 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC1 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、読み取り画像処理部123の変倍処理部407と汎用画像処理部122の変倍処理部507を介した場合の主走査変倍率MX、副走査変倍率MYを考慮し、表面画像部分を分割するため、上記の設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC1 = MX×(MY×TF×(LF+WF+RF+XB)+LF)
AC1 = MX×WF
JC1 = MX×(RF+XB+LF)
また、第1符号化出力メモリコントローラ603については、そこから出力される画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第1符号化画像バッファ620に合わせて設定を行う。
SC1 = MX×(MY×TF×(LF+WF+RF+XB)+LF)
AC1 = MX×WF
JC1 = MX×(RF+XB+LF)
また、第1符号化出力メモリコントローラ603については、そこから出力される画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第1符号化画像バッファ620に合わせて設定を行う。
S2014では、CPU111は、第1復号化部610、汎用画像処理部122、第2符号化部604に所定の設定を行い、処理を開始する。
そして、S2015では、第1復号化部610、汎用画像処理部122、第2符号化部604の処理が終了する。
次に、S1807における処理の詳細なフローを図20(c)に示す。
S2021では、CPU111は、第1復号化入力メモリコントローラ611と第1復号化出力メモリコントローラ612の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
この処理は、図20(b)で示したS2011と同様の処理である。
S2021では、CPU111は、第1復号化入力メモリコントローラ611と第1復号化出力メモリコントローラ612の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
この処理は、図20(b)で示したS2011と同様の処理である。
S2022では、CPU111は、汎用画像処理部122の汎用画像処理入力メモリコントローラ512と汎用画像処理出力メモリコントローラ513の設定パラメータを算出して、その設定を行う。
この処理は、図20(b)で示したS2012と同様の処理である。
この処理は、図20(b)で示したS2012と同様の処理である。
S2023では、CPU111は、汎用画像処理後RAW画像バッファ520から裏面画像部分を分割するため、第2符号化入力メモリコントローラ605と第2符号化出力メモリコントローラ606の設定を行う。
第2符号化入力メモリコントローラ605の設定パラメータは、図15(b)で示したように、以下のとおりである。
SC2 : 第2符号化入力メモリコントローラ605のアクセス開始位置
AC2 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC2 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
第2符号化入力メモリコントローラ605の設定パラメータは、図15(b)で示したように、以下のとおりである。
SC2 : 第2符号化入力メモリコントローラ605のアクセス開始位置
AC2 : 1ライン当たりのアクセスデータ量
JC2 : ある1ライン分のデータアクセスの終了位置から次の1ライン分のデータアクセスの開始位置までのオフセット量
そして、読み取り画像処理部123の変倍処理部407と汎用画像処理部122の変倍処理部507を介した場合の主走査変倍率MX、副走査変倍率MYを考慮し、裏面画像を分割するため、上記設定パラメータの値は以下のとおりとなる。
SC2 = MX×(MY×TB×(LB+WB+RB+XF)+LB)
AC2 = MX×WB
JC2 = MX×(RB+XF+LB)
また、第2符号化出力メモリコントローラ606については、ここから出力する画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第2符号化画像バッファ621に合わせて設定を行う。
SC2 = MX×(MY×TB×(LB+WB+RB+XF)+LB)
AC2 = MX×WB
JC2 = MX×(RB+XF+LB)
また、第2符号化出力メモリコントローラ606については、ここから出力する画像データが所定の規格に準拠した符号化された画像データとなるため、画像サイズではなく、データを出力する第2符号化画像バッファ621に合わせて設定を行う。
S2024では、CPU111は、第1復号化部610、汎用画像処理部122、第2符号化部604に所定の設定を行い、処理を開始する。
そして、S2025で、第1復号化部610、汎用画像処理部122、第2符号化部604の処理が終了する。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、両面画像読み取り装置において、ハードウェアの変更や、メモリ消費の増大を生じさせることがない。このため、画像処理プロセッサやメモリなどのハードウェア資源に制限がある両面画像読み取り装置においても、コストの増加を生じさせることなく、原稿の表面と裏面を同時並行して高速に読み取ることが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
101 画像形成装置
106 スキャナ
111 CPU
113 RAM
122 汎用画像処理部
123 読み取り画像処理部
125 スキャナI/F
106 スキャナ
111 CPU
113 RAM
122 汎用画像処理部
123 読み取り画像処理部
125 スキャナI/F
Claims (12)
- 原稿の表面を読み取る表面読み取り手段と、
前記原稿の裏面を読み取る裏面読み取り手段と、
前記表面読み取り手段により読み取られた表面画像データと、前記裏面読み取り手段により読み取られた裏面画像データとを、結合した表面/裏面画像データを格納する記憶手段と、
前記表面/裏面画像データを画像処理する画像処理手段と、
画像処理された前記表面/裏面画像データから、画像処理された表面画像部分の画像データを分割して出力する第1の分割手段と、
画像処理された前記表面/裏面画像データから、画像処理された裏面画像部分の画像データを分割して出力する第2の分割手段と、を有することを特徴とする両面画像読み取り装置。 - 前記表面読み取り手段による前記原稿の表面の読み取りと、前記裏面読み取り手段による前記原稿の裏面の読み取りとが、同時に行われることを特徴とする請求項1に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記第1の分割手段による前記画像処理された表面画像部分の画像データの分割と、前記第2の分割手段による前記画像処理された裏面画像部分の画像データの分割とが、同時に行われることを特徴とする請求項1または2に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記第1の分割手段による前記画像処理された表面画像部分の画像データの分割と、前記第2の分割手段による前記画像処理された裏面画像部分の画像データの分割とが、逐次的に行われることを特徴とする請求項1または2に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記第1の分割手段により分割された前記画像処理された表面画像部分の画像データを符号化する第1の符号化手段と、
前記第1の分割手段により分割された前記画像処理された裏面画像部分の画像データを符号化する第2の符号化手段と、を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の両面画像読み取り装置。 - 前記記憶手段は、前記第1の表面画像データと前記裏面画像データとを水平方向に並べて結合した表面/裏面画像データを格納することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記記憶手段は、前記第1の表面画像データと前記裏面画像データとを、余白を含めて、水平方向に並べて結合した表面/裏面画像データを格納することを特徴とする請求項6に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記第1の記憶手段はリングバッファであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記第1の分割手段は、結合した前記表面/裏面画像データに設定された第1のパラメータに基づいて、結合した前記表面/裏面画像データから、表面画像部分の画像データを分割することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の両面画像読み取り装置。
- 前記第2の分割手段は、結合した前記表面/裏面画像データに設定された第2のパラメータに基づいて、結合した前記表面/裏面画像データから、裏面画像部分の画像データを分割することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の両面画像読み取り装置。
- 両面画像読み取り装置の制御方法であって、
原稿の表面を読み取る表面読み取り工程と、
前記原稿の裏面を読み取る裏面読み取り工程と、
前記表面読み取り工程において読み取られた表面画像データと、前記裏面読み取り工程において読み取られた裏面画像データとを、結合した表面/裏面画像データを記憶手段に格納する記憶工程と、
前記表面/裏面画像データを画像処理する画像処理工程と、
画像処理された前記表面/裏面画像データから、画像処理された表面画像部分の画像データを分割して出力する第1の分割工程と、
画像処理された前記表面/裏面画像データから、画像処理された裏面画像部分の画像データを分割して出力する第2の分割工程と、を有することを特徴とする両面画像読み取り装置の制御方法。 - 請求項11に記載の両面画像読み取り方法をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018032867A JP2019149664A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 両面画像読み取り装置、両面画像読み取り装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018032867A JP2019149664A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 両面画像読み取り装置、両面画像読み取り装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019149664A true JP2019149664A (ja) | 2019-09-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018032867A Pending JP2019149664A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 両面画像読み取り装置、両面画像読み取り装置の制御方法、及びプログラム |
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2018
- 2018-02-27 JP JP2018032867A patent/JP2019149664A/ja active Pending
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