JP2019146736A - コンテナ型柩安置装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】葬儀後の火葬するまでの間あるいは葬儀後の火葬場へ移送するまでの間の任意の時間帯に、遺体を収納した多数の柩を一時的に保管・保存しておくための内部を一定温度に保つ設備をもつ運搬可能なコンテナ型柩安置装置を提供する。【解決手段】コンテナ型柩安置装置1の内部に多数の柩Pを並べて載置する柩格納棚2を複数段に設け、該複数段の柩格納棚2の各中間を左右に分離し、該中間部分において柩Pを載せて昇降する昇降機構3を備える。昇降機構3に載せた柩Pを柩格納棚2の左右各段に入庫可能にした搬送機構4を当該柩格納棚2及び昇降機構3に設け、昇降機構3の最下降位置にて開閉扉5を備えて外壁となす。柩格納棚2の各段には予め空きスペースSを常時設け、目的の柩Pを取り出す際には、搬送機構4と昇降機構3を連動して空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避し、開閉扉5から目的の柩Pのみを取り出し可能にする。【選択図】図2
Description
本発明は、葬儀後の火葬するまでの間あるいは葬儀後の火葬場へ移送するまでの間の任意の時間帯に、遺体を収納した多数の柩を一時的に保管・保存しておくための内部を一定温度に保つ設備をもつ運搬可能なコンテナ型柩安置装置に関する。
近年、高齢者人口の増加に伴い、都会地では火葬場のラッシュが予想され、葬儀から火葬までの待ち時間が長期化している傾向にある。しかも、一人暮らしの高齢者の人口も増えており、天国へ飛び立つ時期が訪れた際には、葬儀屋は、遺体の一時預かりのための安置所を探さなくてはならない。また、葬儀が終えて火葬するまでは、大安・友引を避けると約1週間か5日間しかない。ましてや大安や友引を避けるため、2〜3日は必ず待たなくてはならない。そこで遺体を一時的に預かるための安置所を設置する必要性が生じる。
また、遺体を例えば埼玉県・千葉県・茨城県などの指定工場の空き倉庫まで輸送して、また火葬場まで運んでくる場合、特に夏期においては、当該遺体は腐るので、冷房管理しなければならなない。そこで、従来では、冷蔵施設を備えた保冷庫で遺体を一時保管することも最近では多くなってきている。
例えば、上記したような冷蔵施設を備えた遺体保冷庫として、例えば特許文献1に開示されているように、遺体収容室内へのご遺体の安置された柩の搬入や、遺体収容室内からのご遺体の安置された柩の搬出を極めて容易に行うことができる遺体保冷庫が提案されている。
すなわち、上記遺体保冷庫は、保冷庫の筐体の長手方向に沿った一側面に開口部を有し、柩内に遺体を安置したままで収容可能な遺体収容室と、遺体収容室内を冷却するための冷凍機と、遺体収容室の開口部を開閉可能に覆い、開口部の下端部に回動可能に枢支され、開放時には略水平状態に支持される開閉扉と、遺体収容室の底面に配設された第1コンベアユニットと、開閉扉の内面に配設された第2コンベアユニットと、第1コンベアユニットに配設され、遺体収容室の奥行き方向に沿って柩を進退移動可能な柩移動補助機構とを備えている。
しかしながら、上記した特許文献1による遺体保冷庫は、遺体収容室内にご遺体の安置された柩を多くとも3基を収容可能な保冷庫であり、例えば15以上の大量の柩を収容する場合には、上記遺体保冷庫の遺体収容室の収容面積を確保しなければならない。
また、この遺体保冷庫の遺体収容室に、例えば15以上の大量の柩が収容可能とした場合であっても、遺体収容室の奥行き方向に沿って柩が順次収容されることから、所定の火葬場に移送するために、遺体収容室から奥側にある目的の柩のみを取り出すことは困難となる。
そこで、本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、葬儀後の火葬するまでの間あるいは葬儀後の火葬場へ移送するまでの間の任意の時間帯に、遺体を収納した多数の柩を一時的に保管・保存しておくための内部を一定温度に保つ設備をもつ運搬可能なコンテナ型柩安置装置を提供する。
例えば15以上の大量の柩(葬儀後の柩)を容易に収容することができ、来る火葬の期日までに故人の尊厳を損なうことなく安心して保管でき、更に、所定の火葬場に移送するために大量の柩のうち目的の柩のみを容易に取り出すことが可能となり、尚且つ柩の出し入れが簡単で管理者1名であっても容易に管理できるようにしたコンテナ型柩安置装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、葬儀後の火葬するまでの間あるいは葬儀後の火葬場へ移送するまでの間の任意の時間帯に、遺体を収納した多数の柩を一時的に保管・保存しておくための内部を一定温度に保つ設備をもつ運搬可能なコンテナ型柩安置装置1であって、該コンテナ型柩安置装置1は、その内部に多数の柩Pを並べて載置する柩格納棚2が複数段に設けられ、該複数段の柩格納棚2の各中間が左右に分離され、該中間部分において柩Pを載せて昇降させる昇降機構3を備え、該昇降機構3に載せられた柩Pを柩格納棚2の左右各段に入庫可能にした搬送機構4が当該柩格納棚2及び昇降機構3に設けられ、前記昇降機構3の最下降位置にて開閉扉5を備えて外壁となすと共に、前記柩格納棚2の各段には、予め空きスペースSが常時設けられており、目的の柩Pを取り出す際には、前記搬送機構4と昇降機構3を連動させて、空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避させることで前記開閉扉5から目的の柩Pのみを取り出し可能にしてなることを特徴とする。
前記搬送機構4と昇降機構3は、自動制御装置によって互いに連動して駆動され、前記開閉扉5の近傍には、呼び出したい前記柩Pを当該開閉扉5位置まで移動させるためのスイッチボタンを備えていることを特徴とする。
前記搬送機構4は、前記柩格納棚2及び昇降機構3に設置された駆動源によって回転するスプロケットと、該両スプロケット間に係回されたエンドレスチェーンと、該エンドレスチェーンによって回転するコロコンローラとを備えてなることを特徴とする。
前記昇降機構3は、前記柩格納棚2の中間部分下方に設置されたリフト装置3bと、該リフト装置3bの上端に設置された昇降台3aとを備え、前記柩Pを載せた昇降台3aを前記複数段の柩格納棚2の何れかの段に隣接移動させ、前記搬送機構4により柩格納棚2に入庫移送させることを特徴とする。
前記コンテナ型柩安置装置1の外壁には、内部温度を5〜10℃に保つための常時運転可能な空調設備6を備えていることを特徴とする。
前記空調設備6には、除菌・消臭用の噴霧状の樹木エキスを常時所定時間だけ散布するための除菌型消臭装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、葬儀後の火葬するまでの間あるいは葬儀後の火葬場へ移送するまでの間の任意の時間帯に、遺体を収納した多数の柩を一時的に保管・保存しておくための内部を一定温度に保つ設備をもつ運搬可能なコンテナ型柩安置装置を提供することができる。
すなわち、本発明では、コンテナ型柩安置装置1の内部に多数の柩Pを並べて載置する柩格納棚2が複数段に設けられ、該複数段の柩格納棚2の各中間が左右に分離され、該中間部分において柩Pを載せて昇降させる昇降機構3を備え、該昇降機構3に載せられた柩Pを柩格納棚2の左右各段に入庫可能にした搬送機構4が当該柩格納棚2及び昇降機構3に設けられ、前記昇降機構3の最下降位置にて開閉扉5を備えて外壁となすと共に、前記柩格納棚2の各段には、予め空きスペースSが常時設けられており、目的の柩Pを取り出す際には、前記搬送機構4と昇降機構3を連動させて、空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避させることで前記開閉扉5から目的の柩Pのみを取り出し可能にしてなるので、例えば15以上の大量の柩(葬儀後の柩)を容易に収容することができ、来る火葬の期日までに故人の尊厳を損なうことなく安心して保管でき、更に、所定の火葬場に移送するために大量の柩のうち目的の柩のみを容易に取り出すことが可能となり、また、場所を選ばず、都会地でも設置が可能で、火葬場の近辺に設置すれば柩の輸送にも時間が掛からない。
前記搬送機構4と昇降機構3は、自動制御装置によって互いに連動して駆動され、前記開閉扉5の近傍には、呼び出したい前記柩Pを当該開閉扉5位置まで移動させるためのスイッチボタンを備えているので、柩の出し入れが簡単で管理者1名であっても容易に管理することがきる。
前記搬送機構4は、前記柩格納棚2及び昇降機構3に設置された駆動源によって回転するスプロケットと、該両スプロケット間に係回されたエンドレスチェーンと、該エンドレスチェーンによって回転するコロコンローラとを備えてなるので、前記搬送機構4と昇降機構3を連動させることにより、前記柩格納棚2の空きスペースSに目的以外の柩Pを容易に移動退避させることができ、前記開閉扉5から目的の柩Pのみを迅速に取り出すことができる。
前記昇降機構3は、前記柩格納棚2の中間部分下方に設置されたリフト装置3bと、該リフト装置3bの上端に設置された昇降台3aとを備え、前記柩Pを載せた昇降台3aを前記複数段の柩格納棚2の何れかの段に隣接移動させ、前記搬送機構4により柩格納棚2に入庫移送させるので、昇降機構3を介しての柩の入庫や取り出しがスムーズに行える。
前記コンテナ型柩安置装置1の外壁には、内部温度を5〜10℃に保つための常時運転可能な空調設備6を備えているので、火葬の待ち時間が来るまで、柩に納められた遺体の腐敗を未然に防止することができる。
前記空調設備6には、除菌・消臭用の噴霧状の樹木エキスを常時所定時間だけ散布するための除菌型消臭装置を備えているので、内部に臭気(死臭)が充満してしまうのを確実に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の一形態を詳細に説明する。本実施形態のコンテナ型柩安置装置1は、図1及び図2に示すように、外装に断熱材を施して外部との熱伝導を抑止し、正面側中央下部に観音開き状の開閉扉5を備えて外壁となす、例えば高さ約3m、横幅約2〜3m、長さ約6m程度の横長箱状の可搬式のユニットであるコンテナとなって構成されている。
コンテナ型柩安置装置1の内部は、図3乃至図6に示すように、例えば5基等の多数の柩Pを並列状となって並べて載置する柩格納棚2が例えば上中下3段等の複数段に設けられ、該複数段の柩格納棚2の各中間部分が左右に分離され(合計6個の棚に分割)、この中間部分には、柩Pを載せて昇降させる昇降機構3を備えている。
前記昇降機構3は、前記柩格納棚2の中間部分下方(コンテナ型柩安置装置1の中央内底面上)に設置されたリフト装置3bと、該リフト装置3bの上端に設置され、1基の柩Pが載せられる面積を有する昇降台3aとを備えている。
前記昇降機構3は、後述する自動制御装置によって昇降台3aを前記複数段の柩格納棚2の何れかの段に隣接移動させることができ、昇降台3aに載せた柩Pを、後述する搬送機構4により柩格納棚2の左右各段に入庫移送できるものとなっている。
なお、前記開閉扉5は、昇降機構3の最下降位置におけるコンテナ型柩安置装置1の外壁に設けられ、柩Pをその長さ方向に沿って入出させる。
上記左右両側の各段の柩格納棚2、及び昇降機構3の昇降台3aには、搬送機構4が設けられ、昇降台3aに載せられた柩Pを柩格納棚2の左右各段の奥側に順次入庫させる。すなわち、例えば、搬送機構4としては、前記柩格納棚2及び昇降機構3に駆動源(図示省略)が各設置され、該駆動源によって回転するスプロケットと、該両スプロケット間に係回されたエンドレスチェーンと、該エンドレスチェーンによって回転するコロコンローラとを備えてなる。
前記柩格納棚2の各段には、予め空きスペースS(図中では柩Pの2基相当分)が常時設けられており、目的の柩Pを取り出す際には、前記搬送機構4と昇降機構3を不図示の自動制御装置によって互いに連動して駆動させて、空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避させることで前記開閉扉5から目的の柩Pのみを取り出し可能にしてある。
前記観音開き状の開閉扉5の近傍には、呼び出したい柩Pを前記昇降機構3によって開閉扉5位置まで移動させるための柩P選択用のスイッチボタン(図示省略)を備えている。また、開閉扉5の外側は、例えば宗教的伽藍によって装飾された礼拝堂造りとなしても良い。
前記コンテナ型柩安置装置1の外壁には、当該装置内部の温度を例えば約5〜10℃に保つための常時運転可能な空調設備6(冷房装置)が設置され、更に、この空調設備6には、除菌・消臭用の噴霧状の樹木エキスである、例えば遺体の内部を濡らさない「なからっぽ(登録商標)」なる霧剤を常時所定時間だけ散布するための除菌型消臭装置を備えている。
また、前記開閉扉5の高さは、霊柩車の後部扉側と略同じ高さとなっており、開放した開閉扉5側に霊柩車の後部扉側を近接移動させ、霊柩車に乗せられている柩Pを前記昇降台3aにスムーズに移載できるようにしてある。また、柩Pを火葬場へ運ぶ際には、前記昇降台3aに載置されている柩Pを、開放されている開閉扉5側に移動させた霊柩車の後部扉からスムーズに乗せることができるようにしてある。
このように上記構成によるコンテナ型柩安置装置1は、前記開閉扉5を開放して前記各段の柩格納棚2毎に柩Pを保管可能とするコンテナ式となっている。しかも、目的の柩P(遺体)を運び出したい場合には、スイッチボタンの操作で前記搬送機構4と昇降機構3を不図示の自動制御装置によって互いに連動して駆動させ、空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避させることで前記開閉扉5から目的の柩Pを取り出すこととなる。
次に、以上のように構成された形態についての使用の一例について説明すると、図2又は図4に示すように、葬儀後に霊柩車によって運ばれてきた柩Pをコンテナ型柩安置装置1に保管する場合、先ず、開閉扉5を開放し、霊柩車の後部扉側をこの開放口に近接移動させておく。
そして、スイッチボタンの押操作によって昇降機構3を作動させ、昇降台3aを開閉扉5位置まで移動させる。
次に、霊柩車の後部扉を開けて、霊柩車に乗せられている柩Pを上記昇降台3aに載せた後、再度、スイッチボタンを押操作して、柩Pを載せた昇降台3aを上方へ移動させて、当該昇降台3aを前記複数段の柩格納棚2の何れかの段に隣接移動させる。そして、昇降台3aに載せた柩Pは、前記搬送機構4により空きスペースS側に柩Pが順次退避させられるようにして柩格納棚2に入庫される。
火葬の期日が到来し、柩Pを火葬場へ運ぶ際には、先ず開閉扉5を開放し、霊柩車の後部扉側をこの開放口に近接移動させ、霊柩車の後部扉を開けておく。
スイッチボタンの押操作によって前記搬送機構4と昇降機構3を互いに連動して駆動させ、空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避させることで前記開閉扉5から目的の柩Pを取り出す。
例えば、図4において、前記複数段の柩格納棚2のうちの上段の右側の奥に載せてある5番目の柩Pを取り出したい場合には、昇降台3aを上段の柩格納棚2に隣接移動させておき、柩格納棚2及び昇降台3aの搬送機構4の連動駆動により、3番目と4番目と5番目の柩Pを同時に左方向に移動させる。このとき上段左側の柩格納棚2の奥側には2基分の柩Pの空きスペースSがあるため、上段左側の柩格納棚2に元々あった1番目と2番目の柩Pはこの空きスペースS側に順次移動して退避する。このため、上段右側の柩格納棚2の3番目と4番目の柩Pは、上段左側の柩格納棚2側に移動させることができ、これによって後続の目的とする5番目の柩Pが昇降台3a上に移載される。そして、昇降台3aを開閉扉5位置まで移動させて前記開閉扉5から目的の柩Pを取り出す。
また、図4において、前記複数段の柩格納棚2のうちの中段の左側の空きスペースS手前に載せてある6番目の柩Pを取り出したい場合には、昇降台3aを中段の柩格納棚2に隣接移動させておき、柩格納棚2及び昇降台3aの搬送機構4の連動駆動により、6番目と7番目の柩Pを同時に右方向に移動させ、7番目の柩Pを昇降台3aに載せる。そして、昇降台3aを下降させて下段の柩格納棚2に隣接移動させ、柩格納棚2及び昇降台3aの搬送機構4の連動駆動により、下段の柩格納棚2に元々あった11番目と12番目の柩Pを同時に左方向に移動させる。このとき下段左側の柩格納棚2の奥側には2基分の柩Pの空きスペースSがあるため、11番目と12番目の柩Pはこの空きスペースS側に順次移動して退避する。このため、昇降台3aに載せてある7番目の柩Pは下段左側の柩格納棚2に移載される。その後、空き状態となった昇降台3aを再度上昇させて中段の柩格納棚2に隣接移動させ、柩格納棚2及び昇降台3aの搬送機構4の連動駆動により、中段左側の柩格納棚2にある目的とする6番目の柩Pが昇降台3a上に移載される。そして、昇降台3aを開閉扉5位置まで移動させて前記開閉扉5から目的の柩Pを取り出す。
以上説明したように、本実形態では、例えば15以上の大量の柩(葬儀後の柩)を容易に収容することができ、来る火葬の期日までに故人の尊厳を損なうことなく安心して保管でき、更に、所定の火葬場に移送するために大量の柩のうち目的の柩のみを容易に取り出すことが可能となり、尚且つ柩の出し入れが簡単で管理者1名であっても容易に管理できることとなる。
P…柩
S…空きスペース
1…コンテナ型柩安置装置
2…柩収納棚
3…昇降機構
3a…昇降台
3b…リフト装置
4…搬送機構
5…開閉扉
6…空調設備
S…空きスペース
1…コンテナ型柩安置装置
2…柩収納棚
3…昇降機構
3a…昇降台
3b…リフト装置
4…搬送機構
5…開閉扉
6…空調設備
Claims (6)
- 葬儀後の火葬するまでの間あるいは葬儀後の火葬場へ移送するまでの間の任意の時間帯に、遺体を収納した多数の柩を一時的に保管・保存しておくための内部を一定温度に保つ設備をもつ運搬可能なコンテナ型柩安置装置1であって、
該コンテナ型柩安置装置1は、
その内部に多数の柩Pを並べて載置する柩格納棚2が複数段に設けられ、
該複数段の柩格納棚2の各中間が左右に分離され、該中間部分において柩Pを載せて昇降させる昇降機構3を備え、
該昇降機構3に載せられた柩Pを柩格納棚2の左右各段に入庫可能にした搬送機構4が当該柩格納棚2及び昇降機構3に設けられ、
前記昇降機構3の最下降位置にて開閉扉5を備えて外壁となすと共に、
前記柩格納棚2の各段には、予め空きスペースSが常時設けられており、目的の柩Pを取り出す際には、前記搬送機構4と昇降機構3を連動させて、空きスペースSに目的以外の柩Pを移動退避させることで前記開閉扉5から目的の柩Pのみを取り出し可能にしてなることを特徴とするコンテナ型柩安置装置。 - 前記搬送機構4と昇降機構3は、自動制御装置によって互いに連動して駆動され、前記開閉扉5の近傍には、呼び出したい前記柩Pを当該開閉扉5位置まで移動させるためのスイッチボタンを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ型柩安置装置。
- 前記搬送機構4は、前記柩格納棚2及び昇降機構3に設置された駆動源によって回転するスプロケットと、該両スプロケット間に係回されたエンドレスチェーンと、該エンドレスチェーンによって回転するコロコンローラとを備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ型柩安置装置。
- 前記昇降機構3は、前記柩格納棚2の中間部分下方に設置されたリフト装置3bと、該リフト装置3bの上端に設置された昇降台3aとを備え、前記柩Pを載せた昇降台3aを前記複数段の柩格納棚2の何れかの段に隣接移動させ、前記搬送機構4により柩格納棚2に入庫移送させることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ型柩安置装置。
- 前記コンテナ型柩安置装置1の外壁には、内部温度を5〜10℃に保つための常時運転可能な空調設備6を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコンテナ型柩安置装置。
- 前記空調設備6には、除菌・消臭用の噴霧状の樹木エキスを常時所定時間だけ散布するための除菌型消臭装置を備えていることを特徴とする請求項5に記載のコンテナ型柩安置装置。
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JP2018032879A Pending JP2019146736A (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | コンテナ型柩安置装置 |
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