JP6404986B2 - 棺安置装置 - Google Patents

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本発明は、棺に納めた遺体を低温状態で安置する棺安置装置に関する。棺に納めた遺体は、例えば棺に納めた後葬儀までの期間、低温状態で安置される。
従来より、棺に納めた遺体を、葬儀までの期間、低温状態で安置することが必要とされている。これまで、種々の手段で棺に納めた遺体を低温状態で安置することが行われてきた。後述の特許文献に記載されたもの以外の公知の手段として、冷却手段を備えた部屋であって、当該部屋に複数の棚が設けられており、当該冷却手段によって低温に維持された部屋の当該棚に棺を載置する手段がある。
通常、棺は、棺台車と呼ばれる専用の台車に載せて移動する。棺を低温状態に安置する手段が、上記のような、冷却した室内の棚に棺を載置する手段の場合、棚からの棺の出し入れは、棺台車を棚の際まで移動させ、棺台車から棚に、または棚から棺台車に平行移動させて乗せ換えることによって行われる。このために、棚の高さと棺台車の高さをほぼ一致させる必要がある。
なお、棺台車は、棺を霊柩車から火葬炉に移動させるのに用いるため、これに適した高さの必要があり、このため、棺台車の高さはある程度一定である。
一方、棺に納めた遺体を、葬儀までの期間、保冷状態で預かる施設は、常に数が足りない状態であり、施設の開発が待たれている。上述の、部屋全体を冷却し、当該部屋に設けた棚状の台に棺を載置する手段は、多くの棺を安置するのに有効である。しかし、遺体の納められた棺は、通常80kg以上であり非常に重いため、棚を上下方向に設けることが考えにくい。なぜならば、棺台車の高さはある程度一定であり、棺台車と棚の間の棺の移動は、棺台車を棚の際まで移動させ、棺台車から棚に、または棚から棺台車に平行移動させて乗せ換えることによって行われるため、棚の高さが棺台車と同様の高さであれば載せ替えは容易であるところ、棚の高さが棺台車と異なる場合には、載せ替えが困難だからである。よって、棚を上下方向に複数段設ければ、さらに安置する棺を増やすことができて望ましいところ、棚は、棺台車と同様の高さに一段のみ設けるのが通常である。
棚を上下方向に複数段設けた場合に、上段に載置した棺を出し入れするために、後述の特許文献4にも記載するような昇降機能を備えた棺台車を用いて、棺台車を棚の上段と同様の高さまで上昇させ、作業者がはしごを用いて高所で棺台車に載せ換えることも理論上は可能である。しかし、高所で重い棺を移動させるのは非常に危険が伴う。
本発明の背景技術を、特開平6−7402号公報(特許文献1)、特開2003−290300公報(特許文献2)、実用新案登録第3190725号公報(特許文献3)及び特開2000−279461公報(特許文献4)により、さらに説明する。
特許文献1には、一側面側に開閉部を有し、内部に遺体を横置き収納し得る保冷室を有する断熱容器であって、この断熱容器の内底部に開閉部から出入可能に設けられ、その上に遺体を載置し得る引出し具を備えた遺体保冷庫が記載されている。引出し具には、断熱容器内に支持ローラを介して支持されるとともにその上面に棺または遺体載置板をスライド可能に載置するローラが備わる。特許文献1に記載の発明は、保冷室に収納する棺は1つである。
特許文献2には、上下二段状に棚体を設け、各段に棺を安置する遺体一時保管用載置体が記載されている。この遺体載置台は一時保管のための組立式のものであり、特許文献2に、上段の棚に載置した棺を容易に出し入れするための技術的思想は記載されていない。
特許文献3には、上端開口を有する函体内に棺桶載置板と冷却手段と昇降手段とを備えた葬儀用棺桶冷却装置が記載されている。昇降手段を作動させることによって棺桶載置板を函体の上端開口面まで上昇させ、この状態で棺桶を棺桶載置板に載置し、この状態で昇降手段を作動させることによって棺桶を函体内に収納することができる。特許文献3記載の棺桶載置版では、昇降手段は、冷却用の函体から棺桶を出し入れするために用いられている。
特許文献4には、棺が載せられた棺台を棺台昇降手段によって上下に昇降させることができる棺台車が記載されている。棺台車は、重量の重い棺を運ぶために頑丈にする必要があり、通常のものであっても100kg以上の重量があるところ、これに昇降手段の加わった棺台車は300kg以上にならざるを得ず、非常に重いために使用し辛い。
特開平6−7402号公報
特開2003−290300公報
実用新案登録第3190725号公報
特開2000−279461公報
棺に納めた遺体を、低温状態で安置するための装置であって、上下方向に複数の段を設けた棚により構成され、棺台車から棚に、棺を、安全に、かつ容易に移動させることができる装置を提供することを課題とする。
躯体フレームで囲まれた内部空間が低温状態にされた躯体フレームと、昇降機構により前記躯体フレーム内を昇降する昇降フレームとを備え、前記昇降フレームには棺安置台が上下方向に複数並列して配置され、前記昇降フレームの昇降により、前記棺安置台の上下方向高さが、棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。この課題解決手段は、棺台車には各種あるところ、その高さはある程度一定である、という特徴を利用している。昇降フレームの昇降により、棺安置台の高さが、棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることにより、棺の出し入れを、極めて安全かつ容易に行うことができる。
棺台車の高さは、通常は1,100mm前後であり、特殊な場合であっても900mm〜1,300mmでありほぼ一定である。その理由は、棺は、最終的に火葬炉に運ばれるため、棺台車は火葬炉の棺を載せる炉の高さとほぼ一致する必要があるためである。このため、棺を乗せる霊柩車もこの高さに合わせて構成されており、棺を、霊柩車から棺台車へ移動させたり、棺台車から火葬炉へと移動させたりすることがやり易いようにされている。
内部を低温状態に維持する手段は、既存の冷却手段を用いる。棺安置装置の、躯体フレームの頂面と背面と側面を壁面で覆い、かつ前面は、棺を出し入れするために開放可能にする必要があるため扉を設け、前方の扉を閉じることにより躯体フレームの内部を外部から閉鎖した状態とし、さらに内部に冷却手段を設けることにより、躯体フレーム内を低温に維持する、という構成でもよい。
一方、棺を出し入れする前方に扉を設けず、前方を開放状態としてもかまわない。この場合、棺安置装置を、冷却手段を備えた部屋に置き、部屋全体を低温にすることによって躯体フレーム内を低温に維持する構成でもよい。大きな部屋に、複数の棺安置装置を並べることにより、さらに多数の棺を安置できる。
ここにいう「低温」とは、例えば葬儀までの期間、遺体の尊厳の維持と遺族の心情に対応できるよう、遺体の腐敗の進行を抑制できる温度をいう。
前記棺安置台が横方向の同一平面上に複数並んで配置されることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。複前記棺安置台が横方向の同一平面上に複数並んで配置されることにより、より多くの棺を保冷保存できる。
前記昇降フレームが上下方向に二つの棚を備え、各々の棚に前記棺安置台が配置されていることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。
前記昇降フレームが上下方向に三つの棚を備え、各々の棚に前記棺安置台が配置されていることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。二段であっても三段であっても、要は、全ての段の高さに関し、棺台車の棺を載せる台の高さと一致するようにできればよい。二段の場合についてはこの明細書の実施形態で示す。
例えば、三段の場合、各段の上下方向の間隔を短くすることにより、二段の場合と同様の構造で実現できる。なお、各段の上下方向の間隔は、棚上に棺が収まれば足りる。
また例えば、棺安置装置を配置する部屋を、地下方向に掘り下げることによって、棚を四段設けることもできる。それにより、最上段の棚に棺を出し入れする場合には、下方の棚は、地下方向に納めることができる。
前記棺安置台が、前記棺安置台に納められた棺の前方への移動を妨げるストッパを備えることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。
前記昇降フレームの上昇によって前記棚のうち下方の棚に配置された棺安置台の高さが棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることにより前記棺台車に載置された棺が前記下方の棚の棺安置台に載置可能とされまた前記下方の棚の棺安置台に載置された棺が前記棺台車に載置可能とされ、前記昇降フレームの下降によって前記棚のうち上方の棚に配置された棺安置台の高さが棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることにより前記棺台車に載置された棺が前記上方の棚の棺安置台に載置可能とされまた前記上方の棚の棺安置台に載置された棺が前記棺台車に載置可能とされることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。
前記棺安置装置が、室内を冷却する冷却機構を備えた部屋に置かれることにより、前記躯体フレームで囲まれた内部空間が低温状態に維持されることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。
前記部屋の床には水平方向に対し一の方向に向けた勾配が設けてあり、前記棺安置台には水平方向に対し前記床に設けた勾配とは逆方向の勾配が設けてあることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。
棺の外側の側面のうち、棺台車に載せられた際に棺台車の進行方向後方を向いて配置される側面に、棺内の遺体の情報を示す手段が設けてあることを特徴とする棺安置装置によって課題を解決する。棺の外側の側面のうち、棺に載せられた際に棺台車の進行方向後方を向いて配置される側面は、その後棺安置措置に置かれた際に、外部から見やすい位置に配置される。よって、棺内の遺体の情報が見やすい。棺内の遺体の情報を示す手段とは、例えば、氏名を書いた用紙でもよいし、遺体の情報を電気的手段で記録した電子タグでもよい。
本願実施例に係る棺安置装置を正面からみた図である。 本願実施例に係る棺安置装置を頂面からみた図である。 本願実施例に係る棺安置装置のA−A断面図である。 本願実施例に係る棺安置装置を背面からみた図である。 本願実施例に係る棺安置装置を側面からみた図である。 本願実施例に係る棺安置装置を側面からみた図である。 本願実施例に係る棺安置装置に棺を安置する様子を示す図である。 本願実施例に係る棺安智装置の設置状態を示す図である。
図1〜図7を参照して本発明の実施形態を説明する。各図において、本発明に係る棺安置装置1を、図1では正面方向から、図2では頂面方向から、図3ではA−A断面(切断位置を図1に示す)を頂面方向から、図4では背面方向から見た図として、図5では昇降フレームが上位置にある状態を側面方向から見た図として示している。図6では昇降フレームが下位置にある状態を側面方向から見た図として示している。図7は、棺台車52によって運ばれた棺50を棺安置装置1に納める状態を示している。
棺安置装置1は、メインフレーム10と昇降フレーム20を備えている。昇降フレーム20は、駆動機構40によりメインフレーム10内を上下に移動する(図5、図6)。昇降フレーム20は上段21と下段26を備える。棺50を上段21に納める場合には、駆動機構40により昇降フレーム20を下位置に配置する(図7)。棺50を下段26に納める場合には、駆動機構40により昇降フレーム20を上位置に配置する。納めた棺を棺安置装置1から取り出す場合も同様に、駆動機構40により、上段21から取り出す場合には昇降フレームを下位置に配置し、下段26から取り出す場合には昇降フレームを上位置に配置する。
メインフレーム10は、メインフレーム頂部11、メインフレーム底部12、メインフレーム側部13からなる函体である。載荷を支えるために、メインフレームはさらに支柱14を備える。
昇降フレーム20は、昇降フレーム上段21、昇降フレーム下段26、昇降フレーム側部29からなる函体である。昇降フレーム上段21は4つの棺載置台24を備える(図3)。棺載置台24は、前後方向に延びる二本の支柱22と、支柱22と直行する方向に並列に配置された複数のローラ23を備える。複数のローラ23がコロとして機能することにより、棺50を棺安置装置1から出し入れする際に棺50と棺載置台24の接触面の摩擦力が軽減される。昇降フレーム下段26は昇降フレーム上段21と同様の形態でなる。
昇降フレーム上段21と昇降フレーム下段26には、それぞれ一枚ずつドレンパン36が設けてあり(図5)、4つの棺載載置台24に載置された棺内の遺体から漏れ出た体液はそれぞれのドレンパン36に落ちる。ドレンパン36の体液はドレン抜き37より排出され、取り除くことができる。
棺載置台24の側方に設けられたストッパ25により、棺50の予想外の横方向の移動が止められ、棺載置台24の前方に設けられたストッパ32により、棺50の予想外の前方向の移動が止められる。これにより地震等のアクシデントの際の、棺の落下や位置のずれを防いでいる。棺載置台24の前方に設けられたストッパ32はロック機構を備えている。棺50を棺載置台24から出し入れする際には、ロック解除ボタン33によりロックを解除する。ロック解除によりストッパ32は図1拡大図の矢印方向に移動し、棺50の前後方向の移動の妨げにならない。
棺載置台の前方には、納められた棺内の遺体の情報を示すネームプレート31が設けてある。
通常、棺50には、棺の中の遺体が誰であるかを示すために、故柩紙と呼ばれる故人の氏名を書いた紙を貼る。故柩紙は、遺体の氏名の尊厳を守るために、通常、棺の外側の、遺体の頭がある側の側面に貼られる。棺台車に棺を載せる際、棺を、棺台車が移動する際の進行方向「前方」の側面(図7の符号53で示す側面)に故柩紙が配されるように載せる場合と、棺台車が移動する際の進行方向「後方」の側面(図7の符号54で示す側面)に故柩紙が配されるように載せる場合がある。棺台車への棺の載せ方に関し、前記二つの場合のいずれを採用するかは、棺の扱いについての習慣等の事情により決まる。
棺を、棺台車の進行方向「後方」に故柩紙が配されるように載せる場合、故柩紙が棺の符号54の位置に配されるため、棺安置装置に置かれた棺に納められた遺体が誰のものであるかを、外部から容易に知ることができる。一方、棺を、棺台車の進行方向「前方」に故柩紙が配されるように載せる場合、故柩紙は棺の符号53の側の側面に配されるため、棺が棺安置装置に置かれた場合、符号54の側の側面に故人の名称を示すものがない場合には、棺に納められた遺体がだれのものであるかを容易に知ることができない。そこで、棺の側面のうち54で示す側に、新たに、故人の氏名がわかるシート等(図示せず)を貼る。棺安置装置には、棺載置台のネームプレート31が設けてあるため、前記シート等の表示により、ネームプレート31の故人の氏名との一致を照合することができる。
昇降フレーム20の昇降は昇降機構40により為される(図2〜図4)。昇降機構40は、モータ41、複数の滑車(定滑車43、動滑車44、定滑車45及び定滑車46)及びワイヤ42で構成される。メインフレームの背面側の低い位置に定滑車43が設けてある(図4)。メインフレーム11の頂部であって定滑車43から鉛直方向上方に該当する位置に、4つの定滑車45が、それぞれの滑車の回転方向がメインフレーム頂部11の頂面の4つの角の方向に向くようにされて、設けてある(図2)。メインフレーム頂部11の頂面の4つの角に相当する位置にそれぞれ1つずつ定滑車46が設けてある(図2、図4)。定滑車43と4つの定滑車45の間には、動滑車44が設けてある(図4)。メインフレームの背面側の低い位置にモータ41が設けてある(図4)。4本のワイヤの一端はいずれもモータ41に取り付けてあり、4本のワイヤの他端は昇降フレームの下段26を構成する4つの角に、それぞれ一本ずつ取り付けてある。ワイヤの経路は、モータから発し、定滑車43、動滑車44、定滑車45、定滑車46、をこの順に経て、昇降フレームの下段の4つの角で終わる。この組合せ滑車により、昇降フレーム20を引き上げるための力が軽減されている。
メインフレーム10の前方に操作ボタン15が備えてあり、操作者はこの操作ボタンにより、昇降機構を機能させ、昇降フレームを昇降させる。安全のために、非常停止ボタン16が、数か所設けてある。非常停止ボタンは、メンテナンス作業のために作業者が棺安置装置1内に入る場合等の、事故防止のために用いられる。
図示しないが、滑車(43,44,45,46)を手動で回転させることができる機構が設けられており、停電や機械のトラブルにより電力が使えない場合には、手動により昇降フレームの上下移動ができるようにされている。
図示しないが、躯体フレームは、冷却機能を備え低温状態に維持された室内に置かれる。これにより、躯体フレーム内は低温状態に維持される。
図8を参照して、棺安置装置(1a、1b)を載置する床に施した特徴について説明する。まず、棺の真下にはローラ23が設けられているため、重力によって棺が棺安置装置の正面方向に移動するのを防ぐために、棺載置台24は、背面方向に低くなるように若干の勾配が設けてある(角α)。ただし、この勾配は、棺内部の遺体がずれ動くのを防ぐために若干の勾配にとどめてある。また、遺体から漏れ出た体液はドレンパンに落ちる。ドレンパンは棺載置台と平行に構成されている。角αの傾斜によりドレン抜きに集合し、排出されて取り除くことができる。一方、棺安置装置を載置する部屋は、頻繁に清掃し、臭いがしないように保つ必要があるところ、棺安置装置の床を清掃するために、水が床17の中央通路17Cに集まるように、図8に示すような中央方向に向けて低くなるような勾配(17a、17b)が設けてある(角β)。角βは、棺安置装置の正面方向に低くなる勾配である。
図示しないが、棺安置装置、又は棺安置装置を設置する部屋には、二酸化炭素濃度計を備える。各棺内には遺体と共にドライアイスが納められているため、ドライアイスの昇華により大量の二酸化炭素が発生することが予想されるためである。また、警報装置を設置し、二酸化炭素濃度が所定の値を超えた場合には警報を鳴らす。
ローラ23と支柱22は、一体となって昇降フレーム20から取り外すことができる。これにより、清掃が容易となる。
1 棺安置装置
10 メインフレーム
11 メインフレーム頂部
12 メインフレーム底部
13 メインフレーム側部
14 メインフレーム支柱
15 操作ボタン
16 非常停止ボタン
17 床
20 昇降フレーム
21 上段
22 支柱
23 ローラ
24 棺載置台
25 ストッパ
26 下段
29 昇降フレーム側部
31 ネームプレート
32 ストッパ
33 ロック解除ボタン
36 ドレンパン
37 ドレン抜き
40 昇降機構
41 モータ
42 ワイヤ
43 定滑車
44 動滑車
45 定滑車
46 定滑車
50 棺
52 棺台車
53 棺台車に載せられて移動する際の進行方向前方の側面
54 棺台車に載せられて移動する際の進行方向後方の側面

Claims (6)

  1. 躯体フレームで囲まれた内部空間が低温状態にされた躯体フレームと、
    昇降機構により前記躯体フレーム内を昇降する昇降フレームとを備え、
    前記昇降フレームには棺安置台が上下方向に複数並列して配置され、
    前記棺安置台が横方向の同一平面上に延びる一枚の棚に複数並んで配置され、
    前記昇降フレームの昇降により、前記棺安置台の上下方向高さが、棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることを特徴とする棺安置装置。
  2. 前記昇降フレームが上下方向に二つの棚を備え、各々の棚に前記棺安置台が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の棺安置装置。
  3. 前記昇降フレームが上下方向に三つの棚を備え、各々の棚に前記棺安置台が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棺安置装置。
  4. 前記棺安置台が、前記棺安置台に納められた棺の前方への移動を妨げるストッパを備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の棺安置装置。
  5. 前記昇降フレームの上昇によって前記棚のうち下方の棚に配置された棺安置台の高さが棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることにより前記棺台車に載置された棺が前記下方の棚の棺安置台に載置可能とされまた前記下方の棚の棺安置台に載置された棺が前記棺台車に載置可能とされ、
    前記昇降フレームの下降によって前記棚のうち上方の棚に配置された棺安置台の高さが棺台車の棺が載置される台とほぼ一致するようにされることにより前記棺台車に載置された棺が前記上方の棚の棺安置台に載置可能とされまた前記上方の棚の棺安置台に載置された棺が前記棺台車に載置可能とされることを特徴とする請求項2に記載の棺安置装置。
  6. 前記棺安置装置が、室内を冷却する冷却機構を備えた部屋に置かれることにより、前記躯体フレームで囲まれた内部空間が低温状態に維持されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の棺安置装置。
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