JP2019144962A - 登録装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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潤 吉富
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Abstract

【課題】 客等の操作者により操作される装置の監視者を不要とするか、あるいはそのような監視者の負担を軽減する。【解決手段】 実施形態の登録装置は、登録手段、第1及び第2の表示デバイス、第1の制御手段及び第2の制御手段を備える。登録手段は、第1の操作者の操作に応じて取引の内容を登録する。第1及び第2の表示デバイスは、それぞれ第1の操作者に対して画面を表示する。第1の制御手段は、登録のための第1の操作者による操作に関する第1の画面を第1の表示デバイスに表示させる。第2の制御手段は、第1の操作者とは異なる第2の操作者により操作される他装置の動作状況を第1の操作者に確認させるための第2の画面を第2の表示デバイスに表示させる。【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、登録装置及び情報処理プログラムに関する。
セルフタイプ又はセミセルフタイプのチェックアウトシステムは、チェックアウトに関わる店舗側の省力化のために有益である。
しかしながら、客により操作される装置が存在するため、装置のエラーなどへの対処が必要であり、そのような装置の監視を主たる業務とする店員を配置することが一般的であった。
このような事情から、客等の操作者により操作される装置の監視者を不要とするか、あるいはそのような監視者の負担を軽減できることが望まれていた。
特開2012−14740号公報
本発明が解決しようとする課題は、客等の操作者により操作される装置の監視者を不要とするか、あるいはそのような監視者の負担を軽減できる登録装置及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態の登録装置は、登録手段、第1及び第2の表示デバイス、第1の制御手段及び第2の制御手段を備える。登録手段は、第1の操作者の操作に応じて取引の内容を登録する。第1及び第2の表示デバイスは、それぞれ第1の操作者に対して画面を表示する。第1の制御手段は、登録のための第1の操作者による操作に関する第1の画面を第1の表示デバイスに表示させる。第2の制御手段は、第1の操作者とは異なる第2の操作者により操作される他装置の動作状況を第1の操作者に確認させるための第2の画面を第2の表示デバイスに表示させる。
一実施形態に係るチェックアウトシステムの概略構成を示す斜視図。 図1中の登録装置及び決済装置の要部の回路構成を示すブロック図。 図1中の登録装置の外観の一例を示す斜視図。 監視画面の表示のための情報処理における処理手順を示すフローチャート。 一例としての第1の監視画面を示す図。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、セミセルフ方式のチェックアウトシステムで用いられる登録装置を例に説明する。つまり本実施形態においては、対象となる取引は商品の販売である。そして本実施形態においては、販売対象となる商品のリストに商品を登録することが、取引の内容を登録することに相当する。
図1は本実施形態に係るチェックアウトシステム10の概略構成を示す斜視図である。
チェックアウトシステム10は、少なくとも1台の登録装置1及び少なくとも1台の決済装置2を含む。図1においては、2台の登録装置1及び4台の決済装置2を含み、1台の登録装置1に2台の決済装置が対応付けられているチェックアウトシステム10を示している。チェックアウトシステム10が、登録装置1及び決済装置2をそれぞれ何台含むかは任意であり、登録装置1と決済装置2との台数の比も任意である。
登録装置1は、チェッカと呼ばれる役割を担った店員21が、その操作者となる。決済装置2は、上記の店舗での取引に関する代金を決済する客22が、その操作者となる。ただし、登録装置1の操作の一部が客22により行われる場合もある。また、決済装置2は、店員21により操作される場合もある。
登録装置1は、図1においては、作業テーブル3に取り付けられている。複数の作業テーブル3が配置されることにより、複数のチェックアウトレーンが形成されている。作業テーブル3の一端の近傍には、その作業テーブル3に取り付けられた登録装置1に対応付けられた2台の決済装置2が、一例として図1に示す状態で配置される。かくして、1台の登録装置1と2台の決済装置2とが、1つのチェックアウトレーンに設置されている。
登録装置1は、通路に進入してきた客22が購入しようとする商品を購入商品として登録する。かくして登録装置1は、取引の内容を登録する登録手段としての機能を備える。また登録装置1は、登録した購入商品の代金を決済するための決済データを、同じチェックアウトレーンに設けられた決済装置2のいずれかにおいて処理されるように送信する。これは、登録された内容の取引に関する代金の決済を決済装置に対して指示することに相当する。かくして登録装置1は、そのような指示を行う指示手段としての機能を備える。
決済装置2は、登録装置1から送信された決済データを受け付けた場合に、当該決済データに基づく決済処理を行う。なお、決済装置2は、互いに同じ構成で、同様な決済処理を行うものであってよい。なお決済装置2は、決済処理により決済すべき代金の金額を算出する処理をも行う場合がある。このような算出処理の機能を備える場合に決済装置2は、会計装置、あるいは会計機とも称される。ただし算出処理は、登録装置1で行われてもよい。
登録装置1と決済装置2との間での決済データの授受は、どのような形態で行われてもよい。例えば、登録装置1は、予め定められた1台の決済装置2に常に決済データを送信し、当該決済装置2が決済データを処理できる場合に、当該決済データに基づく決済処理を行う。当該決済装置2が決済処理を行えない場合は、受信した決済データを別の決済装置2に転送する。また例えば、登録装置1は、2台の決済装置2の動作状態を監視し、決済処理を実行していない1台の決済装置2に決済データを送信する。また例えば、登録装置1は、2台の決済装置2の双方に同時に決済データを送信する。そして2台の決済装置2のいずれか一方が、予め定められた条件に従って決済処理を行う。また例えば登録装置1は、客22による操作に応じて登録装置1に要求し、これに応じて登録装置1が要求元の決済装置2に決済データを送信する。なお、以上のいずれの形態においても、例えばサーバ装置などの別の装置の仲介により決済データが授受されてもよい。
図2は登録装置1及び決済装置2の要部の回路構成を示すブロック図である。図3は登録装置1の外観の一例を示す斜視図である。なお、図2及び図3において、共通の要素には共通の符号を付している。また図2においては、1台の登録装置1と、この登録装置1に対応付けられた2台の決済装置2のみを示している。また図2においては、2台の決済装置2の一方のみの回路構成を示している。
登録装置1及び決済装置2は、いずれもLAN(local area network)4に接続されている。LAN4に代えて、インターネットなどの別の通信網を用いることもできる。
登録装置1は、プロセッサ1a、メインメモリ1b、補助記憶ユニット1c、スキャナ1d、キーボード1e、タッチパネル1f、サブディスプレイ1g、客面ディスプレイ1h、プリンタ1i、通信ユニット1j及び伝送路1kを含む。
登録装置1においては、プロセッサ1a、メインメモリ1b及び補助記憶ユニット1cが伝送路1kによって接続されることにより、登録装置1を制御するための情報処理を行うコンピュータを構成している。
プロセッサ1aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ1aは、オペレーティングシステム、ファームウェア及びアプリケーションプログラム等の種々の情報処理プログラムに従って、登録装置1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ1bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ1bは、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ1bは、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムを記憶する。またメインメモリ1bは、プロセッサ1aが各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ1bは、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ1aによってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶ユニット1cは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット1cは、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、SSD(solid state drive)、あるいはその他の周知の各種の記憶デバイスを利用できる。補助記憶ユニット1cは、プロセッサ1aが各種の処理を行う上で使用するデータと、プロセッサ1aでの処理によって生成されたデータとを保存する。補助記憶ユニット1cは、上記の情報処理プログラムを記憶する場合もある。
メインメモリ1b又は補助記憶ユニット1cに記憶される情報処理プログラムには、後述する情報処理に関して記述した情報処理プログラムを含む。登録装置1は一般的に、上記の情報処理プログラムがメインメモリ1b又は補助記憶ユニット1cに記憶された状態に譲渡される。しかし、登録装置1のハードウェアが、上記の情報処理プログラムがメインメモリ1b又は補助記憶ユニット1cに記憶されない状態で、あるいは別の情報処理プログラムがメインメモリ1b又は補助記憶ユニット1cに記憶された状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、後述する情報処理に関して記述した情報処理プログラムが、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して譲渡され、例えば保守作業者による指示の下に補助記憶ユニット1cに書き込まれる。リムーバブルな記録媒体としては、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどが利用できる。
スキャナ1dは、内蔵するカメラによってスキャナ窓1dwを介して商品を撮像した上で、当該商品に表示されたバーコード又は二次元コードなどの光学的に読み取り可能なコードシンボルを画像処理によって識別する。そしてスキャナ1dは、識別したコードシンボルが表すデータをプロセッサ1aへ出力する。なお、スキャナ1dは、レーザ光の反射を利用してコードシンボルを識別するような他のタイプの周知のデバイスを利用することもできる。スキャナ1dは、商品自体の画像の特徴に基づくオブジェクト認識技術を用いて商品を識別する機能を備えていてもよい。スキャナ1dとは別に、ハンディタイプなどの別のスキャナを備えていてもよい。また、当該別のスキャナを備えて、スキャナ1dを備えなくてもよい。
キーボード1eは、テンキー及び複数の機能キーなどを備える。キーボード1eは、操作者による各種の指示をキー操作によって受け付ける。
タッチパネル1fは、表示デバイス及びタッチセンサをそれぞれ含む。表示デバイスは、プロセッサ1aによる制御の下に、GUI(graphical user interface)画面などの任意の画面を表示する。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD(liquid crystal display)等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をプロセッサ1aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。タッチパネル1fは、その操作面が、登録装置1を操作する店員21が位置すべき場所に向けられる。
サブディスプレイ1gは、プロセッサ1aによる制御の下に、後述する第1及び第2の監視画面などの任意の画面を表示する。サブディスプレイ1gとしては、例えばカラーLCD等の周知の表示デバイスを利用できる。サブディスプレイ1gは、その表示面が、登録装置1を操作する店員21が位置すべき場所に向けられる。サブディスプレイ1gには、タッチパネルを用いてもよい。
客面ディスプレイ1hは、商品の登録処理が完了するのを待っている客22が位置すべき場所に向けられる。そして客面ディスプレイ1hは、当該客22に対して任意の情報を通知するための任意の画面をプロセッサ1aの制御の下に表示する。客面ディスプレイ1hで表示する画面は、例えば登録結果を表す画面又は販促情報を表す画面などである。客面ディスプレイ1hとしては、例えばカラーLCD(liquid crystal display)等の周知のデバイスを利用できる。客面ディスプレイ1hには、タッチパネルを用いてもよい。
プリンタ1iは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシートを発行する。
通信ユニット1jは、LAN4を介した通信を行う。
伝送路1kは、接続された各部の間で授受されるデータを伝送する。伝送路1kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
決済装置2は、プロセッサ2a、メインメモリ2b、補助記憶ユニット2c、自動釣銭機2d、タッチパネル2e、プリンタ2f、リーダライタ2g、カメラ2h、通信ユニット2i及び伝送路2jを含む。
決済装置2においては、プロセッサ2a、メインメモリ2b及び補助記憶ユニット2cが伝送路2jによって接続されることにより、決済装置2を制御するための情報処理を行うコンピュータを構成している。
プロセッサ2aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ2aは、オペレーティングシステム、ファームウェア及びアプリケーションプログラム等の種々の情報処理プログラムに従って、決済装置2としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ2bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ2bは、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ2bは、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムを記憶する。またメインメモリ2bは、プロセッサ2aが各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ2bは、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ2aによってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶ユニット2cは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット1cは、例えばEEPROM、HDD、SSD、あるいはその他の周知の各種の記憶デバイスを利用できる。補助記憶ユニット2cは、プロセッサ2aが各種の処理を行う上で使用するデータと、プロセッサ2aでの処理によって生成されたデータとを保存する。補助記憶ユニット2cは、上記の情報処理プログラムを記憶する場合もある。
自動釣銭機2dは、投入される硬貨及び紙幣を収受する。また自動釣銭機2dは、釣銭としての硬貨及び紙幣を排出する。つまり自動釣銭機2dは、現金を入出金する入出金ユニットとしての機能を備える。
タッチパネル2eは、表示デバイス及びタッチセンサを含む。表示デバイスは、プロセッサ2aによる制御の下に、GUI画面などの任意の画面を表示する。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をプロセッサ2aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
プリンタ2fは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシート又は領収書を発行する。
リーダライタ2gは、カード又はICチップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取る。リーダライタ2gは、上記の記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられることがある。リーダライタ2gは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
カメラ2hは、例えば図1に示す位置に取り付けられ、決済装置2の操作面及びその周辺を含む範囲を俯瞰で撮影する。つまりカメラ2hは、決済装置2が操作される様子を撮影する。なお、カメラ2hは、動画像を撮影する撮影デバイス、あるいは静止画を断続的に撮影する撮影デバイスなど、既存の撮影デバイスを用いることができる。
通信ユニット2iは、LAN4を介した通信を行う。
伝送路2jは、接続された各部の間で授受されるデータを伝送する。伝送路2jは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
なお、決済装置2のハードウェアとしては、例えば既存のセミセルフタイプのチェックアウトシステムで用いられている既存の決済装置を利用することが可能である。
次に以上のように構成されたチェックアウトシステム10の動作を、登録装置1の動作を中心として説明する。
チェックアウトシステム10は、別の既存のチェックアウトシステムが備える各種の機能を、当該既存のチェックアウトシステムと同様に実現する。登録装置1における登録処理及び決済装置2における決済処理についても、既存のチェックアウトシステムと同様に行われる。なおこのときにプロセッサ1aは、登録装置1を操作する店員21に対する各種の情報の提示のための画面は、主としてタッチパネル1fに表示させる。つまり、プロセッサ1aは、登録のための店員21による操作に関する第1の画面としての画面を、第1の表示デバイスの一例であるタッチパネル1fに行わせる。かくしてプロセッサ1aを中枢部分とするコンピュータは、そのような制御を行う第1の制御手段として機能する。そして店員21は、タッチパネル1fでの表示を必要に応じて確認しながら、キーボード1e及びタッチパネル1fにおける操作と、スキャナ1dに商品を翳す動作とを適宜に行うことによって、客22が買い上げる商品を登録して行く。
さて登録装置1においてプロセッサ1aは、登録処理のための情報処理を行うのとは別のスレッドの処理として、監視画面の表示処理のための情報処理を実行する。監視画面は、登録装置1を操作する店員21に対して、決済装置2の動作状況を確認させるための画面である。
図4は監視画面の表示のための情報処理におけるプロセッサ1aの処理手順を示すフローチャートである。プロセッサ1aは、メインメモリ1b又は補助記憶ユニット1cに記憶された情報処理プログラムに基づいて、この情報処理を実行する。
Act1としてプロセッサ1aは、対応付けられた2台の決済装置2のうちの予め定められた1台の決済装置2(以下、第1の決済装置2と称する)が決済処理中であるか否かを確認する。そしてプロセッサ1aは、第1の決済装置2が決済処理中であるならばYesと判定し、Act2へと進む。
Act2としてプロセッサ1aは、第1の決済装置2における現在の処理ステージを判定する。ここで処理ステージとは、決済処理が行われる期間をいくつかの処理期間に区分したものである。処理ステージがどのように定められるかは任意であり、例えば情報処理プログラムの作成者などにより定められる。
処理ステージは一例としては、「決済データの受信」、「決済方法の指定の待ち受け」、「決済データの取得」、「決済」、あるいは「レシートの発行」などとして定められる。「決済データの受信」は、処理すべき決済データを受信するための処理期間である。「決済方法の指定の受け付け」は、例えば現金決済、クレジット決済及び電子マネー決済などのような決済装置2が対応している複数の決済方法のうちのいずれを適用するかの客22による指定を受け付けるための処理期間である。「決済データの取得」は、決済を実行するために必要な決済データを取得するための処理期間である。なお現金決済であれば決済データは、現金の投入額のデータである。クレジット決済であれば決済データは、クレジットカードに記録されたカード番号等のデータである。「決済」は、取得した決済データを用いて、決済金額を実際に決済するための処理である。現金決済であれば「決済」においては、投入金額から決済金額を差し引き、必要に応じて釣銭を払い出すための処理が行われる。クレジット決済であれば「決済」においては、カード番号及び決済金額などの通知を伴ってクレジットサーバに対して決済を要求し、決済の結果をクレジットサーバから受け取る処理が行われる。「レシートの発行」は、商品のリスト及び決済の結果などを表したレシートを発行するための処理である。
なお、プロセッサ1aは例えば、第1の決済装置2のプロセッサ2aに対して問い合わせを行って、これへの回答として処理ステージの報告をプロセッサ2aから受けることにより処理ステージを判定する。
Act3としてプロセッサ1aは、第1の決済装置2に設けられた自動釣銭機2dの状態を確認する。具体的にはプロセッサ1aは例えば、自動釣銭機2dに異常が発生しているか否かを確認する。なお、自動釣銭機2dの異常とは、例えば貨幣が詰まっている、貨幣が空となっている、貨幣が満杯となっている、貨幣の残りが僅少である、貨幣の収納庫の空きが僅少である、などである。プロセッサ1aは例えば、自動釣銭機2dにおいて管理されていて、上記の各種の異常を表すステータスデータを取得することにより、自動釣銭機2dの状態を確認する。ステータスデータは、自動釣銭機2dに備えられたプロセッサによって登録装置1へと通知されてもよいし、プロセッサ2aによって自動釣銭機2dから取得されて登録装置1へと通知されてもよい。
Act4としてプロセッサ1aは、自動釣銭機2dに異常が有るか否かを確認する。そして異常があるならばYesと判定してAct5へと進む。
Act5としてプロセッサ1aは、第1の異常フラグをセット状態とする。第1の異常フラグは、例えばメインメモリ1bに記憶される1ビットのデータであり、セット状態であるときに、第1の決済装置2に備えられた自動釣銭機2dに異常が発生していることを表す。プロセッサ1aはこののち、Act7へと進む。
プロセッサ1aは一方、自動釣銭機2dに異常が無いならばAct4にてNoと判定し、Act6へと進む。
Act6としてプロセッサ1aは、第1の異常フラグをリセット状態とする。そしてプロセッサ1aはこののち、Act7へと進む。
Act7としてプロセッサ1aは、操作タイミングデータを第1の決済装置2から取得する。操作タイミングデータは、操作者による第1の決済装置2の操作が最も新しく行われたタイミングを判定可能なデータとする。操作タイミングデータは、操作者による第1の決済装置2の操作が最も新しく行われた時刻を表してもよいし、該当の操作が行われてからの経過時間を表してもよい。なお決済装置2においてプロセッサ2aは、タッチパネル2eなどでの操作が最も新しく行われたタイミングを記録しておき、そのタイミングに応じた操作タイミングデータを登録装置1へと通知する。
Act8としてプロセッサ1aは、操作者による第1の決済装置2の操作が最も新しく行われてから規定時間が経過済みであるか否かを確認する。そしてプロセッサ1aは、規定時間が経過済みであるならばYesと判定し、Act9へと進む。
Act9としてプロセッサ1aは、第1の決済装置2に備えられたタッチパネル2eで表示されている画面を取得する。具体的には、プロセッサ1aは、画面の送信を第1の決済装置2に要求する。第1の決済装置2においてプロセッサ2aは、当該要求を受けると、タッチパネル2eで表示中の画面を表すデータを登録装置1へ送信する。プロセッサ1aはこののち、Act10へと進む。なおプロセッサ1aは、操作者による第1の決済装置2の操作が最も新しく行われてから規定時間がまだ経過していないならば、Act8にてNoと判定し、Act9をパスしてAct10へと進む。
Act10としてプロセッサ1aは、第1の監視画面のサブディスプレイ1gにおける表示を開始させる。
図5は一例としての第1の監視画面SC1を示す図である。
この第1の監視画面SC1は、第1の決済装置2の名称が「会計機No.1」とされている場合である。そして第1の監視画面SC1は、領域AR1,AR2,AR3,AR4を縦方向に並べて設けている。
プロセッサ1aは領域AR1には、第1の決済装置2の処理ステージを文字列により表す。図5においては、処理ステージが「決済データの取得」である場合を示している。また図5においては、決済方法として「現金決済」が選択されている場合である。このため、「決済データの取得」の処理ステージにおいては、自動釣銭機2dにおいて現金の投入が受け付けられている。そこで領域AR1には、現在状態として「現金投入受け付け中」と表している。なお、各処理ステージに対して領域AR1にどのような情報を表すかは任意であり、例えば情報処理プログラムの作成者などにより定められる。
プロセッサ1aは領域AR2には、第1の決済装置2に設けられたカメラ2hにより得られた画像を表す。プロセッサ1aは例えば、カメラ2hが動画像を撮影するものであるならば、その動画像をリアルタイムに第1の決済装置2から取得し、領域AR2に動画として表示する。プロセッサ1aは例えば、カメラ2hが静止画を断続的に撮影するものであるならば、その断続的に撮影される静止画を順次に第1の決済装置2から取得し、領域AR2にスライドショー形式で表示する。具体的には、プロセッサ1aは、カメラ画像の送信開始を第1の決済装置2に要求する。決済装置2においてプロセッサ2aは、当該送信開始の要求を受けると、カメラ2hが動画像を撮影するものであるならば、当該動画像のデータの登録装置1へのストリーミング送信を開始する。またプロセッサ2aは、カメラ2hが静止画を断続的に撮影するものであるならば、カメラ2hが静止画を撮影する毎に、当該静止画のデータを登録装置1へ送信する。プロセッサ1aは、このように送信されたデータを受けて、そのデータが表す画像を領域AR2に合成する。
プロセッサ1aは領域AR3には、Act9にて取得した表示画面を表す。なおプロセッサ1aは、Act8でNoと判定したためにAct9をパスしている場合には、領域AR3はブランクとするか、デフォルトの画像を表すようにする。このときに領域AR3にどのような画像を表示するかは任意であり、例えば情報処理プログラムの作成者などにより定められる。
プロセッサ1aは領域AR4には、第1の異常フラグがセット状態にあるときに、どのような異常が発生しているのかを文字列として表す。図5においては、10円硬貨の残量が僅少な状態であることを示している。なおプロセッサ1aは、第1の異常フラグがリセット状態であるときには、領域AR4をブランクとするか、あるいは予め定められた文字列又は画像を表す。このときに領域AR4にどのような情報を表示するかは任意であり、例えば情報処理プログラムの作成者などにより定められる。例えば、「釣銭機は正常です。」のような文字列を領域AR4に表すようにすることが考えられる。
Act11としてプロセッサ1aは、第1の監視画面SC1を表示した状態で、予め定められた表示期間が終了するのを待ち受ける。表示期間をどのような期間とするかは任意であり、例えば情報処理プログラムの作成者などにより定められる。また表示期間は、登録装置1の管理者により任意に設定可能としてもよい。表示期間は例えば、Act10にて第1の監視画面の表示を開始してから例えば数秒程度に予め定められた時間が経過するまでの期間とすることが想定される。あるいは、予め定められた終了指示がキーボード1e又はタッチパネル1fでの操作によりなされるまでの期間としてもよい。そしてプロセッサ1aは、表示期間が終了したならばYesと判定し、Act12へと進む。なおプロセッサ1aは、第1の決済装置2が決済処理中ではない場合には、Act1にてNoと判定し、Act2−Act11をパスしてAct12へと進む。
Act12としてプロセッサ1aは、対応付けられた2台の決済装置2のうちの第1の決済装置2とは別の決済装置2(以下、第2の決済装置2と称する)が決済処理中であるか否かを確認する。そしてプロセッサ1aは、第2の決済装置2が決済処理中であるならばYesと判定し、Act13へと進む。なおプロセッサ1aは、第2の決済装置2が決済処理中ではないならばNoと判定し、Act1へと戻る。かくしてプロセッサ1aは、第1の決済装置2及び第2の決済装置2がいずれも決済処理中ではないならば、Act1及びAct12にていずれかの決済装置2による決済処理が開始されるのを待ち受ける。またプロセッサ1aは、第1の決済装置2による決済処理のみが継続されている状況であるならば、Act2−Act11を繰り返す。これにより、第1の監視画面が必要に応じて更新されつつ、引き続きサブディスプレイ1gにて表示される。
Act13としてプロセッサ1aは、第2の監視画面を表示するための処理を行う。プロセッサ1aは具体的には、Act2−Act11と同様な処理を、第2の決済装置2を対象として実行する。ただしプロセッサ1aは、Act5,Act6に相当する処理としては、第2の異常フラグをセット又はリセットする。またプロセッサ1aは、Act10に相当する処理としては、第1の監視画面SC1と同様なフォームであるものの、第2の決済装置2に関する情報を表した第2の監視画面表示を開始する。
そしてプロセッサ1aは、Act13中のAct11に相当する処理にてYesと判定したならば、Act13を終了し、Act1に戻る。かくして、第1の決済装置2が決済処理中であるならば、プロセッサ1aはAct2以降の処理を実行することとなり、第2の監視画面に代えて第1の監視画面が表示されるようになる。つまり、第1の決済装置2及び第2の決済装置2がいずれも決済処理中であるならば、プロセッサ1aはAct2−Act11と、Act13とを交互に実行する。これにより第1の監視画面と第2の監視画面とが交互にサブディスプレイ1gにて表示される。この場合に、プロセッサ1aは、Act10又はそれに対応するAct13中の処理においてカメラ画像の送信開始を一方の決済装置2に要求する際に、他方の決済装置2に対しては送信停止を要求する。この送信停止の要求がなされた決済装置2のプロセッサ2aは、それまで行っていた画像の送信を停止する。
なお、プロセッサ1aは、第2の決済装置2による決済処理のみが継続されている状況であるならば、Act2−Act11を行うこと無く、Act13を繰り返す。これにより、第2の監視画面が必要に応じて更新されつつ、引き続きサブディスプレイ1gにて表示される。
第1及び第2の監視画面はそれぞれ、客22により操作される決済装置2の動作状況を店員21に確認させるための画面である。そして、客22、決済装置2及び店員21は、第2の操作者、他装置及び第1の操作者にそれぞれ該当するのであり、第1及び第2の監視画面はそれぞれ、第2の画面の一例である。またサブディスプレイ1gは、第2の表示デバイスの一例である。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ1aが実行することによって、プロセッサ1aを中枢部分とするコンピュータは、第2の画面を前記第2の表示デバイスに表示させる第2の制御手段として機能する。
以上のように登録装置1によれば、店員21は、タッチパネル1fで登録処理に関する情報の確認を行いながらも、サブディスプレイ1gで表示される第1及び第2の監視画面により第1及び第2の決済装置2の動作状況を確認することができる。そして店員21は、操作する登録装置1に対応付けられた2台の決済装置2にて何らかのトラブル等が発生した場合には、そのトラブル等の状況を第1又は第2の監視画面から確認することができ、必要に応じて対処することができる。これにより、決済装置2の監視を主たる職務とする店員21を不要とするか、あるいはそのような店員21の負担を軽減できる。決済装置2の監視を主たる職務とする店員21を配置する場合でも、当該店員21が多忙な場合に生じたトラブル等に対して登録装置1を操作する店員21が代わりに対応することが可能となるので、トラブル等が放置されることも防止できる。
また登録装置1によれば、第1の監視画面と第2の監視画面とを交互にサブディスプレイ1gに表示させる。かくして、サブディスプレイ1gの表示領域の多くを用いて1台の決済装置2の動作状況を詳細に表示することが可能である。そしてその上で、登録装置1に対応付けられた第1及び第2の2台の決済装置2のそれぞれの動作状況を店員21が確認することが可能である。
また登録装置1によれば、第1及び第2の監視画面において、決済装置2における処理ステージを表す。かくして店員21は第1及び第2の監視画面を目視することにより、決済装置2における決済処理の進捗度合いを把握することができる。そしてこれにより店員21は、客22が決済装置2の操作に戸惑っている状況などを認識することが可能となる。
また登録装置1によれば、第1の及び第2の監視画面において、決済装置2が客22により操作される様子を撮影した画像を表す。かくして店員21は第1及び第2の監視画面を目視することにより、客22の行動を直接的に確認することができる。そしてこれにより店員21は、操作に戸惑っているなどしている客22に対して適切な処置を講じることができる。
また登録装置1によれば、第1及び第2の監視画面において、決済装置2のタッチパネル2eにて表示される画面を表す。かくして店員21は第1及び第2の監視画面を目視することにより、客22がどのような操作を行うべき状況に決済装置2があるかを確認できる。そしてこれにより店員21は、客22への操作の案内などを適切に行うことができる。
また登録装置1によれば、第1及び第2の監視画面において決済装置2のタッチパネル2eにて表示される画面を表すのは、操作者が規定時間を越えて操作を行っていない場合に限る。つまり、客22が規定時間を越えることなしに順次に操作を勧めているのであれば、決済装置2のタッチパネル2eにて表示される画面は第1及び第2の監視画面には表されない。従って、店員21は、操作者が操作に戸惑っている恐れがある場合には、決済装置2のタッチパネル2eにて表示される画面が第1及び第2の監視画面に表されたことによってそれを容易に認識できる。そしてこれにより店員21は、客22への操作の案内を行うかどうかを的確に判断することが可能となる。
また登録装置1によれば、第1及び第2の監視画面において、決済装置2に備えられた自動釣銭機2dに生じている異常を表す。かくして店員21は第1及び第2の監視画面を目視することにより、自動釣銭機2dの動作状況を確認することができる。そしてこれにより店員21は、貨幣の補充などの自動釣銭機2dのメンテナンスを、必要なときに速やかに行うことが可能となる。
また登録装置1によれば、決済処理を行っている決済装置2に関する監視画面をサブディスプレイ1gに表示させる。従って、一方の決済装置2のみが決済処理を行っている場合には、当該決済装置2の動作状況を集中的に店員21に確認させることができる。そしてこれにより、客22への案内などを速やかに行うことを可能とすることができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
対面型のPOS端末装置において、当該POS端末装置の操作者に対して、セルフ型のPOS端末又はセミセルフシステムの決済装置の動作状況を確認させるべく、上記の実施形態と同様な表示を行ってもよい。
第1の監視画面及び第2の監視画面に表す情報は、上記実施形態に挙げた4種類の情報の全てである必要はなく、その一部を表さないようにしてもよい。また第1の監視画面及び第2の監視画面には、上記実施形態に挙げた4種類とは別種の情報を表すようにしてもよい。そしてこの場合は、上記実施形態に挙げた4種類の情報の全てを第1の監視画面及び第2の監視画面に表さないようにしてもよい。
第1の監視画面及び第2の監視画面は、互いに並べた状態で同時にサブディスプレイ1gにて表示されてもよい。
第1の監視画面及び第2の監視画面の表示の切り換えは、操作者による指示に応じて行ってもよい。
第1の監視画面及び第2の監視画面のフォームは、それぞれ異ならせてもよい。
1台の登録装置1に3台以上の決済装置2が対応付けられてもよい。そしてこの場合にはプロセッサ1aは、対応付けられた3台以上の決済装置2のそれぞれに関して監視画面を生成し、サブディスプレイ1gに表示させるようにする。
決済処理を行っていない決済装置2に関する監視画面をサブディスプレイ1gに表示させるようにしてもよい。このようにすれば、店員21が手空きのときに、決済装置2の状況を確認し、例えば貨幣の補充を行うなどの効率的な作業を可能とすることができる。
登録装置1にて内容を登録する取引は、例えばサービスの提供などのような商品販売以外の取引であってもよい。
情報処理によりプロセッサ1aが実現する各機能は、その一部または全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…登録装置、1a…プロセッサ、1b…メインメモリ、1c…補助記憶ユニット、1d…スキャナ、1dw…スキャナ窓、1e…キーボード、1f…タッチパネル、1g…サブディスプレイ、1h…客面ディスプレイ、1i…プリンタ、1j…通信ユニット、1k…伝送路、2…決済装置、2a…プロセッサ、2b…メインメモリ、2c…補助記憶ユニット、2d…自動釣銭機、2e…タッチパネル、2f…プリンタ、2g…リーダライタ、2h…カメラ、2i…通信ユニット、2j…伝送路、3…作業テーブル、4…LAN、10…チェックアウトシステム。

Claims (5)

  1. 第1の操作者の操作に応じて取引の内容を登録する登録手段と、
    それぞれ前記第1の操作者に対して画面を表示する第1及び第2の表示デバイスと、
    前記登録のための前記第1の操作者による操作に関する第1の画面を前記第1の表示デバイスに表示させる第1の制御手段と、
    前記第1の操作者とは異なる第2の操作者により操作される他装置の動作状況を前記第1の操作者に確認させるための第2の画面を前記第2の表示デバイスに表示させる第2の制御手段と、
    を具備した登録装置。
  2. 前記登録手段により登録された内容の取引に関する代金の決済を決済装置に対して指示する指示手段、
    をさらに備え、
    前記第2の制御手段は、前記第2の画面として、前記決済装置の動作状況に関する画面を前記第2の表示デバイスに表示させる、
    請求項1に記載の登録装置。
  3. 前記第2の制御手段は、前記第2の画面を、前記決済に伴う前記決済装置での処理の進捗度合いを前記動作状況として表すもの、前記決済装置に設けられていて現金を入出金する入出金ユニットの動作状況を表すもの、前記決済装置が備える表示デバイスでの表示画面を表すもの、ならびに前記第2の操作者を撮影した画像を表すもの、の少なくともいずれか1つとする、
    請求項2に記載の登録装置。
  4. 前記指示手段は、前記代金の決済が複数の決済装置のうちの1つで行われるように指示し、
    前記第2の制御手段は、前記複数の決済装置の動作状況をそれぞれに前記第1の操作者に確認させるための複数の第2の画面を順次に前記第2の表示デバイスに表示させる、
    請求項2又は請求項3に記載の登録装置。
  5. 第1の操作者の操作に応じて取引の内容を登録する登録手段と、
    それぞれ前記第1の操作者に対して画面を表示する第1及び第2の表示デバイスと、
    を具備する登録装置を制御するコンピュータを、
    前記登録のための前記第1の操作者による操作に関する第1の画面を前記第1の表示デバイスに表示させる第1の制御手段と、
    前記第1の操作者とは異なる第2の操作者により操作される他装置の動作状況を前記第1の操作者に確認させるための第2の画面を前記第2の表示デバイスに表示させる第2の制御手段と、
    して機能させるための情報処理プログラム。
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