JP2019144205A - チャック装置及び表面形状測定機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の表面形状測定機に相当する真円度測定機10の側面図である。なお、図中のX軸方向とY軸方向とZ軸方向とは互いに直交している。また、X軸方向及びY軸方向は水平方向に対して平行な方向であり、Z軸方向は鉛直方向に平行な方向である。
図2は、スクロールチャック18の上面図である。図3は、図2のスクロールチャック18を図中A方向から見た側面図である。図2及び図3に示すように、スクロールチャック18は、チャック本体30と、3個の移動体32(ジョーともいう)と、3個の爪ベース34と、6個のチャック爪36と、3つの回転軸50と、を備える。
図6は、上記構成のスクロールチャック18によるワークWの把持を説明するための説明図である。なお、図6では、ワークWの外周面側から各チャック爪36によりワークWを把持させる場合を例に挙げて説明するが、ワークWの内周面側から各チャック爪36によりワークWを把持させる場合も同様である。
以上のように本実施形態のスクロールチャック18では、6個のチャック爪36によりワークWの把持(6点把持)が行われるので、各チャック爪36からワークWに加えられる力(把持力)が6点に分散される。その結果、本実施形態では、3個のチャック爪36によりワークWを把持させる場合と比較して、チャック爪36ごとの把持力が小さくなるので、ワークWの変形が大幅に低減される。
図7は、第2実施形態の真円度測定機10のスクロールチャック18を説明するための説明図である。なお、第2実施形態は上記第1実施形態と基本的に同じ構成であるので、上記第1実施形態と機能又は構成上同一のものについては、同一符号を付してその説明は省略する。
図8は、第3実施形態の真円度測定機10のスクロールチャック60を説明するための説明図である。なお、第3実施形態は、スクロールチャック60が、回転軸50ごとに回転板62と、2つのサブ回転軸64と、2つのサブ回転板66と、2つの爪ベース34と、4個のチャック爪36とを備える点を除けば、上記第1実施形態と基本的に同じ構成である。このため、上記第1実施形態と機能又は構成上同一のものについては、同一符号を付してその説明は省略する。
図9は、第4実施形態の真円度測定機10A(本発明の表面形状測定機に相当)の側面図である。上記各実施形態の真円度測定機10では、スクロールチャック18,60により把持されたワークWの中心軸であるワーク中心軸がチャック中心軸C2(すなわちテーブル回転軸C1)と一致していると仮定しているが、実際にはワーク中心軸がチャック中心軸C2に対して偏芯する場合がある。
上記各実施形態のスクロールチャック18,60のチャック本体30及び移動体32の形状及び構造等は、上記各図で説明した形状及び構造に限定されるものではなく、公知の形状及び構造を採用することができる。
18…スクロールチャック,
30…チャック本体,
32…移動体,
34,34A…爪ベース,
36…チャック爪,
50…回転軸,
54…回転板,
60…スクロールチャック,
62…回転板,
64…サブ回転軸,
66…サブ回転板
Claims (8)
- 円筒状のワークを把持するチャック装置において、
鉛直方向に平行な中心軸を中心として放射状に配置され、且つ前記鉛直方向に平行な3つの回転軸と、
前記鉛直方向に対して垂直な方向で且つ前記中心軸と3つの前記回転軸とをそれぞれ結ぶ方向を径方向とした場合に、3つの前記回転軸を前記回転軸ごとの前記径方向に沿って移動自在に保持する装置本体と、
前記回転軸ごとに前記回転軸を中心として回転自在に設けられた偶数個のチャック爪であって、且つ前記装置本体により前記回転軸ごとに前記ワークに向けて移動された場合に前記ワークを把持する偶数個のチャック爪と、
を備えるチャック装置。 - 前記装置本体が、3つの前記回転軸を、前記中心軸を中心とする第1の同一円周上に配置された位置関係に保つ請求項1に記載のチャック装置。
- 前記装置本体が、3つの前記回転軸を前記第1の同一円周上に等間隔で配置された位置関係に保つ請求項2に記載のチャック装置。
- 前記回転軸ごとの前記偶数個のチャック爪が、前記回転軸を中心とする特定の回転位置にセットされた場合に、前記中心軸を中心とする第2の同一円周上に配置される請求項1から3のいずれか1項に記載のチャック装置。
- 前記回転軸ごとに、前記回転軸を中心として回転自在に設けられた爪ベースを備え、
前記偶数個のチャック爪が、前記爪ベースごとに設けられている請求項1から4のいずれか1項に記載のチャック装置。 - 前記回転軸ごとに、前記偶数個のチャック爪の配置が異なる複数種類の前記爪ベースが前記回転軸に対して選択的に取り付けられ、
複数種類の前記爪ベースの中の特定の爪ベースであって、且つ前記ワークを把持している前記爪ベースごとの前記偶数個のチャック爪が、前記中心軸を中心とする第2の同一円周上に等間隔で配置される条件を満たす特定の爪ベースが、前記回転軸ごとに取り付けられている請求項5に記載のチャック装置。 - 前記回転軸ごとに、前記回転軸を中心として回転自在に設けられ且つ前記鉛直方向に平行な複数のサブ回転軸と、
前記サブ回転軸ごとに、前記サブ回転軸を中心として回転自在に設けられた前記爪ベースと、
を備える請求項5又は6に記載のチャック装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のチャック装置により把持されている円筒状のワークの表面形状を測定する表面形状測定機。
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JP2018031051A JP7073616B2 (ja) | 2018-02-23 | 2018-02-23 | チャック装置及び表面形状測定機 |
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2018
- 2018-02-23 JP JP2018031051A patent/JP7073616B2/ja active Active
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