JP7305920B2 - 加工機用自動位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は加工機用自動位置決め装置に関し、より詳細には簡易な機構で精度良く被加工部材の中心を基準となる回転テーブルの中心に容易に位置決めすることが可能な加工機用位置決め装置に関する。
加工されるワークの位置決め機構として、回転駆動される基準テーブルと、その基準テーブル上を相対変位可能でワークが固定される可動テーブルと、可動テーブルを水平方向に移動させる水平移動機構とを備えた自動芯出し装置が知られている(例えば、特許文献1及び2を参照。)。可動テーブルの基準テーブルに対する固定(ロック)/解除(フリー)は、油圧によって切り替え可能に構成されている。また、可動テーブルを基準テーブルに対し相対変位させる場合、可動テーブルと基準テーブルとの接合部にエア圧を供給し、可動テーブルを基準テーブルから浮上させて摩擦が生じないようにしている。
他方、上記自動芯出し装置における芯出し方法について、「タッチプローブをワークの内周面または外周面の一点に当てる。そして、基準テーブルを回転させることによりワークを回転させ、ワークの偏心量と、ワークの偏心方向としての回転角度を測定する。このとき、基準テーブルの回転角度とタッチプローブの変位量とを関連付けて、CPUに接続されたメモリに順次記憶していき、基準テーブルの1周分のデータを収集する。」という旨の記載がある(例えば、特許文献1の[0087]を参照。)。
特開2011-194530号公報 特開2019-7949号公報
上記特許文献1に記載の自動芯出し装置では、ワークの偏心量と偏心方向を測定するには、タッチプローブによってワークの内周面または外周面の1周分の座標データを取得する必要がある。
そして、CPUの制御部分は芯ずれが最も大きくなる方向が水平移動機構に対向するように基準テーブルを回転させ、芯ずれを低減させるように水平移動機構を作動させて芯出し制御を行うこととしている(特許文献1の[0089]から[0093]を参照。)。
しかし、ワークの外径が大きい場合、測定に時間を要すると共に、測定データを保存するための大容量のメモリが必要となるという問題がある。また、最大芯ずれが低減することと、ワークの中心と基準テーブルの中心が一致することは必ずしも同値ではないため、位置決めの精度について更なる改善の余地があるものと考えられる。
さらに、可動テーブルを基準テーブルから浮上させるためのエア供給路およびエアポンプ、並びに可動テーブルを基準テーブルに固定させる油圧供給路および油圧ポンプが別途それぞれ必要となる。その結果、可動テーブル及び基準テーブルの各機構が複雑になり、装置全体の製造コストが増加するという問題がある。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであり、その目的は簡易な機構で精度良く被加工部材の中心を回転テーブルの中心に容易に位置決めすることが可能な加工機用位置決め装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る加工機用位置決め装置は、被加工部材(W)を固定する第1回転テーブル(11)と、前記第1回転テーブル(11)が置かれ当該第1回転テーブル(11)を相対変位可能にする第2回転テーブル(12)と、前記第2回転テーブル(12)を回転駆動するテーブル回転駆動手段(13a)と、前記第1回転テーブル(11)に接合して当該第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させる複数の押出し手段(16U、16L)と、前記被加工部材(W)についての座標を計測する座標計測手段(18a)と、前記座標計測手段(18a)から取得される前記被加工部材(W)の各座標から前記第2回転テーブル(12)の回転量(θ)および前記押出し手段(16U、16L)の押出し量(L、L0)をそれぞれ算出する駆動量算出手段と、を備えた加工機用位置決め装置(10)であって、複数の前記押出し手段(16U、16L)は、前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)に関し点対称に配置されていることを特徴とする。
上記構成では、点対称に配置された押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)は、互いに一致し第2回転テーブル(12)の中心(C2)を通るようになる。従って、被加工部材中心(CW)が押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)上に位置する場合は、押出し手段(16U、16L)によって第1回転テーブル(11)を所定の距離(L)だけ第2回転テーブル(12)上を相対変位させることによって、被加工部材中心(CW)を第2回転テーブル中心(C2)に容易に位置決めすることが可能となる。
なお、テーブル回転駆動手段(13a)によって第2回転テーブル(12)を所定の角度(θ)だけ回転させることによって被加工部材中心(CW)を仮想中心軸(CL)上に位置させることができる。つまり、第2回転テーブル(12)を所定の角度(θ)だけ回転させること、並びに第1回転テーブル(11)を所定の距離(L)だけ第2回転テーブル(12)上を相対変位させることの2つの操作のみで被加工部材中心(CW)を第2回転テーブル中心(C2)に位置決めすることが可能となる。
本発明に係る加工機用位置決め装置の第2の特徴は、前記第1回転テーブル(11)及び前記第2回転テーブル(12)について、天板(11a、12a)及び底板(11b、12b)が切欠き構造を有し且つ、内部が板骨中空構造を有することである。
上記構成では、切欠き構造により第1回転テーブル(11)と第2回転テーブル(12)との接合部における接触面積が小さくなる。また、板骨中空構造により第1回転テーブル(11)と第2回転テーブル(12)の各慣性モーメントが小さくなる。これにより、前記押出し手段(16U、16L)によって第1回転テーブル(11)を第2回転テーブル(12)に対し相対変位させ易くなると共に、テーブル回転駆動手段(13a)によって第2回転テーブル(12)を回転させ易くなる。
本発明に係る加工機用位置決め装置の第3の特徴は、前記駆動量算出手段は、前記被加工部材中心(CW)の座標(XCW,YCW)を算出し、当該被加工部材中心(CW)と前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)との間の偏心距離(L)と、前記押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)を基準とした前記被加工部材中心(CW)を通る前記被加工部材(W)の対称軸(SL)についての偏角(θ)とをそれぞれ算出し、前記テーブル回転駆動手段(13a)によって前記偏角(θ)だけ前記第2回転テーブル(12)を回転させると共に、前記押出し手段(16U、16L)によって前記偏心距離(L)だけ前記第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させることである。
上記構成では、算出された上記中心間の偏心距離(L)および上記対称軸(SL)についての偏角(θ)に基づいて、第2回転テーブル(12)を上記偏角(θ)だけ回転させ、さらに第1回転テーブル(11)を上記偏心距離(L)だけ第2回転テーブル(12)上を相対変位させることのみによって、被加工部材中心(CW)を第2回転テーブル中心(C2)に精度良く位置決めすることが可能となる。
本発明に係る加工機用位置決め装置の第4の特徴は、前記駆動量算出手段は、前記被加工部材(W)の対称軸(SL)が前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)を通らない場合、前記対称軸(SL)が前記仮想中心軸(CL)に交わる交点(YCP、PCL)と前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)との間のズレ量(L0、L0’)を算出し、前記押出し手段(16U、16L)によって前記ズレ量(L0、L0’)だけ前記第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させることである。
上記構成では、押出し手段(16U、16L)によって上記ズレ量(L0)だけ前記第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させることによって、被加工部材(W)の対称軸(SL)は常に第2回転テーブル(12)の中心(C2)を通るようにすることができる。その結果、被加工部材(W)が楕円又は矩形等の場合であっても、第2回転テーブル(12)を偏角(θ)だけ回転させること、並びに第1回転テーブル(11)を偏心距離(L)だけ第2回転テーブル(12)上を相対変位させることの2つの操作のみで被加工部材中心(CW)を第2回転テーブル中心(C2)に精度良く位置決めすることが可能となる。
本発明に係る加工機用位置決め装置の第5の特徴は、前記押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)は、加工機の計測座標系の何れかの座標基準軸(Y軸)に一致するように設定されていることである。
上記構成では、被加工部材中心(CW)の座標(XCW,YCW)、被加工部材中心(CW)と第2回転テーブル(12)の中心(C2)との間の偏心距離(L)、押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)を基準とした被加工部材(W)の対称軸(SL)についての偏角(θ)、対称軸(SL)が仮想中心軸(CL)に交わる交点(YCP)と第2回転テーブル(12)の中心(C2)との間のズレ量(L0)等の各算出が容易となる。
本発明の加工機用位置決め装置によれば、簡易な機構で精度良く被加工部材の中心を基準となる回転テーブルの中心に容易に位置決めすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る加工機の正面図である。 本発明の一実施形態に係る加工機の平面図である。 本発明に係るテーブル部を示す要部断面説明図である。 本発明に係る上回転テーブルを示す説明図である。 本発明に係る下回転テーブルを示す説明図である。 テーブル部の位置決め機構の要部を示す説明図である。 スピンドルによって下回転テーブルを反時計方向に偏角だけ回転させた状態を示す説明図である。 第1押込み機構の第1押込み片を偏心距離だけ押し出した状態を示す説明図である。 断面形状が楕円である被加工部材の位置決め手順を示す説明図である。 第1押込み機構の第1押込み片を長軸のY切片だけ押し出した状態を示す説明図である。 断面形状が矩形である被加工部材の位置決め手順を示す説明図である。 仮想中心軸と座標基準軸(X軸、Y軸)が一致しない場合における被加工部材の位置決め手順を示す説明図である。 仮想中心軸と座標基準軸(X軸、Y軸)が一致しない場合であって、対称軸SLが原点(下回転テーブル中心)を通過しない場合における被加工部材の位置決め手順を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る加工機100を示す説明図である。図1は加工機100の正面図であり、図2は加工機100の平面図である。
図1に示されるように、この加工機100は、被加工部材W(図示せず)を所定の位置に位置決めするテーブル部10と、被加工部材Wを所定の形状に加工する加工ヘッド部2と、加工ヘッド部2をX軸方向に移動させるX軸移動機構3と、加工ヘッド部2をY軸方向に移動させるY軸移動機構4と、加工ヘッド部2をZ軸方向に移動させるZ軸移動機構5と、これら移動機構3,4,5を収容するガントリー部6と、ガントリー部6を支持する支柱部7と、複数の切削工具(図示せず)を収納する工具マガジン8と、オペレータが加工条件を入力する操作盤9と、を具備して構成される。なお、テーブル部10については図3を参照しながら後述する。
加工ヘッド部2は、切削工具(図示せず)を所定の速度(例えば、最大20000rpm)で回転させるスピンドル(図示せず)を備え、スピンドルの回転軸(主軸)の先端には切削工具(図示せず)を把持するためのチャック(図示せず)を備える。
加工ヘッド部2は、スピンドルの主軸の所定の垂直平面(以下「A軸」という。)に沿って所定の角度範囲内(例えば±90°の範囲内)を傾斜することができる。また、主軸が所定の水平面(以下「C軸」という。)に沿って所定の角度範囲内(例えば±270°の範囲内)を旋回することができる。さらに、加工部ヘッド部2は、図上のX軸、Y軸およびZ軸の3軸にわたり移動することができる。
図2に示されるように、X軸移動機構3は、ACサーボモータ(図示せず)によって駆動され、例えば3000mmの移動距離(ストローク)を有し30m/minの送り速度で移動することができる。
図1に示されるように、Y軸移動機構4は、ACサーボモータ(図示せず)によって駆動され、例えば3000mmの移動距離(ストローク)を有し30m/minの送り速度で移動することができる。
図1に示されるように、Z軸移動機構5は、ACサーボモータ(図示せず)によって駆動され、例えば1000mmの移動距離(ストローク)を有し20m/minの送り速度で移動することができる。
操作盤9は、例えば液晶タッチパネルによって構成され、オペレータは指またはキーボード等によって加工条件等を入力する。
図3は、本発明に係るテーブル部10を示す要部断面説明図である。なお、固定される被加工部材Wについても併せて図示されている。このテーブル部10は、被加工部材Wを固定する上回転テーブル11と、上回転テーブル11に接合し相対変位可能な下回転テーブル12と、下回転テーブル12に一体化され下回転テーブル12を回転させるテーブル回転駆動部13と、上回転テーブル11の貫通穴11eに挿通され上回転テーブル11と下回転テーブル12とを締結するボルト14と、ボルト14の締結力の作用面積を増大させるワッシャ15と、押込み片16aによって上回転テーブル11を下回転テーブル12に対し相対移動(スライド)させる押込み機構16と、押込み機構16を支持する支持台17と、被加工部材Wの加工機100上での位置(座標)を計測する位置センサ18と、上回転テーブル11のスライド量を計測する第1距離センサ19U及び第2距離センサ19L(図6)とから構成されている。
上回転テーブル11は、天板11a及び底板11bが切欠き構造を有し、天板11a及び底板11bを支持する内部構造が板骨(プレートリブ)中空構造を成している。板骨は周方向に沿って同心円状に設けられた4つの周方向リブ板11c1,11c2,11c3,11c4と、第1周方向リブ板11c1と第2周方向リブ板11c2との間に放射状に設けられた第1径方向リブ板11d1と、第2周方向リブ板11c2と第3周方向リブ板11c3との間に放射状に設けられた第2径方向リブ板11d2と、第3周方向リブ板11c3と第4周方向リブ板11c4との間に放射状に設けられた第3径方向リブ板11d3とから構成されている。
また、天板11aは円状切欠き部11acおよび1/4円状切欠き部11aqを有する。底板11bは環状切欠き部11brおよび半扇形状切欠き部11bsを有する。従って、上回転テーブル11は、上記切欠き構造及び板骨中空構造によって十分な強度・剛性を確保しながら全体として大幅な軽量化が施されている。
下回転テーブル12は、天板12a及び底板12bが切欠き構造を有し、天板12a及び底板12bを支持する内部構造が板骨(プレートリブ)中空構造を成している。板骨は周方向に沿って同心円状に設けられた4つの周方向リブ板12c1,12c2,12c3,12c4と、第1周方向リブ板12c1と第2周方向リブ板12c2との間に放射状に設けられた第1径方向リブ板12d1と、第2周方向リブ板12c2と第3周方向リブ板12c3との間に放射状に設けられた第2径方向リブ板12d2と、第3周方向リブ板12c3と第4周方向リブ板12c4との間に放射状に設けられた第3径方向リブ板12d3とから構成されている。
また、天板12aは円状切欠き部、環状切欠き部および複数の半扇状切欠き部を有する。底板12bは円状切欠き部および環状切欠き部を有する。従って、下回転テーブル12は、上記切欠き構造及び板骨中空構造によって十分な強度・剛性を確保しながら全体として大幅な軽量化が施されている。上回転テーブル11及び下回転テーブル12の詳細については、図4及び図5を参照しながら後述する。
上回転テーブル11と下回転テーブル12を締結するボルト14の軸部の最大外径は、上回転テーブル11の底板11bに設けられた貫通穴11eの内径よりも小さくなっている。従って、上回転テーブル11に水平方向(横方向)の荷重を加える場合、下回転テーブル12に対し上回転テーブル11を相対移動(スライド)させることが可能となる。
テーブル回転駆動部13は下回転テーブル12に同心でリジッドに結合し、スピンドル13aの回転力を下回転テーブル12に伝達する。また、テーブル回転駆動部13はブレーキ機構(図示せず)を備え、このブレーキ機構の制動力によって下回転テーブル12を静止状態に保持する。
押込み機構16は、押込み片16aで上回転テーブル11の底板11b周端に接合している。本実施形態では2台の押込み機構16,16が下回転テーブル12の中心C2に関し点対称に配置されている。なお、押込み片16aと平行に、上回転テーブル11のスライド量を計測する第1距離センサ19U及び第2距離センサ19L(図6)が配置されている。
位置センサ18は、加工ヘッド部2に取り付けられて使用される接触式の位置センサである。計測に係る座標系は、加工機100の座標系である。この位置センサ18と上記押込み機構16を使用した被加工部材W(上回転テーブル11)の位置決めについては、図6から図11を参照しながら後述する。
図4は、本発明に係る上回転テーブル11を示す説明図である。図4(a)は平面図であり、図4(b)は底面図である。
図4(a)に示されるように、天板11aの中心部には円状切欠き部11acが形成され、その周囲には4つの1/4円状切欠き部11aqが形成されている。また、図3に示されるように天板11aの中心部はその他の部位より低い凹部(インロ-部)を成している。
図4(b)に示されるように、底板11bの中心部には円状切欠き部11bcが形成され、その周囲には環状切欠き部11brが形成され、更にその周囲には12個の半扇形状切欠き部11bsが形成されている。また、底板11bの表面外側部にはボルト14(図3)が挿通される貫通穴11eが8個形成されている。
内部の板骨中空構造について、同心円状に径方向外側に沿って第1周方向リブ板11c1(図3)が最内側に形成され、第2周方向リブ板11c2、第3周方向リブ板11c3および第4周方向リブ板11c4(図3)が順に設けられている。
第1周方向リブ板11c1と第2周方向リブ板11c2との間には、第1径方向リブ板11d1が上回転テーブル中心C1から放射状に30°間隔で設けられている。同様に、第2周方向リブ板11c2と第3周方向リブ板11c3との間には、第2径方向リブ板11d2が上回転テーブル中心C1から放射状に10°間隔で設けられている。同様に、第3周方向リブ板11c3と第4周方向リブ板11c4(図3)との間には、第3径方向リブ板11d3が上回転テーブル中心C1から放射状に10°間隔で設けられている。
図5は、本発明に係る下回転テーブル12を示す説明図である。図5(a)は平面図であり、図5(b)は底面図である。
図5(a)に示されるように、天板12aの中心部には円状切欠き部12acが形成され、その周囲には環状切欠き部12arが形成され、更にその周囲には12個の半扇形状切欠き部12asが形成されている。また、天板12aの表面にはボルト14がネジ結合する雌ネジ部11fが8個形成されている。
図5(b)に示されるように、底板12bの中心部には円状切欠き部12bcが形成され、その周囲には環状切欠き部12brが形成されている。
図5(a)に戻って、内部の板骨中空構造について、同心円状に径方向外側に沿って第1周方向リブ板12c1(図3)が最内側に形成され、第2周方向リブ板12c2、第3周方向リブ板12c3および第4周方向リブ板12c4(図3)が順に設けられている。
第1周方向リブ板12c1と第2周方向リブ板12c2との間には、第1径方向リブ板12d1が下回転テーブル中心C2から放射状に30°間隔で設けられている。同様に、第2周方向リブ板12c2と第3周方向リブ板12c3との間には、第2径方向リブ板12d2が下回転テーブル中心C2から放射状に15°間隔または30°間隔で設けられている。同様に、第3周方向リブ板12c3と第4周方向リブ板12c4(図3)との間には、第3径方向リブ板12d3が下回転テーブル中心C2から放射状に15°間隔または30°間隔で設けられている。さらに、隣り合う2つの第3径方向リブ板12d3,12d3の間には第4径方向リブ12d4が下回転テーブル中心C2から放射状に5°間隔または10°間隔で設けられている。
図4(b)に示される底板11bの切欠き構造と図5(a)に示される天板12aの切欠き構造から、上回転テーブル11と下回転テーブル12との接合部における摩擦面積は小さいことが分かる。そのため、押込み機構16が上回転テーブル11を押して上回転テーブル11を下回転テーブル12に対しスライド移動させる場合、押込み機構16に求められる押し力については小さくて済むことになる。これにより、押込み機構16を小型化・省電力化することが可能となる。
図6は、テーブル部10の位置決め機構の要部を示す説明図である。なお、ここで言う「位置決め」とは、下回転テーブル中心C2を基準点とし、被加工部材中心CWを下回転テーブル中心C2に一致させることを意味している。また、被加工部材Wは上回転テーブル11(図示せず)上に固定されているものとする。
2台の押込み機構16U,16Lは、下回転テーブル中心C2に関して点対称に配置されている。従って、一方の押込み機構の仮想中心軸CLと、他方の押込み機構の仮想中心軸CLは互いに一致し、仮想中心軸CLは下回転テーブル中心C2を通過する。ここでは説明の都合上、仮想中心軸CLを加工機100の座標系のY軸とし、下回転テーブル中心C2を座標系の原点とし、Y軸に直交し下回転テーブル中心C2を通る仮想軸を座標系のX軸としている。例えば、被加工部材Wを-Y方向にスライド移動させたい場合は、+Y方向に配置された第1押込み機構16Uの第1押込み片16aUを-Y方向に押し出すことになる。逆に、被加工部材Wを+Y方向にスライド移動させたい場合は、-Y方向に配置された第2押込み機構16Lの第2押込み片16aLを+Y方向に押し出すことになる。なお、被加工部材Wについての仮想中心軸CLに沿っての移動量については、第1距離センサ19U又は第2距離センサ19Lによって測定されるように構成されている。
被加工部材Wは、スピンドル13aによって下回転テーブル中心C2を回転中心として回転させることができると共に、2台の押込み機構16U,16Lによって仮想中心軸CLに沿ってスライド移動させることができる。以下に、スピンドル13a及び2台の押込み機構16U,16Lを使用した位置決め手順について説明する。なお、被加工部材Wの断面形状は円形であると仮定する。
先ず、(1)被加工部材中心CWの座標(XCW,YCW)を算出する。被加工部材中心CWの座標(XCW,YCW)の算出は、位置センサ18のプローブ18aを被加工部材Wの外周面の任意の3点P1、P2、P3に接触させることによりコンピュータ(図示せず)によって算出される。コンピュータは3点のXY座標P1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,Y3)を下記式1に代入して、3つの連立方程式を解くことにより、被加工部材中心CWの座標(XCW,YCW)及び半径Rを算出する。
(式1):(X-XCW+(Y-YCW=R
次に(2)偏心距離L及び偏角θを算出する。ここで言う「偏心距離」とは、下回転テーブル中心C2から被加工部材中心CWに到る長さを意味している。また、「偏角」とは、下回転テーブル中心C2から被加工部材中心CWに到る仮想直線(対称軸SL)の仮想中心軸CL(Y軸)に対する傾斜角度を意味している。偏心距離L及び偏角θについては下記式2、下記式3によってそれぞれ算出される。
(式2):L=(XCW +YCW 0.5
(式3):θ=cos-1(YCW/L)
次に、(3)スピンドル13aによって下回転テーブル12を反時計方向に偏角θだけ回転させる。図7は、スピンドル13aによって下回転テーブル12を反時計方向に偏角θだけ回転させた状態を表している。下回転テーブル中心C2(0,0)を回転中心として反時計方向に偏角θだけ回転させた結果、対称軸SLは仮想中心軸CL(Y軸)に一致し、被加工部材中心CWがY軸上に位置することになる。また、上記回転操作によって偏心距離Lは変化しないため、被加工部材中心CWはY軸上の座標(0,L)に位置することになる。
次に、(4)第1押込み機構16Uの第1押込み片16aUを距離Lだけ押し出す。図8は、第1押込み機構16Uの第1押込み片16aUを偏心距離Lだけ押し出した状態を表している。被加工部材WをY軸上を偏心距離Lだけスライド移動させた結果、被加工部材中心CWは下回転テーブル中心C2に一致することになる。
以上の通り、断面形状が円形である被加工部材Wの位置決めについては、先ず(1)被加工部材中心CWの座標(XCW,YCW)を算出し、次に(2)基準点(下回転テーブル中心C2)に対する偏心距離L及び偏角θを算出し、(3)スピンドル13aによって偏角θがゼロになるように下回転テーブル12を回転させ、そして(4)第1押込み機構16U又は第2押込み機構16Lによって偏心距離Lがゼロになるように上回転テーブル11を下回転テーブル12に対しスライド移動させることによって、被加工部材Wの被加工部材中心CWを下回転テーブル中心C2に容易に位置決めすることができる。なお、本発明に係る上記位置決め方法は、断面形状が円の他、楕円、矩形等の軸対称な図形(対称軸SLを有する図形)について適用可能である。以下に、断面形状が楕円である被加工部材Wについての位置決め手順について説明する。
図9は、断面形状が楕円である被加工部材Wの位置決め手順を示す説明図である。なお、図9(b)は楕円の一般的な定義を示す説明図である。
先ず、(1’)被加工部材Wの対称軸SLを算出する。楕円の対称軸SLとしては長軸LAを選定することができる。なお、楕円の「長軸」は第1焦点F1と第2焦点F2を通る仮想中心軸である。また、楕円の方程式は下記式4に示されるように、「2定点(第1焦点F1および第2焦点F2)からの距離の和が一定(=C)の動点P(x,y)の軌跡」として定義される。
(式4):{(x-a1)+(y-b1)0.5+{(x-a2)+(y-b2)0.5=C
従って、上記式4を使用して、被加工部材Wの第1焦点F1の座標(a1,b1)及び第2焦点F2の座標(a2,b2)を算出する。
上記式4において、未知数はa1、b1、a2、b2及びCであるので、5つの連立方程式を作成する必要がある。従って、プローブ18aによって被加工部材Wの外周面の任意の5点についてのXY座標P1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,Y3)、P4(X4,Y4)及びP5(X5,Y5)を取得する必要がある。
コンピュータは、5点のXY座標P1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)、P3(X3,Y3)、P4(X4,Y4)及びP5(X5,Y5)を上記式4に代入して、5つの連立方程式を解くことにより、被加工部材Wの第1焦点F1の座標(a1,b1)及び第2焦点F2の座標(a2,b2)を算出する。
次に、(2’)被加工部材Wの長軸LA(対称軸SL)のY切片L0を算出する。Y切片L0は下記式5に示される長軸LAの方程式においてX=0を代入することにより算出される。
(式5):Y-b1=(b2-b1)/(a2-a1)*(X-a1)
(式5’):L0=(a2*b1-a1*b2)/(a2-a1)
次に、(3’)第1押込み機構16Uの第1押込み片16aUを長軸LAのY切片L0だけ押し出す。これにより、図10に示されるように、長軸LAが下回転テーブル中心C2を通過するようになる。また、第1焦点F1の座標が(a1,b1-L0)に変化する。さらに、第2焦点F2の座標が(a2,b2-L0)に変化する。従って、被加工部材中心CWの座標も、((a1+a2)/2,(b1+b2)/2-L0)に変化する。
従って、その後の処理については上記(2)から(4)の処理を実行することにより、断面形状が楕円である被加工部材Wについて被加工部材中心CWを下回転テーブル中心C2に一致させることができる。このように、断面形状が円形でない被加工部材Wを位置決めする場合は、(1’)被加工部材Wについての対称軸SLを算出し、次に(2’)対称軸SLのY切片L0を算出し、(3’)対称軸SLのY切片L0がゼロになるように上回転テーブル11を第1押込み機構16U又は第2押込み機構16Lによってスライド移動させることによって、断面形状が円形である被加工部材Wの位置決めと同様に行うことができる。
図11は、断面形状が矩形である被加工部材Wの位置決め手順を示す説明図である。
先ず、(1”)被加工部材Wの対称軸SLを算出する。矩形の対称軸SLは、4つの角部のXY座標P1、P2、P3、P4を取得することにより算出される。点P1(X1,Y1)と点P2(X2,Y2)の各座標から中点MP1座標((X1+X2)/2,(Y1+Y2)/2)が算出される。また、点P3(X3,Y3)と点P4(X4,Y4)の各座標から中点MP4座標((X3+X4)/2,(Y3+Y4)/2)が算出される。なお、角部の検出は、例えば直線の傾きが変わる点として検出することができる。
これにより、対称軸SLの方程式は下記式6の通り算出される。Y切片L0は下記式6に示される対称軸SLの方程式においてX=0を代入することにより算出される。また、被加工部材中心CWの座標は、((X1+X2+X3+X4)/4,(Y1+Y2+Y3+Y4)/4)である。
(式6):Y-(Y1+Y2)/2=(Y1+Y2-Y3-Y4)/(X1+X2-X3-X4){X-(X1+X2)/2}
(式6’):L0={(X1+X2)(Y3+Y4)-(X3+X4)(Y1+Y2)}/2*(X1+X2-X3-X4)
従って、その後の処理については上記(3’)及び上記(2)から(4)の処理を実行することにより、断面形状が矩形である被加工部材Wについても被加工部材中心CWを下回転テーブル中心C2に一致させることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上記だけに限定されない。すなわち、本発明の技術的範囲内において種々の修正・改良を追加することが可能である。例えば、図12に示されるように仮想中心軸CLと座標基準軸(X軸、Y軸)が一致しない場合に対しても本発明は適用可能である。この場合、仮想中心軸CLと対称軸SLとが成す偏角θは下記式7、7’に示される通り、仮想中心軸CLについての大きさが1の単位ベクトルVCL=(sinδ,cosδ)と、原点(0,0)と被加工部材中心CWを結ぶベクトルVCW=(XCW,YCW)との内積(・)を取ることにより算出される。なお、偏心距離Lはそのままである。従って、断面形状が円形である被加工部材Wの位置決めと同様に行うことができる。
(式7):VCL・VCW=|VCL|*|VCW|*cosθ
(式7’):θ=cos-1(VCL・VCW/|VCL|*|VCW|)=cos-1{(XCW*sinδ+YCW*cosδ)/L}
同様に、図13に示されるように、仮想中心軸CLと座標基準軸(X軸、Y軸)が一致しない場合であって、対称軸SLが原点(下回転テーブル中心C2)を通過しない場合に対しても本発明は適用可能である。この場合、対称軸SLが仮想中心軸CLに交わる交点PCLを求めることにより、断面形状が円形である被加工部材Wの位置決めと同様に行うことができる。すなわち、原点から交点PCLに到る距離L0’(ずれ量)を第1押込み機構16Uによって上回転テーブル11をスライド移動させることにより、断面形状が円形である被加工部材Wの位置決めと同様に行うことができる。なお、交点PCLは、仮想中心軸CLの方程式と、対称軸SLの方程式との連立方程式の解として算出される。因みに、仮想中心軸CLの方程式は、上記単位ベクトルVCL=(sinδ,cosδ)を方向ベクトルに持ち且つ原点を通るから、下記式8に示される通り算出される。また、対称軸SLの方程式は上記式5に示される通り算出される。
(式8):Y=X*(cosδ/sinδ)=X/tanδ
なお、上記偏角θ、偏心距離L、ずれ量L0,L0‘等を求める算出プロセスは一例であり、上記のみに限定されることはない。
2 加工ヘッド部
3 Z軸移動機構
4 Y軸移動機構
5 X軸移動機構
6 ガントリー部
7 支柱
8 操作盤
10 テーブル部
11 上回転テーブル
12 下回転テーブル
13 テーブル回転駆動部
14 ボルト
15 ワッシャ
16 押込み機構
16U 第1押込み機構
16L 第2押込み機構
17 支持台
18 位置センサ
18a プローブ
19U 第1距離センサ
19L 第2距離センサ
100 加工機

Claims (5)

  1. 被加工部材(W)を固定する第1回転テーブル(11)と、
    前記第1回転テーブル(11)が置かれ当該第1回転テーブル(11)を相対変位可能にする第2回転テーブル(12)と、
    前記第2回転テーブル(12)を回転駆動するテーブル回転駆動手段(13a)と、
    前記第1回転テーブル(11)に接合して当該第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させる複数の押出し手段(16U、16L)と、
    前記被加工部材(W)についての座標を計測する座標計測手段(18a)と、
    前記座標計測手段(18a)から取得される前記被加工部材(W)の各座標から前記第2回転テーブル(12)の回転量(θ)および前記押出し手段(16U、16L)の押出し量(L、L0)をそれぞれ算出する駆動量算出手段と、を備えた加工機用位置決め装置(10)であって、
    複数の前記押出し手段(16U、16L)は、前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)に関し点対称に配置され、且つ
    前記第1回転テーブル(11)の底板(11b)にはボルト(14)が通る貫通穴(11e)が複数形成されていると共に前記第2回転テーブル(12)の天板(12a)には前記ボルト(14)とネジ結合する雌ネジ部(11f)が複数形成され、且つ
    前記第1回転テーブル(11)と前記第2回転テーブル(12)は前記ボルト(14)及びワッシャ(15)によって締結されている
    ことを特徴とする加工機用位置決め装置。
  2. 請求項1に記載の加工機用位置決め装置において、
    前記第1回転テーブル(11)及び前記第2回転テーブル(12)について、天板(11a、12a)及び底板(11b、12b)は中央部に円状切欠き部(11ac,11bc,12ac,12bc)が形成され、その周囲に環状切欠き部(11br,12ar,12br)又は1/4円状切欠き部(11aq)を有する切欠き構造を有し且つ、内部が周方向に沿って同心円状に設けられた複数の周方向リブ板(11c1,11c2,11c3,11c4、12c1,12c2,12c3,12c4)と、隣り合う2つの前記周方向リブ板の間にテーブル中心(C1,C2)から放射状に設けられた複数の径方向リブ板(11d1,11d2,11d3、12d1,12d2,12d3,12d4)とから構成されている板骨中空構造を有する
    ことを特徴とする加工機用位置決め装置。
  3. 請求項1又は2に記載の加工機用位置決め装置において、
    前記駆動量算出手段は、前記被加工部材中心(CW)の座標(XCW,YCW)を算出し、
    当該被加工部材中心(CW)と前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)との間の偏心距離(L)と、
    前記押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)を基準とした前記被加工部材中心(CW)を通る前記被加工部材(W)の対称軸(SL)についての偏角(θ)とをそれぞれ算出し、
    前記テーブル回転駆動手段(13a)によって前記偏角(θ)だけ前記第2回転テーブル(12)を回転させると共に、前記押出し手段(16U、16L)によって前記偏心距離(L)だけ前記第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させる
    ことを特徴とする加工機用位置決め装置。
  4. 請求項3に記載の加工機用位置決め装置において、
    前記駆動量算出手段は、前記被加工部材(W)の対称軸(SL)が前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)を通らない場合、前記対称軸(SL)が前記仮想中心軸(CL)に交わる交点(YCP、PCL)と前記第2回転テーブル(12)の中心(C2)との間のズレ量(L0、L0’)を算出し、
    前記押出し手段(16U、16L)によって前記ズレ量(L0、L0’)だけ前記第1回転テーブル(11)を前記第2回転テーブル(12)に対し相対変位させる
    ことを特徴とする加工機用位置決め装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の加工機用位置決め装置において、
    前記押出し手段(16U、16L)の仮想中心軸(CL)は、加工機の計測座標系の何れかの座標基準軸(Y軸)に一致するように設定されている
    ことを特徴とする加工機用位置決め装置。
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