JP2019143506A - リザーブタンク - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に搭載されるリザーブタンクにおいて、配置位置や他の車載機器との位置関係にかかわらず、リザーブタンクに設けられた液量確認用目盛の視認性を向上させる。【解決手段】冷却液が貯留される、上面21および複数の側面23,25を有するタンク本体部2を備えるリザーブタンク1である。タンク本体部2には、前側側面23の一部を当該タンク本体部2内側に後退させた後退面30が、上面21に連なるように形成されている。後退面30に、液量確認用目盛であるF−Lライン31が設けられている。【選択図】図8
Description
本発明は、車両に搭載されるリザーブタンクに関するものである。
水冷式エンジン等を搭載した車両では、温度上昇に伴う冷却液の体積膨張を吸収して、冷却系統(回路)を循環する冷却液量を一定に保つとともに、冷却液に不可避的に含まれる残留エアを抜く(気液分離)ために、冷却系統にリザーブタンクを設けることが従来から知られている。
また、リザーブタンクは、このような冷却液量を一定に保つ機能や気液分離機能の他、冷却系統を循環する冷却液量の点検や管理を容易にするという機能をも有している。より詳しくは、リザーブタンクの側面には、通常、冷却液量の上限を表す「Full」や下限を表す「Low」といった文字と共に液量確認用目盛(以下、F−Lラインともいう)が設けられており(特許文献1の図1参照)、例えば半透明のリザーブタンクを介して透けて見える冷却液の液面とF−Lラインとを見比べることで、冷却液量の点検や管理を容易に行えるようになっている。
ところで、リザーブタンクは通常エンジンコンパートメント内に配置されるが、エンジンコンパートメント内におけるリザーブタンクの配置位置や、リザーブタンクと他の車載機器との位置関係によっては、リザーブタンクのF−Lラインが設けられた側面に遮蔽物(車体部材や他の車載機器等)が近接するため、F−Lラインを視認することが容易でない場合も想定される。
また、最近では、ダウンサイジングターボ化されたエンジンの増加に伴い、水冷式インタークーラを搭載した車両が増えつつあるが、エンジン冷却用およびインタークーラ冷却用という2つのリザーブタンクをエンジンコンパートメント内に配置すると、スペースの有効活用が阻害されるとともに、コストが嵩むという問題がある。
そこで、エンジン冷却用のタンク部とインタークーラ冷却用のタンク部とを一体形成したリザーブタンクを採用するとともに、エンジン冷却用のタンク部に対応する側面にエンジン冷却水用のF−Lラインを設け、且つ、インタークーラ冷却用のタンク部に対応する側面にインタークーラ冷却水用のF−Lラインを設けることが考えられるが、エンジンコンパートメント内という限られたスペースにおいて、これらF−Lラインが形成された2つの側面を共に見通しよく配置することは困難である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両に搭載されるリザーブタンクにおいて、配置位置や他の車載機器との位置関係にかかわらず、リザーブタンクに設けられた液量確認用目盛の視認性を向上させる技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るリザーブタンクでは、リザーブタンクの配置位置や、リザーブタンクと他の車載機器との位置関係に左右されず、見通しのよい上方から視認可能な態様で液量確認用目盛をリザーブタンクに設けるようにしている。
具体的には、本発明は、冷却液が貯留される、上面および複数の側面を有するタンク本体部を備えるリザーブタンクを対象としている。
そして、このリザーブタンクは、上記タンク本体部には、一側面の一部を当該タンク本体部内側に後退させた後退面が、上記上面に連なるように形成されており、上記後退面に、液量確認用目盛が設けられていることを特徴とするものである。
この構成によれば、仮にリザーブタンクの一側面に遮蔽物が近接している場合でも、当該一側面にはその一部を、タンク本体部内側に、換言すると、遮蔽物から離れるように後退させた後退面が、上面に連なるように形成されていることから、見通しのよいリザーブタンクの上方や斜め上方から後退面を容易に視認することができる。そうして、この後退面には液量確認用目盛が設けられていることから、リザーブタンクの配置位置や他部材との位置関係に左右されることなく、冷却液量の点検や管理を容易に行うことができる。
なお、本発明において、「一側面の一部をタンク本体部内側に後退させた後退面」とは、例えば一側面にタンク本体部内側に凹む凹部を形成し、かかる凹部の奥面を後退面としてもよいし、例えば一側面の上側部分全体を(一側面の上側部分を全幅に亘って)タンク本体部内側に後退させて後退面としてもよいし、例えば一側面の上側コーナー部をタンク本体部内側に後退させて後退面としてもよい。
ところで、後退面を切り立つように(垂直面に)形成した場合には、リザーブタンクの真上からでは液量確認用目盛を視認し難くなるため、これを解消するには後退面の後退量を大きくすることが考えられるが、後退面の後退量を大きくすると、リザーブタンクの容量が減少するという問題がある。
そこで、上記リザーブタンクでは、上記後退面は、上方に行くほど上記タンク本体部内側に傾斜して、上記上面と上記一側面とに連なる傾斜面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、上面と一側面とに連なる傾斜面に液量確認用目盛が設けられていることから、換言すると、正面からでも上方からでも視認可能な形状に形成された後退面に液量確認用目盛が設けられていることから、後退面の後退量を大きくすることなく、リザーブタンクの真上からでも液量確認用目盛を容易に視認することができる。
なお、この場合にも、例えば一側面にタンク本体部内側に凹む凹部を形成し、かかる凹部の奥面を傾斜面としてもよいし、例えば一側面の上側コーナー部を、上方に行くほどタンク本体部内側に傾斜するように後退させて傾斜面としてもよい。
ところで、リザーブタンクをエンジンコンパートメント内に配置する際には、F−Lライン(液量確認用目盛)が形成された側面に遮蔽物が近接しないようなレイアウトを採用するのが一般的であるが、2つの冷却系統のタンク部を隣接して一体形成したようなリザーブタンクの場合に、エンジンコンパートメント内という限られたスペースにおいて、各々F−Lラインが形成された2つの側面に遮蔽物が近接しないようにリザーブタンクを配置することは困難である。
そこで、上記リザーブタンクでは、上記タンク本体部は、第1冷却系統の冷却液を貯留する第1タンク部と、当該第1タンク部と隣接して一体化された、第2冷却系統の冷却液を貯留する第2タンク部と、を有しており、上記複数の側面のうち、上記第1タンク部および上記第2タンク部を囲う第1側面における当該第1タンク部に対応する部位に、上記液量確認用目盛が設けられた上記後退面が形成されているとともに、上記第2タンク部のみを囲う第2側面にも、液量確認用目盛が設けられていることが好ましい。
この構成では、第2タンク部のみを囲う第2側面に遮蔽物が近接しないようなレイアウトを採用すれば、第2側面に設けられた液量確認用目盛を容易に視認することができ、これにより、第2冷却系統の冷却液量の点検や管理を容易に行うことができる。
他方、第1タンク部およびこれと隣接して一体化された第2タンク部を囲う第1側面に遮蔽物が近接するようなレイアウトを採用しても、かかる第1側面における第1タンク部に対応する部位に後退面が形成されていることから、リザーブタンクの上方等から後退面を容易に視認することができ、これにより、第1冷却系統の冷却液量の点検や管理をも容易に行うことができる。
加えて、2つの冷却系統のタンク部を隣接して一体化した場合には、各タンク部を囲う側面(第2側面)よりも、2つのタンク部を囲う(2つのタンク部に跨る)側面(第1側面)の方が、面積が大きくなるのが通常であるところ、この構成では、相対的に面積が大きい第1側面に遮蔽物を近接させてもよいことから、エンジンコンパートメント内におけるレイアウトの自由度を高めることができる。
また、上記リザーブタンクでは、上記後退面は、上記タンク本体部がエンジンコンパートメント内に配置された場合に、上記複数の側面のうちエンジンコンパートメントの外側を向く側面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、タンク本体部がエンジンコンパートメント内に配置された場合に、エンジンコンパートメントの外側を向く側面に後退面を形成することで、エンジンコンパートメントの外側から冷却液を注入する作業者が、後退面に設けられた液量確認用目盛を容易に視認することができる。
以上説明したように、本発明に係るリザーブタンクによれば、配置位置や他の車載機器との位置関係にかかわらず、リザーブタンクに設けられた液量確認用目盛の視認性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。なお、図中における、矢印Upは上方を、矢印Frは前側(車両前後方向前側)を、矢印Rhは右側(車幅方向右側)を、矢印Lfは左側(車幅方向左側)をそれぞれ示している。
−リザーブタンク−
図1は本実施形態に係るリザーブタンク1を模式的に示す斜視図であり、図2はエンジン用ラジエータ41に取り付けられたリザーブタンク1を模式的に示す斜視図であり、図3はエンジンコンパートメント50内におけるリザーブタンク1のレイアウトを模式的に示す図である。なお、図3では、図を見易くするために、エンジンコンパートメント50内においてエンジン用ラジエータ41の前側に設けられる機器(例えばコンデンサやインタークーラ用ラジエータ等)を図示省略している。
図1は本実施形態に係るリザーブタンク1を模式的に示す斜視図であり、図2はエンジン用ラジエータ41に取り付けられたリザーブタンク1を模式的に示す斜視図であり、図3はエンジンコンパートメント50内におけるリザーブタンク1のレイアウトを模式的に示す図である。なお、図3では、図を見易くするために、エンジンコンパートメント50内においてエンジン用ラジエータ41の前側に設けられる機器(例えばコンデンサやインタークーラ用ラジエータ等)を図示省略している。
このリザーブタンク1は、過給機(図示せず)を用いてダウンサイジングターボ化されたエンジン40を備える車両に搭載されるものであり、図2に示すように、エンジン用ラジエータ41に取り付けられて、図3に示すように、エンジンコンパートメント50内の前側に配置されている。なお、以下の説明では、特に断りがない限り、リザーブタンク1を車載した状態における姿勢を基準として前後上下左右を規定している。一例として、上面21とは、リザーブタンク1を車載した状態における上方を向く面であり、また、前側側面23とは、リザーブタンク1を車載した状態における前側を向く面である。
リザーブタンク1は、例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等といった透明または半透明の樹脂からなり、図1に示すように、エンジン冷却水(冷却液)を貯留するタンク本体部2と、タンク本体部2に形成された第1および第2冷却水注入部14,15を加圧・密閉するように、これら第1および第2冷却水注入部14,15にそれぞれ着脱可能に取り付けられる第1および第2タンクキャップ5,6と、タンク本体部2をエンジン用ラジエータ41に取り付けるための第1〜第3取付け部7,8,9と、を備えている。
図4はリザーブタンク1を模式的に示す正面図であり、図5はリザーブタンク1を模式的に示す平面図であり、図6は図5のVI−VI線の矢視断面図である。タンク本体部2は、二分割構造になっていて、前側部材3と後側部材4とを前後方向に接続することで内部に空間を有する立体形状に形成されている。
タンク本体部2は、図1、図4および図5に示すように、上面21と、下面22と、上面21の前側の端部から下方に延びる前側側面23と、上面21の後側の端部から下方に延びる後側側面24と、上面21の右側の端部から下方に延びる第1右側側面25と、第1右側側面25の下端部から左側に後退して下方に延びる第2右側側面26と、上面21の左側の端部から下方に延びる第1左側側面27と、第1左側側面27の下端部から下方に行くほど右側に湾曲して延びる第2左側側面28と、を有する多面体形状に形成されている。
ところで、ダウンサイジングターボ化されたエンジン40を備える本実施形態の車両には、高負荷運転時等に気筒内に導入される空気の充填効率を高めるべく、過給された高温の吸入空気の温度を下げるための水冷式のインタークーラ(図示せず)が搭載されている。ここで、エンジン冷却水の温度とインタークーラ冷却水の温度とは異なるため、エンジン冷却用およびインタークーラ冷却用という2つの冷却系統のリザーブタンクが必要になるところ、本実施形態では、エンジンコンパートメント50内におけるスペースの有効活用とコスト低減を図るべく、エンジン冷却用およびインタークーラ冷却用という2つの冷却系統のタンク部11,12を隣接して一体化したリザーブタンク1を採用している。
具体的には、タンク本体部2は、図6に示すように、エンジン冷却水(第1冷却系統の冷却液)を貯留する左側の第1タンク部11と、当該第1タンク部11と車幅方向に隣接して一体化された、インタークーラ冷却水(第2冷却系統の冷却液)を貯留する右側の第2タンク部12と、これら第1タンク部11と第2タンク部12とを仕切る内壁部13と、を有している。第1タンク部11および第2タンク部12の内部には、図6に示すように、多数のリブ16,17が設けられており、これにより、第1タンク部11および第2タンク部12の内部に複数の内部空間11a,12aがそれぞれ形成されるとともに、リザーブタンク1に剛性が付与されるようになっている。なお、第1タンク部11の内部に形成された複数の内部空間11aは、連通孔(図示せず)によって連通しており、エンジン冷却水は複数の内部空間11aを順次通過するようになっている。同様に、第2タンク部12の内部に形成された複数の内部空間12aは、連通孔(図示せず)によって連通しており、インタークーラ冷却水は複数の内部空間12aを順次通過するようになっている。
第1タンク部11は、上面21の左側部分(内壁部13よりも車幅方向左側の部分)と、下面22の左側部分と、前側側面23の左側部分と、後側側面24の左側部分と、第1左側側面27と、第2左側側面28とで(より正確にはこれらの面をそれぞれ構成する壁部で)囲われている。エンジン冷却水は、エンジン40に供給された後、エンジン用ラジエータ41とリザーブタンク1とに分流される。リザーブタンク1に分流されたエンジン冷却水は、後側側面24の左側部分に形成された第1流入部(図示せず)から第1タンク部11内に流入して、リブ16によって仕切られた複数の内部空間11aを通った後、下面22の左側部分に形成された第1流出部11bから流出し、エンジン用ラジエータ41から流出したエンジン冷却水と合流した後、再びエンジン40に供給されるようになっている。これにより、温度上昇に伴うエンジン冷却水の体積膨張を吸収して、エンジン冷却系統(回路)を循環する冷却水量を一定に保つことができるとともに、複数の内部空間11aを通る過程でエンジン冷却水の流速が減速されることで、エンジン冷却水に不可避的に含まれる残留エアを抜くこと(気液分離)が可能となっている。
一方、第2タンク部12は、上面21の右側部分(内壁部13よりも車幅方向右側の部分)と、下面22の右側部分と、前側側面23の右側部分と、後側側面24の右側部分と、第1右側側面25と、第2右側側面26とで(より正確にはこれらの面をそれぞれ構成する壁部で)囲われている。インタークーラ冷却水は、インタークーラに供給された後、下面22の右側部分に形成された第2流入部12bから第2タンク部12内に流入して、リブ17によって仕切られた複数の内部空間12aを通った後、前側側面23の右側部分に形成された第2流出部12cからインタークーラ用ラジエータ(図示せず)に供給されるようになっている。これにより、温度上昇に伴うインタークーラ冷却水の体積膨張を吸収して、インタークーラ冷却系統(回路)を循環する冷却水量を一定に保つことができるとともに、複数の内部空間12aを通る過程でインタークーラ冷却水の流速が減速されることで、インタークーラ冷却水に不可避的に含まれる残留エアを抜くこと(気液分離)が可能となっている。
上面21(より正確には上面21を構成する壁部)には、その左側部分に第1タンク部11にエンジン冷却水を注入するための第1冷却水注入部14が形成されている一方、その右側部分に第2タンク部12にインタークーラ冷却水を注入するための第2冷却水注入部15が形成されている。これら第1および第2冷却水注入部14,15は、上述の如く、着脱可能に取り付けられる第1および第2タンクキャップ5,6によって加圧・密閉されており、これにより、第1および第2タンク部11,12内の圧が高められてエンジン冷却水等の沸騰が抑えられるようになっている。
なお、上面21には、内壁部13に対応する位置に車両前後方向に延びる凹条部21aが形成されているとともに、かかる凹条部21aを挟んで、第2タンク部12に対応する右側部分が、第1タンク部11に対応する左側部分よりも一段低くなっている。これにより、エンジン冷却水およびインタークーラ冷却水を注入する作業者に、リザーブタンク1が2つの冷却系統のタンク部11,12を一体形成したものであることを注意喚起して、片方のタンク部への冷却水の注入忘れが回避されるようになっている。
なお、第1タンク部11と第2タンク部12とを仕切る内壁部13は、図6に示すように、第1タンク部11の右側を区画する第1内壁部13Aと、当該第1内壁部13Aと車幅方向に間隔を空けて設けられ、第2タンク部12の左側を区画する第2内壁部13Bと、を有している。図6では、第1内壁部13Aおよび第2内壁部13Bを黒塗りで強調して示している。これにより、第1タンク部11と第2タンク部12との間には、前側側面23を構成する壁部と、後側側面24を構成する壁部と、上面21を構成する壁部と、下面22を構成する壁部と、第1内壁部13Aと、第2内壁部13Bと、で前後上下左右が囲まれた空間Sが形成されており、かかる空間Sによって第1タンク部11と第2タンク部12との間に空気層が形成されている。このように、第1タンク部11と第2タンク部12との間に空気層を介在させることで、温度領域が相対的に低いインタークーラ冷却水が、温度領域が相対的に高いエンジン冷却水の影響を受けるのを抑えることが可能になっている。
図7はエンジン用ラジエータ41を模式的に示す正面図である。以上のように構成されたリザーブタンク1は、前側側面23の左端の上端部に設けられた第1取付け部7、前側側面23の右端部に設けられた第2取付け部8、および、前側側面23の右端の下端部に設けられた第3取付け部9が、エンジン用ラジエータ41の後側でラジエータシュラウド41a(図5参照)にボルト締結されることで、エンジン用ラジエータ41に三点支持で取り付けられている。リザーブタンク1は、図7に示すように、エンジン用ラジエータ41の後側における右端の上端部に取り付けられていて、湾曲した第2左側側面28が、エンジン40によって駆動するファン42を覆うファンシュラウド43に沿うように配置されている。
−F−Lライン−
リザーブタンク1は、上述のような冷却液量を一定に保つ機能や気液分離機能の他、冷却液量の点検や管理を容易にするという機能をも有している。より詳しくは、リザーブタンク1における第2タンク部12を囲う側面である第1右側側面(第2側面)25には、冷却液量の上限を表す「Full」(本実施形態では「F」のみ図示)および下限を表す「Low」(本実施形態では「L」のみ図示)といった文字と共に、インタークーラ冷却水の液量確認用目盛(以下、F−Lラインともいう)32が形成されており(例えば図1参照)、作業者が半透明のリザーブタンク1を介して透けて見えるインタークーラ冷却水の液面とF−Lライン32とを見比べることで、インタークーラ冷却水量の点検や管理を容易に行えるようになっている。
リザーブタンク1は、上述のような冷却液量を一定に保つ機能や気液分離機能の他、冷却液量の点検や管理を容易にするという機能をも有している。より詳しくは、リザーブタンク1における第2タンク部12を囲う側面である第1右側側面(第2側面)25には、冷却液量の上限を表す「Full」(本実施形態では「F」のみ図示)および下限を表す「Low」(本実施形態では「L」のみ図示)といった文字と共に、インタークーラ冷却水の液量確認用目盛(以下、F−Lラインともいう)32が形成されており(例えば図1参照)、作業者が半透明のリザーブタンク1を介して透けて見えるインタークーラ冷却水の液面とF−Lライン32とを見比べることで、インタークーラ冷却水量の点検や管理を容易に行えるようになっている。
なお、F−Lライン32は、エンジン用ラジエータ41に取り付けられてエンジンコンパートメント50内に配置された場合に、リザーブタンク1が若干傾くことを考慮して、上面21等に対して若干傾いて形成されている(図10参照)。
もっとも、本実施形態のように異なる2つの冷却系統のタンク部11,12を一体形成したリザーブタンク1の場合には、各タンク部11,12に対応する側面にそれぞれF−Lラインを形成する必要がある。換言すると、エンジン冷却水量の点検や管理を行えるようにするためには、第1タンク部11を囲う側面である第1左側側面27または第2左側側面28、若しくは、第1タンク部11および第2タンク部12を囲う側面である前側側面23または後側側面24における第1タンク部11に対応する部位に、エンジン冷却水用のF−Lラインを形成する必要がある。
しかしながら、図7に示すように、第2左側側面28は、ファンシュラウド43が近接しているため見通しが悪く、また、前側側面23は、エンジン用ラジエータ41に取り付けられているためエンジン用ラジエータ41で隠れている。さらに、第1左側側面27は、その下端がF−Lラインを設けるべき位置に達しておらず、F−Lラインを設けるには高さ的に不適である。また、エンジンコンパートメント50内側を向く側面である後側側面24にF−Lラインを設けても、エンジンコンパートメント50の外側(車両の前方)からエンジン冷却水を注入する作業者からは見難いという問題がある。
つまり、エンジンコンパートメント50内という限られたスペースにおいて、エンジン40やエンジン用ラジエータ41といった他の車載機器と共にリザーブタンク1を配置する場合には、インタークーラ冷却水用のF−Lライン32が形成された1つの側面(第1右側側面25)のみであれば見通し良く配置することは容易であるが、インタークーラ冷却水用のF−Lライン32が形成された側面およびエンジン冷却水用のF−Lラインが形成された側面という、リザーブタンク1の2つの側面を共に見通しよく配置することは困難である場合が多い。
そこで、本実施形態では、リザーブタンク1の配置位置や他の車載機器との位置関係に左右されず、見通しのよい上方から視認可能な態様で、エンジン冷却水用のF−Lライン31をリザーブタンク1に設けるようにしている。具体的には、リザーブタンク1の複数の側面23,24,25,26,27,28のうち、第1タンク部11および第2タンク部12を囲う側面である前側側面23における第1タンク部11に対応する部位に、その一部をタンク本体部2内側(車両前後方向後側)に後退させた後退面30を、上面21に連なるように形成するとともに、かかる後退面30にエンジン冷却水用のF−Lライン31を設けている。
図8はリザーブタンク1を簡略化して示す斜視図である。図8に示すように、インタークーラ冷却水用のF−Lライン32が設けられた第1右側側面25が垂直面に形成されているのに対し、エンジン冷却水用のF−Lライン31が設けられた後退面30は、上方に行くほどタンク本体部2内側(車両前後方向後側)に傾斜して、上面21と前側側面23とに連なる傾斜面に形成されている。別の言い方をすれば、本実施形態のリザーブタンク1では、前側側面23における第1タンク部11に対応する部位に、タンク本体部2内側に凹む凹部を形成し、かかる凹部の奥面を上方に行くほどタンク本体部2内側(車両前後方向後側)に傾斜する傾斜面とするとともに、かかる傾斜した後退面30にエンジン冷却水用のF−Lライン31を設けている。
このように、上面21に連なるように後退面30を形成することで、仮にリザーブタンク1の全ての側面に遮蔽物が近接している場合でも、リザーブタンク1の上方や斜め上方から後退面30およびそこに設けられたF−Lライン31を視認することが可能になっている。しかも、後退面30は傾斜面に形成されていることから、換言すると、正面からでも上方からでも視認可能な形状に形成されていることから、後退面30の後退量を大きくすることなく、リザーブタンク1の真上からでもF−Lライン31を容易に視認することが可能となっている。
図9はエンジン用ラジエータ41に取り付けられたリザーブタンク1を模式的に示す平面図であり、図10は側面図である。本実施形態によれば、リザーブタンク1の前側側面23にエンジン用ラジエータ41が近接している場合でも、前側側面23には、その一部を遮蔽物であるエンジン用ラジエータ41から離れるように傾斜して後退させた後退面30が上面21まで延びるように形成されていることから、図9に示すように、後退面30の後退量を大きくすることなく、リザーブタンク1の上方や斜め上方から後退面30を容易に視認することができる。そうして、この後退面30にはF−Lライン31が設けられていることから、リザーブタンク1の配置位置や他の車載機器との位置関係に左右されることなく、エンジン冷却水量の点検や管理を容易に行うことができる。
つまり、本実施形態によれば、図10に示すように、第1右側側面25に設けられたF−Lライン32を車幅方向右側から容易に視認することができるとともに、図9に示すように、傾斜面である後退面30に設けられたF−Lライン31をリザーブタンク1の上方等から容易に視認することができ、これらにより、インタークーラ冷却水量およびエンジン冷却水量の点検や管理を容易に行うことができる。
しかも、後退面30は、タンク本体部2がエンジンコンパートメント50内に配置された場合に、エンジンコンパートメント50の外側を向く前側側面23に形成されていることから、作業者がエンジンコンパートメント50の外側(車両前後方向前側)から後退面30に設けられたF−Lライン31を容易に視認することができるようになっている。
加えて、本実施形態では、相対的に面積が大きい前側側面23に遮蔽物(エンジン用ラジエータ41)を近接させるとともに、相対的に面積が小さい第1右側側面25に遮蔽物を近接させない配置とすることで、他の車載機器の配置についての制約が小さくなることから、エンジンコンパートメント50内におけるレイアウトの自由度を高めることが可能になっている。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記実施形態では、リザーブタンク1をエンジン用ラジエータ41の後側における右端の上端部に取り付けたが、これに限らず、リザーブタンク1Aを実施形態のリザーブタンク1と左右対称な形状にして、例えば図11に示すように、リザーブタンク1Aをエンジン用ラジエータ41の後側における左端の上端部に取り付けるようにしてもよい。このようにすれば、インタークーラ冷却水用のF−Lライン32を車幅方向左側から容易に視認することができるとともに、エンジン冷却水用のF−Lライン31をリザーブタンク1Aの上方等から容易に視認することができる。
また、上記実施形態では、リザーブタンク1をエンジン用ラジエータ41の後側に取り付けたが、これに限らず、例えば図12に示すように、エンジン用ラジエータ41から離して、後退面30が形成された側面が車幅方向外側(左側)を向くように、リザーブタンク1をエプロン51等に取り付けてもよい。この場合にも、作業者は、インタークーラ冷却水用のF−Lライン32を車両前方から容易に視認することができるとともに、エンジン冷却水用のF−Lライン31を車幅方向左側から容易に視認することができる。また、相対的に面積が大きい側面に遮蔽物(エプロン51)を近接させることから、エンジンコンパートメント50内におけるレイアウトの自由度を高めることができる。
さらに、上記実施形態では、リザーブタンク1の後退面30を上面21と前側側面23とに連なる傾斜面に形成したが、これに限らず、例えば図13に示すリザーブタンク1Bのように、後退面30Bを切り立つように(垂直面に)形成してもよい。
また、上記実施形態では、タンク本体部2内側に凹む凹部の奥面を後退面30としたが、これに限らず、例えば図14に示すリザーブタンク1Cのように、前側側面23における左端部をタンク本体部2内側に後退させて後退面30Cとしてもよい。
さらに、上記実施形態では、タンク本体部2内側に凹む凹部の奥面を後退面30としたが、これに限らず、例えば図15に示すリザーブタンク1Dのように、前側側面23の上側部分を全幅に亘ってタンク本体部2内側に後退させて後退面30Dとしてもよい。
また、上記実施形態では、ダウンサイジングターボ化されたエンジン40と水冷式インタークーラとを搭載した車両に本発明を適用したが、水冷式の機器を備える車両であれば、これに限らず、例えばハイブリッド車両においてエンジンとインバータ等とを冷却する場合や、例えば電気自動車等において2以上の機器を水冷式で冷却する場合に、本発明を適用してもよい。
さらに、上記実施形態では、2つの冷却系統のタンク部11,12を一体形成したリザーブタンク1に本発明を適用したが、これに限らす、1つの冷却系統のタンク部しか有しないリザーブタンクに本発明を適用してもよい。この場合には、仮にリザーブタンクの全ての側面に遮蔽物が近接している場合でも、F−Lラインを容易に視認することが可能となる。
また、上記実施形態では、樹脂製のリザーブタンク1に本発明を適用したが、リザーブタンクの材質は特に限定されず、例えば金属製のリザーブタンクに透明な樹脂からなる後退面を組み込んでもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、配置位置や他の車載機器との位置関係にかかわらず、リザーブタンクに設けられた液量確認用目盛の視認性を向上させることができるので、車両に搭載されるリザーブタンクに適用して極めて有益である。
1 リザーブタンク
2 タンク本体部
11 第1タンク部
12 第2タンク部
21 上面
23 前側側面(一側面)
30 後退面
31 F−Lライン(液量確認用目盛)
32 F−Lライン(液量確認用目盛)
50 エンジンコンパートメント
2 タンク本体部
11 第1タンク部
12 第2タンク部
21 上面
23 前側側面(一側面)
30 後退面
31 F−Lライン(液量確認用目盛)
32 F−Lライン(液量確認用目盛)
50 エンジンコンパートメント
Claims (4)
- 冷却液が貯留される、上面および複数の側面を有するタンク本体部を備えるリザーブタンクであって、
上記タンク本体部には、一側面の一部を当該タンク本体部内側に後退させた後退面が、上記上面に連なるように形成されており、
上記後退面に、液量確認用目盛が設けられていることを特徴とするリザーブタンク。 - 上記請求項1に記載のリザーブタンクにおいて、
上記後退面は、上方に行くほど上記タンク本体部内側に傾斜して、上記上面と上記一側面とに連なる傾斜面に形成されていることを特徴とするリザーブタンク。 - 上記請求項1または2に記載のリザーブタンクにおいて、
上記タンク本体部は、第1冷却系統の冷却液を貯留する第1タンク部と、当該第1タンク部と隣接して一体化された、第2冷却系統の冷却液を貯留する第2タンク部と、を有しており、
上記複数の側面のうち、上記第1タンク部および上記第2タンク部を囲う第1側面における当該第1タンク部に対応する部位に、上記液量確認用目盛が設けられた上記後退面が形成されているとともに、上記第2タンク部のみを囲う第2側面にも、液量確認用目盛が設けられていることを特徴とするリザーブタンク。 - 上記請求項1〜3のいずれか1つに記載のリザーブタンクにおいて、
上記後退面は、上記タンク本体部がエンジンコンパートメント内に配置された場合に、上記複数の側面のうちエンジンコンパートメントの外側を向く側面に形成されていることを特徴とするリザーブタンク。
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2019
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