JP2019142708A - 2方向出入口エレベータ用かご操作盤 - Google Patents

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【課題】それぞれの操作ボタンがどちらの出入口に対応しているかを視覚障害者が容易に把握することができる2方向出入口エレベータ用かご操作盤を提供する。【解決手段】実施形態の2方向出入口エレベータ用かご操作盤は、2方向に出入口を有する乗りかごの側板に設置されるかご操作盤であって、2方向の出入口のうちの一方に対応する操作ボタンの周囲に、当該操作ボタンが対応する出入口の方向を示す凸部を備えた方向案内部材が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、2方向出入口エレベータ用かご操作盤に関する。
2方向出入口エレベータは、2方向に出入口を有する乗りかごを呼び登録された階に移動させ、乗場のある方向の出入口のドアを開放して乗客を乗降させる。乗りかご内には、行先階登録ボタンやドア開ボタンなどの操作ボタンを有するかご操作盤が設置されるが、2方向出入口エレベータ用かご操作盤では、特に、それぞれの操作ボタンが2方向の出入口のどちらに対応したものかを乗客に把握させることが重要である。そこで、操作ボタンの配置や案内表示などにより、それぞれの操作ボタンが対応している出入口の方向を示す構成のかご操作盤も提案されている。しかし、操作ボタンの配置や案内表示により出入口の方向を示す構成では、視覚障害者に対して各操作ボタンが対応している出入口の方向を把握させることが困難であり、改善が求められる。
特開2005−280886号公報 特許第3361985号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作ボタンがどちらの出入口に対応しているかを視覚障害者が容易に把握することができる2方向出入口エレベータ用かご操作盤を提供することである。
実施形態の2方向出入口エレベータ用かご操作盤は、2方向に出入口を有する乗りかごの側板に設置されるかご操作盤であって、2方向の出入口のうちの一方に対応する操作ボタンの周囲に、当該操作ボタンが対応する出入口の方向を示す凸部を備えた方向案内部材が配置されている。
図1は、2方向出入口エレベータの乗りかごの内部を天板側から見た平面図である。 図2は、乗りかごの内部を図1中の矢印A方向に見た正面図である。 図3は、かご操作盤の一例を示す正面図である。 図4は、操作ボタンとその周囲を拡大して示す図である。 図5は、図4のB−B線断面図である。 図6は、方向案内部材の変形例を示す図である。 図7は、方向案内部材の変形例を示す図である。 図8は、かご操作盤の制御機能を説明するためのブロック図である。 図9は、着床時のかご操作盤の状態を示す図である。 図10は、着床時のかご操作盤の状態を示す図である。
以下、実施形態の2方向出入口エレベータ用かご操作盤(以下、単に「かご操作盤」と呼ぶ)について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係るかご操作盤は、2方向の出入口のうちの一方に対応する操作ボタンの周囲に、当該操作ボタンが対応する出入口の方向を示す凸部を備えた方向案内部材を配置することで、それぞれの操作ボタンがどちらの出入口に対応しているかを、視覚障害者が容易に把握できるようにしたものである。
図1は、2方向出入口エレベータの乗りかご1の内部を天板側から見た平面図であり、図2は、乗りかご1の内部を図1中の矢印A方向に見た正面図である。これら図1および図2に示すように、2方向出入口エレベータの乗りかご1は、2方向に出入口2a,2bを有する。これらの出入口2a,2bは、それぞれドア3a,3bにより開閉される。出入口2aの左右両側のリターンパネル4aと、出入口2bの左右両側のリターンパネル4bとの間にそれぞれ側板5が配置され、かご室が形成されている。本実施形態に係るかご操作盤10は、出入口2aと出入口2bとを繋ぐ2つの側板5のうちの一方に設置される。
図3は、かご操作盤10の一例を示す正面図である。かご操作盤10は、例えば図3に示すように、縦寸法よりも横寸法の方が大きい横型の操作盤として構成され、側板5に設定される。このかご操作盤10は、乗りかご1内の乗客が操作する各種の操作ボタンと、乗りかご1の現在位置や進行方向を表示するインジケータ12a,12bと、乗りかご1内の乗客に向けて音声を出力するスピーカ13とを備える。なお、図3の例では、乗りかご1の現在位置を表示するインジケータ12aと進行方向を表示するインジケータ12bを個別に設けているが、乗りかご1の現在位置と進行方向を1つのインジケータで表示する構成であってもよい。
かご操作盤10が備える操作ボタンとしては、行先階を登録するために操作する行先階登録ボタン11a、ドア3a,3bを開くために操作するドア開ボタン11b、ドア3a,3bを閉じるために操作するドア閉ボタン11c、非常時に外部と連絡を取るために操作する非常呼びボタン11dなどがある。以下、これらを特に区別しない場合は、操作ボタン11と表記する。
これらの操作ボタン11のうち、行先階登録ボタン11aとドア開ボタン11bは、それぞれ2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応して設けられる。すなわち、行先階登録ボタン11aは、その行先階において乗場のある方向の出入口に対応して設けられる。例えば図3の例では、1階および2階は2方向のどちらにも乗場があるため、1階を行先階に登録するための行先階登録ボタン11aと2階を行先階に登録するための行先階登録ボタン11aは、出入口2aに対応するものと出入口2aに対応するものとが設けられる。また、3階および4階は出入口2aの方向のみに乗場があるため、3階を行先階に登録するための行先階登録ボタン11aと4階を行先階に登録するための行先階登録ボタン11aは、出入口2aに対応するもののみが設けられる。また、5階は出入口2bの方向のみに乗場があるため、5階を行先階に登録するための行先階登録ボタン11aは、出入口2bに対応するもののみが設けられる。また、ドア開ボタン11bは、出入口2aのドア3aに対応するものと出入口2aのドア3bに対応するものとが設けられる。
本実施形態に係るかご操作盤10では、これら行先階登録ボタン11aやドア開ボタン11bのように、2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応する操作ボタン11が2方向の出入口2a,2bのどちらに対応したものかを視覚的に把握できるようにするために、操作ボタン11の配置を工夫している。すなわち、本実施形態に係るかご操作盤10では、図3に示すように、かご操作盤10の横方向の中央を境界Cとし、かご操作盤10に向かって右側の出入口2aに対応する操作ボタン11が境界Cよりも右側に配置され、かご操作盤10に向かって左側の出入口2bに対応する操作ボタン11が境界Cよりも左側に配置されている。
さらに、本実施形態に係るかご操作盤10では、これらの操作ボタン11が2方向の出入口2a,2bのどちらに対応したものかを、視覚障害者が容易に把握できるようにするために、これら操作ボタン11の周囲にそれぞれ、当該操作ボタン11が対応する出入口の方向を示す凸部14を備えた方向案内部材15が配置されている。
図4は、2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応する操作ボタン11とその周囲を拡大して示す図であり、図5は、図4のB−B線断面図である。図4および図5に示す例では、2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応する操作ボタン11として、1階を行先階に登録するための行先階登録ボタン11aを例示している。
操作ボタン11は、図5に示すように、乗客により操作されるボタントップ21と、ボタントップ21に対する操作を検知してエレベータ制御装置に信号を送るボタン基板22とからなる。ボタン基板22は、ネジなどの締結部材23により、フェースプレート24の裏面側に配置された裏打ち板25に締結され、この裏打ち板25に支持される。ボタントップ21は、操作面がフェースプレート24に設けられた開口部から外部に露出するように、ボタン基板22上に支持される。そして、このボタントップ21の周囲を囲むように、方向案内部材15が配置される。
一般的な操作ボタン11では、ボタントップ21の周囲に例えば樹脂成型品として構成されるボタン枠が配置される。本実施形態では、このボタン枠に代えて、操作ボタン11が対応する出入口の方向を示す凸部14を備えた方向案内部材15が配置される。方向案内部材15は、例えばボタン枠と同様に樹脂成型品として構成され、ボタン枠と同様にフェースプレート24に設けられた開口部の端縁に嵌め込むように装着される。したがって、この方向案内部材15は、凸部14を備えた特殊形状のボタン枠とみなすこともできる。
方向案内部材15の凸部14は、例えば図4に示すような矢印の矢尻部分の形状など、2方向の出入口2a,2bのうち操作ボタン11が対応している出入口の方向に頂角を持つ形状を有する。したがって、この方向案内部材15の凸部14に対する触知より、操作ボタン11が対応している出入口の方向を認識することができる。本実施形態に係るかご操作盤10では、2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応する操作ボタン11の周囲にこのような構成の方向案内部材15が各々配置されているので、それぞれの操作ボタン11が2方向の出入口2a,2bのどちらに対応しているかを、視覚障害者が容易に把握することができる。
なお、方向案内部材15の凸部14の形状は、操作ボタン11が対応している出入口の方向を触知により認識できる形状であればよく、例えば図6に示すように、操作ボタン11が対応している出入口の方向に頂角を持つ三角形状であってもよい。
また、図4および図5では、一般的な操作ボタン11のボタン枠の代わりに方向案内部材15を設けた例、換言すると、特殊形状のボタン枠として方向案内部材15を設けた例を示したが、ボタン枠とは別部材の方向案内部材15を設けるようにしてもよい。例えば図7に示すように、一般的な操作ボタン11と同様に設けられたボタントップ21の周囲にボタン枠26を配置し、さらにその周囲に、凸部14を備えた方向案内部材15を配置する構成であってもよい。この場合、方向案内部材15は、凸部14が変形しない程度の厚みを持った樹脂フィルムあるいは樹脂の薄板など、シート状の樹脂成型品により構成される。方向案内部材15をボタン枠26とは別部材として構成することにより、2方向出入口エレベータ用に特殊形状のボタン枠を用意する必要がなく、製造コストや部品管理コストの抑制が期待できる。
2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応する操作ボタン11のうち、特に行先階登録ボタン11aの周囲に配置される方向案内部材15は、その行先階登録ボタン11aの操作によって登録される行先階の階床名やフロア案内を視覚障害者に報知する機能を持たせてもよい。例えば図5に示すように、方向案内部材15の凸部14が形成された位置の裏側に、静電容量センサや荷重センサなど、凸部14に対する接触または押圧を検知するセンサ27を配置する。そして、センサ27が凸部14に対する接触または押圧を検知した場合に、かご操作盤10のスピーカ13から例えば「1階です。○○○、×××、△△△があります。」といった階床名やフロア案内を音声出力する。なお、階床名とフロア案内のいずれか一方を音声出力する構成としてもよい。フロア案内は、例えば、商業施設であればその階床にある店舗名や駐車場などの設備の案内、駅舎であればその階床にあるプラットフォーム、改札口などの案内である。
階床名やフロア案内の音声出力は、視覚障害者が方向案内部材15の凸部14に対する触知により行先階登録ボタン11aが対応する出入口の方向を認識したタイミングに合わせて行われることが望ましい。そこで、センサ27の検知範囲を凸部14の頂角の部分に限定し、センサ27が凸部14の頂角に対する接触または押圧を検知したときに、かご操作盤10のスピーカ13から階床名やフロア案内を音声出力するようにしてもよい。
図8は、かご操作盤10の制御機能を説明するためのブロック図である。上述の操作ボタン11、センサ27、スピーカ13およびインジケータ12a,12bは、かご操作盤10の動作を制御するコントロールユニット30に接続されている。コントロールユニット30は、2方向出入口エレベータの全体の動作を制御するエレベータ制御装置40に接続されている。なお、図8では便宜上、1つの操作ボタン11のみを図示しているが、この操作ボタン11は、図3に例示した行先階登録ボタン11a、ドア開ボタン11b、ドア閉ボタン11cおよび非常呼びボタン11dなどを含み、これらがコントロールユニット30に接続されている。また、図8では便宜上、1つのセンサ27のみを図示しているが、センサ27は全ての行先階登録ボタン11aに対応して設けられ、これらがコントロールユニット30に接続されている。
コントロールユニット30は、いずれかの行先階登録ボタン11aが操作されると、エレベータ制御装置40において操作された行先階登録ボタン11aに対応する階床が行先階として登録されるように、エレベータ制御装置40に操作信号を送信する。また、コントロールユニット30は、ドア開ボタン11bやドア閉ボタン11cが操作されると、その操作に応じてドア13a,13bの駆動を制御する。また、コントロールユニット30は、非常呼びボタン11dが操作されると、非常呼び信号をエレベータ制御装置40に送信する。この場合、エレベータ制御装置40を介して外部の監視センタの端末などと通信接続され、インタフォンなどによる通話が可能な状態とされる。
また、コントロールユニット30は、内部の不揮発性メモリに、2方向出入口エレベータがサービスする階床ごとのフロア案内の音声データを保持している。そして、いずれかの行先階登録ボタン11aに対応するセンサ27が、その行先階登録ボタン11aの周囲に配置された方向案内部材15の凸部14に対する接触または押圧を検知すると、その行先階登録ボタン11aに対応する行先階の階床名やフロア案内をスピーカ13から音声出力させる。
また、コントロールユニット30は、乗りかご1の現在位置(何階にいるか)や進行方向を示す情報をエレベータ制御装置40から随時受信して、乗りかご1の運行状態を把握している。そして、コントロールユニット30は、インジケータ12aが乗りかご1の現在位置を表す数字、インジケータ12bが乗りかご1の進行方向を表す矢印などをそれぞれ表示するように、これらインジケータ12a,12bの表示を制御する。
ここで、特に本実施形態に係るかご操作盤10では、乗りかご1がいずれかの階に着床したときに、コントロールユニット30が、進行方向を表示するインジケータ12bの表示を変化させ、その階でドアが開く出入口の方向を例えば横向きの矢印などをインジケータ12bに表示させる。また、コントロールユニット30は、乗りかご1がいずれかの階に着床したときに、その階でドアが開く出入口の方向に対応したドア開ボタン11bを点滅させる。
例えば、かご操作盤10に向かって右側の出入口2aのドア3aが開く場合は、図9に示すように、インジケータ12bには右向きの矢印が表示され、右側の出入口2aに対応するドア開ボタン11bが点滅するように、かご操作盤10の動作がコントロールユニット30により制御される。また、かご操作盤10に向かって左側の出入口2bのドア3bが開く場合は、図10に示すように、インジケータ12bには左向きの矢印が表示され、左側の出入口2bに対応するドア開ボタン11bが点滅するように、かご操作盤10の動作がコントロールユニット30により制御される。これにより、乗りかご1の着床時にドアが開く方向を乗りかご1内の乗客に認識させることができる。特に、ドア開ボタン11bの点滅は、弱視(ロービジョン)の視覚障害者に対してドアが開く方向を認識させる上で有効である。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態に係るかご操作盤10では、2方向の出入口2a,2bのうちの一方に対応する操作ボタン11の周囲に、その操作ボタン11が対応する出入口の方向を示す凸部14を備えた方向案内部材15が配置されている。したがって、視覚障害者は、方向案内部材15の凸部14に触れることで操作ボタン11が対応する出入口の方向を触知により認識することができ、その操作ボタン11がどちらの出入口に対応しているかを容易に把握することができる。
また、本実施形態に係るかご操作盤10では、横方向の中央を境界Cとし、かご操作盤10に向かって右側の出入口2aに対応する操作ボタン11が境界Cよりも右側に配置され、かご操作盤10に向かって左側の出入口2bに対応する操作ボタン11が境界Cよりも左側に配置されている。したがって、これら操作ボタン11が2方向の出入口2a,2bのどちらに対応しているかを、視覚的にも容易に把握させることができる。
また、本実施形態に係るかご操作盤10は、行先階登録ボタン11aの周囲に配置された方向案内部材15の凸部14に対する接触または押圧を検知するセンサ27を備え、凸部14に対する接触または押圧がセンサ27により検知されたときに、行先階の階床名とフロア案内の少なくとも一方を音声出力する。したがって、視覚障害者による凸部14への接触や押圧に連動して、その行先階登録ボタン11aの操作によって登録される行先階が何階でそこに何があるかを、視覚障害者に認識させることができる。また、センサ27の検知範囲を凸部14の頂角の部分に限定し、センサ27が凸部14の頂角に対する接触または押圧を検知したときに階床名やフロア案内を音声出力する構成とすれば、視覚障害者が方向案内部材15の凸部14に対する触知により行先階登録ボタン11aが対応する出入口の方向を認識したタイミングに合わせて、その行先階が何階でそこに何があるかを、視覚障害者に認識させることができる。
また、本実施形態に係るかご操作盤10は、乗りかご1の着床時に、その階でドアが開く出入口の方向を例えば横向きの矢印などをインジケータ12bに表示させたり、その階でドアが開く出入口の方向に対応したドア開ボタン11bを点滅させたりする。したがって、乗りかご1の着床時にドアが開く方向を乗りかご1内の乗客に認識させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 乗りかご、2a,2b 出入口、3a,3b ドア、5 側板、10 かご操作盤、11 操作ボタン、11a 行先階登録ボタン、11b ドア開ボタン、12a,12b インジケータ、13 スピーカ、14 凸部、15 方向案内部材、27 センサ、30 コントロールユニット。
実施形態の2方向出入口エレベータ用かご操作盤は、2方向に出入口を有する乗りかごの側板に設置されるかご操作盤であって、2方向の出入口のうちの一方に対応する操作ボタンの周囲に、当該操作ボタンが対応する出入口の方向を示す凸部を備えた方向案内部材が、各操作ボタンに対して個別に配置されている。

Claims (6)

  1. 2方向に出入口を有する乗りかごの側板に設置されるかご操作盤であって、
    2方向の出入口のうちの一方に対応する操作ボタンの周囲に、当該操作ボタンが対応する出入口の方向を示す凸部を備えた方向案内部材が配置されていることを特徴とする2方向出入口エレベータ用かご操作盤。
  2. 前記かご操作盤の横方向の中央を境界とし、前記かご操作盤に向かって右側の出入口に対応する操作ボタンが前記境界よりも右側に配置され、前記かご操作盤に向かって左側の出入口に対応する操作ボタンが前記境界よりも左側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の2方向出入口エレベータ用かご操作盤。
  3. 前記操作ボタンは、行先階を登録するために操作する行先階登録ボタンを含み、
    前記行先階登録ボタンの周囲に配置される前記方向案内部材は、前記凸部に対する接触または押圧を検知するセンサを備え、
    前記凸部に対する接触または押圧が前記センサにより検知されたときに、前記行先階の階床名とフロア案内の少なくとも一方を音声出力することを特徴とする請求項1または2に記載の2方向出入口エレベータ用かご操作盤。
  4. 前記凸部は、対応する出入口の方向に頂角を持つ形状を有し、
    前記センサは、前記凸部の前記頂角に対する接触または押圧を検知することを特徴とする請求項3に記載の2方向出入口エレベータ用かご操作盤。
  5. 前記操作ボタンは、対応する出入口のドアを開くために操作するドア開ボタンを含み、
    前記乗りかごの着床時に、ドアが開放される出入口に対応する前記ドア開ボタンを点滅させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の2方向出入口エレベータ用かご操作盤。
  6. 前記乗りかごの進行方向を表示するインジケータを備え、
    前記乗りかごの着床時に、前記インジケータが、ドアが開く出入口の方向を表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の2方向出入口エレベータ用かご操作盤。
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