JP2010024022A - エレベータの行先階未登録報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】かごに乗客が乗ったときに、それを的確に検知して、その乗客が行先階ボタンの操作をしないときに行先階の未登録を的確にその乗客に報知することができるエレベータの行先階未登録報知装置を提供する。
【解決手段】エレベータのかご1に設けられ、かご1に乗った乗客が行先階を登録するために操作する行先階ボタン8と、かご1の積載荷重の変動を検知してかご1に乗客が乗り込んだことを検出する荷重センサ14と、行先階ボタン8の操作に基づく行先階の登録がない旨の情報を報知する音声案内装置13とを具備し、荷重センサ14で乗客の乗り込みが検出されてから、所定時間が経過した時点で行先階ボタンの操作がないときに、音声案内装置13を介して行先階が未登録であることを乗客に報知するように制御盤で制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】エレベータのかご1に設けられ、かご1に乗った乗客が行先階を登録するために操作する行先階ボタン8と、かご1の積載荷重の変動を検知してかご1に乗客が乗り込んだことを検出する荷重センサ14と、行先階ボタン8の操作に基づく行先階の登録がない旨の情報を報知する音声案内装置13とを具備し、荷重センサ14で乗客の乗り込みが検出されてから、所定時間が経過した時点で行先階ボタンの操作がないときに、音声案内装置13を介して行先階が未登録であることを乗客に報知するように制御盤で制御する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、エレベータのかご内に乗り込んだ乗客が、行先階の登録操作を行なわなかった際にそれを乗客に報知するエレベータの行先階未登録報知装置に関する。
エレベータを利用する際には、エレベータ乗り場において乗客がかご呼びボタンを操作してかごの到着を待機する。そして、かごが到着してドアが開いた後に、かごに乗り込み、かご内の操作盤の行先階ボタンを操作して行先階を登録し、さらにドア閉ボタンを操作する。ドア閉ボタンの操作に応じてドアが閉じ、かごが登録済みの行先階に向って移動する。
ところで、乗客がかごに乗った後に、行先階ボタンをうっかり忘れて、或いは他の理由で操作しなかったような場合には、所定時間後にドアが自動的に閉まるが、かごはそのまま停止状態を維持する。このため、乗客は、かご内に閉じ込められたと勘違いし、不安を抱いてしまう。
そこで、特開2005−206292公報では、かご内に乗客が乗り込んだときにそれを検知する人感センサを設け、乗客が乗り込んだにも拘わらず行先階ボタンの操作がない場合、つまり行先階が未登録の場合にその旨を音声で乗客に報知して行先階ボタンの操作を促すようにした技術が提案されている。
特開2005−206292公報
しかしながら、人感センサを用いて乗客を検知する手段では、その検知範囲に死角が生じ、実際にかごに乗客が乗ったときでも、それを的確に検知することができないことがあり、信頼性の点で十分でない。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、実際にかごに乗客が乗ったときには、それを的確に検知して、その乗客が行先階ボタンの操作をしないときに行先階の未登録を的確にその乗客に報知することができるエレベータの行先階未登録報知装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、エレベータのかごに設けられ、前記かごに乗った乗客が行先階を登録するために操作する行先階ボタンと、前記かごの積載荷重の変動を検知して前記かごに乗客が乗り込んだことを検出する荷重検出手段と、前記行先階ボタンの操作に基づく行先階の登録がない旨の情報を報知する報知手段と、前記荷重検出手段で乗客の乗り込みが検出されてから、所定時間が経過した時点で前記行先階ボタンの操作がないときに、前記報知手段を介して行先階が未登録であることを前記乗客に報知する制御を行なう制御手段とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記報知手段が、音声により行先階の登録がない旨の情報を乗客に報知することを特徴としている。
請求項3の発明は、前記制御手段が、前記荷重検出手段で乗客の乗り込みが検出されてから、所定時間が経過した時点においても前記行先階ボタンの操作がないときには、前記かごのドアを開く制御を行なうことを特徴としている。
この発明によれば、かごに乗客が乗ったときには、それを的確に検知して、その乗客が行先階ボタンの操作をしないときに行先階の未登録を的確にその乗客に報知することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には、エレベータのかご1の内部の外観を示してあり、かご1は前面に出入口2を備え、この出入口2にその開閉用のドア装置3が設けられている。そしてかご1の上部にドア装置3を制御するドア制御装置4が設けられている。
かご1の内部には、出入口2の側方部において操作盤7が設けられ、この操作盤7に図2に示すように、かご1の行先階を登録するための複数の行先階ボタン8、ドア開閉操作用のドア開閉ボタン9、かご1の位置を表示する表示パネル10が配設されている。
各行先階ボタン8の外周縁部には、点灯可能なボタン枠11が設けられ、行先階ボタン8が押圧操作され、行先階が登録されたときに、その対応するボタン枠11が点灯するようになっている。
操作盤7の上方部には、図1に示すように報知手段としてスピーカーを備える音声案内装置13が設けられ、かご1の床部には、かご1に乗客が乗ってかご1の積載荷重が変動したときにそれを検出する荷重センサ14が設けられている。
図3には制御回路の構成を示してあり、エレベータの昇降路には、エレベータの運転の全般の制御を行なう制御手段としての制御盤18が設けられ、操作盤7の行先階ボタン8、ドア開閉ボタン9及び荷重センサ14の出力信号が制御盤18に送られ、これら信号に基づいて制御盤18からドア制御装置4、ボタン枠11、音声案内装置13に所定の信号が出力されるようになっている。
次に、作用について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
かご1が所定の階床に着床して停止し、ドア装置3が開いた状態のもとでかご1に乗客が乗り込む(S1)。乗客が乗り込んだときには、荷重センサ14によりかご1の積載荷重に変動があるかが判断される(S2)。乗客が乗り込み荷重変動があると、その信号が制御盤18に送られる。
荷重変動が検出されて所定時間が経過すると、ドア装置3が閉じたか否かが判断される(S3)。かご1に乗った乗客が操作盤7のドア開閉ボタン9の閉ボタンを操作すれば、それに応じてドア装置3が閉じられ、またドア開閉ボタン9の閉ボタンを操作しない場合であっても、かご1が停止してから所定時間が経過するとドア装置3が自動的に閉じられる。
S3で、ドア装置3が閉じたと判断されたときには、次のステップとして行先階ボタン8が操作されたかが判断される(S4)。行先階ボタン8が操作され、行先階が登録されたときには、その信号が制御盤18に送られ、制御盤18によりかご1がその登録された行先階に向って移動するように制御される(S5)。
S4で、行先階ボタン8の操作がないと判断されたときには、操作なしの信号が制御盤18に送られる。そしてこの信号に基づいて、制御盤18による制御で音声案内装置13が駆動され、この音声案内装置13によりかご1内の乗客に対して、例えば『行先階ボタンを押してください。』という行先階ボタン8の操作を促す音声の案内情報がアナウンスされ、さらに各行先階ボタン8のボタン枠11が制御盤18による制御で点滅し、視覚を通じて行先階ボタン8を操作するよう促される(S6)。すなわち、行先階の未登録が乗客に報知される。
次に、この報知から所定時間が経過したかが判断され(S7)、所定時間が経過する前に、乗客が前記報知により行先階ボタン8を操作したときには、S4からS5のステップに進み、かご1が登録された行先階に向って移動する。
S7で所定時間が経過したと判断されたときには、その信号が制御盤18に送られ、制御盤18によりドア装置3が開くように制御される(S8)。すなわち、S5での報知案内にも拘わらず、かご1内の乗客が行先階ボタン8を操作しない場合には、所定時間後にドア装置3が開き、これにより乗客がかご1に閉じ込められたと勘違いするような不都合を防止することができる。
このように、この実施形態では、かご1に乗客が乗り込んだときに、かご1に設けた荷重センサ14でそれを検出するため、人感センサの場合のような検出範囲に死角が生じるようなことがなく、常に乗客の乗り込みを的確に検出してその乗り込み後の行先階未登録の報知を漏れなく、高い信頼性をもって実行することができる。
1…かご
2…出入口
3…ドア装置
4…ドア制御装置
7…操作盤
8…行先階ボタン
9…ドア開閉ボタン
10…表示パネル
11…ボタン枠
13…音声案内装置
14…荷重センサ
18…制御盤
2…出入口
3…ドア装置
4…ドア制御装置
7…操作盤
8…行先階ボタン
9…ドア開閉ボタン
10…表示パネル
11…ボタン枠
13…音声案内装置
14…荷重センサ
18…制御盤
Claims (3)
- エレベータのかごに設けられ、前記かごに乗った乗客が行先階を登録するために操作する行先階ボタンと、
前記かごの積載荷重の変動を検知して前記かごに乗客が乗り込んだことを検出する荷重検出手段と、
前記行先階ボタンの操作に基づく行先階の登録がない旨の情報を報知する報知手段と、
前記荷重検出手段で乗客の乗り込みが検出されてから、所定時間が経過した時点で前記行先階ボタンの操作がないときに、前記報知手段を介して行先階が未登録であることを前記乗客に報知する制御を行なう制御手段と、
を具備することを特徴とするエレベータの行先階未登録報知装置。 - 前記報知手段は、音声により行先階の登録がない旨の情報を乗客に報知することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの行先階未登録報知装置。
- 前記制御手段は、前記荷重検出手段で乗客の乗り込みが検出されてから、所定時間が経過した時点においても前記行先階ボタンの操作がないときには、前記かごのドアを開く制御を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの行先階未登録報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189986A JP2010024022A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | エレベータの行先階未登録報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189986A JP2010024022A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | エレベータの行先階未登録報知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010024022A true JP2010024022A (ja) | 2010-02-04 |
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ID=41730189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008189986A Withdrawn JP2010024022A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | エレベータの行先階未登録報知装置 |
Country Status (1)
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-
2008
- 2008-07-23 JP JP2008189986A patent/JP2010024022A/ja not_active Withdrawn
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