JP2019142538A - 解体機能付き包装用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用済みになった箱をワンタッチで簡単に扁平状に押し潰せるようにする。【解決手段】この箱C1は、両側面板15、16に各側面板15、16の底面板12側の端縁部の両端から天面板14側の端縁部に向けて略三角形状に延びる切り込み線d2からなる解体機能部15D、16Dを付設され、底面板12の幅方向中央に各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて直線状に延びる切り込み線d2からなる解体機能部12Dを付設されて、正面板11から背面板13に向けて又はその反対に圧することにより、箱C1を扁平状に圧潰するようにした。【選択図】図4

Description

本発明は、医薬品などの物品を収納するのに使用する解体機能付き包装用箱に関する。
一般に、医薬品を包装する包装用箱は、正面板、背面板、天面板、底面板及び左右両側面板を備えて構成され、全体の形状は概ね横長又は縦長の直方体状で、大きさは収納する医薬品の数量によってさまざまである。
また、近時は、使用済みの箱を廃棄する際に、嵩張らないように平らな状態に解体できる包装用箱が提案されており、このような箱の解体機能は大量の箱が廃棄される病院の薬局や調剤薬局ではとりわけ有用といえる。
この種の包装用箱が特許文献1により提案されている。
この文献1の包装用箱はラップラウンド形式の箱で、箱を構成する箱体形成片が正面板、底面板、背面板及び上蓋片を順に互いに平行に連接され、これら正面板、底面板、背面板及び上蓋片の連接方向に対して直角な各端辺に側面フラップを有している。そしてこの箱体形成片には、解体機能部として、底面板に端辺の両端を起点とする破断線が付されて、この破断線で囲まれた部分が押込部になっている。
このようにして箱体形成片上に包装しようとする物品を載せ、この物品を包み込むように箱体形成片を折り曲げて、箱の組立てと同時に物品を包装できるようになっている。そして、箱に包装された物品を使い切り、使用済みになった箱は、箱の底面板の押込部を指で押し破り、底板面と側面部を外側に引き出しながら中央部で折り曲げることにより、正面板と背面板が重なるように平らに折り畳むことができ、箱を嵩張ることなく廃棄できるようになっている。
特開2011−168282号公報
ところで、病院の薬局や調剤薬局では、使用済みの薬の箱が大量に廃棄される。このため、特に多忙のときは、箱を一つ一つ折り畳んでいくよりも、箱をワンタッチで、つまり、箱に手で軽い打撃を加えることで、箱を押し潰すことができれば、手間がかからず作業効率がよく好ましい。
上記従来の包装用箱の場合、既述のとおり、箱の底面板の押込部を指で押し破り、底板面と側面部を外側に引き出しながら中央部で折り曲げて、正面板と背面板とを重ねて折り畳むようになっており、ワンタッチで押し潰すことができない。因みに、上記従来の箱の試作品を作り、正面板から背面板に向けて各板全体を軽く叩いてみたところ、箱は、破断線で破断されず、折曲線上で折れ曲がらず、折曲線とは異なるところで折れ曲がる結果となり、箱全体がゆがんでしまい、平らに押し潰すことはできなかった。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種の解体機能付き包装用箱において、使用済みになった箱をワンタッチで簡単かつ迅速に扁平状に押し潰せるようにして、使用済みの箱の廃棄の作業効率を高めること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の解体機能付き包装用箱は、
正面板、背面板、天面板、底面板及び両側面板を備え、医薬品その他各種の物品を包装する包装用箱において、
前記両側面板に付設され、前記各側面板の前記底面板側の端縁部の両端から前記天面板側の端縁部に向けて略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせ又は破断線からなる解体機能部と、
前記底面板の幅方向中央に付設され、前記各側面板の解体機能部の中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部と、
を備え、
前記正面板から前記底面板に向けて又はその反対に圧することにより、箱は扁平状に圧潰される、
ことを要旨とする。
この包装用箱はまた、次のような構成を備えることが好ましい。
(イ)両側面板の幅方向中央で前記各側面板の底面板側の端縁部と前記各側面板の解体機能部との間に付設され、前記各側面板の解体機能部の中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部を併せて備える。
(ロ)底面板の両端に付設され、前記底面板の各側面板側の端縁部の両端から相互に他方の端縁部に向けて略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状に延びる破断線からなる解体機能部を併せて備える。
(ハ)上記(ロ)に代えて、底面板の幅方向中央の解体機能部は、前記底面板の各側面板側の各端部で、前記底面板の各側面板側の端縁部の両端に向けて略V字形に延びる。
(ニ)破断線はジッパー線からなる。
(ホ)包装用箱は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれて形成される紙基材からなり、前記紙基材は、正面板、底面板、背面板及び天面板が順次相互に平行に連接される4面板と、前記底面板の両端縁部から延びる一対の側面板と、前記各側面板の両側縁部から延び、前記正面板、前記背面板に接着される一対の接着片、及び前記各側面板の先端縁部から延び、前記天面板の内側に配置される一対のフラップとを備え、箱の組立てと同時に物品を包装するラップラウンド形式の箱をなす。
本発明の解体機能付き包装用箱によれば、上記のとおり、両側面板に付設され、各側面板の底面板側の端縁部の両端から天面板側の端縁部に向けて略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせ又は破断線からなる解体機能部と、底面板の幅方向中央に付設され、各側面板の解体機能部の中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部とを備え、正面板から底面板に向けて又はその反対に圧することにより、箱を扁平状に圧潰するようにしたので、使用済みになった箱をワンタッチで簡単かつ迅速に扁平状に押し潰して、使用済みの箱の廃棄の作業効率を著しく高めることができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
本発明の第1の実施の形態における解体機能付き包装用箱の外部構成を示す図(斜視図) 同箱を展開した状態を示す図(展開図) 同箱の開封状態を示す図(斜視図) 同箱の解体(押し潰す)前の状態を示す図(斜視図) 同箱の解体(押し潰した)時の状態を示す図(斜視図) 同箱の解体(押し潰した)後の状態を示す図(斜視図) 本発明の第2の実施の形態における解体機能付き包装用箱の外部構成を示す図(展開図) 同箱の解体(押し潰した)後の状態を示す図(斜視図) 本発明の第3の実施の形態における解体機能付き包装用箱の外部構成を示す図(展開図) 同箱の解体(押し潰した)後の状態を示す図(斜視図) 本発明の第4の実施の形態における解体機能付き包装用箱の外部構成を示す図(展開図) 同箱の解体(押し潰される)過程を示す図(斜視図)
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。
図1、図2に第1の実施の形態を示している。図1は解体機能付き包装用箱の全体構成を示す斜視図であり、図2は解体機能付き包装用箱の展開図である。
図1に示すように、解体機能付き包装用箱C1(以下、包装用箱C1又は箱C1という場合がある。)は、医薬品の包装に用いるもので、所謂板紙と呼ばれる比較的厚さがあり直立性のある紙材により形成され、正面板11、背面板13、天面板14、底面板12及び(左右)両側面板15、16を備える。
この箱C1の場合、正面板11、背面板13はそれぞれ、略同じ大きさの横長の長方形、天面板14、底面板12はそれぞれ、略同じ大きさの少し横長の長方形で、左右の両側面板15、16はそれぞれ、正面板11、背面板13よりも幅が狭い同じ大きさの少し横長の長方形になっており、全体として幅88mm、奥行き63mm、高さ55mmの横に長い直方体状の箱になっている。
この箱C1は、図2に示すように、全体が一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれて形成される一枚の紙基材Pからなる。
この紙基材Pは、正面板11、底面板12、背面板13及び天面板14が順次相互に平行に連接される4面板と、底面板12の両端縁部から延びる左右一対の側面板15、16と、各側面板15、16の(上下)両側縁部から延び、正面板11、背面板13に接着される一対の接着片17、18、及び各側面板15、16の先端縁部(左端縁部、右端縁部)から延び、天面板14の内側に配置される一対のフラップ19、20とを備える。
この場合、4面板11−14は全体が縦長の帯状に形成され、上端に正面板11が横長の長方形に形成され、この正面板11の下側縁部に罫線L1を介して連接して底面板12が横長の長方形に形成され、この底面板12の下側縁部に罫線L2を介して連接して背面板13が横長の長方形に形成され、この背面板13の下側縁部に罫線L3を介して連接して天面板14が横長の長方形に形成され、この天面板14の下側端部に罫線L4を介して連接して延長片141が横長の略長方形に形成される。また、正面板11においては上側縁部の中間部が下方に向けて凹の円弧状に形成され、その上下方向中央よりも少し下方で左右方向中央に横長の略ハット形に切り込み111が形成される。そしてこの正面板11の切り込み111に対応して、延長片141の上下方向中央よりも少し下方で左右方向中央に横長の略台形に開口140が形成され、開口140の下部側の両角部から天面板14側へ少し斜めに延長片141の左右両端縁部までジッパー線からなる破断線142が付設されて、破断線142の下部側に正面板11への接着部143が形成され、破断線142の上部側の開口140(延長片141が破断線142により接着部143から切り離されると凹状部140となる(図3参照))の両側に正面板11の切り込み111に挿入可能な略三角形状の係止爪144を形成される。
また、この場合、左右一対の側面板15、16はそれぞれ、底面板12の左右両端縁部に罫線L5、L6を介して連接して少し縦長の長方形に形成され、一対の接着片17、18はそれぞれ、各側面板15、16の上下両側縁部に罫線L7,L8、L9,L10を介して連接して台形に形成され、一対のフラップ19、20は左側の一方が左側一方の側面板15の左端縁部に罫線L11を介して連接して台形に形成され、右側の他方は右側他方の側面板16の右端縁部に罫線L12を介して連接して台形に形成される。
かくして紙基材Pは箱C1の組立てと同時に医薬品を包装するラップラウンド形式の箱をなす。
そして、この包装用箱C1には、左右両側面板15、16、底面板12、各フラップ19、20にそれぞれ、解体機能部15D,151D、16D,161D、12D、19D、20Dを備える。
この場合、左右両側面板15、16には底面板12側の端部側半面に、各側面板15、16の底面板12側の端縁部の両端から天面板14側の端縁部に向けて略三角形状に切り込み線(この場合、ミシン目線)d2からなる解体機能部15D、16Dが付設される。なお、ここでは、解体機能部15D、16Dを略三角形状の切り込み線d2からなるものとしたが、略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせ又は破断線としてもよい。
また、底面板12には幅方向中央に、底面板12の左側面板15側の端縁部から右側面板16側の端縁部にかけて、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央、この場合、三角形状の切り込み線d2の頂部に向けて直線状に延びる切り込み線(この場合、ミシン目線)d2からなる解体機能部12Dを付設される。なお、ここでは、解体機能部12Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
また、この場合、左右両側面板15、16の幅方向中央で各側面板15、16の底面板12側の各端縁部と各側面板15、16の解体機能部15D、16Dとの間に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて、つまり、底面板12の切り込み線d2の延長上で各側面板15、16の略三角形状の切り込み線d2の頂部に向けて直線状に延びる切り込み線d2(この場合、ミシン目線)からなる解体機能部151D、161Dが併せて付設される。なお、ここでは、解体機能部151D、161Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
さらに、この場合、両側面板15、16に連接される各フラップ19、20においても、幅方向中央に、各フラップ19、20の左端縁部付近から右端縁部付近まで、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央、この場合、略三角形状の切り込み線d2の頂部に向けて直線状に延びる切り込み線d2からなる解体機能部19D、20Dを付設される。なお、ここでは、解体機能部19D、20Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
このようにして正面板11から背面板13に向けて又はその反対に圧することにより、つまり、正面板11を背面板13に向けて又はその反対に軽く打撃を加えたり押し込んだりすることにより、箱C1が扁平状に圧潰されるようになっている。
この包装用箱C1はかかる構成からなり、この箱C1がラップラウンド形式になっているので、この箱C1による医薬品の包装は、この箱C1の組立てと同時に行われる。この場合、紙基材Pの各部、すなわち、正面板11、底面板12、背面板13、天面板14、左右両側面板15、16を箱形(この場合、横長の直方体状)に組み立てながら医薬品を箱C1に内包し、左右両側面の15、16の各接着片17、18と正面板11、背面板13の内面とをホットメルトを介して接着し、延長片141を正面板11の外面に重ねて接着部143を正面板11の外面にホットメルトを介して接着して、医薬品を包装する(図1参照)。
また、この箱C1に包装された医薬品が病院や調剤薬局などで使用される際は、図3に示すように、天面板14が切り開かれて開封され、箱C1の中から医薬品が取り出される。この場合、天面板14先端の延長片141の開口140の縁部に指を掛けて、延長片141の破断線142よりも上の部分を引き上げて、延長片141を破断線142に沿って正面板11から切り離し、そのまま天面板14を引き上げれば、箱C1の天面が開口され、天面の開口から医薬品を取り出すことができる。なお、延長片141の開口140の縁部に指を掛ける際に、この開口140に対応して正面板11に切り込み111が形成されているので、指が開口140の奥まで入りやすく、開口140縁部に指が掛かりやすくなっている。そして、天面板14の開封後は、天面板14で天面の開口を閉じ、天面板14先端の各係止爪144を正面板11の内側に差し込むことで、天面の開口を再封することができる。
そして、箱C1の中の医薬品をすべて取り出し、使用済みになった箱C1は、箱C1の各部に付設された解体機能部15D,151D、16D,161D、12D、19D、20Dにより、箱C1全体を扁平に潰して廃棄することができる。
図4−図6にこの箱C1の解体機能部15D,151D、16D,161D、12D、19D、20Dによる解体方法を示している。なお、この場合、箱C1は使用済みの箱なので、天面板14は切り開かれて開封状態になっている。
まず、図4に示すように、箱C1を、正面板11(又は背面板13)を上に向けて、机やテーブルあるいは台の上など平らな所に置く。そして、図5に示すように、片手又は両手で正面板11から背面板13に向けて(又はその反対に)各板11、13全体に軽く打撃を加える(つまり、軽く叩く)と、図6に示すように、左右の各側面板15、16は、各側面板15、16の解体機能部15D及び151D、16D及び161D、つまり、略三角形状の各切り込み線d2及び直線状の各切り込み線d2、各フラップ19、20の解体機能部19D、20D、つまり、直線状の各切り込み線d2の各案内により、各側面板15、16の底面板12側の罫線L5、L6と略三角形状の切り込み線d2で囲まれた略三角形の部分が箱C1の内側に引き込まれながら、各側面板15、16の幅方向中央で折れて、箱C1の外側に突出して偏平状に折り畳まれ、底面板12は、底面板12の解体機能部12D、つまり、直線状の切り込み線d2の案内により、この切り込み線d2が箱C1の中に引き込まれながら、底面板12の幅方向中央で折れて、箱C1の内側に偏平状に折り畳まれ、全体として略偏平状に圧潰される。
これにより、使用済みの箱C1を扁平状に小さくして廃棄することができる。
以上説明したように、この解体機能付き包装用箱C1によれば、左右両側面板15、16に付設され、各側面板15、16の底面板12側の端縁部の両端から天面板14側の端縁部に向けて略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせ又は破断線からなる解体機能部15D、16Dと、底面板12の幅方向中央に付設され、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部と12Dを備え、正面板11から背面板13に向けて又はその反対に圧することにより、箱C1を扁平状に圧潰するようにしたので、使用済みになった箱C1をワンタッチで簡単かつ迅速に扁平状に押し潰すことができる。特に、この包装用箱C1の場合、箱C1の組立てと同時に物品を包装するラップラウンド形式で、両側面板15、16の両側の各接着片17、18が正面板11及び背面板13の内面に接着されて、箱C1の4側面板の各角部近傍が2重構造になって、外力に対して強度が高くなっているが、両側面板15、16及び底面板12に解体機能部15D、16D及び12Dを有することにより、正面板11から背面板13に向けて又はその反対に軽く打撃を加えるだけで、簡単に平らな状態に解体することができる。また、この箱C1にあっては、さらに、両側面板15、16の幅方向中央で各側面板15、16の底面板12側の端縁部と各側面板15、16の解体機能部15D、16Dとの間に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部151D、161Dを、両側面板15、16に連接される各フラップ19、20の幅方向中央に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部19D、20Dを併せて備えているので、箱C1の正面板11から背面板13に向けて又はその反対への加圧により、各側面板15、16が各フラップ19、20とともにより折り曲げやすくなって、各側面板15、16及び底面板12の各解体機能部15D、16D、12Dと同様に作用して、箱C1を一層簡単に扁平状に押し潰すことができる。
これにより、医療従事者による使用済みの箱C1の廃棄の作業効率を著しく高めることができる。
続いて、図7−図10を用いて第2−第4の実施の形態について説明する。なお、これらの解体機能付き包装用箱C2−C4もまた、特に医薬品の包装に用いるものである。
図7、図8に第2の実施の形態を示している。
図7に示すように、この包装用箱C2は第1の実施の形態と共通の紙基材Pからなり、箱C2それ自体は第1の実施の形態と共通の箱になっていて、解体機能部が一部異なる。ここでは、箱C2それ自体については、第1の実施の形態と同じ符号を付してその説明を省略し、この箱C2の解体機能部についてのみ、第1の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分には新たな符号を付して、説明する。
この包装用箱C2においても、左右両側面板15、16、底面板12、各フラップ19、20にそれぞれ、解体機能部15D,151D、16D,161D、12D、19D、20Dを備える。
この場合、両側面板15、16には底面板12側の端部側半面に、各側面板15、16の底面板12側の端縁部の両端から天面板14側の端縁部に向けて略三角形状に延びる切り込み線(この場合、ミシン目線)d2からなる解体機能部15D、16Dが付設される。なお、ここでは、解体機能部15D、16Dを略三角形状の切り込み線d2からなるものとしたが、略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせ又は破断線としてもよい。
底面板12には両端に、底面板12の各側面板15、16側の端縁部の両端から相互に他方の端縁部に向けて台形状に延びるジッパー線の破断線d3からなる解体機能部121Dが付設される。なお、ここでは、解体機能部121Dを略台形状の破断線d3からなるものとしたが、略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状の破断線としてもよい。そして、この底面板12の幅方向中央で、各略台形状の破断線d3の間に直線状に延びる罫線d1及び切り込み線(この場合、ミシン目線)d2の組み合わせからなる解体機能部12Dを付設され、さらに、この底面板12の幅方向中央で、底面板12の左側面板15側の端縁部(罫線L5)と左側の略台形状の破断線d3の頂部との間、及び底面板12の右側面板16側の端縁部(罫線L6)と右側の略台形状の破断線d3の頂部との間に、それぞれ、直線状の罫線d1なる解体機能部12Dが付設される。なお、前者の解体機能部12Dを直線状の罫線d1及び切り込み線d2の組み合わせとしたが、直線状の罫線又は切り込み線としてもよく、後者の解体機能部12Dを直線状の罫線d1としたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
また、この場合、左右両側面板15、16の幅方向中央で各側面板15、16の底面板12側の端縁部(罫線L5、罫線L6)と各側面板15、16の解体機能部15D、16Dとの間に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて、つまり、底面板12の罫線d1の延長上で各側面板15、16の略三角形状の切り込み線d2の頂部に向けて直線状に延びる罫線d1からなる解体機能部151D、161Dが併せて付設される。なお、ここでは、各解体機能部151D、161Dを直線状の罫線d1からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
さらに、この場合、両側面板15、16に連接される各フラップ19、20においても、幅方向中央に、各フラップ19、20の左端縁部付近から右端縁部付近まで、各側面板15、16の解体機能部15Dの中央、この場合、略三角形状の切り込み線d2の頂部に向けて直線状に延びる切り込み線d2からなる解体機能部19D、20Dを付設される。なお、ここでは、解体機能部19D、20Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
このようにして箱C2は正面板11から背面板13に向けて又はその反対に圧することにより、つまり、正面板11を背面板13に向けて又はその反対に軽く打撃を加えたり押し込んだりすることにより、箱C2が扁平状に圧潰されるようになっている。
すなわち、箱C2を、正面板11(又は背面板13)を上に向けて、机やテーブルあるいは台の上など平らな所に置き、片手又は両手で正面板11から背面板13に向けて(又はその反対に)各板11、13全体に軽く打撃を加える(つまり、軽く叩く)と、図8に示すように、底面板12の両端の各解体機能部121D、つまり、各破断線d3が破断されて両端の略台形の部分が底面板12から切り離され、左右の各側面板15、16は、各側面板15、16の解体機能部15D及び151D、16D及び161D、つまり、略三角形状の各切り込み線d2、直線状の罫線d1、各フラップ19、20の解体機能部19D、20D、つまり、直線状の各切り込み線d2の各案内により、各側面板15、16の底面板12側の罫線L5、L6と略三角形状の切り込み線d2で囲まれた略三角形の各部分が底面板12から切り離された各略台形の部分とともに箱C2の内側に引き込まれながら、各側面板15、16の幅方向中央で折れて、箱C2の外側に突出して偏平状に折り畳まれ、底面板12は、底面板12の解体機能部12D、つまり、直線状の罫線d1及び切り込み線d2の組み合わせの案内により、この罫線d1及び切り込み線d2が箱C2の外側に突出し底面板12の幅方向中央で折れて、箱C2の外側に偏平状に折り畳まれ、全体として略偏平状に圧潰される。
これにより、使用済みの箱C2を扁平状に小さくして廃棄することができる。
このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
図9、図10に第3の実施の形態を示している。
図9に示すように、この包装用箱C3は第1の実施の形態と共通の紙基材Pからなり、箱C3それ自体は第1の実施の形態と共通の箱になっていて、解体機能部が一部異なる。ここでは、箱C3それ自体については、第1の実施の形態と同じ符号を付してその説明を省略し、この箱C3の解体機能部についてのみ、第1の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分には新たな符号を付して、説明する。
この包装用箱C3においても、左右両側面板15、16、底面板12、各フラップ19、20にそれぞれ、解体機能部15D,151D、16D,161D、12D、19D、20Dを備える。
この場合、左右両側面板15、16には底面板12側の端部側半面に、各側面板15、16の底面板12側の端縁部の両端から天面板14側の端縁部に向けて略台形状に延びるジッパー線の破断線d3からなる解体機能部15D、16Dが付設される。なお、ここでは、各解体機能部15D、16Dを略台形状の破断線d3からなるものとしたが、略三角形状又は略円弧状又は略半円状の破断線としてもよい。
また、底面板12には幅方向中央に、底面板12の左側面板15側の端縁部から右側面板16側の側縁部にかけて、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央、この場合、略台形状の破断線d3の頂部中央に向けて直線状に延びる切り込み線(この場合、ミシン目線)d2からなる解体機能部12Dを付設される。なお、ここでは、解体機能部12Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
また、この場合、両側面板15、16の幅方向中央で各側面板15、16の底面板12側の端縁部と各側面板15、16の解体機能部15D、16Dとの間に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて、つまり、底面板12の切り込み線d2の延長上で各側面板15、16の略台形状の破断線d3の頂部中央に向けて直線状に延びる切り込み線(この場合、ミシン目線)d2からなる解体機能部151D、161Dが併せて付設される。なお、ここでは、各解体機能部151D、161Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
さらに、この場合、両側面板15、16に連接される各フラップ19、20においても、幅方向中央に、各フラップ19、20の左端縁部付近から右端縁部付近まで、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央、この場合、略台形状の破断線d3の頂部中央に向けて直線状に延びる切り込み線d2からなる解体機能部19D、20Dを付設される。なお、ここでは、解体機能部19D、20Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
このようにして箱C3は正面板11から背面板13に向けて又はその反対に圧することにより、つまり、正面板11を背面板13に向けて又はその反対に軽く打撃を加えたり押し込んだりすることにより、箱C3が扁平状に圧潰されるようになっている。
すなわち、箱C3を、正面板11(又は背面板13)を上に向けて、机やテーブルあるいは台の上など平らな所に置き、片手又は両手で正面板11から背面板13に向けて(又はその反対に)各板11、13全体に軽く打撃を加える(つまり、軽く叩く)と、図10に示すように、両側面板15、16の各解体機能部15D、16D、つまり、ジッパー線の各破断線d3が破断されて各側面板15、16の略台形の部分が各側面板15、16から切り離されて箱C3の外側に突出され、底面板12は、底面板12の解体機能部12D、つまり、直線状の切り込み線d2の案内により、この切り込み線d2が箱C3の外側に突出し、底面板12の幅方向中央で折れて、箱C3の外側に偏平状に折り畳まれ、この底面板12の折り畳みとともに、両側面板15、16から破断された各台形の部分が、各側面板15、16の各解体機能部151D、161D、つまり、直線状の各切り込み線d2の案内により、各側面板15、16の幅方向中央で折れて、箱C3の外側に偏平状に折り畳まれ、さらに、各側面板15、16及び各フラップ19、20は、各フラップ19、20の解体機能部19D、20D、つまり、直線状の各切り込み線d2の案内により、これらの切り込み線d2が箱C3の外側に突出し、各フラップ19、20の幅方向中央で折れて、箱C3の外側に偏平状に折り畳まれて、全体として略偏平状に圧潰される。
これにより、使用済みの箱C3を扁平状に小さくして廃棄することができる。
このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
図11、図12に第4の実施の形態を示している。
図11に示すように、この包装用箱C4は第1の実施の形態と共通の紙基材Pからなり、箱C4それ自体は第1の実施の形態と共通の箱になっていて、解体機能部が一部異なる。ここでは、箱C4それ自体については、第1の実施の形態と同じ符号を付してその説明を省略し、この箱C4の解体機能部についてのみ、第1の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分には新たな符号を付して、説明する。
この包装用箱4においても、左右両側面板15、16、底面板12、各フラップ19、20にそれぞれ、解体機能部15D,151D、16D,161D、12D、19D、20Dを備える。
この場合、左右両側面板15、16には底面板12側の端部側半面に、各側面板15、16の底面板12側の端縁部の両端から天面板14側の端縁部に向けて略台形状に延びるジッパー線の破断線d3からなる解体機能部15D、16Dが付設される。なお、ここでは、各解体機能部15D、16Dを略台形状の破断線d3からなるものとしたが、略三角形状又は略円弧状又は略半円状の破断線としてもよい。
また、底面板12には幅方向中央に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央、この場合、略台形状の破断線d3の頂部中央に向けて直線状に延びる切り込み線(この場合、ミシン目線)d2と、この切り込み線d2の両端に連続して底面板12の各側面板15、16側の各端部で底面板12の各側面板15、16側の端縁部の両端に向けて略V字形に延びる罫線d1及び切り込み線d2の組み合わせとからなる解体機能部12Dが付設される。なお、ここでは、解体機能部12Dを直線状の部分が切り込み線d2からなり、各V字形の部分が罫線d1及び切り込み線d2の組み合わせからなるものとしたが、いずれも罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
また、この場合、両側面板15、16の幅方向中央で各側面板15、16の底面板112側の端縁部と各側面板15、16の解体機能部15D、16Dとの間に、各側面板15、16の解体機能部15D、16Dの中央に向けて、つまり、底面板12の切り込み線d2の延長上で各側面板15、16の略台形状の破断線d3の頂部中央に向けて直線状に延びる切り込み線(この場合、ミシン目線)d2からなる解体機能部151D、161 Dが併せて付設される。なお、ここでは、各解体機能部151D、161Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
さらに、この場合、両側面板15、16に連接される各フラップ19、20においても、幅方向中央に、各フラップ19、20の左端縁部付近から右端縁部付近まで、各側面板15、16の解体機能部12Dの中央、この場合、略台形状の破断線d3の頂部中央に向けて直線状に延びる切り込み線d2からなる解体機能部19D、20Dを付設される。なお、ここでは、解体機能部19D、20Dを直線状の切り込み線d2からなるものとしたが、直線状の罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせとしてもよい。
このようにして箱C4は正面板11から背面板13に向けて又はその反対に圧することにより、つまり、正面板11を背面板13に向けて又はその反対に軽く打撃を加えたり押し込んだりすることにより、箱C4が扁平状に圧潰されるようになっている。
すなわち、箱C4を、正面板11(又は背面板13)を上に向けて、机やテーブルあるいは台の上など平らな所に置き、片手又は両手で正面板11から背面板13に向けて(又はその反対に)各板11、13全体に軽く打撃を加える(つまり、軽く叩く)と、図12に示すように、両側面板15、16の各解体機能部15D、16D、つまり、ジッパー線の破断線d3が破断されて各側面板15、16の略台形の部分が各側面板15、16から切り離され、底面板12は、底面板12の解体機能部12D、つまり、直線状の切り込み線d2の案内により、この切り込み線d2が箱C4の外側に突出し底面板12の幅方向中央で折れて、箱C4の外側に突出して偏平状に折り畳まれるとともに、この底面板12の両端が底面板12の解体機能部12D、つまり、各V字形の罫線d1及び切り込み線d2の組み合わせの案内により、各罫線d1及び切り込み線d2の組み合わせが各側面板15、16から切り離された各台形の部分とともに箱C4の内側に引き込まれながら、底面板12の両端の幅方向中央で折れて(各側面板15、16から切り離された各台形の部分は各側面板15、16の幅方向中央で折れて)、箱C4の内側で偏平状に折り畳まれ、さらに、各側面板15、16及び各フラップ19、20が、各フラップ19、20の解体機能部19D、20D、つまり、直線状の各切り込み線d2の案内により、これらの切り込み線d2が箱C4の外側に突出し、各フラップ19、20の幅方向中央で折れて、箱C4の外側に偏平状に折り畳まれて、全体として略偏平状に圧潰される。
これにより、使用済みの箱C4を扁平状に小さくして廃棄することができる。
このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、第1から第4の各実施の形態では、箱C1−C4の正面板11から背面板13に向けて(又はその反対に)各板11、13全体に軽く打撃を加える(つまり、軽く叩く)ことにより、箱C1−C4を扁平状に押し潰すものとして例示したが、箱C1−C4の正面板11と背面板13の左右両側縁部間を押し合わせながら、箱C1−C4を扁平状に折り畳むこともできることは勿論である。箱C1−C4の解体は、ユーザーの好まれる解体方法によることとなる。
C1 解体機能付き包装用箱
11 正面板
111 切り込み
12 底面板
13 背面板
14 天面板
140 開口(凹状部)
141 延長片
142 破断線(ジッパー線)
143 接着部
144 係止爪
15 (左)側面板
16 (右側面板
17、18 接着片
19、20 フラップ
P 紙基材
L1−L12 罫線
12D 解体機能部
d2 切り込み線
15D 解体機能部
d2 切り込み線
151D 解体機能部
d2 切り込み線
16D 解体機能部
d2 切り込み線
161D 解体機能部
d2 切り込み線
19D 解体機能部
d2 切り込み線
20D 解体機能部
d2 切り込み線
C2 解体機能付き包装用箱
12D 解体機能部
d1、d2 罫線及び切り込み線の組み合わせ
d1 罫線
15D 解体機能部
d2 切り込み線
151D 解体機能部
d1 罫線
16D 解体機能部
d2 切り込み線
161D 解体機能部
d1 罫線
19D 解体機能部
d2 切り込み線
20D 解体機能部
d2 切り込み線
C3 解体機能付き包装用箱
12D 解体機能部
d2 切り込み線
15D 解体機能部
d3 破断線(ジッパー線)
151D 解体機能部
d2 切り込み線
16D 解体機能部
d3 破断線(ジッパー線)
161D 解体機能部
d2 切り込み線
19D 解体機能部
d2 切り込み線
20D 解体機能部
d2 切り込み線
C4 解体機能付き包装用箱
12D 解体機能部
d2 切り込み線
d1、d2 罫線及び切り込み線の組み合わせ
15D 解体機能部
d3 破断線(ジッパー線)
151D 解体機能部
d2 切り込み線
16D 解体機能部
d3 破断線(ジッパー線)
161D 解体機能部
d2 切り込み線
19D 解体機能部
d2 切り込み線
20D 解体機能部
d2 切り込み線

Claims (6)

  1. 正面板、背面板、天面板、底面板及び両側面板を備え、医薬品その他各種の物品を包装する包装用箱において、
    前記両側面板に付設され、前記各側面板の前記底面板側の端縁部の両端から前記天面板側の端縁部に向けて略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせ又は破断線からなる解体機能部と、
    前記底面板の幅方向中央に付設され、前記各側面板の解体機能部の中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部と、
    を備え、
    前記正面板から前記底面板に向けて又はその反対に圧することにより、箱は扁平状に圧潰される、
    ことを特徴とする解体機能付き包装用箱。
  2. 両側面板の幅方向中央で前記各側面板の底面板側の端縁部と前記各側面板の解体機能部との間に付設され、前記各側面板の解体機能部の中央に向けて直線状に延びる罫線又は切り込み線又はこれらの組み合わせからなる解体機能部を併せて備える請求項1に記載の解体機能付き包装用箱。
  3. 底面板の両端に付設され、前記底面板の各側面板側の端縁部の両端から相互に他方の端縁部に向けて略台形状又は略三角形状又は略円弧状又は略半円状に延びる破断線からなる解体機能部を併せて備える請求項1又は2に記載の解体機能付き包装用箱。
  4. 底面板の幅方向中央の解体機能部は、前記底面板の各側面板側の各端部で、前記底面板の各側面板側の端縁部の両端に向けて略V字形に延びる請求項1又は2に記載の解体機能付き包装用箱。
  5. 破断線はジッパー線からなる請求項1乃至4のいずれかに記載の解体機能付き包装用箱。
  6. 包装用箱は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれて形成される紙基材からなり、前記紙基材は、正面板、底面板、背面板及び天面板が順次相互に平行に連接される4面板と、前記底面板の両端縁部から延びる一対の側面板と、前記各側面板の両側縁部から延び、前記正面板、前記背面板に接着される一対の接着片、及び前記各側面板の先端縁部から延び、前記天面板の内側に配置される一対のフラップとを備え、箱の組立てと同時に物品を包装するラップラウンド形式の箱をなす請求項1乃至5のいずれかに記載の解体機能付き包装用箱。
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