JP2019141987A - 制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法 - Google Patents

制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019141987A
JP2019141987A JP2018031385A JP2018031385A JP2019141987A JP 2019141987 A JP2019141987 A JP 2019141987A JP 2018031385 A JP2018031385 A JP 2018031385A JP 2018031385 A JP2018031385 A JP 2018031385A JP 2019141987 A JP2019141987 A JP 2019141987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
unit
target position
gripping
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018031385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019141987A5 (ja
JP7052407B2 (ja
Inventor
村上 誠
Makoto Murakami
誠 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2018031385A priority Critical patent/JP7052407B2/ja
Publication of JP2019141987A publication Critical patent/JP2019141987A/ja
Publication of JP2019141987A5 publication Critical patent/JP2019141987A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7052407B2 publication Critical patent/JP7052407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】対象物を把持する把持力を精度よく制御することができる制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法を提供すること。【解決手段】対象物を把持する把持部と、前記把持部を駆動する駆動部と、前記把持部の位置を検出する位置検出部と、前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、を有するエンドエフェクターを制御する制御装置であって、前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする制御装置。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法に関するものである。
特許文献1に記載されている電動ハンドは、位置フィードバック制御を行う位置制御部と、力フィードバック制御を行う力制御部と、位置フィードバック制御と力フィードバック制御とを切り換える制御切替部と、フィンガー部と、フィンガー部を駆動するアクチュエーターと、フィンガー部に設けられた力センサーと、フィンガー部と対象物との接触を判断する接触判断部と、を有する。
このような電動ハンドでは、まず、位置制御部が、アクチュエーターに設けられた位置センサーからの位置検出値に基づく位置フィードバック制御を行ってフィンガー部を移動させる。そして、接触判断部により「フィンガー部が対象物に接触した」と判別されると、制御切替部によって、フィンガー部の駆動制御が位置制御部から力制御部に切り替えられる。そして、力制御部は、力センサーからの力検出値による力フィードバック制御を行って、力検出値が設定された力目標値に一致するようにフィンガー部(アクチュエーター)を駆動する。
特開2014−108466号公報
このような電動ハンドにおいて、アクチュエーターとして電磁モーターを用いる場合には、電磁モーターへ印加する電流値を制御することにより、フィンガー部の把持力を制御することができる。しかしながら、アクチュエーターとしてピエゾ駆動モーター(圧電モーター)を用いる場合には、前述した電磁モーターの場合とは異なり、ピエゾ駆動モーターに印加する電流値の制御により、フィンガー部の把持力を制御することができないという課題があった。
本発明の適用例に係る制御装置は、対象物を把持する把持部と、前記把持部を駆動する駆動部と、前記把持部の位置を検出する位置検出部と、前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、を有するエンドエフェクターを制御する制御装置であって、
前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るロボットハンドを示す平面図である。 図1のロボットハンドの回路系を示すブロック図である。 図1のロボットハンドが有する圧電駆動装置を示す断面図である。 図3の圧電駆動装置が有する圧電モジュールを示す断面図である。 図4の圧電モジュールを示す斜視図である。 図4の圧電モジュールが有する圧電アクチュエーターを示す平面図である。 第1の制御方法を説明するためのグラフである。 第1の制御方法を示すフローチャートである。 第2の制御方法を説明するためのグラフである。 第2の制御方法を示すフローチャートである。 第4の制御方法を説明するためのグラフである。 第4の制御方法を示すフローチャートである。 第5の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るロボットを示す斜視図である。
以下、本発明の制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るロボットハンドを示す平面図である。図2は、図1のロボットハンドの回路系を示すブロック図である。図3は、図1のロボットハンドが有する圧電駆動装置を示す断面図である。図4は、図3の圧電駆動装置が有する圧電モジュールを示す断面図である。図5は、図4の圧電モジュールを示す斜視図である。図6は、図4の圧電モジュールが有する圧電アクチュエーターを示す平面図である。図7は、第1の制御方法を説明するためのグラフである。図8は、第1の制御方法を示すフローチャートである。図9は、第2の制御方法を説明するためのグラフである。図10は、第2の制御方法を示すフローチャートである。図11は、第4の制御方法を説明するためのグラフである。図12は、第4の制御方法を示すフローチャートである。図13は、第5の制御方法を示すフローチャートである。
図1に示すエンドエフェクターとしてのロボットハンド1は、対象物Wを両側から挟み込んで把持するハンドである。ロボットハンド1は、対象物Wを把持する一対の指部23、24(把持部)と、指部23、24を駆動する圧電駆動装置3(駆動部)と、指部23、24の位置を検出するエンコーダー4(位置検出部)と、指部23、24が対象物Wから受ける力を検出する力検出部5と、制御装置6と、を有する。また、図2に示すように、制御装置6は、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて指部23、24の目標位置を更新し、更新した目標位置に指部23、24が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御するプロセッサー61を有する。このようなロボットハンド1によれば、適切な把持力で対象物Wを把持することができる。以下、ロボットハンド1について、詳細に説明する。
ロボットハンド1は、ベース20と、ベース20に対してスライド可能に支持された一対のスライダー21、22と、スライダー21、22に固定された指部23、24と、スライダー21、22に係合するピニオンギア26と、ピニオンギア26を回転駆動させる圧電駆動装置3と、圧電駆動装置3に接続されたエンコーダー4と、指部23、24が対象物Wから受ける力を検出する力検出部5と、圧電駆動装置3の駆動を制御する制御装置6と、を有する。
スライダー21、22は、それぞれ、スライドガイド25を介してベース20に支持され、ベース20に対して同じ方向にスライド可能となっている。また、スライダー21のスライダー22と対向する面にはラックギア211が形成され、スライダー22のスライダー21と対向する面にはラックギア221が形成されている。さらに、スライダー21、22の間にはピニオンギア26が設けられ、ピニオンギア26がラックギア211、221と噛合している。そのため、圧電駆動装置3の駆動によってピニオンギア26が回転すると、スライダー21、22が互いに逆方向に移動し、それに伴って、指部23、24同士が接近・離間する。このように、指部23、24を接近・離間させることにより、指部23、24で対象物Wを把持したり、把持した対象物Wをリリースしたりすることができる。
また、指部23、24は、それぞれ、弾性を有している。そのため、対象物Wを把持した状態では、対象物Wから受ける力によって弾性変形する。指部23、24が弾性を有することにより、対象物Wと指部23、24との接触時の衝撃を和らげることができる。そのため、対象物Wや指部23、24の破損を効果的に抑制することができる。また、指部23、24が変形することにより、対象物Wに過度な力が加わってしまうことを抑制することができ、対象物Wの破損を防止することができる。さらには、後述するように、スライダー21、22の離間距離dと把持力fとの関係を求め易くなり、制御装置6による把持力fの制御を精度よく行うことができる。
ただし、例えば、対象物Wが弾性を有している場合等には、指部23、24は、それぞれ、弾性を有していなくてもよい。すなわち、対象物Wを把持した程度では実質的に変形しない程度に硬質であってもよい。このような場合であっても、対象物Wの弾性を利用して、本実施形態と同様に、把持力fの制御を精度よく行うことができ、対象物Wとの接触時の衝撃を和らけることもできる。
図3に示すように、圧電駆動装置3は、ベース31と、ベース31に対して回転可能なローター32と、ローター32に設けられた被駆動部33と、ベース31に固定され被駆動部33に押し付けられた複数の圧電モジュール34と、を有する。このような圧電駆動装置3では、各圧電モジュール34が駆動(振動)することにより、ローター32がベース31に対して中心軸Jまわりに回転する。一方、圧電モジュール34の駆動が停止しているときは、圧電モジュール34が被駆動部33に押し付けられた状態となるため、これらの間の摩擦力によってローター32がベース31に対して固定される。
図4および図5に示すように、各圧電モジュール34は、複数の圧電アクチュエーター35が積層した積層体350と、積層体350を被駆動部33に向けて付勢する付勢部36と、を有する。また、図6に示すように、各圧電アクチュエーター35は、振動部351と、振動部351を支持する支持部352と、振動部351と支持部352とを接続する一対の接続部353と、振動部351の先端部に設けられ、被駆動部33に振動部351の駆動力を伝達する伝達部354と、を有する。
振動部351には5つの圧電素子351a、351b、351c、351d、351eが設けられており、これら各圧電素子351a〜351eに所定の駆動信号を印加することにより、振動部351が振動し(伝達部354が楕円運動し)、ローター32がベース31に対して回転(順回転/逆回転)する。
なお、図示しないが、圧電素子351a〜351eは、それぞれ、圧電体を一対の電極で挟み込んだ構成となっている。また、圧電体は、圧電素子351a〜351eで共通化されている。また、一方の電極も圧電素子351a〜351eで共通化されており、例えば、GNDに接続される。そして、他方の電極は、圧電素子351a〜351eで個別に形成されている。つまり、前記他方の電極によって、1つの圧電体中に5つの振動領域(圧電素子として機能する部分)が形成されている。そのため、前記他方の電極に個別に駆動信号を印加することにより、圧電素子351a〜351eをそれぞれ独立して駆動することができる。ただし、圧電素子圧電素子351a〜351eの構成は、これに限定されず、例えば、圧電体および前記一方の電極が圧電素子351a〜351eで個別に形成されていてもよい。すなわち、圧電体が複数設けられていてもよい。
以上、圧電駆動装置3について説明したが、圧電駆動装置3としては、圧電素子の変形を利用したものであれば、特に限定されない。例えば、圧電駆動装置3は、ベース31に対してローター32が回転するロータリー型の圧電駆動装置であるが、これに限定されず、例えば、ローター32に替えて、ベース31に対してスライド可能なスライダーを設け、ベース31に対してスライダーがスライドするスライド型の圧電駆動装置であってもよい。
図2に示すように、制御装置6は、プロセッサー61と、プロセッサー61に通信可能に接続されたメモリー62と、外部インターフェース63と、を有する。そして、制御装置6の各部は、種々のバスを介して通信可能に接続されている。プロセッサー61は、メモリー62に記憶された各種プログラム等を実行する。メモリー62には、プロセッサー61により実行可能な各種プログラムが保存(記憶)されている。また、メモリー62には、外部インターフェース63で受け付けた各種データの保存が可能である。メモリー62は、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリーや、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリー等を含んで構成されている。
以下、制御装置6による圧電駆動装置3の駆動の制御方法について説明する。制御装置6が有するプロセッサー61は、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて、スライダー21、22の目標位置(スライダー21、22の離間距離d)を更新し、最新の目標位置にスライダー21、22が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御する。このような制御方法によれば、対象物Wを把持する把持力fを精度よく制御することができ(把持力fをほぼ一定に維持することができ)、把持力fが大きすぎて対象物Wが破損したり、把持力fが小さすぎて対象物Wがロボットハンド1から落下(離脱)したりすることを抑制することができる。特に、本実施形態では、駆動部として圧電駆動装置3を用いている。圧電駆動装置3では、把持力fを一定に制御することが困難であるが、このような制御方法によれば、駆動部として圧電駆動装置3を用いても把持力fを精度よく制御することができる。
なお、スライダー21、22の離間距離dとは、言い換えると、指部23の基端部(スライダー21との接続部であって、弾性変形によって実質的に変位しない箇所)と、指部24の基端部(スライダー22との接続部であって、弾性変形によって実質的に変位しない箇所)と、の離間距離dとも言える。また、スライダー21、22の離間距離dは、弾性変形が生じていない場合の指部23、24の離間距離dと言うこともできる。
まず、プロセッサー61による圧電駆動装置3の第1の制御方法について、図7および図8に基づいて説明する。図7に示すグラフは、横軸が離間距離dであり、縦軸がスライダー21、22および指部23、24による把持力f(指部23、24が対象物Wから受ける力)である。また、図中の「非接触領域」で示される領域は、指部23、24と対象物Wとが接触しておらず把持力fが実質的に0となる領域である。一方、図中の「接触領域」で示される領域は、指部23、24が対象物Wと接触しており、把持力fが発生する領域である。接触領域において生じる把持力fは、離間距離dが小さくなるほど大きくなる。
まず、プロセッサー61は、圧電駆動装置3を駆動して、離間距離dを対象物Wよりも十分に開いた状態(初期状態)とする。次に、指部23、24の間に対象物Wを位置させる。次に、プロセッサー61は、離間距離dが対象物の幅(把持方向の長さ)よりも小さくなるように、スライダー21、22(指部23、24)の第1の目標位置m1を設定し、スライダー21、22が第1の目標位置m1となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。なお、第1の目標位置m1は、対象物Wの形状に応じて、例えば、プロセッサー61と接続されたホストコンピューターから送られる。第1の目標位置m1となるようにスライダー21、22を閉じていくと、その途中(第1の目標位置m1に到達する前)で、指部23、24が対象物Wに接触し、これにより、把持力fが生じる。把持力fは、指部23、24が対象物Wから受ける力として力検出部5により検出され、力検出部5による検出結果(出力)は、プロセッサー61にフィードバックされる。
力検出部5から検出される把持力fが予め設定されている最小把持力f1となると、プロセッサー61は、把持力fが目標値f2となるようなスライダー21、22の目標位置(離間距離d)を第2の目標位置m2として作成する。目標値f2は、例えば、ホストコンピューターから送られる。なお、以下では、説明の便宜上、最小把持力f1が発生する状態を「最小把持力状態」とも言う。
第2の目標位置m2の作成方法としては、特に限定されない。例えば、接触領域における離間距離dと把持力fとの関係を求め、求めた関係に基づいて把持力fが目標値f2となるスライダー21、22の位置(離間距離d2)を求め、求めた位置を第2の目標位置m2としてもよい。具体的には、指部23、24が弾性を有するため、接触領域では離間距離dが小さくなるにつれて把持力fが大きくなり、離間距離dと把持力fとがほぼ線形の関係となる。また、その傾き(以下、「推定傾き」とも言う)は、指部23、24の弾性係数Eとほぼ一致する。したがって、最小把持力状態における離間距離dをd1とし、把持力fの目標値をf2とし、目標値f2が生じるときの離間距離dをd2としたとき、これらは、下記の式(1)の関係を満足する。
Figure 2019141987
ここで、式(1)中の弾性係数Eおよび最小把持力f1は、既知の値(例えば、メモリー62等に記憶された値、ホストコンピューターから送られる値)であり、離間距離d1は、最小把持力状態でのエンコーダー4からの出力に基づいて検出できる。そのため、目標値f2を式(1)に代入すれば、目標値f2となる離間距離d2が求まる。プロセッサー61は、式(1)から求めた離間距離d2となるスライダー21、22の位置を第2の目標位置m2とする。プロセッサー61は、第1の目標位置m1から第2の目標位置m2に目標位置を更新し、第2の目標位置m2を最新の目標位置とする。そして、プロセッサー61は、スライダー21、22が第2の目標位置m2(最新の目標位置)となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。そして、スライダー21、22が第2の目標位置m2に移動し、把持力fが目標値f2となったら圧電駆動装置3の駆動を停止する。これにより、目標値f2で対象物Wを把持することができる。
以上のような第1の制御方法によれば、把持力fを目標値f2とすることができるため、把持力fが大きすぎて対象物Wが破損したり、把持力fが小さすぎて対象物Wがロボットハンド1から落下(離脱)したりすることを抑制することができる。
次に、プロセッサー61による圧電駆動装置3の第2の制御方法について、図9および図10に基づいて説明する。対象物Wが指部23、24に対して十分に硬質であれば、式(1)から求めた把持力fが目標値f2となる離間距離d2に殆どずれが生じないが、対象物Wが柔らかいと、式(1)から求めた離間距離d2にずれが生じる場合がある。すなわち、対象物Wが柔らかいと、離間距離d2となるようにスライダー21、22を移動させても把持力fが目標値f2に達しない。つまり、図9に示すように、接触領域における実際の傾きが推定傾きよりも小さくなる。これは、対象物Wが変形することにより、把持力fの一部がキャンセルされてしまうことによる。そこで、プロセッサー61は、離間距離d2となるようにスライダー21、22を移動させたにも関わらず、実際の把持力fが目標値f2よりも小さい場合には、第3の目標位置m3を作成する。
第3の目標位置m3の作成方法としては、特に限定されない。例えば、離間距離d2のときに生じている把持力をf2’としたとき、下記の式(2)から、接触領域での実際の傾きαを求める。また、把持力fの目標値をf2とし、目標値f2が生じるときのスライダー21、22の離間距離dをd3としたとき、これらは、下記の式(3)の関係を満足する。
Figure 2019141987
Figure 2019141987
ここで、式(3)中の実際の傾きα、最小把持力f1および離間距離d1は、既知の値であるため、目標値f2を式(3)に代入すれば、目標値f2となるときの離間距離d3の値が求まる。プロセッサー61は、式(3)から求めた離間距離d3となるスライダー21、22の位置を第3の目標位置m3とする。プロセッサー61は、第2の目標位置m2から第3の目標位置m3に目標位置を更新し、第3の目標位置m3を最新の目標位置とする。そして、プロセッサー61は、スライダー21、22が第3の目標位置m3(最新の目標位置)となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。そして、スライダー21、22が第3の目標位置m3に移動し、把持力fが目標値f2となったら圧電駆動装置3の駆動を停止する。以上の制御により、目標値f2で対象物Wを把持することができる。
なお、離間距離d3の状態でも把持力fが目標値f2に達しない場合には、第3の目標位置m3の作成と同様にして新たな目標位置(第4の目標位置m4、第5の目標位置m5)を作成し、それを最新の目標位置として更新すればよい。このように、把持力fが目標値f2となるまで目標位置を更新し続けることにより、対象物Wの硬さに影響を受けることなく、より確実に、目標値f2で対象物Wを把持することができる。
次に、プロセッサー61による圧電駆動装置3の第3の制御方法について説明する。例えば、対象物Wが、時間経過と共に変形量が増大するクリープ変形を生じる物体である場合、一旦、把持力fが目標値f2に達しても、時間経過と共に把持力fが低下する。この場合には、プロセッサー61は、把持力fが目標値f2に達した後も、把持力fが目標値f2を維持し続ける(把持力fが目標値f2から大きくずれないように)ように目標位置を更新し続け、更新した目標位置となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。なお、新たな目標位置は、例えば、前述した第3の目標位置m3を作成する方法で作成することができる。また、新しい目標位置に更新するタイミングとしては、特に限定されず、例えば、所定時間間隔ごとに更新してもよいし、目標値f2と実際の把持力fとの差が所定値以上となったときであってもよい。
次に、プロセッサー61による圧電駆動装置3の第4の制御方法について、図11および図12に基づいて説明する。まず、プロセッサー61は、圧電駆動装置3を駆動してスライダー21、22を初期状態とする。次に、プロセッサー61は、初期状態から推定傾きが立ち上がると推定し、そのときに把持力fが目標値f2となるようなスライダー21、22の目標位置(離間距離d)を第1の目標位置m1として作成する。次に、プロセッサー61は、第1の目標位置m1を目標位置とし、スライダー21、22(指部23、24)が第1の目標位置m1(最新の目標位置)となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。スライダー21、22が第1の目標位置m1に到達すると、プロセッサー61は、第1の目標位置m1から推定傾きが立ち上がると推定し、そのときに把持力fが目標値f2となるようなスライダー21、22の目標位置(離間距離d)を第2の目標位置m2として作成する。次に、プロセッサー61は、第2の目標位置m2を目標位置とし、スライダー21、22が第2の目標位置m2(最新の目標位置)となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。スライダー21、22が第2の目標位置m2に到達すると、プロセッサー61は、第2の目標位置m2から推定傾きが立ち上がると推定し、そのときに把持力fが目標値f2となるようなスライダー21、22の目標位置(離間距離d)を第3の目標位置m3として作成する。次に、プロセッサー61は、第3の目標位置m3を目標位置とし、スライダー21、22が第3の目標位置m3(最新の目標位置)となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。図11では、スライダー21、22が第3の目標位置m3に到達する前に(離間距離d2で)、把持力fが目標値f2に到達する。把持力fが目標値f2に到達すると、プロセッサー61は、その時点で、圧電駆動装置3の駆動を停止する。以上の制御により、目標値f2で対象物Wを把持することができる。
仮に、スライダー21、22が第2の目標位置m2に到達する前に、把持力fが目標値f2に到達すれば、プロセッサー61は、その時点で、圧電駆動装置3の駆動を停止し、上述のような第3の目標位置m3の作成は行わない。また、仮に、スライダー21、22が第3の目標位置m3に到達しても把持力fが目標値f2に到達しなければ、プロセッサー61は、把持力fが目標値f2となるまで、第4の目標位置m4、第5の目標位置m5…、と目標位置を更新し続ける。
このように、把持力fが目標値f2となるまで、現在の位置から推定傾きが立ち上がると推定して作成した目標位置を更新し続けることにより、最新の目標位置までのスライダー21、22の移動距離が短く抑えられる。スライダー21、22の移動距離が短く抑えられることにより、圧電駆動装置3の駆動時間も短くなり、その結果、圧電駆動装置3の速度が制限される。そのため、例えば、オーバーシュート(スライダー21、22が目標位置で止まれずに行き過ぎてしまう現象)を効果的に抑制することができる。これにより、スライダー21、22の離間距離dを精度よく制御することができる。また、オーバーシュートが生じた場合は、圧電駆動装置3を逆回転させて離間距離dを大きくする必要があるが、圧電駆動装置3は、その構造上、正回転から逆回転への切り替えが得意ではなくタイムラグが生じてしまう。そのため、オーバーシュートを抑制することで、より迅速なロボットハンド1の駆動が可能となる。
上述した第1〜第4の制御方法では、プロセッサー61は、把持力fが目標値f2となるように目標位置を更新している。すなわち、目標値f2を優先する制御である。これとは別に、例えば、図13に示す第5の制御方法のように、第1の制御方法において、第1の目標位置m1を優先してもよい。例えば、プロセッサー61は、第1の制御方法と同様にして第2の目標位置m2を作成し、第1の目標位置m1で定められたスライダー21、22の離間距離d0と第2の目標位置m2で定められた離間距離d2とを比べる。そして、プロセッサー61は、d0<d2であれば、第2の目標位置m2を最新の目標位置として更新し、第2の目標位置m2となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。反対に、プロセッサー61は、d0≧d2であれば、第2の目標位置m2を最新の目標位置として更新せずに、直前の目標位置である第1の目標位置m1となるように圧電駆動装置3の駆動を制御する。この場合、把持力fは、目標値f2よりも小さくなる。
このような制御方法によれば、プロセッサー61と接続されたポストコンピューター(上位の制御部)からの指示(第1の目標位置m1)が優先されるため、システム全体としてより安全な制御が可能となる。
以上、ロボットハンド1、ロボットハンド1の制御装置6およびロボットハンド1の制御方法について説明した。ロボットハンド1の制御装置6は、前述したように、対象物Wを把持する指部23、24(把持部)と、スライダー21、22と指部23、24を駆動する圧電駆動装置3(駆動部)と、スライダー21、22の位置を検出するエンコーダー4(位置検出部)と、指部23、24が対象物Wから受ける力を検出する力検出部5と、を有するロボットハンド1(エンドエフェクター)を制御する制御装置である。そして、制御装置6は、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて、スライダー21、22の目標位置を更新し、最新の目標位置にスライダー21、22が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御する。特に、本実施形態では、制御装置6は、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて、スライダー21、22の目標位置を更新し、最新の目標位置にスライダー21、22が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御するプロセッサー61を有する。
このような制御装置6によれば、対象物Wを把持する把持力fを精度よく制御することができ(把持力fをほぼ一定に維持することができ)、把持力fが大きすぎて対象物Wが破損したり、把持力fが小さすぎて対象物Wがロボットハンド1から落下(離脱)したりすることを抑制することができる。また、目標位置が決められていることにより、例えば、圧電駆動装置3の駆動を停止するタイミングが分かる。そのため、例えば、ぎりぎりまで圧電駆動装置3を最大速度で駆動することができ、指部23、24を目標位置まで移動させるのにかかる時間を短縮することができる。
また、前述したように、駆動部は、圧電駆動装置3である。圧電駆動装置3では、把持力fを一定に制御することが困難であるが、上述のような制御装置6によれば、駆動部として圧電駆動装置3を用いても把持力fを精度よく制御することができる。すなわち、制御装置6は、駆動部の構成に影響されることなく、把持力fを精度よく制御することができる。なお、本実施形態では、駆動部として圧電駆動装置3(圧電モーター)を用いているが、これに限定されず、例えば、電磁モーターを用いてもよい。
また、前述したように、制御装置6は、指部23、24が対象物Wから受ける力(把持力f)が目標値f2となるように、目標位置を更新する。これにより、対象物Wを目標値f2で把持することができる。
また、前述したように、制御装置6は、第1〜第3の制御方法のように、指部23、24が対象物Wと接触するまでは、目標位置を更新しない。これにより、目標位置の更新回数を減らすことができ、ロボットハンド1の駆動速度を高めることができる。
また、前述したように、指部23、24は、弾性を有し、対象物Wから受ける力によって弾性変形する。これにより、対象物Wと指部23、24との接触時の衝撃を和らげることができる。そのため、対象物Wや指部23、24の破損を効果的に抑制することができる。また、指部23、24が変形することにより、対象物Wに過度な力が加わってしまうことを抑制することができ、対象物Wの破損を防止することができる。さらには、前述したように、スライダー21、22の離間距離dと把持力fとの関係を求め易くなり、制御装置6による把持力fの制御を精度よく行うことができる。
また、前述したように、制御装置6は、指部23、24の弾性係数Eに基づいて、スライダー21、22の離間距離d(移動距離)と指部23、24が対象物Wから受ける力との関係を求め、その関係に基づいて目標位置を更新する。これにより、制御装置6による把持力fの制御を精度よく行うことができ、より確実に、目標値f2で対象物Wを把持することができる。
また、前述したように、ロボットハンド1(エンドエフェクター)は、対象物Wを把持する指部23、24(把持部)と、スライダー21、22と指部23、24を駆動する圧電駆動装置3(駆動部)と、スライダー21、22の位置を検出するエンコーダー4(位置検出部)と、指部23、24が対象物Wから受ける力を検出する力検出部5と、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて、スライダー21、22の目標位置を更新し、最新の目標位置にスライダー21、22が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御する制御装置6と、を有する。これにより、前述した制御装置6の効果を発揮することができる。すなわち、対象物Wを把持する把持力fを精度よく制御することができ(把持力fをほぼ一定に維持することができ)、把持力fが大きすぎて対象物Wが破損したり、把持力fが小さすぎて対象物Wがロボットハンド1から落下(離脱)したりすることを抑制することができる。
また、前述したように、ロボットハンド1(エンドエフェクター)の制御方法は、対象物Wを把持する指部23、24(把持部)と、スライダー21、22と指部23、24を駆動する圧電駆動装置3(駆動部)と、スライダー21、22の位置を検出するエンコーダー4(位置検出部)と、指部23、24が対象物Wから受ける力を検出する力検出部5と、を有するロボットハンド1を制御する制御方法である。そして、このような制御方法は、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて、スライダー21、22の目標位置を更新し、最新の目標位置に指部23、24が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御する。このような制御方法によれば、対象物Wを把持する把持力fを精度よく制御することができ(把持力fをほぼ一定に維持することができ)、把持力fが大きすぎて対象物Wが破損したり、把持力fが小さすぎて対象物Wがロボットハンド1から落下(離脱)したりすることを抑制することができる。
<第2実施形態>
図14は、本発明の第2実施形態に係るロボットを示す斜視図である。
図14に示すロボット1000は、精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の作業を行うことができる。ロボット1000は、6軸ロボットであり、床や天井に固定されるベース1010と、ベース1010に回動自在に連結されたアーム1020と、アーム1020に回動自在に連結されたアーム1030と、アーム1030に回動自在に連結されたアーム1040と、アーム1040に回動自在に連結されたアーム1050と、アーム1050に回動自在に連結されたアーム1060と、アーム1060に回動自在に連結されたアーム1070と、これらアーム1020、1030、1040、1050、1060、1070の駆動を制御する制御装置1080と、を有する。
また、アーム1070にはハンド接続部が設けられており、ハンド接続部にはロボット1000に実行させる作業に応じたエンドエフェクター1090が装着される。なお、エンドエフェクター1090として、前述したロボットハンド1を用いることができる。
このように、ロボット1000は、ロボットハンド1を有する。すなわち、ロボット1000は、対象物Wを把持する指部23、24(把持部)と、指部23、24を駆動する圧電駆動装置3(駆動部)と、指部23、24の位置を検出するエンコーダー4(位置検出部)と、指部23、24が対象物Wから受ける力を検出する力検出部5と、エンコーダー4の出力および力検出部5の出力に基づいて、指部23、24の目標位置を更新し、最新の目標位置に指部23、24が移動するように圧電駆動装置3の駆動を制御する制御装置6と、を有する。これにより、前述した制御装置6の効果を発揮することができる。すなわち、対象物Wを把持する把持力fを精度よく制御することができ(把持力fをほぼ一定に維持することができ)、把持力fが大きすぎて対象物Wが破損したり、把持力fが小さすぎて対象物Wがロボットハンド1から落下(離脱)したりすることを抑制することができる。
なお、ロボット1000の構成としては、本実施形態の構成に限定されず、例えば、水平多関節ロボット(スカラロボット)や双腕ロボットであってもよい。
以上、本発明の制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1…ロボットハンド、20…ベース、21、22…スライダー、211、221…ラックギア、23、24…指部、25…スライドガイド、26…ピニオンギア、3…圧電駆動装置、31…ベース、32…ローター、33…被駆動部、34…圧電モジュール、35…圧電アクチュエーター、350…積層体、351…振動部、351a、351b、351c、351d、351e…圧電素子、352…支持部、353…接続部、354…伝達部、36…付勢部、4…エンコーダー、5…力検出部、6…制御装置、61…プロセッサー、62…メモリー、63…外部インターフェース、1000…ロボット、1010…ベース、1020、1030、1040、1050、1060、1070…アーム、1080…制御装置、1090…エンドエフェクター、J…中心軸、W…対象物、d、d1、d2、d3…離間距離、f、f2’…把持力、f1…最小把持力、f2…目標値、m1…第1の目標位置、m2…第2の目標位置、m3…第3の目標位置

Claims (10)

  1. 対象物を把持する把持部と、前記把持部を駆動する駆動部と、前記把持部の位置を検出する位置検出部と、前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、を有するエンドエフェクターを制御する制御装置であって、
    前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする制御装置。
  2. 対象物を把持する把持部と、前記把持部を駆動する駆動部と、前記把持部の位置を検出する位置検出部と、前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、を有するエンドエフェクターを制御する制御装置であって、
    プロセッサーを有し、
    前記プロセッサーは、前記位置検出部の出力および前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする制御装置。
  3. 前記駆動部は、圧電駆動装置である請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記把持部が前記対象物から受ける力が目標値となるように、前記目標位置を更新する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記把持部が前記対象物と接触するまでは、前記目標位置を更新しない請求項1ないし4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記把持部は、弾性を有し、前記対象物から受ける力によって弾性変形する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記把持部の弾性係数に基づいて、前記把持部の移動距離と前記把持部が前記対象物から受ける力との関係を求め、前記関係に基づいて前記目標位置を更新する請求項6に記載の制御装置。
  8. 対象物を把持する把持部と、
    前記把持部を駆動する駆動部と、
    前記把持部の位置を検出する位置検出部と、
    前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、
    前記位置検出部の出力および前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御する制御装置と、を有することを特徴とするエンドエフェクター。
  9. 対象物を把持する把持部と、
    前記把持部を駆動する駆動部と、
    前記把持部の位置を検出する位置検出部と、
    前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、
    前記位置検出部の出力および前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御する制御装置と、を有することを特徴とするロボット。
  10. 対象物を把持する把持部と、前記把持部を駆動する駆動部と、前記把持部の位置を検出する位置検出部と、前記把持部が前記対象物から受ける力を検出する力検出部と、を有するエンドエフェクターを制御する制御方法であって、
    前記位置検出部の出力および前記力検出部の出力に基づいて、前記把持部の目標位置を更新し、最新の前記目標位置に前記把持部が移動するように前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする制御方法。
JP2018031385A 2018-02-23 2018-02-23 制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法 Active JP7052407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018031385A JP7052407B2 (ja) 2018-02-23 2018-02-23 制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018031385A JP7052407B2 (ja) 2018-02-23 2018-02-23 制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019141987A true JP2019141987A (ja) 2019-08-29
JP2019141987A5 JP2019141987A5 (ja) 2021-03-11
JP7052407B2 JP7052407B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=67772976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018031385A Active JP7052407B2 (ja) 2018-02-23 2018-02-23 制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7052407B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021094641A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 株式会社不二越 ロボット制御装置、把持システムおよびロボットハンドの制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173766A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Fei Co 試料ホルダを回転及び並進させるマニピュレータ
JP2010069584A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Yaskawa Electric Corp マニピュレータの制御装置および制御方法
JP2011230239A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Honda Motor Co Ltd ワークの把持方法
JP2013010164A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Denso Wave Inc 電動ハンド制御装置およびその制御方法
JP2014108466A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fanuc Ltd 力センサ付き電動ハンド
US20140180477A1 (en) * 2012-12-25 2014-06-26 Industrial Technology Research Institute Gripper apparatus and method for controlling the same
JP2016040991A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 圧電駆動装置、ロボット、及び、それらの駆動方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173766A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Fei Co 試料ホルダを回転及び並進させるマニピュレータ
JP2010069584A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Yaskawa Electric Corp マニピュレータの制御装置および制御方法
JP2011230239A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Honda Motor Co Ltd ワークの把持方法
JP2013010164A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Denso Wave Inc 電動ハンド制御装置およびその制御方法
JP2014108466A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fanuc Ltd 力センサ付き電動ハンド
US20140180477A1 (en) * 2012-12-25 2014-06-26 Industrial Technology Research Institute Gripper apparatus and method for controlling the same
JP2016040991A (ja) * 2014-08-13 2016-03-24 セイコーエプソン株式会社 圧電駆動装置、ロボット、及び、それらの駆動方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021094641A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 株式会社不二越 ロボット制御装置、把持システムおよびロボットハンドの制御方法
JP7168859B2 (ja) 2019-12-17 2022-11-10 株式会社不二越 ロボット制御装置、把持システムおよびロボットハンドの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7052407B2 (ja) 2022-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5962020B2 (ja) ロボット制御装置、ロボットシステム、ロボット及びロボット制御方法
KR101308373B1 (ko) 로봇 제어방법
JP5105147B2 (ja) ロボットおよび制御方法
US8909376B2 (en) Robot hand and method of controlling the same
US10882182B2 (en) Robot apparatus, control method of robot apparatus, and recording medium
WO2019116891A1 (ja) ロボットシステム及びロボット制御方法
US9882333B2 (en) Gripping and assembling device for flexible object
WO2013190648A1 (ja) ロボットシステムおよび部品の製造方法
JP5924107B2 (ja) ロボットハンド、およびロボット
JP6946057B2 (ja) ロボットハンド、ロボットハンドの制御方法、ロボット装置
JP2019141987A (ja) 制御装置、エンドエフェクター、ロボットおよび制御方法
JP2016043455A (ja) ロボットおよびロボットシステム
JP6184169B2 (ja) 組立て装置、部品の組立て方法及び相対位置調整方法
JP2006341372A (ja) ロボットの制御方法
JPH06170761A (ja) マイクロマニピュレータ
WO2020066061A1 (ja) エンドエフェクタおよびエンドエフェクタ装置
US11772263B2 (en) Method for driving hand, and hand
JP6322948B2 (ja) ロボット制御装置、ロボットシステム、ロボット、ロボット制御方法、及びプログラム
US9067318B2 (en) Method for estimating connection orders of modules of modular robot
JPH06226671A (ja) ロボットハンド制御装置
JP2016209936A (ja) ロボット装置、ロボット制御方法、プログラム及び記録媒体
JP5942720B2 (ja) 状態判別方法、ロボット、制御装置、及びプログラム
JP2020157405A (ja) 駆動装置、ハンドおよび駆動装置の制御方法
JP2015142952A (ja) ロボットの部品挿入動作の教示方法、及びそれを用いたロボットの動作方法
US20230146627A1 (en) Robot control method and robot

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7052407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150