JP2019139985A - 避雷器 - Google Patents

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光弘 竹澤
Mitsuhiro Takezawa
光弘 竹澤
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Abstract

【課題】線路側端子に接続された芯線の断線を確実に防止することが可能な避雷器の提供。【解決手段】避雷器本体10と、前記避雷器本体の先端に設けられる線路側端子20と、電線100が挿入される挿入孔21を有し、前記電線の被覆101を剥離して前記電線の先端に露出する芯線102が接続される前記線路側端子を覆うように前記避雷器本体に装着される安全キャップと、を含む避雷器であって、前記安全キャップ内において、前記芯線が接続される前記線路側端子と、前記芯線に連続する前記被覆と、を覆うように装着される絶縁材料からなる装着体40を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、安全キャップ内で線路側端子と接続される芯線が外的要因によって断線することを防止する避雷器の構造に関する。
避雷器本体と、避雷器の先端に設けられる線路側端子と、電線の被覆を剥離して電線の先端に露出する芯線が接続される線路側端子を覆うように避雷器本体に装着される安全キャップと、を含む配電用の避雷器が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2012−174545号公報
芯線を線路側端子に接続する場合、避雷器を電柱等に設置した後に芯線が疲労破断し難くなるように、芯線及び被覆の境目と線路側端子との間の距離(芯線が線路側端子から露出する距離)を比較的短く設定している。一方、電線から芯線を露出させる場合、刃物(例えばナイフ)を用いて電線から被覆を剥離するため、芯線を傷つけてしまう虞がある。芯線を傷つけてしまった場合、芯線が線路側端子から露出する距離を比較的短く設定したとしても、風雨や鳥獣に起因して電線が動揺したときの力が芯線の傷部分に加わるため、芯線の傷部分を境として電線が断線し易くなる虞があった。
上記の課題を解決しようとして、特許文献1には、芯線が露出していない電線を筒型の線路側端子に挿入し、線路側端子の側面に設けられる孔から芯線に当接するまで螺子を締め付けることによって、芯線及び線路側端子を電気的に接続する技術が開示されている。しかし、螺子は緩む性質を有するため、芯線及び線路側端子の間に接触不良を生じる虞があった。更に、螺子は芯線及び線路側端子の間を電気的に接続する接点に過ぎないため、高圧架線に発生した大電流(例えば雷に起因する大電流)を大地に放出できなくなる虞がった。
そこで、本発明は、線路側端子に接続された芯線の断線を確実に防止する避雷器を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、避雷器本体と、前記避雷器本体の先端に設けられる線路側端子と、電線が挿入される挿入孔を有し、前記電線の被覆を剥離して前記電線の先端に露出する芯線が接続される前記線路側端子を覆うように前記避雷器本体に装着される安全キャップと、を含む避雷器であって、前記安全キャップ内において、前記芯線が接続される前記線路側端子と、前記芯線に連続する前記被覆と、を覆うように装着される絶縁材料からなる装着体を備える。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、線路側端子に接続された芯線の断線を確実に防止することが可能となる。
本実施形態に係る避雷器の全体を示す平面図である。 本実施形態に係る避雷器の要部を示す平面図である。 本実施形態に係る避雷器の要部を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る避雷器の要部を示す斜視図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===避雷器===
図1は、本実施形態に係る避雷器の全体を示す平面図である。図2は、本実施形態に係る避雷器の要部を示す平面図である。図3は、本実施形態に係る避雷器の要部を示す分解斜視図である。図4は、本実施形態に係る避雷器の要部を示す斜視図である。尚、説明の便宜上、図1の一部(安全キャップ)を断面で示すこととする。
避雷器1は、直撃雷や誘導雷によって発生する雷サージ(外雷)、開閉器の開閉によって発生する開閉サージ(内雷)等の電力系統の異常電圧が所定の電圧値を超えたとき、送電を継続させるために放電を開始する配電用の電気機器である。
避雷器1は、避雷器本体10、線路側端子20、螺子30A,30B、装着体40、安全キャップ50、支持バンド60、取付金具70、を含んで構成される。
避雷器本体10は、中空形状を呈する磁器である。避雷器本体10の内部には、ヒューズ筒(不図示)が収容されている。
線路側端子20は、避雷器本体10の安全キャップ60が装着される側の端に設けられる端子である。線路側端子20は、避雷器本体10の内部においてヒューズ筒と電気的に接続され、避雷器本体10の外部において電線100と電気的に接続される。線路側端子20は、挿入孔21と螺合孔22A,22Bを有する。挿入孔21は、電線100の被覆101を剥離して露出している芯線102が挿入される孔である。螺合孔22A,22Bは、螺子30A,30Bがそれぞれ螺合する孔である。尚、本実施形態において、線路側端子20の径と電線100の径とは実質的に同等であることとする。
装着体40は、被覆101と芯線102との境目で電線100が断線しないように、安全キャップ50内において、芯線102が挿入孔21に挿入された状態の線路側端子20と、電線100の芯線102に連続する被覆101と、を覆うように装着される絶縁部材である。装着体40は、線路側端子20の径や電線100の径と実質的に同等の内径を有する円筒型の部材である。装着体40は、螺合孔22A,22Bにそれぞれ連通する挿入孔41A,41Bを有する。尚、本実施形態において、装着体40は、例えば樹脂材料を用いて一体成型されることとする。
安全キャップ50は、電線100が接続された状態の線路側端子20を覆うように避雷器本体10に装着される中空形状を呈する磁器である。安全キャップ50は、挿入孔51とゴムブッシュ52と開口53とを有する。挿入孔51は、電線100が挿入される孔である。ゴムブッシュ52は、電線100が挿入孔51に挿入されたときの被覆101と挿入孔51との間の隙間を密閉するために、挿入孔51の周りに一体的に設けられる密閉部材である。開口53は、安全キャップ50の挿入孔51が設けられる側とは反対側に設けられる。開口53は、電線100が接続された状態の線路側端子20を覆うために、安全キャップ50の挿入孔51が設けられる側とは反対側に設けられる。
支持バンド60は、避雷器1を電柱の腕金等に設置するために、避雷器本体10に固定される金具である。
取付金具70は、避雷器1を電柱の腕金等に設置するときに、支持バンド60と電柱の腕金等との間を中継する金具である。
===避雷器の組立工程===
先ず、装着体40の挿入孔41A,41Bが線路側端子20の螺合孔22A,22Bとそれぞれ連通するように、装着体40と線路側端子20との位置合わせを行いながら、装着体40を線路側端子20に装着する。このとき、装着体40の内径は線路側端子20の外径と実質的に同等であるため(装着体40が線路側端子20に接する程度に装着体40の内径は線路側端子20の外径よりも僅かに大きいため)、装着体40は線路側端子20に対して一体的に結合されるが、装着体40と線路側端子20との間に接着剤を塗布してもよい。
次に、電線100を安全キャップ50の挿入孔51に挿入し、電線100から被覆101を剥離することによって露出する芯線102を線路側端子20の挿入孔21に挿入する。
次に、螺子30A,30Bを装着体40の挿入孔41A,41Bにそれぞれ挿入し、続いて、芯線102が線路側端子20の挿入孔21の内壁に当接するまで、螺子30A,30Bを線路側端子20の螺合孔22A,22Bを通して挿入する。これによって、芯線102は、線路側端子20と電気的に接続され、線路側端子20と芯線102側の被覆101の先端とは、変形し難い装着体40によって一体的に覆われる。
次に、電線100が接続された状態の線路側端子20を外的要因から保護するために、安全キャップ50を避雷器本体10に装着する。
上記の組立工程を実行することによって、本実施形態に係る避雷器1は完成する。
そして、避雷器1を電柱1に設置した場合、線路側端子20と芯線102側の被覆101の先端とが装着体40によって動かないように一体的に覆われているため、電線100が風雨や鳥獣等の外的要因によって動揺したとしても、電線100が被覆101と芯線102との境目で断線するのを確実に防止することが可能となる。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る避雷器1は、避雷器本体10と、避雷器本体10の先端に設けられる線路側端子20と、電線100が挿入される挿入孔51を有し、電線100の被覆101を剥離して電線100の先端に露出する芯線102が接続された状態の線路側端子20を覆うように避雷器本体10に装着される安全キャップ50と、安全キャップ50内において、芯線102が接続される線路側端子20と、芯線102側の被覆101の先端と、を覆うように装着される絶縁材料からなる装着体40と、を備える。そして、本実施形態によれば、線路側端子20と芯線102側の被覆101の先端とが装着体40によって動かないように一体的に覆われているため、電線100が風雨や鳥獣等の外的要因によって動揺したとしても、電線100が被覆101と芯線102との境目で断線するのを確実に防止し、避雷器自体の機能を十分に確保することが可能となる。
又、本実施形態において、線路側端子20は、芯線102が挿入される挿入孔21と、芯線102が挿入孔21内に固定されるように螺子30A,30Bが螺合する螺合孔22A,22Bと、を有し、装着体40は、螺子30A,30Bが螺合孔22A,22Bに螺合する前に挿入される挿入孔41A,41Bを有する。
又、本実施形態において、装着体40は、円筒形状を呈する。
又、本実施形態において、装着体40は、樹脂材料で形成される。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 避雷器
10 避雷器本体
20 線路側端子
21 挿入孔
22A,22B 螺合孔
30A,30B 螺子
40 装着体
41A,41B 挿入孔
50 安全キャップ
51 挿入孔
52 開口
60 支持バンド
70 取付金具
100 電線
101 被覆
102 芯線

Claims (4)

  1. 避雷器本体と、前記避雷器本体の先端に設けられる線路側端子と、電線が挿入される挿入孔を有し、前記電線の被覆を剥離して前記電線の先端に露出する芯線が接続される前記線路側端子を覆うように前記避雷器本体に装着される安全キャップと、を含む避雷器であって、
    前記安全キャップ内において、前記芯線が接続される前記線路側端子と、前記芯線に連続する前記被覆と、を覆うように装着される絶縁材料からなる装着体
    を備えたことを特徴とする避雷器。
  2. 前記線路側端子は、前記芯線が挿入される第1孔と、前記芯線が前記第1孔内に固定されるように螺子が螺合する第2孔と、を有し、
    前記装着体は、前記螺子が前記第2孔に螺合する前に挿入される第3孔を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の避雷器。
  3. 前記装着体は、円筒形状を呈する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の避雷器。
  4. 前記装着体は、樹脂材料で形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の避雷器。
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