JP5628373B2 - 高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバー - Google Patents

高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバー Download PDF

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本発明は、高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーに関する。特に、高圧架空電線から分岐した引下線が接続される高圧カットアウトを支持すると共に、電柱に装柱された耐塩支持碍子が引下線に接触しないよう、耐塩支持碍子を覆う保護カバーの構造に関する。
電柱に装柱された変圧器などは、円筒形の高圧カットアウトを仲介して高圧電力が入力されている。高圧カットアウトは、ヒューズ筒を内部に収容している。高圧電力に異常が発生すると、ヒューズ筒が作動することで、変圧器を損傷から保護できる。
一般に、高圧カットアウトは、支持金具を用いて、腕金に支持されている。しかし、海岸に近い場所、いわゆる重塩害地域に設置された高圧カットアウトは、腕金に固定された耐塩支持碍子に支持されている。
図4は、従来技術による耐塩支持碍子の装柱を示す図であり、図4(A)は、耐塩支持碍子の平面図、図4(B)は、耐塩支持碍子の正面図である。図5は、従来技術による耐塩支持碍子及び高圧ピン碍子の装柱を示す図であり、図5(A)は、耐塩支持碍子の平面図、図5(B)は、耐塩支持碍子及び高圧ピン碍子の正面図である。
図4を参照すると、耐塩支持碍子2は、磁器からなる碍子21、可鍛鋳鉄からなる円筒状のキャップ22、及び碍子ピン23で構成している。碍子ピン23は、端部に雄ねじを形成し、中間部に鍔部を形成している。碍子ピン23にナット2nを螺合し、鍔部とナット2nでコ型金具2aを挟持することで、水平状態に配置された腕金5に耐塩支持碍子2を立設できる。
図4を参照すると、キャップ22は、外周方向に支持アーム22aを突出している。支持アーム22aの端部には、ボルト挿通孔を開口している。そして、後述する高圧カットアウト3の碍子3aを保持する支持金具31aと支持アーム22aをボルトとナットで結合することで、耐塩支持碍子2に高圧カットアウト3を支持している。
図4を参照すると、高圧カットアウト3は、円筒状のカットアウト本体30とヒューズ筒(図示せず)を備えている。カットアウト本体30は、略円形の開口部を底部に設けている。図示しないヒューズ筒は、開口部から挿入されて、カットアウト本体30の内部に装着されている。
図4を参照すると、カットアウト本体30は、その略外殻を構成する円筒状の碍子3aを有している。カットアウト本体30は、碍子3aの頂部を被覆する絶縁キャップ3bを有している。そして、絶縁キャップ3bには、高圧の引下線w1を接続している。又、引下線w1は、その端末に電極(図示せず)を設けている。この電極は、内部に装着されたヒューズ筒(図示せず)の上面に接触(導通)している。
図4を参照すると、カットアウト本体30は、碍子3aの底部の外周から突出する絶縁キャップ3cを有している。そして、絶縁キャップ3cを介して電線w2を延出している。電線w2は、負荷装置である柱上変圧器(図示せず)などに接続している。又、電線w2は、その端末に電極(図示せず)を設けている。この電極は、内部に装着されたヒューズ筒(図示せず)の外周に接触(導通)している。そして、ヒューズ筒を介して高圧電源と負荷装置が電気的に接続されている。
図4を参照すると、碍子3aは、その中央部が一組の支持金具31a・31aで挟持されている。そして、一方の支持金具31aが支持アーム22aに固定されることで、耐塩支持碍子2に高圧カットアウト3を支持している。又、図示された高圧カットアウト3は、避雷器(図示せず)を内蔵すると共に、所定のギャップを設けてせん絡金具5aを配置しており、雷などにより生じる過渡的な異常高電圧から高圧カットアウト3を保護している。
図5(B)を参照すると、耐塩支持碍子2の奥側には、高圧ピン碍子4を配置している。高圧ピン碍子4は、腕金5に固定されている。なお、図5(A)では、高圧ピン碍子4の図示を省略している。高圧ピン碍子4は、その頭部にバインド線4bを巻回している。バインド線4bは、高圧架空電線(図示ぜず)から分岐した引下線w1の外周を緊縛して、引下線w1を高圧カットアウト3の頂部に配設している。
図5(B)を参照すると、引下線w1におけるバインド線4bの分岐点から絶縁キャップ3bに至る経路、いわゆる縁線部は、上向きに湾曲するように、接着テープなどを用いで、配設されている。しかし、引下線w1の縁線部は、経年変化、強風、又は鳥が止まるなどの影響で、上向きに湾曲してキャップ22、又は支持金具31aに接触することがある。そして、引下線w1の絶縁被覆が損傷に至ることがある。
上述した不具合を解消するため、高圧カットアウトの上方で引下線の外周をカールする第1のシート部材と、第1のシート部材に結合し、高圧ピン碍子の上方でバインド線と共に引下線の外周をカールする第2のシート部材と、を備え、引下線の縁線を上向きに湾曲するように保持する引下線用高圧絶縁電線固定器具が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−187497号公報
しかしながら、特許文献1による固定器具は、第1のシート部材から延出した引下線が強風などにより、キャップ22、又は支持金具31aに接触する心配を払拭できないという問題がある。引下線が耐塩支持碍子及び支持金具に接触しないように、引下線を確実に保護する保護カバーが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、高圧カットアウトを支持する耐塩支持碍子の上方に配置された引下線が耐塩支持碍子及び支持金具に接触しないよう、引下線を保護する保護カバーを提供することを目的とする。
本発明者は、耐塩支持碍子の上部に設けたキャップ、及び高圧カットアウトとの接続部を挟むように覆うカバー本体で保護カバーを構成し、カバー本体には、上部から突出した電線係止部を形成し、電線係止部には、高圧カットアウトに接続する引下線を抑留可能な抑止溝を設けることで、これらの課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーを発明するに至った。
(1)本発明による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーは、上部に円筒状のキャップを有すると共に、前記キャップの外周方向に突出した支持アームに支持金具を介して、高圧カットアウトを支持した耐塩支持碍子を覆う高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーであって、前記キャップ及び当該キャップと前記高圧カットアウトとの接続部を挟むように覆うカバー本体を備え、前記カバー本体は、前記キャップを上部側から覆う円筒部と、前記円筒部の外周方向に突出して前記接続部を上部側から覆う方形部と、前記円筒部の上部から突出した電線係止部と、を有し、前記電線係止部は、前記高圧カットアウトに接続する引下線を外周方向から着脱自在に抑留する。
(2)前記電線係止部は、前記引下線を外周方向から導入可能となるように半径方向の一部が切り欠かれた開口と、この開口に対向し、前記引下線の外周が部分的に当接する湾曲底面と、を有することが好ましい。
(3)前記カバー本体は、一方の端部が開閉するように、他方の端部の一部を前記電線係止部の下縁に連結した一対の分割体と、これらの分割体の前記円筒部から前記方形部と反対側に突出し、互いに係止可能な第1接続片と、を有し、一方の前記第1接続片は、把持可能に他方の前記第1接続片より長く突出していることが好ましい。
(4)前記カバー本体は、一対の前記分割体の前記方形部から前記電線係止部と反対側に突出し、互いに係止可能な第2接続片を更に有し、一方の前記第2接続片は、把持可能に他方の前記第2接続片より長く突出していることが好ましい。
(5)本発明による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーは、開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒を用いて操作されることが好ましい。
本発明による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーは、耐塩支持碍子の上部に設けたキャップ、及びキャップと高圧カットアウトとの接続部を挟むように覆うカバー本体を備え、カバー本体には、上部に突出した電線係止部を形成し、電線係止部には、高圧カットアウトに接続する引下線を外周方向から着脱自在に抑留できるので、引下線が耐塩支持碍子及び支持金具に接触しないように、引下線を確実に保護できる。
又、本発明による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーは、開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒を用いて操作できるので、通電中であっても安全に保護カバーを着脱できる。
本発明の一実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を示す図であり、図1(A)は、保護カバーの平面図、図1(B)は、保護カバーの縦断面図である。 前記実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を示す縦断面図であり、図1(B)の部分拡大図である。 前記実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を示す図であり、図3(A)は、保護カバーの正面図、図3(B)は、保護カバーの平面図、図3(C)は、保護カバーの右側面図である。 従来技術による耐塩支持碍子の装柱を示す図であり、図4(A)は、耐塩支持碍子の平面図、図4(B)は、耐塩支持碍子の正面図である。 従来技術による耐塩支持碍子及び高圧ピン碍子の装柱を示す図であり、図5(A)は、耐塩支持碍子の平面図、図5(B)は、耐塩支持碍子及び高圧ピン碍子の正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成]
最初に、本発明の一実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を示す図であり、図1(A)は、保護カバーの平面図、図1(B)は、保護カバーの縦断面図である。図2は、前記実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を示す縦断面図であり、図1(B)の部分拡大図である。
図3は、前記実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの構成を示す図であり、図3(A)は、保護カバーの正面図、図3(B)は、保護カバーの平面図、図3(C)は、保護カバーの右側面図である。なお、従来技術で使用した符合と同じ符合を付した構成品は、その作用を同一とするので、以下、説明を省略することがある。
(全体構成)
図1から図3を参照すると、本発明の一実施形態による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバー(以下、保護カバーと略称する)10は、絶縁性を有するカバー本体1を備えている。カバー本体1は、キャップ22及びキャップ22と高圧カットアウト3との接続部60を挟むように覆うことができる。
図1から図3を参照すると、カバー本体1は、キャップを上部側から覆う円筒部11、円筒部11の外周方向に突出して、接続部60を上部側から覆う方形部12、及び円筒部11の上部から突出した円筒状の電線係止部13を有している。
図1から図3を参照すると、電線係止部13は、抑止溝13hを有している。抑止溝13hには、高圧カットアウト3に接続する引下線w1を外周方向から着脱自在に抑留できる。又、抑止溝13hは、高圧カットアウト3に向かって挿通している。なお、実施形態では、抑止溝13hには、引下線w1を圧着した直線スリーブを被覆した絶縁スリーブwsを抑留している。
(カバー本体の構成)
図2又は図3を参照すると、カバー本体1は、半分割状態に形成された一対の分割体1db・1dbで構成している。これらの分割体1db・1dbは、一方の端部が開閉するように、他方の端部の一部を電線係止部13の下縁に連結した一対のヒンジ部11h・11hを有している。一対の分割体1db・1dbの他方の端部を閉じることで、キャップ22及びキャップ22と高圧カットアウト3との接続部60を絶縁状態で覆うことができる(図1又は図2参照)。
図2又は図3を参照すると、カバー本体1は、一対の分割体1db・1dbの円筒部11から方形部12と反対側に突出した一組の第1接続片14a・14bを有している。第1接続片14aは、突起14tを有している。一方、第1接続片14bは、突起14tに嵌合する係止穴14hを開口している(図3(A)参照)。開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、一対の第1接続片14a・14bを把持することで、一対の第1接続片14a・14bをロック(係止)できる。
図3を参照すると、一方の第1接続片14aは、他方の第1接続片14bより長く突出している。開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、第1接続片14aを把持することで、一対の分割体1db・1dbが開いた状態で、カバー本体1を高所に移動できる。
図2又は図3を参照すると、カバー本体1は、一対の分割体1db・1dbの方形部12から電線係止部13と反対側に突出した一組の第2接続片15a・15bを有している。第2接続片15aは、突起15tを有している。一方、第2接続片15bは、突起15tに嵌合する係止穴15hを開口している(図3(A)参照)。開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、一対の第2接続片15a・15bを把持することで、一対の第2接続片15a・15bをロック(係止)できる。
図3を参照すると、一方の第2接続片15aは、他方の第2接続片15bより長く突出している。開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、第2接続片15aを把持することで、一対の分割体1db・1dbが開いた状態で、カバー本体1を高所に移動できる。
(電線係止部の構成)
図2又は図3を参照すると、電線係止部13は、引下線w1を外周方向から導入可能となるように半径方向の一部が切り欠かれた開口13sを抑止溝13hに有している。又、電線係止部13は、開口13sに対向した湾曲底面13bを抑止溝13hに有している。湾曲底面13bには、引下線w1の外周を部分的に当接できる。
図1から図3を参照して、引下線w1をその外周方向から開口13sに向けて押すと、開口13sの幅が拡がり、引下線w1を抑止溝13hに導入できる。引下線w1が湾曲底面13bに当接した状態では、電線係止部13から離脱困難に引下線w1を抑留できる。
[高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーの作用]
次に、実施形態による保護カバー10の操作方法を説明しながら、保護カバー10の作用及び効果を説明する。
最初に、図3を参照して、開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、第1接続片14a又は第2接続片15aを把持し、一対の分割体1db・1dbが開いた状態で、カバー本体1をキャップ22及び接続部60の上方に移動する(図1又は図2参照)。次に、図1を参照して、一対の分割体1db・1dbが開いた状態で、キャップ22及び接続部60をカバー本体1の内部に進入させる。
次に、図2又は図3を参照して、開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、第1接続片14a又は第2接続片15aを把持しながら、別の絶縁操作棒(図示せず)を用いて、一対の第1接続片14a・14b及び一対の第2接続片15a・15bを挟持し、一対の分割体1db・1dbをロックすることで、カバー本体1の取り付け作業を完了する。
次に、図1から図3を参照して、開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて、引下線w1を把持し、絶縁スリーブwsを電線係止部13の抑止溝13hに導入することで、絶縁スリーブwsを抑留できる。
図1から図3を参照すると、実施形態による保護カバー10は、耐塩支持碍子2の上部に設けたキャップ22、及びキャップ22と高圧カットアウト3との接続部60を挟むように覆うカバー本体1を備え、カバー本体1には、円筒部11の上部から突出した円筒状の電線係止部13を形成し、電線係止部13には、高圧カットアウト3に接続する引下線w1を抑留できると共に、高圧カットアウト3に向かって挿通した抑止溝13hを設けているので、引下線w1が耐塩支持碍子2及び支持金具31aに接触しないように、引下線w1を確実に保護できる。
又、図1から図3を参照すると、実施形態による保護カバー10は、開閉する一対の把持爪を先端部に有する絶縁操作棒(図示せず)を用いて操作できるので、通電中であっても安全に保護カバー10を着脱できる。
本発明は、以下の効果が奏される。
(ア)耐塩支持碍子の上部に設けたキャップ、及びキャップと高圧カットアウトとの接続部を挟むように覆う保護カバーを耐塩支持碍子に取り付けることで、耐塩支持碍子及び支持金具との接触を避け、引下線の損傷を防止できる。
(イ)引下線を保護カバーの頭部に固定することで、強風などにより引下線が腕金に接触すること防止できる。引下線が腕金に接触することに起因する電気事故を防止できる。
(ウ)引下線に鳥などが止まることに起因する地絡を防止できる。
(エ)強風又は鳥などが止まることに起因する、引下線への過剰テンションを防止できる。又、スリーブ接続部での断線も防止できる。
(オ)間接活線工法で保護カバーを着脱できるので、安全に作業できる。
(カ)保護カバーの構成が簡易である。
(キ)保護カバーをワンタッチで取り付けできる。
本発明による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーは、絶縁操作棒を用いた間接活線作業に好適な実施形態を開示したが、絶縁手袋を用いた直接活線作業にも適用できる。本発明による高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーは、間接活線作業が効率化され、作業時間の短縮が期待できる。
1 カバー本体
2 耐塩支持碍子
3 高圧カットアウト
10 保護カバー(高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバー)
11 円筒部
12 方形部
13 電線係止部
22 キャップ
22a 支持アーム
31a 支持金具
60 接続部
w1 引下線

Claims (2)

  1. 上部に円筒状のキャップを有すると共に、前記キャップの外周方向に突出した支持アームに支持金具を介して、高圧カットアウトを支持した耐塩支持碍子を覆う高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバーであって、
    前記キャップ及び当該キャップと前記高圧カットアウトとの接続部を挟むように覆うカバー本体を備え、
    前記カバー本体は、
    前記キャップを上部側から覆う円筒部と、
    前記円筒部の外周方向に突出して前記接続部を上部側から覆う方形部と、
    前記円筒部の上部から突出した電線係止部と、を有し、
    前記電線係止部は、前記高圧カットアウトに接続する引下線を外周方向から着脱自在に抑留する高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバー。
  2. 前記電線係止部は、
    前記引下線を外周方向から導入可能となるように半径方向の一部が切り欠かれた開口と、
    この開口に対向し、前記引下線の外周が部分的に当接する湾曲底面と、を有する請求項1記載の高圧カットアウト用耐塩支持碍子の保護カバー。
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