JP2019138728A - 通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】案内情報の取得に係る通信端末とサーバ装置との間の通信量や通信時間を削減することを可能にした通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】通信端末5からの経路探索要求に応じてサーバ装置3において探索及び配信された経路を取得して通信端末5の案内経路として設定する。また、サーバ装置3は、通信端末5の要求に応じて、案内経路に基づく移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を通信端末5へと配信し、一方で通信端末5は、配信された出力情報を用いて移動体の移動案内を行う。但し、例外的に案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報、及び案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、サーバ装置3から取得せずに通信端末5側で生成するように構成する。【選択図】図7

Description

本発明は、移動体の移動案内を行う通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図情報をDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。また、上記ナビゲーション装置では、所望する目的地を設定すると、出発地(例えば自車の現在位置)から設定された目的地までの最適経路を探索する経路探索機能を備えており、更に、探索された経路(案内経路)に従って走行の案内を行う走行案内機能についても備えている。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある(以下、ナビゲーション装置を含めて通信端末という)。
ここで、日本全国においては毎年新しい道路(新設道路)が建設されている。また、これに伴って、既存の道路がなくなったり、交差点が追加されたり、既存の道路や交差点の形状が変更されたりする。その際、通信端末が有する地図情報が作成された後に新しく作られた新設道路等に関する情報は、地図情報に登録されていないという問題がある。即ち、新設道路等を含まない地図情報を持つ通信端末では、新設道路等が経路探索や案内の対象とならないため、新設道路等を通過しない遠回りの案内経路を探索したり、実在する道路や交差点が地図画像上では案内されない等の適切な移動案内が行われない場合がある。
そこで、近年では経路探索を通信端末側では行わずに最新の地図情報を有する外部のサーバ装置に実行させ、サーバ装置から案内経路を取得する構成(以下、センタールート探索という)について提案されている。センタールート探索では、通信端末が上述したように最新の地図情報を有していない場合、或いは通信端末が地図情報自体を有していない場合においても、最新の地図情報に基づいた経路を探索することが可能となる。但し、センタールート探索を行った場合には、最新の地図情報に基づいて経路が探索できる一方で、古いバージョンの地図情報を有する通信端末や地図情報を有しない通信端末側において案内経路に沿った走行案内を適切に行うことができない。
そこで、通信端末は案内経路に沿った走行案内を行う為に必要な案内情報についても、サーバ装置から取得する必要があった。例えば、特開2001−27539号公報には、センタールート探索によって探索された案内経路に基づく車両の走行案内を行う場合において、ナビゲーション装置が車両の現在位置から案内経路に沿って所定距離分の案内情報をサーバ装置に対して順次要求する技術について提案されている。
特開2001−27539号公報(第3−5頁)
ここで、案内情報には通信端末で出力される画像データや音声データなどのサイズが大きいデータ(以下、出力情報という)が含まれることが多い。このような出力情報をサーバ装置から取得する場合には、通信に必要な時間が長時間化する問題がある。
特に、ユーザの現在位置の移動や時間の経過等によって頻繁に案内対象となる情報が変化する場合には、情報が変化する度に出力情報を取得する必要が生じるので、通信量が大きく増加する。更に、出力情報を取得するのに時間がかかると、取得する間において正確な走行案内を行うことができない問題も生じていた。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、案内情報の取得に係る通信端末とサーバ装置との間の通信量や通信時間を削減することを可能にした通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る第1の通信端末は、サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末において、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
尚、「移動体」としては、車両以外に、歩行者(ユーザ自身)や二輪車も含む。
また、本発明に係る第2の通信端末は、サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末において、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
また、本発明に係る第1のコンピュータプログラムは、移動体の移動案内を行う為のコンピュータプログラムである。具体的には、サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末を、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する
また、本発明に係る第2のコンピュータプログラムは、移動体の移動案内を行う為のコンピュータプログラムである。具体的には、サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末を、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
また、本発明に係る第1の移動案内システムは、サーバ装置と、前記サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末と、を有する移動案内システムである。前記サーバ装置は、前記通信端末の要求に応じて、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を前記通信端末へと配信する出力情報配信手段を有する。また、前記通信端末は、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から配信された前記出力情報を受信することによって取得する出力情報取得手段と、前記取得した出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
また、本発明に係る第2の移動案内システムは、サーバ装置と、前記サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末と、を有する移動案内システムである。前記サーバ装置は、前記通信端末の要求に応じて、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を前記通信端末へと配信する出力情報配信手段を有し、前記通信端末は、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から配信された前記出力情報を受信することによって取得する出力情報取得手段と、前記取得した出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
前記構成を有する本発明に係る第1の通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムによれば、案内経路が設定されていない状態で行われる移動体の移動案内で出力される出力情報、即ち移動体の今後の移動経路が予測できず移動体の移動によって案内対象が変化する可能性の高い出力情報については通信端末側で生成するので、出力情報の取得に係る通信端末とサーバ装置との間の通信量や通信時間を削減することが可能となる。例えば、移動体の移動案内として道なり方向にある事象の案内を行う場合においては、移動体の進路が道なり方向から変化する度、即ち移動体が分岐点で右左折等する度に出力情報を取得する為の通信が行われることを防止可能となり、移動体が分岐点を通過した直後に移動案内が行われない事象が生じることも防止できる。
また、本発明に係る第2の通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムによれば、案内経路上にある時間経過によって変化する事象を案内する為の出力情報、即ち時間経過によって頻繁に内容が変化する出力情報については通信端末側で生成するので、出力情報の取得に係る通信端末とサーバ装置との間の通信量や通信時間を削減することが可能となる。特に、事象の内容が変化する度に通信が行われることを防止可能となり、事象が変化した直後に移動案内が行われない事象が生じることも防止できる。
本実施形態に係る移動案内システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る移動案内システムの構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る通信端末の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る移動案内処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係る移動案内処理プログラムのフローチャートである。 案内経路が設定されている場合に行われる移動案内の一例を示した図である。 案内経路が設定されている場合に行われる移動案内の一例を示した図である。 案内経路が設定されていない場合に行われる移動案内の一例を示した図である。 移動案内情報の要求対象となる区間を示した図である。 出力情報の取得タイミングを示した図である。
以下、本発明に係る通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムを具体化した実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る通信端末を含む移動案内システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る移動案内システム1を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る移動案内システム1の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る移動案内システム1は、地図情報センタ2が備えるサーバ装置3と、ユーザ4が所持する通信端末5と、を基本的に有する。また、サーバ装置3と通信端末5は通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、通信端末5としては例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等がある。また、ユーザ4は車両に乗車している状態であっても良いし、車両に乗車していない状態であっても良い。
ここで、サーバ装置3は、通信端末5の要求に応じて経路探索の実行を行う。具体的には、通信端末5において目的地が設定された場合や経路の再探索(リルート)を行う場合に、通信端末5からサーバ装置3へと出発地や目的地等の経路探索に必要な情報が経路探索要求とともに送信される(但し、再探索の場合には目的地に関する情報は必ずしも送信する必要は無い)。そして経路探索要求を受信したサーバ装置3は、サーバ装置3の有する地図情報を用いて経路探索を行い、出発地から目的地までの推奨経路を特定する。その後、特定された推奨経路を要求元の通信端末5へと送信する。そして、通信端末5は受信した推奨経路を案内経路に設定し、案内経路に従って移動案内を行う。それによって、経路探索時点において通信端末5が有する地図情報が古いバージョンの地図情報であったり、通信端末5が地図情報自体を有さない場合であっても、サーバ装置3が有する最新バージョンの地図情報に基づいて適切な案内経路を設定することが可能となる。
また、サーバ装置3は、上記探索経路の配信に加えて、通信端末5においてユーザの移動案内を行う為の移動案内情報についても通信端末5の要求に応じて配信する。尚、移動案内情報は、最新バージョンの地図情報や最新の交通情報等に基づいて作成され、後述のように最新バージョンの地図情報に対応して案内経路に沿った移動案内、画像の表示を行う為の情報である。
そして、通信端末5はサーバ装置3から配信された移動案内情報を用いて移動案内を行うことによって、通信端末5が有する地図情報が古いバージョンの地図情報であったり、通信端末5が地図情報自体を有さない場合であっても、最新バージョンの地図情報に基づいてサーバ装置3において探索された案内経路に沿った移動案内を実施することが可能となる。
但し、本実施形態では特に通信端末5において案内経路が設定されていない状態での移動案内を行う場合、及び案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象(例えば渋滞等)を案内する場合においては、移動案内において出力される情報をサーバ装置3から取得せずに通信端末5側で生成し、出力することによって移動案内を行う。
一方、通信端末5は、ユーザ4が所持し、ナビ機能を備えた情報端末が用いられ、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等が該当する。
ここで、ナビ機能は、ユーザが指定した条件に該当する経路を探索したり、ユーザ4の現在位置周辺の地図画像を表示したり、表示された地図画像中においてユーザ4の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う機能が該当する。尚、上記ナビ機能の全てを通信端末5が備えている必要はなく、少なくとも案内経路に沿った移動案内を行う機能を有していれば本願発明を構成することが可能である。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局は通信端末5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある通信端末5の通信をサーバ装置3との間で中継する役割を持つ。
続いて、移動案内システム1におけるサーバ装置3の構成について図2を用いてより詳細に説明する。サーバ装置3は、図2に示すようにサーバ制御ECU11と、サーバ制御ECU11に接続された情報記録手段としての装置側地図DB12と、サーバ側通信装置13とを備える。
サーバ制御ECU11(エレクトロニック・コントロール・ユニット)は、サーバ装置3の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の移動案内処理プログラム(図4、図5参照)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。尚、サーバ制御ECU11は、後述の通信端末5のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、出力情報配信手段は、通信端末5の要求に応じて、移動体(ユーザ自身や車両)の移動案内を行う際に出力される出力情報を通信端末5へと配信する。
また、装置側地図DB12は、外部からの入力データや入力操作に基づいて登録された最新のバージョンの地図情報である装置側地図情報25が、エリア毎(例えば20km四方のメッシュ毎)に区分されて記憶される記憶手段である。ここで、バージョンとは地図情報が作成された時期、最終的な更新が行われた時期、又は最終的な更新を行った際の地図更新情報(更新プログラム)が作成された時期を特定する為の作成時期情報であり、バージョンを参照することによって地図情報が作成された時期等を特定することが可能となっている。
ここで、上記装置側地図情報25は、通信端末5に格納されている地図情報と基本的に同一の構成を有しており、道路網を始めとして経路探索、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されている。例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。
探索データとしては、後述のように出発地(例えば車両の現在位置)から設定された目的地までの経路を探索する経路探索処理に使用される各種データについて記録されている。例えば、交差点に対する経路として適正の程度を数値化したコスト(以下、交差点コストという)や道路を構成するリンクに対する経路として適正の程度を数値化したコスト(以下、リンクコストという)等の探索コストを算出する為に使用するコスト算出データが記憶されている。
また、装置側地図DB12には、最新バージョンの地図情報に対応して通信端末5において現在位置の特定や案内経路に沿った走行案内を行う為の情報である移動案内情報26についてもエリア毎(例えば2.5km四方のメッシュ毎)に区分されて記憶されている。尚、移動案内情報26は装置側地図情報25に含まれていても、装置側地図情報25から独立した情報であっても良い。
ここで、移動案内情報26は、案内交差点での右左折案内等の案内経路に沿ってユーザに移動を行わせる為の案内に必要となる音声データ及び画像データを含む。音声データとして含まれるのは、例えば案内交差点までの距離に対応して案内交差点での退出方向(右左折方向)を指示する音声等である。但し、音声データは音声内容(フレーズ)を示す文章データとしても良い。一方、画像データとして含まれるのは、例えば案内交差点の交差点拡大図等である。尚、案内交差点の案内を行う為の移動案内情報26としては、音声データ及び画像データ以外に交差点名称、交差点の位置座標、進入リンクID、退出リンクID等についても含まれる。更に、案内交差点の案内以外に、例えば車線規制の案内、踏切の案内、車線変更の案内、合流の案内等を行う為の情報についても移動案内情報26に含まれる。
また、音声データや画像データについては予め完成されたデータを移動案内情報26として格納するのではなく、通信端末5から移動案内情報26の要求があった時点でサーバ装置3において生成しても良い。その場合には、移動案内情報26には音声データや画像データを生成する為の素材となるデータを格納する。また、音声データや画像データは、データそのものを送受信するのではなくサーバ装置3と通信端末5との間で共用するIDを用いて送受信することも可能である。
そして、サーバ制御ECU11は、後述のように通信端末5から経路探索要求を受信した場合には、装置側地図情報25を用いて出発地から目的地までの経路探索を行う。そして、探索された経路を要求のあった通信端末5へと配信する。また、サーバ制御ECU11は、移動案内情報26についても必要に応じて通信端末5に対して配信を行う。具体的には、通信端末5で設定された案内経路と関連する移動案内情報26を対象として、ユーザの現在位置から進行方向に沿って所定距離分の移動案内情報26を通信端末5に対して配信するように構成する。
また、ユーザ4が通信端末5に配置されたリクエストボタンなどを操作することによって移動案内を要求した場合には、要求時点のユーザ4(或いは車両)の現在位置に対応した移動案内情報26を通信端末5に対して配信するように構成する。
一方、サーバ側通信装置13は通信端末5と通信ネットワーク網6を介して通信を行う為の通信装置である。また、通信端末5以外にインターネット網や、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報の受信についても可能である。
次に、通信端末5の概略構成について図3を用いて説明する。尚、以下の説明では通信端末5として車両に設置されたナビゲーション装置を用い、移動体として特に車両の走行案内を行う場合を例に挙げて説明する。但し、ナビゲーション装置の代わりに、携帯電話機、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等を用いても良い。また、携帯電話機、タブレット型端末を用いる場合には、車両以外の移動体(例えば、歩行者、自転車等)の移動案内を行うことも可能である。図3は本実施形態に係る通信端末5であるナビゲーション装置の制御系を模式的に示すブロック図である。
図4に示すように本実施形態に係る通信端末5は、通信端末5であるナビゲーション装置が搭載された車両(移動体)の現在位置を検出する現在位置検出部31と、各種のデータが記録されたデータ記録部32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU33と、ユーザからの操作を受け付ける操作部34と、ユーザに対して地図や目的地までの案内経路を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ37と、サーバ装置3やVICSセンタ等との間で通信を行う通信モジュール38と、を有する。
以下に、通信端末5を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサを通信端末5が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみを通信端末5が備える構成としても良い。
また、データ記録部32は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された端末側地図DB45及び所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部32をハードディスクの代わりに不揮発性メモリ、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。
ここで、端末側地図DB45は、通信端末5における経路探索や走行案内に用いられる端末側地図情報46が記憶される記憶手段である。
ここで、端末側地図DB45に記憶される端末側地図情報46は、前記した装置側地図情報25と同様に道路網を始めとして経路探索、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されており、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。また、端末側地図DB45には、装置側地図情報25に格納される移動案内情報26に相当する情報についても格納されている。
また、通信端末5から端末側地図DB45を除外しても良い。その場合においても、サーバ装置3から必要な情報を適宜取得することによって経路探索や走行案内を行うことが可能となる。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)33は、通信端末5の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラムのほか、後述の移動案内処理プログラム(図4、図5参照)等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU33は、サーバ装置3のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、出力情報受信手段は、移動体(ユーザ自身や車両)の移動案内を行う際に出力される出力情報を、サーバ装置3から配信された出力情報を受信することによって取得する。案内手段は、取得した出力情報を出力することによって移動体の移動案内を行う。
操作部34は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU33は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部34は液晶ディスプレイ35の前面に設けたタッチパネルを有しても良い。また、マイクと音声認識装置を有しても良い。特に本実施形態では、操作部34としてリクエストボタンを有する。リクエストボタンはユーザが任意のタイミングで移動案内を要求する際に操作され、リクエストボタンが操作されると、その操作時点におけるユーザ(車両)の現在位置に基づく走行案内が行われることとなる。
また、液晶ディスプレイ35には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。尚、液晶ディスプレイ35の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ36は、ナビゲーションECU33からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ37は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、端末側地図DB45の更新等が行われる。尚、DVDドライブ37に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール38は、例えば、サーバ装置3やVICS(登録商標)センタやプローブセンタ等から送信された地図更新情報、経路情報、移動案内情報、交通情報等の各情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
続いて、前記構成を有する移動案内システム1において、サーバ装置3及び通信端末5が実行する移動案内処理プログラムについて図4及び図5に基づき説明する。図4及び図5は本実施形態に係る移動案内処理プログラムのフローチャートである。ここで、移動案内処理プログラムは、車両のACC電源(accessory power supply)がONされた後、即ち通信端末5の起動後に実行され、出発地から目的地までの経路を探索するとともに案内経路に沿った走行案内を行うプログラムである。但し、通信端末5がナビゲーション装置以外である場合には、ACC電源ではなく通信端末5の本体電源が投入された後(起動後)に実行する。尚、以下の図4及び図5にフローチャートで示されるプログラムは、サーバ装置3や通信端末5が備えているRAMやROMに記憶されており、CPU21或いはCPU51により実行される。
先ず、図4及び図5に基づいて通信端末5のCPU51が実行する移動案内処理プログラムについて説明する。ステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU51は、経路の目的地を設定する操作が行われたか否かを判定する。尚、目的地を設定する操作は、例えば登録地点の読出操作、施設の検索や選択操作に基づいて行われる。
そして、目的地を設定する操作が行われたと判定された場合(S1:YES)には、S2へと移行する。それに対して、目的地を設定する操作が行われていないと判定された場合(S1:NO)には、目的地の設定を行うことなくS7へと移行する。
S2においてCPU51は、操作部34において受け付けたユーザの操作に基づいて目的地を設定する。
その後、S3においてCPU51は、出発地から目的地への経路の探索を要求する為の経路探索要求をサーバ装置3へと送信する。ここで、経路探索要求には、経路探索要求の送信元の通信端末5を特定する端末IDと、経路探索の探索条件である出発地(例えば車両の現在位置)と前記S2で設定された目的地とを特定する情報とが含まれている。
その後、S4においてCPU51は、経路探索要求に応じてサーバ装置3から送信された探索経路情報を受信する。ここで、前記S4で受信する探索経路情報は、前記S3で送信した経路探索要求に基づいてサーバ装置3が最新のバージョンの地図情報である装置側地図情報25を用いて探索した出発地から目的地までの推奨経路(以下、センタールートという)を特定する情報(例えばセンタールートに含まれるリンク列)である。
続いて、S5においてCPU51は、前記S4で受信したセンタールートを通信端末5において車両の走行案内を行う対象となる案内経路として設定する。但し、必ずしもセンタールートそのものを案内経路として設定する必要は無く、センタールートの一部を変更した経路を案内経路としても良い。
次に、S6においてCPU51は、通信端末5が有する地図情報や前記S4でサーバ装置3から受信した探索経路情報に基づいて、前記S5で設定された案内経路に沿った走行案内を行う為の仮の案内情報を生成する。尚、仮の案内情報は車両の現在位置から案内経路に沿って所定距離分(例えば1km分)生成される。前記S6で生成された仮の案内情報は、後述のようにサーバ装置3から移動案内情報26を取得する前に行われる走行案内に用いられる。
その後、S7においてCPU51は、前記S5で設定された案内経路に沿った車両の走行案内が開始される。一方、通信端末5において案内経路が設定されていない場合については、車両の道なり方向(車両が現在走行するリンクと道なりの関係にあるリンク列)に存在する各種事象(渋滞、規制、踏切など)についての案内(以下、道なり案内という)が車両の走行案内として開始される。尚、道なり方向は予め地図情報において規定されている。
尚、車両の走行案内として、例えば案内経路が設定された場合に行われる案内交差点の案内としては、案内交差点の所定距離(例えば700m、300m、50m)手前に車両が到達したタイミングで、案内交差点における車両の退出方向を音声で出力する。例えば、図6に示すように車両が案内経路61上にある案内交差点62から700m手前に位置するタイミングでは「700m先、○○交差点を右(左)方向です」の音声が出力される。また、案内交差点の所定距離手前(例えば500m)手前に車両が到達したタイミングで、車両の進行方向前方にある案内交差点の交差点拡大図を表示する。
また、車両の走行案内として、例えば案内経路が設定された場合に行われる案内経路上にある渋滞の案内としては、渋滞区間の開始点の所定距離(例えば1km)手前に車両が到達したタイミングで、渋滞が存在することを音声で出力する。例えば、図7に示すように車両が案内経路61上にある渋滞区間63の開始点から1km手前に位置するタイミングで「およそ1m先に渋滞があります」の音声が出力される。
また、車両の走行案内として、例えば案内経路が設定されていない場合に行われる道なり案内としては、車両の道なり方向にある渋滞、規制(車線規制等)、踏切の所定距離(例えば300m)手前に車両が到達したタイミングで、渋滞、規制(車線規制等)、踏切が存在することを音声で出力する。例えば、図8に示すように車両が道なり方向にある踏切64から300m手前に位置するタイミングで「この先、踏切です」の音声が出力される。
尚、上記走行案内は基本的に後述のS10でサーバ装置3から取得された移動案内情報に基づいて行われる。但し、案内経路の設定後にすぐに走行を開始した場合であって、サーバ装置3から移動案内情報を取得する前に走行案内を行う必要がある場合については、前記S6で生成された仮の案内情報を用いて走行案内が行われる。それによって、走行開始後において走行案内が行われない事象の発生を防止することが可能となる。また、案内経路が設定されていない場合における道なり案内、並びに案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある渋滞の案内については、サーバ装置3から取得された移動案内情報ではなく後述のように通信端末5側で生成された情報に基づいて行われる。
次に、S8においてCPU51は、通信端末5において案内経路が設定されているか否か判定する。そして、通信端末5において案内経路が設定されていると判定された場合(S8:YES)には、S9へと移行する。それに対して、通信端末5において案内経路が設定されていないと判定された場合(S8:NO)には、S12へと移行する。
S9においてCPU51は、車両の現在位置から案内経路に沿って所定距離以内に出力される移動案内情報26を要求する。移動案内情報26の要求には、移動案内情報の要求の送信元の通信端末5を特定する端末IDと、移動案内情報を要求する対象となる区間を特定する情報(例えば座標やリンクID)とが含まれている。本実施形態では図6示すように車両の現在位置から案内経路61に沿って10km分の区間において出力される移動案内情報26を要求する。尚、移動案内情報を要求する対象となる区間は3km分或いは5km分としても良い。また、S7以降の処理は車両が目的地に到着するまで繰り返し実行されるので、通信端末5において設定されている案内経路に沿った移動案内情報を、出発地側から順に要求することとなる。
その後、S10においてCPU51は、前記S7の移動案内情報26の要求に応じてサーバ装置3から送信された移動案内情報26を受信する。受信された移動案内情報26は、フラッシュメモリ54等に格納される。尚、移動案内情報26は、案内交差点での右左折案内等の案内経路に沿ってユーザに移動を行わせる為の案内に必要となる音声データ及び画像データを含む。例えば、図9に示す例では車両の現在位置から目的地方向へ10km以内の案内経路61に、案内交差点として交差点62と交差点65を含む。従って、交差点62で走行案内を行う為の音声データ及び画像データと、交差点65で走行案内を行う為の音声データ及び画像データとがそれぞれ取得されることとなる。また、案内交差点の案内を行う為の移動案内情報26としては、音声データ及び画像データ以外に交差点名称、交差点の位置座標、進入リンクID、退出リンクID等についても含まれる。更に、案内交差点の案内以外に、例えば車線規制の案内、踏切の案内、車線変更の案内、合流の案内等を行う為の情報についても移動案内情報26に含まれる。
但し、本実施形態では、例外的に案内経路が設定されていない場合に行われる道なり案内を行う際に出力する情報(具体的には音声データ)、並びに案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある渋滞の案内を行う際に出力する情報(具体的には音声データ)については、サーバ装置3から配信されず、通信端末5側で生成する。
次に、S11においてCPU51は、前記S10でサーバ装置3から受信した移動案内情報26を、案内経路を構成する各リンク列に当てはめる。それによって、前記S6で生成された仮の案内情報を、サーバ装置3から受信した移動案内情報26へと置き換える。以降は移動案内情報26に基づく車両の走行案内が行われる。
その後、S12においてCPU51は、車両の現在位置を現在位置検出部31の検出結果や地図情報に基づいて特定する。尚、車両の現在位置を特定する際には、車両の現在位置を地図情報にマッチングさせるマップマッチング処理についても行う。車両の現在位置の特定は基本的に通信端末5が有する端末側地図情報46に基づいて行われるが、車両の現在位置するエリアの端末側地図情報46のバージョンが古い場合には、サーバ装置3から取得した車両の現在位置を特定する為の地図情報を用いて特定しても良い。
続いて、S13においてCPU51は、走行案内を行う為の出力情報(音声データや画像データ)の取得タイミングか否かを判定する。具体的には、図10に示すように車両の現在位置が出力情報を出力するタイミングに対して500m手前、又は現在車速×5sec手前に位置するタイミングを、出力情報の取得タイミングとする。例えば案内交差点に対する音声案内を出力するタイミングは、案内交差点の700m手前、300m手前、50m手前である。尚、出力情報を取得するタイミングは出力情報が出力されるタイミングより前であればいつでも良い。但し、出力情報の生成や読み出しに必要な時間を考慮して、出力されるまでにある程度の余裕を持ったタイミングで取得するのが望ましい。
そして、走行案内を行う為の出力情報の取得タイミングであると判定された場合(S13:YES)には、S14へと移行する。それに対して、走行案内を行う為の出力情報の取得タイミングではないと判定された場合(S13:NO)には、S19へと移行する。
S14においてCPU51は、取得対象となる出力情報が、通信端末5側で生成する対象となる出力情報か否かを判定する。ここで、本実施形態では(A)案内経路が設定されていない場合に行われる道なり案内を行う際に出力する音声データ、並びに(B)案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある渋滞の案内を行う際に出力する音声データについては通信端末5側で生成する。従って、取得対象となる出力情報が上記(A)又は(B)に該当するか否かを判定する。
S14においてCPU51は、取得対象となる出力情報が、通信端末5側で生成する対象となる出力情報であると判定された場合(S14:YES)には、S16へと移行する。それに対して、取得対象となる出力情報が、通信端末5側で生成する対象となる出力情報でないと判定された場合(S14:NO)には、S15へと移行する。
S15においてCPU51は、前記S10でサーバ装置3から受信した移動案内情報26の内、取得対象となる出力情報をフラッシュメモリ54等から読み出す。尚、走行開始直後でサーバ装置3から移動案内情報26が受信できていない場合には、S6で生成された仮の案内情報から出力情報を読み出す。その後。S17へと移行する。
一方、S16においてCPU51は、取得対象となる出力情報を生成する。具体的には、図7に示すような案内経路61上にある渋滞区間63の案内を行う場合には、「およそ1m先に渋滞があります」の音声データを生成する。また、図8に示すような車両の道なり方向にある踏切64の案内を行う場合には、「この先、踏切です」の音声データを生成する。
その後、S17においてCPU51は、前記S15又はS16で取得された出力情報の出力タイミングか否かを判定する。
そして、前記S15又はS16で取得された出力情報の出力タイミングであると判定された場合(S17:YES)には、S18へと移行する。それに対して、前記S15又はS16で取得された出力情報の出力タイミングではないと判定された場合(S17:NO)には、出力タイミングとなるまで待機する。
その後、S18においてCPU51は、前記S15又はS16で取得された出力情報を出力する。例えば、出力情報に音声データを含む場合には、スピーカ36から音声データに基づく音声を出力する。また、出力情報に画像データを含む場合には液晶ディスプレイ35に画像データに基づく画像を表示する。尚、特に出力情報が音声データである場合には、前記S15やS16で取得するのは音声内容(フレーズ)を示す文章データであっても良い。その場合には、前記S18では取得されたフレーズに応じた音声を出力する。
次に、S19においてCPU51は、車両が目的地に到達したか否かを判定する。
そして、車両が目的地に到達したと判定された場合(S19:YES)には、当該移動案内処理プログラムを終了する。それに対して、車両が目的地に到達していないと判定された場合(S19:NO)にはS20へと移行する。
S20においてCPU51は、車両が通信端末5で設定されている案内経路から逸脱したか否かを判定する。
そして、車両が通信端末5で設定されている案内経路から逸脱していないと判定された場合(S20:NO)にはS8へと戻り、継続して新たな車両の現在位置に応じた移動案内情報の受信及び受信した移動案内情報を用いた走行案内を行う。
一方、車両が通信端末5で設定されている案内経路から逸脱したと判定された場合(S20:YES)にはS3へと戻り、逸脱した車両の現在位置を出発地として経路の再探索(リルート)を行う。その後、新たな案内経路に応じた移動案内情報の受信及び受信した移動案内情報を用いた走行案内を行う。
次に、サーバ装置3のCPU21が実行する移動案内処理プログラムについて説明する。尚、以下のS21〜S23、S24〜S27の各処理は、通信端末5からの対応する情報を受信したタイミングで開始され、夫々並行して実施される。従って、各ステップの実施順序は必ずしもステップ番号の小さい順に実施されるとは限らない。
先ず、S21においてCPU21は、通信端末5から送信される経路探索要求を受信する。尚、経路探索要求には、経路探索要求の送信元の通信端末5を特定する端末IDと、経路探索の探索条件である出発地(例えば車両の現在位置)と前記S2で設定された目的地とを特定する情報とが含まれている。
次に、S22においてCPU21は、前記S31で受信した経路探索要求と、サーバ装置3が有する装置側地図情報25とを用いて、出発地から目的地までの経路探索処理を行い、出発地から目的地までの推奨経路(センタールート)を特定する。センタールートの探索には例えば公知のダイクストラ法を用い、コスト値の合計が最小となる経路をセンタールートとする。
続いて、S23においてCPU21は、前記S22で特定したセンタールートを特定する探索経路情報(例えばセンタールートに含まれるリンク列)を、経路探索要求の送信元の通信端末5に対して送信する。その結果、センタールートが通信端末5において案内経路に設定されることとなる。
その後、S24においてCPU21は、案内経路が設定された後の通信端末5から送信される移動案内情報26の要求を受信する。尚、移動案内情報26の要求には、移動案内情報の要求の送信元の通信端末5を特定する端末IDと、移動案内情報を要求する対象となる区間を特定する情報(例えば座標やリンクID)とが含まれている。
次に、S25においてCPU21は、移動案内情報の要求のあった区間について、装置側地図情報25を用いてリンク列を作成する。
続いて、S26においてCPU21は、前記S25で作成したリンク列に含まれるリンクごとに、案内が必要か否かを判定し、案内が必要と判定されたリンクに対応する移動案内情報26を装置側地図情報25から抽出する。尚、抽出される移動案内情報26としては、案内交差点の案内以外に、例えば車線規制の案内、踏切の案内、車線変更の案内、合流の案内等を行う為の情報についても含まれる。
但し、本実施形態では、例外的に案内経路が設定されていない場合に行われる道なり案内を行う際に出力する音声データ、並びに案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある渋滞の案内を行う際に出力する音声データについては、配信対象から除かれる。
その後、S27においてCPU21は、前記S26で抽出された識別情報を移動案内情報26の要求のあった通信端末5へと送信する。その結果、通信端末5ではサーバ装置3から送信された移動案内情報26を用いて走行案内が行われる(S18)。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る移動案内システム1、通信端末5及び通信端末5で実行されるコンピュータプログラムでは、通信端末5からの経路探索要求に応じてサーバ装置3において探索及び配信された経路を取得して通信端末5の案内経路として設定する(S5)。また、サーバ装置3は、通信端末5の要求に応じて、案内経路に基づく移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を通信端末5へと配信し(S27)、一方で通信端末5は、配信された出力情報を用いて移動体の移動案内を行う(S18)。但し、例外的に案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報、及び案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、サーバ装置3から取得せずに通信端末5側で生成する(S16)ので、出力情報の取得に係る通信端末5とサーバ装置3との間の通信量や通信時間を削減することが可能となる。
特に、案内経路が設定されておらず、移動体の移動案内として道なり案内を行う場合においては、移動体が分岐点で道なり方向以外の方向へと進む度に、道なり方向となる道路が変わることとなり、案内対象となる情報が頻繁に変化することとなる。本実施形態では、道なり案内を行う際に出力される出力情報を通信端末5側で生成するので、移動体が分岐点で道なり方向以外の方向へと進む度、即ち移動体が分岐点で右左折等する度に出力情報を取得する為の通信が行われることを防止可能となり、移動体が分岐点を通過した直後に移動案内が行われない事象が生じることも防止できる。
また、案内経路が設定されている場合であっても、案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象の案内を行う場合においては、同様に案内対象となる情報が時間経過に伴って頻繁に変化することとなる。本実施形態では、このような事象の案内を行う際に出力される出力情報についても通信端末5側で生成するので、案内経路上にある事象の内容が変化する度に出力情報を取得する為の通信が行われることを防止可能となり、事象が変化した直後に移動案内が行われない事象が生じることも防止できる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では通信端末5は地図情報の記憶された端末側地図DB45を有しているが、端末側地図DB45については省略しても良い。
また、本実施形態では、経路探索処理をサーバ装置3が行う構成としているが、通信端末5が行っても良い。
また、本実施形態では、通信端末5側で生成する出力情報は、(A)案内経路が設定されていない場合に行われる道なり案内を行う際に出力する音声データ、並びに(B)案内経路が設定されている場合であっても案内経路上にある渋滞の案内を行う際に出力する音声データとしているが、他の案内に用いる出力情報についても対象としても良い。例えば、車線規制の案内に用いる出力情報についても対象としても良い。或いは、(A)と(B)のいずれか一方の出力情報のみを生成対象としても良い。尚、本実施形態では道なり案内以外に、特に時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報に適用するのが有効である。
また、本実施形態では通信端末5側で生成する出力情報は音声データとしているが、画像データについても含めても良い。また、画像データのみを生成対象としても良い。
また、本実施形態では、通信端末5側で生成する出力情報についてはS10において通信端末5から取得する対象から除いているが、通信端末5から取得しておいても良い。
また、本発明に係る通信端末、移動案内システム及びコンピュータプログラムを具体化した実施例について上記に説明したが、通信端末は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
サーバ装置(3)と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末(5)において、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段(51)と、前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段(51)と、を有し、前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
上記構成を有する通信端末によれば、案内経路が設定されていない状態で行われる移動体の移動案内で出力される出力情報、即ち移動体の今後の移動経路が予測できず移動体の移動によって案内対象が変化する可能性の高い出力情報については通信端末側で生成するので、出力情報の取得に係る通信端末とサーバ装置との間の通信量や通信時間を削減することが可能となる。例えば、移動体の移動案内として道なり方向にある事象の案内を行う場合においては、移動体の進路が道なり方向から変化する度、即ち移動体が分岐点で右左折等する度に出力情報を取得する為の通信が行われることを防止可能となり、移動体が分岐点を通過した直後に移動案内が行われない事象が生じることも防止できる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
サーバ装置(3)と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末(5)において、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段(51)と、前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段(51)と、を有し、前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する。
上記構成を有する通信端末によれば、案内経路上にある時間経過によって変化する事象を案内する為の出力情報、即ち時間経過によって頻繁に内容が変化する出力情報については通信端末側で生成するので、出力情報の取得に係る通信端末とサーバ装置との間の通信量や通信時間を削減することが可能となる。特に、事象の内容が変化する度に通信が行われることを防止可能となり、事象が変化した直後に移動案内が行われない事象が生じることも防止できる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記出力情報取得手段(51)は、前記案内経路上にある渋滞を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置(3)から受信せずに前記通信端末(5)において生成して取得する。
上記構成を有する通信端末によれば、案内経路上にある渋滞区間の渋滞度や区間の長さが変化する度に通信端末とサーバ装置との間で通信が行われることを防止することが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記出力情報受信手段(51)は、移動体の現在位置から前記案内経路に沿って所定距離以内に出力される出力情報を前記サーバ装置から受信する。
上記構成を有する通信端末によれば、出力情報については予め広範囲で取得しておくことで、案内が行われるまでのタイムラグを減少させることが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記出力情報は、移動体の移動案内を行う音声に関する情報である。
上記構成を有する通信端末によれば、特にデータサイズの大きい音声に関する情報について通信端末側で生成することによって、サーバ装置と通信端末との間の通信量を減少させることが可能となる。
1 移動案内システム
2 地図情報センタ
3 サーバ装置
4 ユーザ
5 通信端末
11 サーバ制御ECU
12 装置側地図DB
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 フラッシュメモリ
25 装置側地図情報
26 移動案内情報
33 ナビゲーションECU
45 端末側地図DB
46 端末側地図情報
51 CPU
52 RAM
53 ROM
54 フラッシュメモリ
61 案内経路
62 案内交差点
63 渋滞区間
64 踏切

Claims (9)

  1. サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末において、
    移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、
    前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、
    前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する通信端末。
  2. サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末において、
    移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、
    前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、
    前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する通信端末。
  3. 前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある渋滞を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記出力情報取得手段は、移動体の現在位置から前記案内経路に沿って所定距離以内に出力される出力情報を前記サーバ装置から受信する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 前記出力情報は、移動体の移動案内を行う音声に関する情報である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信端末。
  6. サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末を、
    移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、
    前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得するコンピュータプログラム。
  7. サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末を、
    移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から受信することによって取得する出力情報取得手段と、
    前記出力情報取得手段により取得した前記出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、して機能させる為のコンピュータプログラムであって、
    前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得するコンピュータプログラム。
  8. サーバ装置と、前記サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末と、を有する移動案内システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記通信端末の要求に応じて、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を前記通信端末へと配信する出力情報配信手段を有し、
    前記通信端末は、
    移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から配信された前記出力情報を受信することによって取得する出力情報取得手段と、
    前記取得した出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、
    前記出力情報取得手段は、前記案内経路が設定されていない状態での移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する移動案内システム。
  9. サーバ装置と、前記サーバ装置と双方向通信可能に接続され、前記サーバ装置へと目的地への経路探索要求を送信するとともに、前記経路探索要求に応じて前記サーバ装置において探索及び配信された経路を取得して案内経路として設定する通信端末と、を有する移動案内システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記通信端末の要求に応じて、移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を前記通信端末へと配信する出力情報配信手段を有し、
    前記通信端末は、
    移動体の移動案内を行う際に出力される出力情報を、前記サーバ装置から配信された前記出力情報を受信することによって取得する出力情報取得手段と、
    前記取得した出力情報を出力することによって前記移動体の移動案内を行う案内手段と、を有し、
    前記出力情報取得手段は、前記案内経路上にある時間経過に伴って変化する事象を案内する際に出力される出力情報については、前記サーバ装置から受信せずに前記通信端末において生成して取得する移動案内システム。
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