JP2019132187A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
Description
「シリンダボアの群を囲うようにして冷却水が流れるブロックジャケットを上向き開口させたシンリダブロックと、冷却水が流れるヘッドジャケットを内部に形成したシリンダヘッドとを備えており、ウォータポンプで圧送された冷却水が、前記ブロックジャケット及びヘッドジャケットに流れるようになっており、
前記シンリダブロックに、前記ブロックジャケットへの冷却水の流れとヘッドジャケットへの冷却水の流れとを制御するためのサーモ弁を配置したサーモ室が、前記シンリダブロックの外周部のうちクランク軸線と平行な長手一側面に向けて開口するように横穴状に形成されており、
前記サーモ室には、ウォータポンプの吐出口と連通した冷却水入口穴が、クランク軸線と平行な方向に向けて開口するように形成されていると共に、奥部には冷却水出口穴が連通して、かつ、前記サーモ室は、前記シンリダブロックの長手一側面の側に配置された蓋体で塞がれている」
という基本構成において、
「前記蓋体に、前記サーモ弁の冷却水入口穴から流入した冷却水が奥部に向けて方向変換ようにガイドする整流ガイド部を設けている」
という構成が付加されている。
「前記サーモ室の軸心と冷却水入口穴の軸心とを上下方向にずらすことにより、前記サーモ弁に冷却水の旋回流が生成することを許容している」
という構成になっている。
「前記冷却水入口穴の軸心は前記サーモ室の軸心よりも上に位置している一方、
前記シンリダブロックには、前記ウォータポンプの吐出口及び前記サーモ室の冷却水入口穴に連通した送水通路が、クランク軸線方向に延びるように形成されていて、前記ウォータポンプの吐出口は前記送水通路よりも下方に位置しており、
前記ウォータポンプの吐出口から出た冷却水が、上向きに流れてから方向変換して前記冷却水入口穴に向かうように設定されている」
という構成になっている。
「前記蓋体には、前記サーモ弁を押さえ保持するピンと、冷却水の一部を外部に取り出す冷却水取り出し口とが上下にずれるように形成されており、かつ、前記冷却水取り出し口は、前記サーモ室の軸心を挟んで前記冷却水入口穴と反対側に形成されている」
という構成になっている。
本実施形態の内燃機関は3気筒であり、従って、図1のとおり、シンリダブロック1には、3つのシリンダボア2が一列に並んで形成されている。シンリダブロック1には、シリンダボア2の群を囲うブロックジャケット3が上向きに開口している。
図4(B)や図6に示すように、シンリダブロック1には、ウォータポンプ4の吐出口7aとサーモ室12との連通させる送水通路21が、前後方向に延びるように形成されている。従って、サーモ室12には、送水通路21と連通した冷却水流入穴22が手前に向けて開口している。
図7では、サーモ室12への冷却水の流れを制御するサーモ弁18を表示している(図1〜6では、図面が煩雑になるため、サーモ弁18は表示していない。)。サーモ弁18は、中心軸32とこれに摺動自在に嵌まったスライド筒33と、スライド筒33を摺動させる感温部34とを有している。感温部34は複合構造になっており、内蔵したワックスの膨張収縮によって、スライド筒33と一体になって中心軸32上を移動する。
既に述べたことと重複するが、冷間始動時のように冷却水の温度が予め設定した値よりも低い状態では、サーモ室12はサーモ弁18によって塞がれていて、ウォータポンプ4か3ら吐出された冷却水は、その全部がバイパス通路29を介して第1冷却水出口穴11に流入して、大部分が中継通路26を介してヘッドジャケットに流入する。従って、シンリダブロック1の過冷却を防止できると共に、冷却水の早期昇温を促進して暖機時間の短縮に貢献できる。
1a 前端面(一端面)
1b 排気側面(長手一側面)
2 シリンダボア
3 ブロックジャケット
4 ウォータポンプ
5 ポンプハウジング
6 ウォータポンプの渦室
7 吐出通路
7a 吐出口
8,9 還流通路
10 シリンダヘッド
11 第1冷却水出口穴
12 サーモ室
12a サーモ室の軸心
12b 第2冷却水出口穴(サーモ室の冷却水出口穴)
14 蓋体
15 整流ガイド部
16 湾曲面
18 サーモ弁
19 サーモ弁を押さえるピン
20 冷却水取り出し口
21 送水通路
22 冷却水流入穴
23 カバーハウジング
26 中継通路
32 サーモ弁の中心軸
34 感温部
35 弁座
40 弁体
Claims (4)
- シリンダボアの群を囲うようにして冷却水が流れるブロックジャケットを上向き開口させたシンリダブロックと、冷却水が流れるヘッドジャケットを内部に形成したシリンダヘッドとを備えており、ウォータポンプで圧送された冷却水が、前記ブロックジャケット及びヘッドジャケットに流れるようになっており、
前記シンリダブロックに、前記ブロックジャケットへの冷却水の流れとヘッドジャケットへの冷却水の流れとを制御するためのサーモ弁を配置したサーモ室が、前記シンリダブロックの外周部のうちクランク軸線と平行な長手一側面に向けて開口するように横穴状に形成されており、
前記サーモ室には、ウォータポンプの吐出口と連通した冷却水入口穴が、クランク軸線と平行な方向に向けて開口するように形成されていると共に、奥部には冷却水出口穴が連通して、かつ、前記サーモ室は、前記シンリダブロックの長手一側面の側に配置された蓋体で塞がれている構成であって、
前記蓋体に、前記サーモ弁の冷却水入口穴から流入した冷却水が奥部に向けて方向変換するようにガイドする整流ガイド部を設けている、
内燃機関。 - シリンダボアの群を囲うようにして冷却水が流れるブロックジャケットを上向き開口させたシンリダブロックと、冷却水が流れるヘッドジャケットを内部に形成したシリンダヘッドとを備えており、ウォータポンプで圧送された冷却水が、前記ブロックジャケット及びヘッドジャケットに流れるようになっており、
前記シンリダブロックに、前記ブロックジャケットへの冷却水の流れとヘッドジャケットへの冷却水の流れとを制御するためのサーモ弁を配置したサーモ室が、前記シンリダブロックの外周部のうちクランク軸線と平行な長手一側面に向けて開口するように横穴状に形成されており、
前記サーモ室には、ウォータポンプの吐出口と連通した冷却水入口穴が、クランク軸線と平行な方向に向けて開口するように形成されていると共に、奥部には冷却水出口穴が連通して、かつ、前記サーモ室は、前記シンリダブロックの長手一側面の側に配置された蓋体で塞がれている構成であって、
前記サーモ室の軸心と冷却水入口穴の軸心とを上下方向にずらすことにより、前記サーモ弁に冷却水の旋回流が生成することを許容している、
内燃機関。 - 前記冷却水入口穴の軸心は前記サーモ室の軸心よりも上に位置している一方、
前記シンリダブロックには、前記ウォータポンプの吐出口及び前記サーモ室の冷却水入口穴に連通した送水通路が、クランク軸線方向に延びるように形成されていて、前記ウォータポンプの吐出口は前記送水通路よりも下方に位置しており、
前記ウォータポンプの吐出口から出た冷却水が、上向きに流れてから方向変換して前記冷却水入口穴に向かうように設定されている、
請求項2に記載した内燃機関。 - 前記蓋体には、前記サーモ弁を押さえ保持するピンと、冷却水の一部を外部に取り出す冷却水取り出し口とが上下にずれるように形成されており、かつ、前記冷却水取り出し口は、前記サーモ室の軸心を挟んで前記冷却水入口穴と反対側に形成されている、
請求項2又は3に記載した内燃機関。
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2018
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