JP2019131896A - 繊維の摩擦特性を測定するための装置 - Google Patents

繊維の摩擦特性を測定するための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】繊維の摩擦特性を測定するための新規な装置の提供。【解決手段】本発明に係る装置1は、長手軸線Xと上面100を有するベース部材10と、当該部材10の一方の端部110でその上面100側に取り付けられたセンサーユニット20と、部材10の上面100上にピボット軸線Pを中心としてベース部材10に枢動可能に接続された挟持部材30であって、その一方の端部300がセンサーユニット20に面する挟持部材30とを備える。その摩擦特性が測定される繊維はセンサーユニット20と挟持部材30の端部300との間に挟まれる。センサーユニット20はそれと挟持部材30との間に挟まれた繊維に対して、長手軸線Xを横切る方向に装置1が相対的に動かされているときに生成される摩擦力を測定し、測定データを出力する。挟持部材30は、測定の間、センサーユニット20と挟持部材30との間に挟まれた繊維に一定の押圧力をかける。【選択図】図1

Description

本発明は、天然繊維または合成繊維、たとえば、人毛の摩擦特性を測定するための装置に関し、詳細には、たとえば、研究室またはヘアサロンにおいて使用されることを意図された、そのための手で持ち運びできる装置に関する。
美容のための毛髪処理、すなわち、脱色すること、パーマをかけること、ストレートにすることなどは、毛髪のキューティクルの鱗片の向きを変えること(リフトアップ)によって、毛髪表面特性をわずかに変質させ、それによって、たとえば、毛髪の専門家が毛髪をつまみ、指の間で毛髪を滑らせるとき遭遇する摩擦力を増大させることが知られている。滑らかさを取り戻すために、摩擦力が増した毛髪は、その滑らかさの程度に従って適切に処理される必要があり、このために、毛髪の表面の摩擦特性を測定することが重要である。また、摩擦特性の測定は、処理される毛髪がその滑らかさをどの程度回復したかを知るために重要である。さらに、摩擦特性の測定はまた、研究室において、毛髪の摩擦同質性または異質性を指定するのに役立つ。
通常、そのような摩擦特性は、毛髪の手触りによって大まかに決定される。しかしながら、より高い測定精度が必要とされる場合、その先端にセンサーユニットを取り付けられた、棒状の測定装置が使用される。従来の装置を使用した、毛髪、たとえば、頭皮上で成長している毛髪の摩擦特性の測定は、装置のセンサーユニットを毛髪に押し付け、一定の速度で頭頂から下方に装置を動かすことによって行われる。そのとき、センサーユニットは、操作者によってユニットにかけられる負荷、すなわち、この動きの間に生成される押圧力および摩擦力を測定する。毛髪の摩擦特性、具体的には、その摩擦係数は、摩擦力を押圧力で割ることによって計算される。
従来の装置の欠点は、毛髪に絶えず一定の押圧力をかけること、言い換えれば、測定中に押圧力を制御することが困難であることである。これは、押圧力がもっぱら操作者の力の感覚に応じて毛髪にかけられるからである。さらに、頭皮上で成長している毛髪の摩擦特性を測定するとき、装置の向きは、測定中に連続的に変わるので、測定ターゲットに絶えず一定の押圧力をかけることはより困難である。このために、従来の装置を使用することによって高い繰返し精度および再現性を実現することは不可能である。
本発明に関係する従来技術の例が、以下の公報に開示されている。特許文献1は、櫛上の周波数変動分析による毛髪損傷測定システムを開示する。特許文献2は、櫛上のマイクロフォンを用いる毛髪損傷測定システムを開示する。特許文献3は、櫛上の圧電センサー(PVDFフィルム)を用いる毛髪特性評価システムを開示する。
特開2004-158526号公報 特開2004-159830号公報 特開2009-201812号公報
上記に鑑みて、本発明の目的は、従来技術の装置の欠点を克服することができる、天然繊維または合成繊維の摩擦特性を測定するための新規の装置を提供することである。具体的には、本発明の目的は、その摩擦特性を測定される繊維に、測定中に一定の負荷をかけることができ、それによって高い繰返し精度および再現性を実現する、繊維の摩擦特性を測定するための新規な装置を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、繊維の摩擦特性を測定するための装置を提供し、この装置は、長手軸線および上面を有するベース部材と、ベース部材の一方の端部でベース部材の上面の側に取り付けられたセンサーユニットと、ベース部材の上面の上にピボット軸線を中心としてベース部材に枢動可能に接続された挟持部材であって、挟持部材の一方の端部がセンサーユニットに面するようなっている、挟持部材とを備え、その摩擦特性が測定される繊維は、センサーユニットと挟持部材の一方の端部との間に挟まれ、センサーユニットは、センサーユニットと挟持部材との間に挟まれた繊維に対して、ベース部材の長手軸線を横切る方向に装置が相対的に動かされているときに生成される少なくとも摩擦力を測定し、測定データを出力するように構成され、挟持部材は、摩擦力の測定の間、センサーユニットと挟持部材との間に挟まれた繊維に一定の押圧力をかける。
上で説明したように構成された本発明による装置は、その摩擦特性が測定される繊維に絶えず一定の押圧力(負荷)をかけることができる挟持システムを含む。したがって、センサーユニットと挟持部材との間に挟まれた繊維に対して装置がベース部の長手軸線を横切る方向に動かされるとき生じる摩擦力は、この挟持システムによって繊維に一定の押圧力がかけられる状態で測定することができる。したがって、本発明による装置は、操作者に依存しない。すなわち、繊維の摩擦特性を正確に、高い繰返し精度および再現性で、測定することが可能になるように、本発明による装置は、繊維にかけられる押圧力のばらつきをなくすことができる。さらに、本発明による装置は、従来の繊維押圧型装置とは異なり、摩擦特性は、挟持システムに装着された繊維に対してのみ測定される。したがって、測定される繊維の数を自由に制御することができる。
本明細書で使用する「繊維」という用語は、毛髪、羊毛、絹、および綿などの天然由来の繊維、またはナイロン、ポリエステル、ポリアミド、およびカーボンなどの合成繊維を含むものとする。加えて、本明細書で使用する「繊維」という用語は、ロープ、ケーブル、布、および紙などの、織られた繊維または編まれた繊維を含むものとする。
本発明の好ましい一態様によれば、挟持部材は、挟持部材の一方の端部の反対側にある挟持部材の他方の端部を押すことによって挟持部材の一方の端部がセンサーユニットから分離されるように、ベース部材に接続されてもよい。これは、装置の操作性を高めるのに役立つ。
本発明の好ましい一態様によれば、挟持部材は、挟持部材の一方の端部においてセンサーユニットに面するその面に第1および第2の突出部を備えてもよく、センサーユニットと挟持部材との間に挟まれた繊維に押圧力をかけるために挟持部材が閉じられるとき、センサーユニットが第1の突出部と第2の突出部との間に位置するように、第1および第2の突出部は配置されてもよい。この態様では、第1および第2の突出部は、繊維(具体的には、繊維の束)用のガイドとして働き、繊維が確実にセンサーユニットと挟持部材との間の測定空間内に位置付けられることを保証する働きをする。
本発明の好ましい一態様によれば、少なくとも1つのばねが、ベース部材と挟持部材との間に挿入されてもよく、ばねは、センサーユニットと挟持部材との間に挟まれた繊維に一定の押圧力をかけるように機能してもよい。特に好ましい態様では、ばねは、繊維にかけられる押圧力を調整するために交換可能であってもよい。
本発明の好ましい一態様によれば、センサーユニットが取り付けられるベース部材の領域の幅は、センサーユニットの幅よりも大きくてもよい。これは、センサーユニットの角での繊維の湾曲を減らし、測定精度をさらに上げるのに役立つ。
本発明の好ましい一態様によれば、装置は、センサーユニットから出力されるデータを記憶および/または処理するための外部機器へのワイヤードまたはワイヤレス接続が可能であるように構成されてもよい。外部機器へのワイヤレス接続には、たとえば、Wi-Fi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)を使用することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、繊維と接触するセンサーユニットおよび/または挟持部材の少なくとも一部分は、装置が繊維に対して動かされているときに静電力を生成しにくい材料から形成されてもよい。これは、測定精度をさらに上げるのに役立つ。
次に本発明の非限定的および代表的な実施形態について、添付の図面を参照して以下で詳細に説明する。
本発明の一実施形態による、繊維の摩擦特性を測定するための装置を含む測定システムの概略図である。 図1に示す装置の閉状態のときの側面図である。 図1に示す装置の開状態のときの側面図である。 図1〜図3に示す装置におけるベース部材および挟持部材の接続部分の構造を示す分解した状態の斜視図である。 センサーユニットが取り付けられた図1〜図4に示す装置のベース部材の一部分の平面図である。 図1〜図5に示す装置を使用して毛髪の摩擦特性が測定されている状況を示す図である。 図1〜図6に示す装置を使用して異なる操作者によって実施された、毛髪の摩擦特性の測定の結果を示す図である(実施例1)。 図1〜図6に示す装置を使用して異なる日に実施された、毛髪の摩擦特性の測定の結果を示す図である(実施例2)。 図1〜図6に示す装置を使用して実施された、異なるモデルの毛髪の摩擦特性の測定の結果を示す図である(実施例3)。 図1〜図6に示す装置を使用して異なる回数のシャンプーの後に実施された、毛髪の摩擦特性の測定の結果を示す図である(実施例4)。 図1〜図6に示す装置を使用して実施された、3つの異なる材料の摩擦特性の測定の結果を示す図である(実施例5)。
次に、図1〜図6を参照しながら、本発明の例示的な実施形態について説明する。人毛の摩擦特性を測定するための、より具体的には、頭皮から生えている状態で、すなわち、ヘアサロンで遭遇されるような「ビボ(vivo)」条件下で、その摩擦係数を推定するための、手で持ち運びできる装置について、以下に説明する。しかしながら、本発明の例示的な実施形態はまた、カットされ、張力をかけられた状態で、すなわち、研究室で遭遇されるような「ビトロ(vitro)」条件下で、毛髪の摩擦特性を測定するために使用することができる。さらに、本発明の例示的な実施形態はまた、毛髪以外の様々な天然繊維または合成繊維の摩擦特性を測定するために使用することができる。
図1は、装置1が外部機器50、すなわち、装置1のセンサーユニット20(以下でより詳細に説明する)から出力されたデータを記憶するためのデータロガー510と、データを処理するためのパーソナルコンピュータ520とに接続された状態の、本発明の一実施形態による繊維の摩擦特性を測定するための装置1を示す。この実施形態では、装置1は、外部装置50に有線接続されるように構成される。しかしながら、他の実施形態では、装置1は、たとえば、Wi-Fi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)を使用して、外部装置50にワイヤレスに接続されるように構成されてもよい。
図1からわかるように、装置1は、一般的に、操作用のハンドルとして機能するベース部材10と、ベース部材10の遠位端(一方の端部)110に取り付けられた上述のセンサーユニット20と、その遠位端(一方の端部)300がセンサーユニット20に面するようにベース部材10に接続された挟持部材30とを備える。この実施形態では、遠位端300は、中実の板形状である。さらに、ベース部材10の近位端(参照番号で示していない)から、外部装置50に接続された信号ケーブル530が伸びる。毛髪S(図6参照)、より具体的にはその摩擦特性が測定される毛髪の束が、センサーユニット20と挟持部材30の遠位端300との間で挟まれる。この装置1では、ベース部材10および挟持部材30は、毛髪Sの摩擦特性の測定中に、すなわち、装置1が毛髪Sに対して動かされているときに静電力を生成しにくい中性材料(たとえば、好適なプラスチック)から形成される。さらに、毛髪Sと接触するセンサーユニット20の一部分もまた、装置1が毛髪Sに対して動かされているときに静電力を生成しにくい中性材料(たとえば、好適なゴム)から形成される。
図1からわかるように、ベース部材10は、長手軸線Xと、上面100とを有する。さらに、側面から見た装置1を示す図2および図3からわかるように、センサーユニット20は、ベース部材10の上面100の側に、その一部分が上面100から突出するように、取り付けられる。より具体的には、ベース部材10の遠位端110には、上面100の側に浅いくぼみ120が形成される。センサーユニット20の上側部分は、くぼみ120の底面から上面100を超えて突出する。センサーユニット20として、たとえば、日本国東京のトリニティーラボ株式会社から入手可能な2軸センサーユニットを使用することができる。
図1から図3に加えて、図4からさらにわかるように、センサーユニット20と協働する挟持部材30は、その遠位端300がセンサーユニット20の上面200に面するようにベース部材10にピンで接続される。より具体的には、一対のブラケット130、140が、ベース部材10の上面100に一体的に形成され、これらのブラケット130、140は貫通孔130a、140aを有する。一方、挟持部材30は、一般的に、中間部分において逆U字形の輪郭を有し、この逆U字形の輪郭を構成する、対向する側壁340、350に、貫通孔340a、350aが形成される。具体的には、図4からわかるように、ベース部材10および挟持部材30の組み立てられた状態では、ピン400が、孔130a、140aおよび孔340a、350aを通って伸び、抜けないように保持される。その結果、ベース部材10および挟持部材30は、上記で説明したようにピンで接続される。
装置1はそのような構成を有するので、挟持部材30は、ベース部材10に対して、ベース部材10の上面100の上の、長手軸線Xに垂直なピボット軸線Pを中心として回転可能である。言い換えれば、挟持部材30は、挟持部材30の遠位端300の反対側にある挟持部材30の近位端(他方の端部)310を押すことによって挟持部材30の遠位端300がセンサーユニット20から分離されるように、すなわち、シーソーのように、ベース部材10に接続される。挟持部材30は、挟持部材30の近位端310の下面から突出しているストッパ360(図2および図3参照)が、ベース部材10の上面100上のストッパ受け150に当接するまで、回転可能である。
挟持部材30の近位端310が押されていない状態、すなわち、挟持部材30の閉状態は、図2に示すようである。一方、挟持部材30の近位端310を押すことによって挟持部材30が最終位置に枢動された状態、すなわち、挟持部材30の開状態は、図3に示すようである。その摩擦特性が測定される毛髪Sは、この開状態でセンサーユニット20と挟持部材30との間に装着される。センサーユニット20は、図6に示すように、装置1が、センサーユニット20と挟持部材30との間に挟まれた毛髪Sに対して、ベース部材10の長手軸線Xに垂直な方向に、すなわち横方向に、相対的に動かされているときに生成される摩擦力を測定する。センサーユニット20は次いで、上記で説明したように、測定された摩擦力の値を外部装置50に出力する。
上記で説明したように構成された装置1では、摩擦特性の測定の間、挟持部材30は、センサーユニット20と挟持部材30との間に挟まれた毛髪Sに一定の押圧力をかける。より具体的には、分解された状態のベース部材10と挟持部材30の接続部分の構造を示す図4からわかるように、この装置1では、2つの実質的にV字形のばね410、420が、ベース部材10と挟持部材30との間に、具体的にはその近位端310に、挿入される。これらのばね410、420は各々、その湾曲部にコイル部分410a、420aを含み、挟持部材30をベース部材10に接続するピン400が、これらのコイル部分410a、420aを貫通する。このようにして配置されたばね410、420は、挟持部材30の近位端310をそれに押し上げる力を常にかける。それゆえ、ばね410、420は、センサーユニット20と挟持部材30との間に挟まれた毛髪Sに一定の押圧力を加える働きをする。
この実施形態では、ばね410、420のばね定数は、これに限定されないが、挟持部材30が挟まれた毛髪Sに約2.5Nの押圧力を加えるように選択される。加えて、ばね410、420は、挟まれた毛髪Sにかける押圧力を調整するために、取り替えることができる。
挟持部材30は、挟持部材30の遠位端300に、センサーユニット20に面するその面に、第1の突出部320および第2の突出部330を備える。第1の突出部320と第2の突出部330の両方が、細長い平板形状を有し、互いに平行に配置される。第1および第2の突出部320、330は、毛髪Sがセンサーユニット20と挟持部材30との間の測定空間内に位置することを保証する、毛髪(特に毛髪の束)用のガイドとして働く。この実施形態では、挟持部材30の先端側に配設された第1の突出部320の高さは、後方の第2の突出部330の高さよりもわずかに低い。
上から見た、センサーユニット20が設けられているベース部材10の一部分を示す図5からわかるように、第1および第2の突出部320、330は、センサーユニット20と挟持部材30との間に挟まれた毛髪Sに押圧力をかけるために挟持部材30が閉じられるとき、センサーユニット20が第1の突出部320と第2の突出部330との間に位置するように配置される。すなわち、第1および第2の突出部320、330は、ベース部材10の長手軸線Xに沿ってセンサーユニット20の寸法Dよりもわずかに大きい距離だけ離間している。
同じく図5からわかるように、この実施形態では、センサーユニット20が取り付けられるベース部材10の領域の幅B1が、センサーユニット20の幅B2よりも大きい。結果として、センサーユニット20の両側に、センサーユニット20の角での毛髪Sの湾曲を縮小するための支持エリア160a、160bが形成される。より具体的には、これらの支持エリア160a、160bは、ベース部材10の浅いくぼみ120の両側に存在し、図5では網掛けで示している。
図6は、上記で説明したように構成された装置1を使用して毛髪Sの摩擦特性が測定されている状況を示す。測定の前に、その摩擦特性が測定される毛髪Sの束は、センサーユニット20と挟持部材30の遠位端300との間に挟まれる。センサーユニット20と挟持部材30との間に挟まれる毛髪の量は、調整可能であるが、この実施形態では、たとえばそれは、約0.1〜2グラム、好ましくは1グラムである。この挟持された状態では、挟持部材30は、ばね410、420の作用によって毛髪Sに一定の押圧力をかける。さらに、毛髪Sの束は、第1および第2の突出部320、330によって、センサーユニット20の両側から誘導される。
毛髪Sが装置1にセットされた後、装置1は操作者によって、すなわち手動で(または必要ならば自動的に)、毛髪Sの長さの方向に、すなわちベース部材1の長手軸線Xに直交する方向Yに、一定の速度で動かされる。装置1が方向Yに動いている間、センサーユニット20は、挟持部材30によって毛髪Sにかけられる一定の押圧力(垂直方向の負荷)Wとともにこの動きの間に生成された摩擦力Fを測定する。ここでは押圧力Wがセンサーユニット20の上面200に垂直に作用すると同時に、摩擦力Fが装置1の動きの方向Yと反対の方向に発生することに留意すべきである(図6参照)。その後、センサーユニット20は、一定の押圧力Wの測定された値および測定された摩擦力Fを外部機器50に出力する。この実施形態では、毛髪Sの摩擦係数(動的摩擦係数)μは、外部機器50において以下の式によって計算される。
μ=F/W
このようにして取得された毛髪Sの摩擦係数の値は、その後、外部装置50によって記憶され、および/または処理される。しかしながら、代替的実施形態では、測定される繊維の摩擦係数μは、装置1から外部装置50に直接出力されてもよい。
[実施例1]
(ビトロ条件下での)摩擦特性の測定の再現性
毛髪、より具体的には毛髪の見本の摩擦特性の測定が、異なる操作者、すなわち操作者-1および操作者-2によって、上記で説明した装置を使用して、ビトロ条件下で行われた。3種類の毛髪、すなわち、「未脱色(natural)」、「少し脱色」、および「中程度に脱色」の毛髪が、測定される対象物である。測定が複数回行われ、摩擦係数の平均値および標準偏差(SD)が計算された。結果を図7に示す。図7からわかるように、毛髪の質にほとんど関係なく、操作者-1と操作者-2の両方による測定された値の標準偏差(SD)は極めて小さい。このことから、本発明の実施形態による装置を使用した測定は、高い再現性を実現することがわかる。
[実施例2]
摩擦特性の測定の繰返し精度
毛髪の摩擦特性の測定は、連続する異なる日付、すなわち1日目および2日目に、上記で説明した装置を使用して行われた。3種類の毛髪、すなわち、「未脱色」、「少し脱色」、および「中程度に脱色」の毛髪が、測定される対象物である。測定が複数回行われ、摩擦係数の平均値および標準偏差(SD)が計算された。p値(有意性の確率)とともに結果を図8に示す。図8からわかるように、髪質にほとんど関係なく、1日目と2日目の両方での測定された値の標準偏差SDは極めて小さい。このことから、本発明の実施形態による装置を使用した測定は、高い繰返し精度を実現することがわかる。
[実施例3]
(ビボ条件下での)摩擦特性の測定の精度
上で説明した装置を使用して、毛髪の摩擦特性の測定が行われた。異なるモデルの毛髪、すなわち、「モデル-1」、「モデル-2」、および「モデル-3」が、測定される対象物である。測定が複数回行われ、摩擦係数の平均値および標準偏差(SD)が計算された。結果を図9に示す。図9からわかるように、髪質にほとんど関係なく、測定された値の標準偏差SDは極めて小さい。このことから、本発明の実施形態による装置を使用した測定は、ビボ条件下で高い精度を実現することがわかる。
[実施例4]
(ビトロ条件下での)摩擦特性の測定の精度
毛髪、より具体的には毛髪の見本の摩擦特性の測定は、上記で説明した装置を使用して、ビトロ条件下で行われた。測定される対象物は、1回洗い、コンディショナを付けた未脱色の毛髪(1sh+コンディショナ)、1回洗った未脱色の毛髪(1sh)、3回洗った未脱色の毛髪(3sh)、5回洗った未脱色の毛髪(5sh)、および10回洗った未脱色の毛髪(10sh)である。測定が複数回行われ、摩擦係数の平均値および標準偏差(SD)が計算された。結果を図10に示す。図10からわかるように、毛髪に付けられるトリートメントのタイプおよび頻度にほとんど関係なく、測定された値の標準偏差SDは極めて小さい。このことから、本発明の実施形態による装置を使用した測定は、ビトロ条件下でも高い精度を実現することがわかる。
[実施例5]
摩擦特性(異なる材料繊維)の測定の精度
上で説明した装置を使用して、繊維の摩擦特性の測定が行われた。3種類の繊維、すなわち、「紙」、「綿布」、および「ビニールシート」が、測定される対象物である。測定が複数回行われ、摩擦係数の平均値および標準偏差(SD)が計算された。結果を図11に示す。図11からわかるように、繊維質にほとんど関係なく、測定された値の標準偏差SDは極めて小さい。このことから、本発明の実施形態による装置を使用した測定は、毛髪だけでなく他の繊維でも高い精度を実現することがわかる。
本発明の好ましい実施形態について、添付の図面を参照して上記で説明した。しかしながら、本発明は、これらの実施形態に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく、上記で説明した実施形態に、様々な改変および変更が行われる場合があり、そのような改変および変更は、本発明の範囲に含まれる。
1 装置
10 ベース部材
20 センサーユニット
30 挟持部材
50 外部機器、外部装置
100 上面
110 遠位端
120 くぼみ
130 ブラケット
130a 貫通孔
140 ブラケット
140a 貫通孔
150 ストッパ受け
160a 支持エリア
160b 支持エリア
200 上面
300 遠位端
310 近位端
320 第1の突出部
330 第2の突出部
340 側壁
340a 孔
350 側壁
350a 孔
360 ストッパ
400 ピン
410 ばね
410a コイル部分
420 ばね
420a コイル部分
510 データロガー
520 パーソナルコンピュータ
530 信号ケーブル
F 摩擦力
P ピボット軸線
S 毛髪、繊維
X 長手軸線
Y 方向
W 押圧力
μ 摩擦係数(動的摩擦係数)

Claims (8)

  1. 繊維(S)の摩擦特性を測定するための装置(1)であって、
    長手軸線(X)および上面(100)を有するベース部材(10)と、
    前記ベース部材(10)の一方の端部(110)で前記ベース部材(10)の前記上面(100)の側に取り付けられたセンサーユニット(20)と、
    前記ベース部材(10)の前記上面(100)の上でピボット軸線(P)を中心として前記ベース部材(10)に枢動可能に接続された挟持部材(30)であって、挟持部材(30)の一方の端部(300)が前記センサーユニット(20)に面するようになっている、挟持部材(30)と
    を備え、
    その摩擦特性が測定される繊維(S)は、前記センサーユニット(20)と前記挟持部材(30)の前記一方の端部(300)との間に挟まれ、
    前記センサーユニット(20)は、前記センサーユニット(20)と前記挟持部材(30)との間に挟まれた前記繊維(S)に対して、前記ベース部材(10)の前記長手軸線(X)を横切る方向に前記装置(1)が相対的に動かされているときに生成される少なくとも摩擦力を測定し、測定データを出力するように構成され、
    前記挟持部材(30)は、前記摩擦力の前記測定の間、前記センサーユニット(20)と前記挟持部材(30)との間に挟まれた前記繊維(S)に一定の押圧力をかける、
    装置(1)。
  2. 前記挟持部材(30)の前記一方の端部(300)の反対側にある前記挟持部材(30)の他方の端部(310)を押すことによって、前記挟持部材(30)の前記一方の端部(300)が前記センサーユニット(20)から分離されるように、前記挟持部材(30)が前記ベース部材(10)に接続される、請求項1に記載の装置(1)。
  3. 前記挟持部材(30)は、前記挟持部材(30)の前記一方の端部(300)において前記センサーユニット(20)に面するその面に第1および第2の突出部(320,330)を備え、前記第1および第2の突出部(320,330)は、前記センサーユニット(20)と前記挟持部材(30)との間に挟まれた前記繊維(S)に前記押圧力をかけるために前記挟持部材(30)が閉じられるとき、前記センサーユニット(20)が前記第1の突出部(320)と前記第2の突出部(330)との間に位置するように配置される、請求項1または2に記載の装置(1)。
  4. 少なくとも1つのばね(410,420)は、前記ベース部材(10)と前記挟持部材(30)との間に挿入され、前記ばね(410,420)は、前記センサーユニット(20)と前記挟持部材(30)との間に挟まれた前記繊維(S)に一定の押圧力をかけるように機能する、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置(1)。
  5. 前記ばね(410,420)は、前記繊維(S)にかけられる前記押圧力を調整するために交換可能である、請求項4に記載の装置(1)。
  6. 前記センサーユニット(20)が取り付けられる前記ベース部材(10)の領域の幅(B1)は前記センサーユニット(20)の幅(B2)よりも大きい、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置(1)。
  7. 前記装置(1)は、前記センサーユニット(20)から出力される前記データを記憶および/または処理するための外部機器(50)へのワイヤードまたはワイヤレス接続が可能であるように構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置(1)。
  8. 前記繊維(S)と接触する前記センサーユニット(20)および/または挟持部材(30)の少なくとも一部分が、前記装置(1)が前記繊維(S)に対して動かされているときに静電力を生成しにくい材料から形成される、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置(1)。
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