JP2017525430A - ブラシの使用による梳き抵抗の測定及び/又は調節の方法 - Google Patents
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Abstract
本明細書に開示されるのは、ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法であって、このブラシは、ブラシハンドルと、前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、この移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、を含み、このブラシは更に:開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、ブラシヘッドのカバーであって、その内側表面が、閉鎖位置の時に剛毛の先端に密接に面することができ、かつその閉鎖位置において基材とカバーの側面端との間に隙間を有する、カバーか;この移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標か;又はこれらの組み合わせ、のうちの少なくとも1つと、を含む、前記方法。上述のブラシ装置を使用することにより、様々な繊維タイプの梳き抵抗を測定及び/又は調節することが容易になる。
Description
本発明は、ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法に関するものであり、前記ブラシは、ブラシハンドルと;前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は基材上に取り付けられており、特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと;前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と;を含み、前記ブラシは更に:開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、ブラシヘッドのカバーであって、その内側表面が、閉鎖位置の時に剛毛の先端に密接に面することができ、かつその閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーか;前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標か;又はこれらの組み合わせのうち少なくとも1つを含む。上述のブラシ装置を使用することにより、様々な繊維タイプの梳き抵抗を測定及び/又は調節することが容易になる。
ケラチン繊維、具体的には、ヒトの毛髪繊維は、経時的に損傷し得る。損傷は、空気の汚染、日光への曝露、水プールの塩素、及び/又は雨を含めた、環境要因によって引き起こされる場合がある。損傷はまた、グルーミング(化粧品)処置、化学的処置、及び/又は機械的処置を、繊維に適用することによっても引き起こされる場合がある。毛髪繊維が損傷すると、その毛髪繊維は、例えば、「まとまりのない髪」、「枝毛」、及び/又は退色といった、望ましくない状態を有し得る。
ケラチン繊維に生じた損傷の程度を含む状態を評価することは、ケラチン繊維に対しての、様々な環境要因の影響、並びに化粧品(グルーミング)処置、化学的処置、及び機械的処置の影響を理解する目的において、興味深い。そのような評価はまた、ケラチン繊維の損傷の予防及び/又は修復に使用される処置の有効性を立証する目的においても、興味深い。様々な方法及び/又は装置を使用する、ケラチン繊維の損傷を評価するためのいくつかの試みが、これまでに報告されている。
ケラチン繊維の梳き抵抗の測定、特にその摩擦及び/又はもつれほぐしの測定は、ケラチン繊維の状態を評価する一般的な方法の1つである。概して、損傷した及び/又はカールしたケラチン繊維は、より健康及び/又は真っ直ぐなケラチン繊維に比べて、梳き抵抗が高くなる。
しかしながら、あらゆる種類のケラチン繊維について、一般的な測定装置によって、処置の前/後のケラチン繊維の梳き抵抗の差を測定することは、時に困難である。例えば、ひどく損傷した及び/又は強くカールしたケラチン繊維に好適な櫛は、より健康で真っ直ぐなケラチン繊維に対しては十分な敏感さを有していないことがある。
よって、様々な繊維タイプについて、その梳き抵抗を測定する、及び/又はその梳き抵抗を調節するための、好適な方法を提供するニーズが依然として存在する。
本発明は、ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法を目的とし、前記ブラシは、
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記内側表面が、閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、を含む。
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記内側表面が、閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、を含む。
本発明はまた、ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法を目的とし、このブラシは、
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、;前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、を含む。
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、;前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、を含む。
本発明は更に、ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法を目的とし、前記ブラシは:
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と;
開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記カバーの内側表面が、前記閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、を含む。
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と;
開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記カバーの内側表面が、前記閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、を含む。
上述のブラシ装置を使用することにより、様々な繊維タイプの梳き抵抗を測定及び/又は調節することが容易になる。上記のブラシの使用は、様々な繊維タイプの梳き抵抗における差を感受するより高い感度を提供する。
ブラシ
ブラシは、ブラシハンドルと、前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、を含む。前記ブラシは更に、
開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記カバーの内側表面が、前記閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、並びに/又は、前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/若しくは少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、を含む。
ブラシは、ブラシハンドルと、前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、を含む。前記ブラシは更に、
開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記カバーの内側表面が、前記閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、並びに/又は、前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/若しくは少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、を含む。
図1〜7は、そのようなブラシ(1)の一例を示し、これは、ブラシハンドル(2)と、基材(31)及び剛毛(32)を含むブラシヘッド(3)と、作動手段(4)と、隙間(51)を有するカバー(5)とを含む。図8及び9はそのようなブラシの別の一例を示し、これは、図1〜7のブラシとほぼ同一の構造及び機能を有するが、ただし、カバー(5)の内側表面上にリブ(53)を有している。
好ましくは、元の位置において、この移動可能剛毛は他の剛毛に対して比較的揃って配置されている。好ましくは、別の位置において、この移動可能剛毛は他の剛毛に対してずれて配置され、他の剛毛に対して角度を形成する。そのような比較的揃って配置された移動可能剛毛(32a)の例が図4及び図6に示されており、そのようなずれて配置された移動可能剛毛(32a)の例が図5及び図7に示されている。
これによりユーザーは、元の位置の状態で繊維を(例えば図4に示すように、毛髪繊維サンプル(6)を)係合させ、次いで、移動可能剛毛を別の位置に動かすことができる。すると、この係合した繊維は、例えば図5に示すように、移動可能剛毛と他の剛毛との間で曲線を形成する。
作動手段は、移動可能剛毛を、元の位置から別の1つのみの位置へと動かすことができ、あるいは、移動可能剛毛を、元の位置から少なくとも2つの異なる位置へと動かすことができる。好ましくは、移動可能剛毛は、元の位置から2つ以上の異なる位置へと動かすことができ、より好ましくは、約2つ〜約10の異なる位置へ、更により好ましくは、約2つ〜約5つの異なる位置へ動かすことができる。この作動手段は任意のものであってよく、例えば、スライドボタン、線形ボタン、ラックアンドピニオン、指動輪、又は押しボタンであり得る。そのような作動手段(4)の一例として、スライドボタンが図に示されている。
一実施形態、及び図に示す好ましい一実施形態において、このブラシヘッドの基材は、少なくとも2つのセクションに分割されており、このセクションのうち少なくとも1つが、作動手段により、他のセクションに対して移動可能である。基材の各セクションが、特定の数の剛毛を有する。よって、移動可能セクション上の剛毛が作動手段により動かされ、この実施形態においてこれは移動可能剛毛と呼ばれる。好ましくは、移動可能セクションの元の位置において、移動可能セクション上の移動可能剛毛は、例えば図4及び図6に示すように、他のセクションの剛毛に比較的揃って配置されている。好ましくは、移動可能セクションの異なる位置において、移動可能セクション上の移動可能剛毛は、例えば図5及び図7に示すように、他のセクションの剛毛に対してずれて配置され、他のセクション上の剛毛に対して角度を形成する。移動可能セクションは、元の位置から、少なくとも1つの異なる位置へと動かすことができ、好ましくは、移動可能セクションは、元の位置から2つ以上の異なる位置へと動かすことができ、より好ましくは、約2つ〜10の異なる位置へ、更により好ましくは、約2つ〜5つの異なる位置へ動かすことができる。
好ましくは、ブラシは移動可能剛毛のためのロック手段を有し、これにより移動可能剛毛は、元の位置及び/又は異なる位置に安定的に配置され得る。このロック手段は任意の従来型手段であってよく、例えば、ラチェット、摩擦クラッチ、ばね荷重ボールロック、主ねじ、又はピンロックであり得る。
好ましくは、ブラシは移動可能剛毛のための解放手段を有し、これにより、別の位置に動かされた剛毛は、1回の操作で元の位置に戻ることができる。図3は、そのような解放手段(33)の一例を示す。
カバー
ブラシヘッドのカバーは、開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であり、その内側表面が、閉鎖位置の時に剛毛の先端に密接に面することができ、かつその閉鎖位置において基材とその側面端との間に隙間を有する。このカバーはブラッシング中に繊維が剛毛上に常に係合するのを支援し、このことは特に、ブラシが、梳き抵抗測定の正確さ改善を考慮した、梳き抵抗測定のために使用される場合に好ましい。そのようなカバー(5)の一例が、図1、図2及び図5には閉鎖位置で、図3及び図4には開放位置で示されている。
ブラシヘッドのカバーは、開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であり、その内側表面が、閉鎖位置の時に剛毛の先端に密接に面することができ、かつその閉鎖位置において基材とその側面端との間に隙間を有する。このカバーはブラッシング中に繊維が剛毛上に常に係合するのを支援し、このことは特に、ブラシが、梳き抵抗測定の正確さ改善を考慮した、梳き抵抗測定のために使用される場合に好ましい。そのようなカバー(5)の一例が、図1、図2及び図5には閉鎖位置で、図3及び図4には開放位置で示されている。
このカバーは好ましくは、ブラシの一部(例えば、ブラシハンドルの一部、又はブラシヘッドの一部)に移動可能に連結されている。そのような接続は、任意の従来型手段(例えば、貫通軸蝶番又はスナップ嵌め蝶番、ベアリング又は心棒)によって提供することができる。図3及び図4は、そのような接続の一例を示す。
このカバーは好ましくは透明又は半透明であり、これにより、図に例示されているように、剛毛の位置及び/又は繊維がカバーを透かして見ることができる。
本明細書において、「密接に面する」とは、カバーの内側表面と剛毛の先端との間の距離が、好ましくは約20mmから両表面間のほぼ接触する距離、より好ましくは、約5mmから、カバーの内側表面と剛毛の先端との間がほぼ接触する距離、より好ましくは、約0.5mmから、カバーの内側表面と剛毛の先端との間がほぼ接触する距離である。図9は、剛毛の先端に密接に面しているそのようなカバーの内側表面の一例を示す。
基材とカバーの側面端との間の隙間は、繊維のスムーズな梳きを考慮して、好ましくは約20mm〜約1mm、より好ましくは約10mm〜約2mm、更により好ましくは約5mm〜約3mmである。図2は、そのような隙間(51)の一例を示す。
好ましくは、ブラシカバーは、カバーの内側表面上に、剛毛の1列又は複数列の間の間隔をおいて配置されたリブを有する。これらのリブの機能は、繊維の多くが剛毛の上を通過するのを防止し、かつ、繊維と剛毛との間に一定の相互作用を確保するために、繊維に下向きの圧力を付与することである。図8及び図9は、そのようなリブ(53)の一例を示す。
好ましくは、このブラシは、カバーに対するロック手段を有し、これによりカバーは、梳き中及び/又は測定中に閉鎖位置に安定的に配置され得る。このロック手段は任意の従来型手段であってよく、例えば、ラチェット、又はピンロックであり得る。図3は、そのようなロック手段(52)(ラチェット)の一例を示す。
好ましくは、ブラシはカバーのための解放手段を有し、これにより閉鎖位置にあるカバーは、1回の操作で開放位置に移動させることができる。この解放手段は、移動可能剛毛のための解放手段とは分離されていてよく、又は接続されていてもよい。図3は、そのような解放手段(21)の一例を示す。
指標
指標は、少なくとも1つ剛毛の位置を、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置タイプに整合させるためのものである。
指標は、少なくとも1つ剛毛の位置を、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置タイプに整合させるためのものである。
繊維タイプには例えば、繊維材料(例えば、任意のケラチン繊維、絹繊維、コラーゲン繊維、プラスチック繊維、又は人工毛髪繊維の製造に使用される他の任意の材料)、カールの度合(例えば直毛、カール、及び強いカール)、繊維の長さ(例えばロング、ミディアム、ショート)が挙げられる。
処置タイプは、「処置」と題するセクションで後述される。
指標は、少なくとも1つ剛毛の位置を、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置タイプに、直接的に整合させることができる。
あるいは、指標は、少なくとも1つ剛毛の位置を、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置タイプに、間接的に整合させることができる。間接的な整合には、例えば次のような実施形態が挙げられる:指標は、ブラシ上に数字及び/又はアルファベットで表示することができ、特定の数字及び/又はアルファベットを、特定の繊維タイプ及び/又は処置タイプに整合させるための、別の説明が提供される。
この指標は、作動手段の近くに配置することができ、これにより作動手段の動きが指標に整合する。あるいは、ブラシヘッドの上に配置することができ、これにより剛毛の動きが指標に整合する。
繊維サンプル
本発明の方法は、少なくとも1つの繊維サンプルを提供する工程(「サンプル提供工程」と呼ばれる)を含み得る。本明細書で使用されるとき、「繊維」とは任意の繊維を意味し、好ましくは、本発明の方法とは別に実施される、及び/又は本発明の方法中に実施される、任意の化粧処置、化学的処置、及び/又は機械的処置により影響を受け得るものである。前記繊維は、好ましくは哺乳動物の毛髪であり、更に好ましくはヒトの毛髪(ヒトの毛髪に似せて製造された合成繊維(本明細書において「合成毛髪」と呼ばれる)を含む)である。ヒトの毛髪の由来は、白人、アフリカ人、アジア人、又は任意の他の由来であってもよい。毛髪繊維は、身体の任意の部位から、例えば、脚、腕、胴体、顔面又は頭皮から得ることができる。毛髪繊維は、頭皮から得ることが好ましい。
本発明の方法は、少なくとも1つの繊維サンプルを提供する工程(「サンプル提供工程」と呼ばれる)を含み得る。本明細書で使用されるとき、「繊維」とは任意の繊維を意味し、好ましくは、本発明の方法とは別に実施される、及び/又は本発明の方法中に実施される、任意の化粧処置、化学的処置、及び/又は機械的処置により影響を受け得るものである。前記繊維は、好ましくは哺乳動物の毛髪であり、更に好ましくはヒトの毛髪(ヒトの毛髪に似せて製造された合成繊維(本明細書において「合成毛髪」と呼ばれる)を含む)である。ヒトの毛髪の由来は、白人、アフリカ人、アジア人、又は任意の他の由来であってもよい。毛髪繊維は、身体の任意の部位から、例えば、脚、腕、胴体、顔面又は頭皮から得ることができる。毛髪繊維は、頭皮から得ることが好ましい。
繊維が哺乳類の毛である場合、本発明の方法は、インビボで、切除することなく毛髪サンプルとして哺乳類の毛を用いて、行うことができる。あるいは、本発明の方法は、インビトロで行うことができる。
このサンプルは、約100本の繊維〜約300,000本の繊維、好ましくは、約500本の繊維〜約150,000本の繊維、より好ましくは、約1,000本の繊維〜約50,000本の繊維を含み得る。これらの繊維は、互いに束ねられ、その束が少なくとも1つの自由端を有してもよい。通常、1つのサンプルは、同一の由来(例えば、同一人物、及び身体の同一領域)の繊維、及び/又は同一の部分(例えば、毛髪繊維の、根元端部又は先端部)の繊維を含み、並びに/あるいは同一の化粧品処置、化学的処置、及び/又は機械的処置が施されている。少なくとも2つの、好ましくは2つ〜4つの、より好ましくは2つの、異なるケラチン繊維のサンプルを提供する場合、「異なるサンプル」とは、繊維の由来、繊維の部分、及び/又は繊維に適用される処置が、互いに異なるサンプルを意味する。
繊維は、本発明の方法に十分な長さのものであり得る。繊維は、好ましくは1cm〜80cmの長さ、より好ましくは10cm〜50cmの長さ、更により好ましくは20cm〜30cmの長さを有する。繊維が互いに束ねられる場合、この繊維は、束ねられる点から上記の長さを有することが好ましい。
処置
本方法はまた、サンプルを処置する工程(「処置工程」と呼ばれる)も含み得る。処置工程は、サンプル提供工程の前に実行することができる。この処置工程は、サンプル提供工程の前又は後に実行することができ、好ましくは測定工程の前に実行される。処置工程は、任意の好適な化粧品組成物、化学的処置、及び/又は機械的処置を使用して、サンプルを処置することにより、実行することができる。
本方法はまた、サンプルを処置する工程(「処置工程」と呼ばれる)も含み得る。処置工程は、サンプル提供工程の前に実行することができる。この処置工程は、サンプル提供工程の前又は後に実行することができ、好ましくは測定工程の前に実行される。処置工程は、任意の好適な化粧品組成物、化学的処置、及び/又は機械的処置を使用して、サンプルを処置することにより、実行することができる。
この工程は、化粧品組成物を、ケラチン繊維に対して適用することにより、実行することができる。シャンプー、コンディショニング組成物、ヘアリンスオフトリートメント、ヘアリーブオントリートメント、スタイリング組成物などの、当該技術分野において既知の、いずれの好適な化粧品組成物も使用することができる。例えば、商標名Pantene(登録商標)及びHead & Shoulders(登録商標)の、いずれの市販のシャンプー、コンディショナー、ヘアリンスオフトリートメント、及びヘアリーブオントリートメントも使用することができる。
1つの組成物のみを、繊維に対して適用してもよい。あるいは、2つ又はいくつかの組成物を同時に又は順次に適用することができる。更には、各組成物の適用の前、及び/又は適用の後に、繊維を更に、湿潤させ、すすぎ洗いし、及び/又は乾燥させてもよい。一実施形態では、この処置工程は、シャンプーで繊維を処置(洗浄)し、次いで洗浄した繊維を水ですすぎ洗いし、次いで繊維を乾燥させることを含む。別の実施形態では、処置工程は、シャンプーで繊維を処置(洗浄)し、次いで洗浄した繊維を水ですすぎ洗いし、次いでコンディショニング組成物で繊維を処置し、次いで処置した繊維を水ですすぎ洗いし、次いで繊維を乾燥させることを含む。別の実施形態では、処置工程は、シャンプーで繊維を処置(洗浄)し、次いで洗浄した繊維を水ですすぎ洗いし、次いでコンディショニング組成物で繊維を処置し、次いで処置した繊維を水ですすぎ洗いし、次いでヘアリンスオフトリートメントで繊維を少なくとも1回処置し、次いで処置した繊維を水ですすぎ洗いし、次いで繊維を乾燥させることを含む。
別の方法として、又は補足的に、この工程は、化学的処置を使用して繊維を化学的に処置することにより、実行することができる。パーマネントウェーブ処置、ブリーチ処置、及び/又は色染め処置などの、当該技術分野において既知の、いずれの好適な化学的処置も使用することができる。
別の方法として、又は補足的に、この工程は、繊維を機械的に処置することにより、実行することができる。ブラッシング、櫛梳き、タオル摩擦、及び/又はブロー乾燥などの、当該技術分野において既知の、いずれの好適な機械的処置も使用することができる。
梳き抵抗の測定及び/又は調節
一実施形態において、本発明の方法は好ましくは、下記の工程を含む:
−繊維サンプルを提供する工程
−ブラシの基材及び剛毛の上に、この繊維サンプルを置く工程
−作動手段により移動可能剛毛を動かす工程、より好ましくは、指標に従って、作動手段により移動可能剛毛を動かす工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定及び/又は調節する工程。
一実施形態において、本発明の方法は好ましくは、下記の工程を含む:
−繊維サンプルを提供する工程
−ブラシの基材及び剛毛の上に、この繊維サンプルを置く工程
−作動手段により移動可能剛毛を動かす工程、より好ましくは、指標に従って、作動手段により移動可能剛毛を動かす工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定及び/又は調節する工程。
別の一実施形態において、本発明の方法は好ましくは、下記の工程を含む:
−繊維サンプルを提供する工程
−ブラシヘッドのカバーが開放位置にあるときに、ブラシの基材及び剛毛の上に、この繊維サンプルを置く工程
−カバーを閉鎖位置に動かす工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定する工程。
−繊維サンプルを提供する工程
−ブラシヘッドのカバーが開放位置にあるときに、ブラシの基材及び剛毛の上に、この繊維サンプルを置く工程
−カバーを閉鎖位置に動かす工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定する工程。
第3の実施形態において、本発明の方法は好ましくは、下記の工程を含む:
−繊維サンプルを提供する工程
−ブラシヘッドのカバーが開放位置にあるときに、ブラシの基材及び剛毛の上に、この繊維サンプルを置く工程
−カバーを閉鎖位置に動かす工程
−指標に従って、作動手段により移動可能剛毛を動かす工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定する工程。
−繊維サンプルを提供する工程
−ブラシヘッドのカバーが開放位置にあるときに、ブラシの基材及び剛毛の上に、この繊維サンプルを置く工程
−カバーを閉鎖位置に動かす工程
−指標に従って、作動手段により移動可能剛毛を動かす工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定する工程。
梳き抵抗を測定する方法の好ましい実施形態が、下記で詳述される。
梳き抵抗測定
本方法は更に、ブラッシング中のサンプルの梳き抵抗を測定する工程(「定量測定工程」と呼ばれる)を含む。梳き抵抗は、主に摩擦及びもつれほぐしによるものである。
本方法は更に、ブラッシング中のサンプルの梳き抵抗を測定する工程(「定量測定工程」と呼ばれる)を含む。梳き抵抗は、主に摩擦及びもつれほぐしによるものである。
梳き抵抗は、任意の方法で測定することができ、例えば、ブラッシングをする人の直接的な知覚によって、又は、機械的及び/又は電子的手段で梳き抵抗を測定する、ブラシに接続されたセンサによって、測定することができる。そのようなセンサは任意のものであってよく、例えば、梳き抵抗、梳き力及び/又は梳き摩擦を直接測定するセンサ(例えばトルクゲージ、圧力センサ、プッシュプルゲージ)、あるいは、梳き抵抗、梳き力及び/又は梳き摩擦のレベルに変換可能なその他の特性を測定するセンサであり得る。そのような他の特性とは、例えば、ブラッシングの際のノイズ、及び/又はブラッシングの際のケラチン繊維の温度である。ノイズに関しては、より少ない摩擦を有するケラチン繊維に比べ、より大きな摩擦を有するケラチン繊維のほうが、ブラッシング時により大きなノイズを生じると考えられる(米国特許第2003/0233861A1号)。温度に関しては、より少ない摩擦を有するケラチン繊維に比べ、より大きな摩擦を有するケラチン繊維のほうが、ブラッシング時により高温になると考えられる(米国特許第2010/0049671A1号)。そのようなセンサが使用される場合、測定結果は、コンピュータの介入の有無を問わず、ブラシ上に表示するか、又はブラシに接続された別の画面に表示することができる。
比較
本発明の方法は、更に、下記の工程を含む:
−繊維の少なくとも2つの異なるサンプルを提供する工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定する工程
−サンプルの梳き抵抗を比較する工程。
本発明の方法は、更に、下記の工程を含む:
−繊維の少なくとも2つの異なるサンプルを提供する工程
−ブラシでサンプルをブラッシングすることにより、サンプルの梳き抵抗を測定する工程
−サンプルの梳き抵抗を比較する工程。
本方法はまた、異なるサンプルの梳き抵抗を比較する工程(「比較工程」と呼ばれる)も含み得る。
この比較工程はまた、繊維に対する1つの処置の効果を、未処置のものと比較するためにも有益である。一実施形態では、一方のサンプルは、未処置の繊維を含み得、他方のサンプルは、化粧品組成物で処置された繊維を含み得る。他方のサンプルは、シャンプー、及び/又はコンディショニング組成物、及び/又はヘアリンスオフトリートメント、及び/又はリーブオントリートメント、及び/又は任意の他の好適な化粧品組成物で処置することができる。処置された繊維と未処置の繊維との比較は、シャンプーなどの組成物の、毛髪に対する損傷効果を評価するために、また対照的に、コンディショニング組成物などの組成物の利益を評価するために、有益である。そのような利益は、例えば、繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の低減;繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の増加の防止;繊維の損傷の防止;及び/又は繊維の損傷の修復であり得る。
この比較工程は更に、少なくとも2つの異なる処置の効果を比較するのに有益である。そのような効果は、例えば、繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の低減;繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の増加の防止;繊維の損傷の防止;及び/又は繊維の損傷の修復であり得る。
一実施形態では、サンプルは、異なる化粧品組成物で処置することができる。例えば、非網羅的に、(i)1つのサンプルを1つのシャンプーで処置することができ、別のサンプルを別のシャンプーで処置することができ、(ii)1つのサンプルを1つのシャンプーで処置することができ、別のサンプルを同じシャンプーで処置してから1つのコンディショナーで処置することができ、(iii)1つのサンプルを1つのシャンプーで処置してから1つのコンディショナーで処置することができ、別のサンプルを同じシャンプーで処置してから別のコンディショナーで処置することができ、(iv)1つのサンプルを1つのシャンプーで処置してから1つのコンディショナーで処置することができ、別のサンプルを同じシャンプーで処置してから同じコンディショナーで処置し、次にリンスオフトリートメントで処置することができ、(v)1つのサンプルを1つのシャンプーで処置してから1つのコンディショナーで処置することができ、別のサンプルを同じシャンプーで処置してから同じコンディショナーで処置し、次にリーブオントリートメントで処置することができ、(vi)1つのサンプルを1つのシャンプーで処置してから1つのコンディショナーで処置することができ、別のサンプルを別のシャンプーで処置してから同じコンディショナーで処置することができ、(vii)1つのサンプルを1つのシャンプーで1回処置することができ、別のサンプルを同じシャンプーで2回又は複数回処置することができ、(viii)1つのサンプルを1つのコンディショナーで1回処置することができ、別のサンプルを同じコンディショナーで2回又は複数回処置することができる。異なる処置がなされた繊維を比較するのは、異なるシャンプーの損傷効果の比較((i)を参照)、シャンプー処置に対するコンディショナーの緩和効果の評価((ii)を参照)、コンディショナー組成物の効果の比較((iii)を参照)、シャンプー処置に対するリンスオフトリートメントの緩和効果の評価((iv)を参照)、シャンプー処置に対するリーブオントリートメントの緩和効果の評価((v)を参照)、異なるシャンプー処置に対する1つのコンディショナーの緩和効果の比較((vi)を参照)、繊維に対する繰り返し処置の効果の比較((vii)及び(viii)を参照)のために有益である。
比較工程は、例えば、化学的処置及び/又は機械的処置の効果を比較するために有益である。例えば、一実施形態では、一方のサンプルは、未処置の繊維を含み得、他方のサンプルは、化学的に処置されている繊維を含む。別の方法としては、サンプルは、異なる化学的処置で処置された繊維を含み得る。別の実施形態では、一方のサンプルは、未処置の繊維を含み得、他方のサンプルは、機械的に処置されている繊維を含む。別の方法としては、サンプルは、異なる機械的処置で処置された繊維を含み得る。
広告内容の裏付け
この方法は、広告の主張を裏付けるために前記評価を使用する工程(「広告工程」と呼ばれる)もまた含む。2つの異なるサンプル間の比較の結果に基づいた広告工程を行なうことは、例えば、処置の有効性の広告のために、並びに/あるいは、1つの処置の、別の処置に対する優位性の広告のために、有益である。そのような効果は、例えば、繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の低減;繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の増加の防止;繊維の損傷の防止;及び/又は繊維の損傷の修復であり得る。
この方法は、広告の主張を裏付けるために前記評価を使用する工程(「広告工程」と呼ばれる)もまた含む。2つの異なるサンプル間の比較の結果に基づいた広告工程を行なうことは、例えば、処置の有効性の広告のために、並びに/あるいは、1つの処置の、別の処置に対する優位性の広告のために、有益である。そのような効果は、例えば、繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の低減;繊維の梳き抵抗、梳き力、もつれほぐし、及び/又は摩擦の増加の防止;繊維の損傷の防止;及び/又は繊維の損傷の修復であり得る。
1つの処置(例えば、コンディショニング組成物)を別の処置と比較して広告する場合、本発明の方法を使用して得られたデータ及び/又は写真は、上述の処置が他の処置と比べて優れた効能を提供するという広告内容の、裏付け及び/又は立証のために使用することができる。
材料
繊維サンプルA:長さ25cm、東洋人の非染色・非パーマネントの天然毛髪繊維の約20gの束
繊維サンプルA:長さ25cm、東洋人の非染色・非パーマネントの天然毛髪繊維の約20gの束
繊維サンプルB:長さ25cm、約20gの人工毛髪繊維の束
ブラシ:図8及び図9に示すブラシで、これは図1〜7のブラシとほぼ同一の構造及び機能を有するが、ただし、カバーの内側表面上にリブ(53)を有している。閉鎖位置にあるときの、ブラシ基材とカバーの側面端との間の隙間(51)は、約5mm〜約3mmである。移動可能剛毛(32a)を備えた基材の移動可能セクションは、作動手段(4)(ここではスライドボタン)によって動かされる。図8又は図9には示されていないが、このブラシは、剛毛位置に整合する指標を有し、この指標は0〜4の数字で表わされ、これは、移動可能剛毛の5つの異なる位置に整合している。指標の数字0は、移動可能剛毛の元の位置(図8に示す)に相当し、次に、指標の数字が増加すると、元の位置からの距離が増加する。例えば、スライドボタンを指標の数字0から指標の数字1へとスライドさせると、移動可能剛毛(32a)が、元の位置から約3.75mm離れた位置へと移動し、この元の位置からの距離は、図10に「Dy」として示されている。移動可能剛毛は、表示の数字が変わるたびに3.75mm移動する。移動可能剛毛が元の位置にあるとき、移動可能剛毛(32a)と、この移動可能剛毛(32a)の隣にある非移動可能剛毛(32b)との間の距離は、図10に「Dx」として示され、約9mmである。
非コンディショニングシャンプー組成物:pH=5〜7であり、ラウレス−3硫酸アンモニウム(12.8%)、ラウリル硫酸アンモニウム(9.1%)、コカミドDEA(2.3%)、キシレンスルホン酸アンモニウム(1%)、EDTA(0.1%)、防腐剤(<1%)、残部の(100%とする)水を含む。
コンディショニングシャンプー組成物:pH=5〜7であり、ラウレス−3硫酸ナトリウム(7.0%)、ラウリル硫酸ナトリウム(5.0%)、コカミドプロピルベタイン(1%)、コカミドMEA(0.85%)、ジステアリン酸グリコール(1.5%)、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(0.4%)、ジメチコン(3%)、防腐剤(0.6%)、残部の(100%とする)水を含む。
化合物の百分率は組成物の総重量当たりの重量百分率である。
プロトコル
実行される方法に応じて、工程の一部、例えば処置工程は、省略される場合がある。
1.[サンプル提供工程]上述の毛髪サンプルを用意する。
2.[処置NCのシャンプー工程]
2.1サンプルをバーに掛ける
2.2サンプルを湿らせる
2.3 1mlの非コンディショニングシャンプー組成物をサンプルに塗布し、30秒間泡立てる
2.4サンプルを30秒間すすぎ洗いする
2.5 2.3及び2.4を繰り返す
2.6サンプルを120秒間すすぎ洗いし、そのサンプルを絞って過剰な水を除去する
2.7サンプルを24時間乾燥させる。
3.[処置CSのシャンプー工程]
3.1サンプルをバーに掛ける
3.2サンプルを湿らせる
3.3 1mlのコンディショニングシャンプー組成物をサンプルに塗布し、30秒間泡立てる
3.4サンプルを30秒間すすぎ洗いする
3.5 3.3及び3.4を繰り返す
3.6サンプルを120秒間すすぎ洗いし、そのサンプルを絞って過剰な水を除去する
3.7サンプルを24時間乾燥させる。
4.[梳き工程]カバーが開放位置にある状態で、ブラシの基材及び剛毛の上にサンプルを置き、カバーを閉鎖位置へと動かしてロックする。必要に応じて、移動可能剛毛を備えた基材の移動可能セクションを、作動手段によって、元の位置から異なる位置へと動かす。
5.[測定工程]梳いているときのブラシから受ける直接的な知覚によって、梳き抵抗を測定する。
6.[比較工程]2つの異なるサンプルの梳き抵抗を比較する。
実行される方法に応じて、工程の一部、例えば処置工程は、省略される場合がある。
1.[サンプル提供工程]上述の毛髪サンプルを用意する。
2.[処置NCのシャンプー工程]
2.1サンプルをバーに掛ける
2.2サンプルを湿らせる
2.3 1mlの非コンディショニングシャンプー組成物をサンプルに塗布し、30秒間泡立てる
2.4サンプルを30秒間すすぎ洗いする
2.5 2.3及び2.4を繰り返す
2.6サンプルを120秒間すすぎ洗いし、そのサンプルを絞って過剰な水を除去する
2.7サンプルを24時間乾燥させる。
3.[処置CSのシャンプー工程]
3.1サンプルをバーに掛ける
3.2サンプルを湿らせる
3.3 1mlのコンディショニングシャンプー組成物をサンプルに塗布し、30秒間泡立てる
3.4サンプルを30秒間すすぎ洗いする
3.5 3.3及び3.4を繰り返す
3.6サンプルを120秒間すすぎ洗いし、そのサンプルを絞って過剰な水を除去する
3.7サンプルを24時間乾燥させる。
4.[梳き工程]カバーが開放位置にある状態で、ブラシの基材及び剛毛の上にサンプルを置き、カバーを閉鎖位置へと動かしてロックする。必要に応じて、移動可能剛毛を備えた基材の移動可能セクションを、作動手段によって、元の位置から異なる位置へと動かす。
5.[測定工程]梳いているときのブラシから受ける直接的な知覚によって、梳き抵抗を測定する。
6.[比較工程]2つの異なるサンプルの梳き抵抗を比較する。
異なる処置を受けたサンプルの梳き抵抗の評価と比較
上述の材料及びプロトコルに従って、表1及び表2に示すように異なる処置を受けたサンプルが提供され、梳き抵抗が評価される。評価結果を以下の表1及び表2に示す。
上述の材料及びプロトコルに従って、表1及び表2に示すように異なる処置を受けたサンプルが提供され、梳き抵抗が評価される。評価結果を以下の表1及び表2に示す。
表1及び表2に示すように、処置工程CSを行ったサンプルの梳き抵抗は、処置工程NCを行ったサンプルよりも低い。パネリストは、閉鎖位置でのブラッシングの間中、繊維が剛毛上に係合するのを助けるカバーによって、更に、指標及び別個の指示に基づいて各繊維タイプに対して移動可能剛毛の適切な移動を行うことによって、そのような違いを感じることができる。このことは更に、処置工程CSのみに使用されたコンディショニングシャンプー組成物の効果を示す。
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
あらゆる相互参照又は関連特許若しくは関連出願を含む、本明細書に引用される全ての文献は、明確に除外ないしは別の方法で限定されない限り、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は特許請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献(単数又は複数)と組み合わせたときに、そのような発明すべてを教示、示唆、又は開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照することによって組み込まれた文書内の同じ用語の意味又は定義と競合する程度に、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を行うことができることは当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内に含まれるそのような全ての変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にて網羅することを意図したものである。
Claims (16)
- ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法であって、前記ブラシが:
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、
開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記カバーの内側表面が、前記閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、
を含む、方法。 - ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法であって、該ブラシが:
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、
前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、
を含む、方法。 - ブラシの使用による繊維の梳き抵抗を測定及び/又は調節する方法であって、前記ブラシが:
ブラシハンドルと、
前記ブラシハンドルに接続された、基材及び剛毛を具備するブラシヘッドであって、前記剛毛は前記基材上に取り付けられており、かつ特定の数の前記剛毛が移動可能である、ブラシヘッドと、
前記移動可能剛毛をそれぞれの元の位置から別の位置へと移動させる作動手段と、
開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な、前記ブラシヘッドのカバーであって、前記カバーの内側表面が、前記閉鎖位置の時に前記剛毛の先端に密接に面することができ、かつ前記閉鎖位置において前記基材と前記カバーの側面端との間に隙間を有する、カバーと、
前記移動可能剛毛の少なくとも1つの位置が、少なくとも1つの繊維タイプ及び/又は少なくとも1つの処置に整合することを示す指標と、
を含む、方法。 - −繊維サンプルを提供する工程と、
−前記ブラシの前記基材及び前記剛毛の上に、前記繊維サンプルを置く工程と、
−前記作動手段により前記移動可能剛毛を動かす工程と、
−前記ブラシで前記サンプルをブラッシングすることにより、前記サンプルの前記梳き抵抗を測定及び/又は調節する工程と、
を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - −繊維サンプルを提供する工程と、
−前記ブラシヘッドの前記カバーが前記開放位置にあるときに、前記ブラシの前記基材及び前記剛毛の上に、前記繊維サンプルを置く工程と、
−前記カバーを前記閉鎖位置に動かす工程と、
−前記ブラシで前記サンプルをブラッシングすることにより、前記サンプルの前記梳き抵抗を測定する工程と、
を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - −繊維サンプルを提供する工程と、
−前記ブラシの前記基材及び前記剛毛の上に、前記繊維サンプルを置く工程と、
−前記指標に従って、前記作動手段によって前記移動可能剛毛を動かす工程と、
−前記ブラシで前記サンプルをブラッシングすることにより、前記サンプルの前記梳き抵抗を測定及び/又は調節する工程と、
を含む、請求項2又は3に記載の方法。 - 前記作動手段が、前記移動可能剛毛を、前記元の位置から少なくとも2つの異なる位置へと動かす、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記基材と、前記カバーの前記側面端との間の前記隙間が、約20mm〜約1mmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記基材と、前記カバーの前記側面端との間の前記隙間が、約10mm〜約2mmである、請求項8に記載の方法。
- 前記基材と、前記カバーの前記側面端との間の前記隙間が、約5mm〜約3mmである、請求項8に記載の方法。
- 前記繊維が天然又は人工のヒト毛髪である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- −繊維の少なくとも2つの異なるサンプルを提供する工程と、
−前記ブラシで前記複数サンプルをブラッシングすることにより、前記複数サンプルの前記梳き抵抗を測定する工程と、
−前記複数サンプルの前記梳き抵抗を比較する工程と、
を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 一方のサンプルが未処置の繊維を具備し、他方のサンプルが、化粧品処置、化学的処置、及び/又は機械的処置により処置された繊維を具備する、請求項12に記載の方法。
- 前記サンプルが、異なる化粧品処置、化学的処置、及び/又は機械的処置で処置されている、請求項12に記載の方法。
- 前記比較を利用して、処置の有効性についての広告内容を裏付ける工程を更に含む、請求項12に記載の方法。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のブラシ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171114 |
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A02 | Decision of refusal |
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