JP2019131321A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019131321A
JP2019131321A JP2018013031A JP2018013031A JP2019131321A JP 2019131321 A JP2019131321 A JP 2019131321A JP 2018013031 A JP2018013031 A JP 2018013031A JP 2018013031 A JP2018013031 A JP 2018013031A JP 2019131321 A JP2019131321 A JP 2019131321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
support
path
movement
elevating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018013031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6869624B2 (ja
Inventor
秀行 小川
Hideyuki Ogawa
秀行 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Ltd
Original Assignee
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Ltd filed Critical JATCO Ltd
Priority to JP2018013031A priority Critical patent/JP6869624B2/ja
Publication of JP2019131321A publication Critical patent/JP2019131321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6869624B2 publication Critical patent/JP6869624B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Special Conveying (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】受け渡し先の搬送レールに同じタイミングでワークを送出する。【解決手段】搬送装置10は、トレーTを、第1搬送路1から、当該第1搬送路1よりも上方に位置する第2搬送路2に受け渡す受渡機構4を有する。受渡機構4の移動調整部7は、操作レバー87の操作に連動して昇降する第1昇降部材70と、第1昇降部材70で昇降方向に移動可能に設けられていると共に、第1昇降部材70の上昇時に、第1昇降部材70に追従して所定高さまで上昇する第2昇降部材75と、を有している。第1昇降部材70の第1支持部材5と第2支持部材6は、第1昇降部材70の上昇時に、トレーTの第2搬送路2側が反対側よりも下方に位置するように、トレーTを傾けて支持する。第2昇降部材75は、所定高さに達するまで、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制する移動規制シャフト78を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、搬送装置に関する。
搬送対象物であるワークを搬送する搬送装置が種々提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特開平05−139536号公報 特開平07−291451号公報
特許文献1の搬送装置では、ローラが搬送方向に並んだ搬送レールを用いて、搬送対象物であるワークが搬送される。
この搬送装置では、2つの搬送レールが直角に交差する交差部に、移載コンベアが設置されている。
移載コンベアでは、受け渡し元の搬送レールからワークが到着すると、移載コンベアが備えるローラが回転して、受け渡し元の搬送レールから供給されたワークを、ローラの回転力で他方の搬送レールに送出する。
この種の搬送装置では、受け渡し先の搬送レールが、受け渡し元の搬送レールよりも高い位置にある場合には、特許文献2に開示されたような昇降装置を介在させて、受け渡し元の搬送レールと受け渡し先の搬送レールとの間でのワークの受け渡しを行うことが一般的である。
搬送装置には、搬送レールを傾けて設置することで、ワークが搬送レール上を自重により移動するようにしたものがある。
この搬送装置において、受け渡し先の搬送レールが、受け渡し元の搬送レールよりも高い位置にある場合、昇降装置は、受け渡しをスムーズに行えるようにするために、以下のようにすることが好ましい。
(A)受け渡し元の搬送レールから受け渡されたワークを、受け渡し先の搬送レールの傾きと同じ傾きにしたのちに、受け渡し先の搬送レールにワークを送出する。
ここで、受け渡し元の搬送レールで直列に並んで搬送されたワークのうちの所定数を、受け渡し先の搬送レールに並列に並んで同時に受け渡すことが要求される場合がある。
例えば2つのワークを、受け渡し先の搬送レールに同時に受け渡す場合には、2つのワークが受け渡された1つの昇降機において、受け渡された2つのワークが同じ傾きにされる。
この際に、受け渡される2つのワークの重量が異なる場合には、ワークの移動速度が異なるものとなるので、2つのワークを受け渡し先の搬送レールに同じタイミングで送出できない場合がある。
そこで、受け渡し先の搬送レールに同じタイミングでワークを送出できるようにすることが求められている。
本発明は、
複数のワークが直列に連なって搬送される第1搬送路と、
所定数のワークが並列に並んで搬送される第2搬送路と、
前記所定数のワークを、前記第1搬送路から、当該第1搬送路よりも上方に位置する前記第2搬送路に受け渡す受渡機構と、を有する搬送装置において、
前記受渡機構は、前記第1搬送路における前記第2搬送路との連絡部に設けられており、
前記受渡機構は、
操作レバーの操作に連動して昇降する昇降部材と、
前記昇降部材で当該昇降部材の昇降方向に移動可能に設けられていると共に、前記昇降部材の上昇時に、前記昇降部材に追従して所定高さまで上昇する移動規制部材と、を有しており、
前記昇降部材は、前記第2搬送路の搬送方向に間隔をあけて配置された第1支持部材および第2支持部材を有しており、
前記第1支持部材と前記第2支持部材は、前記昇降部材の上昇時に、前記ワークの前記第2搬送路側が反対側よりも下方に位置するように、前記ワークを傾けて支持し、
前記移動規制部材は、前記所定高さに達するまで、前記ワークの前記第2搬送路側への移動を規制する構成とした。
本発明によれば、昇降部材が上昇して、第1支持部と第2支持部でワークを持ち上げると、ワークを第2搬送路への移動に適した傾きで保持できる。この状態において、第2搬送路側へのワークの移動が移動規制部材により規制される。
そして、移動規制部材が、昇降部材に追従して所定高さまで上昇すると、ワークのみが上方に移動して、移動規制部材によるワークの移動規制が解除される。
よって、所定高さを、ワークの第2搬送路への受け渡し高さに設定しておくことで、移動規制部材によるワークの移動規制が解除された時点で、ワークが自重により第2搬送路に移動する。
これにより、所定数のワークが、第1支持部および第2支持部で支持されるように設定した場合には、移動規制部材によるワークの移動規制が解除された時点で、ワークが同じタイミングで第2搬送路側に送出される。
すなわち、本発明によれば、受け渡し先の搬送レールに同じタイミングで送出できる。
搬送装置を説明する図である。 搬送装置を説明する図である。 受渡機構を説明する図である。 受渡機構を説明する図である。 受渡機構の主要部の分解斜視図である。 受渡機構の第1支持部材を説明する図である。 受渡機構の第2支持部材を説明する図である。 受渡機構の移動調整部を説明する図である。 位置決め機構の動作を説明する図である。 位置決め機構の動作を説明する図である。 受渡機構の動作を説明する図である。 受渡機構の動作を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を、ワーク(図示せず)が、トレーTに載置された状態で搬送される搬送装置10の場合を例に挙げて説明する。
図1は、搬送装置10を説明する図であり、図1の(a)は、搬送装置10を上方から見た平面図であり、図1の(b)は、搬送装置10を、(a)におけるA―A矢視方向から見た側面図である。なお、図1では、搬送されるトレーT(T1、T2)を仮想線で示している。
図2は、搬送装置10を説明する図であり、図2の(a)は、搬送装置10の正面図であり、図2の(b)は、搬送装置10を(a)におけるA―A矢視方向から見た側面図である。図2の(c)は、搬送装置10を(a)におけるB―B矢視方向から見た側面図である。
なお、図2の(b)では、第2搬送路2と、受渡機構4と、位置決め機構9の図示を省略している。図2の(c)では、第2搬送路2と、位置決め機構9の図示を省略している。
図3は、搬送装置10の受渡機構4を説明する図である。図3は、図2の(a)におけるC−C断面を拡大して示した図に相当する。図3では、トレーTとストッパ99を仮想線で示している。
図1に示すように、搬送装置10は、第1搬送路1と、第2搬送路2とを有する。
搬送装置10では、第1搬送路1と第2搬送路2とが、互いに直交する向きで設けられている。
第1搬送路1では、ワーク(図示せず)が搭載された複数のトレーT(T1、T2)が、直列に連なって搬送される。第2搬送路2では、2つのトレーT(T1、T2)が、並列に並んで搬送される。
第1搬送路1は、一対の搬送レール11、11を有している。これら搬送レール11、11は、第1搬送路1の幅方向に間隔をあけて互いに平行に配置されている。
搬送レール11、11の終端11a、11a(図1の(a)における右端)は、搬送レール11、11に直交する向きで配置された支持フレーム12Aに連結されている。
搬送装置10では、搬送レール11、11の終端11a、11a側の側方に、第2搬送路2が位置している。第1搬送路1では、搬送レール11、11の終端11a、11a側が、第2搬送路2との連絡部20となっている。
図1(b)に示すように、第2搬送路2の始端2aは、第1搬送路1よりも上方に位置している。そのため、搬送装置10では、第1搬送路1で搬送されたトレーT(T1、T2)を、第2搬送路2に受け渡すための受渡機構4(図1の(a)参照)が設けられている。
受渡機構4は、第1搬送路1の搬送方向で並んだ2つのトレーT(T1、T2)を、第2搬送路2の高さまで持ち上げた後、2つのトレーT(T1、T2)を、第2搬送路2側に同時に受け渡すために設けられている。
さらに、第2搬送路2に受け渡す2つのトレーT(T1、T2)を位置決めする位置決め機構9が設けられている。
図1の(a)に示すように、搬送装置10では、上面視において矩形形状を成すトレーT(T1、T2)が、第1搬送路1を直列に連なって搬送される。この搬送されたトレーT(T1、T2)が、受渡機構4により第2搬送路2に受け渡されると、第2搬送路2では、2つのトレーT(T1、T2)が並列に並んで搬送される。
図3に示すように、第2搬送路2では、2つの搬送レール21(21A、21B)が、仕切レール22を間に挟んで、互いに並列に並んでいる。
これら搬送レール21A、21Bは、第1搬送路1におけるトレーT(T1、T2)の搬送方向に並んでいる。搬送レール21(21A、21B)は、間隔をあけて互いに平行に配置された一対の支持レール210、210を有している。
支持レール210では、ローラRが回転可能に支持されている。ローラRは、当該支持レール210の長手方向に所定間隔で並んでいる。
図1の(b)に示すように、搬送レール21(21A、21B)は、第1搬送路1から離れるにつれて、設置面Gからの高さが低くなる向きで傾斜している。
そのため、受渡機構4により、トレーT(T1、T2)が第2搬送路2に受け渡されると、ローラRが回転することで、トレーT(T1、T2)が、自重により、第1搬送路1から離れる方向に移動するようになっている。
図1の(a)に示すように、第2搬送路2では、幅方向の両側にサイドレール25、25が設けられている。サイドレール25、25と、仕切レール22は、第2搬送路2の幅方向に、略等間隔で設けられており、サイドレール25、25と、仕切レール22は、互いに平行に設けられている。
図1の(b)に示すように、サイドレール25、25を支持する支持脚26、27は、第2搬送路2の搬送方向に間隔あけて設けられており、これら支持脚26、27は、連結フレーム28、28により位置関係が固定されている。
サイドレール25、25と、仕切レール22は、設置面Gの上方で、設置面Gに対して平行に設けられている。サイドレール25、25と、仕切レール22は、第2搬送路2を移動するトレーT(T1、T2)が、搬送レール21A、21Bから脱落することを防止するために設けられている。
図3に示すように、第1搬送路1では、搬送レール11、11の両側に、サイドレール13A、13Bが設けられている。これらサイドレール13A、13Bは、搬送レール11、11よりも上方に位置している(図1の(b)参照)。サイドレール13A、13Bは、第1搬送路1で搬送されるトレーT(T1、T2)が、第1搬送路1から脱落することを防止するために設けられている。
図3に示すように、サイドレール13Aは、第1搬送路1の長手方向の全長に亘って設けられている。サイドレール13Bは、第2搬送路2との連絡部20の手前まで設けられており、サイドレール13Aよりも長さが短くなっている。
連絡部20に設けられた受渡機構4によるトレーT(T1、T2)の受け渡しが、サイドレール13Bにより阻害されないようにするためである。
受渡機構4は、第1支持部材5と、第2支持部材6と、移動調整部7とを有しており、さらに移動調整部7を作動させるための昇降機構8(図4参照)を備えている。
図4は、受渡機構4を説明する図であり、図3におけるA−A断面に相当する図である。
図5は、受渡機構4の主要部(第1支持部材5、第2支持部材6、移動調整部7)の分解斜視図である。図6は、第1支持部材5を説明する図である。図6の(a)は、第1支持部材5を第2支持部材6とは反対から見た平面図であり、図6の(b)は、(a)におけるA−A断面を拡大して示す図である。
図7は、第2支持部材6を説明する図である。
図8は、移動調整部7を説明する図である。図8の(a)は、移動調整部7を第1支持部材5側から見た平面図であり、図8の(b)は、移動調整部7は、第1支持部材5とは反対側から見た平面図である。
図8に示すように、移動調整部7は、一対の昇降レール80、80で上下方向に移動可能に設けられた第1昇降部70と、第1昇降部70で上下方向に移動可能に支持された第2昇降部75とを有している。
第1昇降部70は、両端が連結リング810、810に連結された下側シャフト71を有している。連結リング810、810は、一対の昇降レール80、80に外挿されており、下側シャフト71は、昇降レール80、80に沿って上下方向に変位可能となっている。
下側シャフト71の両側では、連結リング810、810に隣接する位置に、一対の支持柱72、72が連結されている。支持柱72、72は、昇降レール80、80に沿って、下側シャフト71から上方に延びている。
支持柱72、72の上端部には、連結リング730、730を介して、上側シャフト73が連結されている。
上側シャフト73は、下側シャフト71に対して平行に設けられており、下側シャフト71との間に間隔を開けて設けられている。
連結リング730、730は、第2昇降部75側の支持柱77、77に外挿されている。支持柱77、77は、第1昇降部70側の支持柱72、72の間で、これら支持柱72、72に対して平行に設けられている。
支持柱77、77の上端には、移動規制シャフト78が連結されている。移動規制シャフト78は、上側シャフト73に対して平行に設けられている。
支持柱77、77の下端には、支持シャフト76が連結されている。支持シャフト76は、第1昇降部70側の上側シャフト73と下側シャフト71との間で、これら上側シャフト73と下側シャフト71に対して平行に配置されている。
支持シャフト76の長手方向の中央部には、後記する上昇規制部材92(図4参照)との当接部材79が設けられている。
図5に示すように当接部材79は、隣接する第2支持部材6側に突出する柱状の部材である。
図8の(b)に示すように、支持シャフト76では、当接部材79とは反対側の面に、スプリングSpの一端が連結されている。スプリングSpの他端は、支持シャフト76の上側に位置する上側シャフト73に連結されている。
スプリングSpの一端と他端は、それぞれ支持シャフト76の長手方向の中央部と、上側シャフト73の長手方向の中央部に連結されている。
移動調整部7では、スプリングSpの付勢力で、支持シャフト76と上側シャフト73とが、設置面Gを基準とした鉛直線方向で、最も近接させた位置に配置されている。
図5に示すように、第1昇降部70の下側シャフト71には、連結シャフト74、74が設けられている。連結シャフト74、74は、下側シャフト71の幅方向の両側部に設けられており、第2昇降部75側の当接部材79と同方向に延出している。
第2支持部材6側から見て、連結シャフト74、74は、前記した支持柱72、72の直下に位置している(図8の(a)参照)。
図4に示すように、連結シャフト74、74には、第1支持部材5と、第2支持部材6とが設けられている。
第1支持部材5と第2支持部材6は、搬送レール11と搬送レール11の間の領域で、第1搬送路1の幅方向に間隔をあけて配置されている。
第1支持部材5と第2支持部材6は、設置面Gを基準とした鉛直線方向で、連結シャフト74、74の上側に固定されている。
図6に示すように、第1支持部材5は、一対の支持柱51、51を有しており、これら支持柱51、51の下端は、移動調整部7側の連結シャフト74、74に固定されている。
支持柱51、51は、昇降レール80、80に沿う向きで設けられており、支持柱51、51の上端は、それぞれ支持シャフト53、53の下部に固定されている。
支持シャフト53、53は、長手方向の一端側が支持柱51、51に支持されており、
支持シャフト53、53の他端側は、連結シャフト52の上部に固定された支持部材521、521で支持されている。
支持シャフト53、53は、設置面Gに対して平行に設けられており、支持シャフト53、53の上部には、それぞれローラ組54A、54Bが設けられている。
ローラ組54A、54Bは、連結シャフト52の長手方向の中心線Cを挟んで対称となる位置関係で設けられている。
ローラ組54Aと、ローラ組54Bは、それぞれ、第2搬送路2の搬送レール21Aに対応する位置と、搬送レール21Bに対応する位置に設けられている。
受渡機構4の駆動時には、ローラ組54Aで下面が支持されたトレーT1が、搬送レール21A側に移動して受け渡され、ローラ組54Bで下面が支持されたトレーT2が、搬送レール21B側に移動して受け渡されるようになっている(図1の(a)参照)。
図6の(b)に示すように、ローラ組54(54A、54B)は、複数(本実施形態では3つ)のローラRを有している。ローラRは、搬送レール11に直交する方向に並んで設けられており、ローラの各々は、搬送レールの長手方向に沿う軸線X1(図6の(a)参照)回りに回転可能である。
ローラRは、搬送レール11から第2搬送路2側(図6の(b)における右側)に向かうにつれて、設置面Gからの高さが低くなる位置関係で設けられている。
そのため、トレーT(T1、T2)の下面が、ローラ組54(54A、54B)で支持されると、トレーT(T1、T2)は傾斜した状態となり、トレーT(T1、T2)における第2搬送路2側(図6の(b)における右側)の方が、反対側よりも下方に位置するようになっている。
ローラ組54(54A、54B)のローラRは、それぞれ回転可能に設けられている。
そのため、ローラ組54(54A、54B)で傾いた状態で支持されたトレーT(T1、T2)は、ローラRが回転することにより、自重により、第2搬送路2側(図6の(b)における右側)に移動するようになっている。
第2支持部材6は、第1支持部材5から見て第2搬送路2側に位置している(図4参照)。
図7に示すように、第2支持部材6は、一対の支持柱61、61を有しており、これら支持柱61、61の下端は、連結シャフト74、74に固定されている。
支持柱61、61は、昇降レール80、80に沿う向きで設けられており、支持柱61、61の上端は、支持シャフト62の下部に固定されている。
支持シャフト62は、設置面Gに対して平行に設けられており、支持シャフト62の上部には、一対の支持ローラ64A、64Bが設けられている。
支持ローラ64A、64Bは、支持シャフト62の長手方向の中心線Cを挟んで対称となる位置に設けられている。
支持ローラ64A、64Bは、それぞれ、第2搬送路2の搬送レール21A、21Bに対応して設けられている(図3参照)。
支持ローラ64A、64Bが備えるローラRは、それぞれ、搬送レール11の長手方向に沿う軸線X2回りに回転可能である。
前記した第1支持部材5側から第2搬送路2側にトレーT(T1、T2)が移動する際に、トレーT(T1、T2)の下面を支持するローラRが回転して、支持されたトレーT(T1、T2)が、第2搬送路2側にスムーズに移動できるようになっている。
図4および図5に示すように、第1支持部材5と第2支持部材6は、連結シャフト74、74を介して、移動調整部7に連結されている。移動調整部7が、昇降レール80、80に沿って上下方向に変位すると、第1支持部材5と第2支持部材6もまた、移動調整部7と一体に上下方向に変位するようになっている。
図5に示すように、昇降機構8は、昇降レール80、80に、上下の連結リング810、810を介して取り付けられた支持シャフト81、81を有している。
これら支持シャフト81、81上端部は、連結シャフト82(図2の(a)、(c)参照)を介して連結されている。
図1および図2に示すように、連結シャフト82は、設置面Gに対して水平に配置されており、連結シャフト82の中央部には、支持部材83Aで支持された一対の動滑車84a、84aが並んでいる。
連結シャフト82の上方に位置する支持梁85B(図2の(c)参照)にも、支持部材83Bで支持された固定滑車84b、84bが並んでいる。
支持梁85Bは、昇降レール80、80の上端が接続された支持梁85Aに対して平行に設けられている(図2の(a)参照)。
これら支持梁85A、85Bは、第1搬送路1の長手方向に沿って設けられており、第1搬送路1の始端(図2の(a)における左端)から終端(図2の(b)における右端)まで及んでいる。
支持梁85Aには、第1搬送路1の始端に位置する支持柱86の上端が連結されている。
図2の(b)に示すように、支持梁85Bの支持柱86側では、支持部材83Cで支持された固定滑車84cが位置している。
さらに支持柱86には、固定滑車84d、84eを支持する支持部材83D、83Eが設けられている。
前記した動滑車84aに巻き掛けられたワイヤWは、各固定滑車84b、84c、84d、84eに順番に巻き掛けられたのち、操作レバー87に接続されている。
第1搬送路1の始端で支持梁85Aを支持する支持柱86は、設置面Gに対して直交する向きで設けられている。支持柱86の設置面G側には、支持柱86と支持脚16とを連結する連結フレーム17、18が設けられている。
連結フレーム17、18は、設置面Gに対して平行に設けられており、連結フレーム18の下側には、搬送レール11、11を支持する支持フレーム12Bが設けられている
連結フレーム17では、図2の(b)において右側の支持脚16寄りの位置で、操作レバー87の基端部87bが回動可能に支持されている。
操作レバー87は、基端部87bが支持脚16側に位置すると共に、先端側の操作部87aが支持柱86側に位置するように、設置面Gに対して傾いて設けられており、この操作部87aの根元に、ワイヤWの端部が接続されている。
搬送装置10では、操作レバー87を、支持柱86側に引き寄せると(図2の(b)における矢印Pull参照)、ワイヤWが、第1搬送路1の始端側に引き寄せられて(図2の(a)左向き矢印参照)、動滑車84aが設けられた連結シャフト82が上方に移動する(図2の(a)上向き矢印参照)。
これにより連結シャフト82が連結された移動調整部7と、この移動調整部7に連結された第1支持部材5および第2支持部材6と、が上方に移動する(図2の(c)上向き矢印参照)。
昇降機構8では、動滑車84aを利用して、連結シャフト82を上方に移動させることで、受渡機構4(第1支持部材5、第2支持部材6、移動調整部7)を上方に移動させるようになっている。
そのため、受渡機構4を上方に移動させる際には、操作レバー87を、図2の(b)における矢印Pull側に移動させる操作力が必要である。本実施形態では、動滑車84aを介在させていることで、操作レバー87の操作に必要な操作力を低減させている。
図3に示すように、第1搬送路1における第2搬送路2との連絡部20には、トレーT(T1、T2)を、第2搬送路2の搬送レール21A、21Bに対応する位置に配置するための位置決め機構9が設けられている。
図9および図10は、位置決め機構9の動作を説明する図である。図9の(a)は、作動前の位置決め機構9の状態を示す図であり、(b)は、(a)の状態を、第1搬送路1の上方から見た図である。図10の(a)は、作動後の位置決め機構9の状態を示す図であり、(b)は、(a)の状態を上方から見た図である。
なお、図9および図10では、トレーT(T1、T2)を、ハッチングを付した仮想線の領域として示している。さらに、図9の(a)および図10の(a)では、サイドレール13Aの図示を省略している。
図9の(b)に示すように、位置決め機構9は、一対のストッパ99、99と、移動阻止部材91と、を有している。
一対のストッパ99、99は、搬送レール11、11における支持フレーム12Aとの連結部に設けられており、第1搬送路1で搬送されたトレーT1が当接して、トレーT1が搬送レール21Aに対応する位置に配置される。
移動阻止部材91は、ストッパ99、99で位置決めされたトレーT1に隣接する他のトレーT2を、搬送レール21Bに対応する位置に配置させる。
図9の(b)に示すように、上面視において移動阻止部材91は、第2搬送路2側に位置する搬送レール11と、第1支持部材5との間に設けられている。
第1支持部材5のローラ組54A、54Bの間には、搬送レール11、11に直交する向きで上昇規制部材92が設けられている。
移動阻止部材91の基端91bは、上昇規制部材92に連結されている。上昇規制部材92は、サイドレール13A側の端部に、連結フレーム93(図9の(a)参照)が連結されている。
図9の(a)に示すように、連結フレーム93は、上昇規制部材92の径方向に直線状に延びており、連結フレーム93は、移動阻止部材91に対して平行に設けられている。
連結フレーム93は、移動阻止部材91よりも短い長さを有しており、連結フレーム93の先端93aは、被操作部材94に連結されている。
被操作部材94は、連結フレーム93と移動阻止部材91に対して直交する向きで設けられた柱状の部材である。図9の(b)に示すように、被操作部材94は、搬送レール11とサイドレール13Aとの間で、搬送レール11に沿う向きで設けられている。
図9の(a)に示すように、被操作部材94では、連結フレーム93から被操作部材94の長手方向の一端94a側にオフセットした位置に、支持フレーム95が連結されている。
被操作部材94から見て支持フレーム95は、連結フレーム93と同じ方向に突出しており、支持フレーム95の先端側は、サイドレール13Aに連結された支持部96に回動可能に支持されている。
なお、図9の(a)では、説明の便宜上、支持部96を仮想線で示している。
被操作部材94は、支持フレーム95を介して支持部96で回動可能に支持されている。この状態において被操作部材94は、搬送レール11の長手方向に直交する回動軸Y1周りに変位可能となっている。
同様に、被操作部材94に連結フレーム93を介して連結された上昇規制部材92と、この上昇規制部材92に連結された移動阻止部材91もまた、被操作部材94と一体に回動軸Y1周りに変位可能となっている。
位置決め機構9では、移動阻止部材91と、上昇規制部材92と、連結フレーム93と、被操作部材94と、支持フレーム95とで、可動部材90を構成している(図10の(a)参照)。
ここで、位置決め機構9の可動部材90は、被操作部材94の他端94b側(移動阻止部材91と上昇規制部材92と連結フレーム93が位置する側)のほうが、一端94a側よりも質量が大きくなっている。そのため、可動部材90には、当該可動部材90を回動軸Y1周りの反時計回り方向に回動させる駆動力が作用している。
本実施形態では、第1搬送路1の下部に、可動部材90の回動範囲を規定するための水平バー97が設けられている。水平バー97の先端97a側には、垂直バー98が連結されており、水平バー97は、垂直バー98により、搬送レール11に対して平行に配置しされている。
水平バー97は、被操作部材94の一端94aが搬送レール11の上面111から所定高さ上方に突出した際に、上昇規制部材92が、水平バー97の先端97aに当接するように、設置面Gを基準とした鉛直線方向の位置が設定されている(図9の(a)参照)。
この状態において、移動阻止部材91の先端91aは、搬送レール11の上面111よりも下側に位置するように、移動阻止部材91の長さが設定されている。
本実施形態にかかる可動部材90は、被操作部材94の先端91aと、移動阻止部材91の先端91aとが、搬送レール11の上面111から、交互に出没自在となるように設定されている。
そのため、被操作部材94の一端94aは、搬送レール11の上方に配置された基準位置(図9参照)と、搬送レール11の上面111よりも下側に配置された作動位置(図10参照)との間で変位するようになっている。
さらに、移動阻止部材91の先端91aは、搬送レール11の上面111よりも下側に配置された基準位置(図9参照)と、搬送レール11の上面111よりも上方に突出した作動位置(図10参照)との間で変位するようになっている。
ここで、図9と図10を用いて、位置決め機構9の動作を説明する。
第1搬送路1では、ワーク(図示せず)が搭載されたトレーT1、T2が直列に連なって搬送される。
第1搬送路1では、トレーT1、T2が第2搬送路2との連絡部20に到達していない段階では、被操作部材94と移動阻止部材91がそれぞれ基準位置に配置されている(図9参照)。
この状態において、被操作部材94の一端94a側は、搬送レール11の上面111よりも上方に突出しており、移動阻止部材91の先端91aは、搬送レール11の上面111よりも下側に配置されている(図9の(a)参照)。
そのため、第2搬送路2との連絡部20に先に到達したトレーT1は、移動阻止部材91が設けられた領域を通過して、最終的にストッパ99、90(図9の(b)参照)に当接して、第1搬送路1上での移動を終了する。
この際に、被操作部材94の一端94a側が、トレーT1の下面により押されて、設置面G側の下方に変位する。そうすると、可動部材90が回動軸Y1周りに時計回り方向に回転して、移動阻止部材91の先端91a側が、搬送レール11の上面111よりも上方に突出する(図10の(a)参照)。
本実施形態では、トレーT1が移動阻止部材91の領域を通過した後に、移動阻止部材91の先端91a側が、搬送レール11の上面111よりも上方に突出するように設定されている。
そのため、トレーT1に続いて、第2搬送路2との連絡部20に進入したトレーT2は、移動阻止部材91の先端91a側に接触した時点で、第1搬送路1上での移動を終了する。
本実施形態では、ストッパ99、99で位置決めされたトレーT1が、第2搬送路2の搬送レール21Aの正面に配置されると共に、移動阻止部材91で位置決めされたトレーT2が、第2搬送路2の搬送レール21Bの正面に配置されるように、ストッパ99、99と移動阻止部材91の位置関係が規定されている。
前記したように、第2搬送路2は、第1搬送路1よりも上方に配置されている。そのため、第1搬送路1における第2搬送路2との連絡部20には、前記した受渡機構4が設けられており、第1搬送路1において第2搬送路2への受渡位置(連絡部20)に到達したトレーT1、T2を、受渡機構4を用いて第2搬送路2側に受け渡すようになっている。
図11および図12は、受渡機構4の動作を説明する図であって、トレーT1の第2搬送路2側への受け渡しを説明する図である。図11および図12では、受渡機構4の構成要素(第1支持部材、第2支持部材、移動調整部7)の位置関係が示されている。
図11の(a)、(b)は、位置決め機構9により、トレーT1、T2が搬送レール21A、21Bに対応する位置に配置された時点での位置関係を示している。
図11の(c)、(d)は、位置決め機構9により、トレーT1、T2が搬送レール11、11から上方に持ちあげられた時点での位置関係を示している。
図12の(a)、(b)は、移動調整部7の第2昇降部材75の上昇が、上昇規制部材92により規制された時点での位置関係を示している。
図12の(c)、(d)は、位置決め機構9により、トレーT1、T2が搬送レール21A、21Bへの受渡位置に到達した時点での位置関係を示している。
第1搬送路1を搬送されたトレーT1がストッパ99、90(図10参照)に当接して位置決めされると、トレーT1は、第2搬送路2の搬送レール21Aに対応する位置に配置される。
トレーT1の位置決めに連動して、トレーT2が移動阻止部材91(図10参照)に当接して位置決めされると、トレーT2は、第2搬送路2の搬送レール21Aに対応する位置に配置される。
この状態において、受渡機構4では、第1支持部材5のローラ組54(54A、54B)と、第2支持部材6の支持ローラ64(64A、64B)が、それぞれ搬送レール11の上面111よりも下側の基準位置に配置されている(図11の(a)、(b)参照)。
また、移動調整部7の移動規制シャフト78は、搬送レール11、11と同じ高さ位置に配置される(図11の(b)参照)。
この状態において、操作レバー87を支持柱86側に引き寄せると(図2の(b)における矢印Pull参照)、ワイヤWが、第1搬送路1の始端側に引き寄せられて(図2の(a)左向き矢印参照)、動滑車84aが設けられた連結シャフト82が上方に移動する(図2の(a)上向き矢印参照)。
これにより連結シャフト82が連結された移動調整部7と、この移動調整部7に連結された第1支持部材5および第2支持部材6とが上方に移動する(図2の(c)上向き矢印参照)。
そうすると、トレーT1、T2の下面に、第1支持部材5のローラ組54(54A、54B)と、第2支持部材6の支持ローラ64(64A、64B)とが当接し、トレーT1、T2が、搬送レール11、11から離れる方向の上方に持ち上げられる(図11の(c)、(d)参照)。
ローラ組54(54A、54B)のローラRは、搬送レール11から第2搬送路2側(図11の(d)における右側)に向かうにつれて、設置面Gからの高さが低くなっている。
そのため、トレーT1、T2の下面が、ローラ組54で支持されると、トレーT1、T2は傾斜した状態となり、トレーT1、T2における第2搬送路2側(図11の(d)における右側)の方が、反対側よりも下方に位置するようになっている。
そのため、ローラ組54(54A、54B)で下面が支持されたトレーT1、T2は、自重により搬送レール21(21A、21B)側に移動する。
前記したように、支持ローラ64(64A、64B)が備えるローラRは、それぞれ、搬送レール11の長手方向に沿う軸線X2(図7参照)回りに回転可能である。
そのため、ローラ組54(54A、54B)の傾きにより、トレーT1、T2が第2搬送路2側に移動すると、第2支持部材6では、トレーT1、T2の下面を支持するローラRが回転して、支持されたトレーT1、T2が、第2搬送路2側にスムーズに移動できるようになっている。
そうすると、移動したトレーT1、T2が、移動規制シャフト78に当接して、第2搬送路2側への移動が規制される。
そのため、トレーT1、T2は、移動規制シャフト78により第2搬送路2側に送出される直前の位置で保持される。
操作レバー87の操作により、移動調整部7と、この移動調整部7に連結された第1支持部材5および第2支持部材6とがさらに上方に移動すると、図12の(a)、(b)に示すように、支持シャフト76の長手方向の中央部の当接部材79が、上昇規制部材92に当接する。
本実施形態では、当接部材79が上昇規制部材92に当接する位置が、移動規制シャフト78が、第2搬送路2の始端2aと略同じ高さ位置になった時点になるように設定されている。
当接部材79が上昇規制部材92に当接すると、移動調整部7の第2昇降部75は、上方への移動が規制される。
前記したように、移動調整部7では、第1昇降部70と第2昇降部75とが上下方向で相対移動可能となっている。
そのため、当接部材79が、上昇規制部材92に当接した後は、第1昇降部70と第2昇降部75とに連結されたスプリングSpが伸張することで、第1昇降部70のみが上方に移動する。これにより、当接部材79が上昇規制部材92に当接した後は、第1昇降部70が、移動規制された第2昇降部75に対して相対的に移動する(図12の(c)、(d)参照)。
これにより、トレーT1、T2の第2搬送路2側への移動を規制する移動規制シャフト78の上昇のみが規制された状態で、第1昇降部70と、第1支持部材5と第2支持部材6と、一体的に上昇する。
そうすると、トレーT1、T2が、移動規制シャフト78よりも上方に到達した時点(第2搬送路2への受け渡し高さに到達した時点)で、移動規制シャフト78によるトレーT1、T2の移動規制が完全に解消される(図12の(c)、(d)参照)。
そうすると、第1支持部材5と第2支持部材6で第2搬送路2側に傾いた状態で支持されているトレーT1、T2は、移動規制シャフト78による移動規制が解消された時点で、第2搬送路2側に移動して、対応する搬送レール21A、21Bに同時に送出される。
このように、搬送装置10では、第1支持部材5と第2支持部材6が、第1昇降部材70の上昇時に、トレーTの第2搬送路2側が反対側よりも下方に位置するように、トレーTを傾けて支持する。
そして、第2昇降部材75の移動規制シャフト78が、所定高さに達するまで、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制する。
そのため、トレーT1、T2に載置されているワークの質量が異なるために、傾斜した状態での移動速度がトレーT1とトレーT2との間で異なる場合であっても、トレーT1とトレーT2を、対応する搬送レール21A、21Bに同時に送出することができる。
以上の通り、本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(1)搬送装置10は、
ワークが搭載された複数のトレーTが直列に連なって搬送される第1搬送路1と、
ワークが搭載された複数のトレーTのうちの所定数のトレーTが並列に並んで搬送される第2搬送路2と、
所定数のトレーTを、第1搬送路1から、当該第1搬送路1よりも上方に位置する第2搬送路2に受け渡す受渡機構4と、を有する。
受渡機構4は、第1搬送路1における第2搬送路2との連絡部20に設けられている。
受渡機構4は、操作レバー87の操作に連動して昇降する移動調整部7を有する。
移動調整部7は、
操作レバー87の操作に連動して昇降する第1昇降部材70(昇降部材)と、
第1昇降部材70で当該第1昇降部材70の昇降方向に移動可能に設けられていると共に、第1昇降部材70の上昇時に、第1昇降部材70に追従して所定高さまで上昇する第2昇降部材75(移動規制部材)と、を有している。
第1昇降部材70は、第2搬送路2の搬送方向に間隔をあけて配置された第1支持部材5(第1支持部材)および第2支持部材6(第2支持部材)を有している。
第1支持部材5と第2支持部材6は、第1昇降部材70の上昇時に、トレーTの第2搬送路2側が反対側よりも下方に位置するように、トレーTを傾けて支持する。
第2昇降部材75は、所定高さに達するまで、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制する移動規制シャフト78を有している。
このように構成すると、第1昇降部材70が上昇して、第1支持部材5と第2支持部材6により、トレーTが傾いて支持されても、第2昇降部材75の移動規制シャフト78が、所定高さに達するまで、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制する。
これにより、トレーTを、第2搬送路2側への移動に適した傾きに変更した際に、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制した状態で、トレーTを第2搬送路2側への移動に適した高さまで持ち上げることができる。
傾いた状態のトレーTには、第2搬送路2側に自重により移動する力(移動力)が作用している。そのため、所定高さを、トレーTを第2搬送路2に受け渡す高さの直前の高さに設定しておくことで、トレーTの脱落を防ぎつつ、トレーTを第2搬送路2にスムーズに送り出すことができる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(2)第2昇降部材75が所定高さまで上昇した時点で、第2昇降部材75が接触することで、第2昇降部材75の上昇を規制する上昇規制部材92をさらに有している。
第1昇降部材70と第2昇降部材75は、スプリングSp(弾性連結部材)を介して、第1昇降部材70の昇降方向で弾性的に相対変位可能に連結されている。
このように構成すると、第2昇降部材75を、所定高さに達するまで、第1昇降部材70の上昇に追従させて上昇させることができる。
これにより、移動規制シャフト78と、第1支持部材5および第2支持部材6との上下方向での位置関係を保持することができ、第2昇降部材75が所定高さに達するまで、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制した状態で、トレーTを、第2搬送路2側への移動に適した高さまで持ち上げることができる。
さらに、第1昇降部材70を下降させた際に、第1昇降部材70と第2昇降部材75との上下方向での位置関係を、スプリングSpの弾性力で、初期位置まで速やかに復帰させることができる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(3)第2支持部材6は、第2搬送路2の始端2aと第1支持部材5との間に配置されている。
第1支持部材5におけるトレーTの支持部(ローラ組54)は、第2支持部材6におけるトレーTの支持部(支持ローラ64)よりも上方に位置している。
第2昇降部材75の移動規制シャフト78は、第1昇降部材70の上昇前の段階で、第2支持部材5のトレーTを支持する支持ローラ64よりも上方に配置されている。
第2昇降部材75の移動規制シャフト78は、第2昇降部材75が第1昇降部材70に追従して所定高さまで上昇するまで、支持ローラ64よりも上方に配置される。
このように構成すると、第2昇降部材75が所定高さに達するまで、トレーTの第2搬送路2側への移動を規制できる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(4)連絡部20では、第2搬送路2が第1搬送路1の側方に配置されて、第1搬送路1でのトレーTの搬送方向に直交する方向に延びている。
第1搬送路1は、ワークが搭載されたトレーTの下面を支持する一対の搬送レール11、11を有している。
一対の搬送レール11、11は、第2搬送路2の搬送方向(第1搬送路1の幅方向)に間隔をあけて設けられている。
連絡部20では、一対の搬送レール11、11の間に、第1支持部材5と第2支持部材6とが設けられている。
連絡部20では、一対の搬送レール11、11のうちの一方の搬送レール11(第2搬送路2側の搬送レール11)と、第2搬送路2の始端2aとの間に、第1昇降部材70、第2昇降部材75が設けられている
操作レバー87が操作されると、移動調整部7(第1昇降部材70、第2昇降部材75)と、第1支持部材5と、第2支持部材6とが上昇する。
そうすると、第1支持部材5側のローラ組54と、第2支持部材6側の支持ローラ64が、一対の搬送レール11、11の間から上昇して、トレーTが第2搬送路2側への移動に適した傾きで保持される。
さらに、第2昇降部材75の移動規制シャフト78が、第1支持部材5側のローラ組54と第2支持部材6側の支持ローラ64の上昇に同期して、搬送レール11と第2搬送路2の間から上昇する。
これにより、傾いて保持されたトレーTの第2搬送路2側への移動を、所定高さに到達するまで、移動規制シャフト78で適切に規制できる。
よって、トレーTの脱落を防ぎつつ、トレーTを第2搬送路2にスムーズに送り出すことができる高さまで持ち上げることができる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(5)連絡部20には、位置決め機構9が設けられている。
位置決め機構9は、
第1搬送路1で搬送されたトレーT1を、第1所定位置で位置決めするストッパ99、99と、
第1所定位置で位置決めされたトレーT1に続いて搬送された次のトレーT2を、第2所定位置で位置決めする可動部材90(ストッパ機構)と、を有する。
第2搬送路2は、第1所定位置で位置決めされたトレーT1を搬送する搬送レール21A(第1レール)と、第2所定位置で位置決めされたトレーT2を搬送する搬送レール21B(第2レール)とを有している。
このように構成すると、2つのトレーTが並列に並んで搬送される第2搬送路2に、トレーT1、T2を適切に送り出すことができる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(6)第1支持部材5では、第1所定位置で位置決めされたトレーT1の下面を支持するローラ組54A(第1支持部)と、第2所定位置で位置決めされたトレーT2の下面を支持するローラ組54B(第2支持部)とが、第1搬送路1でのトレーT(T1、T2)の搬送方向で、直列に並んでいる。
第2支持部材6では、第1所定位置で位置決めされたトレーT1の下面を支持する支持ローラ64A(第1支持部)と、第2所定位置で位置決めされたトレーT2の下面を支持する支持ローラ64B(第2支持部)とが、第1搬送路1でのトレーT(T1、T2)の搬送方向で、直列に並んでいる。
このように構成すると、第1所定位置で位置決めされたトレーT1と、第2所定位置で位置決めされたトレーT2を、第2搬送路2におけるトレーT(T1、T2)の移動方向に沿う向きで、第2搬送路2に適切に送り出すことができる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(7)ローラ組54Aとローラ組54Bは、第2搬送路2へのトレーT1、T2の受け渡し方向に転動可能な複数のローラRを有している。
複数のローラRは、第2搬送路2へのトレーT1、T2の受け渡し方向に並んでいる。
複数のローラRは、第2搬送路2側に位置するローラRほど下方に位置している。
このように構成すると、ローラ組54Aとローラ組54Bにおける複数のローラRの並びを調整することで、第2搬送路2へのトレーT1、T2の送り出しに適した傾きで、トレーT1、T2を保持できる。
また、複数のローラRは、第2搬送路2へのトレーT1、T2の受け渡し方向に並んでいる。そのため、トレーT1、T2の下面におけるローラRで支持された領域は、第2搬送路2への受け渡し方向に所定の長さ範囲を持っている。そのため、ローラ組54Aとローラ組54BにおけるトレーT1、T2の支持が安定する。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(8)可動部材90(ストッパ機構)は、
第1所定位置で位置決めされるトレーT1により操作される被操作部材94と、
第2所定位置で位置決めされるトレーT2を、第2の所定位置で位置決めする移動阻止部材91と、を有している。
被操作部材94と移動阻止部材91は、共通の回動軸Y1周りの周方向に変位可能に設けられている。
回動軸Y1は、第1搬送路1でのトレーT(T1、T2)の搬送方向に直交している。
回動軸Y1は、第2搬送路2でのトレーT(T1、T2)の搬送方向に沿う方向に延びている。
側面視において、被操作部材94と移動阻止部材91は、一対の搬送レール11、11の上面111、111よりも上側に交互に出没自在となるように設けられている。
このように構成すると、被操作部材94が、一対の搬送レール11、11の上面111よりも上側に位置していると、移動阻止部材91が、一対の搬送レール11、11の上面111よりも下側に位置する。そして、被操作部材94が、一対の搬送レール11、11の上面111よりも下側に位置していると、移動阻止部材91が、一対の搬送レール11、11の上面111よりも上側に位置する。
これにより、トレーT1が第1所定位置に到達した時点で、被操作部材94が、トレーT1により押されて一対の搬送レール11、11の上面111よりも下側に変位するようにすると、移動阻止部材91が、一対の搬送レール11、11の上面111よりも上側に突出する。
そして、移動阻止部材91が、トレーT2を第2所定位置に配置するように設定することで、トレーT1が第1所定位置に到達した時点で、トレーT2を第2所定位置に適切に配置できる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(9)側面視において被操作部材94は、長手方向における回動軸Y1よりも一端94a側が、一対の搬送レール11、11よりも上側に出没自在となっている。
側面視において被操作部材94は、長手方向における回動軸Y1よりも他端94b側に、移動阻止部材91が、回動軸Y1方向に延びる上昇規制部材92(軸状部材)を介して連結されている。
可動部材90(ストッパ機構)は、上昇規制部材92に当接して、被操作部材94の一端94a側を一対の搬送レール11、11よりも上側に突出させた基準位置で保持する水平バー97(保持部材)を有している。
このように構成すると、側面視において被操作部材94は、長手方向の他端94b側の質量が、一端94a側の質量よりも大きくなる。
これにより、トレーT1が第1所定位置に配置されていない状態では、可動部材90(ストッパ機構)は、上昇規制部材92を水平バー97に当接させた基準位置に保持される。この状態では、被操作部材94の一端94a側が、一対の搬送レール11、11よりも上側に配置されると共に、移動阻止部材91の先端91a側が、一対の搬送レール11、11よりも下側に配置される。
よって、第1搬送路1を搬送されるトレーT(T1、T2)の連絡部20への進入を阻害することなく、トレーT(T1、T2)を連絡部20に到達させることができる。
本実施形態にかかる搬送装置10は、以下の構成を有している。
(10)移動調整部7に付設されて移動調整部7と一体に昇降する連結シャフト82に、動滑車84a(可動側の滑車)が設けられている。
固定側部材である支持梁85Bに、固定滑車84b(固定側の滑車)が設けられている。
長手方向の一端が固定滑車84bを支持する支持部材83B(固定側部材)に接続されていると共に、他端が操作レバー87に接続されたワイヤWを有する。
ワイヤWは、一端と他端の間の領域が、動滑車84aと固定滑車84bに巻き掛けられている。
操作レバー87が操作されると、動滑車84aが設けられた連結シャフト82と移動調整部7とが上昇して、上方に配置された支持梁85Bに近づく方向に変位する。
このように構成すると、操作レバー87の操作力が、動滑車84aと固定滑車84bに巻き掛けられたワイヤWを介して伝達されて、移動調整部7が上昇する。
動滑車84aを介在させることで、移動調整部7を上昇させるのに必要な操作力を低減させることができる。
これにより、トレーTに載置されたワークが重量物である場合であっても、ワークが載置されたトレーTを、第1搬送路1から、より少ない操作力持ち上げて、第1搬送路1の上方に位置する第2搬送路2に受け渡すことができる。
これにより、第1搬送路1から第2搬送路2へのトレーTの受け渡しを、作業者の操作力で行う場合であっても、受け渡し作業に要する労力を抑えることができる。
前記した実施形態では、ワークがトレーTに載置されており、トレーTを、第1搬送路1から第2搬送路2に受け渡す場合を例示したが、本願発明は、トレーTを用いずに、ワーク自体を第1搬送路1から第2搬送路2に受け渡す仕様の搬送装置にも適用可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本願発明は前記した態様のもののみに限定されるものではない。本願発明の技術的な思想の中で適宜変更可能である。
1 第1搬送路
11 搬送レール
11a 終端
111 上面
12(12A、12B) 支持フレーム
13(13A、13B) サイドレール
14、15、16 支持脚
17、18 連結フレーム
19 支持部材
2 第2搬送路
2a 始端
21(21A、21B) 搬送レール
210 支持レール
22 仕切レール
25 サイドレール
26、27 支持脚
28 連結フレーム
4 受渡機構
5 第1支持部材
51 支持柱
52 連結シャフト
521 支持部材
53 支持シャフト
54(54A、54B) ローラ組
6 第2支持部材
61 支持柱
62 支持シャフト
64(64A、64B) 支持ローラ
7 移動調整部
70 第1昇降部材
71 下側シャフト
710 連結リング
72 支持柱
73 上側シャフト
730 連結リング
74 連結シャフト
75 第2昇降部材
76 支持シャフト
77 支持柱
78 移動規制シャフト
79 当接部材
8 昇降機構
80 昇降レール
81 支持シャフト
810 連結リング
82 連結シャフト
83A〜83D 支持部材
84a 動滑車
84b〜84d 固定滑車
85A、85B 支持梁
86 支持柱
87 操作レバー
9 位置決め機構
90 可動部材
91 移動阻止部材
91a 先端
91b 基端
92 上昇規制部材
93 連結フレーム
93a 先端
94 被操作部材
94a 一端
94b 他端
95 支持フレーム
96 支持部
97 水平バー
97a 先端
98 垂直バー
99 ストッパ
10 搬送装置
20 連絡部
C 中心線
G 設置面
R ローラ
Sp スプリング
T(T1、T2) トレー
W ワイヤ
Wk ワーク
X1、X2 軸線
Y1 回動軸

Claims (10)

  1. 複数のワークが直列に連なって搬送される第1搬送路と、
    所定数のワークが並列に並んで搬送される第2搬送路と、
    前記所定数のワークを、前記第1搬送路から、当該第1搬送路よりも上方に位置する前記第2搬送路に受け渡す受渡機構と、を有する搬送装置において、
    前記受渡機構は、前記第1搬送路における前記第2搬送路との連絡部に設けられており、
    前記受渡機構は、
    操作レバーの操作に連動して昇降する昇降部材と、
    前記昇降部材で当該昇降部材の昇降方向に移動可能に設けられていると共に、前記昇降部材の上昇時に、前記昇降部材に追従して所定高さまで上昇する移動規制部材と、を有しており、
    前記昇降部材は、前記第2搬送路の搬送方向に間隔をあけて配置された第1支持部材および第2支持部材を有しており、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材は、前記昇降部材の上昇時に、前記ワークの前記第2搬送路側が反対側よりも下方に位置するように、前記ワークを傾けて支持し、
    前記移動規制部材は、前記所定高さに達するまで、前記ワークの前記第2搬送路側への移動を規制することを特徴とする搬送装置。
  2. 前記移動規制部材が前記所定高さまで上昇した時点で、前記移動規制部材の上昇を規制する上昇規制部材をさらに有しており、
    前記昇降部材と前記移動規制部材は、弾性連結部材を介して、前記昇降部材の昇降方向で弾性的に相対変位可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記第2支持部材は、前記第2搬送路の始端と前記第1支持部材との間に配置されており、
    前記第1支持部材における前記ワークの支持部は、前記第2支持部材における前記ワークの支持部よりも上方に位置しており、
    前記移動規制部材は、前記昇降部材の上昇前の段階で、前記第2支持部材における前記ワークの支持部よりも上方に配置されており、
    前記移動規制部材が、前記昇降部材に追従して所定高さまで上昇するまで、前記第2支持部材における前記ワークの支持部よりも上方に配置されることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記連絡部では、前記第2搬送路が前記第1搬送路の側方に配置されており、
    前記第1搬送路は、前記ワークの下面を支持する一対の搬送レールを有しており、
    前記一対の搬送レールは、前記第2搬送路の搬送方向に間隔をあけて設けられており、
    前記連絡部では、前記一対の搬送レールの間に、前記第1支持部材と前記第2支持部材とが設けられていると共に、前記一対の搬送レールのうちの一方の搬送レールと、前記第2搬送路の始端との間に、前記昇降部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記連絡部には、前記第1搬送路で搬送されたワークを第1所定位置で位置決めするストッパと、前記第1所定位置で位置決めされたワークに続いて搬送された次のワークを、第2所定位置で位置決めするストッパ機構と、を有する位置決め機構が設けられており、
    前記第2搬送路は、前記第1所定位置で位置決めされたワークを搬送する第1レールと、前記第2所定位置で位置決めされたワークを搬送する第2レールとを有していることを特徴とする請求項4に記載の搬送装置。
  6. 第1支持部材では、前記第1所定位置で位置決めされたワークの下面を支持する第1支持部と、前記第2所定位置で位置決めされたワークの下面を支持する第2支持部とが、前記第1搬送路での前記ワークの搬送方向で、直列に並んでおり、
    第2支持部材では、前記第1所定位置で位置決めされたワークの下面を支持する第1支持部と、前記第2所定位置で位置決めされたワークの下面を支持する第2支持部とが、前記第1搬送路での前記ワークの搬送方向で、直列に並んでいることを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記第1支持部と前記第2支持部は、前記第2搬送路への前記ワークの受け渡し方向に転動可能な複数のローラを有しており、
    前記複数のローラは、前記第2搬送路への前記ワークの受け渡し方向に並んでおり、
    前記複数のローラは、前記第2搬送路側に位置するローラほど下方に位置していることを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
  8. 前記ストッパ機構は、
    前記第1所定位置で位置決めされるワークにより操作される被操作部材と、
    前記第2所定位置で位置決めされるワークを、前記第2の所定位置で位置決めする移動阻止部材と、を有しており、
    前記被操作部材と前記移動阻止部材は、共通の回動軸周りの周方向に変位可能に設けられており、
    前記回動軸は、前記第1搬送路での前記ワークの搬送方向に直交しており、前記被操作部材と前記移動阻止部材は、前記一対の搬送レールよりも上側に交互に出没自在となるように設けられていることを特徴とする請求項5から請求項7の何れか一項に記載の搬送装置。
  9. 側面視において前記被操作部材は、長手方向における前記回動軸よりも一端側が、前記一対の搬送レールよりも上側に出没自在となっており、
    前記長手方向における前記回動軸よりも他端側に、前記移動阻止部材が、前記回動軸方向に延びる軸状部材を介して連結されており、
    前記ストッパ機構は、前記軸状部材に当接して、前記被操作部材の前記一端側を前記一対の搬送レールよりも上側に突出させた基準位置で保持する保持部材を有していることを特徴とする請求項8に記載の搬送装置。
  10. 前記昇降部材に設けられた可動側の滑車と、
    固定側部材に設けられた固定側の滑車と、
    長手方向の一端が前記固定側部材に接続されていると共に、他端が前記操作レバーに接続されたワイヤと、を有し、
    前記ワイヤは、前記一端と前記他端の間の領域が、前記可動側の滑車と前記固定側の滑車とに巻き掛けられており、
    前記操作レバーが操作されると、前記可動側の滑車が設けられた前記昇降部材が上昇して、当該昇降部材の上方に配置された前記固定側部材に近づく方向に変位するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の搬送装置。
JP2018013031A 2018-01-29 2018-01-29 搬送装置 Active JP6869624B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018013031A JP6869624B2 (ja) 2018-01-29 2018-01-29 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018013031A JP6869624B2 (ja) 2018-01-29 2018-01-29 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019131321A true JP2019131321A (ja) 2019-08-08
JP6869624B2 JP6869624B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=67545567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018013031A Active JP6869624B2 (ja) 2018-01-29 2018-01-29 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6869624B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6869624B2 (ja) 2021-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5937559B2 (ja) 搬送装置
US11286136B2 (en) Conveying device
KR101756066B1 (ko) 베어링 이송장치
CN107250010B (zh) 用于将可堆叠的扁平元件堆传送到加工装置的传送系统
KR20170106811A (ko) 높이 조절이 가능한 텔레스코픽 포크
KR101739052B1 (ko) 기판 회전 장치
CN107257768B (zh) 用于将扁平元件堆的可堆叠扁平元件分份以作进一步加工的分份系统
JP2005067849A (ja) パレット方向変換装置
JP2019131321A (ja) 搬送装置
WO2019244562A1 (ja) 搬送車
JP2020185645A (ja) ワークストッカ
JP4812827B2 (ja) 部品実装方法、部品実装装置
JP2008126392A (ja) ワーク供給装置
JP6086073B2 (ja) 搬送装置
JPH06339822A (ja) パレット位置決め装置
KR101757865B1 (ko) 기판 이송 장치
JP2019156516A (ja) 搬送装置
JP3204840U (ja) パネル昇降移動装置
JP6426549B2 (ja) 機械式駐車装置
WO2023218757A1 (ja) 天井搬送車
JP7272579B2 (ja) ポイントはんだ付け装置
JP2018177425A (ja) ティーチングユニット及び天井搬送車システム
JP2008239292A (ja) 移載装置
JP7172643B2 (ja) 搬送装置
JP7015994B2 (ja) 基板搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6869624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150