JP2019129974A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部において複数種類ある選択部(例えば選択ボタン)の位置や配置などを気にすることなく、前回と同じベット数を連続して容易に選択可能にして、遊技への没入感を高め、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供する。【解決手段】選択ボタン13A,13B,13C,13Dの選択履歴を記憶する制御装置100のメモリ回路と、を備え、選択ボタン13A,13B,13C,13Dは、遊技者が前回分の遊技で選択ボタン13A,13B,13C,13Dにより選択したベット数を再度選択するための再現ボタン(再現選択部)13Dを含み、制御装置100は、遊技者により再現ボタン13Dが選択された際には、制御装置100のメモリ回路から選択ボタン13A,13B,13C,13Dの前回の選択履歴を読み出し、この読み出し結果に基づき前回分のベット数を今回分のベット数として再度設定して遊技を進行する。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技者が遊技媒体をベットする(遊技に賭ける)ことを前提として遊技を開始する遊技機に関する。
従来の遊技機として、自動クレジット機能の実行の有無や自動クレジット時の上限値を含むクレジットの仕様に汎用性を持たせようとするものが知られる(例えば、特許文献1を参照)。この遊技機では、遊技媒体の取り回し、具体的にはその取り込みや払い出しなどの制御負担を軽減させるとともに、遊技者の遊技状態に合わせてクレジット量を調整する。
なお、クレジット機能は、所定の数量を超える遊技媒体を遊技機の本体内で一時的に貯留して管理をするハードウェアやプログラムなどを総称して指し示している。
遊技機の種類としては、パチスロ機などの回胴式遊技機が良く知られており、この種の遊技機では、始動レバーを操作することで遊技機本体の制御装置によって抽選が行われ、周面に複数の図柄などが付される複数列(例えば、3列)の図柄変動用の回胴が回転する。
この回胴の回転の際に、遊技者はクレジット機能から遊技媒体を選択し、その遊技媒体をベットする(以下、選択してベットする遊技媒体の数量を「ベット数」とも言う。)。そして、遊技機の制御装置は、その遊技者のベッド後に、各列の回胴を順に停止し、その各列における図柄の配列の組み合わせ、並びに遊技媒体のベット数に従って配当する。この配当は、同様に遊技媒体によって支払われる。
なお、遊技媒体としては、例えば遊技球、遊技メダルなどが該当する。
特開2000−143815号公報
ここで、遊技者がベット数を選択する場合には、遊技媒体の本体前面に配置される操作部が用いられる。
例えば、上記特許文献1の操作部は、その上部が手前側に突出して形成されており、遊技媒体(例えば遊技球)を投入するための受け皿と、ベット数として1ベットを選択するための1ベット選択ボタンと、2ベットを選択するための2ベット選択ボタンと、1回分の遊技での上限値(事前に設定)のベット数を選択するためのマックスボタンと、を有して構成される。また、受け皿は、突出部の上面部に設けられる。1ベット選択ボタン、2ベット選択ボタン、及びマックスボタンは、受け皿の左側において左から順にそれぞれ並んで設けられる。
しかしながら、上記特許文献1の操作部は、1ベット選択ボタン、2ベット選択ボタン、及びマックスボタンを有しており、上限値のベット数を選択し続ける遊技に適した仕様及び配置となっている。また、マックスボタンは遊技者が押し易い位置及び大きさで配設されているが、1ベット選択ボタンや2ベット選択ボタンを容易に連続して選択可能には構成されておらず、これら選択ボタンを選択し続ける遊技には適していない。
具体的には、遊技者が同じベット数を連続して選択しようにも、複数種類ある選択ボタンの位置や配置を気にしてしまいその選択操作を煩雑に感じて、遊技に集中する妨げとなる可能性があり、改善の余地があった。さらに、上記特許文献1の操作部では、少量のベット数を連続して選択し、長く遊技を楽しむことを志向する遊技者には操作しづらいものとなっていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作部において複数種類ある選択部(例えば選択ボタン)の位置や配置などを気にすることなく、前回と同じベット数を連続して容易に選択可能にして、遊技への没入感を高め、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)遊技者が遊技媒体をベットすることを前提として遊技を開始する遊技機であって、
前記遊技媒体をクレジットとして取り込み、その取り込み数を計数する計数部と、
前記計数部の前記取り込み数の中から前記遊技者が前記遊技媒体をベットするベット数を、前記遊技の1回分ごとに選択可能な選択部と、
前記選択部での選択履歴を記憶する記憶部と、
前記選択部によって選択される前記ベット数に基づき前記遊技の進行を制御する制御部と、
を備え、
前記選択部は、前記遊技者が前回分の前記遊技で前記選択部により選択した前記ベット数を再度選択するための再現選択部を含み、
前記制御部は、前記遊技者により前記再現選択部が選択された際には、前記記憶部から前記選択部の前回の選択履歴を読み出し、この読み出し結果に基づき前回分の前記ベット数を今回分の前記ベット数として再度設定して前記遊技を進行する
ことを特徴とする遊技機。
(2)前記再現選択部は、遊技機本体の前面部に配置される
ことを特徴とする(1)に記載の遊技機。
(3)前記遊技媒体は、遊技球又は遊技メダルである
ことを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。
(4)前記選択部は、前記遊技の1回分あたりのベット数の上限値が事前に設定される上限値選択部をさらに含み、
前記上限値は、任意に設定可能である
ことを特徴とする(1)〜(3)の何れか1つに記載の遊技機。
本発明の遊技機によれば、選択部での選択履歴を記憶する記憶部と、を備え、選択部は、遊技者が前回分の遊技で選択部により選択したベット数を再度選択するための再現選択部を含み、制御部は、遊技者により再現選択部が選択された際には、記憶部から選択部の前回の選択履歴を読み出し、この読み出し結果に基づき前回分のベット数を今回分のベット数として再度設定して遊技を進行する。このため、操作部において複数種類ある選択部(例えば選択ボタン)の位置や配置などを気にすることなく、前回と同じベット数を連続して容易に選択可能にして、遊技への没入感を高め、遊技の興趣を向上させることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細はさらに明確化されるだろう。
図1は、本発明の実施形態に係るパチスロ機の筐体の構成を説明する正面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るパチスロ機に搭載される制御装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係るパチスロ機の制御装置の動作のメインフローを説明するフロー図である。 図4は、図3に示すステップS204の動作フロー(サブルーチン)を説明するフロー図である。
本発明の遊技機に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
なお、本実施形態では、遊技機として回胴式遊技機、このうち特にパチスロ機であって、また遊技媒体としてメダルを例示して説明するが、これに限定されない。その他、遊技機としてその他のパチスロ機、パロット機など適宜採用することができる。また、遊技媒体についても遊技球(パチンコ球)、その他の種類のメダル、或いは仮想通貨などを適宜採用することができる。
また、本実施形態で言う「部」とは単にハードウェアによって実現される物理的構成に限定されず、その構成が有する機能をプログラムなどのソフトウェアによって実現されるものも含む。また、1つの構成が有する機能が2つ以上の物理的構成によって実現されても、又は2つ以上の構成の機能が例えば1つの物理的構成によって実現されていても構わない。
<パチスロ機の筐体の構成について>
まず図1を参照して、本実施形態に係るパチスロ機(遊技機)1の筐体の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るパチスロ機1の筐体の構成を説明する正面図である。
なお、本実施形態のパチスロ機1は、遊技者がメダル(遊技媒体)をベットすることを前提として遊技を開示するものである。
図1に示すように、パチスロ機1は、その正面全体に設けられる操作兼装飾部2を有して構成される。パチスロ機1の正面に配設される操作兼装飾部2は、筐体本体に対し図1中の左端において上下方向に配置される不図示の軸線を中心に回動可能に設けられており、この軸線を中心として開閉する。また、操作兼装飾部2は、上部から順に装飾部3と、操作部4と、装飾部5と、払出部11と、を有する。
なお、装飾部5は装飾パネルが嵌め込み可能に設けられ化粧板として機能するものであり、その表面にはキャラクターなどが適宜描かれる。
装飾部3には、内部でバックライト部(不図示)が点灯することにより印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部7が取り付けられる。
装飾部3の表示パネル部7の左下方には、投入枚数表示部(計数部)8が設けられる。投入枚数表示部8は、ステータス表示部としてメダルの投入数を表示するように構成される。
装飾部3の表示パネル部7の右下方には、クレジット枚数表示部(計数部)12が設けられる。クレジット枚数表示部12は、遊技媒体としてのメダルをクレジットとして取り込み、その取り込み数を計数するするとともに、ステータス表示部としてクレジット枚数を表示し、遊技者に報知可能に構成される。
なお、クレジット(クレジット機能)は、所定の数量を超える遊技媒体(本実施形態ではメダル)を遊技機の本体内で一時的に貯留して管理をするハードウェアやプログラムなどを総称して指し示す。
装飾部3の表示パネル部7の中央には、表示窓6が設けられる。表示窓6は、表示パネル部7と一体成型される透明領域として設けられる。また、この表示窓6の内部には、図柄変動部9として3組のリール(回胴)10A,10B,10Cが回転駆動可能に設けられる。
なお、これらリール10A,10B,10Cは、軸直角断面が円形で当該軸を中心に回転させる所謂ドラム構造と、表示窓6の上下方向にそれぞれ設けられた一対の回転体に無端帯状のベルトを巻き付けて周回させる所謂ベルト構造と、のタイプがあり、本実施形態では、特にその構造に制限はなく、何れかの構造も採用することができる。
図柄変動部9は、3つのリール10A,10B,10Cが駆動することによりドラム(又はベルト)周面に記録された図柄が表示窓6から順次視認可能に設けられており、表示窓6の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止図柄とされる。
なお、この基本停止図柄は、1回の遊技分のメダルを投入した場合であり、最大1回のゲームで3回分のメダルを投入することができる。この際には、上行と下行に沿って停止している図柄及び2本の対角線上に停止する図柄がメダルの投入数に順次応じて組み合わせ停止図柄として採用されるように設定される。
操作部4の左側の所定領域には、選択ボタン群13が配置される。選択ボタン群13は、後述する複数の選択ボタン(選択部)13A,13B,13C,13Dを含んで構成される。複数の選択ボタン13A,13B,13C,13Dは、メダルの取り込み数の中から遊技者がメダルをベットする(かける)ベット数を、遊技の1回分ごとに適宜選択可能とするものである。また、遊技者が容易に選択可能なように、これら複数の選択ボタン13A,13B,13C,13Dは、上下二列となるようにそれぞれ配置される。具体的には、選択ボタン群13の上列には、左から順に1BET(ベット)ボタン13A、2BETボタン13B、MAXBETボタン13Cの3つが左右方向に並んで配置される。そして、選択ボタン群13の下列には、本実施形態の再現ボタン(再現選択部)13Dが1つ配置され、すなわち遊技機本体の前面部に配置される。また、選択ボタン群13の左側には、始動レバー15が配置される。さらに、選択ボタン群13の右側には、リール10A,10B,10Cを停止するための停止ボタン14A,14B,14Cの3つが左右方向に並んで配置される。
1BETボタン13Aはベット数として1ベット(1メダルをかけること)に、2BETボタン13Bはベット数として2ベットに対応する選択ボタン(選択部)である。そして、MAXBETボタン13Cに対応するベット数は、ベット数の上限値として後述する制御装置100のメモリ回路に記憶保持されており、本実施形態では3ベットに設定される。ただし、この上限値は、外部装置などから任意に書き換え可能に構成されており、例えば15ベットに変更することも可能である。また、再現ボタン13Dは、遊技者が前回分の遊技で選択ボタン13A,13B,13Cにより選択したベット数を再度選択するために用いられる。
停止ボタン14A,14B,14Cは、図柄変動部6の下方に配置されており、各リール10A,10B,10Cにそれぞれ対応される。すなわち、対応する各リール10A,10B,10Cの回転は、遊技者による停止ボタン14A,14B,14Cの操作によりそれぞれ停止されることになる。また、始動レバー15は、この停止ボタン14A,14B,14Cの左側に配置される。遊技者が始動レバー15を操作(傾倒)することにより各リール10A,10B,10Cの駆動が開始されることになる。
また、この始動レバー15による操作タイミングは、当たり抽選のタイミングと連動しており、始動レバー15の操作により後述する内部の制御装置100で役の抽選(当たり/外れ)が決定される。
払出部11は、メダル等排出口16と、このメダル等排出口16から排出されるメダル等を受け取る下皿17と、を有して構成される。
ここで、本実施形態では、前述したように、遊技媒体としてメダルを用いる。このメダルの価値は、パチスロ機1の1遊技分の価値を持つ遊技球に換算して、メダル1枚に対し遊技球5球に相当するように設定されており、本実施形態では4球以下の遊技球の投入に基づく遊技は無効な仕様とされる。すなわち、遊技媒体として遊技球を採用する場合には、パチスロ機1で1回分の遊技を行うためには5球単位で遊技球を取り込む必要がある。1BETボタン13Aにて遊技球を5球、2BETボタン13Bにて遊技球を10球、MAXBETボタン13Cにて遊技球を15球選択することになる。
<パチスロ機の制御装置のハードウェア構成について>
次に図2を参照して、パチスロ機1に搭載される制御装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、パチスロ機1に搭載される制御装置100のハードウェア構成を説明するブロック図である。
図2に示すように、本実施形態のパチスロ機1の制御装置100は、メイン制御基板101を中心として構成される。メイン制御基板101は、ハードウェアとして演算回路、インタフェース回路及びメモリ回路(記憶部)などを含むミニコンピュータシステムで構成される。
メイン制御基板101には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、このメイン制御基板101からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるように設けられる。また、メモリ回路には、選択ボタン群13のうちどの選択ボタン13A,13B,13C,13Dが前回の遊技で選択されたのかを示す選択履歴が適宜記憶される。
なお、メイン制御基板101からは入出力部112を介して不図示のホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報が出力される。
このメイン制御基板101には、電気回路装置として、選択ボタン群102と、精算ボタン103と、遊技ボタン104と、ステータス表示部105と、電源109と、ランプ部110と、スピーカー部111と、入出力部112と、メダル等払出部113と、が接続される。
選択ボタン群102には、前述した1BETボタン13A、2BETボタン13B,MAXBETボタン13C及び再現ボタン13Dのための電気回路(例えば、スイッチ回路)が含まれる。
遊技ボタン群104には、前述した始動レバー15及び停止ボタン14A,14B,14Cのための電気回路(例えば、スイッチ回路)が含まれる。
ステータス表示部105は、投入枚数105と、払出枚数107と、クレジット枚数108と、を有して構成される。また、ステータス表示部105には、その他に、不図示の遊技可否、遊技停止、再遊技、遊技開始、エラー等のメッセージを表示する表示部が含まれる。
また、不図示のリール駆動装置は、前述の図柄変動部9のリール10A,10B,10Cを含み、図柄変動部9を構成する部品である、リール10A,10B,10Cを駆動するためのリールモータ及びリール10A,10B,10Cの位置を検出するためのセンサ(共に不図示)を含んで構成される。
また、メイン制御基板101は、始動レバー15の操作に同期して役の当/外の抽選制御及びリール10A,10B,10Cの駆動制御が開始され、抽選結果が当たりの場合は、フラグ成立となる。そして、その後の停止ボタン10A,10B,10Cの操作により、当たり図柄が揃うと、当たり権利行使となり遊技者に有利な状態となる。
ここで、メイン制御基板10は、停止ボタン14A,14B,14Cによる停止操作の際、役の内部抽選の当/外に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するように構成される。すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄の停止タイミングで停止ボタン14A,14B,14Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらす(蹴飛ばし)ように制御される
その一方で、役の内部抽選が当たりのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当たり図柄が停止しない場合において、停止ボタン14A,14B,14Cの操作時点で有効ラインから数えて所定コマ数(例えば4コマ)内に当たり図柄があれば、この図柄に一致して停止するように制御される(引き込み)。また、所定コマ数から外れた位置に当たり図柄があれば、所定コマ数を超えて当たり図柄を引き込めない仕様であるため、当選役の図柄の種類に不都合が生じないように前述の蹴飛ばし処理、換言すれば該当する役に無関係な図柄に引き込むように制御される。
このように蹴飛ばし制御、引き込み制御(総称して滑り制御)を行うことで、抽選の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当たり図柄を揃えることが可能となる。
ここで、本実施形態のパチスロ機1には、前述したようにクレジット機能が設けられる。このクレジット機能は、遊技者が占有しているメダル等を予め取り込み、この取り込むときにカウント(計数)した数を記憶しておくものである。すなわち、本実施形態ではベットの際に予めメダル等をクレジットしておくことが可能である。
このようなクレジット機能と搭載することで、1BETボタン13A,2BETボタン13B,MAXBETボタン13C又は再現ボタン13Dの操作(選択)に応じて、対応するメダル等の数が減算処理されることになる。
<パチスロ機の動作フロー>
さらに図3及び図4を参照して、パチスロ機1の制御装置100の動作フローを説明する。図3は、パチスロ機1の制御装置100の動作のメインフローを説明するフロー図である。図4は、図3に示すステップS204の動作フロー(サブルーチン)を説明するフロー図である。
まずは図3を参照して、制御装置100のメインフローについて説明する。
図3に示すように、パチスロ機1に電源が投入されれば、ステップS201に進む。ステップS201では、電源投入時の初期化処理が実行される。ステップS202では、メダルが投入可能な状態の時にメダルが投入されれば、ステップ206の投入処理が実行され、ステップS202に再度戻る。メダルが投入されない場合には、ステップS203に進む。
ステップS203では、スタートスイッチとして始動レバー15が遊技者により操作されオンにされれば、遊技が開始される(すなわちステップS207)。始動レバー15が操作されない場合には、ステップS204に進む。
ステップS204では、クレジットされた貯留メダルが投入可能な状態で選択ボタン13A,13B,13C,13Dの何れかが操作(選択)されてオンにされれば、ステップS206の投入処理に進み、さらにステップS202に再度戻る。選択ボタン13A,13B,13C,13Dの何れかが操作されない場合には、ステップS205に進む。
ステップS205では、精算ボタン103がオンにされれば、ステップS208に進む。ステップS208では、精算処理が実行され、ステップS202に再度戻る。
なお、現クレジット数の記憶数は、前述のクレジット枚数表示部12に表示される。
次に図4を参照して、ステップS204の内部フロー(サブルーチン)について説明する。
ステップS301〜S304では、どの選択ボタン13A,13B,13C,13Dが選択されたか判定してステップを振り分ける。その結果、ステップS301での1BETボタン13A、ステップS302での2BETボタン13B、ステップS303でのMAXBETボタン13Cの何れかが選択されたと判定される場合には、そのままステップS306にそれぞれ進む。
その一方で、ステップS304で再現ボタン13Dが操作されてオンされたと判定される場合には、ステップS305に進む。ステップS305では、制御装置100のメモリ回路から選択ボタン13A,13B,13C,13Dの前回の選択履歴が読み出され、この読み出し結果に基づき前回分のベット数を今回分のベット数として再度設定される。その後、ステップS306に進む。
ステップS306では、メモリ回路に記憶された現クレジット枚数が読み出され、オンにされた各選択ボタン13A,13B,13C,13Dに対応するベット数が減算されてベット処理が実行されることになる。
<遊技の流れ>
次にこのように構成されるパチスロ機1における遊技の流れについて説明する。
まず、メダル等が投入済であり、1回分の投入による1BETボタン13A(1ラインゲーム)、2回分の投入による2BETボタン13B(2ラインゲーム)、3回分の投入によるMAXBETボタン13C(5ラインゲーム)、又は前回の投入による再現ボタン13Dの何れかが操作(選択)されてベットが完了すると、遊技者は始動レバー15を操作する。この時点で当り/外れの抽選がなされ、当りの場合には内部制御的にフラグが成立する。
なお、既にフラグが成立している場合には抽選は実行されない。
この始動レバー15の操作後は、リール10A,10B,10Cの駆動が開始する。その後、遊技者は、停止ボタン14A,14B,14Cを操作することによりリール10A,10B,10Cの回転を停止させるが、フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングにより当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは「引き込み制御」によって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール10A,10B,10Cの回転停止に「蹴飛ばし制御」を実行し、当り図柄では停止しないようにされる。また、停止操作によって停止したリール10A,10B,10Cの表示図柄が当たり図柄で揃った場合には、ボーナスゲーム制御が実行される。
このような一連の流れで遊技が進行されることになる。
<本実施形態の作用効果>
以上説明したように本実施形態のパチスロ機(遊技機)1によれば、選択ボタン(選択部)13A,13B,13C,13Dでの選択履歴を記憶する制御装置100のメモリ回路(記憶部)と、を備え、選択ボタン13A,13B,13C,13Dは、遊技者が前回分の遊技で選択ボタン13A,13B,13C,13Dにより選択したベット数を再度選択するための再現ボタン(再現選択部)13Dを含み、制御装置(制御部)100は、遊技者により再現ボタン13Dが選択された際には、制御装置100のメモリ回路から選択ボタン13A,13B,13C,13Dの前回の選択履歴を読み出し、この読み出し結果に基づき前回分のベット数を今回分のベット数として再度設定して遊技を進行する。このため、操作部4において複数種類ある選択ボタン(選択部)13A,13B,13C,13Dや停止ボタン14A,14B,14Cの位置や配置などを気にすることなく、前回と同じベット数を連続して容易に選択可能にして、遊技への没入感を高め、遊技の興趣を向上させることができる。
また、本実施形態のパチスロ機(遊技機)1によれば、選択ボタン(選択部)13A,13B,13C,13Dは、遊技の1回分あたりのベット数の上限値が事前に設定されるMAXBETボタン(上限値選択部)13Cをさらに有し、その上限値は、任意に設定可能であるので、クレジットする値を、手動で変更可能としたため、そのときの遊技状態に応じた最適なクレジット数とすることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜、変形、改良などが可能である。
例えば、本実施形態では、表示窓6から機械的に周回駆動するリール10A,10B,10Cを設置し、図柄変動を遊技者に見せるようしたが、この表示窓6に相当する領域にLCD等の表示画面を設置し、リールの周回を映像的に見せる構成としてもよい。この場合、映像であることによる遊技者の不信感を払拭するべく、極めて小型のリールをパチスロ機1前面の一部に配設し、LCDの画面と連動するようにすればよい。
ここで、上述した本発明に係るパチスロ機(遊技機)1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]遊技者が遊技媒体をベットすることを前提として遊技を開始する遊技機であって、
前記遊技媒体をクレジットとして取り込み、その取り込み数を計数する計数部と、
前記計数部の前記取り込み数の中から前記遊技者が前記遊技媒体をベットするベット数を、前記遊技の1回分ごとに選択可能な選択部と、
前記選択部の選択履歴を記憶する記憶部と、
前記選択部によって選択される前記ベット数に基づき前記遊技の進行を制御する制御部と、
を備え、
前記選択部は、前記遊技者が前回分の前記遊技で前記選択部により選択した前記ベット数を再度選択するための再現選択部を含み、
前記制御部は、前記遊技者により再現選択部が選択された際には、前記記憶部から前記選択部の前回の選択履歴を読み出し、この読み出し結果に基づき前回分の前記ベット数を今回分の前記ベット数として再度設定して前記遊技を進行する
ことを特徴とする遊技機。
[2]前記再現選択部は、遊技機本体の前面部に配置される
ことを特徴とする[1]に記載の遊技機。
[3]前記遊技媒体は、遊技球又は遊技メダルである
ことを特徴とする[1]又は[2]に記載の遊技機。
[4]前記選択部は、前記遊技の1回分あたりのベット数の上限値が事前に設定される上限値選択部をさらに含み、
前記上限値は、任意に設定可能である
ことを特徴とする[1]〜[3]の何れか1つに記載の遊技機。
1 パチスロ機(遊技機)
2 操作兼装飾部
3 装飾部
4 操作部
5 装飾部
6 表示窓
7 表示パネル部
8 投入枚数表示部
9 図柄変動部
10A,10B,10C リール
11 払出部
12 クレジット枚数表示部
13 選択ボタン群(選択部)
13A 1BETボタン(選択部)
13B 2BETボタン(選択部)
13C MAXBETボタン(選択部、上限値選択部)
13D 再現ボタン(選択部、再現選択部)
14A,14B,14C 停止ボタン
15 始動レバー
16 メダル等排出口
17 下皿
100 制御装置(制御部)
101 メイン制御基板
102 選択ボタン群
103 精算ボタン
104 遊技ボタン群
105 ステータス表示部
106 投入枚数
107 払出枚数
108 クレジット枚数
109 電源
110 ランプ部
111 スピーカー部
112 入出力部
113 メダル等払出部

Claims (4)

  1. 遊技者が遊技媒体をベットすることを前提として遊技を開始する遊技機であって、
    前記遊技媒体をクレジットとして取り込み、その取り込み数を計数する計数部と、
    前記計数部の前記取り込み数の中から前記遊技者が前記遊技媒体をベットするベット数を、前記遊技の1回分ごとに選択可能な選択部と、
    前記選択部での選択履歴を記憶する記憶部と、
    前記選択部によって選択される前記ベット数に基づき前記遊技の進行を制御する制御部と、
    を備え、
    前記選択部は、前記遊技者が前回分の前記遊技で前記選択部により選択した前記ベット数を再度選択するための再現選択部を含み、
    前記制御部は、前記遊技者により前記再現選択部が選択された際には、前記記憶部から前記選択部の前回の選択履歴を読み出し、この読み出し結果に基づき前回分の前記ベット数を今回分の前記ベット数として再度設定して前記遊技を進行する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記再現選択部は、遊技機本体の前面部に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技媒体は、遊技球又は遊技メダルである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記選択部は、前記遊技の1回分あたりのベット数の上限値が事前に設定される上限値選択部をさらに含み、
    前記上限値は、任意に設定可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の遊技機。
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