JP2019129574A - 交流電動機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流電動機の動作状態に応じて精度良く磁束変化量を推定し、適切に減磁を判定する交流電動機の制御装置を提供する。【解決手段】磁束変化量推定部30の基準電圧演算部32は、MGの永久磁石が減磁していない基準状態でMGに印加されるd軸基準電圧Vd_std及びq軸基準電圧Vq_stdを演算する。第1磁束変化量推定値演算部33は、「d軸実電圧に対するd軸基準電圧の比(Vd_std/Vd_real)をq軸実電圧Vq_realに乗じた値」とq軸基準電圧Vq_stdとの差分に基づいて、第1磁束変化量推定値Δφ1を演算する。第2磁束変化量推定値演算部34は、q軸実電圧Vq_realとq軸基準電圧Vq_stdとの差分に基づいて、第2磁束変化量推定値Δφ2を演算する。演算切替部35は、MGの動作状態に応じて、第1磁束変化量推定値演算部33による演算と第2磁束変化量推定値演算部34による演算とを切り替える。【選択図】図4

Description

本発明は、永久磁石式の交流電動機の制御装置に関する。
永久磁石式モータは高温領域で不可逆減磁特性によりトルクの出力が低下するため、従来、モータの減磁を判定する装置が知られている。例えば特許文献1に開示されたモータ駆動装置は、制御中のモータの電流および回転数から、モータに減磁が発生していないときのq軸電圧の操作量を基準値とし、基準値と制御における実際値との比較に基づいて減磁量を推定する。すなわち、このモータ駆動装置は、実際のq軸の電圧操作量Vq1が、減磁が生じていない場合のq軸の電圧操作量Vqcより小さいとき、減磁が生じていると判断し、モータの動作制限を行う。
特許第4223880号公報
ここで、永久磁石が減磁していない基準状態での磁束を基準磁束と定義し、永久磁石の磁束の基準磁束に対する差分を磁束変化量と定義する。また、基準状態で交流電動機に印加されるdq軸電圧をd軸基準電圧及びq軸基準電圧と定義する。特許文献1の従来技術は、q軸実電圧とq軸基準電圧との差分に基づいて磁束変化量を推定するものである。
特許文献1の従来技術では、磁束変化量の推定にq軸電圧のみを用い、d軸電圧を用いていない。そのため、電圧センサ等の検出誤差の影響を受けやすく、制御装置が認識したq軸電圧の変化が減磁によるものか、センサ誤差によるものかを判別することが難しい。その結果、磁束変化量の推定精度が低下し、減磁診断の信頼性の確保が難しくなる。
また、特許文献1の従来技術では、交流電動機の動作状態にかかわらず単一のロジックで磁束変化量を推定している。そのため、交流電動機のトルクや電流等の動作状態に応じて、適切な推定ができない場合があり得る。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、交流電動機の動作状態に応じて精度良く磁束変化量を推定し、適切に減磁を判定する交流電動機の制御装置を提供することにある。
本発明による交流電動機の制御装置は、永久磁石式の交流電動機(80)の通電を制御する制御装置であって、電圧指令演算部(24)と、電力変換器(62)と、磁束変化量推定部(30)と、減磁判定部(40)と、を備える。電圧指令演算部は、交流電動機に対するトルク指令に基づいて電圧指令値(Vd*、Vq*)を演算する。電力変換器は、電圧指令値に基づいて直流電力を交流電力に変換し、交流電動機に供給する。
交流電動機の永久磁石が減磁していない基準状態での磁束を基準磁束と定義する。磁束変化量推定部は、永久磁石の実磁束の基準磁束に対する差分である磁束変化量(Δφ)を推定する。減磁判定部は、磁束変化量推定部により推定された磁束変化量推定値が負の診断閾値(Δφ_diag)を下回ったとき、永久磁石が減磁していると判定する。
磁束変化量推定部は、実電圧推定部(31)と、基準電圧演算部(32)と、第1磁束変化量推定値演算部(33)と、第2磁束変化量推定値演算部(34)と、演算切替部(35)と、を有する。実電圧推定部は、電圧指令値に追従して交流電動機に印加されるd軸実電圧(Vd_real)及びq軸実電圧(Vq_real)を推定し、又は検出値を取得する。基準電圧演算部は、交流電動機の電気角速度及び電流に基づいて、基準状態で交流電動機に印加されるd軸基準電圧(Vd_std)及びq軸基準電圧(Vq_std)を演算する。
第1磁束変化量推定値演算部は、「d軸実電圧に対するd軸基準電圧の比をq軸実電圧に乗じた値」とq軸基準電圧との差分に基づいて、第1磁束変化量推定値(Δφ1)を演算する。第2磁束変化量推定値演算部は、q軸実電圧とq軸基準電圧との差分に基づいて、第2磁束変化量推定値(Δφ2)を演算する。演算切替部は、交流電動機の動作状態に応じて、第1磁束変化量推定値演算部による演算と第2磁束変化量推定値演算部による演算とを切り替える。
本発明の第1磁束変化量推定値演算部は、従来技術と同様の第2磁束変化量推定値演算部に対し、q軸電圧に加えてd軸電圧の情報を用いて磁束変化量を推定するため、センサ誤差等による推定誤差への影響を小さくし、磁束変化量の推定精度を向上させることができる。
ただし、交流電動機の動作状態によっては、第1磁束変化量推定値演算部による推定誤差が第2磁束変化量推定値演算部による推定誤差よりもかえって大きくなる場合がある。そこで本発明は、交流電動機の動作状態に応じて、二つの磁束変化量推定値演算部による演算を切り替えることで、交流電動機の動作状態に応じて精度良く磁束変化量を推定し、適切に減磁を判定することができる。
具体的には、第1磁束変化量推定値演算部の演算において、演算式中の分母となるd軸実電圧が低トルク領域では0に近い値となるため、第2磁束変化量推定値演算部による演算よりもかえって推定誤差が大きくなる。また、電流はトルクと相関がある。そこで演算切替部は、交流電動機のトルク又は電流が所定の切替閾値以上のとき、第1磁束変化量推定値を用い、交流電動機のトルク又は電流が切替閾値未満のとき、第2磁束変化量推定値を用いるように演算を切り替えることが好ましい。
一実施形態のMG制御装置が適用されるMG駆動システムの全体構成図。 一実施形態によるMG制御装置の制御ブロック図。 従来技術に基づく磁束変化量の推定を説明する図。 一実施形態による磁束変化量推定部の制御ブロック図。 VdVq方式及びVq方式による磁束変化量の推定を説明する図。 一実施形態による磁束変化量推定演算及び減磁判定のフローチャート。 トルクと、各磁束変化量推定値演算部による推定誤差との関係を示す図。 演算切替時における磁束変化量推定値の徐変処理を説明する図。
以下、交流電動機の制御装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の交流電動機の制御装置は、ハイブリッド自動車や電気自動車の動力源であるモータジェネレータ(以下「MG」)を駆動するシステムにおいて、永久磁石式の交流電動機であるMGの通電を制御する装置である。実施形態の「MG」及び「MG制御装置」は、「交流電動機」及び「交流電動機の制御装置」に相当する。
(一実施形態)
図1を参照し、MG駆動システム90の全体構成について説明する。図1においてMG制御装置20は、主な構成のみを記す。MG制御装置20は、電圧指令演算部24、磁束変化量推定部30、減磁判定部40、変調器61及びインバータ62等を備える。MG80は、永久磁石式同期型三相交流電動機である。基本的にはIPMSM(埋込永久磁石型同期モータ)を想定するがSPMSM(表面永久磁石型同期モータ)であってもよい。本実施形態のMG80は、ハイブリッド自動車の駆動輪を駆動するトルクを発生する電動機としての機能、及び、エンジンや駆動輪から伝達されるトルクを発電によってエネルギー回収する発電機としての機能を兼ね備える。
電流センサ70は、MG80の三相巻線81、82、83のうち二相又は三相に流れる相電流Iu、Iv、Iwを検出する。なお、二相の電流を検出する構成では、他の一相の電流は、キルヒホッフの法則により算出される。回転角センサ85は、レゾルバ等の回転角センサであり、MG80の電気角θを検出する。
「電力変換器」としてのインバータ62は、上下アームの6つのスイッチング素子63−68がブリッジ接続されている。詳しくは、スイッチング素子63、64、65は、それぞれU相、V相、W相の上アームのスイッチング素子であり、スイッチング素子66、67、68は、それぞれU相、V相、W相の下アームのスイッチング素子である。スイッチング素子63−68は、例えばIGBTで構成され、低電位側から高電位側へ向かう電流を許容する還流ダイオードが並列に接続されている。IGBT及び還流ダイオードは、パワーカードの形態で構成されてもよい。
平滑コンデンサ15は、インバータ62の入力部に設けられ、バッテリ10から入力される直流電圧Vdcを平滑化する。なお、バッテリ10とインバータ62との間に昇圧コンバータが設けられてもよい。インバータ62は、MG制御装置20から指令されるスイッチングパルス(図中「SWパルス」)信号に従ってスイッチング素子63−68が動作することで、直流電力を三相交流電力に変換する。そして、インバータ62は、三相電圧Vu、Vv、VwをMG80の各相巻線81、82、83に印加する。
MG制御装置20の電圧指令演算部24及び変調器61は、マイコン等により構成され、図示しないCPU、ROM、I/O、及び、これらの構成を接続するバスライン等を内部に備えている。マイコンは、ROM等の実体的なメモリ装置(すなわち、読み出し可能非一時的有形記録媒体)に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理や、専用の電子回路によるハードウェア処理による制御を実行する。
電圧指令演算部24は、統合ECU50からのトルク指令Trq*、並びに、電流センサ70及び回転角センサ85からフィードバックされる相電流Iu、Iv、Iw、電気角θの情報に基づいて、MG80に印加する電圧指令値Vd*、Vq*を演算する。変調器61は、直流電圧Vdc、電圧指令値Vd*、Vq*、電気角θ等に基づいてスイッチングパルス信号を生成し、インバータ62のスイッチング素子63−68に指令する。
磁束変化量推定部30はMG80の永久磁石の磁束変化量Δφを推定する。磁束変化量推定部30の詳細な構成は後述する。減磁判定部40は、磁束変化量推定部30により推定された磁束変化量推定値Δφが負の診断閾値を下回ったとき、永久磁石が減磁していると判定する。減磁判定部40は、減磁を判定すると、車両の統合ECU50に故障情報を通知する。故障情報を受信した統合ECU50は、メータECU等の表示装置55に対し故障情報の表示を要求する。なお、図1では、磁束変化量推定部30及び減磁判定部40への入力パラメータの図示を省略する。
MG制御装置20の構成について、図2を参照して説明する。図2では、電流フィードバック制御により電圧指令値を演算する構成を例示するが、トルクフィードバック制御により電圧指令値を演算する方式に適用されてもよい。MG制御装置20は、一般的な電流フィードバック制御の構成として、電圧指令演算部24、dq変換部29、変調器61、インバータ62、角速度演算部86等を含む。また、MG制御装置20は、本実施形態に特有の構成として磁束変化量推定部30を含む。なお、回転座標系のdq座標を用いるベクトル制御は周知技術であり、MG制御装置20の制御演算に用いられる電圧、電流は、特にことわらない限り、dq軸の電圧、電流を表すものとする。
電圧指令演算部24は、電流指令演算部21、電流偏差算出部22、制御器23を含む。電流指令演算部21は、トルク指令Trq*に基づいて、電流指令値Id*、Iq*を演算する。電流偏差算出部22は、電流指令値Id*、Iq*と、dq変換部29からフィードバックされた電流検出値Id、Iqとの電流偏差を算出する。制御器23は、電流偏差を0に近づけるように、PI制御により、電圧指令値Vd*、Vq*を演算する。dq変換部29は、電気角θに基づいて3相電流値Iu、Iv、Iwをdq軸電流値Id、Iqにdq変換し、電流偏差算出部22にフィードバックする。
変調器61は、直流電圧Vdc、電圧指令値Vd*、Vq*、電気角θ等に基づいてスイッチングパルス信号を生成し、インバータ62に出力する。変調器61は、変調率やMG80の回転数−トルク特性に応じて、PWM制御による三相変調又は二相変調方式、パルスパターン方式、矩形波制御方式等の変調方式を切り替える。インバータ62は、変調器61から出力されるスイッチングパルス信号に従ってスイッチング素子63−68が動作することでバッテリ10の直流電力を交流電力に変換し、MG80に供給する。
MG80の永久磁石が減磁していない基準状態での磁束を「基準磁束」と定義すると、磁束変化量推定部30は、基準磁束に対する永久磁石の実磁束の差分である「磁束変化量Δφ」を推定する。減磁の場合には、実磁束が基準磁束よりも小さくなるため、磁束変化量Δφは負の値となる。減磁判定部40は、磁束変化量推定部30により推定された磁束変化量推定値が負の診断閾値を下回ったとき、永久磁石が減磁していると判定する。
図2において磁束変化量推定部30には各種のパラメータが入力される。基本的には、実線で示すように、電圧指令値Vd*、Vq*、電流検出値Id、Iq、及び、角速度演算部86で電気角θが時間微分された電気角速度ωが入力される。なお、電流検出値Id、Iqに代えて、破線で示す電流指令値Id*、Iq*が入力されてもよい。また、電気角速度ω[rad/s]は係数を乗ずることで回転数[rpm]に換算されるため、本実施形態では回転数にも同じ記号ωを用いて「回転数ω」と記す。また回転数ωは、随時、電気角速度ωに読み替えて解釈されるものとする。
次に、本実施形態の磁束変化量推定部30の構成を説明する前に、特許文献1(特許第4223880号公報)の従来技術による「Vq方式」の磁束変化量推定演算について説明する。一般に、MG80に印加される電圧と電流との関係は、巻線抵抗R、dq軸インダクタンスLd、Lq、磁石磁束φを用いた式(1)の電圧方程式で表される。
Figure 2019129574
式(1)のq軸電圧方程式を磁束φについて整理すると、式(2)が得られる。
Figure 2019129574
ここで、基準磁束をφstd、永久磁石の実磁束をφrealと記す。また、MG80が基準状態にあるとき、すなわち、磁石磁束が基準磁束φstdであるときにMG80に印加される電圧を「基準電圧」と定義し、そのd軸成分及びq軸成分をVd_std、Vq_stdと表す。これに対しMG80に実際に印加される電圧を「実電圧」といい、そのd軸成分及びq軸成分をVd_real、Vq_realと表す。式(1)のq軸電圧方程式をq軸基準電圧Vq_std及びq軸実電圧Vq_realについて適用すると、式(3.1)、(3.2)のようになる。
Figure 2019129574
本実施形態の磁束変化量推定部30の構成に基づき、従来技術のVq方式の演算による磁束変化量推定値を「第2磁束変化量推定値Δφ2」と定義する。式(3.1)、(3.2)により、第2磁束変化量推定値Δφ2は式(4)で表される。また、式(4)の分子、すなわち、q軸実電圧Vq_realとq軸基準電圧Vq_stdとの差分を「第2q軸電圧変化量ΔVq2」と定義する。
Figure 2019129574
図3において、式(3.1)及び式(4)の関係は、Vd−Vq座標上に図示される。実線の太線矢印で示す部分が式(3.1)を反映し、合成ベクトルの終点のq軸成分はq軸基準電圧Vq_stdである。また、ブロック矢印で示す部分が式(4)を反映する。なお、電気角速度ωを乗じる前の「電圧×時間」次元のベクトルは破線矢印で表される。
ところで、Vq方式の磁束変化量の推定ではq軸電圧のみを用い、d軸電圧を用いていない。そのため、電圧センサ等の検出誤差の影響を受けやすく、制御装置が認識したq軸電圧の変化が減磁によるものか、センサ誤差によるものかを判別することが難しい。その結果、磁束変化量の推定精度が低下し、減磁診断の信頼性の確保が難しくなる。そこで、本実施形態の磁束変化量推定部30は、推定誤差への影響を小さくするため、q軸電圧に加えてd軸電圧の情報を用いる「VdVq方式」の磁束変化量推定演算を採用する。
ただし、MG80の動作状態によっては、VdVq方式の演算による磁束変化量の推定誤差が、Vq方式の演算による磁束変化量の推定誤差よりもかえって大きくなる場合がある。具体的には後述するように、d軸実電圧Vd_realが0に近い値となる低トルク領域で、VdVq方式の演算による推定誤差が増大すると考えられる。
そこで本実施形態では、MG80の動作状態に応じて、VdVq方式の演算とVq方式の演算を切り替えることで、MG80の動作状態に応じて精度良く磁束変化量を推定し、適切に減磁を判定することを目的とするものである。続いて、その詳細な構成について説明する。
図4を参照し、磁束変化量推定部30の構成を説明する。磁束変化量推定部30は、実電圧推定部31、基準電圧演算部32、第1磁束変化量推定値演算部33、第2磁束変化量推定値演算部34、演算切替部35、及び、LPF39を有する。
実電圧推定部31は、電圧指令値Vd*、Vq*に追従してMG80に印加されるd軸実電圧Vd_real及びq軸実電圧Vq_realを推定し、又は検出値を取得する。具体的に実電圧推定部31は、電圧指令値Vd*、Vq*を適宜補正した値を実電圧Vd_real、Vq_realとして扱ってもよい。図2、図3における実電圧推定部31への入力図示は、この構成を想定したものである。或いは、実電圧推定部31は、電圧センサから実電圧Vd_real、Vq_realの検出値を取得してもよい。
基準電圧演算部32は、MG80の電気角速度ω及び電流Id、Iq(又は電流指令値Id*、Iq*)に基づいて、式(1)の電圧方程式により、d軸基準電圧Vd_std及びq軸基準電圧Vq_stdを演算する。ただし、基準電圧は固定の値である必要はなく、巻線抵抗やインダクタンス、磁石等の温度特性を考慮し、MG80各部の温度に応じて可変に設定されてもよい。また、基準電圧演算部32は、不可逆減磁が起きていない状況において、動作点や温度等に応じた電圧値を学習し、MG特性の個体差に応じて基準電圧を可変に設定してもよい。また、式(1)に代えて鎖交磁束λq、λdを含む式(5)を用いてもよい。
Figure 2019129574
実電圧推定部31が推定した実電圧Vd_real、Vq_real、及び、基準電圧演算部32が演算した基準電圧Vd_std、Vq_stdについて、dq軸両方の電圧が第1磁束変化量推定値演算部33に出力される。また、q軸のみの電圧が第2磁束変化量推定値演算部34に出力される。
第1磁束変化量推定値演算部33は、VdVq方式の式(6)に基づき、「第1磁束変化量推定値Δφ1」を演算する。式(6)の分子では、「d軸実電圧に対するd軸基準電圧の比(Vd_std/Vd_real)をq軸実電圧Vq_realに乗じた値」とq軸基準電圧Vq_stdとの差分が演算される。この式(6)の分子の第1項を「q軸実電圧補正値」と定義し、[Vq]の記号で表す。また、q軸実電圧補正値[Vq]とq軸基準電圧Vq_stdとの差分を「第1q軸電圧変化量ΔVq1」と定義する。
Figure 2019129574
ここで図5を参照し、Vq方式及びVdVq方式の磁束変化量の推定演算を比較する。Vd−Vq座標上で、d軸基準電圧Vd_stdとq軸基準電圧Vq_stdとの交点をA、d軸実電圧Vd_realとq軸実電圧Vq_realとの交点をBと記す。また、d軸基準電圧Vd_stdとq軸実電圧補正値[Vq]との交点をCと記す。点Cは、座標原点と点Bとを結ぶ直線を、d軸基準電圧Vd_stdまで延長した線上の点である。
Vq方式の第2q軸電圧変化量ΔVq2は、d軸電圧Vdの値が異なる点Aから点Bまでのq軸電圧変化量に相当し、「減磁発生による磁束低下量に対応する量」と「センサ誤差等により制御で誤認識される量」とが合計された量と考えられる。
一方、VdVq方式の第1q軸電圧変化量ΔVq1は、共通のd軸基準電圧Vd_stdを通る点Aから点Cまでのq軸電圧変化量に相当し、第2q軸電圧変化量ΔVq2に比べ、センサ誤差等による誤認識量が低減する。したがって、「減磁発生による磁束低下量に対応する量」がより精度良く反映された量となる。以上のように第1磁束変化量推定値演算部33は、VdVq方式の式(6)に基づき、「第1磁束変化量推定値Δφ1」を演算する。
ところで、q軸実電圧補正値[Vq]の演算には、d軸基準電圧Vd_stdをd軸実電圧Vd_realで除する除算が含まれる。そのため、d軸実電圧Vd_realが0に近い値となる領域では、除算において分母のわずかな変化が演算結果に大きな誤差を及ぼす可能性がある。また、センサ誤差等の誤認識量を低減するという補正効果が有効に得られなくなる。ここで、d軸実電圧Vd_realが0に近い値となる領域は、主にMG80の低トルク領域に相当する。
つまり、低トルク領域では、第1磁束変化量推定値演算部33によりVdVq方式の演算を行うことが適切ではないと考えられる。そこで、本実施形態の磁束変化量推定部30は、第1磁束変化量推定値演算部33の他に第2磁束変化量推定値演算部34を有する。第2磁束変化量推定値演算部34は、q軸実電圧Vd_realとq軸基準電圧Vd_stdとの差分に基づいて、Vq方式の式(4)により第2磁束変化量推定値Δφ2を演算する。
演算切替部35にはトルク指令値Trq*が入力される。なお、MG80にトルクセンサが設けられるシステムではトルク検出値が入力されてもよい。或いは、破線で示すようにdq軸電流指令値Id*、Iq*(又は実電流Id、Iq)が入力され、トルク推定値が演算されてもよい。
演算切替部35は、トルク又は電流が所定の切替閾値以上のとき、第1磁束変化量推定値Δφ1を用い、トルク又は電流が切替閾値未満のとき、第2磁束変化量推定値Δφ2を用いるように演算を切り替える。
なお、図4では、第1磁束変化量推定値演算部33及び第2磁束変化量推定値演算部34が常に推定値Δφ1、Δφ2を演算した上で、それらのいずれかが選択されるように示されている。しかし、その構成に限らず、先に演算切替部35がいずれかの演算を実施するかを決定してから、いずれか一方の磁束変化量推定値演算部が磁束変化量推定値Δφ1又はΔφ2を演算するようにしてもよい。
LPF39は、演算切替部35から減磁判定部40へ出力される磁束変化量推定値Δφをフィルタ処理する。これにより、演算切替部35による演算切替時に、減磁判定部40が判定に用いる磁束変化量推定値Δφの急変が防止される。
次に図6のフローチャートを参照し、本実施形態による磁束変化量推定演算及び減磁判定処理について説明する。フローチャートの説明で、記号「S」はステップを意味する。S11で基準電圧演算部32は、電圧方程式(1)に基づき基準電圧Vd_std、Vq_stdを演算する。S12で実電圧推定部31は、実電圧Vd_real、Vq_realを演算する。
S20で演算切替部35は、トルク指令値Trq*がトルク閾値Tx以上であるか否か判断する。ここでS20の判断は、トルク指令値Trq*に限らず、トルクセンサによるトルク検出値に基づいて行われてもよい。また、トルクとdq軸電流Id、Iqとは相関があるため、MG80に流れる電流が所定の切替閾値以上のときYESと判断し、切替閾値未満のときNOと判断するようにしてもよい。
トルク指令値Trq*がトルク閾値Tx以上のとき、S20でYESと判断され、S21に移行する。S21で演算切替部35は、VdVq方式の式(6)で演算された第1磁束変化量推定値Δφ1を磁束変化量推定値Δφとして選択する。
トルク指令値Trq*がトルク閾値Tx未満のとき、S20でNoと判断され、S22に移行する。S22で演算切替部35は、Vq方式の式(4)で演算された第2磁束変化量推定値Δφ2を磁束変化量推定値Δφとして選択する。
ここで、S20に関して図7を参照する。トルクが閾値Tx以上の領域では、VdVq方式による第1磁束変化量推定値Δφ1の推定誤差Δφerr1は、Vq方式による第2磁束変化量推定値Δφ2の推定誤差Δφerr2に比べて小さい。ところがVdVq方式では、低トルク領域において式(6)のd軸実電圧Vd_realが0に近くなるため、推定誤差Δφerr1が急激に増大する。一方、Vq方式では、トルクが小さくなるほど推定誤差Δφerr2が漸減する。したがって、トルクが閾値Tx未満の領域では、VdVq方式の推定誤差Δφerr1がVq方式の推定誤差Δφerr2よりも大きくなる。
そこで演算切替部35は、全領域で磁束変化量推定値Δφの誤差が最小となるように、トルク(例えば指令値Trq*)が閾値Tx以上の領域では第1磁束変化量推定値Δφ1を選択し、トルクが閾値Tx未満の領域では第2磁束変化量推定値Δφ2を選択する。こうしてS21又はS22で選択された磁束変化量推定値Δφは減磁判定部40に入力される。
S40で減磁判定部40は、磁束変化量推定値Δφが負の診断閾値Δφ_diag以下であるか判断する。S40でYESのとき、S41で減磁異常カウンタがアップされ、S40でNOのとき、S42で減磁異常カウンタがリセットされる。減磁異常カウンタが異常判定閾値N_thに達しない場合、S43でNOと判定され、S11の前に戻って、再び磁束変化量推定値Δφが演算される。
減磁異常カウンタが異常判定閾値N_thに達すると、S43でYESと判定され、S44で減磁異常が確定する。このように減磁異常を確定することで、少なくとも不可逆減磁異常でない場合に、一時的な可逆減磁や推定演算の誤差により不可逆減磁異常と誤判定することを防止することができる。ただし、誤判定の可能性が低い場合等には、異常判定閾値N_thを1回に設定すること等により、S40でYESと判断されたらすぐに減磁異常を確定するようにしてもよい。
減磁異常が確定すると、S50でMG制御装置20は、インバータ62のスイッチング動作を停止すると共に、統括ECU50へ故障情報を通知する。統括ECU50は、メータECU等の表示装置55に対し故障情報の表示を要求する。また、ハイブリッド自動車に適用される場合、例えば統括ECU50は、エンジンでの退避走行に切り替える。
このように本実施形態のMG制御装置20は、トルク(例えば指令値Trq*)が閾値Tx以上の領域では、第1磁束変化量推定値演算部33により、q軸電圧に加えてd軸電圧の情報を用いて磁束変化量Δφを推定する。したがって、磁束変化量推定値Δφの推定精度を向上させ、適切に減磁を判定することができる。
また、本実施形態のMG制御装置20は、減磁判定に用いられる磁束変化量推定値Δφの演算をMG80のトルク又は電流に基づいて切り替えることで、トルク又は電流の全領域で適切に減磁を判定することができる。なお、Vq方式の式(4)、VdVq方式の式(6)のいずれにおいても、回転数ωが0に近い低回転領域では演算が発散するおそれがあるため、磁束変化量推定部30による演算を停止してもよい。
(その他の実施形態)
(a)図4の構成例では、演算切替部35から減磁判定部40へ出力される磁束変化量推定値ΔφがLPF39でフィルタ処理されることで、演算切替時の磁束変化量推定値Δφの急変が防止される。その他、図8に示すように、トルクTrq*がトルク閾値Txを下回り切替信号が出力された時刻txから所定の徐変期間にわたって、演算切替部35の出力を第1磁束変化量推定値Δφ1から第2磁束変化量推定値Δφ2に徐変させるようにしてもよい。この構成でも、演算切替時の磁束変化量推定値Δφの急変を防止することができる。
(b)上記実施形態では、減磁判定に用いられる磁束変化量推定値Δφの演算として、第1磁束変化量推定値演算部33によるVdVq方式の演算と第2磁束変化量推定値演算部34によるVq方式の演算とがMG80のトルク又は電流に基づいて切り替えられる。この他に演算切替部35は、MG80の何らかの動作状態に基づいて、磁束変化量推定値Δφの推定精度を向上させるように二つの演算を切り替えてもよい。
(c)本発明による交流電動機の制御装置は、ハイブリッド自動車や電気自動車のMGに限らず、あらゆる分野の永久磁石式の交流電動機に適用可能である。また、交流電動機の相の数は、三相に限らず何相でもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
20・・・MG制御装置(交流電動機の制御装置)、
24・・・電圧指令演算部、
30・・・磁束変化量推定部、
31・・・実電圧推定部、
32・・・基準電圧演算部、
33・・・第1磁束変化量推定値演算部、
34・・・第2磁束変化量推定値演算部、
35・・・演算切替部、
40・・・減磁判定部、
62・・・インバータ(電力変換器)、
80・・・MG(交流電動機)。

Claims (2)

  1. 永久磁石式の交流電動機(80)の通電を制御する制御装置であって、
    前記交流電動機に対するトルク指令に基づいて電圧指令値(Vd*、Vq*)を演算する電圧指令演算部(24)と、
    前記電圧指令値に基づいて直流電力を交流電力に変換し、前記交流電動機に供給する電力変換器(62)と、
    前記交流電動機の永久磁石が減磁していない基準状態での磁束を基準磁束と定義すると、前記永久磁石の実磁束の前記基準磁束に対する差分である磁束変化量(Δφ)を推定する磁束変化量推定部(30)と、
    前記磁束変化量推定部により推定された磁束変化量推定値が負の診断閾値(Δφ_diag)を下回ったとき、前記永久磁石が減磁していると判定する減磁判定部(40)と、
    を備え、
    前記磁束変化量推定部は、
    前記電圧指令値に追従して前記交流電動機に印加されるd軸実電圧(Vd_real)及びq軸実電圧(Vq_real)を推定し、又は検出値を取得する実電圧推定部(31)と、
    前記交流電動機の電気角速度及び電流に基づいて、前記基準状態で前記交流電動機に印加されるd軸基準電圧(Vd_std)及びq軸基準電圧(Vq_std)を演算する基準電圧演算部(32)と、
    前記d軸実電圧に対する前記d軸基準電圧の比を前記q軸実電圧に乗じた値と前記q軸基準電圧との差分に基づいて、第1磁束変化量推定値(Δφ1)を演算する第1磁束変化量推定値演算部(33)と、
    前記q軸実電圧と前記q軸基準電圧との差分に基づいて、第2磁束変化量推定値(Δφ2)を演算する第2磁束変化量推定値演算部(34)と、
    前記交流電動機の動作状態に応じて、前記第1磁束変化量推定値演算部による演算と前記第2磁束変化量推定値演算部による演算とを切り替える演算切替部(35)と、
    を有する交流電動機の制御装置。
  2. 前記演算切替部は、
    前記交流電動機のトルク又は電流が所定の切替閾値以上のとき、前記第1磁束変化量推定値を用い、
    前記交流電動機のトルク又は電流が前記切替閾値未満のとき、前記第2磁束変化量推定値を用いるように演算を切り替える請求項1に記載の交流電動機の制御装置。
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