JP2019128150A - 表面検査装置 - Google Patents

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裕之 宮本
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Abstract

【課題】精度よく、短時間で被検査領域の表面を検査できる表面検査装置を提供する【解決手段】制御部30は、最初の明部B1が、被検査領域CPの移動方向の前端からの長さが明部の幅W1の総和と同じになるまでの範囲に投影されているときに最初の撮影タイミングを決定するとともに、以前の撮影タイミングで被検査領域CPに明部B1が投影された部分以外の部分に明部B2が投影され且つ被検査領域CPの全域に明部B1、B2を隙間なく投影できるように撮影部10の撮影タイミングを制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、被検査領域に照明を照射するとともに撮影して、被検査領域を検査する表面検査装置に関する。
従来の被検査領域の欠陥を検査する検査装置を特許文献1に開示する。特許文献1に示す表面欠陥検査装置は、ストライプ模様形成手段によって、被検査領域上に映っているストライプ模様をストライプ入力手段によって入力する。ストライプ模様形成手段は、複数の照明を一列に配列した照明手段を備えている。そして、照明手段の複数の照明は制御手段によって、列ごとに点灯及び消灯の制御がなされる。制御手段は、被検査領域の移動速度に基づいて、ストライプ入力手段で入力されるストライプ模様のストライプの本数が一定になるように、照明手段の点灯及び消灯する照明を制御する。このように、制御手段で、照明の点灯及び消灯を制御することで、被検査領域が平坦であろうが湾曲していようがストライプの本数が同じであり、安定した状態で欠陥の検出が可能である。
特開2000−9454号公報
特開2000−9454号公報に記載の表面欠陥検査装置では、ストライプ幅を一定として、被検査領域の全ての測定点の測定が終了するまで、測定を繰り返し行う、つまり、1つの被検査領域の全ての測定点を検査するために複数回の測定が必要になる。そのため、被検査領域の測定に要する時間が長くなる。
そこで本発明は、精度よく、短時間で被検査領域の表面を検査できる表面検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の表面検査装置は、照明光を照射して被検査領域の表面に投影パターンを形成する照明部と、前記照明部に対して相対的に移動している被検査領域を撮影する撮影部と、前記被検査領域が一定距離移動するごとに前記被検査領域を撮影するように前記撮影部の撮影タイミングを制御する制御部と、を備え、前記投影パターンには、複数の明部と、前記明部よりも暗く前記明部の幅のM倍(Mは1以上の整数)の幅を有する暗部とが、前記被検査領域の移動方向に交互に配列されており、前記制御部は、最初の明部が、前記被検査領域の前記移動方向の前端からの長さが前記明部の幅の総和と同じになるまでの範囲に投影されているときに最初の撮影タイミングを決定するとともに、以前の前記撮影タイミングで前記被検査領域に前記明部が投影された部分以外の部分に前記明部が投影され且つ前記被検査領域の全ての領域に前記明部を隙間なく投影できるように前記撮影部の撮影タイミングを制御する。
このように構成することで、被検査領域が、照明部及び撮影部の前を1回移動することで、複数の明部のそれぞれを被検査領域の異なる領域に投影させた、撮影データを取得することが可能である。これにより、被検査領域の撮影回数を減らすことができる。さらには、画像処理に要する時間及び処理量を減らすことが可能である。
上記構成において、前記複数個の明部のうち、両端に配置される明部間の距離は、前記被検査領域の長さよりも短い。このように構成することで、被検査領域において、撮影時に明部が投影されない領域を無くすことが可能である。これにより、被検査領域の表面の異常を高い精度で検出することができる。
上記構成において、前記制御部は、前記被検査領域が明部の幅のP倍(Pは明部の数以下の正の整数)移動するごとに前記被検査領域を撮影するように前記撮影部の撮影タイミングを制御する。このように構成することで、明部同士が重なるのを抑制することができ、被検査領域の全域に隙間なく明部を投影することが可能である。
上記構成において、前記Pは、前記明部の数である。このように構成することで、明部が投影される領域の重複を抑制し、被検査領域の検査の効率を高めることが可能である。
上記構成において、前記Mは、(M+1)×(k−1)=P×n(kはPよりも小さい正の整数、nは正の整数)を満たさない。このように構成することで、照明部を容易に構成することが可能である。
上記構成において、前記照明部は、前記照明光の色温度の変更が可能である。被検査領域の表面の色や撮影部の特性等に起因して、異常の検出が困難な明部の色が存在する場合がある。照明光の色温度を変更することで、明部の色を、被検査領域の表面の色や撮影部の特性等に応じて、異常を検出しやすく変更可能である。これにより、異常の検出のばらつきを抑制することができ、異常の検出精度を高めることが可能である。
上記構成において、前記被検査領域が移動していてもよいし、前記照明部が移動してもよい。
本発明によると、精度よく、短時間で被検査領域の表面を検査できる表面検査装置を提供することが可能である。
本発明にかかる表面検査装置の一例を示す概略図である。 図1に示す表面検査装置の接続を示すブロック図である。 照明部の構成を示す断面図である。 本発明にかかる表面検査装置による表面検査を示す図である。 表面検査装置による被検査領域の検査を行う処理を示すフローチャートである。 本発明にかかる表面検査装置の他の例に用いられる照明部を示す図である。 本発明にかかる表面検査装置の他の例における表面検査を示す図である。 投影パターンと被検査領域を一般化した図である。 本発明にかかる表面検査装置の他の例に用いられる照明部を示す図である。 本発明にかかる表面検査装置の他の例における表面検査を示す図である。
本発明の構成について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
<表面検査装置の構成>
図1は本発明にかかる表面検査装置の一例を示す概略図である。図2は、図1に示す表面検査装置の接続を示すブロック図である。図1、図2に示すように、表面検査装置Aは、撮影部10と、照明部20と、制御部30と、画像処理部40と、を備える。表面検査装置Aは、移動している検査対象体CAの被検査領域CPに、照明部20から照明光を照射する。そして、照明光が照射されている被検査領域CPの表面を、撮影部10で撮影して、撮影データに基づいて、被検査領域CPの傷、歪み、汚れ、異物等の表面の異常を検査する。
<撮影部10について>
撮影部10は、CMOS、CCD等の撮像素子を備えている。撮影部10は、検査対象体CAの移動方向に対して、交差する方向から被検査領域CPを撮影する。撮影部10は、制御部30と接続されており、撮影部10は制御部30によって決められた撮影タイミングに合わせて、被検査領域CPの撮影を行う。そして、撮影した被検査領域CPの撮影データを、制御部30に送信する。なお、撮影タイミングの詳細については、後述する。
<照明部20について>
移動方向D1に移動している検査対象体CAの被検査領域CPに向けて照明光を照射する。照明光を照射することで、被検査領域CPには、明部Bと暗部Gとが交互に配置された投影パターンPPが投影される。
照明部20の詳細について、新たな図面を参照して説明する。図3は、照明部の構成を示す断面図である。図3に示すように、照明部20は、光源21と、拡散板22と、マスク部材23とを備える。光源21は、被検査領域CPに照射される光の発光源である。ここでは、平面上に複数個のLEDを二次元配列したものとしている。しかしながらこれに限定されず、例えば、放電管等の放電発光体や、有機EL等の面状の光源を用いてもよい。
拡散板22は、通過する光の強度(例えば、輝度)を面内において均一又は略均一にする光学素子である。拡散板22は、光源21の前面に配置される。なお、照明部20において、前面とは、照明部20の被検査領域CP側の面を指すものとする。すなわち、光源21から出射された光は、拡散板22を通過する。なお、光源21からの光が面内で均一な強度を有する場合、拡散板22を省略してもよい。
マスク部材23は、拡散板22の前面に配置される。マスク部材23には、帯状の開口窓231を備えている。拡散板22から前面に出射される光のうち、開口窓231に入射する光は、開口窓231を通過し、残りはマスク部材23に遮断される。照明部20において、光が開口窓231を通過している部分を光帯24とし、マスク部材23よって遮断されている部分を非照明帯25とする。なお、図3に示す照明部20では、光帯24が2本であるが、これに限定されず、さらに多くの光帯24を含んでいてもよい。また、マスク部材23としては、黒色に着色した板部材を挙げることができるが、これに限定されない。例えば、液晶等を用いたシャッターをマスク部材とする場合、開口窓231、すなわち、光帯24の個数及び幅を変更可能であり、表面検査装置Aの汎用性が高くなる。
図3に示すように、光帯24は、検査対象体CAの移動方向D1に沿って一定の幅を備えるとともに、移動方向D1と直交する方向(図3において上下方向)に延びる長方形状である。また、非照明帯25は、2個の光帯24の間に設けられているとともに、2個の光帯24の外側にも設けられる。すなわち、照明部20において、光帯24及び非照明帯25は、移動方向D1に並んで交互に配置される。
照明部20において、光源21は常に点灯した状態になっている。そして、照明部20からの照明光が被検査領域CPに照射されることで、光帯24は、明部Bとして被検査領域CPに投影され、非照明帯25は暗部Gとして投影される。すなわち、被検査領域CPには、明部Bと暗部Gとが交互に配置された投影パターンPPが投影される。なお、明部B及び暗部Gを含む投影パターンPPの詳細については、後述する。
<制御部30について>
制御部30は、表面検査装置Aの各部を制御する。制御部30には、撮影部10、照明部20及び画像処理部40が接続されている。また、制御部30には、搬送部50、表示部60、記憶部70等が接続されている。制御部30には、演算を実行するための演算部31が設けられている。演算部31は、CPU、MPU等の演算回路を含む回路である。演算部31は、それ自体に組み込まれたプログラムを動作させる又は記憶部70に記憶されたプログラムを読み込んで動作させることで、演算を行う。制御部30は、演算部31による演算結果に基づいて、撮影部10、照明部20及び画像処理部40等に制御信号を送る。制御信号としては、例えば、撮影部10に対して、撮影タイミングを通知する信号、照明部20に対して非照明帯25の幅を変更する信号等を挙げることができるが、これに限定されない。
また、制御部30は、画像処理部40で処理された撮影データに基づいて、被検査領域CPの表面の異常の有無を検査する。撮影データには、明部Bと暗部Gとが撮影されており、制御部30は、明部Bにおける、傷、歪み、汚れ、異物等の表面の異常の有無を検出する。また、表面の異常が検出された場合において、制御部30は、被検査領域CPにおける異常が形成されている部分を特定する。このとき、制御部30は、撮影データを組み合わせて、被検査領域CP全体の画像を生成し、さらに、被検査領域CPの異常がある部分を特定できる表示を行う。そして、その画像データと、異常が発生した場所の情報とを関連付けて、記憶部70に記憶させるとともに、表示部60に、被検査領域CPの異常部分を示す表示を行う。
<画像処理部40について>
画像処理部40は、撮影部10と接続される。画像処理部40は、撮影部10で撮影された撮影データを受け取り、撮影データに対して異常の検出に必要な画像処理を行う。そして、画像処理部40は、処理後の撮影データを制御部30に送る。なお、画像処理は、2値化処理、微分処理等、表面検査において既知の処理であり、詳細は省略する。また、撮影部10で撮影された撮影データは、直接、画像処理部40に送られてもよいし、一時的に、記憶部70に記憶された後に画像処理部40に送られるようにしてもよい。記憶部70に送る構成の場合、処理前の撮影データと処理後の撮影データを関連付けて、データベースに保存するようにしてもよい。このようにすることで、画像処理部40が行う画像処理とは異なる画像処理を実行することも可能である。
本発明にかかる表面検査装置Aでは、制御部30と、画像処理部40とがそれぞれ別の構成要素(例えば、回路)としているが、制御部30と画像処理部40とを統合して処理装置としてもよい。例えば、処理装置に備えられた演算回路で動作するプログラムで制御部及び画像処理部を構成してもよい。
<その他の構成について>
搬送部50は、検査対象体CAを搬送する。検査対象体CAは、被検査領域CPが撮影部10の撮影範囲を横切るように搬送される。搬送部50は、制御部30と接続されており、搬送部50は、搬送している検査対象体CAの移動速度を制御部30に通知している。なお、制御部30は、搬送部50に替えて、被検査領域CPの位置を検出するセンサー(不図示)から、被検査領域CPの移動速度及び位置を取得するようにしてもよい。また、搬送部50から移動速度、センサーから位置を取得してもよいし、両方から移動速度及び位置の情報を取得しつつ、互いに補完して、被検査領域CPの移動速度及び位置の精度を高めるようにしてもよい。
表示部60は、例えば、液晶パネル等の表示パネルを含む。表示部60は、制御部30と接続されており、表示部60は、撮影部10で撮影した撮影データ、画像処理部40で処理した処理後の撮影データ、投影パターンの状態等の情報を表示する。また、表示部60は、制御部30によって被検査領域CPに異常が検出されたときに、異常があることを作業者に警報する警報表示も可能である。なお、表示部60には、タッチパネルが取り付けられていてもよい。タッチパネルが取り付けられていることで、タッチパネルを用いて作業者が表面検査装置Aの操作や情報の入力等が可能である。また、数字キー等のハードキーを備えていてもよい。また、これら以外にも、音声によって通知を行う音声通知部(不図示)等を備えていてもよい。
本発明にかかる表面検査装置Aは以上に示した構成を備える。次に本発明にかかる表面検査装置Aの動作について、説明する。
<表面検査について>
図4は、本発明にかかる表面検査装置による表面検査を示す図である。図4において、最も上の段は、被検査領域CPに投影される第1投影パターンPP1を示す。そして、第1投影パターンPP1の下方には、移動している被検査領域CPに投影されている第1投影パターンPP1を示している。さらに、最も下の段には、撮影部10で撮影した撮影データでカバーした、換言すると、複数の撮影データを組み合わせた被検査領域CPを示す。
そして、図4に示すように、以下の説明では、理解を容易にするために被検査領域CPを明部の幅W1毎に分割する。被検査領域CPは12個の領域に分割される。そして、被検査領域CPは、図4において左から右に移動し、分割された領域のそれぞれに左から右に順に1から12の番号を付与する。
図4に示すように、被検査領域CPに投影された第1投影パターンPP1は、被検査領域CPの移動方向に沿って、明部と暗部とが交互に配置される。第1投影パターンPP1は、被検査領域CPに交互に投影される第1明部B1及び第2明部B2を備える。第1明部B1は、左上がりの斜線を並べたハッチングを施し、第2明部B2は、右上がりの斜線を並べたハッチングを施している。第1投影パターンPP1において、第1明部B1の移動方向D1の幅W1と、第2明部B2の移動方向D1の幅W1とは、同じ幅である。なお、以下の説明では、明部の幅W1として説明する。
第1投影パターンPP1では、被検査領域CPが移動する方向において、第1明部B1が第2明部B2よりも上流側に配置される。そして、第1明部B1と第2明部B2との間には、暗部G1が備えられる。また、第1投影パターンPP1では、第1明部B1及び第2明部B2の外側に暗部G0が設けられている。暗部G0は、照明部20において、光帯24を形成するために用いられるマスク部材23の影である。そのため、光帯24を正確に調整できる照明部20であれば、外側の暗部G0は省略してもよい。
図4に示すように、第1投影パターンPP1は、第1明部B1と第2明部B2の間に配置される暗部G1の幅を幅W2とすると、暗部G1の幅W2を明部の幅W1の2倍である。そして、図4に示すように、表面検査装置Aでは、被検査領域CPの右から2番目の領域、すなわち、領域11に第1明部B1が投影されているときに、最初の撮影タイミングとし、被検査領域CPが明部の幅W1の2倍の距離移動する毎に撮影タイミングとして撮影する。そして、領域2に第2明部B2が投影されているときに最後の撮影タイミングとする。
このように、撮影を行うことで、図4の最下段に示すように、第1明部B1を奇数領域に、第2明部B2を偶数領域に投影した撮影データを取得できる。これにより、明部が1個の場合に比べて被検査領域CPを2倍の速さで移動させて、被検査領域CPの検査を行うことが可能である。すなわち、検査時間を1/2にすることができる。また、2個の明部を備え明部の幅W1移動する毎に撮影する場合に比べても、2個の明部の投影領域が重ならないように制御することで、被検査領域CP全体の表面検査を行うときの撮影回数を減らすことができる。これにより、撮影データの画像処理の回数を減らすことができる。
なお、本実施形態では、被検査領域CPの移動方向先頭側から2個目の領域11に、第1明部B1が投影されたときを、最初の撮影タイミングとしているが、これに限定されない。例えば、被検査領域CPの移動方向における最も先頭の領域12に、第1明部B1が投影されたときを、最初の撮影タイミングとしてもよい。また、領域11と領域12の間に第1明部B1が投影されたときを、最初の撮影タイミングとしてもよい。なお、領域11又は領域12に第1明部B1が投影されているときを最初の撮影タイミングとすると、最後の領域1の一部を、よけいに撮影しなくてはならなくなり、多くの処理が必要になる。
そのため、被検査領域CPを明部の幅W1で分割した領域に、明部がきっちり照射されるときに最初のタイミングとすることが好ましい。以下の説明では、明部が被検査領域CPに設定している分割領域に投影されているときを撮影タイミングとする。また、被検査領域CPを明部の幅W1の2倍の距離移動する毎に撮影タイミングとする構成の場合、被検査領域CPの先頭側の2個の領域11又は領域12に上流側の明部が照射されているタイミングとすることで、被検査領域CPの全てに第1明部B1及び第2明部B2を交互に隙間なく投影することが可能となる。以上のことをまとめると、表面検査装置Aでは、被検査領域CPの移動方向の前端から明部の幅W1の明部の個数倍の長さ移動するまでに、最初の撮影タイミングとすることで、被検査領域CPの全体に明部を交互に投影することができる。
<表面検査動作について>
ここで、表面検査を行うときの具体的な動作について説明する。表面検査装置Aによる被検査領域CPの検査動作について、新たな図面を参照して説明する。図5は、表面検査装置による被検査領域の検査を行う処理を示すフローチャートである。図5に示すように、制御部30は、搬送部50からの情報に基づいて被検査領域CPの移動速度及び位置を取得する(ステップS101)。
制御部30は、検査において最初の撮影タイミングでの撮影が実行済みか否か確認する(ステップS102)。最初の撮影タイミングでの撮影を行っていない(ステップS102でNoの場合)、制御部30は、被検査領域CPの移動方向D1における前端の側の領域11が、第1明部B1の投影範囲に入ったか否か確認する(ステップS103)。領域11が第1明部B1の投影範囲にない場合(ステップS103でNoの場合)、制御部30は、最初の撮影タイミングに到っていないと判断し、被検査領域CPの移動速度及び位置の取得(ステップS101)に戻る。
領域11が、第1明部B1の投影領域に入ったことを検知した場合(ステップS103でYesの場合)、制御部30は、撮影タイミングと判断して、撮影部10に指示を送り最初の撮影を行う(ステップS105)。
表面検査装置Aでは、複数回の撮影で、被検査領域CPに第1明部B1及び第2明部B2を交互に隙間なく投影した撮影データを取得して、異常を検出する。そのため、制御部30は、最初の撮影タイミングで撮影が行われた後には、被検査領域CPが明部の幅W1の2倍の距離移動する毎に、撮影タイミングを設定して、撮影部10で撮影した撮影データを取得する。そこで、被検査領域CPの最初の撮影タイミングでの撮影が実行済みの場合(ステップS102でYesの場合)、制御部30は、被検査領域CPが前回の撮影タイミングから明部B1(B2)の幅W1の2倍の距離移動したか否か確認する(ステップS104)。明部B1(B2)の幅W1の2倍の距離移動していない場合(ステップS104でNoの場合)、制御部30は、搬送部50から被検査領域CPの移動速度及び位置の取得を再開する(ステップS101に戻る)。
被検査領域CPが明部B1(B2)の幅W1の2倍の距離移動した場合(ステップS104でYesの場合)、制御部30は、次の撮影タイミングになったとして撮影部10に指示を送り、撮影部10に被検査領域CPの撮影を実行させる(ステップS105)。そして、撮影部10は、撮影された撮影データを画像処理部40に送信する(ステップS106)。なお、撮影部10による撮影データの画像処理部40への送信は、撮影完了後自動的に行われるようにしてもよいし、制御部30からの指示に基づいて行われてもよい。
画像処理部40は、送られてきた画像データに対して画像処理を実施する(ステップS107)。上述したように、画像処理を施された画像データでは、被検査領域CPの第1明部B1及び(又は)第2明部B2が投影されている部分に備えられる異常を検出しやすくなるような画像処理を施す。そして、画像処理が施された画像データは、制御部30に送られる。そして、制御部30は、画像処理された画像データを参照して、被検査領域CPの第1明部B1及び(又は)第2明部B2が投影されている部分の異常を検出する(ステップS108)。なお、本実施形態において、ステップS108では、異常検出としているが、ここでは、異常の有無についての検出も含まれる。なお、画像処理部40による画像処理と、制御部30による異常の検出とは、画像処理の後に異常の検出が順次行われてもよいし、並行して行われてもよい。
制御部30は、元の撮影データと画像処理後の撮影データとを関連付けて記憶部70に記録する(ステップS109)。また、異常が検出された場合、異常の情報(被検査領域CPにおける位置、例えば、領域番号等、異常の種類、例えば、傷、変形、異物の付着等)を、元の撮影データと画像処理後の撮影データとともに記憶する。なお、記憶部70への情報の記録は、異常が発見された場合にだけ、行うようにしてもよい。表面検査装置Aでは、被検査領域CPの後端が明部B2を通過したときに、被検査領域CPの検査を終了する。そのため、制御部30は、被検査領域CPの領域2が第2明部B2を通過したか確認する(ステップS110)。
被検査領域CPの領域2が第2明部B2を通過していない場合(ステップS110でNoの場合)、被検査領域CP全体の検査が終了していないとして、制御部30は、搬送部50から移動速度及び位置の情報の取得を再開する(ステップS101に戻る)。
被検査領域CPの領域2が第2明部B2を通過した場合(ステップS110でYesの場合)、制御部30は、記憶部70にアクセスして、検査を行った被検査領域CPに異常がなかったか否か確認する(ステップS111)。異常がなかった場合(ステップS111でYesの場合)、制御部30は、被検査領域CPの画像と、異常がなかったことを示す情報(例えば、文字による「異常なし」の表記等)を表示部60に出力する(ステップS112)。また、異常があった場合(ステップS111でNoの場合)、制御部30は、被検査領域CPの画像、異常個所を示す画像及び異常があったことを示す情報を表示部60に出力する(ステップS113)。なお、異常があった場合には、異常を検出した時点で異常があった表示を行うようにしてもよい。さらに、異常があった場合において、異常を音や光で通知するようにしてもよい。
表面検査装置Aでは、移動する被検査領域CPに第1明部B1及び(又は)第2明部B2を投影させ、被検査領域CPが明部の幅W1の2倍の距離移動する毎に撮影を行うことで、図4に示すように、撮影データにおける第1明部B1及び(又は)第2明部B2が投影されている部分が順に移動する。これにより、表面検査装置Aでは、第1明部B1と第2明部B2が、実質上、被検査領域CPに交互に投影される。
これらのことから、表面検査装置Aにおいて、被検査領域CPが、撮影部10及び照明部20の前を通過したときの撮影による検査によって、実質的に、異なる第1明部B1及び第2明部B2を被検査領域CPの全域に交互に投影させて検査が行われる。そして、第1明部B1と第2明部B2が投影される部分が、完全に同じ領域に投影されることを避けて制御するため、無駄な動作を省くことができる。そのため、表面検査装置Aでは、表面検査の速度を上げる及び(又は)処理を減らすことが可能となる。
<第2実施形態>
本発明にかかる表面検査装置の他の例について図面を参照して説明する。図6は、本発明にかかる表面検査装置の他の例に用いられる照明部を示す図である。図7は、本発明にかかる表面検査装置の他の例における表面検査を示す図である。図6に示すように、本実施形態にかかる表面検査装置A1の照明部20では、マスク部材23aの開口窓231が3個である点で、表面検査装置Aの照明部20と異なる。これ以外の部分については、第1実施形態と同じであり、実質的に同じ部分には、同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明は省略する。
図7に示すように、表面検査装置A1では、被検査領域CPに第2投影パターンPP2を投影する。第2投影パターンPP2は、第1明部B1、第2明部B2に加えて第3明部B3を備える。第2投影パターンPP2は、第1明部B1と第2明部B2の間及び第2明部B2と第3明部B3との間に配される暗部G1を備える。そして、明部B1の外側及び明部B3の外側に暗部G0が配される。そして、明部B1、B2及びB3は各々同じ幅W1であり、暗部G1も各々同じ幅W2である。なお、図7において、第3明部B3には、交差する斜線を並べたハッチングを施す。
第2投影パターンPP2における、明部の幅W1と暗部の幅W2とについて説明する。本実施形態にかかる表面検査装置A1の第2投影パターンPP2では、明部の幅W1と暗部の幅W2が同じ幅である。そして、表面検査装置A1において、制御部30は、被検査領域CPが、明部の幅W1の3倍移動する毎に、撮影タイミングとなるように撮影部10を制御する。
図7に示すように、表面検査装置A1では、表面検査装置Aと同様に、被検査領域CPの右から2番目の領域、すなわち、領域11に第1明部B1が投影されているときに、最初の撮影タイミングとし、被検査領域CPが明部の幅W1の3倍の距離移動する毎に撮影タイミングとして撮影する。そして、領域1に第2明部B2及び領域3に第3明部B3が投影されているときに最後の撮影タイミングとする。
以上のように、撮影を行うことで、図7の最下段に示すように、第1明部B1を領域2、5、8及び11に、第2明部B2を領域1、4、7及び10に、第3明部B3を領域3、6、9及び12に投影した撮影データを取得できる。被検査領域CPの移動速度を速くできる場合には、被検査領域CPの移動速度を1個の明部の投影領域を順次移動させる場合の3倍の速度で移動させることができ、検査に要する時間を約1/3にすることが可能である。また、3個の明部の投影領域が重ならないように制御することで、被検査領域CPが明部の幅移動する毎に撮影を行う構成に比べて、撮影回数を減らす、換言すると、撮影データの画像処理の回数を減らすことができる。これにより、表面検査の要する時間及び処理量を減らすことができる。なお、移動速度が速くできる場合とは、搬送部50の搬送速度を上げることができるとともに、撮影部10が速い速度の被検査領域CPを確実に撮影できることを含む。
なお、本実施形態の表面検査装置A1も、表面検査装置Aと同様に、被検査領域CPの移動方向における最も先頭の領域12に、第1明部B1が投影されたときを、最初の撮影タイミングとしてもよい。また、領域11と領域12の間に第1明部B1が投影されたときを、最初の撮影タイミングとしてもよい。
<明部の幅と暗部の幅について>
第1実施形態及び第2実施形態に示すように、明部の間に配される暗部の幅は、明部の数及び撮影タイミング間の被検査領域の移動距離によって、決定される。明部の幅と暗部の幅との関係について図面を参照して説明する。図8は、投影パターンと被検査領域を一般化した図である。図8には、最初の撮影タイミングで撮影したときの被検査領域CPの位置と、n回目の撮影タイミングにおける被検査領域CPの位置を示している。
暗部の幅W2は、明部の幅W1のM倍とする。また、明部の数をP個とし、明部の幅W1のP倍の距離、被検査領域CPが移動するごとに撮影タイミングになるとする。また、被検査領域CPの最も右の領域に最も上流側の明部が投影されたときを、最初の撮影タイミングとする。投影パターンPPにおいて、最も左の明部がB1であり、最も右の明部がBPである。
投影パターンPPにおいて、1番目の明部B1からk番目(kはP以下の正の整数)の明部Bkまでを考える。なお、kは明部の最大数以下である。1番目の明部B1を除いてk番目の明部Bkまでの明部の幅W1の総和は、W1×(k−1)となる。また、1番目の明部B1からk番目の明部Bkまでの間の暗部の個数は(k−1)個である。暗部の幅W2=W1×Mなので、暗部の幅W2の総和は、W1×M×(k−1)となる。そして、1番目の明部B1からk番目の明部Bkまでの長さは、W1×(k−1)+W1×M×(k−1)となり、この式を整理すると、(k−1)×(M+1)×W1となる。
そして、1番目の撮影タイミングから(n+1)回目(nは1以上の整数)の撮影タイミングまでの間に、被検査領域CPは、W1×P×n移動する。最初の撮影タイミングで明部B1が投影された領域に、別の明部Bkが投影されると、明部を被検査領域の全域に隙間なく投影することができなくなる。そのため、(n+1)回目の撮影タイミングで、前回明部が投影された部分に、別の明部が照射される条件は、数1に示すとおりである。
(k−1)×(M+1)×W1=n×P×W1
すなわち、
Figure 2019128150
となる。
つまり、複数個の明部を備える投影パターンが照射され、被検査領域が明部のP倍の距離移動する毎に撮影タイミングとなる表面検査装置において、数1を満たさないM及びPを設定することで、被検査領域に複数の明部を隙間なく投影した撮影データを得ることが可能となる。
第1実施形態及び第2実施形態では、Pは明部の数である。そして、Mによって暗部の幅が決定される。そして、暗部の幅が狭いほど、投影パターンを短くすることができ、被検査領域CPの全域を検査するために被検査領域CPが移動する距離を短くできる、すなわち、検査に要する時間を短くできる。例えば、明部を2個備える第1投影パターンPP1は、P=2であり、明部が2個であるため、k=2となる。これにより数1は、次の通りになる。M=2n−1となる。このことから、明部が2個の場合、Mが奇数ではない、すなわち、偶数であるときに、表面検査装置Aが成り立つ。
なお、以上示した実施形態では、被検査領域における複数の明部の投影領域が重複しないことを考慮して、P=明部の数としている。しかしながら、これに限定されない。例えば、Pが明部の数以下で、数1を満たさないような数であれば、一部重複する部分があっても、被検査領域の全域に明部の投影領域を敷き詰めることが可能である。そのため、Pとしては、明部の数以下の正の整数であればよく、明部の数と同数であるとさらによい。
<第3実施形態>
本発明にかかる表面検査装置の他の例について図面を参照して説明する。図9は、本発明にかかる表面検査装置の他の例に用いられる照明部を示す図である。図10は、本発明にかかる表面検査装置の他の例における表面検査を示す図である。図9に示すように、本実施形態にかかる表面検査装置A2の照明部20では、マスク部材23bの開口窓231が4個である点で、表面検査装置Aの照明部20と異なる。これ以外の部分については、第1実施形態と同じであり、実質的に同じ部分には、同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明は省略する。
図10に示すように、表面検査装置A2では、被検査領域CPに第3投影パターンPP3を投影する。第3投影パターンPP3は、第1明部B1、第2明部B2、第3明部B3及び第4明部B4を備える。第2投影パターンPP2は、第1明部B1と第2明部B2の間、第2明部B2と第3明部B3との間及び第3明部B3と第4明部B4との間に配される暗部G1を備える。そして、明部B1の外側及び明部B3の外側に暗部G0が配される。そして、明部B1、B2、B3及びB4は各々同じ幅W1であり、暗部G1も各々同じ幅W2である。なお、図10において、第4明部B4には、水平線を並べたハッチングを施す。
第3投影パターンPP3では、k=2、3、4及びP=4である。
M=4n−1
M=2n−1
3M=4n−3
表面検査装置A2では、以上の3つの式をいずれも満たさないMを選択する。そして、効率を高めるために最小値を選択すると、M=2となる。すなわち、暗部G1の幅W2は、明部の幅W1の2倍である。
以上示した各実施形態では、明部の数が2、3、4であったが、表面検査装置は、明部の数にかかわらず、数1を満たさないような構成とすることで、被検査領域CPが明部の幅W1移動する毎に撮影を行う表面検査装置に比べて、P倍の効率(検査に要する時間又は処理量を1/Pとすることができる)で被検査領域CPの表面検査を行うことができる。
<第6実施形態>
本発明にかかる表面検査装置では、明部が投影されている被検査領域CPを撮影し、画像処理を行うことで異常を検出する。被検査領域CPによっては、塗装、表面処理等によって、表面の色が異なる部分を有する場合がある。被検査領域CPの表面の色と、明部の色、すなわち、光源から発せられる光の色温度の組み合わせによっては、異常の検出が困難な場合がある。そこで、本発明にかかる表面検査装置では、異なる色の明部を投影可能なように、照明部に発せられる光の色温度を変更可能な光源を備えてもよい。このようにすることで、明部の色を変えて、被検査領域CPを検査することで、異常を検出する精度を高めることが可能である。
上述した各実施形態では、説明を容易にするために、被検査領域CPの長さが短く、被検査領域が照明部の前を通過するために要する時間が短い。そのため、検査開始から終了の期間に対して、検査開始直後及び検査終了間際の一部の明部が投影されていない期間の検査全期間に対する割合が多く、時間短縮の効果が出にくい。一方で、本発明の表面検査装置は、自動車や列車等を検査対象体とし、検査対象体の表面を被検査領域として、検査対象体の表面検査を行うのに用いられる。このような長い被検査領域の検査を行う場合、被検査領域が照明部の前を通過する時間が長くなる。検査開始直後及び検査終了間際の一部の明部が投影されていない期間は、被検査領域の長さに関係なく一定であり、被検査領域が長くなると、その割合が低くなる。結果として、時間短縮の効果が大きくなる。
また、以上示した表面検査装置は、いずれも、検査対象体が照明部に対して移動しているものを挙げているが、これに限定されない。停止している検査対象体に対して、照明部が相対的に移動する構成であってもよい。このとき、撮影部も照明部と連動して移動してもよい。また、本発明にかかる表面検査装置では、1個の撮影部を備えているが、これに限定されず、複数個の撮影部を備えていてもよい。なお、複数個の撮影部を備える場合、各撮影部が撮影した撮影データは、個別に処理して異常検出してもよいし、少なくとも2台以上の撮影部で撮影した画像を一旦合成した後に異常検出してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
A、A1、A2 表面検査装置
10 撮影部
20 照明部
21 光源
22 拡散板
23、23a、23b マスク部材
231 開口窓
24 光帯
25 非照明帯
30 制御部
31 演算部
40 画像処理部
50 搬送部
60 表示部
70 記憶部
B 明部
B1 第1明部
B2 第2明部
B3 第3明部
B4 第4明部
Bk 明部
CA 検査対象体
CP 被検査領域
D1 移動方向
G、G0、G1 暗部
PP 投影パターン
PP1 第1投影パターン
PP2 第2投影パターン
PP3 第3投影パターン
W1 明部の幅
W2 暗部の幅

Claims (8)

  1. 照明光を照射して被検査領域の表面に投影パターンを投影する照明部と、
    前記照明部に対して相対的に移動している被検査領域を撮影する撮影部と、
    前記被検査領域が一定距離移動するごとに前記被検査領域を撮影するように前記撮影部の撮影タイミングを制御する制御部と、を備え、
    前記投影パターンには、複数の明部と、前記明部よりも暗く前記明部の幅のM倍(Mは1以上の整数)の幅を有する暗部とが、前記被検査領域の移動方向に交互に配列されており、
    前記制御部は、最初の明部が、前記被検査領域の前記移動方向の前端からの長さが前記明部の幅の総和と同じになるまでの範囲に投影されているときに最初の撮影タイミングを決定するとともに、以前の前記撮影タイミングで前記被検査領域に前記明部が投影された部分以外の部分に前記明部が投影され且つ前記被検査領域の全域に前記明部を隙間なく投影できるように前記撮影部の撮影タイミングを制御する表面検査装置。
  2. 前記複数個の明部のうち、両端に配置される明部間の距離は、前記被検査領域の長さよりも短い請求項1に記載の表面検査装置。
  3. 前記制御部は、前記被検査領域が明部の幅のP倍(Pは明部の数以下の正の整数)移動するごとに前記被検査領域を撮影するように前記撮影部の撮影タイミングを制御する請求項1又は請求項2に記載の表面検査装置。
  4. 前記Pは、前記明部の数である請求項3に記載の表面検査装置。
  5. 前記Mは、(M+1)×(k−1)=P×n(kはPよりも小さい正の整数、nは正の整数)を満たさない請求項3又は請求項4に記載の表面検査装置。
  6. 前記照明部は、前記照明光の色温度の変更が可能である請求項1から請求項5のいずれかに記載の表面検査装置。
  7. 前記被検査領域が移動している請求項1から請求項6のいずれかに記載の表面検査装置。
  8. 前記照明部が移動している請求項1から請求項7のいずれかに記載の表面検査装置。
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