JP2019127309A - 薄葉紙収納体 - Google Patents
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Abstract
Description
プッシュプルゲージを用いて、薄葉紙収納体100の破断強度を測定した。具体的には、プッシュプルゲージ(IMADA社製、商品名「デジタルフォースゲージ Z2−20N」)の電源を入れて「PEAKボタン」を押す(引張り時の最も高い破断強度を測定する)。次いで、かぎ状のフック(先端の直径10mm)をフックの部分がプッシュプルゲージの表示面を向くように取付ける。薄葉紙収納体100の破断用切込線BLの円弧状部BLaを予め破断し、薄葉紙収納体100内部に折り込む。折り返した穴の下端部に止め金(挟口幅13mm、奥行7mm)を取付け、フックに連続するつまみを薄葉紙収納体100の妻面部40に対して上面部10から45°の角度に立てて、止め金にプッシュプルゲージのフックを下から引っ掛ける。次いで、プッシュプルゲージの「ZEROボタン」を押し、表示が0であることを確認し、薄葉紙収納体100に対して45°の方向に一気に引っ張って、プッシュプルゲージに表示されている値(破断強度kgf)を読み取る。破断強度の測定は10回行い、その平均値を破断強度とした。破断強度が0.8kgf以下の場合、薄葉紙収納体100の解体が容易であると評価した。
プッシュプルゲージを用いて、薄葉紙収納体100の保持力を測定した。具体的には、薄葉紙収納体100の上面側フラップ11を開けた状態で、突出部22の上端部22aの中央部に止め金(挟口幅13mm、奥行7mm)を取付けた以外は、上記破断強度の測定と同様に行った。保持力の測定は10回行い、その平均値を保持力とした。保持力が0.1kgf以上の場合、保持力が良好であると評価した。
[実施例1]
薄葉紙収納体100として、原紙が坪量332g/m2の裏ネズコートボール紙、高さ44mm、幅229mm、奥行き110mmを準備した。図1〜図4に示すように、先端部23aが円弧状の一対の係止部60(突出延長部23)を底面側フラップ21に設け、上面側フラップ11と底面側フラップ21とが接着部APを介して接着し、破断用切込線BL(円弧状部BLa、線状部BLb)を上面側フラップ11に設けた構造を有する薄葉紙収納体100を作製した。得られた薄葉紙収納体100について、上記の破断強度および保持力を測定した。結果を表1に示す。
図11に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造を採用せず、上面側フラップ11と底面側フラップ21とを接着部AP1を介して接着し、底面側フラップ21と一対の側面側フラップ31とを接着部AP2を介して接着し、上面側フラップ11と底面側フラップ21とが接着部AP1を介して接着した構造を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表1に示す。
図12に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造を採用せず、上面側フラップ11と底面側フラップ21とを接着部AP1を介して接着し、底面側フラップ21と一対の側面側フラップ31とを接着部AP2を介して接着し、上面側フラップ11と底面側フラップ21とが接着部AP1を介して接着し、破断用切込線BLを底面側フラップ21に設けた構造を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表1に示す。
図6に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造として、一対の側面部側に向かって先細りとなる形状を有する構造にした以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表2に示す。
図7に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造として、突出部22の両側端部22b,22bにそれぞれ切込みS1を形成し、一対の係止部60(突出延長部23)の下端部23bが切込みS1に沿って形成される構造を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表2に示す。
図8に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造として、一対の側面側フラップ31の各側端部31aに切込みS2を形成し、この切込みS2に突出部22を係止する構造を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表2に示す。
図9に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造として、一対の係止部60(突出延長部23)の下端部23bと底面側フラップ21の上端部21aとが薄葉紙収納体100の高さ方向(Z方向)に所定の間隔をあけて配置され構造を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表2に示す。
図10に示すように、一対の係止部60(突出延長部23)の構造として、一対の係止部60(突出延長部23)の先端部23aを底面側フラップ21側に向けて湾曲させた構造を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表2に示す。
一対の係止部60(突出延長部23)の下端部23bが切込みS1に沿って形成される構造(図7参照)において、各係止部60(突出延長部23)の面積(一対の側面側フラップ31との引っ掛かり面積)を9cm2とした以外は、実施例3と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を16cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を25cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を36cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を49cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を64cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を81cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を100cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
各係止部60(突出延長部23)の面積(引っ掛かり面積)を121cm2とした以外は、実施例7と同様に薄葉紙収納体100を作製し、測定した。結果を表3に示す。
10 上面部
10a 側端縁
11 上面側フラップ
11a 下端部
11b 側端部
20 底面部
20a 側端縁
21 底面側フラップ
21a 上端部
22 突出部
22a 上端部
22b 側端部
23 突出延長部
30 側面部
30a 側端縁
31 側面側フラップ
31a 側端部
40 妻面部
50 取出し口
S2 切込み
60 係止部
60a 下端部
S1 切込み
S2 切込み
BL 破断用切込線
BLa 円弧状部
BLb 線状部
AP 接着部
TP ティシュペーパー
Claims (10)
- 上面部、底面部、一対の側面部、および一対の妻面部を有し、
前記上面部または前記底面部に設けられた少なくとも1つの取出し口と、
前記上面部の側端縁から延出された上面側フラップと、
前記底面部の側端縁から延出された底面側フラップと、
前記一対の側面部の両側端縁からそれぞれ延出した一対の側面側フラップと、
を有し、
前記妻面部は、前記上面側フラップ、前記底面側フラップ、および前記一対の側面側フラップが重畳するようにそれぞれ折り曲げられることにより形成され、
前記底面側フラップは、前記一対の側面側フラップの側端部に係止される一対の係止部を有する、薄葉紙収納体。 - 前記一対の係止部は、前記一対の側面部側に向かって先細りとなる形状を有する、請求項1に記載の薄葉紙収納体。
- 前記底面側フラップは、前記底面側フラップの上端部から前記上面部側に向かって突出する突出部を有し、
前記一対の係止部は、前記突出部の両側端部から前記側面部側に向かって突出する、請求項1または2に記載の薄葉紙収納体。 - 前記突出部の前記上端部が下向きに円弧状に形成されている、請求項3に記載の薄葉紙収納体。
- 前記突出部の前記上端部が上向きに円弧状に形成されている、請求項3に記載の薄葉紙収納体。
- 前記突出部の両側端部に第1の切込みが形成され、
前記一対の係止部の下端部は、前記第1の切込みに沿って形成される、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の薄葉紙収納体。 - 前記一対の側面側フラップの各側端部に第2の切込みが形成され、
前記突出部は、前記第2の切込みに係止されている、請求項3乃至6のいずれか1項に記載の薄葉紙収納体。 - 前記上面側フラップは、
前記上面側フラップの下端部から上向きに円弧状に形成された第1の破断用切込線と、
円弧状部から前記上面側フラップの両側端部に向かって線状に形成された第2の破断用切込線とを有する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の薄葉紙収納体。 - 前記上面側フラップの下端部と前記底面側フラップの上端部とのいずれか一方に、前記上面側フラップと前記底面側フラップとを接着する接着部が設けられている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の薄葉紙収納体。
- 前記各係止部の面積が5cm2以上である、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の薄葉紙収納体。
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JPH0592202U (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-17 | 順子 近藤 | 折畳式ダストボックス |
JP2009173293A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Nippon Paper Crecia Co Ltd | 衛生用紙の組立式収納箱 |
JP2012076744A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納箱 |
JP2016049993A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 日本製紙クレシア株式会社 | ティシュペーパー収納箱 |
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