JP7271102B2 - 薄葉紙収納箱 - Google Patents
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Description
薄葉紙収納箱100のミシン目22を押し込んで、薄葉紙収納箱100に開口部OPを形成する押し込み試験を行った。押し込み試験では、プッシュプルゲージ(IMADA社製、商品名「デジタルフォースゲージ Z2-20N」)を用い、平型(S2)をプッシュプルゲージに取付ける。まず、プッシュプルゲージの電源を入れて「PEAKボタン」を押す(最も高い押し強度を測定する)。次いで、プッシュプルゲージの「ZEROボタン」を押し、表示が0であることを確認して、薄葉紙収納箱100のミシン目22の中央部22aの接合部41側の近傍に、プッシュプルゲージに取り付けた平型(S2)を押し当てる。そして、ミシン目22が破断したときのプッシュプルゲージに表示されている値(押し強度kgf)を読み取る。押し強度の測定は10回行い、その平均値を押し強度とした。押し強度が1.2kgf以下の場合、薄葉紙収納箱100の開口が容易であると評価し、押し強度が1.2kgfを超えた場合、薄葉紙収納箱100の開口が困難であると評価した。
薄葉紙収納箱100の妻面部40を引っ張って、妻面部40を開放する引き出し試験を行った。引き出し試験では、プッシュプルゲージ(IMADA社製、商品名「デジタルフォースゲージ Z2-20N」)を用い、フィルムグリップ(FC-40)をプッシュプルゲージに取付ける。上述の破断試験で薄葉紙収納箱100のミシン目22を破断した後に形成される断片Fの下端部をフィルムグリップ(FC-40)で挟み、挟んだ箇所をネジで固定する。まず、プッシュプルゲージの電源を入れて「PEAKボタン」を押す(最も高い引き強度を測定する)。次いで、プッシュプルゲージの「ZEROボタン」を押し、表示が0であることを確認して、妻面部40を開放する方向にプッシュプルゲージを引く。そして、プッシュプルゲージに表示されている値(引き強度kgf)を読み取る。引き強度の測定は10回行い、その平均値を引き強度とした。引き強度が1.2kgf以下の場合、薄葉紙収納箱100の解体が容易であると評価し、引き強度が1.2kgfを超えた場合、薄葉紙収納箱100の解体が困難であると評価した。
薄葉紙収納箱100の解体性を確認した。解体性の評価は、薄葉紙収納箱100が1つの動作(ワンアクション)で解体できた場合は○(良好)、1つの動作(ワンアクション)で解体できなかった場合は×(不良)とした。
薄葉紙収納箱100として、原紙が坪量350g/m2の裏ネズコートボール紙、高さ80mm、幅243mm、奥行き110mmを作製した。図1~図3に示すように、上面側フラップ11と底面側フラップ21とを接合する接合部41の下方に、底面側フラップ21の一方の側端縁21c寄りの端部21bから他方の側端縁21c寄りの端部21bまで延びる(底面側フラップ21の両側端縁21c寄りの端部21b間に延びる)ミシン目22を形成した。具体的には、ミシン目22の構成として、底面側フラップ21の両側端縁21c,21c間に延びる構成(ミシン目22の両端部22b、22bが底面側フラップ21の両側端縁21c,21cにそれぞれ連続する構成)を採用した。また、ミシン目22は、接合部41から離れる方向(矢印Dの方向)に湾曲させ、ミシン目22の両端部22bを底面側フラップ21に設け、ミシン目22の中央部22aを底面部20に設けた。また、側面側フラップ31は、底面部20側の一部が切り欠かれた切欠部31aを有する形状とした。結果を表1に示す。
図7に示すように、底面側フラップ21の両側端縁21c寄りの端部21b間に延びるミシン目22の構成として、ミシン目22の両端部22bが底面側フラップ21の両側端縁21c,21cにそれぞれ連続しない構成を採用した以外は、実施例1と同様に薄葉紙収納箱100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図8に示すように、底面側フラップ21の両側端縁21c寄りの端部21b間に延びるミシン目22の全部を、底面側フラップ21に設けた以外は、実施例2と同様に薄葉紙収納箱100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図9に示すように、底面側フラップ21の一方の側端縁21c寄りの底面部20の端部20bから他方の側端縁21c寄りの端部20bまで延びる(底面側フラップ21の両側端縁21c寄りの底面部20の端部20b,20b間に延びる)ミシン目22の全部を、底面部20に設けた以外は、実施例2と同様に薄葉紙収納箱100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
図10に示すように、ミシン目22の中央部22aに、接合部41から離れる方向(矢印Dの方向)にミシン目22の一部が円弧状に突出する円弧部23を形成した以外は、実施例4と同様に薄葉紙収納箱100を作製し、評価した。結果を表1に示す。
一対の内フラップの外面に、先端部が重なる上下一対の外フラップが接着された妻面を備え、上下一対の外フラップのうち下外フラップにミシン目(円弧状ミシン線と切離し用ミシン線)が設けられ、切離し用ミシン線が上下一対の外フラップの接合部に埋設されたティシューペーパー収納箱を用意し、評価した。結果を表1に示す。
下外フラップに配置切離し用ミシン線が設けられ、切離し用ミシン線と連続する円弧状ミシン線が底面部に設けられ、切離し用ミシン線の一部が上下一対の外フラップの接合部に埋設されている以外は、比較例1と同様の構成を有するティシューペーパー収納箱を用意し、評価した。結果を表1に示す。
10 上面部
10a 側端縁
11 上面側フラップ
11a 下端部
20 底面部
20a 側端縁
20b 端部
21 底面側フラップ
21a 上端部
21b 端部
21c 側端縁
22 ミシン目
22a 中央部
22b 端部
30 側面部
30a 側端縁
31 側面側フラップ
31a 切欠部
40 妻面部
41 接合部
50 取出し口
A12、A13、A23 接着部
OP 開口部
F 断片
TP ティシューペーパー
Claims (6)
- 取出し口が設けられた上面部、底面部、一対の側面部、および一対の妻面部を有し、
前記上面部の側端縁から延出する上面側フラップと、
前記底面部の側端縁から延出する底面側フラップと、
前記一対の側面部の両側端縁からそれぞれ延出する一対の側面側フラップとを有し、
前記妻面部は、前記上面側フラップの内側に前記底面側フラップが重なり且つ前記底面側フラップの内側に前記一対の側面側フラップが重なるように、前記上面側フラップ、前記底面側フラップ、および前記一対の側面側フラップがそれぞれ折り曲げられて形成され、
前記底面側フラップが前記一対の側面側フラップに接合され、前記上面側フラップが前記一対の側面側フラップに接合され、且つ前記上面側フラップの下端部と前記底面側フラップの上端部とが接合されてなる接合部と、
前記接合部の下方に形成され、前記底面側フラップの一方の側端縁から他方の側端縁まで延びるミシン目とを有し、
前記ミシン目は、前記接合部から離れる方向に該ミシン目全体が凸となる円弧状に湾曲し、
前記ミシン目の一部が、前記底面部に設けられている、薄葉紙収納箱。 - 取出し口が設けられた上面部、底面部、一対の側面部、および一対の妻面部を有し、
前記上面部の側端縁から延出する上面側フラップと、
前記底面部の側端縁から延出する底面側フラップと、
前記一対の側面部の両側端縁からそれぞれ延出する一対の側面側フラップとを有し、
前記妻面部は、前記上面側フラップの内側に前記底面側フラップが重なり且つ前記底面側フラップの内側に前記一対の側面側フラップが重なるように、前記上面側フラップ、前記底面側フラップ、および前記一対の側面側フラップがそれぞれ折り曲げられて形成され、
前記底面側フラップが前記一対の側面側フラップに接合され、前記上面側フラップが前記一対の側面側フラップに接合され、且つ前記上面側フラップの下端部と前記底面側フラップの上端部とが接合されてなる接合部と、
前記接合部の下方に形成され、前記底面側フラップの一方の側端縁から離間する一方の端縁から前記底面側フラップの他方の側端縁から離間する他方の端縁まで延びるミシン目とを有し、
前記ミシン目は、前記接合部から離れる方向に該ミシン目全体が凸となる円弧状に湾曲し、
前記ミシン目の一部が、前記底面部に設けられている、薄葉紙収納箱。 - 前記ミシン目の少なくとも一部が、前記底面側フラップに設けられている、請求項1または2に記載の薄葉紙収納箱。
- 前記ミシン目の中央部が、前記底面部に設けられている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薄葉紙収納箱。
- 前記ミシン目の中央部は、前記ミシン目の一部が前記接合部から離れる方向に前記ミシン目からさらに円弧状に突出する円弧部を構成する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の薄葉紙収納箱。
- 前記側面側フラップは、前記底面部側の一部が切り欠かれた切欠部を有する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の薄葉紙収納箱。
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