JP2019126868A - 研削ホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】用いられることが稀な形状の研削砥石を取り付けた研削ホイールのコストの高騰と製造にかかる期間を抑制することができる研削ホイールを提供すること。【解決手段】研削ホイール1は、スピンドルの下端に固定されたホイールマウントに着脱自在に装着され、研削砥石で被加工物を研削するものである。研削ホイール1は、複数の研削砥石10と、研削砥石10が固定される複数の砥石アダプタ20と、ホイールマウントに装着されるマウント装着部である一方の端面33と、砥石アダプタ20が嵌合してリング状に配置されるリング状のアダプタ固定部35が形成された自由端部である他方の端面34と、を備えるホイール基台30と、を有している。砥石アダプタ20は、研削砥石10の形状に応じた嵌合凹部21を有し、異なる形状の研削砥石10が砥石アダプタ20によってアダプタ固定部35に固定される。【選択図】図4

Description

本発明は、研削ホイールに関する。
半導体デバイスが形成される半導体ウェーハやガラス基板、セラミックス基板、樹脂パッケージ基板などの各種板状の被加工物を所望の厚さに薄化するために研削砥石が固定された研削ホイールが用いられる(例えば、特許文献1参照)。研削ホイールは、金属製の環状のホイール基台の自由端部に研削砥石が環状に配置されている。
研削砥石は、砥粒がボンド材で固定されて形成されており、被加工物の材質や研削量などによって選択される。また、砥粒やボンド以外にも、研削砥石の形状は、研削面が矩形や円形であったり、自由端部から垂直に立設するタイプから斜め外側に延在するタイプなど複数種類の物を使い分けられている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4582671号公報 特開2000−269174号公報
しかしながら、研削面が矩形状の研削砥石に比べ、例えば、特許文献2に示された円筒状の研削砥石等の研削面が矩形状以外の形状の研削砥石は、用いられることが稀、所謂イレギュラーな形状の研削砥石である。このために、特許文献2に示された円筒状の研削砥石等の研削面が矩形状以外の形状の用いられることが稀な研削砥石を取り付けた研削ホイールの製造コストが高くなり、この種の研削ホイールの製造にかかる期間が長期間化するという課題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、用いられることが稀な研削砥石を取り付けた研削ホイールのコストの高騰と製造にかかる期間を抑制することができる研削ホイールを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の研削ホイールは、スピンドル先端に固定されたホイールマウントに着脱自在に装着され、研削砥石で被加工物を研削する研削ホイールであって、複数の研削砥石と、該研削砥石が固定される複数の砥石アダプタと、該ホイールマウントに装着されるマウント装着部と、該砥石アダプタが嵌合してリング状に配置されるリング状のアダプタ固定部が形成された自由端部と、を備えるホイール基台と、を有し、該砥石アダプタは、該研削砥石の形状に応じた嵌合凹部を有し、異なる形状の該研削砥石が該砥石アダプタによって該アダプタ固定部に固定されることを特徴とする。
また、前記研削ホイールにおいて、該アダプタ固定部は、該研削ホイールの回転方向と交差する方向に延在し、該砥石アダプタが突き当たって該砥石アダプタの移動が規制される突き当て面を備えても良い。
本願発明の研削ホイールは、用いられることが稀な研削砥石を取り付けた研削ホイールのコストの高騰と製造にかかる期間を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る研削ホイールを備える研削装置の構成例の要部を示す側面図である。 図2は、実施形態1に係る研削ホイールを備える研削装置の構成例の要部を示す斜視図である。 図3は、実施形態1に係る研削ホイールの所定の種類の研削砥石を装着した状態を下方からみた平面図である。 図4は、図3に示された研削ホイールの要部を分解して示す斜視図である。 図5は、実施形態1に係る研削ホイールの他の種類の研削砥石を装着した状態を下方からみた平面図である。 図6は、図5に示された研削砥石を砥石アダプタに装着した状態を示す斜視図である。 図7は、図6に示された研削砥石と砥石アダプタとを分解して示す斜視図である。 図8は、実施形態2に係る研削ホイールの要部を分解して示す斜視図である。 図9は、実施形態2に係る研削ホイールに装着される他の種類の研削砥石を装着した砥石アダプタを示す斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る研削ホイールを図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る研削ホイールを備える研削装置の構成例の要部を示す側面図である。図2は、実施形態1に係る研削ホイールを備える研削装置の構成例の要部を示す斜視図である。図3は、実施形態1に係る研削ホイールの所定の種類の研削砥石を装着した状態を下方からみた平面図である。図4は、図3に示された研削ホイールの要部を分解して示す斜視図である。図5は、実施形態1に係る研削ホイールの他の種類の研削砥石を装着した状態を下方からみた平面図である。図6は、図5に示された研削砥石を砥石アダプタに装着した状態を示す斜視図である。図7は、図6に示された研削砥石と砥石アダプタとを分解して示す斜視図である。
実施形態1に係る研削ホイール1は、図1及び図2に示す研削装置100を構成する。研削装置100は、被加工物201を研削して、薄化するものである。研削装置100の加工対象である被加工物201は、実施形態1ではシリコン、サファイア、ガリウムヒ素、LT(LiTaO:タンタル酸リチウム)、又はLN(LiNbO:ニオブ酸リチウム)などを基板202とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。被加工物201は、表面203の交差する複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にそれぞれデバイスが形成されている。被加工物201は、表面203に保護テープ210が貼着された状態で、表面203の裏側の裏面204が研削されて、薄化される。また、本発明では、被加工物201は、石英ガラスなどで構成されたガラス基板、樹脂でデバイスチップが封止されたパッケージ基板やセラミックス基板や矩形の基板でも良い。
研削装置100は、図1及び図2に示すように、チャックテーブル110と、研削ユニット120と、図示しない切り込み送りユニットとを少なくとも備える。
チャックテーブル110は、被加工物201が保護テープ210を介して保持面111上に載置されて、被加工物201を保持するものである。チャックテーブル110は、保持面111を構成する部分がポーラスセラミック等から形成された円盤形状であり、図示しない真空吸引経路を介して図示しない真空吸引源と接続され、保持面111に載置された被加工物201を吸引することで保持する。また。チャックテーブル110は、鉛直方向と平行な軸心回りに回転自在に研削装置100の図示しない装置本体に支持されている。
切り込み送りユニットは、研削ユニット120を保持面111と直交する切り込み送り方向である鉛直方向に移動させるものである。切り込み送りユニットは、研削ユニット120を下降させて研削ユニット120の研削ホイール1をチャックテーブル110に保持された被加工物201に近付け、研削ユニット120を上昇させて研削ホイール1をチャックテーブル110に保持された被加工物201から遠ざける。
研削ユニット120は、切り込み送りユニットによりチャックテーブル110に保持された被加工物201に研削ホイール1が押しつけられて、純水などの研削液を供給しながらチャックテーブル110に保持された被加工物201を研削するものである。研削ユニット120は、図1及び図2に示すように、切り込み送りユニットにより鉛直方向に移動自在に設けられた図示しないスピンドルハウジングと、スピンドルハウジング内に鉛直方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられたスピンドル121と、スピンドル先端であるスピンドル121の下端122にホイールマウント123を介して装着される研削ホイール1と、を備える。スピンドル121は、鉛直方向と平行に配置され、図示しないスピンドルモータにより軸心回りに回転される。ホイールマウント123は、スピンドル先端である下端122に固定され、かつ厚手の円盤状に形成されている。
研削ホイール1は、ホイールマウント123に着脱自在に装着されて、図1及び図2に示すように、研削砥石10で被加工物201を研削する。なお、図1及び図2は、研削砥石10で被加工物201の裏面204を研削する例を示しているが、本発明は、研削ホイール1は、研削砥石10で被加工物201の表面203を研削しても良い。
研削ホイール1は、図3に示すように、複数の研削砥石10と、複数の砥石アダプタ20と、ホイール基台30とを備える。
複数の研削砥石10は、ホイール基台30のチャックテーブル110に対向する下面に装着されている。複数の研削砥石10は、ホイール基台30の下面に周方向に等間隔に配置されている。実施形態1において、各研削砥石10は、金属、セラミックス又は樹脂等により構成される結合材(ボンド材ともいう)に、ダイヤモンド、又はCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒を混合して一つの塊に形成された一つの所謂セグメント砥石である。実施形態1において、研削砥石10は、ボンド材としてビトリファイドボンドに、ダイヤモンドとCBNを砥粒として混合したもので構成されているが、本発明では、ボンド材としてレジンボンドを用いても良い。
また、複数の研削砥石10は、互いに同形状に形成されているとともに、各研削砥石10は、ホイール基台30の径方向の厚みが、周方向の全長に亘って一定に形成されている。また、複数の研削砥石10は、チャックテーブル110に対向して、被加工物201の裏面204を研削する研削面11が水平方向に沿って平坦に形成されているとともに互いに同一平面上に位置している。前述した研削砥石10は、被加工物201の種類や加工の目的などに応じて、複数の種類が設定されている。研削砥石10は、種類が異なると、外形が異なる場合がある。なお、図3及び図4に示す研削砥石10は、研削面11が矩形状の多くの種類の被加工物201の研削に用いられるものである。
砥石アダプタ20は、研削砥石10が固定され、かつホイール基台30に固定されて、研削砥石10をホイール基台30に固定するためのものである。実施形態1において、砥石アダプタ20は、研削砥石10を一つ固定するが、砥石アダプタ20に固定する研削砥石10の数は一つに限定されない。
砥石アダプタ20は、アルミニウム合金、又はステンレス鋼などの金属により構成されている。実施形態1において、砥石アダプタ20は、立体印刷機(3Dプリンタ:3D printer)により形成されるが、本発明において、砥石アダプタ20の製造方法は、立体印刷機によるものに限定されない。
砥石アダプタ20は、図4に示すように、研削砥石10の外形形状に応じた嵌合凹部21を有する。嵌合凹部21は、砥石アダプタ20のホイール基台30に固定された際にチャックテーブル110に対向する対向面22から凹に形成されている。嵌合凹部21の平面形状は、研削面11の平面形状と等しい。砥石アダプタ20は、研削面11が露出した格好で嵌合凹部21内に研削砥石10の一部を収容する。実施形態1では、砥石アダプタ20は、嵌合凹部21と研削砥石10との間に塗布される接着剤により研削砥石10を固定する。なお、本発明では、嵌合凹部21と研削砥石10との固定方法は、接着剤に限定されない。
ホイール基台30は、内外周面31,32以外の二つの端面33,34のうち一方の端面33が、ホイールマウント123の下面に装着されるマウント装着部であり、他方の端面34が、チャックテーブル110に対向する自由端部である。即ち、ホイール基台30は、マウント装着部である一方の端面33と、自由端部である他方の端面34とを備える。自由端部である他方の端面34には、リング状のアダプタ固定部35が形成されている。
アダプタ固定部35は、砥石アダプタ20が嵌合して、砥石アダプタ20がリング状に配置されるものである。アダプタ固定部35は、砥石アダプタ20の外形形状に応じたアダプタ用嵌合凹部36と、互いに隣り合うアダプタ用嵌合凹部36間に設けられた突き当て面である突き当て壁37とを備える。アダプタ用嵌合凹部36は、ホイール基台30の他方の端面34から凹に形成され、かつホイール基台30の周方向に等間隔に配置されている。アダプタ用嵌合凹部36の平面形状は、研削面11と対向する位置からみた砥石アダプタ20の外形の平面形状と等しい。実施形態1では、突き当て壁37は、研削ホイール1の回転方向と交差する方向であるホイール基台30の径方向に延在しているが、突き当て壁37が延在している方向は、研削ホイール1の回転方向と交差していれば径方向でなくても良い。
アダプタ固定部35は、アダプタ用嵌合凹部36内に研削砥石10の研削面11が露出した格好で研削砥石10が装着された砥石アダプタ20の一部を収容する。実施形態1では、アダプタ固定部35は、アダプタ用嵌合凹部36と砥石アダプタ20との間に塗布される接着剤により砥石アダプタ20を固定する。なお、本発明では、アダプタ用嵌合凹部36即ちホイール基台30と砥石アダプタ20との固定方法は、接着剤に限定されない。また、アダプタ固定部35の突き当て壁37は、アダプタ用嵌合凹部36に固定された砥石アダプタ20の外表面と密に接触する。このため、研削ホイール1は、軸心回りに回転しながら被加工物201と接触しても、砥石アダプタ20が突き当て壁37に突き当たって、突き当て壁37により砥石アダプタ20の周方向の移動が規制される。
また、前述した研削ホイール1は、ホイール基台30に図3及び図4に示す研削砥石10と異なる外形形状の図5等に例示する研削砥石10−1が装着されることがある。即ち、図5、図6及び図7に示す研削砥石10−1は、図3等に示す研削砥石10と種類が異なる。
図5、図6及び図7に示す研削砥石10−1は、研削砥石10と同様に、結合材に砥粒を混合して一つの塊に形成された一つの所謂セグメント砥石であり、複数の研削砥石10−1は、互いに同形状に形成されている。研削砥石10−1は、用いられることが稀な研削砥石である。実施形態1において、研削砥石10−1は、円筒状に形成され、円環状の研削面11−1により被加工物201の表面203を研削して、表面203からデバイスを除去するものであるが、本発明では、用いられることが稀な研削砥石10−1の形状、用途は、これらに限定されない。研削砥石10−1は、図5、図6及び図7に示す砥石アダプタ20−1に固定されて、ホイール基台30のアダプタ固定部35に固定される。実施形態1において、砥石アダプタ20−1は、研削砥石10−1を三つ固定するが、砥石アダプタ20−1に固定する研削砥石10−1の数は三つに限定されない。
実施形態1において、砥石アダプタ20−1は、砥石アダプタ20と同様に、アルミニウム合金、又はステンレス鋼などの金属により構成され、立体印刷機(3Dプリンタ:3D printer)により形成される。砥石アダプタ20−1は、図6及び図7に示すように、研削砥石10−1の外形形状に応じた嵌合凹部21−1を有する。嵌合凹部21−1は、砥石アダプタ20−1のホイール基台30に固定された際にチャックテーブル110に対向する対向面22−1から凹に形成されている。嵌合凹部21−1の平面形状は、研削面11−1の平面形状と等しい。砥石アダプタ20−1は、研削面11−1が露出した格好で嵌合凹部21−1内に研削砥石10の一部を収容する。砥石アダプタ20−1は、実施形態1では、嵌合凹部21−1と研削砥石10−1との間に塗布される接着剤により研削砥石10−1を固定する。なお、本発明では、嵌合凹部21−1と研削砥石10−1との固定方法は、接着剤に限定されない。
また、砥石アダプタ20−1は、砥石アダプタ20と外形が等しい。このために、砥石アダプタ20−1は、研削砥石10−1の研削面11−1が露出した格好でホイール基台30のアダプタ用嵌合凹部36内に一部が収容される。実施形態1では、砥石アダプタ20−1は、アダプタ用嵌合凹部36と砥石アダプタ20−1との間に塗布される接着剤によりアダプタ用嵌合凹部36即ちホイール基台30に固定される。なお、本発明では、アダプタ用嵌合凹部36即ちホイール基台30と砥石アダプタ20−1との固定方法は、接着剤に限定されない。また、アダプタ固定部35の突き当て壁37は、アダプタ用嵌合凹部36に固定された砥石アダプタ20−1の外表面と密に接触する。このため、研削ホイール1は、軸心回りの回転により生じる遠心力が作用しても、砥石アダプタ20−1が突き当て壁37に突き当たって、突き当て壁37により砥石アダプタ20−1の周方向の移動が規制される。
実施形態1に係る研削ホイール1は、ホイール基台30に装着される研削砥石10,10−1の外形形状が変更されても、研削砥石10,10−1に応じかつ外形形状が同じ砥石アダプタ20,20−1を研削砥石10,10−1の種類に応じて設けている。このように、研削ホイール1は、砥石アダプタ20,20−1を変更することにより異なる外形形状の研削砥石10,10−1を同一のホイール基台30に装着することができる。こうして、研削ホイール1は、異なる形状の研削砥石10,10−1が砥石アダプタ20,20−1によってアダプタ固定部35に固定される。
このように構成された研削ホイール1は、スピンドル121の下端に設けられたホイールマウント123の下面にホイール基台30の一方の端面33を重ね、ホイール基台30がボルト124によりホイールマウント123に装着されることによって、ホイールマウント123に装着される。
以上のように、実施形態1に係る研削ホイール1は、研削砥石10,10−1を砥石アダプタ20,20−1を介してホイール基台30に固定されるので、砥石アダプタ20,20−1を交換することで、所謂イレギュラーな形状の研削砥石10−1も用いられることが多い研削砥石10と同じホイール基台30に装着することが出来る。このため、研削ホイール1は、研削砥石10,10−1の種類の変更が容易になるという効果を奏する。従って、研削ホイール1は、用いられることが稀な形状の研削砥石10−1を取り付けた研削ホイール1のコストの高騰と製造にかかる期間を抑制することができる。また、研削ホイール1は、研削砥石10,10−1の装着位置を調整する事で、研削砥石10,10−1の間隔を自在に変更可能であり、異なる研削結果を容易に実現できるという効果も奏する。また、研削ホイール1は、砥石アダプタ20,20−1が立体印刷機により形成されるので、種々の研削砥石10,10−1に対応した砥石アダプタ20,20−1のコストの高騰と製造にかかる期間を抑制することができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係る研削ホイールを図面に基づいて説明する。図8は、実施形態2に係る研削ホイールの要部を分解して示す斜視図である。図9は、実施形態2に係る研削ホイールに装着される他の種類の研削砥石を装着した砥石アダプタを示す斜視図である。図8及び図9は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る研削ホイール1−2は、砥石アダプタ20,20−1のアダプタ固定部35への固定方法が実施形態1と異なること以外、実施形態1と構成が同じである。研削ホイール1−2は、図8及び図9に示すように、各砥石アダプタ20,20−1に外周面24,24−1から凹のねじ孔23,23−1を設け、ホイール基台30の外周面32にねじ孔23,23−1にねじ込まれるねじ40を通す通し孔38を設けている。実施形態2に係る研削ホイール1−2は、アダプタ固定部35のアダプタ用嵌合凹部36内に研削砥石10,10−1の研削面11,11−1が露出する恰好で砥石アダプタ20,20−1の一部を収容し、ねじ40を通し孔38を通してねじ孔23,23−1にねじ込むことにより、ホイール基台30に砥石アダプタ20,20−1即ち研削砥石10を固定する。
実施形態2に係る研削ホイール1−2は、研削砥石10,10−1を砥石アダプタ20,20−1を介してホイール基台30に固定されるので、砥石アダプタ20,20−1を交換することで、所謂イレギュラーな形状の研削砥石10−1も研削砥石10と同じホイール基台30に装着することが出来、用いられることが稀な形状の研削砥石10−1を取り付けた研削ホイール1−2のコストの高騰と製造にかかる期間を抑制することができる。
また、研削ホイール1−2は、ねじ40を用いて砥石アダプタ20,20−1即ち研削砥石10,10−1をホイール基台30に固定するので、砥石アダプタ20,20−1即ち研削砥石10,10−1を容易に交換することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,1−2 研削ホイール
10,10−1 研削砥石
20,20−1 砥石アダプタ
21,21−1 嵌合凹部
30 ホイール基台
33 一方の端面(マウント装着部)
34 他方の端面(自由端部)
35 アダプタ固定部
37 突き当て壁(突き当て面)
122 下端(スピンドル先端)
123 ホイールマウント
201 被加工物

Claims (2)

  1. スピンドル先端に固定されたホイールマウントに着脱自在に装着され、研削砥石で被加工物を研削する研削ホイールであって、
    複数の研削砥石と、
    該研削砥石が固定される複数の砥石アダプタと、
    該ホイールマウントに装着されるマウント装着部と、該砥石アダプタが嵌合してリング状に配置されるリング状のアダプタ固定部が形成された自由端部と、を備えるホイール基台と、を有し、
    該砥石アダプタは、該研削砥石の形状に応じた嵌合凹部を有し、異なる形状の該研削砥石が該砥石アダプタによって該アダプタ固定部に固定される研削ホイール。
  2. 該アダプタ固定部は、該研削ホイールの回転方向と交差する方向に延在し、該砥石アダプタが突き当たって該砥石アダプタの移動が規制される突き当て面を備える請求項1に記載の研削ホイール。
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