JP2019126173A - 回転電機ステータ - Google Patents

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【課題】回転電機ステータにおいて、ステータコイルが2組のY結線された3相のコイル群を含む場合に、同相のコイル群と動力線との接続に必要な溶接点数を削減することである。【解決手段】回転電機ステータは、複数のティースを有するステータコアと、2組のY結線された3相のコイル群を含み、それぞれのコイル群が複数のティースに巻回されて直列接続された複数のコイルを有するステータコイルと、各組で各相のコイル群の端部に設けられ、ステータコアの軸方向外側で径方向外側に伸びるように引き出された引き出し線の接続端部に接続された電源側の動力線とを含む。同相のコイル群から引き出される2本の引き出し線のうち、少なくとも一方の引き出し線が、径方向外側端部で他方の引き出し線の接続端部に近づくように曲げられて、2本の引き出し線の接続端部が動力線に直接に溶接されている。【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機ステータに関する。
従来から、電動モータ、発電機、またはこれらの両方の機能を有するモータジェネレータとして使用される回転電機が知られている。回転電機は、ステータの内側にロータを配置することにより構成する。ステータは、環状のヨークから径方向内側に伸びる複数のティースを有するステータコアと、ティースに巻回したステータコイルとを備える。例えば、ステータコイルは、U相、V相、W相の3相のコイル群を有する。
特許文献1には、ステータコアにステータコイルを組み付けたステータが記載されている。ステータコイルは、最外周に配置された複数のコイルからステータコアの径方向外側に複数本の引き出し線を引き出している。
特開2017−108509号公報
特許文献1に記載されたステータにおいて、ステータコイルが、2組のY結線した3相のコイル群を含む場合が考えられる。この場合、3相のコイル群のそれぞれの一端は中性点バスバーで接続し、2つの同相のコイル群の他端は電源側の動力線の一端に接続する。このために、同相のコイル群の他端部に、ステータコアの径方向外側に引き出した2本の引き出し線が形成される。この場合には、同相の2本の引き出し線が互いに周方向に離れているので、周方向に伸びる金属部材を2本の引き出し線と動力線とで挟んで接続する。これにより、2本の引き出し線と金属部材との2つの溶接位置、及び動力線と金属部材との溶接位置の少なくとも3点を溶接する必要が生じる。
本発明の回転電機ステータの目的は、ステータコイルが2組のY結線された3相のコイル群を含む場合に、同相のコイル群と動力線との接続に必要な溶接点数を削減することにある。
本発明に係る回転電機ステータは、環状のヨークから径方向内側に伸びる複数のティースを有するステータコアと、2組のY結線された3相のコイル群を含み、それぞれの前記コイル群が前記複数のティースに巻回されて直列接続された複数のコイルを有するステータコイルと、各組で各相の前記コイル群の端部に設けられ、前記ステータコアの軸方向外側で径方向外側に伸びるように引き出された引き出し線の接続端部に接続された電源側の動力線と、を備え、同相の前記コイル群から引き出される2本の前記引き出し線のうち、少なくとも一方の前記引き出し線が、径方向外側端部で他方の前記引き出し線の前記接続端部に近づくように曲げられて、前記2本の引き出し線の前記接続端部が前記動力線に直接に溶接されている。
本発明に係る回転電機ステータによれば、ステータコイルが2組のY結線された3相のコイル群を含む場合に、同相のコイル群と動力線とで周方向に伸びる金属部材を挟む必要がなくなる。これにより、同相のコイル群と動力線との接続に必要な溶接部が、同相のコイル群から引き出される2本の引き出し線の接続端部と、動力線との溶接部だけになるので、溶接点数を削減できる。
本発明に係る回転電機ステータにおいて、好ましくは、前記2本の引き出し線の前記接続端部がそれぞれ軸方向と平行に伸びており、前記動力線の軸方向と平行な一端部にそれぞれ溶接される。
上記の好ましい構成によれば、2本の引き出し線の接続端部と動力線の一端部との溶接部を軸方向に長くできるので、溶接強度を高くできる。
本発明に係る回転電機ステータにおいて、好ましくは、前記2本の引き出し線は、径方向外側端部で軸方向と平行な方向に伸びるように曲げられることにより前記接続端部が形成されており、前記他方の引き出し線は、周方向において前記一方の引き出し線側には曲げられない。
上記の好ましい構成によれば、ステータコイルの引き出し線の加工時間を短くできる。
本発明に係る回転電機ステータにおいて、好ましくは、前記2本の引き出し線は、径方向外側端部で軸方向と平行な方向に伸びるように曲げられることにより前記接続端部が形成されており、前記動力線の一端部外周面は多角形筒状に形成され、前記動力線の一端部外周面と前記2本の引き出し線の前記接続端部とが面接触した状態で、前記動力線と2本の前記接続端部とが溶接される。
上記の好ましい構成によれば、動力線と2本の引き出し線との溶接強度をさらに高くできる。
本発明の回転電機ステータによれば、ステータコイルが2組のY結線された3相のコイル群を含む場合に、同相のコイル群と動力線との接続に必要な溶接点数を削減できる。
本発明の実施形態の回転電機ステータの周方向一部を示す斜視図である。 回転電機ステータのステータコアのスロットにU字状のコイル線を挿入する状態を示す斜視図である。 回転電機ステータのステータコイルの各相コイル群が結線された状態を示す図である。 図1のA部を、一部を省略して異なる方向から見た拡大斜視図である。 比較例の回転電機ステータにおいて、一部を省略して2つのU相のコイル群の2本の引き出し線を、動力線に接続した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の別例の回転電機ステータにおける図4に対応する図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料、及び個数は、説明のための例示であって、回転電機ステータの仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
以下の図面及び実施形態の説明で、Rは、回転電機ステータの径方向を示し、θは、回転電機ステータの周方向を示し、Zは、回転電機ステータの軸方向を示す。R、Z、及びθの接線方向は、互いに直交する。
図1は、実施形態の回転電機ステータ10の周方向一部を示す斜視図である。以下では、回転電機ステータ10はステータ10と記載する。図1に示すように、ステータ10は、ステータコア12と、ステータコイル20とを備える。
図2は、ステータコア12のスロット15にU字状のコイル線26を挿入する状態を示す斜視図である。ステータコア12は、環状の磁性体部品であり、例えば、複数の珪素鋼鈑(電磁鋼鈑)を軸方向Zに積層することにより構成される。ステータコアは、樹脂バインダと磁性材粉末を加圧成形することにより構成されてもよい。
ステータコア12は、環状で外周側に配置されるヨーク13と、ヨーク13の内周面から径方向Rに伸びる複数のティース14とを有する。複数のティース14は、周方向θに互いに間隔をおいて配置される。隣り合う2つのティース14の間には溝であるスロット15が形成される。
図1に戻って、ステータコイル20は、2組の3相ステータコイル21,22を含んでいる。第1組の3相ステータコイル21は、螺旋状に延在するU,V,Wの3相のコイル群23u,23v,23wを有する。第2組の3相ステータコイル22は、螺旋状に延在するU,V,Wの3相のコイル群24u,24v,24wを有する。U,V,Wの3相のコイル群23u,24u,23v、24v、23w、23wのそれぞれは、スロット15に挿通されながら、複数のティース14(図2)を跨ぐように複数のティース14に巻回される。以下では、第1組の3相のコイル群23u,23v、23wを総称して、3相のコイル群23と記載し、第2組の3相のコイル群24u,24v、24wを総称して、3相のコイル群24と記載する場合がある。なお、図1では、ステータコア12の軸方向Z他端(図1の上端)に、円環状のステータカフサ50を配置している。ステータカフサ50は、ステータコア12の複数のティース14に重なった複数の径方向Rの柱部51を有し、複数の柱部51の径方向R内端、径方向R外端がそれぞれ内側リング(図示せず)、外側リング52で連結される。ステータでは、ステータカフサを省略してもよい。
U,V,Wの3相のコイル群23,24のそれぞれは、複数のセグメントコイル25を直列に接続して形成される。各セグメントコイル25は、図2に示す複数の略U字状のコイル線26から形成される。
コイル線26は、断面矩形の平角線である導体素線27の長さ方向中間部を絶縁皮膜28で覆い、その導体素線27の両端部を絶縁皮膜28から露出させ、U字形に形成される。図2では、2つのU字状のコイル線26のみがスロット15に挿入される場合を示しているが、他のコイル線についても同様である。
各セグメントコイル25(図1)を形成する際には、径方向R(図1)に並んだ複数のコイル線26が複数のティース14の軸方向Z一端面(図2の下端面)を跨いで、複数のティース14の両側に位置する2つのスロット15に複数のコイル線26を挿入する。このとき、ステータコア12の軸方向Z他端面(図1の上端面)から、コイル線26の一対の脚部の端部である突出部を突出させる。そして、複数のコイル線26の突出部が周方向に曲げ加工された後、複数のコイル線26がつながって螺旋を形成するように、径方向Rに重なったコイル線26の突出部の先端部を、レーザ溶接等により溶接する。このとき、コイル線26では、導体素線27の露出した部分が溶接される。これにより、各セグメントコイル25は、複数のティース14に跨るように複数のティース14に巻回される。また、U,V,Wの3相のコイル群23,24のそれぞれは、複数のセグメントコイル25の端部が連結されることにより円環状に形成される。
図3は、ステータコイル20の各相コイル群23,24が結線された状態を示す図である。各組の3相ステータコイル21,22では、U、V、Wの3相のそれぞれでセグメントコイル25(図1)を電気的に直列に接続することで、それぞれの相のコイル群23,24が形成される。各相のコイル群23,24の一端は、中性点バスバーである中性点Cで接続されることでY結線される。中性点バスバーは、具体的な構造の図示を省略するが、例えばステータコア12の外周側端部に配置される。図3では、2組の3相ステータコイル21,22が共通の中性点Cで接続された状態を示しているが、2組の3相ステータコイルが異なる中性点を持つ構成としてもよい。
さらに、図1に示すように、第1組の3相のコイル群23のそれぞれの他端部には、第1組の引き出し線30u、30v、30wが設けられる。第2組の3相のコイル群24のそれぞれの他端部には、第2組の引き出し線31u、31v、31wが設けられる。以下では、第1組の引き出し線30u,30v、30wを総称して、3相の引き出し線30と記載し、第2組の引き出し線31u,31v、31wを総称して、3相の引き出し線31と記載する場合がある。
各引き出し線30,31は、各相で各組のコイル群23,24の他端部においてステータコア12の軸方向Z他端(図1の上端)より外側に引き出された部分が、径方向R外側に伸びるように引き出されることにより形成される。各引き出し線30,31の径方向R外側端部に設けられた接続端部32,33には、電源側に接続された動力線40u、40v、40wの一端が接続される。動力線40u、40v、40wの一端は、円柱状に形成される。以下では、動力線40u、40v、40wを総称して動力線40と記載する場合がある。各接続端部32,33は、各引き出し線30,31の径方向R外側端部に形成され、軸方向Zと平行な方向に伸びる部分である。
このとき、同相のコイル群23,24から引き出される2本の引き出し線30,31のうち、一方の引き出し線30が、径方向外側端部で他方の引き出し線31の接続端部33に近づくように曲げられる。一方、同相のコイル群23,24から引き出される2本の引き出し線30,31のうち、他方の引き出し線31は、周方向において同相の一方の引き出し線30側には曲げられない。そして、同相の2本の引き出し線30,31の接続端部32,33が、動力線40の軸方向Zと平行な円柱状の一端部に直接に溶接されている。
図4は、図1のA部を、一部を省略して異なる方向から見た拡大斜視図である。以下、U相のコイル群23u、24uを基本的に説明する。2組のU相のコイル群23u、24uの他端部に設けられた2本の引き出し線30u、31uは、周方向θに隙間をあけて隣り合った状態で、ステータコア12(図1)の軸方向他端より外側でステータコア12の径方向R外側に向けて伸びている。2本の引き出し線30u、31uの接続端部32,33は、軸方向Zと平行な方向に伸びている。2本の引き出し線30u、31uの一方の引き出し線30uは、他方の引き出し線31uの接続端部33と径方向Rにおける略同じ位置で、他方の引き出し線31uの接続端部33側である周方向一方側(図4の左下側)に略直角に曲げられて周方向θに伸びる。周方向θに伸びた一方の引き出し線30uの一端部は、他方の引き出し線31uの接続端部33の近傍で、軸方向Zと平行な方向に向くように略直角に曲げられる。
そして、一方の引き出し線30uの接続端部32の平面状の側面32aと、他方の引き出し線31uの接続端部33の平面状の側面33aとが、略直角に配置される。これとともに、U相の動力線40uの軸方向Zと平行な円柱状の一端部の外周面が、これらの平面状の側面32a、33aとそれぞれ線接触する。この状態で、U相の2本の引き出し線30u、31uの接続端部32、33とU相の動力線40uの一端部とが、TIG溶接、レーザ溶接等により溶接される。このとき、2本の引き出し線30u、31uの接続端部32,33の側面32a、33aのそれぞれと、動力線40uの一端部とを、図4の点P1,P2で示す2つの位置で溶接することができる。なお、図4にQで示す枠で囲った1つの部分で、2つの引き出し線30u、31uの接続端部32,33と動力線40uとを溶接してもよい。上記では、U相の2本の引き出し線30u、31uの接続部について説明したが、V相、W相の2本の引き出し線30v、31v、30W,31w(図1)の接続部についても同様である。
上記のステータ10によれば、ステータコイル20が2組のY結線された3相のコイル群23,24を含む場合に、同相のコイル群23,24と動力線40u、40v、40wとで周方向θに伸びる金属部材を挟む必要がなくなる。これにより、同相のコイル群23,24と動力線40との接続に必要な溶接部が、同相のコイル群23,24から引き出される2本の引き出し線30,31の接続端部32,33と、動力線40との溶接部だけになる。このため、同相のコイル群23,24と動力線40との接続に必要な溶接点数を、各相で2つまたは1つに削減できる。
また、同相の2本の引き出し線30,31の接続端部32,33がそれぞれ軸方向Zと平行に伸びており、動力線40の軸方向Zと平行な一端部にそれぞれ溶接される。これにより、2本の引き出し線30,31の接続端部32,33と動力線40の一端部との溶接部を軸方向Zに長くできるので、溶接強度を高くできる。
さらに、同相の2本の引き出し線30,31は、径方向R外側端部で軸方向Zと平行な方向に伸びるように曲げられることにより接続端部32,33を形成している。同相の2本の引き出し線30,31のうち、他方の引き出し線31は、周方向θにおいて一方の引き出し線30側には曲げられない。これにより、ステータコイル20の引き出し線30,31の加工時間を短くできる。このため、ステータ10の生産性、信頼性、及び製品価値の向上を図れる。
図5は、比較例のステータにおいて、一部を省略して2つのU相のコイル群35u、36uの2本の引き出し線37u、38uを、動力線40uに接続した状態を示す斜視図である。比較例では、2つのU相のコイル群35u、36uから引き出して周方向θに隣り合う2本の引き出し線37u、38uがステータコア12の軸方向Z他端(図5の上端)より外側で径方向R外側に伸びている。そして、2本の引き出し線37u、38uの径方向R外側に伸びた部分の径方向R外側端部で、軸方向Zに平行な方向に向くように略直角に曲げられることで、接続端部39a、39bが形成される。動力線40uの軸方向Zに平行な一端部と、2本の引き出し線37u、38uの接続端部39a、39bとで、周方向θに伸びる直方体状の金属部材43を挟んでいる。
このような比較例では、2本の引き出し線37u、38uと金属部材43との2つの溶接位置(図5に一点鎖線S1,S2で囲った部分)、及び動力線40uと金属部材43との溶接位置(図5に一点鎖線S3で囲った部分)の少なくとも3点を溶接する必要が生じる。これにより、溶接作業が煩雑になり、かつ、溶接時間が長くなる。さらに、金属部材43を必要とするので、部品点数が増えてコストが上昇する原因となる。上記の図1〜図4に示した実施形態によれば、このような不都合を解消できる。
図6は、実施形態の別例のステータにおける図4に対応する図である。図6に示す別例の構成では、動力線41uは、一端部の円柱状部分に加工を施すことで、一端部外周面が、直角に隣接する2つの平面部42a、42bを持つ多角形筒状に形成される。動力線41uの一端部の外周面における、隣接した2つの平面部42a、42bには、2本の引き出し線30u、31uの接続端部32,33における平面状の側面32a、33aが面接触する。この状態で、動力線41uの一端部と2本の引き出し線30u、31uの接続端部32,33とが溶接される。上記では、U相の引き出し線の接続部について説明したが、V相、W相についても同様である。これにより、動力線41uの一端部と引き出し線30u、31uの接続端部32,33との接触部が面接触状態となり、溶接強度をさらに高くできる。本例においてその他の構成及び作用は、図1から図4の実施形態と同様である。
なお、図示を省略するが、上記の各実施形態で、同相の2本の引き出し線の両方を周方向において互いに向き合う方向に略直角に曲げて、相手側の引き出し線の接続端部に近づける構成としてもよい。
また、上記では、ステータコイルは、複数のU字状のコイル線を曲げた後、接続してなる複数のセグメントコイルにより形成する場合を説明した。一方、ステータコイルが、複数の断面円形の丸線の導線を曲げ加工等することで、2組のY結線された3相のコイル群を含んで形成される場合に、本発明の構成を適用してもよい。
また、上記では、ステータコイルが、2組のY結線された3相のコイル群を含み、それぞれのコイル群が直列接続された複数のコイルを有する場合を説明した。一方、ステータコイルは、3組以上のn組のY結線された3相のコイル群を含み、それぞれのコイル群が直列接続された複数のコイルを有する構成としてもよい。この場合、同相のn本の引き出し線を1つに集中させるように、(n−1)本の引き出し線が、1本の引き出し線の接続端部に近づくように曲げられてもよい。
10 回転電機ステータ(ステータ)、12 ステータコア、13 ヨーク、14 ティース、15 スロット、20 ステータコイル、21,22 3相ステータコイル、23u,23v,23w,24u,24v,24w コイル群、25 セグメントコイル、26 コイル線、27 導体素線、28 絶縁皮膜、30u,30v,30w,31u,31v,31w 引き出し線、32,33 接続端部、32a,33a 側面、35u,36u コイル群、37u,38u 引き出し線、39a,39b 接続端部、40u,40v,40w,41u 動力線、42a,42b 平面部、43 金属部材、50 ステータカフサ、51 柱部、52 外側リング。

Claims (1)

  1. 環状のヨークから径方向内側に伸びる複数のティースを有するステータコアと、
    2組のY結線された3相のコイル群を含み、それぞれの前記コイル群が前記複数のティースに巻回されて直列接続された複数のコイルを有するステータコイルと、
    各組で各相の前記コイル群の端部に設けられ、前記ステータコアの軸方向外側で径方向外側に伸びるように引き出された引き出し線の接続端部に接続された電源側の動力線と、を備え、
    同相の前記コイル群から引き出される2本の前記引き出し線のうち、少なくとも一方の前記引き出し線が、径方向外側端部で他方の前記引き出し線の前記接続端部に近づくように曲げられて、前記2本の引き出し線の前記接続端部が前記動力線に直接に溶接されている、
    回転電機ステータ。
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