JP2019125787A - チップ状金属抵抗器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は第1の実施形態のチップ状金属抵抗器の積層構造を示す。このチップ状金属抵抗器は、金属製抵抗体10と、一対の電極層20,20と、各電極層20,20上の2つの半田層30,30と、絶縁層40,50とを備えている。
上記のような第1の実施形態のチップ状金属抵抗器は、図2に示す各製造工程を経て製造することができる。
図3はチップ状金属抵抗器の製造方法の第2の実施形態を示す。第2の実施形態の製造方法は、第1の実施形態の製造方法における図2(b)に示す工程までは第1の実施形態の製造方法と同一であり、その後の製造工程についてのみ説明する。
図4は、本発明に係るチップ状金属抵抗器の第2の実施の形態の積層構造を示す断面図であり、第1の実施の形態と同じ機能を有する部材には同じ符号を付して示した上で詳細な説明を省略する。
上記のような第2の実施形態のチップ状金属抵抗器は、図6に示す各製造工程を経て製造することができる。
図7(a)乃至(d)は、本発明のチップ状金属抵抗器の第3の実施の形態の製造方法の工程を示している。最初に、図7(a)に示すように、金属製抵抗体10の片面に電極間抵抗値決定用絶縁層40を形成する。金属製抵抗体10の片面とは反対側の面には絶縁層50が形成されている。
図8(a)及び(b)は、本発明のチップ状金属抵抗器の第4の実施の形態の製造方法の工程を示している。最初に、図8(a)に示すように、金属製抵抗体10の片面に電極間抵抗値決定用絶縁層40をマスキング用材料により形成する。金属製抵抗体10の片面とは反対側の面には絶縁層50が形成されている。
20 電極層
22 オーバラップ部
30 半田層
40,50,80 絶縁層
60 スズメッキ保護膜
62 マスキング用絶縁層
70 電極層
72 第1の電極形成層
74 第2の電極形成層
81 延長阻止部
82 電極間抵抗値決定用絶縁層
83 本体部
84 電極間距離決定用絶縁層
Claims (12)
- チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器であって、
前記複数の電極層は前記絶縁層の上にオーバラップするオーバラップ部を有するように形成されており、
前記複数の半田層は前記複数の電極層の前記オーバラップ部を露出させるように形成されていることを特徴とするチップ状金属抵抗器。 - チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器の製造方法であって、
前記金属製抵抗体の前記片面に前記絶縁層を形成し、
前記複数の電極層を前記絶縁層の上にオーバラップするオーバラップ部を有するように形成し、
前記複数の半田層を前記複数の電極層の前記オーバラップ部を覆うように形成し、
前記複数の半田層の前記オーバラップ部を覆う部分を除去することを特徴とするチップ状金属抵抗器の製造方法。 - チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器の製造方法であって、
前記金属製抵抗体の前記片面に前記絶縁層を形成し、
前記複数の電極層を前記絶縁層の上にオーバラップするオーバラップ部を有するように形成し、
前記オーバラップ部及び前記オーバラップ部間に位置する前記絶縁層を覆うようにマスキング用絶縁層を形成し、
前記マスキング用絶縁層によって覆われていない前記複数の電極層の上に前記複数の半田層を形成し、その後前記マスキング用絶縁層を除去することを特徴とするチップ状金属抵抗器の製造方法。 - チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器であって、
前記複数の半田層の各内側端縁が前記複数の電極層の各内側端縁よりも内側に延長することを阻止するように、前記複数の半田層の前記各内側縁部と前記複数の電極層の前記各内側端縁との間に入り込む延長阻止部を前記絶縁層が有していることを特徴とするチップ状金属抵抗器。 - 前記絶縁層は、前記複数の電極層の前記内側端縁の終端位置を決めて前記電極間抵抗値を決定する電極間抵抗値決定用絶縁層と、前記電極間抵抗値決定用絶縁層の上に重なって形成される本体部及び前記電極間抵抗値決定用絶縁層の端部を越えて延びる前記延長阻止部を備えて前記複数の半田層の前記内側端縁の終端位置を決めて電極間距離を決定する電極間距離決定用絶縁層を有している請求項4に記載のチップ状金属抵抗器。
- 前記複数の電極層は前記電極間抵抗値決定用絶縁層を間に挟むように形成された第1の電極形成層と前記電極間距離決定用絶縁層を間に挟むように形成された第2の電極形成層とをそれぞれ備えている請求項5に記載のチップ状金属抵抗器。
- 前記電極間抵抗値決定用絶縁層と前記電極間距離決定用絶縁層とが、異なる絶縁材料で形成されている請求項5に記載のチップ状金属抵抗器。
- 前記電極間抵抗値決定用絶縁層と前記電極間距離決定用絶縁層とが、同じ絶縁材料で形成されている請求項5に記載のチップ状金属抵抗器。
- 請求項5乃至8のいずれか1項に記載のチップ状金属抵抗器の製造方法であって、
前記金属製抵抗体の前記片面上に前記電極間抵抗値決定用絶縁層を形成し、
前記電極間抵抗値決定用絶縁層をマスキング層として前記第1の電極形成層をメッキにより形成し、
前記電極間抵抗値決定用絶縁層の上及び前記電極間抵抗値決定用絶縁層と前記第1の電極形成層の境界部を越えるように前記電極間距離決定用絶縁層を形成し、
前記電極間距離決定用絶縁層をマスキング層として前記第2の電極形成層をメッキにより形成し、
前記第2の電極形成層の上に前記半田層をメッキで形成することを特徴とするチップ状金属抵抗器の製造方法。 - チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器であって、
前記複数の半田層は前記絶縁層の上にオーバラップするオーバラップ部を有しないように前記複数の電極層の上にのみ形成されていることを特徴とするチップ状金属抵抗器。 - チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器の製造方法であって、
前記金属製抵抗体の前記片面に前記絶縁層を形成し、
前記絶縁層の上にマスキング用絶縁層を形成し、
その後前記複数の電極層及び前記複数の半田層を形成し、
その後前記マスキング用絶縁層を全部除去するかまたは厚みを減少するように一部除去することを特徴とするチップ状金属抵抗器の製造方法。 - チップ状の金属製抵抗体と、前記金属製抵抗体の片面上にメッキにより形成された複数の電極層と、前記複数の電極層上にメッキにより形成された複数の半田層と、前記片面上に形成されて前記金属製抵抗体の電極間抵抗値を決定する絶縁層とを備えてなるチップ状金属抵抗器の製造方法であって、
前記金属製抵抗体の前記片面にマスキング材料からなる前記絶縁層を形成し、
その後前記複数の電極層及び前記複数の半田層を形成し、
その後前記絶縁層を全部除去するかまたは厚みを減少するように一部除去することを特徴とするチップ状金属抵抗器の製造方法。
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