JP2019125273A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019125273A
JP2019125273A JP2018006776A JP2018006776A JP2019125273A JP 2019125273 A JP2019125273 A JP 2019125273A JP 2018006776 A JP2018006776 A JP 2018006776A JP 2018006776 A JP2018006776 A JP 2018006776A JP 2019125273 A JP2019125273 A JP 2019125273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
purchase
product
user
deadline
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018006776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6456531B1 (ja
Inventor
務 杉本
Tsutomu Sugimoto
務 杉本
大二朗 冨永
Daijiro Tominaga
大二朗 冨永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2018006776A priority Critical patent/JP6456531B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6456531B1 publication Critical patent/JP6456531B1/ja
Publication of JP2019125273A publication Critical patent/JP2019125273A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、購入処理部とを備える。受付部は、商品の購入日時の期限である購入期限が指定される商品の購入要求を受け付ける。購入処理部は、受付部によって受け付けられた購入要求に基づく購入期限までに商品を提供可能である場合に、商品の購入処理を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットなどのネットワークの飛躍的な普及に伴い、かかるネットワークを介した電子的な情報通信によって商品やサービスの売買などを行う電子商取引が盛んに行われている。
かかる電子商取引においては、複数の電子商店(以下、「ストア」と言う)を一同に集め、商品検索や決済処理の統一を図って利便性を向上させた、電子商店街(以下、「モール」と言う)も知られている。
モールは、例えば媒体社等の事業者によって運営されており、ストアで在庫切れであった商品が再度入荷された場合に、購入希望者に対して商品の再入荷を通知するものがある(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2014/141324号
しかしながら、上記した従来技術では、目当ての商品の再入荷がユーザの所望する期限を超えた場合、ユーザが自身で購入のキャンセル手続きを行う必要があった。このため、従来技術においては、ユーザの操作が増えるので、利便性を向上させるうえで改善の余地があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、受付部と、購入処理部とを備える。前記受付部は、商品の購入日時の期限である購入期限が指定される前記商品の購入要求を受け付ける。前記購入処理部は、前記受付部によって受け付けられた前記購入要求に基づく前記購入期限までに前記商品を提供可能である場合に、前記商品の購入処理を行う。
実施形態の一態様によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図3は、実施形態に係るモールサーバの構成を示すブロック図である。 図4Aは、実施形態に係るストア情報記憶部の一例を示す図である。 図4Bは、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。 図4Cは、実施形態に係る在庫情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る商品情報の一例を示す図(その1)である。 図6は、実施形態に係る商品情報の一例を示す図(その2)である。 図7は、実施形態に係るストアの在庫の有無による表示画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る管理部による処理の具体例を示す図である。 図9は、実施形態に係る購入期限の選択画面の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る購入画面の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る決済画面の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る購入処理における価格の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る通知部による処理の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る配送通知に伴う決済処理の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係るモールサーバが実行する処理手順を示すフローチャートである。 図16は、実施形態に係るモールサーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号が付され、重複する記載は省略される。
また、以下では、実施形態に係る情報処理装置が、モールサーバ100である場合を例に挙げて説明する。モールサーバ100は、電子商店街であるモールの運営事業者によって運用・管理されるサーバ装置である。
〔1.情報処理の一例〕
まず、実施形態に係る情報処理の一例について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示すモールサーバ100は、モールを運営するためのサーバ装置である。例えば、モールサーバ100は、モールにおいてユーザU01および出品者S01間で売買される商品の商品検索や決済処理を統一化するプラットフォームを提供する。また、モールサーバ100は、かかるプラットフォームを介してモールが円滑に運用されるように管理する。例えば、モールサーバ100は、ウェブサーバとしての機能を有しており、上記プラットフォームの一例として、ユーザU01向けのポータルサイトや、出品者S01向けの商品管理サイト等を提供する。
図1に示す出品者S01は、モールにおける各ストアを運営し、ユーザU01に対して商品を販売する出品者の一例である。出品者S01は、ストア端末20を利用して、販売する商品の登録や、決済、在庫管理といった、電子商取引における売り手としての各種手続きを行う。ストア端末20は、例えばデスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等の情報処理端末である。なお、以下の説明では、ストア端末20を出品者S01と読み替える場合がある。
また、図1に示すユーザU01は、モールの各ストアが販売する商品の中から所望の商品を選択し、商品を購入する購入者の一例である。ユーザU01は、ユーザ端末10を利用して、購入したい商品の検索や、選択、決済、ストアの評価といった電子商取引における買い手としての各種手続きを行う。ユーザ端末10は、例えばスマートフォンや、ノート型PC等の情報処理端末である。なお、以下の説明では、ユーザ端末10をユーザU01と読み替える場合がある。
ユーザU01は、モールサーバ100の提供するポータルサイトから、例えば購入したい商品のキーワードや、カテゴリ等を指定することによって、ストアを縦断して検索された各商品の一覧ページをユーザ端末10に表示させることができる。そして、ユーザU01が、一覧ページから詳細情報を確認したい商品を選択すると、その商品の詳細情報ページをユーザ端末10に表示させることができる。
ところで、ユーザU01が目当ての商品について購入を所望する場合、かかる商品が在庫切れである場合がある。このとき、ユーザU01は、所定の期限までに再入荷されるのであれば購入するものの、かかる期限までに再入荷されない場合には、購入しない場合がある。しかしながら、ユーザU01は、商品がいつ再入荷されるかが分からない現状である。
そして、商品がかかる期限までに再入荷されない場合に、ユーザU01が自身でキャンセル手続きを行う必要があった。このため、キャンセル手続きを行う分だけ、ユーザU01が面倒な処理を行う必要がある。
そこで、実施形態に係るモールサーバ100は、商品の購入日時の期限である購入期限が指定された購入要求をユーザU01から受け付けて、かかる購入日時までに商品を提供可能な場合に、購入処理を行うこととした。
具体的には、モールサーバ100は、まず、出品者S01から商品情報を取得する(ステップS1)。商品情報は、例えば、出品者S01が出品する商品の商品名や価格、在庫状況等を含む。続いて、モールサーバ100は、商品情報をユーザU01へ提供する(ステップS2)。
かかる商品情報を受けてユーザU01は、ユーザ端末10を介して商品の購入手続きを行う。ここで、実施形態に係る情報処理において、ユーザU01は、商品の購入日時の購入期限を指定することが可能である。
例えば、ユーザU01が、商品の購入画面へ進むと、ユーザ端末10には購入期限を指定する画面が表示される。ユーザU01は、ユーザ端末10を操作し、購入期限を指定する。ここで、購入期限とは、例えば、ユーザU01に商品が届く日時の期限であるが、ストアが商品を再入荷するまでの期限であってもよいし、あるいは、ストアが商品の発送を手配する日時の期限であってもよい。
モールサーバ100は、上記の購入期限を含む購入要求を受け付けると(ステップS3)、購入期限までに商品をユーザU01へ提供可能か否かを判定する(ステップS4)。例えば、モールサーバ100は、商品の在庫があれば、提供可能と判定する。また、モールサーバ100は、購入期限までにストアで商品が入荷される場合や、入荷見込みである場合に提供可能と判定することにしてもよい。
続いて、モールサーバ100は、購入処理を行うとともに(ステップS5)、ストアへ購入要求を通知する(ステップS6)。購入処理とは、ストアに対する商品の配送や、商品の決済処理を行うことを示す。なお、本実施形態において、決済処理とは、モールサーバ100で決済を行うことや、モールサーバ100が決済機能を備える決済サーバへ決済を依頼することを示す。
一方、例えば、モールサーバ100は、商品を購入期限までに提供できないと判定した場合、自動的に購入をキャンセルする。これにより、ユーザU01が指定した購入期限までに商品を提供できない場合に、ユーザU01がキャンセル手続きを行わなくてもよい。
このように、実施形態に係る情報処理では、ユーザU01から商品の購入期限を含む購入要求を受け付け、購入期限までに商品を提供できる場合のみ、購入手続きが行われ、提供できない場合は、購入を自動的にキャンセルする。
したがって、実施形態に係る情報処理において、ユーザU01は、指定した購入期限を過ぎた後に、キャンセル手続きを行わなくてよいので、ユーザU01の利便性を向上させることができる。
〔2.モールシステム1の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係るモールシステム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係るモールシステム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係るモールシステム1には、ユーザ端末10と、ストア端末20と、モールサーバ100とが含まれる。これらの各種装置は、通信ネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図2に示すモールシステム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、モールシステム1には、複数台のユーザ端末10やストア端末20が含まれてもよい。
ユーザ端末10は、スマートフォンを含む携帯電話機や、タブレット端末や、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。また、ユーザ端末10には、眼鏡型や時計型の情報処理端末であるウェアラブルデバイス(wearable device)も含まれる。
ユーザ端末10は、ユーザU01による操作や、ユーザ端末10が有する機能(例えば、モールを利用するためのアプリを実行する機能や、ブラウザ機能等)に応じて、各種情報を取得し、取得した情報に応じた情報を生成して送信する。例えば、ユーザ端末10は、通信ネットワークNを介して、モールサーバ100が提供するモールのポータルサイトへアクセスする。そして、ユーザU01が例えば商品のキーワード等を指定することによって、ユーザ端末10は、ストアを縦断して検索した商品の一覧ページをモールサーバ100から取得する。
ストア端末20は、ストアを出店する出品者S01によって利用される情報処理端末である。ストア端末20は、例えば、デスクトップ型PCや、ノート型PC等である。ストア端末20は、出品者S01による操作や、ストア端末20が有する機能に応じて、各種情報を取得し、取得した情報に応じた情報を生成して送信する。例えば、ストア端末20は、モールサーバ100が提供する入力フォーム等を介して、販売する商品に関しての詳細な商品情報をモールサーバ100へアップロードしたり、変動する商品の在庫情報をモールサーバ100へ送信したりする。
モールサーバ100は、上述したように、ユーザU01向けのポータルサイトや、出品者S01向けの商品管理サイト等を提供する。そして、モールサーバ100は、モールにおけるストアが販売する商品に関する商品情報をユーザU01へ提供する。
なお、実施形態では、モールサーバ100がウェブサーバとしての機能を有するものとして説明しているが、例えばウェブサーバとしての機能は、モールサーバ100と関連する管理者によって管理される他の装置から提供されてもよい。
〔3.モールサーバ100の構成〕
次に、図3を用いて、モールサーバ100の構成例について説明する。図3は、実施形態に係るモールサーバ100の構成例を示すブロック図である。なお、図3では、モールサーバ100の説明に必要となる構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図3に示すように、モールサーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、モールサーバ100は、モールサーバ100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、通信ネットワークNと有線または無線で接続され、通信ネットワークNを介して、ユーザ端末10や、ストア端末20との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、図3の例では、ストア情報記憶部121と、商品情報記憶部122と、在庫情報記憶部123とを記憶する。
(ストア情報記憶部121について)
ストア情報記憶部121は、各ストアに関する情報を記憶する。ここで、図4Aに、実施形態に係るストア情報記憶部121の一例を示す。図4Aは、実施形態に係るストア情報記憶部121の一例を示す図である。
図4Aに示した例では、ストア情報記憶部121は、「ストアID」、「ストア名称」、「出品者ID」、「ストア評価」といった項目を有する。
「ストアID」は、ストアを識別するための識別情報を示す。なお、実施形態において、ストアIDのような識別情報を、説明で用いる参照符号として用いる場合がある。例えば、ストアIDが「S001」であるストアを「ストアS001」と表記する場合がある。
「ストア名称」は、モールにおけるストアの名称を示す。「出品者ID」は、ストアの出品者を識別するための識別情報を示す。「ストア評価」は、モールにおけるストアの評価値を示す。かかる評価値は、例えば過去の取引についてユーザU01からフィードバックされる採点結果等に基づいて算出される。なお、図4Aに示した例では、「☆」印で評価値を表しており、「☆」の数が多いほど評価が高いことを意味している。
(商品情報記憶部122について)
図3の説明に戻り、つづいて商品情報記憶部122について説明する。商品情報記憶部122は、モールにおいて販売される商品に関する情報を記憶する。ここで、図4Bに、実施形態に係る商品情報記憶部122の一例を示す。図4Bは、実施形態に係る商品情報記憶部122の一例を示す図である。
図4Bに示した例では、商品情報記憶部122は、「商品ID」、「商品名称」、「サイズ」、「色」といった項目を有する。
「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。例えば、「商品ID」は、国家や公共性の高い団体等により付与される事業者コードや、「どの事業者が作成したどの商品か」を識別することができる商品コード(例えば、日本ではJANコード(Japanese Article Number)が知られている)である。
「商品名称」は、商品の名称を示す。「サイズ」および「色」は、それぞれ商品のサイズおよび商品の色を示す。
(在庫情報記憶部123について)
図3の説明に戻り、つづいて在庫情報記憶部123について説明する。在庫情報記憶部123は、各商品の各ストアにおける在庫に関する情報を記憶する。ここで、図4Cに、実施形態に係る在庫情報記憶部123の一例を示す。図4Cは、実施形態に係る在庫情報記憶部123の一例を示す図である。
図4Cに示した例では、在庫情報記憶部123は、「商品ID」、「ストアID」、「在庫数」、「入荷予定日」といった項目を有する。
「商品ID」は、上述した商品情報記憶部122の「商品ID」に対応し、「ストアID」は、上述したストア情報記憶部121の「ストアID」に対応する。「在庫数」は、「商品ID」でサイズおよび色まで一意に定まる各商品の、各ストアにおける在庫数を示す。「入荷予定日」は、例えば、現在在庫がない商品が入荷される予定の日時を示す。
(制御部130について)
図3の説明に戻り、つづいて制御部130について説明する。制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、モールサーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、受付部132と、管理部133と、購入処理部134と、通知部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行うことができる構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、通信ネットワークNおよび通信部110を介して、ストア端末20から、各ストアの商品情報を取得する。なお、上述したように、商品情報は、各ストアが提供可能な商品の商品ID、価格、在庫状況等を含む。
(受付部132について)
受付部132は、通信ネットワークNおよび通信部110を介して、ユーザ端末10から商品の購入要求を受け付ける。上述のように、実施形態において、購入要求は、購入日時の期限である購入期限が含まれる。
(管理部133について)
管理部133は、複数のストアにおける商品の在庫状況を管理する。例えば、管理部133は、在庫情報記憶部123に格納された在庫情報を更新することで、商品の在庫状況を管理する。
(購入処理部134について)
購入処理部134は、受付部132によって受け付けられた購入要求に基づく購入期限までに商品をユーザU01へ提供可能な場合に、商品の購入処理を行う。購入処理部134による処理の一例については後述する。
(通知部135について)
通知部135は、管理部133によって管理される在庫状況が複数のストアで在庫切れであり、上記の購入要求が受け付けられた場合に、複数のストアへ商品の発注要求を通知する。すなわち、通知部135は、いずれのストアにも在庫がない商品の購入要求が受け付けられた場合に、各ストアに対して商品を発注する。
(購入手続きの具体例について)
次に、ユーザU01が商品を購入するまでの購入手続きの一連の処理について図5〜14を用いて説明する。図5および図6は、実施形態に係る商品情報の一例を示す図である。
図5に示すように、まず、ユーザU01は、モールにおいて商品の購入を検討する場合に、例えばユーザ端末10に表示された商品の一覧ページから所望の商品を選択する。ここで、図5に示すように、ユーザU01が、ユーザ端末10の表示領域A1に表示された商品の一覧ページから、インナーシャツを選択したものとする。なお、図6以降では、ユーザ端末10の図示を簡略化し、表示領域A1を主に示すこととする。
そして、図6に示すように、モールサーバ100は、商品情報とともに、商品の在庫に関する情報をユーザU01へ提供する。図6に示す例では、ユーザU01が選択したストアにおいて商品が在庫切れである場合を示す。
また、図6に示すように、表示領域A1には、再入荷ボタンB1が表示される。モールサーバ100は、再入荷ボタンB1がユーザU01によって操作されると、他のストアの同一商品の在庫状況に基づいて次に表示する画面を切り替える。
図7は、実施形態に係るストアに在庫の有無による表示画面の一例を示す図である。図7に示すように、モールサーバ100は、例えば、再入荷ボタンB1が操作され、他のストアに同一商品の在庫が有る場合、在庫を有する他のストアを表示する。
つまり、モールサーバ100は、1つのストアに在庫がない場合、在庫を有する他のストアで商品が購入されるように表示するストアを選択する。ユーザU01は、表示領域A1に表示された他のストアから商品の購入を行うことが可能となる。このように、実施形態では、ユーザU01は、特定の商品が在庫切れである場合に、煩雑な操作を行うことなく、在庫がある他のストアへアクセスすることが可能となる。
そして、モールサーバ100は、ユーザU01が、かかる他のストアで商品を購入すると、在庫状況を購入数に応じて減算する。図8は、管理部133による処理の具体例を示す図である。
図8では、ユーザU01が、ストアS001で商品ID「J001」の商品を購入しようとしたものの、ストアS001に在庫がなく(在庫数0)、ストアS002から商品ID「J001」の商品を一つ購入した場合を示す。かかる場合に、管理部133は、ストアS002の在庫数を「10」から一つ減算し、「9」とする。これにより、在庫状況を適切に管理することが可能となる。
また、管理部133は、入荷見込みである商品に対して在庫状況を管理することもできる。例えば、管理部133は、入荷見込みの商品の数から購入数を差し引くことで、入荷見込みの商品を予め確保する。これにより、入荷見込みの商品を優先的にユーザU01へ提供することが可能となる。
また、管理部133は、更新後の在庫状況をユーザU01へ提供する。つまり、管理部133は、実際には商品の在庫としてあるものの、購入要求により購入が確約されたものについては在庫数を減らしてユーザU01へ提供する。これにより、ユーザU01へ実質的な在庫状況を提供することが可能となる。
一方、モールサーバ100は、いずれのストアにおいても在庫がない状況で、図6に示した再入荷ボタンB1が操作された場合、図9に示すように、購入期限の指定を促す指定画面が表示される。図9は、実施形態に係る購入期限の選択画面の一例を示す図である。
図9に示すように、かかる選択画面において、表示領域A1には、カレンダーが表示され、ユーザU01は、かかるカレンダーから購入期限を指定することができる。例えば、ユーザU01は、現在よりも未来を購入期限として選択することができる。
そして、ユーザU01は、購入期限を選択後、購入画面へのボタンB2を操作することで、表示領域A1に購入画面が表示される。このように、モールサーバ100は、ユーザU01から購入期限を受け付ける。
これにより、実施形態に係るモールサーバ100は、在庫切れに伴う販売損失を抑制することが可能となる。また、モールサーバ100は、購入期限に期間を設けて購入要求を受け付けることも可能である。かかる場合に、モールサーバ100は、ユーザU01からいつからいつまでに購入可能であれば、購入する旨の購入要求を受け付ける。これにより、ユーザU01のニーズに対してより適切に対応することが可能となり、結果として販売機会の損失を抑制することができる。
図10は、実施形態に係る購入画面の一例を示す図である。なお、図10に示す購入画面は、図9に示すボタンB2が操作された後に表示される画面に対応する。図10に示すように、例えば、購入画面において表示領域A1には、購入期限を選択する選択ボタンB3、決済方法を選択する選択ボタンB4およびお届け住所を選択する選択ボタンB5が表示される。
ユーザU01は、購入期限を選択する選択ボタンB3を操作すると、図9に示した選択画面が表示領域A1に表示される。また、ユーザU01は、決済方法を選択する選択ボタンB4を選択すると、図11に示す決済画面が表示される。図11は、実施形態に係る決済方法の一例を示す図である。
図11に示すように、決済方法として、例えば、クレジットカード決済、代引き決済、コンビニ決済等が選択可能である。また、ユーザU01は、各決済方法に対して、ポイントの使用の有無を選択することが可能である。ここで、図11に示すように、ユーザU01は、現在保持しているポイントと、ユーザU01が指定した購入期限までに付与される予定のポイントとを合算したポイントを商品の購入に使用することができる。なお、ポイントは、ネットワーク上で使用可能な通貨であり、仮想通貨の一例に相当する。
つまり、実施形態では、ユーザU01が現在保持しているポイントに加えて、購入期限までに付与される予定のポイントを使用することも可能である。これにより、ユーザU01が負担する金額を抑えることが可能となる。
したがって、ユーザU01は、実質的な金額の負担を抑えることができるので、ユーザU01による商品の購入を促進することができる。これにより、モールサーバ100では、販売機会の損失を低減することが可能となる。また、ユーザU01は、図10に示したお届け住所を選択する選択ボタンB5を選択すると、お届け住所を選択することが可能である。ユーザU01は、例えば、自宅の他、指定のコンビニなどを指定することが可能である。
ところで、現在と実際に購入処理を行う購入日時とで商品の価格が変動する場合がある。かかる場合に、購入処理部134は、現在の価格を上限として購入処理を行うことができる。図12は、実施形態に係る購入処理における価格の一例を示す図である。図12に示すように、現在の価格が価格p1であり、購入日時の価格が価格p1から上昇し、価格p2であったとする。
かかる場合に、購入処理部134は、現在の価格p1で購入日に決済を行うように制御する。また、購入日時における価格が現在の価格p1よりも下落し、価格p3であった場合、購入処理部134は、購入日時の価格p3で購入処理を行う。
つまり、現在の価格p1を上限とすることで、ユーザU01へ現在において提示した価格p1を超えないので、価格の上昇に伴うユーザU01からの苦情を回避することができる。
なお、購入処理部134は、購入日時の価格によらず、現在の価格p1で常に購入処理を行うようにしてもよいし、あるいは、価格p1によらず、購入日時の価格(価格p2または価格p3)で決済を行うようにしてもよい。また、例えば、現在から購入日時までの間で最も価格が安くなった価格p4で決済を行うようにしてもよい。
続いて、図13を用いて通知部135による処理の具体例について説明する。図13は、実施形態に係る通知部135による処理の一例を示す図である。上述のように、通知部135は、いずれのストアにも在庫がない商品の購入要求が受け付けられた場合に、各ストアに対して商品を発注する。
具体的には、図13に示すように、例えば、モールサーバ100は、ユーザ端末10から再入荷通知を取得すると(ステップS11)、商品の在庫状況を確認する(ステップS12)。
ここで、モールサーバ100は、在庫状況を確認し、いずれのストアでも在庫切れであった場合、各ストアに対して商品の入荷要求を一斉に通知する(ステップS13)。これにより、各ストアでは、商品を入荷する処理が行われる。
すなわち、例えば、商品の在庫がいずれのストアにもない場合、モールサーバ100は、複数のストアに対する同一の商品についての購入要求(ステップS11における再入荷通知に相当)を受け付けたことになる。
そして、モールサーバ100は、商品が再入荷されたことを示す再入荷通知を各ストアから取得する(ステップS14)。このとき、例えば、モールサーバ100は、最も早く商品を再入荷したストアに対して商品の購入手続きを行うようにし、残りのストアに対して購入をキャンセルする(ステップS15)。
図13に示す例では、モールサーバ100が、出品者S01よりも早く出品者S02から再入荷通知を受け付けた場合を示す。このため、モールサーバ100は、出品者S02に対して購入手続きを行うようにし、出品者S01に対して購入をキャンセルする。
つまり、モールサーバ100では、レスポンスが早いストアから商品が購入されるように、購入先のストアを選択する。これにより、各ストアがサービスの向上を競うこととなり、結果としてモールの運営事業者は、より良いサービスをユーザU01へ提供することが可能となる。
また、モールサーバ100は、複数のストアのうち、購入期限までに商品を提供可能なストアについて購入処理を行い、残りのストアについて購入をキャンセルする。つまり、ユーザU01は、一度の購入要求で複数のストアに対して商品の購入を手配することができる。これにより、ユーザU01の利便性を向上させることが可能となる。
なお、モールサーバ100は、ユーザU01によって指定された購入期限までに再入荷が可能なストアを購入先として選択することにしてもよい。かかる場合に、例えば、モールサーバ100は、最も価格が安いストアを購入先として選択することで、ユーザU01へより低価格で商品を提供することが可能となる。
また、モールサーバ100は、複数のストアで購入期限までに商品を提供可能である場合、例えば、図4Aに示したストア評価が高いストアを購入先として選択することにしてもよい。
なお、モールサーバ100は、例えば、商品の在庫がない場合に、かかる商品の代替品の商品情報をユーザU01へ提供することにしてもよい。かかる場合に、モールサーバ100は、ユーザU01から商品と代替品とを含む購入要求を受け付けることも可能である。なお、代替品とは、例えば、同一のカテゴリに属する商品である。
そして、モールサーバ100は、商品と代替品との入荷要求を各ストアに通知し、商品または代替品のうち、購入期限までに提供可能な商品または代替品について購入処理を行い、購入期限までに提供可能でない商品または代替品について購入のキャンセル処理を行う。
この際、商品と代替品とが共に購入期限までに提供可能であった場合、モールサーバ100は、例えば、商品を代替品に優先して購入処理を行うことにしてもよく、また、商品と代替品のうち、最も早く提供可能なものについて購入処理を行うことにしてもよい。
このように、モールサーバ100は、商品と代替品との購入要求を受け付けることで、ユーザU01が複数の商品を購入する商品の候補として選択することが可能となるので、ユーザU01の利便性を向上することができる。
ところで、購入処理部134は、商品がユーザU01に届いてから決済処理を行うことも可能である。図14は、実施形態に係る配送通知に伴う決済処理の一例を示す図である。図14に示すように、例えば、出品者S01が配送業者D01に対して商品の配送を依頼し(ステップS21)、配送業者D01がユーザU01に対して配送し、配送完了させる(ステップS22)。
そして、モールサーバ100は、配送者端末30からの配送完了の通知を受けて(ステップS23)、決済処理を行う(ステップS24)。つまり、実施形態では、配送者端末30からの配送完了の通知を受けて商品の決済処理等が行われるので、ユーザU01に商品が確実に届いたことをもって決済処理を行うことが可能である。
ここで、実施形態において、購入期限とは、例えば、ユーザU01の手元へ商品が届く日時である。このため、ユーザU01は、商品が届く日時を購入期限として入力するだけでよく、購入期限と希望する届け日とを別々に入力しなくてよいので、ユーザU01が購入手続きに際して入力に要する時間を削減することも可能である。
このとき、モールサーバ100は、ユーザU01が指定した購入期限までに商品をユーザU01へ届けることができない場合、商品の購入を自動的にキャンセルする。これにより、ユーザU01が、一度は購入を所望したものの、モール側の都合で商品を届けることができなかった場合に、ユーザU01がキャンセル手続きを行わなくてよいので、ユーザU01による操作を簡略化することができる。
なお、モールサーバ100では、例えば、購入画面(図7参照)において、自動的にキャンセルするか否かをユーザU01に選択させることにしてもよい。これにより、モールサーバ100では、ユーザU01の意思に基づいて商品の購入をキャンセルすることができるので、キャンセルに伴うトラブルを未然に解消することができる。
また、モールサーバ100は、決済処理を行う前であれば、ユーザU01から商品の購入のキャンセルを受け付けることも可能である。かかる場合に、モールサーバ100は、ユーザU01に対して購入要求に含まれる購入希望日時と購入金額とを含む一覧情報と、商品毎にキャンセルボタンを表示する。
モールサーバ100は、ユーザU01によってかかるキャンセルボタンが操作された場合に、商品の購入についてキャンセルを行う。このように、モールサーバ100は、ユーザU01から商品の購入のキャンセルを受け付けることで、ユーザU01の利便性を向上させることができ、ユーザU01に気軽にモールを活用してもらうことが可能となる。
また、モールサーバ100は、一覧情報を提供することで、ユーザU01が購入要求を行った商品に関する情報を容易に把握することができるので、ユーザU01の利便性を向上することができる。
また、モールサーバ100は、購入処理を行う前であれば、ユーザU01から商品の購入のキャンセルを受け付けることも可能である。すなわち、モールサーバ100は、ユーザU01から商品の購入のキャンセルを受け付けることで、ユーザU01の利便性を向上させることができ、ユーザU01に気軽にモールを活用してもらうことが可能となる。
この際、モールサーバ100は、ユーザU01からキャンセルのみならず、購入期限の変更を受け付けることも可能である。これにより、ユーザU01による利便性を向上させることが出可能となる。
なお、購入処理を行う前とは、ストアから配送業者D01へ商品の配送を依頼する前とすることにしてもよい。これにより、ストアや配送業者D01による負担を軽減することが可能となる。また、ストアから配送業者D01へ商品の配送を依頼した後に、キャンセル手数料が発生するようにしてもよい。
また、モールサーバ100は、配送者端末30から配送完了が通知される前であっても、購入処理を行うことにしてもよい。例えば、モールサーバ100は、購入期限までに商品をユーザへ提供することができると判定した際に、購入手続きを行い、その後、ストアへ商品の購入を発注することにしてもよい。
また、モールサーバ100は、購入処理を行う日時と、商品がユーザU01へ届く日時とを別々の日時として受け付けることにしてもよい。また、モールサーバ100は、決済処理を行う日時と商品をユーザに届ける日時とをユーザU01から別々に受け付けることにしてもよい。
〔4.モールサーバ100の処理手順〕
次に、図15を用いて実施形態に係るモールサーバ100による処理手順について説明する。図15は、実施形態に係るモールサーバ100が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図15に示すように、まず、モールサーバ100は、ユーザU01のユーザ端末10に対して商品情報を提供する(ステップS101)。続いて、モールサーバ100は、ユーザU01からの購入期限を含む購入要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS102)。
モールサーバ100は、購入要求を受け付けた場合(ステップS102,Yes)、商品の在庫があるか否かを判定する(ステップS103)。モールサーバ100は、商品の在庫がある場合(ステップS103,Yes)、購入を手配し(ステップS104)、配送業者D01からの配送完了を受け付けたか否かを判定する(ステップS105)。
続いて、モールサーバ100は、配送業者D01から配送完了を受け付けた場合(ステップS105,Yes)、決済処理を行って(ステップS106)、処理を終了する。また、モールサーバ100は、配送完了を受け付けていない場合(ステップS105,No)、ステップS105の処理を継続して行う。
一方、モールサーバ100は、在庫がなかった場合(ステップS103,No)、各ストアに対して入荷要求を通知する(ステップS107)。続いて、モールサーバ100は、商品を購入期限までに提供可能か否かを判定する(ステップS108)。ここで、モールサーバ100は、商品を購入期限までに提供可能と判定した場合(ステップS108,Yes)、ステップS104以降の処理へ移行する。
一方、モールサーバ100は、商品を購入期限までに提供可能でないと判定した場合(ステップS108,No)、商品の購入をキャンセルし(ステップS109)、処理を終了する。また、モールサーバ100は、購入要求を受け付けていない場合(ステップS102,No)、処理を終了する。
〔5.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係るモールサーバ100やユーザ端末10やストア端末20は、例えば図16に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、モールサーバ100を例に挙げて説明する。図16は、実施形態に係るモールサーバ100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に記憶されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係るモールサーバ100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが記憶される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した取得部131と、受付部132とは統合されてもよい。また、例えば、記憶部120に記憶される情報は、ネットワークNを介して、外部に備えられた所定の記憶装置に記憶されてもよい。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔7.効果〕
上述したように、実施形態に係るモールサーバ100(情報処理装置の一例)は、受付部132と、購入処理部134とを備える。受付部132は、商品の購入日時の期限である購入期限が指定される商品の購入要求を受け付ける。購入処理部134は、受付部132によって受け付けられた購入要求に基づく購入期限までに商品を提供可能である場合に、商品の購入処理を行う。したがって、ユーザU01の利便性を向上させることができる。
また、購入処理部134は、購入期限までに商品を提供可能でない場合、商品の購入をキャンセルする。したがって、ユーザU01がキャンセル手続きを行わなくてよいので、ユーザU01の利便性を向上させることができる。
また、受付部132は、複数のストアに対する同一の商品の購入要求を受け付け、購入処理部134は、複数のストアのうち、購入期限までに商品を提供可能なストアで購入処理を行い、残りのストアに対する購入をキャンセルする。したがって、ユーザU01は、簡便な操作で商品を購入することができるので、ユーザU01の利便性を向上させることができる。
また、受付部132は、商品と当該商品の代替品とを含む購入要求を受け付け、購入処理部134は、商品と代替品とのうち、購入期限までに提供可能な商品または代替品について購入処理を行い、残りの商品または代替品について購入をキャンセルする。したがって、ユーザU01は、商品または代替品を簡便な操作で購入することができるので、ユーザU01の利便性を向上させることができる。
また、購入処理部134は、商品がユーザU01に届く日時を購入期限とする。したがって、ユーザU01に対して購入期限を直感的に把握させることができる。
また、購入処理部134は、商品を発送する配送業者D01から配送完了の通知を受け付けて決済を行う。したがって、これにより、ユーザU01へ商品が届かずに、決済が行われることによるトラブルを未然に抑制することができる。
また、モールサーバ100は、複数のストアにおける商品の在庫状況を管理する管理部133を備え、購入処理部134は、管理部133によって管理される在庫状況に基づき、購入期限までに商品を提供可能なストアで購入処理を行う。したがって、1つのストアに在庫がなくても、在庫があるストアから購入できるので、迅速に商品を提供することが可能となる。
また、モールサーバ100は、在庫状況が複数のストアで商品が在庫切れであり、受付部132によって購入要求が受け付けられた場合に、複数のストアへ商品の入荷要求を通知する通知部135を備え、購入処理部134は、複数のストアのうち、最も早く商品を入荷したストアで購入処理を行い、残りのストアに対して購入をキャンセルする。したがって、各ストアでサービスの向上を競うこととなり、結果としてユーザU01に対してより良いサービスを提供することができる。
また、購入処理部134は、購入要求が受け付けられた時の商品の価格を上限として購入処理を行う。したがって、価格の上昇に伴うユーザU01からの苦情を回避しつつ、ユーザU01へ安心して買い物を楽しんでもらうことができる。
また、購入処理部134は、購入要求が受け付けられた時の商品の価格で購入処理を行う。したがって、ユーザU01へ予め提示した価格で購入処理が行われるので、安心して買い物を楽しんでもらうことができる。
また、購入処理部134は、購入期限までに付与されるポイント(仮想通貨の一例)を用いて購入処理を行う。したがって、ユーザU01の実質的な負担額を抑えることができる。
また、購入処理部134は、購入要求に含まれる商品について一覧情報をユーザU01へ提供する。したがって、ユーザU01は、購入を所望した商品を容易に把握することができるので、ユーザU01の利便性を向上させることができる。
また、受付部132は、購入処理部134による購入処理が完了する前であれば、商品の購入のキャンセルをユーザから受け付ける。したがって、ユーザU01に対して気軽にモールでの買物を楽しんでもらうことができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 モールシステム
10 ユーザ端末
20 ストア端末
30 配送者端末
100 モールサーバ(情報処理装置の一例)
110 通信部
120 記憶部
121 ストア情報記憶部
122 商品情報記憶部
123 在庫情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 受付部
133 管理部
134 購入処理部
135 通知部
S01 出品者
U01 ユーザ

Claims (16)

  1. 商品の購入日時の期限である購入期限が指定される前記商品の購入要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた前記購入要求に基づく前記購入期限までに前記商品を提供可能である場合に、前記商品の購入処理を行う購入処理部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記購入処理部は、
    前記購入期限までに前記商品を提供可能でない場合、前記商品の購入をキャンセルすること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付部は、
    複数のストアに対する同一の前記商品の前記購入要求を受け付け、
    前記購入処理部は、
    前記複数のストアのうち、前記購入期限までに前記商品を提供可能な前記ストアで前記購入処理を行い、残りの前記ストアに対する購入をキャンセルすること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付部は、
    前記商品と当該商品の代替品とを含む前記購入要求を受け付け、
    前記購入処理部は、
    前記商品と前記代替品とのうち、前記購入期限までに提供可能な前記商品または前記代替品について前記購入処理を行い、残りの前記商品または前記代替品について購入をキャンセルすること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記購入処理部は、
    前記商品がユーザに届く日時を前記購入期限とすること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記購入処理部は、
    前記商品を配送する配送業者から配送完了の通知を受けて決済処理を行うこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 複数のストアにおける前記商品の在庫状況を管理する管理部
    を備え、
    前記購入処理部は、
    前記管理部によって管理される前記在庫状況に基づき、前記購入期限までに前記商品を提供可能な前記ストアで購入処理を行うこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記管理部は、
    前記在庫状況をユーザへ提供すること
    を特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記在庫状況が前記複数のストアで前記商品が在庫切れであり、前記受付部によって前記購入要求が受け付けられた場合に、前記複数のストアへ前記商品の入荷要求を通知する通知部
    を備え、
    前記購入処理部は、
    前記複数のストアのうち、最も早く前記商品を入荷した前記ストアで購入処理を行い、残りの前記ストアに対して購入をキャンセルすること
    を特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置。
  10. 前記購入処理部は、
    前記購入要求が受け付けられた時の前記商品の価格を上限として前記購入処理を行うこと
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  11. 前記購入処理部は、
    前記購入要求が受け付けられた時の前記商品の価格で前記購入処理を行うこと
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記購入処理部は、
    前記購入期限までに付与される仮想通貨を用いて前記購入処理を行うこと
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  13. 前記購入処理部は、
    前記購入要求に含まれる商品について一覧情報をユーザへ提供すること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  14. 前記受付部は、
    前記購入処理部による前記購入処理が完了する前であれば、前記商品の購入のキャンセルをユーザから受け付けること
    を特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  15. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    商品の購入日時の期限である購入期限が指定される前記商品の購入要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けられた前記購入要求に基づく前記購入期限までに前記商品を提供可能である場合に、前記商品の購入処理を行う購入処理工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  16. 商品の購入日時の期限である購入期限が指定される前記商品の購入要求を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって受け付けられた前記購入要求に基づく前記購入期限までに前記商品を提供可能である場合に、前記商品の購入処理を行う購入処理手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2018006776A 2018-01-18 2018-01-18 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Active JP6456531B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018006776A JP6456531B1 (ja) 2018-01-18 2018-01-18 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018006776A JP6456531B1 (ja) 2018-01-18 2018-01-18 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6456531B1 JP6456531B1 (ja) 2019-01-23
JP2019125273A true JP2019125273A (ja) 2019-07-25

Family

ID=65037135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018006776A Active JP6456531B1 (ja) 2018-01-18 2018-01-18 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6456531B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023175835A1 (ja) * 2022-03-17 2023-09-21 株式会社Walklog システム、ユーザ端末のプログラム及びサーバ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352127A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Sharp Corp 情報通信装置,サービス提供システム,情報通信方法,情報通信プログラム,情報通信プログラムを記録した記録媒体
US20140164165A1 (en) * 2011-08-08 2014-06-12 Purchasing Strategy Institute Corporation Reverse auction system, reverse auction support device and program
JP2015082132A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社ニコン オークションシステム
JP6477208B2 (ja) * 2015-04-28 2019-03-06 株式会社豊田中央研究所 予約処理システム、予約処理サーバー、商品取引処理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023175835A1 (ja) * 2022-03-17 2023-09-21 株式会社Walklog システム、ユーザ端末のプログラム及びサーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6456531B1 (ja) 2019-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI455056B (zh) Notification control system, notification control means, notification control method, and program product
JP2001222577A (ja) 販売管理方法、販売管理システムおよび商品販売システム
JP6149067B2 (ja) 情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラム
JP6542932B1 (ja) 取引制御装置、取引制御方法および取引制御プログラム
JP6280272B1 (ja) 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6209647B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2017191620A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP6456531B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6795484B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2020086665A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR20160064302A (ko) 쇼핑 서비스 제공 시스템 및 쇼핑 서비스 제공 방법
JP7022086B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6502549B2 (ja) 電子商取引統合管理システム
JP5975958B2 (ja) 商品管理装置、商品管理方法及び商品管理プログラム
JP2019125272A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7016929B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7353411B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7299391B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7322258B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2019215834A (ja) 商品の受注生産を仲介するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行されるプログラム、商品の受注生産を行うためのシステム
JP2003108842A (ja) 電子商取引方法およびシステム
JP7019228B2 (ja) 商品の受注生産を仲介するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行されるプログラム、商品の受注生産を行うためのシステム
JP7477852B2 (ja) 商品宅配サービスを提供するためのシステム、方法、及びプログラム
JP6300248B1 (ja) 電子商取引統合管理システム
JP6328314B1 (ja) 電子商取引統合管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180307

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180307

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6456531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350