JP6477208B2 - 予約処理システム、予約処理サーバー、商品取引処理プログラム - Google Patents

予約処理システム、予約処理サーバー、商品取引処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、予約希望者からの商品購入予約に係る当該予約情報を受け付けて送信する予約者端末と、予約者端末から受信した予約情報に基づいて予約の受付処理を行う予約処理サーバーとを備えた予約処理システム、予約処理サーバー、及び商品取引処理プログラムに関する。
インターネット等の通信回線網を利用し、交通手段(航空機、列車等)のチケット、施設の使用権利、及びイベントの入場券といった商品の購入を予約する予約処理システムが普及している。
予約システムは、基本的に、購入希望者側が、希望商品に条件を付けて特定することで、商品提供側から希望商品の条件に適合する一覧を提示し、この一覧を参照して、購入希望者が選択する、といった流れとなっている。
ところで、予約処理システムでは、希望商品の条件(特に、価格)が変動する場合がある。予約時において、予約する商品の価格が、購入希望者が望む価格よりも高い場合、購入希望者は、今後に実行される可能性のあるセール期間による価格の引き下げを、こまめにチェックする必要がある。
また、予約を確定した後(商品購入後)に、同一の商品が安い価格となった場合、予約希望者は不利益をこうむることになる。
一方、商品提供側は、需要が少ないと想定し通常価格よりも安い価格とした商品の需要が多くなり、需要が多いと想定し通常価格(又は、繁盛期価格)とした商品の需要が少なくなる場合がある。
特許文献1には、複数の予約希望候補および予約決定希望時間を含む予約情報を受け付けて予約処理サーバーへ送信する予約者端末と、予約者端末から受信した予約情報に基づいて、予約希望候補の内の1つを暫定的な予約である仮予約に割り当て、予約決定希望時間に至るまでの間に受信した後着の予約情報に対して所定の条件を満たすことを条件に前記仮予約とした候補を当該後着の予約情報に対する予約商品に割り当て、前記仮予約として前記予備予約とした候補を補填する予約処理サーバーを備えた予約処理システムが記載されている。
この特許文献1によれば、予約の時期から、実際に予約が決定時期までの間に変動する条件(価格)に臨機応変に対応することができる。
WO2005/098700
しかしながら、特許文献1の含む従来の予約処理システムでは、以下の課題がある。
(課題1) 商品提供側は、予約決定希望時間が遅い場合や予約希望候補の選択肢が多い予約希望者に、インセンティブを与えるための条件(価格)を提示することになり、予約希望者は、提示された条件(価格)よりも好条件(安い価格)で予約待ちをすることができず、予約希望者にとって不利益となる場合がある。
(課題2) 商品提供側は、予約希望者に対して条件(価格)を提示し、その後条件を変動させることはない。他の予約商品が予約希望者の条件に適合し、商品提供側に有利であっても、変更することができないため、商品提供側にとって不利益となる場合がある。
本発明は上記事実を考慮し、予約希望候補として商品を予約するときの条件の幅が制限されることがなく、予約確定時期までの期間に変動する商品の条件に併せて、予約希望者側の予約条件に適合し、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することができる予約処理システム、予約処理サーバー、及び商品取引処理プログラムを得ることが目的である。
本発明は、予約希望者からの商品購入予約に係る当該予約情報を受け付けて送信する予約者端末と、予約者端末から受信した予約情報に基づいて予約の受付処理を行う予約処理サーバーとを備えた予約処理システムであって、前記予約者端末は、予約希望者が入力した予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む予約情報を受け付けて前記予約処理サーバーへ送信する機能を有し、前記予約処理サーバーは、予約者端末から受信した予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かの判断の下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合に、前記予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、保証し得る予約希望候補を更新し、前記予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択し、予約者端末へ予約処理結果を送信する機能を有する、予約処理システムである。
本発明によれば、予約希望者は、予約者端末を用いて商品購入予約に係る予約情報を入力する。
予約情報は、予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む。
予約者端末では、予約情報を受け付けると、予約処理サーバーへ送信する。
予約処理サーバーでは、予約者端末から受信した予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かの判断を実行する。
予約処理サーバーでは、この適合か否かの判断下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得る場合がある。言い換えれば、予約希望候補が保証できない場合は、予約そのものが無効となる。
前述の如く、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合には、予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、保証し得る予約希望候補を更新する。
なお、予約希望候補を保証し得た場合、当該保証した旨を示す情報を予約者端末へ送信し、予約希望者へ通知してもよい。通知を受けた予約希望者は、少なくとも1つの予約希望候補が確保できたことを認識することができる。
予約処理サーバーでは、予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択し、予約者端末へ予約処理結果を送信する(予約希望者への通知)。
これにより、予約希望者及び商品提供者の双方に対して、不利益かがこうむることがない予約処理を実行することができる。
本発明において、前記予約者端末は、予約の受け付け時点において、前記予約希望候補の予約を保証し得る実条件が報知される。
予約希望者は、報知されている実許容条件を満たす許容条件を入力することで、該当する予約希望候補を保証することができる。例えば、予約希望者が、必ず予約しなければならない場合、予約の受け付け時点において、少なくとも1つの予約希望候補を確保することができる。
なお、複数の予約希望候補で、報知されている実許容条件を満たすように許容条件を入力した場合、予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することで、予約希望者及び商品提供側の双方に不利益をもたらすことがない。
本発明において、前記予約処理サーバーは、前記保証し得る予約希望候補が、前記予約確定時期に近づくにつれて、特定の予約希望者にとって不利となる実条件の変動が発生した場合は、前記更新を禁止して現在の予約希望候補の実条件を維持する。
特定の予約希望者が予約を実行するときの実条件の変動は、予約希望者に不利となる変動となる場合がある。しかし、特定の予約希望者にとって不利となる実条件の変動が発生した場合は、前記更新を禁止して現在の予約希望候補の実条件を維持する。これにより、特定の予約希望者が不利益をこうむることがない。
本発明において、前記予約希望候補の実条件の維持は、前記特定の予約希望者に限定して実行される。
特定の予約希望者にとって不利となる実条件の変動が発生した場合の、更新の禁止に起因する商品提供側の不利益を最小限に抑えることができる。また、システム全体の条件バランスを維持することができる。
本発明において、前記予約者端末は、予約情報の受け付けの際に、前記保証し得る予約希望候補の実条件が不利益に変動しないことを示す情報、及び、前記予約の受付処理をする時期と前記予約確定時期との期間が長いほど前記予約処理結果が有利となることを示す情報、を報知する。
予約希望者に対して、保証し得る予約希望候補の実条件が不利益に変動しないことを示す情報、及び、予約の受付処理をする時期と予約確定時期との期間が長いほど予約処理結果が有利となることを示す情報、を報知することで耐戦略性を持つ予約処理システムであることをアピールすることができる。
本発明において、前記予約情報には、複数の保証し得る予約希望候補が存在する場合の選択要素の優先度に関する情報が含まれており、当該優先度に関する情報が、前記予約確定時期における予約希望候補の選択において、前記商品提供側の有利性の判断よりも優先される。
予約情報に含まれる優先度に関する情報は、予約確定時期における予約希望候補の選択において、前記商品提供側の有利性の判断よりも優先されるため、予約希望者が不利になることを抑制できる。
本発明において、前記予約処理サーバーは、前記予約希望者の各々の予約情報の履歴に基づいて、複数の保証し得る予約希望候補が存在する場合の選択要素の優先度に関する情報を策定し、当該優先度に関する情報が、前記予約確定時期における予約希望候補の選択において、前記商品提供側の有利性の判断よりも優先される。
予約処理サーバーでは、予約希望者の各々の予約情報の履歴に基づいて、複数の保証し得る予約希望候補が存在する場合の選択要素の優先度に関する情報を策定する。策定された優先度に関する情報は、予約希望者の各々の予約に関する所謂嗜好の判断材料となる。
このため、策定された優先度に関する情報は、予約確定時期における予約希望候補の選択において、前記商品提供側の有利性の判断よりも優先されるため、予約希望者が不利になることを抑制できる。
本発明において、前記保証し得る予約希望候補が更新可能な場合に、前記予約処理サーバーは、前記予約者端末に対して、前記更新可能となる毎に予約希望候補の更新をするか否かの判断を通知する。
予約処理サーバーでは、保証し得る予約希望候補が更新可能な場合、予約者端末に対して、更新可能となる毎に予約希望候補の更新をするか否かの判断を通知する。これにより、予約処理に際し、予約希望者の希望を取り入れることができる。なお、通知に対する返信がない場合は、更新するか否か、及びその決定時期を併せて通知すればよい。
本発明は、予約者端末から受け付けた、予約希望者が入力した予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断の下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合に、前記予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、保証し得る予約希望候補を更新する更新手段と、前記予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することで確定する予約希望者への予約処理結果を予約者端末へ通知する通知手段と、を有する予約処理サーバーである。
本発明は、予約者端末から受け付けた、予約希望者が入力した予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かの判断の下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合に、前記予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、前記保証し得る予約希望候補を更新し、前記予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することで確定する予約希望者への予約処理結果を予約者端末へ通知することを、コンピュータに実行させる商品取引処理プログラムである。
以上説明した如く本発明によれば、予約希望候補として商品を予約するときの条件の幅が制限されることがなく、予約確定時期までの期間に変動する商品の条件に併せて、予約希望者側の予約条件に適合し、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係り、通信回線網を用いた予約処理システムの構成図である。 本実施の形態に係る予約処理システムに適用される入力端末と予約処理サーバーとの制御ブロック図である。 (A)は、本実施の形態に適用される入力端末の斜視図、(B)は入力端末の出力装置としてモニタ画面の画角を特定するための正面図である。 本実施の形態に係る予約処理システムに適用される入力端末と予約処理サーバーによる予約処理を実行するための処理を機能別に示した機能ブロック図である。 本実施の形態に係る入力端末における商品取引予約アプリケーションプログラムの流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る予約処理サーバーにおける商品取引処理プログラムの流れを示す制御フローチャートである。 図5に示した入力端末12の操作手順と、図6に示した予約処理サーバーの処理の流れとを1回の通信の流れとして関連付けた、入力端末12と予約処理サーバーとの間の通信プロトコルである。 図6の変形例に係り、条件設定表の更新を組み込んだ場合の、商品取引処理実行部32での処理の流れを示す制御フローチャートである。 本実施の形態の実施例1に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(前半)である。 本実施の形態の実施例1に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(後半)である。 本実施の形態の実施例2に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(前半)である。 本実施の形態の実施例2に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(後半)である。 本実施の形態の実施例3に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(前半)である。 本実施の形態の実施例3に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(後半)である。 本実施の形態の実施例4に係り、航空券チケット予約のための流れに沿った、入力端末の出力装置(モニタ画面)の正面図(一部)である。
(システム構成)
図1には、本実施の形態に係る、商品取引の際の予約を受け付けて、商品取引を実現するための予約処理システムの概略構成図が示されている。
予約処理システムは、インターネット等の通信回線網10を中心としたネットワークによって構築されている。
図1に示される如く、通信回線網10には、本実施の形態に係る入力端末として、ノートパソコン12N、デスクトップパソコン12D、無線通信デバイス14を介して携帯通信端末12Mがそれぞれ接続されている。なお、以下、ノートパソコン12N、デスクトップパソコン12D、携帯端末12Mを総称する場合、「入力端末12」等という。また、図1では、3台の入力端末12が接続されているが、この数は限定されるものではない。
携帯通信端末12Mは、無線通信デバイス14を介して無線によって情報を送受信するようになっている。ノートパソコン12N、デスクトップパソコン12Dにおいても、無線通信デバイス14を介在させ、無線によって情報を送受信するようにしてもよい。
また、図1に示される如く、この通信回線網10には、予約処理入力端末装置16から受け付けた予約を処理する予約処理管理装置16(以下、「予約処理サーバー16」という場合がある。)が接続されている。
予約処理サーバー16は、主として、通信回線網10に接続されている入力端末12から商品取引の予約情報を受け付け、商品の価格変動を加味した上で、顧客にインセンティブを与え、かつ、耐戦略性に則った予約処理を一括管理する役目を有している。入力端末12及び予約処理サーバー16を用いた予約処理システムの詳細な機能については省略する。
図2に示される如く、入力端末12は、CPU12A、RAM12B、ROM12C、I/O12D及びこれらを相互に接続するデータバスやコントロールバス等のバス12Eを備えたマイクロコンピュータ18を具備する。
I/O12Dには、入力装置12F、出力装置12G、ハードディスク(HDD)12H、無線(または有線)による通信I/F12Iが接続されている。通信I/F12Iには、前記通信回線網10が接続されている。なお、I/O12Dには、USBに代表される外部デバイスとの接続端であるI/Fが接続される場合がある。
また、図2に示される如く、予約処理サーバー16は、CPU16A、RAM16B、ROM16C、I/O16D及びこれらを相互に接続するデータバスやコントロールバス等のバス16Eを備えたマイクロコンピュータ20を具備する。
I/O16Dには、ハードディスク(HDD)16H、無線(または有線)による通信I/F16Gが接続されている。通信I/F16Gには、前記通信回線網10が接続されている。
なお、予約処理サーバー16は、基本的には、データの送受信が行われればよく、顧客が操作する入力装置や顧客が目視確認するモニタ等の出力装置は必須ではない。例えば、メンテナンス時では、専用又は汎用のI/FにPC等を接続して、入力装置や出力装置を代行するようにすればよい。
入力端末12には、予め商品取引予約アプリケーションプログラムが予め登録されている。入力端末12の入力装置12Fの操作によって、商品取引予約アプリケーションプログラムを起動すると、出力装置12G(ここでは、モニタ画面)に商品取引を実現するための初期画面が表示されるようになっている。図3は、入力端末12の出力装置12G(モニタ画面)の画像の表示形態が示されている。
例えば、図3(A)に示される如く、ノートパソコン12Nの出力装置12G(モニタ画面)の画角(x寸法とy寸法の比率)と、携帯端末12Mの画面の画角(x寸法とy寸法の比率)とは異なる場合があるが、それぞれに登録された商品取引予約アプリケーションプログラムにおいて、機器を認識することで、当該画角(x寸法とy寸法の比率)は適宜調整される(図3(B)参照)。
すなわち、図3(B)では、出力装置12G(モニタ画面)の画角(x寸法とy寸法の比率)を「1:1」としているが、入力端末12の種類により、横長に表示される場合、縦長に表示される場合を含む。例えば、以下で示す図9〜図15に示す出力装置12G(モニタ画面)のフォーマットは一例であり、内容以外は入力端末12の種類によって適宜変更される。
図4(A)に示される如く、商品取引予約アプリケーションプログラムは、マイクロコンピュータ18(図2参照)の1つの機能である商品取引予約実行部22において動作する。商品取引予約実行部22は、入力装置12Fの操作入力によって受け付けた認証情報や、商品取引に関する情報(例えば、予約情報)を解析する解析機能24、解析機能24で解析した商品取引に関する情報を予約処理サーバー16へ送信する送信機能26、予約処理サーバー16から情報を受信する受信機能28、受信した情報を出力装置12G(モニタ画面)へ表示する画像処理機能30を備える。
一方、予約処理サーバー16は、入力端末12(図1参照)から商品取引に関する情報を受け付けると、マイクロコンピュータ20及びハードディスク16H(図2参照)の1つの機能である商品取引処理実行部32(図4(B)参照)が、商品取引処理プログラムに基づき起動して、商品取引を実行する。
図4(B)は、予約処理サーバー16における、商品取引処理実行部32の商品取引のための機能ブロック図である。なお、図4を示す各ブロックは、予約処理サーバーのハード構成を限定するものではない。
図4(B)に示される如く、予約処理サーバー16のハードディスク16Hには、商品取引処理実行部32の一部を構成する機能として、顧客を管理(認証を含む)するための顧客管理データベース34、商品の在庫を管理する商品在庫データベース36、顧客毎の商品取引条件が設定された条件設定データベース38が記憶されている。
通信I/F16Gは、情報受付部40に接続されており、入力端末12(図4(A)参照)からの情報(認証情報、予約プラン情報、商品プラン関連情報等)を受け付ける。
情報受付部40は、認証実行部42及び商品取引情報受付部44に接続されている。
認証実行部42は、顧客管理データベース34に登録されている顧客情報に基づいて、受け付けた予約情報の顧客の認証を行う。
認証実行部42は、前記商品取引情報受付部44に接続されており、認証が適正に行われると、商品取引情報受付部44に対して受け付けの許可信号を送出する。
この許可信号を受けて、商品取引情報受付部44では、商品プラン関連情報を受け付け、条件設定表読出部46に送出する。
条件設定表読出部46は、条件設定データベース38に接続されており商品プラン関連情報(顧客情報を含む)に基づいて、商品取引を依頼してきた顧客に対応する条件設定表を読み出し、当該条件設定表情報を、前記商品プラン関連情報と共に、商品プラン確認部48へ送出する。
また、前記商品取引情報受付部44では、商品プラン関連情報の1つとして受け付けた確定希望時期情報を確定希望時期管理部50へ送出する。確定希望時期情報は、顧客が要求する商品取引を確定させる時期である。
確定希望時期管理部50には、タイマ52が接続されており、確定希望時期を監視する。
前記商品プラン確認部48には、商品在庫データベース36が接続されている。商品プラン確認部48では、商品プラン関連情報及び条件設定表情報に基づき、顧客が要求する商品プランの有無を確認する。
商品プラン確認部48は、商品プラン情報送出部54及び商品プラン更新部56に接続されている。
商品プラン情報送出部54では、顧客が要求する商品プランの有無情報、及び商品プランが1つ以上存在する場合は当該商品プランを現在の条件で保証する旨の情報を、通信I/F16Gを介して、入力端末12へ送出(顧客へ報知)する。
商品プラン更新部56は、商品在庫データベース36に接続されている。商品プラン更新部56では、時々刻々と変化する商品在庫に基づいて、商品プランの更新を実行する。商品プランの更新とは、顧客が要求する商品プランとして新たに追加し得る商品プランがあるか否かを判断する。また、新たに追加し得る商品プランがあった場合は、既存の商品プランとの優劣を判断する。なお、顧客に対して既に報知した商品プランが顧客にとって劣化する変更はしないことが好ましい。
商品プラン更新部56では、この結果、顧客が要求する複数の商品プランが存在する場合に、商品提供側に最も有利な商品プランが常に最優先として更新され、更新プラン一時格納部58へ一時的に格納される。
更新プラン一時格納部58には、前記確定希望時期監視部50が接続されている。更新プラン一時格納部58では、確定希望時期監視部50から、確定希望時期に到達したことを示す信号が入力されると、現在一時的に記憶している商品プランを、確定した商品プランとして、確定商品プラン送出部60へ送出する。
確定商品プラン送出部60では、確定した商品プランに関する情報を、通信I/F16Gを介して、入力端末12へ送出(顧客へ報知)する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(入力端末12側の操作手順)
図5は、入力端末12における商品取引予約アプリケーションプログラムの流れ、すなわち、商品取引の予約を実行する入力端末処理ルーチンを示すフローチャートである。
入力端末12において、商品取引予約アプリケーションプログラムを起動させると、まず、ステップ100では、出力装置12Gに初期画面が表示される。初期画面は、例えば、図9(A)に示される如く、航空券購入ガイド画面であり、次のステップ102において、入力装置12Fを用いて認証情報を入力する。認証情報は、例えば、顧客を識別するための識別符号である。
次のステップ104では、入力した認証情報を予約処理サーバー16へ送信する。次のステップ106では、認証が完了したか否かが判断され、このステップ106で否定判定されると、ステップ108へ移行して認証エラーを受信したか否かが判断される。ステップ108で否定判定された場合は、ステップ106へ戻り、何れかで肯定判定されるまで、ステップ106及びステップ108を繰り返す。
ステップ108で肯定判定されると、認証ができなかったと判断され、ステップ110へ移行して認証エラー処理が実行され、ステップ136へ移行して、通信完了処理が実行されて、このルーチンは終了する。なお、認証エラー処理には、再認証が含まれ、再認証によって認証が完了した場合は、ステップ106で肯定判定されたとものとしてもよい。
ステップ106で肯定判定されると(又は、再認証で認証が完了すると)、ステップ112へ移行し、出力装置12Gに、予約プラン入力画面が表示される。予約プランは、例えば航空券チケット購入であれば、図9(B)に示される如く、出発日、出発地、目的地である。
次のステップ114では、予約プランの入力が終了したか否かが判断され、このステップ114で肯定判定されると、ステップ116へ移行して、予約プランに関する情報を予約処理サーバー16へ送信し、ステップ118へ移行する。
ステップ118では、前記予約プランに関する情報の応答として、予約処理サーバー16から希望の商品プランの条件一覧を受信したか否かが判断される。このステップ118で肯定判定されると、ステップ120へ移行して、出力装置12Gには、希望の商品プランの条件一覧画面が表示される。
希望の商品プランの条件一覧画面は、例えば、図9(C)に示される如く、予約プランに基づいて予約処理サーバー16に適合した商品プランの一覧が表示される画面である。
顧客は、この希望の商品プランの条件一覧画面に基づいて、商品プランの関連情報として、希望商品プランの選択(予約希望候補)、希望価格(許容条件)、スケジュール確定希望日時(予約確定時期)を入力する(ステップ122)。
商品プランの関連情報は、例えば、図9(D)に示される如く、航空券チケット購入であれば、希望商品プランの選択(予約希望候補)が便であり、希望価格(許容条件)が各便の購入希望価格であり、スケジュール確定希望日時(予約確定時期)がチケットの確定時期である。
すなわち、希望商品プランの選択は、一覧画面に列挙されている出発便の中で希望する便名を選択する。
希望価格は、選択した出発便の航空券を購入するときの希望価格を入力する。なお、希望価格の入力が便の選択と認識するようにしてもよい。言い換えれば、希望価格の入力がない便は非選択便として判断される。
なお、この希望価格の入力は、所謂入札であり、常識を逸脱した価格(例えば、10円等)を入力することも可能である。商品提供側からすれば、常識を逸脱した価格でも、顧客を呼び込むサービスとして採用される場合がある。
スケジュール確定希望日時は、購入する航空券の便名の確定を顧客が待つことができる最終日時である。すなわち、予約時からスケジュール確定希望日時までの期間は、航空券キャンセルや価格変動を加味することができる猶予期間ということができる。
次のステップ124では、ステップ122で入力した商品プランの関連情報を予約処理サーバー16へ送信し、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、顧客の希望に沿う(適合する)商品プランが存在し、当該適合商品プランを保証する旨の情報を受信したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ128へ移行する。
なお、ステップ126で否定判定され場合は。ステップ130へ移行して取引不成立の通知を受信したか否かが判断され、否定判定されると、ステップ126へ戻る。ここで、スケジュール確定希望日時までの、ステップ126及びステップ130の繰り返し中に、
キャンセル又は価格変動があって、適合する商品プランが出れば、ステップ126で肯定判定されてステップ128へ移行する。また、スケジュール確定希望時期までの、ステップ126及びステップ130の繰り返し中に、適合する商品プランが出なければ、ステップ130で肯定判定されて、ステップ136へ移行し、通信完了処理が実行されて、このルーチンは終了する。従って、顧客は、少なくとも1つが保証し得るように商品プランの関連情報を入力することが好ましい。
ステップ128では、出力装置12Gに保証商品を案内する画面が表示され、ステップ132へ移行する。
ステップ132では、確定商品プランを受信したか否かが判断される。すなわち、スケジュール確定希望時期になると、予約処理サーバー16から確定商品プランが送信されてくる予定であるため、このステップ132は、当該スケジュール確定希望日時までの待機ステップとなる。
スケジュール確定希望時期、すなわち、ステップ132で肯定判定されると、ステップ134へ移行して確定商品を案内する画面が表示され、次いで、ステップ136へ移行して通信完了処理が実行されて、このルーチンは終了する。
(予約処理サーバーでの処理手順)
図6は、予約処理サーバー16における商品取引処理プログラムの流れ、すなわち、商品取引処理実行部32での処理の流れを示す制御フローチャートである。
ステップ150では、顧客(例えば、顧客A)の識別符号の受け付けに基づく認証処理が実行され、認証完了後、ステップ152へ移行して、入力端末12から顧客Aの予約プランを受付けたか否かが判断される。
ステップ152で肯定判定されると、ステップ154へ移行して、予約プランに基づく希望商品プランの一覧を入力端末12へ送信する。
次のステップ156では、入力端末12から商品プランの関連情報を受付けたか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ158へ移行して、顧客Aに適用される、条件設定表を条件設定表データベース38から読み出し、ステップ160へ移行する。
ステップ160では、読み出した条件設定表に基づき、取引可能な商品プランがあるか否かが判断される。
このステップ160で否定判定されると、ステップ162へ移行して、顧客Aが指定したスケジュール確定希望時期に到達したか否かが判断される。このステップ162で否定判定されると、ステップ164へ移行して、顧客Aに適用される条件設定表に変更があったか否かが判断される。
ステップ164において、肯定判定された場合は、顧客Aに対して取引可能な商品プランが存在する可能性があるため、ステップ158へ移行する。また、ステップ164で否定判定された場合は、現時点では、顧客Aに対して取引可能な商品プランが存在する可能性がないため、ステップ162へ移行する。
一方、ステップ162で肯定判定された場合は、スケジュール確定希望時期までに、顧客Aに対して取引可能な商品プランが出てこなかったと判断し、ステップ165で顧客Aに取引不成立を通知し、このルーチンは終了する。
一方、ステップ160において、肯定判定、すなわち、顧客Aから受付けた希望商品プランの中に取引可能な商品プランが存在していた場合は、ステップ160からステップ166へ移行する。
ステップ166では、入力端末12(顧客A)に何れかの商品プランを保証する旨を通知し、ステップ168へ移行する。この保証する商品プランは、確定希望時期までの仮の商品プランであり、顧客Aの他の希望商品プランに変更される場合がある。
なお、顧客Aが仮設定の商品プランで確定を希望し、その旨の通知を受けた場合は、スケジュール確定希望時期を待たずに、仮設定した商品プランを確定させてもよい。
ステップ168では、スケジュール確定希望時期に到達したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ170へ移行して、顧客Aの条件を満たし、かつ、到達時点で商品提供側に最も都合の良い(例えば、最も利益率の高い)商品プランを選択し、次いで、ステップ172へ移行して、選択した商品プランを入力端末12(顧客A)に通知して、このルーチンは終了する。
例えば、顧客Aの希望に適合した商品プランが複数存在する場合、顧客Aからすれば、自身の希望に適合した商品プランであれば、何れの商品プランであっても問題はない。一方、商品提供側からすれば、複数の商品プランの内、例えば、利益率の高い商品プランを提供しても、顧客Aの希望から逸脱することはなく、所謂「win-win」の関係とすることができ、双方に都合の良い結果を得ることができる。
(入力端末と予約処理サーバーとの通信プロトコル)
図7は、図5に示した入力端末12の操作手順と、図6に示した予約処理サーバーの処理の流れとを1回の通信の流れとして関連付けた、入力端末12と予約処理サーバーとの間の通信プロトコルである。以下の通信プロトコルの説明において、括弧内の数字は、図5又は図6に付与したステップ番号である。
入力端末12の商品取引予約アプリケーションが起動し、初期画面が表示(100)され、入力された、認証のための識別符号を予約処理サーバー16へ送信すると、予約処理サーバー16では認証処理が実行される(150)。
入力端末12では、認証確認送信を受けると、予約プラン入力画面が表示され(112)、予約プランを入力し、予約処理サーバー16へ送信する(116)。
予約処理サーバー16側で希望商品プランを検索し、入力端末12へ希望商品プランの一覧を送信する(154)。
この結果、入力端末12には、商品プラン関連情報入力画面が表示され(120)、この商品プラン関連情報入力画面に基づいて、商品プラン関連情報を入力し、送信する(122,124)。
予約処理サーバー16では、顧客毎の条件設定表を読み出し(158)、適合する商品プランを選別し、取引可能な商品プランがあったときは、入力端末12へ当該商品プランを保証する旨を通知する(166)。この通知を受けた入力端末12では、保証商品プランが案内された画面が表示される(128)。
この保証商品プランを案内してから、スケジュール確定希望時期までは、顧客毎の条件設定表の変動に基づき適合商品プランの更新が実行される。
スケジュール確定希望時期になると、予約処理サーバー16は、確定希望時期到達時の適合商品プランから1つを選択し(170)、入力端末12へ通知する(172)。
入力端末12では、通知を受けた確定商品プランを案内する画面が表示される。
(変形例)
なお、本実施の形態では、特定の顧客に対する商品取引に特化して説明したが、例えば、特定の顧客に対する商品取引により、他の顧客に影響を及ぼす場合がある。
そこで、特定の顧客に対する商品取引に基づく状況の変化をその都度更新し、各顧客毎に設定している条件設定表を更新するようにしてもよい。
図8は、図6において、条件設定表の更新を組み込んだ場合の、商品取引処理実行部32での処理の流れを示す制御フローチャートである。なお、図6と同一の処理を示すステップは、同一のステップ番号の末尾に符号「A」を付す。
ステップ150Aでは、顧客(例えば、顧客A)の識別符号の受け付けに基づく認証処理が実行され、認証完了後、ステップ152Aへ移行して、入力端末12から顧客Aの予約プランを受付けたか否かが判断される。
ステップ152Aで肯定判定されると、ステップ154Aへ移行して、予約プランに基づく希望商品プランの一覧を入力端末12へ送信する。
次のステップ156Aでは、入力端末12から商品プランの関連情報を受付けたか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ158Aへ移行して、顧客Aに適用される、条件設定表を条件設定表データベース38から読み出し、ステップ160Aへ移行する。
ステップ160Aでは、読み出した条件設定表に基づき、取引可能な商品プランがあるか否かが判断される。
このステップ160Aで否定判定されると、ステップ162Aへ移行して、顧客Aが指定したスケジュール確定希望時期に到達したか否かが判断される。このステップ162Aで否定判定されると、ステップ164Aへ移行して、顧客Aに適用される条件設定表に変更があったか否かが判断される。
ステップ164Aにおいて、肯定判定された場合は、顧客Aに対して取引可能な商品プランが存在する可能性があるため、ステップ158Aへ移行する。また、ステップ164Aで否定判定された場合は、現時点では、顧客Aに対して取引可能な商品プランが存在する可能性がないため、ステップ162Aへ移行する。
一方、ステップ162Aで肯定判定された場合は、スケジュール確定希望時期までに、顧客Aに対して取引可能な商品プランが出てこなかったと判断し、ステップ165Aで顧客Aに取引不成立を通知し、このルーチンは終了する。
一方、ステップ160Aにおいて、肯定判定、すなわち、顧客Aから受付けた希望商品プランの中に取引可能な商品プランが存在していた場合は、ステップ160Aからステップ166Aへ移行する。
ステップ166Aでは、入力端末12(顧客A)に何れかの商品プランを保証する旨を通知し、ステップ180へ移行する。この保証する商品プランは、確定希望時期までの仮の商品プランであり、顧客Aの他の希望商品プランに変更される場合がある。
なお、顧客Aが仮設定の商品プランで確定を希望し、その旨の通知を受けた場合は、スケジュール確定希望時期を待たずに、仮設定した商品プランを確定させてもよい。
ステップ180では、現時点での顧客Aの効用が最大の商品プランと効用度合いを保存し、ステップ168Aへ移行する。
ステップ168Aでは、スケジュール確定希望時期に到達したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ170Aへ移行して、顧客Aの条件を満たし、かつ、到達時点で商品提供側に最も都合の良い(例えば、最も利益率の高い)商品プランを選択し、次いで、ステップ172Aへ移行して、選択した商品プランを入力端末12(顧客A)に通知して、このルーチンは終了する。
また、ステップ168Aで否定判定された場合は、ステップ182へ移行して、状況の変化に応じて、顧客Aに適用される条件設定表を更新し、ステップ168Aへ移行する。
例えば、顧客Aの希望に適合した商品プランが複数存在する場合、顧客Aからすれば、自身の希望に適合した商品プランであれば、何れの商品プランであっても問題はない。一方、商品提供側からすれば、複数の商品プランの内、例えば、利益率の高い商品プランを提供しても、顧客Aの希望から逸脱することはなく、所謂「win-win」の関係とすることができ、双方に都合の良い結果を得ることができる。
また、この変形例では、顧客Aの条件設定表は、顧客A以外の顧客によって変動する場合があるため、状況の変化に応じて、顧客Aの条件設定表を更新することで、顧客A及び商品提供側の双方にとって、より適正な商品プランの選択が可能となる。
以下に、本実施の形態で説明した予約処理システムが適用可能な、航空券購入のためのチケット予約処理システムの実施例を列挙する。なお、本発明は、当該列挙する実施例の事例に限定されるものではなく、列車、船舶、バス等の公共交通機関のチケット予約(片道、往復を含む)、コンサートや映画等、同一内容で複数回行われる講演、ホテル(連泊数、客室種等)、テーマパークのファーストパス、及び、高速道路通行券といった、様々な予約に適用可能である。また、単一の日時に限らず、複数の日時で選択肢を提示してもよい。
(実施例1)
図9及び図10は、実施例1に係り、航空券予約処理の流れを、入力端末12の出力装置12G(モニタ画面)に従い説明したものである。なお、日付、便名等が架空の数値であり、当該数値に限定されるものではない。
1月10日、東京在住の顧客Aは、2月1日に大阪へ遊びに行くことを思いつき、入力端末12を使って、商品取引予約アプリケーションプログラムを起動した。
(1) まず、図9(A)の画面で認証処理を実行する。
(2) 次に、図9(B)の予約プラン入力画面で、2月1日の羽田−伊丹便を指定する。
(3) その後、予約処理サーバー16からの応答で、図9(C)の商品プラン一覧が表示される。
(4) 顧客Aは、「002便なら10000円払う。8000円なら001便でもよい。003便は間に合わない。出発の前日の寝るまでにスケジュールを確定してほしい」という要望の下、商品プランの関連情報として、希望商品の選択、希望価格、スケジュール確定希望日時を入力し(図9(D)参照)、予約処理サーバー16へ送信する。
(5) 1月15日の時点で、予約処理サーバー16から連絡があり(図10(A)参照)、入力端末12の出力装置12Gに、「○○様のご予約の2/1(土)、001便又は002便の何れかの席の保証が確定しました。便の確定は、スケジュール確定希望日時(1/31(金)、22:00)までお待ちください」と表示される。
(6) 前記(5)の表示後、スケジュール確定希望日時((1/31(金)、22:00))に、予約処理サーバー16から連絡があり(図10(B)参照)、入力端末12の出力装置12Gに、「○○様のご予約のフライトは、東京羽田→大阪伊丹、2/1(土)、002便、8:00→9:00に確定しました。価格は10,000円です。よいご旅行を」と表示される。
これにより、顧客Aは、所望の便を所望の価格で確保することができる。
(7) なお、前記(5)において、保証できる便がない場合は、予約処理サーバー16から以下の連絡があり(図10(C)参照)、「○○様のご予約の2/1(土)の便は、現在、保証できるものがありません。スケジュール確定希望日時(1/31(金)、22:00)までお待ちください」と表示される。
(8) (7)の表示後、スケジュール確定希望日時までに便を確保できなかった場合は、予約処理サーバー16から以下の連絡があり(図10(D)参照)、「○○様のご予約のフライトは、残念ながらご希望に添える便がありませんでした。」と表示される。
(実施例2)
図11及び図12は、実施例2に係り、航空券予約処理の流れを、入力端末12の出力装置12G(モニタ画面)に従い説明したものである。
実施例1では、各便の価格が表示されないため、顧客Aが全ての便で販売価格未満の価格を入力した場合、全ての便が保証されない場合がある。
そこで、実施例2では、各便の現在の価格を表示するようにした。
実施例2の購入概略は以下のとおりである(図11(A)〜(D)、図12(A)、(B)参照)。
「12月10日の時点で、2月8日に大阪の結婚式に呼ばれた顧客A。外せない用事なので、今すぐ大阪行きの便を確保したい。002便がちょうど良いが、とても安いなら早起きして001便で行っても良い。朝のタクシーの予約があるので、3日前までにどちらかの便か決めてほしい。」
(1) 予約した直後に、商品提供側から連絡。
「○○様のご予約の2/8(土)、001便もしくは002便の何れかの席の保証が確定しました。便の確定は2/5(水)、17:30までお待ちください。」と表示される。
(2) 2月5日(水)、17:30に商品提供側から連絡。
「○○様のご予約のフライトは、2/8(土)001便に確定しました。価格は3,000円です。よいご旅行を」と表示される。
実施例2では、002便に対して現在価格と同一の価格を入力しているため、002便に関しては必ず保証がなされることになる。
一方、001便に関しては、1つの便(002便)が確保されたため、仮に、極めて低価格の提示をすることが可能である。仮に、この001便が確保されれば、早起きを強いられるが、低価格での購入が可能となる。
(実施例3)
図13及び図14は、実施例3に係り、航空券予約処理の流れを、入力端末12の出力装置12G(モニタ画面)に従い説明したものである。
実施例3は、インセティブの支払いを行う実施例である。
実施例3の購入概略は以下のとおりである(図13(A)〜(D)、図14(A)、(B)参照)。
2月6日の時点で、2月10日に大阪に出張が決まった顧客A。交通費実費支給のAは上限20,000円までならいくらでも良いと思っているが、毎回高い交通費を申請するのは気が引ける。
(1) 顧客Aは、001便に20,000円、002便に20,000円、確定希望日時2/7(金)、24:00と入力。
(2) 予約した直後に、商品提供側から連絡。
「○○様のご予約の2/10(月)、001便もしくは002便の何れかの席の保証が確定しました。便の確定は2/7(金)、24:00までお待ちください。」と表示される。
(2) 2月7日(金)、24:00に商品提供側から連絡。
「○○様のご予約のフライトは、2/10(月)001便に確定しました。価格は10,000円です。よいご旅行を」と表示される。
(実施例4)
図15は、実施例3に係り、実施例1、実施例2、及び実施例3において、航空券予約処理が顧客にインセンティブを与えていることをアピールする画面を追加した場合を、入力端末12の出力装置12G(モニタ画面)に従い説明したものである。
実施例4は、耐戦略性を保証した実施例である。
図15(A)は、前述した実施例2の図11(B)と同一であり、図15(C)は前述した実施例2の図11(C)と同一である。
この実施例4の特徴は、図15(A)と(C)との間に、図15(B)示される如く、顧客に対して耐戦略性を保証することをアピールしたメッセージを提供することにある。
すなわち、図15(B)には、以下のメッセージが表示される。
「希望価格の入力後にスケジュール確定希望日時までに航空券の価格が下がった場合、新しい価格を適用しますが、価格が上がった場合は新しい価格を適用しません。ご旅行の予定が確定された場合、早めにお申し込みください。」と表示される。
これにより、顧客は、時間が経過しても損をしないことを認識するため、早めに予約をし、かつ、期間をあけて価格変動等の動向をみることに躊躇がなくなり、商品提供側にとっても、顧客の正確な需要を収集することができる。
なお、上記実施例1〜実施例4において、入力する場合、例えば、プルダウンメニューを表示して、当該プルダウンメニューに表示されたリストから選択するようにしてもよい。
また、単一価格と、その価格で許容できる選択肢のみを入力させるようにしてもよい。さらに、第1希望価格とそれに対する相対領域を入力させるようにしてもよい。
(サービスの付加例)
なお、本実施の形態(実施例を含む)において、以下のサービスを付加してもよい。なお、サービスを付加する商品として、実施例1〜実施例4の航空券チケットを例にとり説明する。
(付加サービス1) 仮決定便を顧客に提示してもよい。
例えば、顧客に対して、「現在の仮決定は001便です、スケジュール希望確定日時までに、002便に変更される可能性があります。」といったメッセージを通知する。
(付加サービス2) 顧客本人に対する料金テーブルを常に表示し、顧客はスケジュール確定希望日時までの間に申し込みの変更及びキャンセルを自由に実施できるようにしてもよい。
予約申込を行ったが、なかなか、何れかを保証する通知が来ない顧客が、予約申込の価格を上げることや、予定より早く到着する必要ができた顧客が、遅い時間の便をキャンセルし、早い時間の便のみを残すことが想定される。そこで、予約申込後の変更及びキャンセルを自由に実施可能とすれば、顧客の有用性が高くなる。この場合、スケジュール希望日時を変更してもよい。
(付加サービス3) 仮決定便が満席に近づいた場合にのみ、キャンセル料を発生させてもよい。
例えば、顧客に対して、「現在あなた様のスケジュールで仮決定となっている001便は、満席が予測されています。明日2/11(火)、00:00以降に当該便に関する申込みをキャンセルされた場合には、キャンセル料が発生します。但し、当社都合であなた様が申し込み中の他の便に変更した場合は、キャンセル料は発生しません。」といったメッセージを通知する。
(付加サービス4) 仮決定便が満席に近づいた場合、顧客に、キャンセル規定の受け入れ、又は当該便の予約からの削除を選択させるようにしてもよい。
例えば、顧客に対して、「現在あなた様のスケジュールで仮決定となっている001便は、満席が予測されています。明日2/11(火)、00:00以降に当該便に関する申込みをキャンセルされた場合には、キャンセル料が発生します。キャンセル規定に同意できない場合は、2/11(火)、00:00までに当該便の予約を取り消してください。001便の予約を取り消されても、あなたの予約している何れかの便でのご旅行は保証されていますのでご安心ください。但し、当社都合であなた様が申し込み中の他の便に変更した場合は、キャンセル料は発生しません。」といったメッセージを通知する。
(耐戦略性について)
以上説明した如く、本実施の形態(実施例を含む)では、「早い予約(申告)」、「高い金額での予約」、「遅いスケジュール確定希望日時」を実行することが顧客を有利とすることができる。
例えば、実施例1〜実施例4(特に実施例4を含む実施例3参照)の場合、以下の手順が耐戦略性の実現となる。
(手順1) 商品(航空券チケット)提供側は、予約の開始の時点で、全顧客に対して各顧客専用の料金テーブル(条件設定表)を決定する。当然、異なる顧客に同じ料金テーブルを設定してもよいし、会員種別や誕生日特別セール等で区別してもよい。
(手順2) 商品提供側は、顧客が予約の申し込みを実施する以前は、従来と同様に、空席数に連動する形態で、各顧客の領域を自由に変動させる。
(手順3) 特定の顧客Aが、予約申し込みを実施した場合、顧客Aの予約申し込みの内、何れか1つでも商品提供側が決定した料金以下の商品(航空券チケット)があれば、そのうち1つを仮決定商品として扱い(顧客Aが当該商品を購入すると仮定し)、他の顧客の条件設定表(料金テーブル)に反映させる。一方、予約申し込みをした顧客A自身の料金テーブル(条件設定表)には反映させない。
(手順4) 商品提供側は、仮決定商品が決まった顧客Aに、「何れかの選択肢を保証する」連絡を実施する。
(手順5) 商品提供側は、顧客A以外の顧客の予約申し込み状況により、顧客Aの条件設定表(料金テーブル)を更新する。但し、顧客Aについて仮決定している商品(航空券チケット)については、料金の引き下げは実施しても構わないが、料金の引き上げは実施しない。すなわち、顧客Aの効用がこれ以上下がらないことを保証する。
(手順6) 顧客Aの条件設定表(料金テーブル)における価格引き下げにより、商品(航空券チケットの便)を変更した方が顧客Aの効用が上昇する場合、仮決定している商品を変更する。
いままでの仮決定商品は、この時点で仮決定商品ではなくなり、料金の引き上げが可能になる一方で、新たな仮決定商品の料金の引き上げはしない。
(手順7) 上記(手順6)を、顧客Aの申告したスケジュール確定希望日時まで継続する。
なお、顧客Aの条件設定表(料金テーブル)の決定時に、顧客A自身の情報を利用しなければ、耐戦略性が厳密に満たされることになる。
(効用最適化について)
また、本実施の形態(実施例を含む)において、顧客に対する効用(例えば、前記「耐政略性について」の項目、手順5及び手順6参照)を最適化について、実施例1〜実施例4の商品(航空券チケット)の購入を例とり列挙する。
(効用最適化1)線形効用の仮定
ある顧客Aの入力が、001便→10,000円、002便→15,000円であったとする。更新により、仮決定の001便が9,000円になり、002便が12,000円になったとすると、001便は1,000円の得、002便は3,000円の得となり(この場合、1,000円<3,000円)、顧客Aは002便を好むと判断し、仮決定便を002便に変更(更新)する。
(効用最適化2)料金変動の都度、顧客に確認
顧客に対して、「あなたの現在の仮決定便は001便で料金は9,000円ですが、002便の料金が12,000円に引き下げられました。仮決定便を変更しますか?」というメッセージを通知する。顧客Aが変更を承認すると、仮決定便は002便となる。
その後、また、001便の料金が安くなった場合、顧客に対して、「あなたの現在の仮決定便は002便で料金は12,000円ですが、001便の料金が6,000円に引き下げられました。仮決定便を変更しますか?」というメッセージを通知する。これを、顧客Aの申告したスケジュール確定希望日時まで継続する。
(効用最適化3)
顧客による嗜好の入力から決定する、もしくは、普段の顧客の行動から自動推定する。
顧客による嗜好の入力とは、価格優先にするかスケジュール優先にするか、大型機優先か小型機優先から事前に選択してもらう、といった顧客の嗜好に関する項目を事前に選択してもらうことを言い、当該選択情報を仮決定商品の更新の是非に反映させる。
また、普段の顧客の行動から自動推定するとは、いつの行動履歴から、特定の便を気に入っている、といった主としてリピータの顧客の利用形態をデータベース化し、商品提供側で判断することを言う。
また、上記効用最適化2と効用最適化3を組み合わせてもよい。
10 通信回線網
12N(12) ノートパソコン(予約者端末)
12D(12) デスクトップパソコン(予約者端末)
14 無線通信デバイス14
12M(12) 携帯通信端末(予約者端末)
16 予約処理入力端末装置(予約処理サーバー)
12A CPU
12B RAM
12C ROM
12D I/O
12E バス
18 マイクロコンピュータ
12F 入力装置
12G 出力装置
12H ハードディスク(HDD)
12I 通信I/F
16A CPU
16B RAM
16C ROM
16D I/O
16E バス
20 マイクロコンピュータ
16H ハードディスク(HDD)
16G 通信I/F
22 商品取引予約実行部
24 解析機能
26 送信機能
28 受信機能
30 画像処理機能
32 商品取引処理実行部
34 顧客管理データベース
36 商品在庫データベース
38 条件設定データベース
40 情報受付部
42 認証実行部
44 商品取引情報受付部
46 条件設定表読出部
48 商品プラン確認部
50 確定希望時期管理部
52 タイマ
54 商品プラン情報送出部
56 商品プラン更新部
58 更新プラン一時格納部
60 確定商品プラン送出部

Claims (10)

  1. 予約希望者からの商品購入予約に係る当該予約情報を受け付けて送信する予約者端末と、予約者端末から受信した予約情報に基づいて予約の受付処理を行う予約処理サーバーとを備えた予約処理システムであって、
    前記予約者端末は、
    予約希望者が入力した予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む予約情報を受け付けて前記予約処理サーバーへ送信する機能を有し、
    前記予約処理サーバーは、
    予約者端末から受信した予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かの判断の下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合に、
    前記予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、保証し得る予約希望候補を更新し、
    前記予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択し、
    予約者端末へ予約処理結果を送信する機能を有する、
    予約処理システム。
  2. 前記予約者端末は、
    予約の受け付け時点において、前記予約希望候補の予約を保証し得る実条件が報知される請求項1記載の予約処理システム。
  3. 前記予約処理サーバーは、
    前記保証し得る予約希望候補が、前記予約確定時期に近づくにつれて、特定の予約希望者にとって不利となる実条件の変動が発生した場合は、前記更新を禁止して現在の予約希望候補の実条件を維持する請求項1又は請求項2記載の予約処理システム。
  4. 前記予約希望候補の実条件の維持は、前記特定の予約希望者に限定して実行される請求項3記載の予約処理システム。
  5. 前記予約者端末は、予約情報の受け付けの際に、
    前記保証し得る予約希望候補の実条件が不利益に変動しないことを示す情報、及び、前記予約の受付処理をする時期と前記予約確定時期との期間が長いほど前記予約処理結果が有利となることを示す情報、を報知する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の予約処理システム。
  6. 前記予約情報には、複数の保証し得る予約希望候補が存在する場合の選択要素の優先度に関する情報が含まれており、
    当該優先度に関する情報が、前記予約確定時期における予約希望候補の選択において、前記商品提供側の有利性の判断よりも優先される請求項1〜請求項5の何れか1項記載の予約処理システム。
  7. 前記予約処理サーバーは、
    前記予約希望者の各々の予約情報の履歴に基づいて、複数の保証し得る予約希望候補が存在する場合の選択要素の優先度に関する情報を策定し、
    当該優先度に関する情報が、前記予約確定時期における予約希望候補の選択において、前記商品提供側の有利性の判断よりも優先される請求項1〜請求項5の何れか1項記載の予約処理システム。
  8. 前記保証し得る予約希望候補が更新可能な場合に、前記予約処理サーバーは、前記予約者端末に対して、前記更新可能となる毎に予約希望候補の更新をするか否かの判断を通知する請求項1〜〜請求項7の何れか1項記載の予約処理システム。
  9. 予約者端末から受け付けた、予約希望者が入力した予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断の下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合に、前記予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、保証し得る予約希望候補を更新する更新手段と、
    前記予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することで確定する予約希望者への予約処理結果を予約者端末へ通知する通知手段と、
    を有する予約処理サーバー。
  10. 予約者端末から受け付けた、予約希望者が入力した予約を希望する商品を指定する複数の予約希望候補、予約希望候補毎の許容条件、および当該予約を確定する期限を指定する予約確定時期、を含む予約情報に基づいて、各予約希望候補の実条件が許容条件に適合しているか否かの判断の下、少なくとも1つの予約希望候補を保証し得た場合に、
    前記予約確定時期に至るまでに変動する実条件が許容条件に適合するか否かの判定結果に基づいて、保証し得る予約希望候補を更新し、
    前記予約確定時期に到達した時点で保証し得る予約希望候補であり、かつ商品提供側に有利な予約希望候補を選択することで確定する予約希望者への予約処理結果を予約者端末へ通知することを、
    コンピュータに実行させる商品取引処理プログラム。
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