JP2016197452A - 空席販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】売れ残る可能性の高い航空便を販売対象の候補として提示できると共に、より多くの空席候補中から一定の期間内に実際に販売される航空券を柔軟に決定できる技術の実現。【解決手段】クライアント端末38に検索条件指定画面50を送信する手段と、航空券在庫記憶部26を参照して、検索条件にマッチし、空席が存在する航空便を、複数の行き先空港をもつ往路航空便候補群として抽出する手段と、行き先空港単位でそれぞれの往路航空便候補が記載された検索結果画面72を送信する手段と、検索結果画面72上で申込が選択された場合に、各往路航空便候補、出発日を少なくとも含む申込情報を申込情報記憶部31に格納する手段を備えた空席販売システム10。最終的な往路航空便は、確定日時点において、往路航空便候補群から決定される。【選択図】図1

Description

この発明は空席販売システムに係り、特に、航空券の空席の販売を促進する技術に関する。
航空券のように利用期限が限定された商品の場合、販売側としては空席のまま売れ残るよりは大幅に値下げしてでも期限までに売り切りたいと希望するのは当然であるが、恒常的な値引き販売は、通常料金で購入する顧客を減少させ、価格体系の破壊を招くこととなる。
このため、既存の料金体系を破壊することなく空席の販売を促進する方法が、以前より模索されている。
その解決策の一つとして、アメリカでは「GetGoing/ゲットゴーイング」と称するサービスが登場している(非特許文献1、2、及び特許文献1参照)。
このサービスの利用者は、まずGetGoingのWebサイトにアクセスし、フライト検索画面で「出発地」、「行き先エリアまたは旅のテーマ」、「旅行日程」、「人数」を入力し、検索ボタンをクリックする。
この結果、ユーザの希望に合った行き先候補地のリストが画面上に表示される。各候補地には価格情報が併記されており、ユーザはそれぞれの価格を念頭に置きながら、行き先候補を2ヶ所に絞り込んだ後に、希望時刻のフライトを選択する。
これにより、旅行者情報や支払い情報を入力するフォームが表示されるため、ユーザは必要な情報を入力した上で、予約ボタンをクリックする。
後は、システムが何れか一方の目的地を、コインを投げる要領で決定した上で、航空券の購入及び決済が自動的に執行される。
このサービスの場合、最終的な行き先の決定権をシステムに委ねる代償としてディスカウントをユーザに付与するものであり、これにより空席の販売促進を図ると同時に、通常料金を支払う顧客の理解を得ることを企図している。
目的地を勝手に選択するディスカウント航空券予約サイトGetGoing.comインターネットURL:http://blog.sanowlabs.jp/?p=4856 検索日:2014年4月30日 コインを投げる要領で行き先を決める?航空券予約ECサイト「GetGoing」が提供する、旅行の新しい価値観インターネットURL:http://netconcierge.jp/blog/2013/06/ecgetgoing.html 検索日:2014年4月30日 WO2013/059688
しかしながら、この「GetGoing」における最終的な目的地を「システムによるその場のくじ引き」によって決定する方式は、「ユーザ側にデメリットを与えることで通常料金との公平感を保つための便法」としてのみ機能するものであり、そこに販売会社(航空会社等)側の都合を反映させる余地が全くない。
航空券の空席状況は時々刻々と変化するものであるため、本来、より多くの空席候補中から一定の期間内に実際に販売される航空券を柔軟に決定できる方が、販売会社の営業戦略にとって好都合であり、その分、ユーザに対してさらなる値引きを与えることも可能となる。
この発明は、このような現状を鑑みて案出されたものであり、最終的に売れ残る可能性の高い航空便をユーザに提示できると共に、販売対象となる航空券の柔軟な選択権を販売者側に付与することができる空席販売技術を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した空席販売システムは、少なくとも便名、出発日時、出発空港、行き先空港、空席数を記録した航空券の在庫情報を格納しておく航空券在庫記憶手段と、ユーザの操作するクライアント端末に、少なくとも出発空港、出発日、人数を検索条件として指定するための検索条件指定画面を送信する手段と、クライアント端末から検索条件が送信された場合に、上記航空券在庫記憶手段を参照して、ユーザが指定した出発空港及び出発日の条件にマッチすると共に、指定人数分の空席が存在する航空便を、複数の行き先空港をもつ往路航空便候補群として抽出する航空便候補抽出手段と、行き先空港単位でそれぞれの往路航空便候補が記載された検索結果画面をクライアント端末に送信する手段と、この検索結果画面上で申込が選択された場合に、各往路航空便候補、出発日を少なくとも含む申込情報を申込情報記憶手段に格納する手段を備え、最終的な往路航空便は、確定日時点で往路航空便候補群から決定されることを特徴としている。
請求項1に記載した空席販売システムの場合、空席数を勘案して往路航空便候補群を抽出できるため、最終的に売れ残る可能性の高い航空便を選定し、販売対象としてユーザに提示することができる。この結果、通常の価格に比べて大幅な割引を付与することも可能となる。
また上記「GetGoing」のサービスのように申込の段階でくじ引きによって即座に行き先が確定されるのではなく、確定日が到来した時点で始めて最終的な行き往路航空便が決定される仕組みであるため、確定日までの間に生じた事情に合わせて具体的な航空券を選定する余地が生じ、販売者側に大きなメリットが生じる。
図1に示すように、この発明に係る空席販売システム10は、Webサーバ12と、空席検索部14と、ユーザ嗜好特定部18と、価格算定部20と、算定基準記憶部22と、航空券在庫記憶部26と、空席確率記憶部27と、搭乗履歴記憶部28と、ユーザ属性記憶部30と、申込情報記憶部31と、Web閲覧履歴記憶部32と、TV視聴履歴記憶部34を備えている。
これらの中、空席検索部14、ユーザ嗜好特定部18及び価格算定部20は、コンピュータ36のCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って動作することで実現される。
また、算定基準記憶部22は、同コンピュータ36の外部記憶装置内に設けられている。
空席検索部14は、ネットワーク経由でWebサーバ12と接続されている。
このWebサーバ12には、ユーザが操作する多数のクライアント端末38が接続される。クライアント端末38としては、PCの他にタブレット端末やスマートフォン等も含まれる。
また、ユーザ嗜好特定部18は、Web閲覧履歴記憶部32及びTV視聴履歴記憶部34と、ネットワーク経由で接続されている。
さらに、空席検索部14は、航空券在庫記憶部26及び空席確率記憶部27と、ネットワーク経由で接続されている。
航空券在庫記憶部26、空席確率記憶部27、搭乗履歴記憶部28及びユーザ属性記憶部30は、航空会社が運用する航空会社システム40によって管理されている。
この航空会社システム40は、ネットワーク経由でWebサーバ12とも接続されている。
航空券在庫記憶部26には、航空会社が販売する航空券の在庫情報が多数格納されている。
各在庫情報には、少なくとも、便名、出発空港、行き先空港、出発日時、現時点における空席数が含まれている。
空席確率記憶部27には、過去の実績データを統計的に処理することによって導かれた各航空便の出発時点における空席確率データ(予測値)が格納されている。
搭乗履歴記憶部28には、各ユーザの搭乗実績情報(ユーザID、搭乗日時、航空便コード等)格納されている。
ユーザ属性記憶部30には、航空会社の登録会員に関する属性情報(ユーザID、氏名、生年月日、性別、メールアドレス、職種、役職、年収帯、趣味等)が格納されている。
Web閲覧履歴記憶部32は、Web閲覧履歴の収集・加工・販売を専門とする業者のサーバによって管理されており、Webブラウザに配信されたクッキーIDと、当該Webブラウザによって閲覧されたWebページのカテゴリとを関連付けた閲覧履歴データが多数格納されている。
すなわち、ユーザがPCやスマートフォン等のWebブラウザで所定のWebページを閲覧すると、そのWebページに予め設定されたカテゴリ(グルメ、名所旧跡、温泉、ゴルフ等)とクッキーIDが、当該Webページを配信しているWebサーバから専門業者のサーバに送信され、Web閲覧履歴記憶部32に格納される。
上記のTV視聴履歴記憶部34は、インターネット接続機能を備えた特定のテレビ(以下「スマートテレビ」)を製造・販売する企業等のサーバによって管理されており、スマートテレビの識別コードと、このスマートテレビと関連付けられたWebブラウザのクッキーIDと、当該スマートテレビで視聴したテレビ番組の識別コードとの対応関係を示すデータが多数格納されている。
すなわち、ユーザがスマートテレビで所定のテレビで番組を視聴すると、その番組に設定された識別コードがネットワーク経由で上記サーバに送信され、スマートテレビの識別コードに関連付けた形でTV視聴履歴記憶部34に格納される。また、ユーザがPCやスマートフォン等のWebブラウザから自己のスマートテレビに関連するWebサイトにアクセスした際に、WebブラウザのクッキーIDとスマートテレビの識別コードとの紐付けがなされる。
つぎに、このシステム10の利用手順について、図2のフローチャートに従い、説明する。
まず、ユーザがクライアント端末38からが航空会社のWebサイトにアクセスし、ID及びパスワードを入力してログインすると、Webサーバ12からサービス選択画面(図示省略)が送信される(S10)。
この画面上でユーザが「空席検索」を選択すると、図3に示すように、検索条件指定画面50がWebサーバ12からクライアント端末38に送信される(S12)。
この検索条件指定画面50の左半分には、許容行き先空港の選択欄52が設けられている。許容行き先空港の選択欄52には日本列島の地図が表示されており、地図上には日本各地の空港に対応した空港ボタン54が設けられている。
ここでユーザは、これら空港の中から行き先として許容できるものを選んで、空港ボタン54をクリックする。この結果、選択された空港には×印が表示され、検索条件として指定されたことが明示される。
図においては、35の空港の中から4港が選択された状態が示されている。
×印を再クリックすると、一旦選択した空港が検索対象外に復帰する。あるいは、「クリア」ボタンを55クリックすることで、全ての選択を解除することができる。
検索条件指定画面50の右半分には、出発空港指定欄56、出発日指定欄58、出発時間帯(午前/午後/夜間等)指定欄60、帰還日指定欄62、帰還時間帯(午前/午後/夜間等)指定欄64、人数指定欄66が設けられている。
これに対しユーザは、各欄のプルダウンボタン(▼)をクリックし、必要な検索条件を指定した後、検索ボタン68をクリックする。
この結果、ユーザが指定した検索条件と、ユーザID、クッキーIDが、Webサーバ12経由で空席検索部14に送信される。
これらの情報を受け取った空席検索部14は(S14)、航空券在庫記憶部26及び空席確率記憶部27を参照し、ユーザの指定した検索条件にマッチした往路の航空便候補を抽出する(S16)。
具体的には、以下の条件を満たす航空便が往路航空便候補として抽出される。
(1)ユーザが指定した出発空港から各許容行き先空港への航空便であること
(2)ユーザが指定した出発日及び出発時間帯に該当する航空便であること
(3)現時点でユーザが指定した人数分の空席がある航空便であること
(4)出発日における空席確率が所定の閾値以上の航空便であること
この(4)の判定に際しては、空席確率記憶部27に格納された空席確率データが参照される。
そして、出発日における空席確率が所定の閾値未満の航空便は、販売対象から除外される。
つぎに空席検索部14は、航空券在庫記憶部26及び空席確率記憶部27を参照し、ユーザの指定した検索条件にマッチした復路の航空便候補を抽出する(S18)。
具体的には、以下の条件を満たす航空便が復路航空便候補として抽出される。
(1)ユーザが指定した各許容行き先空港から出発空港への航空便であること
(2)ユーザが指定した帰還日及び帰還時間帯に該当する航空便であること
(3)現時点でユーザが指定した人数分の空席がある航空便であること
(4)帰還日における空席確率が所定の閾値以上の航空便であること
ただし、現地で観光した後、自動車や列車等で移動することも可能であるため、復路については(1)の条件を緩和し、許容行き先空港から一定距離内あるいは一定移動時間内にある近隣空港からの航空便を「復路航空便候補」と認定することもできる。
また、(4)の判定に際しては、空席確率記憶部27に格納された空席確率データが参照される。
そして、帰還日における空席確率が所定の閾値未満の航空便は、販売対象から除外される。
つぎに空席検索部14は、往路航空便候補及び復路航空便候補を確保できた各許容行き先空港を、行き先空港候補と認定する(S20)。
つぎに、空席検索部14からユーザID及びクッキーIDを受け取ったユーザ嗜好特定部18は、ユーザIDをキーにユーザ属性記憶部30を検索し、当該ユーザの属性情報(性別、年齢、趣味、職業、年収帯等)を取得する(S22)。
つぎにユーザ嗜好特定部18は、クライアント端末38のクッキーIDをキーにWeb閲覧履歴記憶部32を検索し、当該ユーザに係るWeb閲覧履歴(Webページのカテゴリ)が存在するときには、これを取得する(S24)。
つぎにユーザ嗜好特定部18は、クライアント端末38のクッキーIDをキーにTV視聴履歴記憶部34を検索し、当該ユーザに係るテレビ番組視聴履歴が存在するときには、これを取得する(S26)。
つぎにユーザ嗜好特定部18は、各テレビ番組の識別コードとテレビ番組のカテゴリ(グルメ、名所旧跡、温泉、ゴルフ等)との対応関係を規定した記憶手段を参照し、それぞれのカテゴリを特定する(S28)。
つぎにユーザ嗜好特定部18は、当該ユーザの属性情報、Web閲覧履歴情報及びTV視聴履歴情報から導かれたカテゴリに基づいて、当該ユーザの旅行に関する嗜好カテゴリを特定する(S30)。
例えば、ユーザの属性情報として「趣味:仏像鑑賞」が登録されていた場合、空席検索部14は嗜好カテゴリとして「名所旧跡」を特定する。
また、ユーザ属性情報として「趣味:ゴルフ」が登録されていた場合、空席検索部14は嗜好カテゴリとして「ゴルフ」を特定する。
あるいは、当該ユーザのWeb閲覧履歴情報として「グルメ」のカテゴリが検出された場合、空席検索部14は嗜好カテゴリとして「グルメ」を特定する。
また、当該ユーザのTV視聴履歴情報から「スキー」のカテゴリが導出された場合、空席検索部14は嗜好カテゴリとして「スキー」を特定する。
一人のユーザについて複数の嗜好カテゴリがマッチした場合、ユーザ嗜好特定部18は予め設定されたルールに従い、一定数の嗜好カテゴリに絞り込む。
例えば、以下のルールが想定される。
(1)ユーザの自己申告による「趣味」が登録されている場合、これに基づく嗜好カテゴリを優先的に適用する。
(2)Web閲覧履歴、TV視聴履歴から導かれた嗜好カテゴリが相互に競合する場合、日時情報の新しいものを優先する。
(3)Web閲覧履歴、TV視聴履歴から導かれた嗜好カテゴリの中で重複するものがある場合、重複しないものよりも優先する(多数決原理)。
(4)3以上の嗜好カテゴリが該当する場合、上位2つまでの嗜好カテゴリを採用する。
以上はあくまでも一例であり、他のルールに従ってユーザの嗜好カテゴリを決定することも当然に可能である。
例えば、ユーザの年齢や性別、年収帯といった個人属性に基づき、最もマッチする嗜好カテゴリを統計データとの比較により推定することが該当する。
つぎに空席検索部14は、各空港と各嗜好カテゴリとの組合せ毎に対応のPR用コンテンツ(静止画像ファイルや動画像ファイル、テキスト等)を定義したPR用コンテンツテーブル(図示省略)を参照することにより、各行き先空港候補に関して、それぞれのPR用コンテンツを特定する(S32)。
例えば、ユーザの嗜好カテゴリが「温泉」であり、往路便と復路便の空席が確保できた行き先空港に「大分空港」及び「松山空港」が含まれていた場合、空席検索部14は別府温泉の観光写真及び道後温泉の観光写真をそれぞれのPR用コンテンツとして特定する。
あるいは、ユーザの嗜好カテゴリが「ゴルフ」であり、往路便と復路便の空席が確保できた行き先空港の一つが「札幌空港」である場合、空席検索部14は札幌周辺の有名ゴルフ場の写真をPR用コンテンツとして特定する。
つぎに空席検索部14は、往路便と復路便の空席が確保できた複数の行き先空港候補を指定して、価格算定部20に価格の算定を依頼し、これを受けた価格算定部20は、各行き先空港に係る往復便の共通価格を算定し(S34)、空席検索部14に返す。この共通価格の算定方法については、後に詳述する。
価格算定部20による算定結果を受け取った空席検索部14は、Webサーバ12に対して検索結果を送信する。この検索結果には、往復の航空便が確保できた行き先空港候補と、それぞれのPR用コンテンツ、それぞれの往路航空便候補と復路航空便候補、共通価格が少なくとも含まれている。
空席検索部14からこれらの情報を受け取ったWebサーバ12は、検索結果提示画面を生成し、クライアント端末38に送信する(S36)。
図4に示すように、この検索結果提示画面72には、候補1〜4の行き先空港候補名74と、それぞれのPR用コンテンツ76、航空便候補リスト78等が表示されている。
また、航空便候補リスト78中には、行き先空港候補毎に複数の往路航空便候補が列記されており、これらの中の一つが最終的に販売されることが予告されている。
因みに、「○」の付いている往路航空便候補は現時点で空席があることを示しており、「×」の付いている往路航空便候補は現時点では空席がないが、同一時間帯に属しているためキャンセル等で空きが生じた際には販売対象になり得ることが示されている。
行き先空港候補毎に用意された「観光スポット」ボタン80をユーザがクリックすると、当該空港周辺の観光スポット情報を記載したWebページがWebサーバ12から送信され(S38)、Webブラウザの別ウィンドウ上に観光スポット表示画面が表示される(図示省略)。
また、行き先空港候補毎に用意された「復路便確認」ボタン82をユーザがクリックすると、当該空港から出発空港までの復路航空便候補が列記されたWebページがWebサーバ12から送信され(S40)、Webブラウザの別ウィンドウ上に復路航空便候補表示画面が表示される(図示省略)。
なお、上記したように、復路については行き先空港候補の近隣空港から出発空港までの航空便が復路便候補として列記されている場合もある。
画面の上部には往復の航空運賃として「各6,000円」が明示され、どの行き先空港候補に関しても共通の料金であることが示されている。
4つの行き先空港候補と料金を検討した結果、購入意欲の湧いたユーザは、「申込」ボタン84をクリックする。
また、検索結果提示画面72に記載された航空便候補あるいは金額に納得のいかないユーザは、「戻る」ボタン86をクリックし、検索条件の指定からやり直す。
なお、ユーザが選択した許容行き先空港が何れも人気路線で出発日の空席確率が低い場合には、往復の航空便が確保できず、検索結果画面に「航空便が確保できません」のメッセージが表示される。
これを受けたユーザは、「戻る」ボタン86をクリックして検索条件指定画面50に戻り、他の許容行き先空港を指定する。
ユーザが「申込」ボタン84をクリックした場合、Webサーバ12から決済専用画面が送信され(S42)、クライアント端末38のWebブラウザ上に表示される(図示省略)。
ここでユーザがクレジットカード番号や有効期限等の決済情報を入力し、決済が完了すると、Webサーバ12からユーザのアドレス宛に予約確認の電子メールが送信される(S44)。
この電子メールには、少なくとも以下の内容が記述されている。
・出発日
・4つの行き先空港候補及びそれぞれの航空便候補(○及び×)
・復路の航空便候補
・料金及び決済完了情報
・確定日(例えば出発日の3日前)
決済完了と同時に、Webサーバ12から航空会社システム40に対し、申込情報が送信される。
この申込情報には、少なくともユーザID、出発日、出発空港、4つの行き先空港候補、各空港の往路航空便候補、帰還日、復路航空便候補、決済完了フラグが含まれている。
これを受けた航空会社システム40は、申込情報記憶部31にこれを格納しておき(S46)、確定日が到来した時点で4つの行き先空港候補中の一つを最終的な行き先空港として選定すると同時に、当該行き先空港に係る複数の往路航空便候補の中の一つを正式な往路航空便とし、複数の復路航空便候補の中の一つを正式な復路航空便として選定する(S48)。
この際、どのようなロジックで一つの行き先空港候補を選定するのかについては航空会社の自由であるが、例えば、航空券在庫記憶部26を参照し、その時点で最も空席率の高い往路航空便または復路航空便に係る行き先空港候補を選定することが該当する。
または、空席確率記憶部27を参照し、出発日における空席確率が最も高い往路航空便に係る行き先空港候補を選定することもできる。
あるいは、搭乗履歴記憶部28を参照し、当該ユーザが頻繁に訪れている行き先空港候補を優先したり、逆にユーザが頻繁に訪問している空港以外の行き先空港候補を優先したりすることもできる。
つぎに航空会社システム40は、選定された行き先空港、往路航空便、復路航空便、確認番号からなる確定情報が記載された電子メールを生成し、ユーザの電子メールアドレス宛てに送信する(S50)。
この確定情報はWebサーバ12にも送信されるため、ユーザがWebサイトにアクセスしてログインすると、マイページにこれらの確定情報が表示される。
ユーザは、上記の電子メールに記載された確認番号を空港内の自動チェックイン機に入力することで、搭乗券の発行を受ける。
つぎに、価格算定部20による共通価格の算定方法について説明する。
まず価格算定部20は、図5に示すように、各往路航空便候補及び復路航空便候補の確定日における通常価格データ90と、各航空便候補の出発日(帰還日)における空席確率データ91に基づいて理論価格を算定し(S34-1)、理論価格データ93を生成する。
ここで「通常価格」とは、個別の行き先空港に対し、通常の予約方法で、予約時点から出発日までに付けられる価格の予測値(時系列データ)を意味しており、過去の統計データから求められる。
また「空席確率」とは、予約時点から出発日までの各時点において、当該便に空席が残っているであろう確率(時系列データ)を意味しており、過去の統計データから求められる。
このように、各航空便の組合せ、それぞれの通常価格、空席確率に基づいて理論価格が算出されるのであるが、この理論価格の算定については、例えば金融分野で確立されているリアルオプションの算定式を応用することができる。
すなわち、リアルオプションの算定式に「通常価格」と「空席確率」を投入すると、通常の方法で行き先を一意に指定して航空券を予約するという権利を放棄(選択権を放棄)することの金銭的価値が算出され、「通常価格」の確率論的期待値からこの金銭的価値を減ずることで理論価格が算出される。
このため、理論価格はユーザが多くの空港を許容行き先空港から除外しているほど割引額が小さくなり、その分価格が高くなるのに対し、除外している空港数が少ないほど割引額は大きくなり、価格が安くなる。
ただし、理論価格の算出方式としては、上記したリアルオプションの算定式を用いるものに限定されるものではない。
例えば、各往路航空便候補の確定日における通常価格の平均値に、各復路航空便候補の確定日における通常価格の平均値を加算し、そこに許容行き先空港の数に応じた調整値を適用することにより、理論価格を導き出すことが該当する。要は、許容行き先空港数が多いほど共通価格が低くなり、許容行き先空港数が少ないほど共通価格が高くなるような結果さえ導き出せればよい。
この際に、各航空便候補の出発日(帰還日)における空席確率が価格に反映されるような算定式を採用することもできる。
つぎに価格算定部20は、理論価格データ93に対して戦略的調整値データ94を適用することにより、マーケティング要素を反映させる修正を施し(S34-2)、修正価格データ95を生成する。
ここで「戦略的調整値」とは、航空会社の営業戦略や現時点での業績等を勘案して柔軟に設定される値であり、例えば、全社的に空席率の低減が急務とされる場面ではさらなる割引額が適用されるのに対し、空席率の解消よりもブランドイメージの向上が重視される場面では割引額を抑制する調整値が適用される。
つぎに価格算定部20は、修正価格データ95と既発売の最低価格データ96とを比較し、修正価格が既発売の最低価格よりも高い場合には、既発売の最低価格よりも低い価格となるまで強制的に減額させることで最終的な販売価格を決定し(S34-3)、販売価格データ97を生成する。
ここで「既発売の最低価格」とは、「先得」や「早割」といった既存の割引サービスの適用によって算定される価格を意味しており、これにより本システム10を通じた販売価格が従来のいかなる割引価格よりも安価となるように制御される。
上記の通常価格データ90、空席確率データ91、戦略的調整値データ94、既発売の最低価格データ96は、予め算定基準記憶部22に格納されており、必要に応じて随時更新される。
上記のように、許容行き先空港数が多いほど共通価格が低くなり、許容行き先空港数が少ないほど共通価格が高くなる仕組みを備えることにより、ユーザに対してより多くの許容行き先空港を指定することを促す効果が期待でき、その分、販売者側は広い範囲から販売対象となる航空券を選定することが可能となる。
上記においては、往路航空便と復路航空便を同時に販売する例を示したが、往路航空便のみを販売するシステムとしてこの発明を構成することも当然に可能である。
また、申込と同時に決済が完了する例を示したが、申込と決済のタイミングを分離することも可能である。
例えば、申込時には決済情報入力画面をクライアント端末38に送信してクレジットカード番号等の決済情報をユーザに入力させ、これを申込情報の一部として申込情報記憶部31に格納しておき、販売対象となる航空券が確定した時点でこれらの決済情報を用いて決済を完了させるようにすることができる。
あるいは、販売対象となる航空券が確定した時点で、決済情報入力画面にアクセスするためのリンク(URL)が設定された電子メールやWebページをクライアント端末38に送信し、この決済情報入力画面を通じて決済情報が送信された時点で、直ちに決済を完了させるようにしてもよい。
上記においては、検索結果画面72において各行き先空港候補について共通の価格が提示される例を示したが、各航空便候補の確定日における通常価格等に基づいて、航空便候補毎に異なる価格を提示するようにシステムを構成してもよい。
この場合、価格算定部20は、各往路航空便候補及び復路航空便候補の確定日における通常価格等に基づいてそれぞれの価格を算定する。そして、検索結果画面においては、各往路航空便候補及び復路航空便候補の価格が別々に表示される。
この場合でも、各航空便候補の価格の算定に際しては、ユーザが選択した許容行き先空港の数に応じた所定の調整値を適用することにより、許容行き先空港の数が多いほど個々の航空便候補の価格が安くなり、許容行き先空港の数が少ないほど個々の航空便候補の価格が高くなる結果が導かれる。
このように、検索結果画面において航空便毎に異なる価格が設定された状態で申込ボタンがクリックされた場合、申込情報記憶部31に申込情報(ユーザID/出発日/各往路航空便候補及びその価格/各復路航空便候補及びその価格/更新日時等)が格納される。
そして、確定日が到来し、販売対象となる航空券が確定した時点で、代金(往路航空便の価格+復路航空便の価格)の決済が行われる。
具体的には、決済情報入力画面にアクセスするためのリンク(URL)が設定された電子メールやWebページがクライアント端末38に送信され、この決済情報入力画面を通じて決済情報が送信された時点で決済が執行される。
もちろん、申込時に決済情報入力画面を通じて決済情報を確保しておき、販売対象となる航空券が確定した時点で、これを用いて即座に決済を完了させるように運用することも可能である。
航空便候補単位で価格を算定する代わりに、行き先空港及び時間帯(午前/午後/夜間等)を共通にする複数の往路航空便候補、及び当該行き先空港から出発空港までの同一時間帯に属する複数の復路航空便候補の確定日における通常価格等に基づいて、許容行き先空港毎に共通の価格を算定し、検索結果画面においてそれぞれの価格を表示するようにしてもよい。
この場合も、行き先空港単位の価格の算定に際しては、ユーザが選択した許容行き先空港の数に応じた所定の調整値を適用することにより、許容行き先空港の数が多いほど行き先空港単位の共通価格が安くなり、許容行き先空港の数が少ないほど同価格が高くなる結果が導かれる。
このように、検索結果画面において許容行き先空港毎に異なる価格が設定された状態で申込ボタンがクリックされた場合、申込情報記憶部31に申込情報(ユーザID/出発日/許容行き先空港毎の価格/各往路航空便候補/各復路航空便候補/更新日時等)が格納される。
そして、確定日が到来し、販売対象となる航空券が確定した時点で、代金(往路航空便の価格+復路航空便の価格)の決済が行われる。
すなわち、上記と同様、決済情報入力画面にアクセスするためのリンク(URL)が設定された電子メールやWebページがクライアント端末38に送信され、この決済情報入力画面を通じて決済情報が送信された時点で決済が執行される。
あるいは、申込時に決済情報入力画面を通じて決済情報を確保しておき、販売対象となる航空券が確定した時点で自動的に決済が執行されるようにしてもよい。
この発明に係る空席販売システムの機能構成を示すブロック図である。 このシステムの利用手順を示すフローチャートである。 検索条件指定画面を示す図である。 検索結果提示画面を示す図である。 価格算定の手順を示すフローチャートである。
10 空席販売システム
12 Webサーバ
14 空席検索部
18 ユーザ嗜好特定部
20 価格算定部
22 算定基準記憶部
26 航空券在庫記憶部
27 空席確率記憶部
28 搭乗履歴記憶部
30 ユーザ属性記憶部
31 申込情報記憶部
32 Web閲覧履歴記憶部
34 TV視聴履歴記憶部
36 コンピュータ
38 クライアント端末
40 航空会社システム
50 検索条件指定画面
52 許容行き先空港の選択欄
54 空港ボタン
56 出発空港指定欄
58 出発日指定欄
60 出発時間帯指定欄
62 帰還日指定欄
64 帰還時間帯指定欄
66 人数指定欄
68 検索ボタン
72 検索結果提示画面
74 行き先空港候補名
76 PR用コンテンツ
78 航空便候補リスト
80 「観光スポット」ボタン
82 「復路便確認」ボタン
84 「申込」ボタン
86 「戻る」ボタン
90 通常価格データ
91 空席確率データ
93 理論価格データ
94 戦略的調整値データ
95 修正価格データ
96 既発売の最低価格データ
97 販売価格データ

Claims (1)

  1. 少なくとも便名、出発日時、出発空港、行き先空港、空席数を記録した航空券の在庫情報を格納しておく航空券在庫記憶手段と、
    ユーザの操作するクライアント端末に、少なくとも出発空港、出発日、人数を検索条件として指定するための検索条件指定画面を送信する手段と、
    クライアント端末から検索条件が送信された場合に、上記航空券在庫記憶手段を参照して、ユーザが指定した出発空港及び出発日の条件にマッチすると共に、指定人数分の空席が存在する航空便を、複数の行き先空港をもつ往路航空便候補群として抽出する航空便候補抽出手段と、
    行き先空港単位でそれぞれの往路航空便候補が記載された検索結果画面をクライアント端末に送信する手段と、
    この検索結果画面上で申込が選択された場合に、各往路航空便候補、出発日を少なくとも含む申込情報を申込情報記憶手段に格納する手段とを備え、
    最終的な往路航空便は、確定日時点で往路航空便候補群から決定されることを特徴とする空席販売システム。
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