JP2019120018A - 改装建具 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、建具1は、玄関ドア等のドアであり、建物100に形成された開口101に納められる。建具1は、新設枠としてのドア枠2と、戸体としてのドア本体4と、建具用額縁5と、を備える。
梁部材111及び左右の柱部材112の内面側には、室内側額縁材114が配置されている。室内側額縁材114は、梁部材111に対してはスペーサ115を介して固定され、右方の柱部材112に対しては直接固定される。
梁部材111及び左右の柱部材112の屋外側には、外装パネル118が配置されている。この外装パネル118の端縁により、開口101の縁としての開口縁102が区画されている。
既設ドア枠3は、開口101の内側に設けられ、長方形の枠状に形成される。既設ドア枠3は、既設上枠31と、既設下枠32と、左右の既設縦枠33、34と、により構成され、気密材取付部313、333、343を有する。既設ドア枠3は、躯体(梁部材111、柱部材112)の開口101側における見込面から室外側面を覆うように、いわゆる半外納まりで取り付けられる。
既設上枠31は、室内部分311と、室外部分312と、気密材取付部313と、を有する。
室内部分311では、既設上枠取付ねじ311aが既設ドア枠3の上下方向に延びるように締結され、室内部分311は、既設上枠取付ねじ311aにより梁部材111に固定される。
額縁部312aは、内部が中空に形成されて室外側に突出するとともに、開口101の開口縁102の周囲に沿って配置される。額縁部312aは、室内部分311の室外側から上方に延び、梁部材111の室外側面に一部が当接されている。
額縁取付部312bは、額縁部312aの上下方向の最も上方の端部から、柱部材112の室外側面に沿って延出する板状の部分である。室外部分312では、既設上枠取付ねじ312cが既設ドア枠3の見込方向に延びるように締結され、室外部分312は、既設上枠取付ねじ312cにより、柱部材112に固定される。
気密材取付部313は、改装前のドア本体を取り付けた場合に、改装前のドア本体の室外側と室内側の境界近傍に配置されている。
室内側水平面321は、室内側で水平方向に延び、室内の床面と同じ高さに設けられる面である。
室外側水平面322は、室内側水平面321よりも下方で、室外側に向かって延びる面である。
段差部323は、室内側水平面321及び室外側水平面322を上下方向に接続する部分である。段差部323は、既設上枠31の気密材取付部313の直下に配置され、気密材取付部313の係止部313cの外側端部から垂直方向に延ばした仮想線の延長線上に延びる(図2中では、上枠21の室内側側面の線として表れている)。
室外側段差部324は、室外側水平面322の室外側端部から屈曲して下方に延びる。
既設下枠32は、既設上枠31に対向する位置で、モルタル117の上面に直接固定され、一部がモルタル117に埋め込まれている。
室内部分331、341では、既設縦枠取付ねじ331a、341aが既設ドア枠3の見付方向に延びるように締結され、室内部分331、341は、既設縦枠取付ねじ331a、341aにより柱部材112に固定される。
額縁部332a、342aは、内部が中空に形成されて室外側に突出するとともに、開口101の開口縁102の周囲に沿って配置される。額縁部332a、342aは、室内側では、室内部分331、341の室外側から見付方向外側に延び、柱部材112の室外側面に一部が当接されている。
額縁取付部332b、342bは、額縁部332a、342aの見付方向の最も外側の端部から、柱部材112の室外側面に沿って延出する板状の部分である。
室外部分332、342では、既設縦枠取付ねじ332c、342cが既設ドア枠3の見込方向に延びるように締結され、室外部分332、342は、既設縦枠取付ねじ332c、342cにより、柱部材112に固定される。
既設上枠31の気密材取付部313、及び既設縦枠33、34の気密材取付部333、343は、既設ドア枠3の内周面に沿って、内側に突出するように設けられる。
ドア枠2は、開口101の内側に配置され、長方形の枠状に形成される。ドア枠2は、既設ドア枠3の内周面を覆って既設ドア枠3に部分的に重なるように取り付けられる。ドア枠2は、既設ドア枠3のみに固定される。ドア枠2は、既設ドア枠3の室外側、詳細には、既設ドア枠3の気密材取付部313、333、343の見込方向外側に取り付けられる。ドア枠2は、上枠21と、下枠22と、左右の縦枠23、24と、内額縁25と、を有する。
上枠21は、下方に延びる上枠パッキン取り付け部21aを有し、ドア本体4を傷つけないように受け止めるシールパッキン91が上枠パッキン取り付け部21aに取り付けられている。
水平面221は、平坦で、水平方向に延びてドア本体4の下面に対向する。水平面221は、既設下枠32の室外側水平面322の上に載るように設置される。
立ち上がり部222は、水平面221から上方に向かって起立する部分である。立ち上がり部222は、既設下枠32の段差部323の室外側面に沿って固定される。立ち上がり部222の高さは、既設ドア枠3の段差部323の高さと概ね同様の高さに形成されている。立ち上がり部222は、室外側の面に下枠パッキン取り付け部22aを有し、上枠21の場合と同様に、シールパッキン91が下枠パッキン取り付け部22aに取り付けられている。
室外側段差部223は、水平面221の室外側の端部から下方に延び、床材113の化粧材116の上に支持される。室外側段差部223の室外側の端部は、上枠21の室外側端部から垂直方向下方に延ばした仮想線の延長線上に延びる(図2中では、上枠21の室外側側面の線として表れている)。
左右の縦枠23、24は、それぞれドア本体4の内側に向かって延びる縦枠パッキン取り付け部23a、24aを有し、上枠21及び下枠22の場合と同様に、シールパッキン91が縦枠パッキン取り付け部23a、24aに取り付けられている。
内額縁25は、内額縁内側面251と、室内側側面部252と、を有する。内額縁内側面251は、室外側から室内側に向かって延びる平板状の面である。室内側側面部252は、内額縁内側面251から垂直方向に屈曲する平板状の面である。内額縁25は、ねじにより室内側額縁材114に固定されている。
改装の際には、既設ドア枠3が建物の開口縁102に半外納まりで取り付けられている。ドア枠2を既設ドア枠3に取り付ける前に、既設ドア枠3に取り付けられていたドア本体を取り外す。また、既設ドア枠3の気密材取付部313、333、343の係止部313c、333c、343cに係止されていた気密材をカッター等で取り除く。
本実施形態では、建物100の開口101に設けられた既設ドア枠3と、既設ドア枠3の内周面を覆うように設けられたドア枠2と、を備える改装建具1を、ドア枠2が、既設ドア枠3のみに固定させた。
これにより、ドア枠2を取り付ける際、既設ドア枠3を梁部材111や柱部材112に取り付けている既設上枠取付ねじ311a、312c、既設縦枠取付ねじ331a、341a、既設縦枠取付ねじ332c、342cを避けなくても、上枠取付ねじ61や縦枠取付ねじ62を、梁部材111、柱部材112の室外側に締結することで、ドア枠2を既設ドア枠3の外側に容易に取り付けることができる。
2 ドア枠(新設枠)
3 既設ドア枠(既設枠)
4 ドア本体(戸体)
100 建物
111 梁部材(躯体)
112 柱部材(躯体)
313、333、343 気密材取付部
Claims (4)
- 建物の開口に設けられた既設枠と、前記既設枠の内周面を覆うように設けられた新設枠と、を備える改装建具であって、
前記新設枠は、前記既設枠のみに固定されている、改装建具。 - 前記開口を開閉する戸体をさらに備え、
前記既設枠は、前記内周面の四周に沿って内側に突出するように設けられ、前記既設枠に取り付けられていた戸体との隙間を塞ぐ気密材を取り付ける気密材取付部を有し、
前記新設枠は、前記気密材取付部の見込方向外側に取り付けられる、請求項1に記載の改装建具。 - 前記新設枠は、前記気密材取付部に当接して取り付けられる、請求項2に記載の改装建具。
- 前記既設枠は、前記建物の躯体の前記開口側の見込面から室外側面を覆うように取り付けられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の改装建具。
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