JP2019119499A - 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 - Google Patents

注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 Download PDF

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【課題】 吸い込み管の差し込みよる容器内の圧力の増加を防いで、吸い込み管の容器内への差し込みを容易に行うことができ、また、胴部等が膨出するといった容器の変形を防ぐことができる注出ポンプ及びこの注出ポンプを用いた詰め替え容器を得る。【解決手段】 封止シート14で封止された容器10の吸い出し口12に、封止シート14を破断して差し込まれる吸い込み管4を備えた注出ポンプ1の、吸い込み管4の外面に吸い出し口12への差し込みに伴い容器10内の空気を容器10外に排出させる通気路15を形成する通気路形成凹部8を形成した。【選択図】 図1

Description

本発明は、容器の吸い出し口を封止する封止シールに吸い込み管を突き刺し破断して容器に差し込み、容器の内容物を取り出す注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器に関する。
近年、液体石鹸、シャンプー、コンディショナー、化粧水、乳液又は醤油、酢、ソース、ケチャップなどの液体状あるいは粘稠体状の内容物を収容する容器には、内容物を取り出すための容器内外を連通する穴である吸い出し口が設けられ、その吸い出し口には、吸い出し口を塞いで容器を封止するための樹脂膜、または樹脂膜と金属箔、紙等との積層体である不透水であり破断可能な封止シートが設けられている容器がある。
このような吸い出し口を塞ぐ封止シートが設けられた容器に用いられる内容物の取り出し手段としては、筒状シリンダ部と、筒状シリンダ部の上部に設けられ、筒状シリンダ部内に摺動自在に嵌合するピストンの操作部を兼ねる注出ノズルと、筒状シリンダ部の下部に設けられた先端が斜めにカットされて尖った形状の吸い込み管から構成され、この吸い込み管の先端を封止シートに突き刺し破断して差し込み、内容物を取り出す注出ポンプが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2017−105499
特許文献1に記載されたようなポンプの吸い込み管は、その外面が平滑であることが一般的である。そのため、封止シートに吸い込み管を突き刺し、容器内へ差し込んだときに、封止シートが、例えば樹脂膜であったり、また樹脂膜を積層したものであったりなど伸縮性を有するものであると、封止シートが吸い込み管に密着して、下方に引っ張られるようにして伸び、吸い込み管と吸い出し口の間を略気密に塞ぐ逆支弁となる。
この結果、吸い込み管を容器内へ差し込むに従い、差し込まれた吸い込み管の体積により容器内の圧力が増加していくので、この圧力の増加が吸い込み管の差し込みの抵抗となり、差し込み難くなるといった問題がある。
また、容器が可撓性のある材料で形成されているような場合、容器内の圧力の増加により容器が膨らんで変形してしまうことになる。
例えば、特許文献1に代表されるような、液体等を収容した容器を液状内容物の消尽時に交換可能な内容器とし、この内容器を収納する収納体と、収納体を閉じる蓋体と、蓋体に設けられ、前記収納体に収納された前記内容器の前記吸い出し口に吸い込み管を差し込んで液状内容物を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなる詰め替え容器であって、この詰め替え容器が図11に示すように、収納体30が内容器31の下部側を収容するような形状となっており、収納体30を蓋体32で閉じたとき、収納体30から露出している内容器31の上部側が蓋体32の内部に収納されるように構成されているような場合、次のような問題がある。
即ち、このような詰め替え容器では、蓋体32と収納体30は、一般に硬質のプラスチックを材料に形成されることが多く、そのため、注出ポンプ33の吸い込み管34の差し込みにより内容器31内の圧力が増加して内容器31の胴部35が膨出すると、収納体30を蓋体32で閉じる過程で膨出した内容器31の胴部35が蓋体32の内面に圧接し、蓋体32が閉じ難くなってしまう。
本発明の目的は、吸い込み管の差し込みよる容器内の圧力の増加を防いで、吸い込み管の容器内への差し込みを容易に行うことができ、また、胴部等が膨出するといった容器の変形を防ぐことができる。注出ポンプ及びこの注出ポンプを用いた詰め替え容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、封止シートで封止された容器の吸い出し口に、前記封止シートを破断して差し込まれる吸い込み管を備えた注出ポンプであって、前記吸い込み管は、その外面に前記吸い出し口への差し込みに伴い前記容器内の空気を前記容器外に排出させる通気路を形成する通気路形成凹部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記吸い込み管は、その外面に前記吸い出し口への差し込みに伴い前記容器内の空気を前記容器外に排出させる通気路を形成する通気路形成凹部が形成されているので、吸い込み管が差し込まれると、容器内の空気が前記通気路形成凹部により前記吸い込み管と前記封止シートとの間に形成された通気路から容器外に排出されて、前記吸い込み管の体積による容器内の圧力が増加せず、吸い込み管の差し込みを抵抗なく容易に行うことができ、また、容器の変形を防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記通気路形成凹部は、前記吸い込み管の長手方向に沿って延在するように形成された縦長凹溝であり、差し込み完了時には前記容器内に収納される位置に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記通気路形成凹部は、前記吸い込み管の長手方向に沿って延在するように形成された縦長凹溝であるので、通気路形成凹部である縦長凹溝が吸い出し口を通過する間、吸い出し口に通気路を形成することができ、吸い込み管の差し込みに従って容器内の空気を順次排出することができる。
また、縦長凹溝は、差し込み完了時には前記容器内に収納される位置に形成されているので、吸い込み管の差し込み完了時に、吸い込み管の外面の吸い出し口の中に位置している部分は、平滑な面となっており、封止シートは吸い込み管の外面に貼り付き、下方に引っ張られて伸びた、吸い込み管と吸い出し口との間を塞ぐ逆支弁となり、これにより、容器は略封止された状態となり、容器の内容物が吸い出し口から溢れてしまったり、異物が吸い出し口から容器内に入ってしまったりすることを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の、前記吸い込み管は、上方が大径で先端側に向かって小径となる逆円錐形状管部が形成され、前記通気路形成凹部は、前記逆円錐形状管部の外面に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記吸い込み管は、上方が大径で先端側に向かって小径となる逆円錐形状管部が形成されているので、前記吸い込み管の内径を一定にすることにより、前記吸い込み管の管壁を逆円錐形状管部において上方に向かうに従い厚くすることができ、前記吸い込み管はその管壁に、前記通気路形成凹部を形成するために必要な厚みを得ることができる。そして、前記通気路形成凹部は、前記逆円錐形状管部の先端側の管部より管壁の厚い前記逆円錐形状管部の外面に形成しているので、前記逆円錐形状管部より先端側の管部の管壁を、前記通気路形成凹部を形成しない分薄く形成することが可能となり、前記逆円錐形状管部より先端側の管部の外径を小径に形成することができることから、前記吸い込み管の前記封止シートへの突き刺しが容易となる。
請求項4に記載の発明は、内部に内容物を収容し、封止シートで封止された吸い出し口が設けられ、内容物の消尽時に交換される内容器と、収納口を有し、前記内容器を収納する収納体と、前記内容器を収納した前記収納体に嵌合し、前記収納体を閉じる筒状の蓋体と、前記収納体に収納されている内容物を取り出す取り出し手段とを備えた詰め替え容器であって、前記取り出し手段は、請求項1から3のいずれか1項に記載の注出ポンプであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記収納体を前記蓋体で閉じる過程で前記収納体に収納されている前記内容器の前記吸い出し口に前記注出ポンプの前記吸い込み管が差し込まれたとき、前記吸い込み管に形成されている前記通気路形成凹部により前記吸い込み管と前記封止シートとの間に形成された通気路から前記容器内の空気が容器外に排出されて、前記吸い込み管の体積による容器内の圧力の増加を防ぐことができ、前記吸い込み管の差し込みを抵抗なく容易に行うことができる。
また、前記収納体が前記内容器の下部側を収容するような形状に形成され、前記収納体を前記蓋体で閉じたとき、前記収納体から露出している前記内容器の上部側が前記蓋体の内部に収納されるように構成されているような場合であっても、前記内容器内の空気が排出されることにより前記内容器内の圧力増加により前記内容器の胴部が膨出するといった変形が生じないので、前記収納体を前記蓋体で閉じる過程で前記収納体から露出している前記内容器の上部側を前記蓋体の内部にスムーズに収納することができ、前記蓋体の閉じ作業を容易に行うことができる。
本発明に係る注出ポンプ及びこの注出ポンプを用いた詰め替え容器によれば、吸い込み管の差し込みよる容器内の圧力の増加を防いで、吸い込み管の容器内への差し込みを容易に行うことができ、また、胴部等が膨出するといった容器の変形を防ぐことができる。
本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第1例を示す正面図である。 図1に示す注出ポンプのA−A線拡大断面図である。 第1例の注出ポンプが用いられる容器の一例を示す断面図である。 第1例の抽出ポンプの吸い込み管を図3に示す容器の吸い出し口に差し込んだ状態を示す断面図である。 第1例の注出ポンプの吸い込み管の容器の吸い出し口への差し込みを完了した状態を示す断面図である。 本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第2例を示す正面図である。 図6に示す注出ポンプの一部拡大縦断面図である。 第2例の注出ポンプを用いた本発明に係る詰め替え容器の実施の形態の一例を示す分解断面図である。 図8に示す詰め替え容器における注出ポンプの吸い込み管を内容器の吸い出し口に差し込んだ状態を示す断面図である。 図8に示す詰め替え容器における注出ポンプの吸い込み管の内容器への差し込みを完了した状態を示す断面図である。 従来の詰め替え容器の注出ポンプにおける吸い込み管の吸い出し口への差し込んだ状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第1例を、図1乃至図5を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第1例を示す正面図、図2は図1に示す注出ポンプのA−A線拡大断面図、図3は第1例の注出ポンプが用いられる容器の一例を示す断面図、図4は第1例の抽出ポンプの吸い込み管を容器の吸い出し口に差し込んだ状態を示す断面図、図5は第1例の注出ポンプの吸い込み管の容器の吸い出し口への差し込みを完了した状態を示す断面図である。
第1例の注出ポンプ1は図1に示すように、筒状シリンダ部2と筒状シリンダ部2の上部に設けられ、筒状シリンダ部2内に摺動自在に嵌合するピストンの操作部を兼ねる注出ノズル3と、筒状シリンダ部2の下部に設けられ、後述する容器の吸い出し口を封止する封止シートを破断して容器内に差し込まれる吸い込み管4とを備えている。
また、本例の注出ポンプ1には後述する容器の吸い出し口を囲む様に設けられた筒体であるポンプ取り付け口体に取り付けられる装着キャップ5が筒状シリンダ部2を覆うようにして設けられている。
吸い込み管4は、樹脂素材により成形されており、後述する容器の吸い出し口を封止する封止シートを突き刺し破断することができる剛性を有している。又その長さは、吸い込み管4の容器の吸い出し口への差し込みが完了したときに、その先端6が容器の内面底部の近傍に至る長さに形成されている。
また、先端6に開口する吸引口7は、封止シートの破断を容易にするために傾斜面に形成されている。また吸い込み管4の外面には、後述するように注出ポンプ1を容器の吸い出し口に差し込んだときに、差し込みに伴い容器内の空気を容器外に排出させる通気路を吸い込み管4と封止シートとの間に形成する通気路形成凹部8が形成されている。
通気路形成凹部8の形状は、容器の吸い出し口の吸い込み管4の外周と封止シートとの間に通気路を1つ以上形成することができれば特に限定されない。本例では、通気路形成凹部8は吸い込み管4の長手方向に沿って延在するように形成された縦長凹溝9となっている。縦長凹溝9の開口幅は、後述する吸い込み管4の容器吸い出し口への差し込み時に容器の吸い出し口を封止していた封止シートが、縦長凹溝9内に入り込んで通気路の形成を妨げるといったことのない幅であれば特に問わない。また、縦長凹溝9の深さについても、縦長凹溝9内に入り込んだ封止シートが最深部又はその近傍まで入り込み通気路の形成を妨げるといったことのない深さに形成すれば特に問わない。また、縦長凹溝9は吸い込み管4の長手方向に沿って直線状に形成されているが、これに限られず、曲線に形成したり、吸い込み管4の外面を伝う螺旋状に形成したりしても良い。
また、第1例の縦長凹溝9は、その下端9aが吸い込み管4の先端6部分からやや上方に位置し、上端9bは後述する容器の吸い出し口への吸い込み管4の差し込みの完了時に容器内に収納される位置となるように形成されている。
このような注出ポンプ1が用いられる容器10は、本例では、図3に示すように、表裏面に熱可塑性樹脂層が積層された紙基材から成形された略直方体形状の容器本体11からなり、容器本体11の上面部18には容器本体11内外を連通する吸い出し口12が設けられている。容器本体11の上面部18の内面には吸い出し口12を封止する封止する封止シート14が設けられており、上面部18の外面には吸い出し口12の周囲を囲む様にして、注出ポンプ1の装着キャップ5に螺合するポンプ取り付け口体13が設けられている。
吸い出し口12を封止している封止シート14は、不透水であり破断可能な性質を有しており、樹脂膜、または樹脂膜と金属箔、紙等との積層体を用いている。
注出ポンプ1の容器10への取付けは次の様に行われる。まず、容器本体11に設けられたポンプ取り付け口体13内に吸い込み管4を差し込み、容器11の上面部18に形成されている吸い出し口12を封止している封止シート14に吸い込み管4の先端6を突き刺して破断する。第1例では、吸い込み管4の吸引口7が傾斜面に形成されているので、封止シート14の破断を容易にすることができる。そして、吸い出し口12から吸い込み管4を容器本体11内に挿入し、装着キャップ5をポンプ取り付け口体13に螺合することにより注出ポンプ1を容器10へ取り付ける。なお、容器10の素材は特に限定されず、紙、紙と樹脂の複合体、樹脂、木材、陶器など、液体状あるいは粘稠体状の内容物を入れることができれば、どのようなものでもよい。
このように構成された第1例の注出ポンプ1によれば、吸い込み管4の外面に形成されている通気路形成凹部8である縦長凹溝9は、その下端9aが吸い込み管4の先端6部分からやや上方に位置し、上端9bは容器本体11の吸い出し口12への吸い込み管4の差し込みの完了時に容器本体11内に収納される位置となるように形成されているので、吸い込み管4を封止シート14に突き刺し破断した後、容器本体11内へ挿入した吸い込み管4の縦長凹溝9の下端9aが吸い出し口12を通過して、上端9bが容器本体11内に収納される位置に至るまで、破断された封止シート14が、封止シート14を形成する樹脂の粘着性により吸い込み管4の外面に貼り付き、吸い込み管4の差し込みに伴い下方に引っ張られるように伸びても、縦長凹溝9の存在により吸い込み管4の外面と吸い出し口12の間を略気密に塞ぐことにならず、容器本体11内の圧力の増加を防ぐことができる。
詳細には、容器本体11内に挿入した吸い込み管4の外面に形成されている通気路形成凹部8である縦長凹溝9の開口幅と深さは、吸い込み管4の外面に貼り付いた封止シート14が縦長凹溝9の最深部又はその近傍まで入り込むことのない幅と深さになっているので、吸い込み管4を封止シート14に突き刺し破断した後、容器本体11内へ挿入した吸い込み管4の縦長凹溝9の下端9aが吸い出し口12を通過して、上端9bが容器本体11内に収納される位置に至るまで、吸い込み管4の外面と封止シート14との間には縦長凹溝9による隙間が形成され、この隙間により吸い込み口12に容器本体11の内外を連通する通気路15が形成されることになる。
これにより、吸い込み管4の差し込みにより押された容器本体11内の空気は通気路15を通して図4に記載の矢印線が示すように容器本体11外に排出されることになり、容器本体11内の圧力の増加を防ぐことができ、吸い込み管4の差し込みに強い力が必要になったり、また、増加した圧力により容器本体11が変形したりといった事態を防ぐことができる。また、通気路形成凹部8の形状が吸い込み管4の長手方向に沿って延在する縦長凹溝9であるから、縦長凹溝9が吸い出し口12を通過する間、吸い出し口12に通気路15を形成することができ、吸い込み管4の差し込みに従って、容器本体11内の空気を順次排出することができる。
そして、吸い込み管4の縦長凹溝9の上端9bが容器本体11内に収容されると、吸い込み管4と封止シート14との間の隙間がなくなり、吸い出し口12は略気密に塞がれるので、容器10を動かした場合などに内容物が吸い出し口12から溢れてしまったり、また吸い出し口12から容器本体11内へ異物が入ってしまったりといった事態を防ぐことができる。なお、容器本体11内に収容される抽出ポンプは、吸い込み管の外面に通気路形成凹部が形成されているものであればよく、例えば、後述する第2例の注出ポンプであってもよい。
図6,図7は本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第2例を示し、図6は本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第2例を示す正面図、図7は図6に示す注出ポンプの一部拡大縦断面図である。
第2例の注出ポンプ16は、第1例の注出ポンプ1と基本構成において変わるところはなく、第1例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
第2例の注出ポンプ16と第1例の注出ポンプ1との違いは吸い込み管の形状にある。
第2例の吸い込み管17は、その途中に上方の筒状シリンダ部2側が大径で先端6側に向かって小径となる逆円錐形状管部17aが形成されている。そして、逆円錐形状管部17aと筒状シリンダ部2間が逆円錐形状管部17aの大径部と同径の大径上管部17bとなっており、逆円錐形状管部17aの小径側の先が逆円錐形状管部17aの小径部と同径の小径下管部17cとなっている。
そして、第2例の吸い込み管17の内径にあっては、小径下管部17cの先端6から大径上管部17bまで同径に形成されており、これにより吸い込み管17の管壁の厚さは小径下管部17cにおいて薄く、逆円錐形状管部17aにおいて大径上管部17bに向かうに従い小径下管部17cの管壁よりも厚みを増していき、大径上管部17bでは逆円錐形状管部17aの上端の管壁の厚さと同じ厚さの管壁となっている。
また、注出ポンプ16の外面に形成される通気路形成凹溝8である縦長凹溝9は逆円錐形状管部17aの外面に形成されている。縦長凹溝9の深さは、逆円錐形状管部17a及び大径上管部17bの管壁において小径下管部17cの管壁の厚さと同等、又はそれ以上の厚さ分が残る深さとしている。縦長凹溝9は、その下端9aが逆円錐形状管部17aの小径部近傍に位置し、上端9bが容器本体11の吸い出し口12への吸い込み管17の差し込みの完了時に容器本体11内に収納される位置となるように形成されている。
なお、縦長凹溝9は、容器本体11の吸い出し口12への吸い込み管17の差し込みが完了した時に、その上端9bが容器本体11内に収納される大径上管部17bの外面に位置するように形成されていても良い。
このように構成された第2例の注出ポンプ16によれば、通気路形成凹部8を小径下管部17cより管壁の厚い逆円錐形状管部17aの外面に形成しているので、小径下管部17cの管壁を、通気路形成凹部8を形成しない分薄く形成することが可能となることから、小径下管部17cの外径を小径に形成することができることになり、吸い込み管17の先端6を封止シート14に容易に突き刺して破断することができ、また破断された封止シート14を押し開いて吸い込み管17を吸い出し口12に容易に差し込むことができる。
また、吸い込み管17には筒状シリンダ2の方向に向かうに従い外径が大きくなるように形成された逆円錐形状管部17aを設けているので、吸い込み管17の差し込みに障害となる段差を生じさせることなく、吸い込み管17の管壁に通気路形成凹部8となる縦長凹溝9を形成するための厚みを持たせることができる。
そして、差し込まれた吸い込み管17の逆円錐形状管部17aの小径部近傍に位置する縦長凹溝9の下端9aが封止シート14を通過して、上端9bが容器本体11内に収納される位置に至るまで、縦長凹溝9により吸い込み管17の外面と封止シート14との間に隙間を形成して吸い出し口12に通気路15を形成することができ、吸い込み管17の差し込みにより押圧された容器本体11内の空気を容器本体11外へ確実に排出して、容器本体11内の圧力の増加を防ぐことができる。
その他の構成及び効果は、第1例と同様なので、第1例の説明を援用する。
図8乃至図10は本発明に係る、第2例の注出ポンプを用いた詰め替え容器の実施の形態の一例を示し、図8は第2例の注出ポンプを用いた本発明に係る詰め替え容器の実施の形態の一例を示す分解断面図、図9は図8に示す詰め替え容器における注出ポンプの吸い込み管を内容器の吸い出し口に差し込んだ状態を示す断面図、図10は図8に示す詰め替え容器における注出ポンプの吸い込み管の内容器への差し込みを完了した状態を示す断面図である。
本例の詰め替え容器20は、液体石鹸、シャンプー、コンディショナー、化粧水、乳液又は醤油、酢、ソース、ケチャップなどの液体状あるいは粘稠体状等の内容物を収容した内容器を交換することにより、内容物の詰め替えをすることができる詰め替え容器である。
詰め替え容器20は、内部に内容物を収容し、封止シート14で封止された吸い出し口12が設けられ、内容物の消尽時に交換される内容器21と、収納口22を有し、内容器21を収納する収納体23と、内容器21を収納した収納体23に嵌合し、収納体23を閉じる筒状の蓋体24と、収納体23に収納されている内容物を取り出す取り出し手段である第2例の注出ポンプ16とを備えている。なお、取り出し手段は注出ポンプであって、吸い込み管の外面に通気路形成凹部が形成されているものであれば良く、例えば、第1例の注出ポンプ1であってもよい。
収納体23について説明すると、収納体23は、内容器21を収容し固定するものであれば良く、その構成は特に限定されない。
本例の収納体23は上部に収納口22を開口する有底の筒状の容器となっており、内容器21の外形に応じた形状に形成され、本例では胴部断面形状が略正方形の有底の筒状の容器となっている。
また本例では、収納体23は、内容器21の下部を収容して固定しており、収納した内容器21が収納口22から突出し、蓋体24を収納体23に嵌合したとき、内容器21の胴部28の外面と蓋体24の内面との対向面が存在するように形成されている。
蓋体24について説明すると、本例の蓋体24は収納体23の収納口22を閉じる天板部26と、収納体23の外周に嵌合し、そして収納体23に嵌合したとき収納体23から突出している内容器21の上部側を収納する筒壁部27とで構成されている。
このように構成された蓋体24には、内容器21内の内容物の取り出し手段として、本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第2例の注出ポンプ16が取り付けられている。具体的には、筒状シリンダ部2が蓋体24の天板部26を貫通して固定され、天板部26の上面側に注出ノズル3が配置され、天板部26の下面側に吸い込み管17が配置されている。
そして、収納体23の外周に蓋体24の筒壁部27を嵌合して収納体23の収納口22を閉じたとき、蓋体24の天板部26の下面側に配置されている吸い込み管17が収納体23内に収納されている内容器21の後述する上面部に有する封止シート14を破断して吸い出し口12から内容器21内へ挿入されるようになっている。
注出ポンプ16の吸い込み管17は、その途中に上方の筒状シリンダ部2側が大径で先端6側に向かって小径となる逆円錐形状管部17aが形成されている。そして、逆円錐形状管部17aと筒状シリンダ部2間が逆円錐形状管部17aの大径部と同径の大径上管部17bとなっており、そして、逆円錐形状管部17aの小径側の先が逆円錐形状管部17aの小径部と同径の小径下管部17cとなっている。
そして、吸い込み管17の内径にあっては、小径下管部17cの先端6から大径上管部17bまで同径に形成されており、これにより吸い込み管17の管壁の厚さは小径下管部17cにおいて薄く、逆円錐形状管部17aにおいて大径上管部17bに向かうに従い小径下管部17cの管壁よりも厚みを増していき、大径上管部17bでは逆円錐形状管部17aの上端の管壁の厚さと同じ厚さの管壁となっている。
また、注出ポンプ16の外面に形成される通気路形成凹溝8である縦長凹溝9は逆円錐形状管部17aの外面に形成されている。縦長凹溝9の深さは、逆円錐形状管部17a及び大径上管部17bの管壁において小径下管部17cの管壁の厚さと同等、又はそれ以上の厚さ分が残る深さとしている。縦長凹溝9は、その下端9aが逆円錐形状管部17aの小径部近傍に位置し、上端9bが内容器21の吸い出し口12への吸い込み管17の差し込みの完了時に内容器21内に収納される位置となるように形成されている。
なお、縦長凹溝9は、内容器21の吸い出し口12への吸い込み管17の差し込みが完了した時に、その上端9bが容器本体11内に収納される大径上管部17bの外面に位置するように形成されていても良い。
次に、内容器21について説明すると、本例の内容器21は、胴部28の断面形状が略正方形となっており、収納体23内に納まる形状となっている。また、内容器21の素材は可撓性を有し内容物が消尽したときにコンパクトに畳んで容易に処分することができる素材であれば特に問わないが、本例の内容器21は、少なくとも片面に樹脂層を形成させた紙素材から形成されている。内容器21の上面部29には、吸い出し口12となる穴が形成されており、吸い出し口12は封止シート14により封止されている。
内容器21の上面部29における吸い出し口12の形成位置は、内容器21を収納体23に収納し、収納体23の収納口22を蓋体24で閉じたときに、注出ポンプ16の吸い込み管17の先端6が封止シート14に突き刺さり破断することができる位置に形成されている。
このように構成された詰め替え容器20への内容器21の収納は次のように行われる。
まず内容器21を収納口22から収納体23へ収納し固定する。次に、蓋体24の筒壁部27を内容器21を収納した収納体23の外周に嵌合し、収納体23の収納口22を閉じる。
この蓋体24の筒壁部27を内容器21を収納した収納体23の外周に嵌合し、収納体23の収納口22を閉じる過程で、蓋体24の天板部26の下面側に配置されている注出ポンプ16の吸い込み管17は、その先端6が収納体23内に収納されている内容器21の上面部29に形成された吸い出し口12を封止している封止シート14に突き刺さり破断し、内容器21内へ差し込まれる。また、収納体から突出している内容器21の胴部28の外面と蓋体24の内面とは互いに対向面となる。
このように構成された詰め替え容器20によれば、内容器21内の内容物の取り出し手段として、本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第2例の注出ポンプ16が取り付けられているので、内容器21を収納した収納体23の外周に蓋体24の筒壁部27を嵌合し、収納体23の収納口22を閉じる過程において、内容器21内に挿入した吸い込み管17の縦長凹溝9の下端9aが吸い出し口12を通過して、上端9bが内容器21内に収納される位置に至るまで、吸い込み管17の外面と封止シート14との間には縦長凹溝9による隙間が形成され、この隙間により吸い込み口12に容器本体11の内外を連通する通気路15が形成されることになり、吸い込み管17の差し込みに従って、内容器21内の空気を順次排出して、内容器21内の圧力の増加を防ぐことができることから、蓋体24の筒壁部27の内容器21を収納した収納体23の外周への嵌合に強い力を必要とすることなく、蓋体24を容易に閉じることができる。
また、内容器21内の圧力の増加により胴部28が膨出して、胴部28の外面が対向面の蓋体24の筒壁部27の内面を圧接するといった事態を防止できるので、蓋体24を容易に閉じることができる。
また、取り出し手段として取り付けられた注出ポンプ16は、通気路形成凹部8を小径下管部17cより管壁の厚い逆円錐形状管部17aの外面に形成しているので、小径下管部17cの管壁を、通気路形成凹部8を形成しない分薄く形成することが可能となることから、小径下管部17cの外径を小径に形成することができることになり、吸い込み管17の先端6を内容器21の封止シート14に容易に突き刺して破断することができ、また破断された封止シート14を押し開いて吸い込み管17を内容器21の吸い出し口12に容易に差し込むことができることから、内容器21を収納した収納体23の外周に蓋体24の筒壁部27を嵌合し、収納体23の収納口22を閉じることを容易にすることができる。
1 注出ポンプ
2 筒状シリンダ部
3 注出ノズル
4 吸い込み管
5 装着キャップ
6 吸い込み管の先端
7 吸引口
8 通気路形成凹部
9 縦長凹溝
9a 縦長凹溝の下端
9b 縦長凹溝の上端
10 容器
11 容器本体
12 吸い出し口
13 ポンプ取り付け口体
14 封止シート
15 通気路
16 注出ポンプ
17 吸い込み管
17a 逆円錐形状管部
17b 大径上管部
17c 小径下管部
18 上面部
20 詰め替え容器
21 内容器
22 収納体の収納口
23 収納体
24 蓋体
26 蓋体の天板部
27 蓋体の筒壁部
28 内容器の胴部
29 内容器の上面部
30 収納体
31 内容器
32 蓋体
33 注出ポンプ
34 吸い込み管
35 胴部

Claims (4)

  1. 封止シートで封止された容器の吸い出し口に、前記封止シートを破断して差し込まれる吸い込み管を備えた注出ポンプであって、
    前記吸い込み管は、その外面に前記吸い出し口への差し込みに伴い前記容器内の空気を前記容器外に排出させる通気路を形成する通気路形成凹部が形成されていることを特徴とする注出ポンプ。
  2. 前記通気路形成凹部は、前記吸い込み管の長手方向に沿って延在するように形成された縦長凹溝であり、差し込み完了時には前記容器内に収納される位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注出ポンプ。
  3. 前記吸い込み管には、上方が大径で先端側に向かって小径となる逆円錐形状管部が形成され、
    前記通気路形成凹部は、該逆円錐形状管部の外面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の注出ポンプ。
  4. 内部に内容物を収容し、封止シートで封止された吸い出し口が設けられ、内容物の消尽時に交換される内容器と、収納口を有し、前記内容器を収納する収納体と、前記内容器を収納した前記収納体に嵌合し、前記収納体を閉じる筒状の蓋体と、前記収納体に収納されている内容物を取り出す取り出し手段とを備えた詰め替え容器であって、
    前記取り出し手段は、請求項1から3のいずれか1項に記載の注出ポンプであることを特徴とする詰め替え容器。

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