JP2019119499A - 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 - Google Patents
注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019119499A JP2019119499A JP2018000817A JP2018000817A JP2019119499A JP 2019119499 A JP2019119499 A JP 2019119499A JP 2018000817 A JP2018000817 A JP 2018000817A JP 2018000817 A JP2018000817 A JP 2018000817A JP 2019119499 A JP2019119499 A JP 2019119499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- suction pipe
- suction
- pipe
- suction port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
Description
この結果、吸い込み管を容器内へ差し込むに従い、差し込まれた吸い込み管の体積により容器内の圧力が増加していくので、この圧力の増加が吸い込み管の差し込みの抵抗となり、差し込み難くなるといった問題がある。
例えば、特許文献1に代表されるような、液体等を収容した容器を液状内容物の消尽時に交換可能な内容器とし、この内容器を収納する収納体と、収納体を閉じる蓋体と、蓋体に設けられ、前記収納体に収納された前記内容器の前記吸い出し口に吸い込み管を差し込んで液状内容物を吸い込み外部へ吐出する注出ポンプとからなる詰め替え容器であって、この詰め替え容器が図11に示すように、収納体30が内容器31の下部側を収容するような形状となっており、収納体30を蓋体32で閉じたとき、収納体30から露出している内容器31の上部側が蓋体32の内部に収納されるように構成されているような場合、次のような問題がある。
即ち、このような詰め替え容器では、蓋体32と収納体30は、一般に硬質のプラスチックを材料に形成されることが多く、そのため、注出ポンプ33の吸い込み管34の差し込みにより内容器31内の圧力が増加して内容器31の胴部35が膨出すると、収納体30を蓋体32で閉じる過程で膨出した内容器31の胴部35が蓋体32の内面に圧接し、蓋体32が閉じ難くなってしまう。
また、縦長凹溝は、差し込み完了時には前記容器内に収納される位置に形成されているので、吸い込み管の差し込み完了時に、吸い込み管の外面の吸い出し口の中に位置している部分は、平滑な面となっており、封止シートは吸い込み管の外面に貼り付き、下方に引っ張られて伸びた、吸い込み管と吸い出し口との間を塞ぐ逆支弁となり、これにより、容器は略封止された状態となり、容器の内容物が吸い出し口から溢れてしまったり、異物が吸い出し口から容器内に入ってしまったりすることを防ぐことができる。
また、前記収納体が前記内容器の下部側を収容するような形状に形成され、前記収納体を前記蓋体で閉じたとき、前記収納体から露出している前記内容器の上部側が前記蓋体の内部に収納されるように構成されているような場合であっても、前記内容器内の空気が排出されることにより前記内容器内の圧力増加により前記内容器の胴部が膨出するといった変形が生じないので、前記収納体を前記蓋体で閉じる過程で前記収納体から露出している前記内容器の上部側を前記蓋体の内部にスムーズに収納することができ、前記蓋体の閉じ作業を容易に行うことができる。
図1は、本発明に係る注出ポンプの実施の形態の第1例を示す正面図、図2は図1に示す注出ポンプのA−A線拡大断面図、図3は第1例の注出ポンプが用いられる容器の一例を示す断面図、図4は第1例の抽出ポンプの吸い込み管を容器の吸い出し口に差し込んだ状態を示す断面図、図5は第1例の注出ポンプの吸い込み管の容器の吸い出し口への差し込みを完了した状態を示す断面図である。
また、本例の注出ポンプ1には後述する容器の吸い出し口を囲む様に設けられた筒体であるポンプ取り付け口体に取り付けられる装着キャップ5が筒状シリンダ部2を覆うようにして設けられている。
また、先端6に開口する吸引口7は、封止シートの破断を容易にするために傾斜面に形成されている。また吸い込み管4の外面には、後述するように注出ポンプ1を容器の吸い出し口に差し込んだときに、差し込みに伴い容器内の空気を容器外に排出させる通気路を吸い込み管4と封止シートとの間に形成する通気路形成凹部8が形成されている。
吸い出し口12を封止している封止シート14は、不透水であり破断可能な性質を有しており、樹脂膜、または樹脂膜と金属箔、紙等との積層体を用いている。
第2例の注出ポンプ16と第1例の注出ポンプ1との違いは吸い込み管の形状にある。
なお、縦長凹溝9は、容器本体11の吸い出し口12への吸い込み管17の差し込みが完了した時に、その上端9bが容器本体11内に収納される大径上管部17bの外面に位置するように形成されていても良い。
その他の構成及び効果は、第1例と同様なので、第1例の説明を援用する。
本例の収納体23は上部に収納口22を開口する有底の筒状の容器となっており、内容器21の外形に応じた形状に形成され、本例では胴部断面形状が略正方形の有底の筒状の容器となっている。
また本例では、収納体23は、内容器21の下部を収容して固定しており、収納した内容器21が収納口22から突出し、蓋体24を収納体23に嵌合したとき、内容器21の胴部28の外面と蓋体24の内面との対向面が存在するように形成されている。
なお、縦長凹溝9は、内容器21の吸い出し口12への吸い込み管17の差し込みが完了した時に、その上端9bが容器本体11内に収納される大径上管部17bの外面に位置するように形成されていても良い。
まず内容器21を収納口22から収納体23へ収納し固定する。次に、蓋体24の筒壁部27を内容器21を収納した収納体23の外周に嵌合し、収納体23の収納口22を閉じる。
この蓋体24の筒壁部27を内容器21を収納した収納体23の外周に嵌合し、収納体23の収納口22を閉じる過程で、蓋体24の天板部26の下面側に配置されている注出ポンプ16の吸い込み管17は、その先端6が収納体23内に収納されている内容器21の上面部29に形成された吸い出し口12を封止している封止シート14に突き刺さり破断し、内容器21内へ差し込まれる。また、収納体から突出している内容器21の胴部28の外面と蓋体24の内面とは互いに対向面となる。
また、内容器21内の圧力の増加により胴部28が膨出して、胴部28の外面が対向面の蓋体24の筒壁部27の内面を圧接するといった事態を防止できるので、蓋体24を容易に閉じることができる。
2 筒状シリンダ部
3 注出ノズル
4 吸い込み管
5 装着キャップ
6 吸い込み管の先端
7 吸引口
8 通気路形成凹部
9 縦長凹溝
9a 縦長凹溝の下端
9b 縦長凹溝の上端
10 容器
11 容器本体
12 吸い出し口
13 ポンプ取り付け口体
14 封止シート
15 通気路
16 注出ポンプ
17 吸い込み管
17a 逆円錐形状管部
17b 大径上管部
17c 小径下管部
18 上面部
20 詰め替え容器
21 内容器
22 収納体の収納口
23 収納体
24 蓋体
26 蓋体の天板部
27 蓋体の筒壁部
28 内容器の胴部
29 内容器の上面部
30 収納体
31 内容器
32 蓋体
33 注出ポンプ
34 吸い込み管
35 胴部
Claims (4)
- 封止シートで封止された容器の吸い出し口に、前記封止シートを破断して差し込まれる吸い込み管を備えた注出ポンプであって、
前記吸い込み管は、その外面に前記吸い出し口への差し込みに伴い前記容器内の空気を前記容器外に排出させる通気路を形成する通気路形成凹部が形成されていることを特徴とする注出ポンプ。 - 前記通気路形成凹部は、前記吸い込み管の長手方向に沿って延在するように形成された縦長凹溝であり、差し込み完了時には前記容器内に収納される位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注出ポンプ。
- 前記吸い込み管には、上方が大径で先端側に向かって小径となる逆円錐形状管部が形成され、
前記通気路形成凹部は、該逆円錐形状管部の外面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の注出ポンプ。 - 内部に内容物を収容し、封止シートで封止された吸い出し口が設けられ、内容物の消尽時に交換される内容器と、収納口を有し、前記内容器を収納する収納体と、前記内容器を収納した前記収納体に嵌合し、前記収納体を閉じる筒状の蓋体と、前記収納体に収納されている内容物を取り出す取り出し手段とを備えた詰め替え容器であって、
前記取り出し手段は、請求項1から3のいずれか1項に記載の注出ポンプであることを特徴とする詰め替え容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000817A JP2019119499A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000817A JP2019119499A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019119499A true JP2019119499A (ja) | 2019-07-22 |
Family
ID=67307600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018000817A Pending JP2019119499A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019119499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102497714B1 (ko) * | 2022-03-16 | 2023-02-08 | 주식회사 엔에프뷰티그룹코리아 | 리필용기의 실링지 천공구조 |
KR20240009970A (ko) | 2021-05-17 | 2024-01-23 | 닛폰세이시가부시키가이샤 | 리필 용기용 주출 펌프 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0958750A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-03-04 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 積層剥離容器における初期デラミ空気の排出方法と排出装置 |
JP2005247407A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Inter Cosme Kk | 中栓 |
JP2008531196A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 通気孔付きマスカラワイパー |
JP2017105499A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 日本製紙株式会社 | 詰め替え容器 |
-
2018
- 2018-01-05 JP JP2018000817A patent/JP2019119499A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0958750A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-03-04 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 積層剥離容器における初期デラミ空気の排出方法と排出装置 |
JP2005247407A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Inter Cosme Kk | 中栓 |
JP2008531196A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 通気孔付きマスカラワイパー |
JP2017105499A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | 日本製紙株式会社 | 詰め替え容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240009970A (ko) | 2021-05-17 | 2024-01-23 | 닛폰세이시가부시키가이샤 | 리필 용기용 주출 펌프 |
KR102497714B1 (ko) * | 2022-03-16 | 2023-02-08 | 주식회사 엔에프뷰티그룹코리아 | 리필용기의 실링지 천공구조 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102395999B1 (ko) | 리필 용기 | |
JP2007276831A (ja) | 液体芳香剤用容器 | |
JP2017132508A (ja) | 吐出容器 | |
JP2019119499A (ja) | 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 | |
JP4800117B2 (ja) | 合成樹脂製ボトル | |
JP2017121973A (ja) | 合成樹脂製蓋部材の製造方法 | |
JP2013075684A (ja) | 合成樹脂製蓋部材 | |
JP5207312B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP4588468B2 (ja) | 外容器と内容器とからなる内容物吐出容器 | |
JPH07112749A (ja) | チューブ容器 | |
JP2007320644A (ja) | 合成樹脂製ボトル | |
JP4987446B2 (ja) | 減圧変形防止容器 | |
JP2005313990A (ja) | ポンプ付液体供給容器及びそれに供する液体詰め替え用容器 | |
JP4937734B2 (ja) | ディスペンサー付き容器 | |
JP2009148951A (ja) | デラミボトルの製造方法 | |
JP3516517B2 (ja) | ディスペンサーポンプ用のディップチューブ | |
WO2022244520A1 (ja) | 注出ポンプ及び注出ポンプを用いた詰め替え容器 | |
JP3973015B2 (ja) | 容器 | |
JP7104891B2 (ja) | 注出容器 | |
JP2017154752A (ja) | 吐出ポンプ付き容器 | |
JP5806051B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP4937733B2 (ja) | ディスペンサー付き容器 | |
JP2007302254A (ja) | 吐出容器 | |
JP5522660B2 (ja) | 液体注出容器 | |
JP3222637U (ja) | 詰替用液体袋を用いた液体取出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210902 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211116 |