JP2019119393A - シャッタ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決するシャッタ装置は、車両のエンジンルームに空気を導入するための開口部をアクチュエータの駆動に基づいて開閉するシャッタ装置であって、第1の回動軸線回りに回動し、前記開口部を開閉する第1の開閉体と、前記第1の回動軸線と同じ方向に延びる第2の回動軸線回りに回動し、前記第1の開閉体とともに前記開口部を開閉する第2の開閉体と、前記アクチュエータの単一の駆動軸の動力を前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体に伝達する伝達機構と、を備え、前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体は、両開きとなるように互いに異なる方向に回動することで、前記開口部を塞ぐ閉位置から前記開口部を開く開位置に変位し、前記伝達機構は、前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体が異なる方向に回動するように、前記駆動軸の動力を前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体に伝達する。
図1に示すように、車両10は、エンジンルーム11に配置されるエンジン12と、エンジン12を冷却するラジエータ13と、ラジエータ13に空気を導くファン14と、車両10の前部を構成するフロントバンパ15と、エンジンルーム11に流れ込む空気の流量を制御するシャッタ装置30と、を備える。
図3に示すように、第1の開閉体41は、長尺の第1のフィン411と、第1のフィン411の長手方向における両端部から折れ曲がる第1の屈曲部412と、第1の屈曲部412から第1のフィン411の長手方向に延びる第1の軸部413,414と、を有する。同様に、第2の開閉体42は、長尺の第2のフィン421と、第2のフィン421の長手方向における両端部から折れ曲がる第2の屈曲部422と、第2の屈曲部422から第2のフィン421の長手方向に延びる第2の軸部423,424と、を有する。
図5(a),(b)に示すように、シャッタフレーム50は、シャッタフレーム50の幅方向における第1端側を構成する第1のフレーム51と、シャッタフレーム50の幅方向における第2端側を構成する第2のフレーム52と、第1のフレーム51及び第2のフレーム52を幅方向に連結する第3のフレーム53と、を有する。
図7及び図8に示すように、アクチュエータ60は、単一の駆動軸61を有する。駆動軸61は、第1の回動軸線AX1及び第2の回動軸線AX2と同じ方向に延びている。駆動軸61は、軸方向と直交する断面形状が非円形(星形)に形成される。アクチュエータ60は、例えば、ホールICを有するブラシレスモータ及び減速機などを含んで構成すればよい。また、アクチュエータ60は、単一の駆動軸61を有すればよい点で、汎用的なアクチュエータ60であればよい。
こうして、第1のリンク機構74(伝達機構70)は、第1の開閉体41が駆動軸61と逆方向に回動するように当該第1の開閉体41に駆動軸61の動力を伝達し、第2のリンク機構75(伝達機構70)は、第2の開閉体42が駆動軸61と同方向に回動するように当該第2の開閉体42に駆動軸61の動力を伝達する。
以降の説明では、第1の開閉体41において、閉位置から開位置に回動する方向を「第1の開方向O1」とし、開位置から閉位置に回動する方向を「第1の閉方向C1」とする。同様に、第2の開閉体42において、閉位置から開位置に回動する方向を「第2の開方向O2」とし、開位置から閉位置に回動する方向を「第2の閉方向C2」とする。
(1)シャッタ装置30において、伝達機構70は、単一の駆動軸61の動力を第1の開閉体41及び第2の開閉体42に伝達する。このため、シャッタ装置30は、第1の開閉体41を回動させるアクチュエータと、第2の開閉体42を回動させるアクチュエータと、を別個に備える必要がない。よって、シャッタ装置30を車両10に取り付ける場合に、アクチュエータ60の占めるスペースを小さくできる。
・シャッタ装置30は、図11に示すシャッタ装置80としてもよい。シャッタ装置80は、上記実施形態のシャッタ装置30と比較したとき、第1の開閉体41の第1の屈曲部412が第1の従動リンク417として機能し、第2の開閉体42の第2の屈曲部422が第2の従動リンク427として機能するように構成される。
・第1の係合部418及び第2の係合部428は、第1の回動軸線AX1及び第2の回動軸線AX2上に設けられ、互いに噛み合うギヤとしてもよい。この構成によっても、上記実施形態の効果(4)を得ることができる。また、第1の係合部418及び第2の係合部428は、第1の回動軸線AX1及び第2の回動軸線AX2上で位置をずらして設けてもよい。
Claims (7)
- 車両のエンジンルームに空気を導入するための開口部をアクチュエータの駆動に基づいて開閉するシャッタ装置であって、
第1の回動軸線回りに回動し、前記開口部を開閉する第1の開閉体と、
前記第1の回動軸線と同じ方向に延びる第2の回動軸線回りに回動し、前記第1の開閉体とともに前記開口部を開閉する第2の開閉体と、
前記アクチュエータの単一の駆動軸の動力を前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体に伝達する伝達機構と、を備え、
前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体は、両開きとなるように互いに異なる方向に回動することで、前記開口部を塞ぐ閉位置から前記開口部を開く開位置に変位し、
前記伝達機構は、前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体が異なる方向に回動するように、前記駆動軸の動力を前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体に伝達する
シャッタ装置。 - 前記アクチュエータの前記駆動軸は、前記第1の回動軸線及び前記第2の回動軸線と同じ方向に延びており、
前記伝達機構は、前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体のうち、一方の開閉体が前記駆動軸と同方向に回動するように当該一方の開閉体に前記駆動軸の動力を伝達し、他方の開閉体が前記駆動軸と逆方向に回動するように当該他方の開閉体に前記駆動軸の動力を伝達する
請求項1に記載のシャッタ装置。 - 前記伝達機構は、前記第1の開閉体に前記駆動軸の動力を伝達する第1のリンク機構と、前記第2の開閉体に前記駆動軸の動力を伝達する第2のリンク機構と、を有する
請求項1又は請求項2に記載のシャッタ装置。 - 前記第1の開閉体において、前記閉位置から前記開位置に向かって回動する方向を第1の開方向とし、前記第2の開閉体において、前記閉位置から前記開位置に向かって回動する方向を第2の開方向とした場合、
前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体は、前記閉位置に位置するときに、互いに係合する第1の係合部及び第2の係合部をそれぞれ有し、
前記第1の係合部及び前記第2の係合部は、前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体が前記閉位置に位置するとき、前記第2の開閉体の前記第2の開方向に作用するトルクを、前記第1の開閉体の第1の前記開方向に作用するトルクとして伝達する
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のシャッタ装置。 - 前記第1の回動軸線及び前記第2の回動軸線の延びる方向を幅方向とした場合、
前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体が前記閉位置に位置するとき、前記第1の開閉体の先端及び前記第2の開閉体の先端は、前記幅方向に亘って重なりを有する
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のシャッタ装置。 - 前記第1の開閉体及び前記第2の開閉体が閉位置に位置するとき、前記第2の開閉体の先端は、前記第1の開閉体の背部に位置する
請求項5に記載のシャッタ装置。 - 前記第1の回動軸線及び前記第2の回動軸線の延びる方向を幅方向とした場合、
前記第1の開閉体の前記幅方向における第1端及び前記第2の開閉体の前記幅方向における第1端を回動可能に支持する第1のフレームと、前記第1の開閉体の前記幅方向における第2端及び前記第2の開閉体の前記幅方向における第2端を回動可能に支持する第2のフレームと、前記第1のフレーム及び前記第2のフレームを前記幅方向に連結する第3のフレームと、を有するシャッタフレームを備え、
前記第3のフレームは、正面視において格子状のグリルを有する
請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のシャッタ装置。
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2018
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