JP2019117986A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】記録紙における広告画像のサイズや位置に応じて、原稿画像の印刷料金の割引率を適正に設定する。【解決手段】画像形成装置10は、原稿画像を読取る画像読取部11と、原稿画像を記録紙に形成する画像形成部12と、広告画像を記憶した記憶部38と、原稿画像が記録紙に形成されたときに余白となる余白領域を判定する余白判定部45と、余白判定部45によって判定された余白領域に広告画像を割付ける制御部41と、制御部41によって余白領域に広告画像が割付けられた画像を生成する画像処理部44と、記録紙における広告画像のサイズ又は位置に応じて原稿画像の印刷料金に対する割引率を算出する課金部46とを備え、制御部41は、画像処理部44によって生成された画像を画像形成部12により記録紙に形成させる。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿画像を記録紙に印刷する画像形成装置に関し、特に記録紙の余白領域を利用して広告画像を印刷する技術に関する。
画像形成装置では、画像読取部により原稿画像を読取り、画像形成部により原稿画像を記録紙に印刷するものがある。また、広告画像を原稿画像と共に記録紙に印刷することもある。
例えば、特許文献1では、縮小レイアウトモードの選択時に、原稿画像と広告画像の組み合わせ処理を行い、原稿画像と広告画像を組み合わせてなる縮小レイアウト画像を記録媒体上に出力している。
また、特許文献2では、画像形成装置を用いて、情報及び広告が掲載されていない原稿を複写する際、予め用意された情報及び広告掲載に関するデータを、任意の手段で画像形成装置内に取得し、複写を行う際に原稿を縮小してできた用紙の余白を利用して、その余白に、取得した情報及び広告掲載に関するデータを印刷している。また、複写後の印刷物に情報及び広告掲載する/しないを選択できるようにしている。
更に、特許文献3では、広告イメージを広告データベースに登録しておき、公金処理システムで発行される領収証の余白に広告イメージを印刷することで、営業店等の宣伝活動を行っている。
特開2000−358152号公報 特開2001−285616号公報 特開2001−344555号公報
ところで、上記のように画像形成装置において、広告画像を記録紙に記録する場合は、広告代を原稿画像の印刷料金から割り引いてユーザーに還元するという発想がある。しかしながら、記録紙における広告画像のサイズや位置が異なっても、印刷料金の割引率が同一であるならば、広告主及びユーザーにとって不公平となる。例えば、大きなサイズの広告画像と小さなサイズの広告画像のいずれに対しても同一の割引率となる場合は、不公平である。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、記録紙における広告画像のサイズや位置に応じて、原稿画像の印刷料金の割引率を適正に設定することを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像形成装置は、原稿画像を読取る画像読取部と、前記原稿画像を記録紙に形成する画像形成部と、広告画像を記憶した記憶部と、前記原稿画像が記録紙に形成されたときに余白となる余白領域を判定する余白判定部と、前記余白判定部によって判定された前記余白領域に前記広告画像を割付ける制御部と、前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成する画像処理部と、前記記録紙における前記広告画像のサイズ又は位置に応じて、前記原稿画像の印刷料金に対する割引率を算出する課金部とを備え、前記制御部は、前記画像処理部によって生成された画像を前記画像形成部により記録紙に形成させるものである。
本発明によれば、記録紙における広告画像のサイズや位置に応じて割引率を算出するため、原稿画像の印刷料金の割引率を広告画像のサイズや位置に応じて適正に設定することが可能になる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を示す断面図である。 本実施形態の画像形成装置の主要内部構成を示すブロック図である。 原稿画像及び広告画像を記録紙に形成し、原稿画像の印刷料金に対する割引率を求めて、割引料金を算出して徴収するまでの処理手順を示すフローチャートである。 図3Aに引き続く処理手順を示すフローチャートである。 表示部に表示された操作画面を示す図である。 表示部に表示された自動手動選択画面を示す図である。 (A)は広告画像及び原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域の一例を示す図であり、(B)は該広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 (A)は広告画像及び原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域の他の例を示す図であり、(B)は該広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 (A)は広告画像及び原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域の別の例を示す図であり、(B)は該広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 (A)は広告画像及び記録紙の裏面に生じた余白領域を示す図であり、(B)は該広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 (A)は広告画像及び最終頁の記録紙の裏面に生じた余白領域を示す図であり、(B)は該広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 表示部に表示された広告設定画面の一例を示す図である。 (A)は表示部に表示された複数の広告画像及び原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域を示す図であり、(B)は任意の広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 (A)は表示部に表示された複数の広告画像を示す図であり、(B)は任意の広告画像を原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域に割付けた状態を示す図であり、(C)は任意の広告画像を記録紙の裏面に生じた余白領域に割付けた状態を示す図である。 (A)は2つの広告画像及び原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域の一例を示す図であり、(B)は2つの広告画像を該余白領域に割付けた状態を示す図である。 表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 (A)(B)表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。この画像形成装置10は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。この画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
画像読取部11は、原稿の画像を光学的に読み取るスキャナーを有し、このスキャナーの撮像素子から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して、原稿画像を示す画像データを生成する。
画像形成部12は、画像読取部11で生成された画像データ又は外部から受信した画像データによって示される画像を記録紙に印刷するものであり、マゼンタ用の画像形成ユニット3M、シアン用の画像形成ユニット3C、イエロー用の画像形成ユニット3Y、及びブラック用の画像形成ユニット3Bkを備えている。各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bkのいずれにおいても、感光体ドラム4の表面を均一帯電させ、感光体ドラム4の表面を露光して、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形成し、感光体ドラム4の表面の静電潜像をトナー像に現像して、感光体ドラム4の表面のトナー像を、中間転写ベルト5に転写する。これにより、カラーのトナー像(画像)が中間転写ベルト5上に形成される。このカラーのトナー像は、中間転写ベルト5と2次転写ローラー6の間のニップ域Nにおいて給紙部7から第1搬送路8を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写される。
この後、定着装置15で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上のトナー像が熱圧着により定着される。そして、記録紙Pの片面印刷が設定されている場合は、記録紙Pが排出ローラー対16を通じて排出トレイ17に排出される。
また、記録紙Pの両面印刷が設定されている場合は、排出ローラー対16が一旦停止されてから逆回転され、記録紙Pが排出ローラー対16から第2搬送路9へと搬送されて、記録紙Pが第1搬送路8のニップ部Nに戻され、これにより記録紙Pの表裏が反転されて、記録紙Pの裏面に画像が記録される。
図2は、画像形成装置10の主要内部構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように画像形成装置10は、制御ユニット31、表示部32、操作部34、タッチパネル35、ファクシミリ通信部37、記憶部38、画像メモリー39、画像読取部11、及び画像形成部12などを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信を可能とされている。
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイなどから構成される。
操作部34は、例えば、表示部32に表示されているGUIにおけるフォーカスを移動させる矢印キー、GUIに対して確定操作を行う決定キー、スタートキーなどを備えている。
表示部32の画面には、タッチパネル35が重ねられている。タッチパネル35は、所謂抵抗膜方式や静電容量方式などのタッチパネルであって、タッチパネル35に対するユーザーの指などの接触(タッチ)をその接触位置と共に検知し、表示部32の画面上のGUIなどに対するユーザーの指示を入力する。従って、タッチパネル35は、表示部32の画面に対するユーザー操作が入力される操作部としての役割を果たす。
ファクシミリ通信部37は、画像データを、ネットワークNを通じて他の画像形成装置やファクシミリ装置(図示せず)などとの間で送受信する。
記憶部38は、大容量のSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などからなり、各種のデータやプログラムを記憶している。
画像メモリー39は、画像読取部11により読取られた原稿画像を示す画像データ、外部から受信した画像データを一時的に記憶する。
制御ユニット31は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU、又はASICである。上記プロセッサーが、上記のROM又は記憶部38に記憶されているプログラムに従って動作することにより、制御ユニット31は、制御部41、通信制御部43、画像処理部44、余白判定部45、及び課金部46として機能する。なお、制御部41、通信制御部43、画像処理部44、余白判定部45、及び課金部46は、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御ユニット31は、表示部32、操作部34、タッチパネル35、ファクシミリ通信部37、記憶部38、画像メモリー39、画像読取部11、及び画像形成部12などと接続されている。
制御部41は、画像形成装置10の全体的な動作制御を司る。また、制御部41は、種々の処理を実行する処理部としての役割を果たす。制御部41は、表示部32の表示動作を制御する機能を有する。制御部41は、上記各構成要素の動作制御や、表示部32、操作部34、タッチパネル35、ファクシミリ通信部37、記憶部38、画像メモリー39、画像読取部11、及び画像形成部12等の各構成要素との間での信号またはデータの送受信を行う。
通信制御部43は、ファクシミリ通信部37の通信動作を制御する機能を有する。
画像処理部44は、画像メモリー39内の画像データに対して各種の画像処理を施す。
余白判定部45は、画像メモリー39内の画像データによって示される原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域を判定する。例えば、余白判定部45は、印刷に用いられる記録紙における画像形成可能領域に、印刷対象となる原稿画像を配した場合に、当該原稿画像ではない画像形成可能領域部分を余白領域として判定する。例えば、余白判定部45は、当該画像形成可能領域部分において最大限に設定可能な矩形領域を余白領域として判定する。
また、余白判定部45は、操作部34又はタッチパネルの操作により片面印刷(記録紙の表面のみの印刷)が設定された場合に、記録紙の裏面における上記画像形成可能領域の全てを余白領域と判定する。更に、余白判定部45は、操作部34又はタッチパネルの操作により両面印刷(記録紙の表面及び裏面の印刷)が設定された場合に、画像メモリー39内の画像データによって示される原稿画像の頁数に基づき、最終頁の記録紙の裏面が余白領域であるか否かを判定する。
課金部46は、原稿画像が記録された記録紙の枚数、モノクロ印刷又はカラー印刷などに基づき原稿画像の印刷に要した印刷料金を算出する。この印刷料金は、ユーザーからコインベンダーなど(図示せず)を通じて徴収される。
尚、操作部34及びタッチパネル35が特許請求の範囲における「操作部」に相当する。
このような構成の画像形成装置10において、例えば、ユーザーが、操作部34又はタッチパネル35を操作することによりコピーの実行を指示すると、制御部41は、画像読取部11により原稿画像を読取らせて、原稿画像を画像メモリー39に一旦記憶させ、この原稿画像を画像メモリー39から画像形成部12に入力させて、画像形成部12により原稿画像を記録紙に印刷させる。また、課金部46は、原稿画像の印刷に要した印刷料金を算出する。
また、本実施形態では、複数種の広告画像が記憶部38に予め記憶されている。ユーザーは、コピーの実行に先立ち、タッチパネル35を操作することにより広告画像を原稿画像と共に記録紙に印刷するか否かを選択する指示を入力する。そして、ユーザーにより広告画像を原稿画像と共に記録紙に印刷することを選択する指示が入力されると、余白判定部45が記録紙における余白領域を判定する。制御部41は、記憶部38内のいずれかの広告画像を当該余白領域に割付ける。画像処理部44は、当該広告画像が当該余白領域に割付けられた画像を生成する。制御部41は、画像形成部12により、原稿画像の余白領域に広告画像が割り付けられた当該画像を記録紙に形成させる。
更に、課金部46は、原稿画像の印刷に要した印刷料金を算出すると共に、記録紙における広告画像のサイズ又は位置に応じて原稿画像の印刷料金に対する割引率を求めて、この割引率で割り引かれた割引料金を算出する。この割引料金はユーザーからコインベンダーなどを通じて徴収される。従って、ユーザーは、タッチパネル35を操作して、広告画像を原稿画像と共に印刷することを選択すると、印刷料金よりも安い割引料金を支払うことで原稿画像を記録紙に記録させることができる。
次に、そのような広告画像を原稿画像と共に印刷することを選択し、広告画像を原稿画像が形成されたときの余白領域に割付けて、原稿画像及び広告画像を記録紙に形成し、原稿画像の印刷料金に対する割引率を求めて、割引料金を算出して徴収するまでの処理手順を、図3A、図3Bに示すフローチャートなどを参照して説明する。
まず、ユーザーは、原稿を画像読取部11にセットし、操作部34を操作して原稿の読み取りを指示する。制御部41は、その原稿の読み取りの指示に応答して画像読取部11を起動させる。画像読取部11は、原稿を読み取り、原稿画像を示す画像データを生成する。この画像データ、つまり原稿画像は、画像メモリー39に記憶される(ステップS101)。また、画像読取部11により複数の原稿が順次読取られた場合は、各原稿画像が画像メモリー39に記憶される。
そして、制御部41は、図4に示すような操作画面G1を表示部32に表示させる(ステップS102)。この図4に示す操作画面G1には、通常コピーモード及び広告コピーモードに対応するそれぞれのキーK11、K12が表示されている。例えば、ユーザーが、通常コピーモードに対応するキーK11にタッチ操作すると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、キーK11に対するタッチ操作を検出し(ステップS103「通常」)、通常コピーモードの処理を実行する。この通常コピーモードの場合、制御部41による制御の下、画像形成部12は、原稿画像を画像メモリー39から入力して、原稿画像のみを記録紙に記録する(ステップS104)。従って、課金部46は、割引を行うことなく、原稿画像の印刷に要した印刷料金を算出する(ステップS105)。当該印刷料金は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
尚、複数の原稿画像が画像メモリー39に記憶されている場合は、原稿画像が記録紙に記録される毎に、各ステップS104、S105の処理が行われる。
また、ユーザーが、広告コピーモードに対応するキーK12にタッチ操作すると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、キーK12に対するタッチ操作を検出し(ステップS103「広告」)、広告コピーモードの処理を実行する。この広告コピーモードの場合、まず余白判定部45は、画像メモリー39に記憶されている原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域を判定する(ステップS106)。尚、余白判定部45は、複数の原稿画像が画像メモリー39に記憶されている場合は、各原稿画像が記録される記録紙毎に、原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域を判定する。
そして、制御部41は、図5に示すような自動手動選択画面G2を表示部32に表示させる(ステップS107)。この図5に示す自動手動選択画面G2には、広告の自動設定及び手動設定に対応するそれぞれのキーK21、K22、及び広告画像と共に印刷される原稿画像の頁を指定する頁指定ボックスB21が表示されている。頁指定ボックスB21は、全ての頁、任意の頁、又は任意の頁範囲を選択するために操作されるものであり、全ての頁がデフォルト設定となっている。
例えば、ユーザーが、広告の自動設定に対応するキーK21にタッチ操作したものとすると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、キーK21に対するタッチ操作を検出し(ステップS108「自動」)、広告の自動設定の処理を開始する。この場合、制御部41は、余白判定部45により判定された原稿画像が形成されたときの記録紙の余白領域に収まるサイズの広告画像を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから選択し(ステップS109)、この選択した広告画像を記録紙の余白領域に割付ける(ステップS110)。また、余白領域に収まるサイズの広告画像が複数ある場合、制御部41は、更に該各広告画像のうちから最大サイズの広告画像を選択し、又は、該各広告画像のいずれか1つをランダムに選択して、この選択した広告画像を記録紙の余白領域に割付ける。画像処理部44は、記録紙の余白領域に対する広告画像の割付けに基づき、この広告画像を該余白領域に割付けた画像を生成して、当該画像を画像メモリー39に記憶させる。
例えば、図6(A)に示すように原稿画像M1が形成されたときの記録紙Pに余白領域W1が生じるとすると、制御部41は、余白領域W1に収まるサイズ(矩形とされた広告画像であって、その縦寸法が、矩形の余白領域を構成する縦寸法以下であり、かつ、その横寸法が、余白領域を構成する横寸法以下となる広告画像)の広告画像V1を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから選択し(ステップS109)、図6(B)に示すようにその選択した広告画像V1を記録紙Pの余白領域W1に割付ける(ステップS110)。画像処理部44は、記録紙Pの余白領域W1に対する広告画像V1の割付けに応じて、原稿画像M1及び広告画像V1を合成してなる画像(以下、合成画像という)C1を生成して、この合成画像C1を画像メモリー39に記憶させる。
あるいは、図7(A)に示すように原稿画像M2が形成されたときの記録紙Pに余白領域W2が生じるとすると、制御部41は、余白領域W2に収まるサイズの広告画像V2を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから選択し(ステップS109)、図7(B)に示すようにその広告画像V2を記録紙Pの余白領域W2に割付ける(ステップS110)。画像処理部44は、記録紙Pの余白領域W2に対する広告画像V2の割付けに基づき、原稿画像M2及び広告画像V2を合成してなる合成画像C2を生成して、この合成画像C2を画像メモリー39に記憶させる。
また、図8(A)に示すように原稿画像M3が形成されたときの記録紙Pに余白領域W3が生じるとすると、制御部41は、余白領域W3に収まるサイズの広告画像V3を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから選択し(ステップS109)、図8(B)に示すようにその広告画像V3を記録紙Pの余白領域W3に割付ける(ステップS110)。画像処理部44は、記録紙Pの余白領域W3に対する広告画像V3の割付けに基づき、原稿画像M3及び広告画像V3を合成してなる合成画像C3を生成して、この合成画像C3を画像メモリー39に記憶させる。
あるいは、記録紙Pの片面印刷が設定されている場合は、図9(A)に示すように原稿画像M4が記録紙Pの表面PAに形成されたときに該記録紙Pの裏面PBに余白領域W4が生じるので、余白判定部45は、記録紙Pの当該裏面PBにおける画像形成可能領域の全域を余白領域W4として判定する。制御部41は、余白領域W4に収まるサイズの広告画像V4を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから選択し(ステップS109)、図9(B)に示すようにその広告画像V4を記録紙Pの裏面PBの余白領域W4に割付ける(ステップS110)。画像処理部44は、記録紙Pの裏面PBの余白領域W4に対する広告画像V4の割付けに基づき、この広告画像V4を画像メモリー39に記憶させる。
また、記録紙Pの両面印刷が設定されていて、図10(A)に示すように最終頁の記録紙PEの裏面PBに余白領域W4が生じる場合、余白判定部45は、記録紙PEの当該裏面PBにおける画像形成可能領域の全域を余白領域W4として判定する。制御部41は、余白領域W4に収まるサイズの広告画像V4を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから選択し(ステップS109)、図10(B)に示すようにその広告画像V4を最終頁の記録紙PEの裏面PBの余白領域W4に割付ける(ステップS110)。画像処理部44は、最終頁の記録紙PEの裏面PBの余白領域W4に対する広告画像V4の割付けに基づき、この広告画像V4を画像メモリー39に記憶させる。
そして、制御部41は、画像形成部12を制御して、画像形成部12により片面印刷又は両面印刷を行わせつつ画像メモリー39に記憶されている原稿画像及び記録紙の余白領域に割付けられた広告画像を記録紙に記録させる(ステップS111)。
これにより、例えば図6(B)に示すように原稿画像M1及び広告画像V1を合成してなる合成画像C1が記録紙Pに形成される。また、図7(B)に示すように原稿画像M2及び広告画像V2を合成してなる合成画像C2が記録紙Pに形成される。又は、図8(B)に示すように原稿画像M3及び広告画像V3を合成してなる合成画像C3が記録紙Pに形成される。或いは、図9(B)に示すように原稿画像M3が記録紙Pの表面PAに形成されると共に広告画像V3が該記録紙Pの裏面PBに形成され、又は、図10(B)に示すように広告画像V3が最終頁の記録紙PEの裏面PBに形成される。
課金部46は、記録紙における広告画像のサイズ又は位置に応じて、原稿画像の印刷料金に対する割引率を算出する(ステップS112)。ここでは、課金部46は、まず原稿画像のみを記録紙に記録させたときの本来の印刷料金を算出し、この本来の印刷料金を、上記算出した割引率で割り引いて、割引料金を算出する。(ステップS113)。例えば、課金部46は、当該割引率として、(i)広告画像のサイズが大きいほど大きな割引率を設定し、(ii)広告画像の位置が記録紙の上端部に近くになるほど大きな割引率を設定し、又は(iii)記録紙の表面を裏面よりも大きな割引率に設定する。当該算出された割引料金は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
尚、複数の原稿画像が印刷対象として画像メモリー39に記憶されている場合は、各原稿画像が記録されるそれぞれの記録紙毎に、各ステップS109〜S113の処理が行われて、記録紙毎に、印刷料金が算出されると共に、広告画像のサイズ又は位置に応じた割引率が算出されて割引料金が算出される。
また、制御部41は、1枚の記録紙に複数の余白領域が存在する場合、各余白領域にそれぞれの広告画像を割付ける。この場合、課金部46は、各広告画像のそれぞれについて、広告画像のサイズ又は位置に応じた割引率をそれぞれに算出し、全ての割引率を合算した割引率を適用して、割引料金を算出する。
また、図5に示す自動手動選択画面G2における頁指定ボックスB21において、デフォルトの全ての頁が選択されず、任意の頁又は任意の頁範囲が選択された場合は、制御部41による制御の下、任意の頁又は任意の頁範囲の原稿画像のみについて、各ステップS109〜S113の処理が行われて、原稿画像及び広告画像が記録紙に記録され、原稿画像の印刷料金が算出されると共に広告画像のサイズ又は位置に基づく割引率が算出されて、割引料金が算出され、また他の原稿画像については、原稿画像のみが記録紙に記録されて、本来の印刷料金が算出される。任意の頁又は任意の頁範囲の原稿画像の割引料金と他の頁の原稿画像の印刷料金の合計は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
次に、ユーザーが、図5に示す自動手動選択画面G2における広告の手動設定に対応するキーK22にタッチ操作したとすると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、キーK22に対するタッチ操作を検出し(ステップS108「手動」)、広告の手動設定の処理を開始する。そして、制御部41は図11に示すような広告設定画面G3を表示部32に表示させる(ステップS114)。この図11に示す広告設定画面G3には、広告サイズの維持及び広告サイズの拡大縮小に対応するそれぞれのキーK31、K32、及び広告画像と共に印刷される原稿画像の頁を指定する頁指定ボックスB31が表示されている。頁指定ボックスB31は、全ての頁、任意の頁、又は任意の頁範囲を選択するために操作されるものであり、全ての頁がデフォルトとなっている。
例えば、ユーザーが、広告サイズの維持に対応するキーK31にタッチ操作したとすると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、キーK31に対するタッチ操作を検出し(ステップS115「維持」)、広告サイズの維持のための処理を実行する。例えば、制御部41は、余白判定部45により判定された記録紙の余白領域に収まるサイズの広告画像を記憶部38に記憶されている複数の広告画像のうちから抽出し(ステップS116)、その記録紙に記録される原稿画像、記録紙の余白領域、及びその抽出した広告画像を表示部32に表示させる(ステップS117)。
例えば、制御部41は、図12(A)に示すように原稿画像M5、記録紙Pの余白領域W1及び余白領域W1に収まるサイズの2つの広告画像V51、V52を表示部32に表示させる(ステップS117)。このとき、ユーザーが広告画像V51にタッチ操作したとすると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、広告画像V51に対するタッチ操作を検出し、広告画像V51を選択して(ステップS118)、図12(B)に示すようにその選択した広告画像V51を余白領域W1に割付ける(ステップS119)。画像処理部44は、記録紙Pの余白領域W1に対する広告画像V51の割付けに基づき、原稿画像M5及び広告画像V51を合成してなる合成画像C51を生成して、この合成画像C51を画像メモリー39に記憶させる。
また、記録紙Pの片面印刷が設定されている場合は、原稿画像が記録紙Pの表面に形成されたときに該記録紙Pの裏面に余白領域が生じ、余白判定部45により当該余白領域が判定されるため、制御部41は、タッチパネル35のタッチ操作により選択された広告画像を記録紙Pの裏面の余白領域に割付けて、この広告画像を画像メモリー39に記憶させる。あるいは、記録紙Pの両面印刷が設定されていて、最終頁の記録紙PEの裏面に余白領域が生じる場合は、制御部41は、タッチパネル35のタッチ操作により選択された広告画像を最終頁の記録紙PEの裏面の余白領域に割付けて、この広告画像を画像メモリー39に記憶させる。
そして、制御部41は、画像形成部12を制御して、画像形成部12により片面印刷又は両面印刷を行わせつつ画像メモリー39に記憶されている原稿画像及び記録紙の余白領域に割付けられた広告画像を記録紙に記録させる(ステップS120)。これにより、図12(B)に示すように原稿画像M5及び広告画像V51を合成してなる合成画像C51が記録紙Pに形成され、または、原稿画像が記録紙Pの表面に形成されると共に広告画像が該記録紙Pの裏面に形成される。
課金部46は、記録紙における広告画像のサイズ又は位置に応じて、原稿画像の印刷料金に対する割引率を算出する(ステップS121)。更に課金部46は、原稿画像を記録紙に記録させたときの本来の印刷料金を算出して、この本来の印刷料金を、当該算出した割引率で割り引いた割引料金を算出する(ステップS122)。この算出された割引料金は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
尚、複数の原稿画像が画像メモリー39に記憶されている場合は、原稿画像が記録される記録紙毎に、各ステップS116〜S122の処理が行われて、記録紙毎の割引料金が算出される。全ての記録紙に対する割引料金の合計がコインベンダーなどを通じて徴収される。
また、制御部41は、1枚の記録紙に複数の余白領域が存在する場合、各余白領域にそれぞれの広告画像を割付ける。この場合、課金部46は、各広告画像のそれぞれについて、広告画像のサイズ又は位置に応じた割引率をそれぞれに算出し、全ての割引率を合算した割引率を適用して、割引料金を算出する。
また、図11に示す広告設定画面G3における頁指定ボックスB31において、デフォルトの全ての頁が選択されず、任意の頁又は任意の頁範囲が選択された場合は、制御部41による制御の下、任意の頁又は任意の頁範囲の原稿画像のみについて、各ステップS116〜S122の処理が行われて、原稿画像及び広告画像が記録紙に記録され、原稿画像の印刷料金が算出されると共に広告画像のサイズ又は位置に基づく割引率が算出されて割引料金が算出され、他の原稿画像については、原稿画像のみが記録紙に記録されて、本来の印刷料金が算出される。任意の頁又は任意の頁範囲の原稿画像の割引料金と他の原稿画像の印刷料金の合計は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
次に、ユーザーが、図11に示す広告設定画面G3における広告サイズの拡大縮小に対応するキーK32にタッチ操作したとすると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、キーK32に対するタッチ操作を検出し(ステップS114「拡大縮小」)、広告サイズの拡大縮小のための処理を開始する。この場合、制御部41は、記憶部38に記憶されている全ての広告画像を表示部32に表示させる(ステップS123)。
例えば、図13(A)に示すように複数の広告画像V61、V62、V63…が表示部32に表示される。また、表示部32の画面の側端には、スクロールバーSBが表示され、タッチパネル35を介したスクロールバーSBの操作により制御部41が全ての広告画像を上下方向に移動させて表示させる。
ここで、ユーザーが広告画像V61にタッチ操作したものとすると、制御部41は、タッチパネル35を通じて、広告画像V61に対するタッチ操作を検出し、この広告画像V61を選択して(ステップS124)、図13(B)に示すようにその広告画像V61を原稿画像M61が形成されたときの記録紙Pの余白領域W61に割付ける(ステップS125)。そして、画像処理部44は、記録紙Pの余白領域W61に対する広告画像V2の割付けに基づき、広告画像V61が記録紙Pの余白領域W61に収まりかつ最大サイズとなるように該広告画像V61を拡大縮小処理して、原稿画像M61及びその拡大縮小した広告画像V61を合成してなる合成画像C61を生成し、この合成画像C61を画像メモリー39に記憶させる(ステップS126)。
あるいは、記録紙Pの片面印刷が設定されている場合、制御部41は、タッチパネル35を通じて、広告画像V62に対するタッチ操作を検出すると、この広告画像V62を選択して(ステップS124)、図13(C)に示すようにその広告画像V62を記録紙Pの裏面PBの余白領域W62に割付ける(ステップS125)。そして、画像処理部44は、記録紙Pの裏面PBの余白領域W62に対する広告画像V62の割付けに基づき、広告画像V62が記録紙Pの裏面PBの余白領域W62に収まりかつ最大サイズとなるように該広告画像V62を拡大縮小して、この拡大縮小した広告画像V62を画像メモリー39に記憶させる(ステップS126)。
また、記録紙Pの両面印刷が設定されていて、最終頁の記録紙の裏面に余白領域が生じる場合、制御部41は、タッチパネル35のタッチ操作により広告画像が選択されると(ステップS124)、この選択された広告画像を最終頁の記録紙Pの裏面の余白領域に割付ける(ステップS125)。画像処理部44は、広告画像が最終頁の記録紙Pの裏面の余白領域に収まりかつ最大サイズとなるように該広告画像を拡大縮小して、この拡大縮小した広告画像を画像メモリー39に記憶させる(ステップS126)。
そして、制御部41は、画像形成部12を制御して、画像形成部12により片面印刷又は両面印刷を行わせつつ、画像メモリー39に記憶されている原稿画像及び記録紙の余白領域に割付けられた広告画像を記録紙に記録させる(ステップS127)。これにより、例えば図13(B)に示すように原稿画像M61及びその拡大縮小された広告画像V61を合成してなる合成画像C61が記録紙Pに形成され、または、図13(C)に示すように原稿画像M62が記録紙Pの表面PAに形成されると共にその拡大縮小された広告画像V62が記録紙Pの裏面PBに形成され、或いは、更にその拡大縮小された広告画像が最終頁の記録紙PEの裏面に形成される。
課金部46は、記録紙における広告画像のサイズ又は位置に基づき、原稿画像の印刷料金に対する割引率を求め(ステップS128)、原稿画像を記録紙に記録させたときの本来の印刷料金を算出して、この本来の印刷料金をその求めた割引率で割り引いた割引料金を算出する(ステップS129)。この割引料金は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
尚、複数の原稿画像が画像メモリー39に記憶されている場合は、原稿画像別に、各ステップS123〜S129の処理が行われて、原稿画像及び広告画像が記録紙に記録され、原稿画像の印刷料金が算出されると共に広告画像のサイズ又は位置に基づく割引率が算出されて、割引料金が算出され、全ての原稿画像の割引料金の合計がコインベンダーなどを通じて徴収される。
また、制御部41は、1枚の記録紙に複数の余白領域が存在する場合、各余白領域にそれぞれの広告画像を割付ける。この場合、課金部46は、各広告画像のそれぞれについて、広告画像のサイズ又は位置に応じた割引率をそれぞれに算出し、全ての割引率を合算した割引率を適用して、割引料金を算出する。
また、図11に示す広告設定画面G3における頁指定ボックスB31において、デフォルトの全ての頁が選択されず、任意の頁又は任意の頁範囲が選択された場合は、任意の頁又は任意の頁範囲の原稿画像のみについて、各ステップS123〜S129の処理が行われて、原稿画像及び広告画像が記録紙に記録され、原稿画像の印刷料金が算出されると共に広告画像のサイズ又は位置に基づく割引率が算出されて割引料金が算出され、また他の原稿画像については、原稿画像のみが記録紙に記録されて、本来の印刷料金が算出さる。任意の頁又は任意の頁範囲の原稿画像の割引料金と他の原稿画像の印刷料金の合計は、コインベンダーなどを通じて徴収される。
このように本実施形態では、広告画像が余白領域に割付けられて、原稿画像及び広告画像が記録紙に形成されると、記録紙における広告画像のサイズ又は位置に基づき原稿画像の印刷料金に対する割引率が算出され、この割引率で割り引かれた割引料金が算出され、この割引料金がユーザーからコインベンダーなどを通じて徴収されるので、ユーザーは、印刷料金よりも安い割引料金を支払うことで原稿画像を記録紙に記録することができる。また、記録紙における広告画像のサイズや位置に応じて、割引料金を適正に設定することができる。
なお、上記実施形態では、図12(A)、(B)に示すようにユーザーが表示部32の画面上で任意の広告画像を選択すると、この任意の広告画像が余白領域に割付けられるが、制御部41は、ユーザーによる任意の余白領域に対するタッチ操作に基づき、この任意の余白領域を選択して、広告画像をその任意の余白領域のみに割付けて、画像形成部12により原稿画像及び広告画像を記録紙に形成可能になるようにしてもよい。
或いは、ユーザーが任意の広告画像に対して任意の余白領域までのドラッグアンドドロップ操作を行ったときに、制御部41は、その任意の広告画像をその任意の余白領域に割付けて、画像形成部12により原稿画像及び広告画像を記録紙に形成が可能になるようにしてもよい。
また、制御部41は、原稿画像及び広告画像を印刷させる前に、制御部41を通じて、課金部46により算出された印刷料金及び割引料金を表示部32に表示させ、この後にユーザーによるスタートキーの操作に応答して、画像形成部12により原稿画像及び広告画像を記録紙に形成させて、課金部46による割引料金の徴収を行わせてもよい。この場合は、ユーザーは、印刷料金及び割引料金を比較した上で、原稿画像及び広告画像を印刷させることができる。
また、上記実施形態では、1つの余白領域に1つの広告画像を割り付けているが、制御部41は、図14(A)、(B)に示すように記録用紙Pの1つの余白領域W3に複数の広告画像V71、V72を割付けてもよい。
上記実施形態の更なる変形例を説明する。例えば、制御部41が、表示部32に、記録紙Pにおける原稿画像の画像形成位置を予め定められた位置、例えば、記録紙の上端部に配置することを促すメッセージを表示させる。例えば、図15に示すように、記録紙Pの画像形成可能領域impにおける中央部分に、この画像形成可能領域impの面積に比して小さな面積からなる原稿画像M70が配置されて印刷対象とされる場合がある。制御部41は、当該原稿が印刷対象として画像読取部11により読み取られたときに、表示部32に、画像形成可能領域impにおける原稿画像M70の画像形成位置を示すプレビュー画像を表示させる。更に、制御部41は、表示部32に、記録紙Pにおける原稿画像の画像形成位置を、記録紙Pの上端部(予め定められた位置の例)に配置することを促すメッセージMeを表示させる。
ここで、ユーザーが表示部32の表示画面(図15)におけるレイアウト変更ボタンB31をタッチ操作し、タッチパネル35を介して、制御部41にレイアウト変更指示(原稿画像M70の画像形成位置を記録紙Pにおける上端部位置に配置する旨の指示)が受け付けられると、制御部41は、記録紙Pにおける上端部位置に原稿画像M70を配置し、余白判定部45は、このように記録紙Pにおける上端部位置に原稿画像M70を配置した場合における余白領域を判定する。制御部41は、図16(A)に示すように、記録紙Pにおける上端部位置に原稿画像M70を配置した状態を表示部32に表示させる。
続いて、制御部41は、広告画像V81を余白領域W50に割付ける。画像処理部44は、制御部41によって余白領域W50に広告画像V81が割付けられた合成画像を生成する。制御部41は、図16(B)に示すように、余白領域W50に広告画像V81が割付けられた状態を表示部32に表示させる。
ここで、ユーザーが表示部32の表示画面におけるプリントボタンB32をタッチ操作し、タッチパネル35を介して、制御部41にプリント指示が受け付けられると、制御部41は、上記合成画像を画像形成部12により記録紙Pに形成させる。この場合も、課金部46は、上記と同様にして、記録紙Pにおける広告画像V81のサイズ又は位置に応じて、原稿画像M70の印刷料金に対する割引率を算出して、割引後の割引料金を算出する。この割引料金は、コインベンダーなどを通じてユーザーから徴収される。
これによれば、原稿画像に付いての画像形成に支障を与えることなく、記録紙Pの画像形成可能領域に広告画像を配置可能な余白領域を大きく確保することが可能になる。
また、図1乃至図16を用いて説明した上記実施形態の構成及び処理は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
10 画像形成装置
11 画像読取部
12 画像形成部
31 制御ユニット
32 表示部
34 操作部
35 タッチパネル
37 ファクシミリ通信部
38 記憶部
39 画像メモリー
41 制御部
43 通信制御部
44 画像処理部
45 余白判定部
46 課金部

Claims (9)

  1. 原稿画像を読取る画像読取部と、
    前記原稿画像を記録紙に形成する画像形成部と、
    広告画像を記憶した記憶部と、
    前記原稿画像が記録紙に形成されたときに余白となる余白領域を判定する余白判定部と、
    前記余白判定部によって判定された前記余白領域に前記広告画像を割付ける制御部と、
    前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成する画像処理部と、
    前記記録紙における前記広告画像のサイズ又は位置に応じて、前記原稿画像の印刷料金に対する割引率を算出する課金部とを備え、
    前記制御部は、前記画像処理部によって生成された画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる画像形成装置。
  2. 前記記憶部には、複数の広告画像が記憶されており、
    前記制御部は、前記各広告画像のうちから、前記余白判定部によって判定された前記余白領域に収まるサイズの広告画像を選択し、
    前記画像処理部は、当該選択された広告画像が前記余白領域に割付けられた画像を生成して、
    更に前記制御部は、前記画像処理部によって生成された前記画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 表示部と、
    ユーザーによる操作に応じて指示を受け付ける操作部と、を備え、
    前記記憶部には、複数の広告画像が記憶されており、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記各広告画像を前記表示部に表示させ、前記操作部の操作により前記表示部に表示されているいずれかの広告画像の選択が受け付けられると、当該選択された広告画像を前記余白領域に割付け、
    前記画像処理部は、前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成し、
    更に前記制御部は、前記画像処理部によって生成された前記画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 表示部と、
    ユーザーによる操作に応じて指示を受け付ける操作部と、を備え、
    前記制御部は、前記余白判定部によって判定された前記余白領域を前記表示部に表示させ、ユーザーによる前記操作部の操作により前記余白領域が選択されると、当該選択された広告画像を前記余白領域に割付け、
    前記画像処理部は、前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成し、
    更に前記制御部は、前記画像処理部によって生成された前記画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理部は、前記広告画像を前記余白領域に収まる大きさに拡大又は縮小する請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記課金部によって算出された前記割引率を前記表示部に表示させる請求項1乃至請求5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. ユーザーによる操作に応じて指示を受け付ける操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部の操作により指定された頁の原稿画像において前記余白判定部によって判定された余白領域に前記広告画像を割付け、
    前記画像処理部は、前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成し、
    更に前記制御部は、前記画像処理部によって生成された前記画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、複数の広告画像を前記記録紙の1つの余白領域に割付け、
    前記画像処理部は、前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成し、
    更に前記制御部は、前記画像処理部によって生成された前記画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記表示部に、前記原稿画像の画像形成位置を記録紙における予め定められた位置に配置することを促すメッセージを表示させ、
    前記余白判定部は、前記原稿画像の画像形成位置を記録紙における予め定められた位置に配置する旨の指示を受け付けたとき、当該予め定められた位置に前記原稿画像を配置した場合における前記余白領域を判定し、
    前記制御部は、前記広告画像を前記余白領域に割付け、
    前記画像処理部は、前記制御部によって前記余白領域に前記広告画像が割付けられた画像を生成し、
    更に前記制御部は、前記画像処理部によって生成された前記画像を前記画像形成部により記録紙に形成させる請求項1に記載の画像形成装置。
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