JP2019117380A - 自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】宣伝や注意喚起の効果をより向上できる自動車を提供する。【解決手段】自動車10は、略箱型のボディと、車両の四隅に配される車輪12と、前記ボディの側部の外装面に配され、映像を表示する側方表示部16sと、を備え、自動車10は、前端に配される前端ユニット14eと、後端に配される後端ユニット14eと、前記前端ユニット14eおよび後端ユニット14eの間に配される1以上の中間ユニット14iと、を前後方向に機械的かつ電気的に連結して構成されており、前記前端ユニット14eと前記後端ユニット14eと中間ユニット14iは、それぞれ、その側部の外装面に設けられたディスプレイ18を備え、側方表示部16sは、複数の前記ディスプレイ18で構成される。【選択図】図1

Description

本明細書は、外装面に、映像を表示する表示部を有した自動車に関する。
従来から自動車を移動手段として使用するだけでなく、広告手段として利用することが提案されている。例えば、特許文献1には、自動車などの乗り物外面の少なくとも1側面以上に液晶画面を設けた広告塔兼用乗り物が開示されている。かかる技術によれば、広告が移動可能となり、広い範囲で宣伝を行うことができる。
特開2004−258254号公報
しかしながら、特許文献1の乗り物では、液晶画面の下端は、車輪の頂部よりも上方に位置しており、車両のサイズに比べて液晶画面のサイズが小さくなりがちであった。液晶画面等の表示部が小さいと、その分、周囲からの注目度が低下し、宣伝や注意喚起の効果が低下する。
そこで、本明細書では、宣伝や注意喚起の効果をより向上できる自動車を開示する。
本明細書で開示する自動車は、略箱型のボディと、車両の四隅に配される車輪と、前記ボディの側部の外装面に配され、映像を表示する側方表示部と、を備える自動車であって、前記自動車は、前端に配される前端ユニットと、後端に配される後端ユニットと、前記前端ユニットと前記後端ユニットとの間に配される1以上の中間ユニットと、を前後方向に機械的かつ電気的に連結して構成されており、前記前端ユニットと前記後端ユニットと前記中間ユニットは、それぞれ、その側部の外装面に設けられたディスプレイを備え、前記側方表示部は、複数の前記ディスプレイで構成されてもよい。
かかる構成とすることで、自動車のサイズを用途に応じて自由に変更できる。
この場合、前記中間ユニットの側部には、当該中間ユニットの前後方向の全幅に亘る乗降用開口と、前記乗降用開口を開閉するドアと、が設けられており、前記側方表示部を構成する前記ディスプレイは、前記ドアのほぼ全面に設けられていてもよい。
一つの中間ユニットに設けられた乗降用開口を、当該中間ユニットの全幅に亘るサイズとすることで、これら中間ユニットを組み合わせた自動車に、ピラーレスの大きな乗降用開口を設けることができる。また、ドアのほぼ全面をディスプレイとすることで、大きな側方表示部を得ることができる。
また、前記自動車は、3以上の中間ユニットを有し、前記ドアは、車両前後方向にスライドするスライドドアであり、ドア開放時、前記前端ユニットまたは前記後端ユニットの側方に、2以上のスライドドアが厚み方向に重なって配されてもよい。
かかる構成とすることで、ドア開放時に、乗降用開口の一部がドアで覆われることを防止できる。
さらに、前記スライドドアの下部に設けられたスライドローラと、車両前後方向に連続して並ぶ二つの前記スライドドアに設けられた前記スライドローラの移動方向をガイドするガイドレールと、を備え、前記ガイドレールは、車両前後方向に延びるとともに車両幅方向に間隔を開けて延びる3列のスライドレールと、前記3列のスライドレールを接続するべく車両幅方向に延びるシフトレールと、を含み、前記スライドローラは、前記スライドレールおよび前記シフトレールに沿って移動するとともに、90度旋回することでその移動方向を90度切り替えてもよい。
また、前記自動車は、車両前後方向両端に一対の車両端部を有し、各車両端部は、車両前部としての機能と、車両後部としての機能と、の双方を有しており、前記自動車の進行方向を反転する際には、前記車輪の回転方向を反転するとともに、反転前の車両前部が車両後部となり、反転前の車両後部が車両前部となるように、前記一対の車両端部の機能を切り替えてもよい。
かかる構成とすることで、自動車をUターンすることなく、進行方向を反転できるため、迅速かつ狭いスペースで進行方向を反転できる。
この場合、前記車両端部には、ヘッドライトとして機能するとともに、テールライトとしても機能する端部用ライトが設けられており、前記端部用ライトは、前記車両端部が前記車両前部として機能する場合には、周辺環境の明度に応じてヘッドライトに適した色で点灯し、前記車両端部が前記車両後部として機能する場合には、ブレーキの使用状況に応じてテールライトに適した色で点灯または点滅してもよい。
本明細書で開示の自動車によれば、自動車のサイズに比して大きめの側方表示部を得ることができ、宣伝や注意喚起の効果をより向上できる。
自動車の斜視図である。 自動車の側面図である。 自動車の正面図である。 一つの自動車を、ユニットごとに分けた図である。 ショート構成の自動車の図である。 ロング構成の自動車の図である。 ドア開放時の自動車の斜視図である。 ドアのスライド機構の構成を示す図である。 ドアのスライドの様子を示す図である。 ドアの他の構成例を示す図である。 車輪の反転動作を説明する図である。 自動車を旋回させる様子を示す図である。 車輪とフロアパネルの位置関係を説明する図である。
以下、自動車10の構成について図面を参照して説明する。図1は、本明細書で開示する自動車10の斜視図である。また、図2は、自動車10の側面図であり、図3は、自動車10の正面図である。
本明細書で開示する自動車10は、主に移動可能なビジネススペースとして利用されるものであり、自動運転により公道を走行する。この自動車10の利用形態は、適宜、変更可能であり、例えば、自動車10は、各種商品を陳列販売する小売店や、飲食物を調理提供する飲食店などの店舗とし用いられてもよい。また、別の形態として、自動車10は、事務作業や顧客との打ち合わせ等を行うためのオフィスとして用いられてもよい。また、自動車10は、顧客や荷物を輸送するタクシーやバス、運送用車両として用いられてもよい。また、自動車10の利用シーンは、ビジネスに限らず、例えば、自動車10は、個人の移動手段として用いられてもよい。
自動車10は、外部環境を検知するためのセンサを多数具備しており、これらセンサで検知された情報に基づいて自動的に公道を走行する。自動車10には、また、他の通信機器(例えば他の自動車10に搭載された通信端末、顧客が所持する携帯端末等)と通信するための通信機器も搭載されている。かかる自動車10の運用形態としては、種々考えられるが、例えば、自動車10から顧客には、通信機器を介して、当該自動車10の位置情報や、ビジネス内容(店舗名や取り扱い商品リスト等)が通知される。顧客から自動車10には、通信機器を介して、顧客の位置情報や、顧客のリクエスト(出前サービスの依頼や、店舗の移動依頼等)が通知される。そして、顧客のリクエストを受け取った自動車10の乗員は、当該リクエストに応じた処理を実行する。
次に、こうした自動車10の構成について説明する。自動車10は、図1に示すとおり、ボンネットやトランクを有しておらず、前端面および後端面が略垂直に立ち上がる略箱型のボディを有している。自動車10の四隅には、2つずつ、合計8つの車輪が設けられている。より具体的には、自動車10は、前端近傍かつ幅方向両端に配される一対の第一前輪12f1と、第一前輪12f1の後方に隣接して配される一対の第二前輪12f2と、後端近傍かつ幅方向両端に配される一対の第一後輪12r1と、第一後輪12r1の前方に隣接して配される一対の第二後輪12r2と、を有している。なお、以下では、第一、第二を区別しない場合には、アルファベットf、rの後の数字を省略し、「前輪12f」、「後輪12r」と呼ぶ。また、前輪および後輪を区別しない場合には、まとめて「車輪12」と呼ぶ。
このように自動車10を8輪構成とすることにより、4輪構成に比べて、一つの車輪12にかかる荷重を軽減でき、各車輪12の径を小さくできる。そして、車輪12が小径となることで、車室のフロアレベルを低くでき、車室空間を広く確保できる。また、車輪12が小径となることで、後述する表示部16の表示面積を広く確保することができるが、これについては後述する。
ボディの前部、後部、および、側部の外装面には、映像を表示する前方表示部16f、後方表示部16r、側方表示部16sが設けられている。なお、以下では、前方、後方、側方を区別しない場合は、添字アルファベットを省略し、「表示部16」と呼ぶ。図1〜図3において、薄墨ハッチングを施した箇所は、表示部16として機能する範囲を示している。表示部16に表示される映像は、特に限定されないが、例えば、商品・サービスの広告・宣伝用の映像を表示することができる。広告・宣伝用の映像としては、例えば、自動車10で運営している店舗の名称、取り扱い商品のイメージ等がある。また、表示部16は、自動車10の運転状況を示す情報(例えば進行方向や進路変更方向を示す情報等)や、周囲へのメッセージ等を表示してもよい。
各表示部16は、1以上のディスプレイで構成される。表示部16を構成するディスプレイとしては、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が挙げられる。これら表示部16を構成するディスプレイは、光を透過させない不透明ディスプレイでもよいし、映像を表示しない場合に光を透過させる透明ディスプレイであってもよい。
ここで、ボディの前部、後部、および、側部に不透明ディスプレイが配された場合、外部環境を視認するためのウィンドウを設けることができない。しかし、本明細書で開示する自動車10は、上述したとおり、自動運転で走行する。したがって、乗員が外部環境を視認する必要はないため、ボディの外装面の大部分が不透明ディスプレイで覆われても問題ない。ただし、運転とは別の理由で、外部の環境を視認したいという要望もあり得る。その場合には、車室内にもディスプレイを配置し、自動運転のために取り付けられた光学カメラ等で撮影された車外の映像を、当該車室内ディスプレイに表示するようにしてもよい。
また、別の形態として、透明ディスプレイを用いてもよく、この場合、当該透明ディスプレイを、自動車10のウィンドウガラスとして用いてもよい。すなわち、自動車10のボディに窓として機能する開口を形成しておき、この開口に透明ディスプレイを嵌め込んでもよい。この場合、透明ディスプレイにおける映像の表示範囲、密度を調整することで、ウィンドウガラスの透過度を調整することもできる。換言すれば、透明ディスプレイは、濃度可変のスモークウィンドウとして利用できる。
また、本例では、表示部16による広告宣伝効果や注意喚起の効果をより向上するために、自動車10のサイズに比して、表示部16のサイズを大きくしている。特に、車外から視認されやすい側方表示部16sは、当該自動車10の側部の大部分を占めるサイズとなっている。具体的には、図1に示すように、自動車10の側部に配される側方表示部16sは、上下方向においては、ボディの上端近傍から車輪12の頂部より下側となる位置まで広がっている。また、側方表示部16sは、前後方向においては、第一前輪12f1の後端および第一後輪12r1の前端(すなわち車輪12の前後方向内側端部)より外側まで広がっている。その結果、側方表示部16の下端縁は、その前後方向端部が、車輪12を避けるように上方に湾曲または屈曲している。さらに、別の言い方をすれば、側方表示部16sは、その下側の2隅が、車輪12を避けるように切り欠かれているものの、当該車輪12を越えて広がるようなサイズ、形状となっている。このように、側方表示部16sを、車輪12を避けつつも、当該車輪12を越えて広がるサイズ・形状とすることで、自動車10のサイズに比して大型の側方表示部16sを得ることができる。結果として、側方表示部16sの宣伝や注意喚起の効果をより向上できる。
また、本例では、自動車10の前部および後部に配される前方表示部16fおよび後方表示部16rも、極力、大型としている。具体的には、図3に示すとおり、前方表示部16fおよび後方表示部16rの下端は、車輪12の頂部より下側に位置している。また、自動車10の前部および後部の上端は、ルーフに向かって傾斜しているが、前方・後方表示部16f,16rは、この傾斜面まで延びている。
こうした自動車10は、複数のユニット14e,14iを組み合わせて構成される。図4は、一つの自動車10を、ユニット14e,14iごとに分けた図である。本例の自動車10は、一対の端部ユニット14eと、当該一対の端部ユニット14eの間に配される複数の中間ユニット14iと、を有する。なお、以下では、端部と中間とを区別しない場合は、単に、「ユニット14」と呼ぶ。端部ユニット14eは、自動車10の前部(前端ユニット)または後部(後端ユニット)として機能するユニットである。すなわち、本例の自動車10において、前部(前端ユニット)と後部(後端ユニット)は、まったく同じ構成となっている。各端部ユニット14eは、後輪12rまたは前輪12fとして機能する四つの車輪12を有している。また、端部ユニット14eの側部には、この車輪12を避けるように配されたディスプレイ18が配されている。端部ユニット14eの前後方向一端は、閉塞されており、車両前端面または後端面を構成する。また、端部ユニット14eの前後方向他端は、大きく開口されており、中間ユニット14iの内部空間と連通できるようになっている。なお、本例では、車両の前部および後部を同一構成としているが、これらは、互いに異なる構成としてもよい。同一構成の一対の端部ユニット14eに替えて、互いに構成が異なる前部ユニットおよび後部ユニットを用いてもよい。
中間ユニット14iは、その前後方向両端が大きく開口した略角筒状のユニット14である。この中間ユニット14iは、車室の一部を構成するコンテナ型アッパーと、当該コンテナ型アッパーの下部(すなわち車室フロアパネルの下部)に配される床下バッテリーと、を有している。また、コンテナ型アッパーの側部には、乗降口となる乗降用開口24と、当該乗降用開口24を開閉するドア22と、が設けられている(図7参照)。上述した側方表示部16sを構成するディスプレイ18は、ドア22の外装面のほぼ全面に配されている。また、乗降用開口24は、中間ユニット14iの前後方向の全幅に亘っている。したがって、ドア22を開けた場合、自動車10の側部には、図7に示すように、ピラー等がない、一つの大きな乗降用開口24が得られる。
なお、図7に示すように、乗降用開口24をピラーレスとする場合には、ボディの強度を確保するために、当該乗降用開口24は、自動車10の一側部にのみ設け、反対側の側部には、乗降用開口24を設けないことが望ましい。もちろん、乗降用開口24または車室内にピラー等のフレームを設けるのであれば、乗降用開口24は、自動車10の両側部に設けてもよい。
中間ユニット14iは、端部ユニット14eまたは他の中間ユニット14iと機械的かつ電気的に連結可能となっている。この連結の形態は、特に限定されず、例えば、各ユニット14の端面に、他のユニット14の端面と機械的に連結し得る連結機構を設けてもよい。また、別の形態として、各ユニット14は、当該ユニット14とは別に設けられた、連結部材(例えば連結用幌など)を用いて、機械的に連結されてもよい。また、各ユニット14は、種々のコネクタを用いて電気的接続されてもよい。したがって、側方表示部16sを構成する複数のディスプレイ18も、互いに連動した一つの画面として機能するように、電気的に接続される。こうした各ユニット14の連結は、工場等の生産現場で行われてもよいし、自動車ディーラーや、自動車10のオーナーの所有する敷地内などで行われてもよい。
一つの自動車10に配される中間ユニット14iの個数は、特に限定されず、適宜、変更されてもよい。例えば、自動車10は、二つの端部ユニット14eの間に二つの中間ユニット14iを配した「ミドル」構成としてもよい。また、別の形態として、自動車10は、図5に示すように、一つの中間ユニット14iを有する「ショート」構成としてもよいし、図6に示すように、四つの中間ユニット14iを有する「ロング」構成としてもよい。また、これまでは、端部ユニット14eと、ピラーレスの乗降用開口24を形成する中間ユニット14iと、の2種類だけを組み合わせているが、必要に応じて、3種類以上のユニット14を組み合わせてもよい。例えば、これまで説明した中間ユニット14iに加えて、または、替えて、一対の端部ユニット14eの中間に配され、かつ、車輪12を具備したユニットや、乗降用開口24にピラーが設けられたユニット等を組み合わせてもよい。
上述したとおり、中間ユニット14iの側部には、ドア22が設けられているが、このドア22は、乗降用開口24を完全に開口できるのであれば、その形態は特に限定されない。したがって、例えば、中間ユニット14iに設けられるドア22は、スライドドアとしてもよい。スライド移動したドア22は、図7に示すように、端部ユニット14eの側部を覆うように、端部ユニット14eの側方に位置する。さらに、ドア開放時には、2以上のスライドドアを厚み方向に重ねてもよい。このように、2以上のスライドドアを厚み方向に重ねることで、全てのドア22を、端部ユニット14eの側方に配置することができ、乗降用開口24を広く開けることができる。
なお、ドア22をスライドドアとする場合には、当該ドア22のスライドをガイドするガイド機構を設ける。このガイド機構の構成は、種々考えられるが、例えば、ガイドレール30と、スライドローラ32と、を用いてドア22のスライド機構を構成してもよい。図8は、スライド機構の一例を示す図であり、自動車10の下部周辺の概略縦断面である。図8において、紙面右側が車両幅方向外側であり、紙面上側が車両上側である。
図8の例では、ドア22の下部には、スライドローラ32が設けられている。また、電池搭載面34には、スライドローラ32の移動方向をガイドするガイドレール30が、設けられている。すなわち、床下電池36は、フロアパネル38の下部に設けられるが、このフロアパネル38と床下電池36の搭載面34との間には、若干の空間が存在する。ガイドレール30は、この空間に設けられている。また、同様のスライドローラ32およびガイドレール30は、ドア22の上部および自動車10の上部にも設けられている。
図9は、電池搭載面34に載置されたガイドレール30を上面から見た図であり、ドア22のスライドの様子を示す図である。図9において、紙面下側が車両幅方向外側であり、紙面左側が前後方向端部側である。また、図9に示すガイドレール30は、前後方向に連続して並ぶ二枚のドア22を、一方向にスライドさせて、厚み方向に重ねるためのガイドレール30である。以下では、二枚のドア22のうち前後方向端部寄りのドア22を「端部ドア22e」、残りのドア22を「中央ドア22c」と呼ぶ。
この場合、ガイドレール30は、図9に示すとおり、車両前後方向に延びる3列のスライドレール30aと、3列のスライドレール30aを連結するべく車両幅方向に延びるシフトレール30bと、を含む。また、車両の下部に設けられたスライドローラ32は、これらレール30a,30bに沿って移動するとともに、90度の旋回も可能となっている。なお、このスライドローラ32は、モータ等により駆動される。
ドア22を開放させる際には、図9に示すように、必要に応じて、ドア22を、車両幅方向にシフトさせながら、車両前後方向にスライドさせる。具体的に説明すると、ドア22の閉鎖時には、図9(a)に示すように、端部ドア22eおよび中央ドア22cのスライドローラ32は、いずれも、最も内側のスライドレール30aに位置している。ドア22を開く際には、まず、図9(b)に示すように、各スライドローラ32を、幅方向に移動できるように、90度旋回させたうえで、シフトレール30bに沿って、スライドローラ32を一列分外側に移動させる。そして、図9(c)に示すように、各スライドローラ32を、前後方向に移動できるように、再び旋回させたうえで、各スライドローラ32を、真ん中のスライドレール30aに沿って端部側に移動させる。その後、端部ドア22eが、端部ユニット14eの側方に達すれば、図9(d)に示すように、中央ドア22cのスライドローラ32のみを、90度旋回させたうえでシフトレール30bに沿って移動させ、これにより、中央ドア22cのみを一列分外側に移動させる。そして、中央ドア22cを、最も外側のスライドレール30aに沿って前後方向端部側にスライド移動させれば、ドア22の開動作が完了となる。
なお、ここで説明したドア22の構成は、一例であり、乗降用開口24を大きく開けることができるのであれば、その他の構成でもよい。例えば、上述の説明では、レールを用いてドア22をスライドさせているが、例えば、磁力を利用して、ドア22をスライドさせてもよい。
また、ドア22は、スライドドアに限らず、他の形式のドアでもよい。例えば、図10に示すように、ドア22は、その上端に設けられたヒンジ40周りに回動することで、上方に跳ね上がる跳ね上げ式ドアでもよい。このとき、跳ね上げたドア22の飛び出し量を低減するために、ドア22の高さ方向中央に、当該ドア22を二以上に折り曲げる追加のヒンジ42を設けてもよい。また、跳ね上げたドア22は、自動車10の屋根裏に収容されてもよい。いずれにしても、開放時において、ドア22が、乗降用開口24と重ならない位置に移動する構成とすることで、大きな開口を得ることができる。なお、各ドア22の外装面に設けられたディスプレイ18は、当該ドア22が開状態となった時点で、電源OFFとしてもよいし、電源ONのまま映像を表示し続けてもよい。
ここで、これまでの説明で明らかなとおり、本例の自動車10は、車両前後方向両端に一対の端部ユニット14e(車両端部)を有している。この二つの端部ユニット14eは、車両前部としての機能と、車両後部としての機能と、の双方を有している。例えば、通常、車両前部には、ヘッドライトが設けられており、車両後部には、テールライトが設けられている。本例の端部ユニット14eには、図3に示すとおり、ヘッドライトとして機能するとともに、テールライトとしても機能するライト20が設けられている。このライト20は、端部ユニット14eが車両前部として機能する場合には、周辺環境の明度に応じてヘッドライトに適した色(白色等)で点灯し、端部ユニット14eが車両後部として機能する場合には、ブレーキの使用状況等に応じてテールライトに適した色(赤色等)で点灯または点滅する。
そして、本例の自動車10では、当該自動車10の進行方向を反転させる際には、当該自動車10をUターンさせるのではなく、車輪12の回転方向を反転させる。そして、この自動車10の進行方向の反転に連動して、反転前に車両前部として機能した端部ユニット14eが車両後部として機能し、反転前に車両後部として機能した端部ユニット14eが車両前部として機能するように、二つの端部ユニット14eの機能を切り替える。これにより、車両をUターンさせることなく、進行方向を反転させることができる。
なお、本例の自動車10は、各車輪12の内部に走行用モータを配したインホイールモータ方式となっている。そして、図11(a)に示すように、この車輪12の軸方向外側端面には、ホイールカバー44が設けられている。このホイールカバー44には、走行用モータ(インホイールモータ)に冷却風を送り込むダクトが設けられている。自動車10の進行方向を反転する際には、図11(b)に示すように、このダクトの吸気口46の向きが180度回転するように、ホイールカバー44を回転させる。これにより、吸気口46が、常に、進行方向前側を向くことになり、ダクト内に走行風を効果的に取り込むことができる。また、ホイールカバー44には、進行方向を表示するマーク48(例えば矢印等)が付されており、ホイールカバー44が回転することで、このマーク48の向きも180度反転する。そして、これにより、自動車10の進行方向を周囲により確実に通知できる。なお、インホイールモータの構成は、周知の公知技術を採用できるため、ここでの詳説は、省略する。
ところで、こうした車輪12は、上述したとおり、自動車10の四隅に2つずつ、合計8個設けられている。本例では、自動車10を大きく旋回させる際には、この8つの車輪12のうち、外側4つの車輪12(第一前輪12f1および第一後輪12r1)のみをステアさせる。具体的には、まず、図12(a)に示すように、まず、第一前輪12f1および第一後輪12r1のみを下方に下げ、第二前輪12f2および第二後輪12r2を宙に浮かせる。そして、この状態で、図12(b)に示すように、第一前輪12f1および第一後輪12r1のみを、旋回させ、走行させる。旋回動作が完了すれば、第一前輪12f1および第一後輪12r1を上昇させ、再び、8輪での走行を行う。
かかる構成とすることで、自動車10を、その場で旋回させることができ、小回り性能を向上できる。また、第一前輪12f1および第一後輪12r1は、車両前後方向外側に配置されているため、フロアパネル38と干渉することなく、大きく旋回できる。これについて図13を参照して説明する。図13は、第一前輪12f1・第二前輪12f2と、フロアパネル38との位置関係を示す図である。この図13において円C1および円C2は、それぞれ、第一前輪12f1および第二前輪12f2の旋回に必要なスペースを示している。
図13に示すとおり、本例では、第二前輪12f2は、フロアパネル38の前端より後方に位置している。そして、第二前輪12f2の側縁は、フロアパネル38の側縁に近接している。そのため、第二前輪12f2を大きく旋回しようとすると、当該第二前輪12f2とフロアパネル38との干渉が生じる。一方、第一前輪12f1の回転中心かつ旋回中心は、フロアパネル38の前端よりも前方に位置している。さらに、フロアパネル38の前端縁は、前方に凸の弧を描いており、前方に近づくにつれて幅が狭くなっている。そのため、第一前輪12f1が大きく旋回したとしても、当該第一前輪12f1とフロアパネルとの干渉が生じにくい。
なお、上述の説明では、第一前輪12f1および第一後輪12r1を接地した状態で旋回させているが、第一前輪12f1および第一後輪12r1を空中で旋回させてから接地させてもよい。すなわち、旋回する際には、まず、第二前輪12f2および第二後輪12r2を下降させて、第一前輪12f1および第一後輪12r1を浮かせた後、第一前輪12f1および第一後輪12r1を旋回させる。そして、その後、第一前輪12f1および第一後輪12r1を下降、第二前輪12f2および第二後輪12r2を上昇させて、第一前輪12f1および第一後輪12r1を接地させてもよい。かかる構成とすることで、第一前輪12f1および第一後輪12r1を旋回させる際の負荷を大幅に低減できる。
また、上述の説明は、大きく旋回する場合の動作であり、旋回量が小さい場合には、第二前輪12f2および第二後輪12r2も旋回させてもよい。すなわち、8つの車輪12f1,12f2,12r1,12r2を接地させた状態のまま、必要に応じて、第二前輪12f2および第二後輪12r2を、第一前輪12f1および第一後輪12r1とともに旋回させてもよい。
また、これまで説明した構成は一例であり、少なくとも、自動車10の側部に設けられた表示部16が、上下方向において車輪12の頂部より下側まで広がっており、前後方向において車輪12の前後方向内側端部より外側まで広がっているのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、これまでの説明では、自動運転で走行する自動車10を例に挙げて説明したが、本明細書で開示の技術は、自動運転車両に限らず、乗員が運転操作する自動車に適用されてもよい。また、本明細書で開示の表示部16は、複数のユニット14を連結した自動車10に限らず、他の自動車10に設けられてもよい。また、上述の説明では、自動車10は、もっぱら公道を走行しているが、自動車10は、特定の私有地(例えば、遊園地や大規模施設の駐車場、ゴルフ場など)でのみ走行するものとしてもよい。
10 自動車、12 車輪、14e 端部ユニット、14i 中間ユニット、16f 前方表示部、16r 後方表示部、16s 側方表示部、18 ディスプレイ、20 ライト、22 ドア、24 乗降用開口、30 ガイドレール、32 スライドローラ、36 床下電池、38 フロアパネル、44 ホイールカバー、46 吸気口、48 マーク。

Claims (6)

  1. 略箱型のボディと、
    車両の四隅に配される車輪と、
    前記ボディの側部の外装面に配され、映像を表示する側方表示部と、
    を備える自動車であって、
    前記自動車は、前端に配される前端ユニットと、後端に配される後端ユニットと、前記前端ユニットおよび後端ユニットの間に配される1以上の中間ユニットと、を前後方向に機械的かつ電気的に連結して構成されており、
    前記前端ユニットと前記後端ユニットと前記中間ユニットは、それぞれ、その側部の外装面に設けられたディスプレイを備え、
    前記側方表示部は、複数の前記ディスプレイで構成される、
    ことを特徴とする自動車。
  2. 請求項1に記載の自動車であって、
    前記中間ユニットの側部には、当該中間ユニットの前後方向の全幅に亘る乗降用開口と、前記乗降用開口を開閉するドアと、が設けられており、
    前記側方表示部を構成する前記ディスプレイは、前記ドアのほぼ全面に設けられている、
    ことを特徴とする自動車。
  3. 請求項2に記載の自動車であって、
    前記自動車は、3以上の中間ユニットを有し、
    前記ドアは、車両前後方向にスライドするスライドドアであり、
    ドア開放時、前記前端ユニットまたは前記後端ユニットの側方に、2以上のスライドドアが厚み方向に重なって配される、
    ことを特徴とする自動車。
  4. 請求項3に記載の自動車であって、さらに、
    前記スライドドアの下部に設けられたスライドローラと、
    車両前後方向に連続して並ぶ二つの前記スライドドアに設けられた前記スライドローラの移動方向をガイドするガイドレールと、
    を備え、
    前記ガイドレールは、車両前後方向に延びるとともに車両幅方向に間隔を開けて延びる3列のスライドレールと、前記3列のスライドレールを接続するべく車両幅方向に延びるシフトレールと、を含み、
    前記スライドローラは、前記スライドレールおよび前記シフトレールに沿って移動するとともに、90度旋回することでその移動方向を90度切り替える、
    ことを特徴とする自動車。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の自動車であって、
    前記自動車は、車両前後方向両端に一対の車両端部を有し、
    各車両端部は、車両前部としての機能と、車両後部としての機能と、の双方を有しており、
    前記自動車の進行方向を反転する際には、前記車輪の回転方向を反転するとともに、反転前の車両前部が車両後部となり、反転前の車両後部が車両前部となるように、前記一対の車両端部の機能を切り替える、
    ことを特徴とする自動車。
  6. 請求項5に記載の自動車であって、
    前記車両端部には、ヘッドライトとして機能するとともに、テールライトとしても機能する端部用ライトが設けられており、
    前記端部用ライトは、前記車両端部が前記車両前部として機能する場合には、周辺環境の明度に応じてヘッドライトに適した色で点灯し、前記車両端部が前記車両後部として機能する場合には、ブレーキの使用状況に応じてテールライトに適した色で点灯または点滅する、
    ことを特徴とする自動車。
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