JP2019115180A - 回転機の固定子 - Google Patents

回転機の固定子 Download PDF

Info

Publication number
JP2019115180A
JP2019115180A JP2017247241A JP2017247241A JP2019115180A JP 2019115180 A JP2019115180 A JP 2019115180A JP 2017247241 A JP2017247241 A JP 2017247241A JP 2017247241 A JP2017247241 A JP 2017247241A JP 2019115180 A JP2019115180 A JP 2019115180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
segment
slot
accommodated
constituting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017247241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6508318B1 (ja
Inventor
健 諏訪園
Takeshi Suwazono
健 諏訪園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2017247241A priority Critical patent/JP6508318B1/ja
Priority to EP18894629.7A priority patent/EP3731378B1/en
Priority to CN201880083740.2A priority patent/CN111527671B/zh
Priority to PCT/JP2018/042406 priority patent/WO2019130893A1/ja
Priority to US16/954,264 priority patent/US11056944B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6508318B1 publication Critical patent/JP6508318B1/ja
Publication of JP2019115180A publication Critical patent/JP2019115180A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/12Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

【課題】コイルエンドを小型化でき、且つ巻線配置を変更することなく複数の電圧使用に対応できる回転機の固定子を提供する。【解決手段】周方向に沿って設けられた複数のスロット14を有するステータコア12と、平角線により構成され、スロット14に収納されるセグメント22と、径方向に沿って配置された複数のセグメント22からなる単位コイル21をステータコア12の周方向に配置して形成される分布巻巻線と、を備え、単位コイル21を、相互に異なる複数のスロット間隔で径方向に交互に且つ同心状に配置されたセグメント22を接続して形成するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、回転機の固定子に関する。
下記特許文献1には、隣接する複数の同相スロットを設け、セグメントとして通常セグメント(9スロットピッチ)と異なり、且つ相互に異なるスロットピッチを持つ特別セグメントや特別U相セグメントを設けることにより、複数の同相スロットを隣接させることができ、ターン数増大による回転電機の高電圧化を付随悪影響を抑止しつつ実現することを可能としたセグメント順次接合型ステータコイルを有する高電圧車両用回転電機が開示されている。
また、下記特許文献2には、図7に示すように、円環状の電磁鋼板を複数枚積層したステータコア12と、ステータコア12に巻回される3相巻線20とで構成されている回転電機固定子10において、各相の巻線を、コイル素線をほぼ6角形に巻回された16個の単位コイル21を組み合わせて構成し、ステータコア12の円環状の内周側に開口し、径方向に延び、周方向に複数個配置される溝であるスロット14に、1番目の単位コイル21のすぐ隣に2番目の単位コイル21を配置し、以下、3番目、4番目、5番目、・・・、14番目、15番目と順次隣り合わせに配置して、円周方向に2周して、16番目の単位コイル21となるように配置したものが開示されている。この構成において、1番目の単位コイル21と9番目の単位コイル21とは1スロット分ずれているが一部重なり合い、同様に、コイル番号をiとして、i番コイルと(i+1)番コイルとは、1スロット分ずれているが一部重なり合うように配置されている。
なお、図7では、3相巻線のうちの1相分であるU相巻線20のみが示されている。図7に示す例ではスロット14がステータコア12の周方向に48個(SL1〜SL48)配置され、そのうちの16個にU相巻線20が配置されている。
特開2004−23808号公報 特開2012−16195号公報
ここで、上述した特許文献1のセグメントの配置では、端子電圧を変更する場合、巻線配置の見直しが必要となり、端子電圧の変更を容易に行うことができないという問題があった。
また、上述した特許文献2では、単位コイルを同一の形状のコイル素線で構成しているため、コイルエンドを小さくすることが困難という問題があった。
このようなことから本発明は、コイルエンドを小型化でき、かつ巻線配置は変更せず接続方法の変更によって、複数の電圧仕様に対応できる回転機の固定子を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る回転機の固定子は、
周方向に沿って設けられた複数のスロットを有するステータコアと、
平角線により構成され、前記スロットに収納されるセグメントと、
径方向に沿って配置された複数の前記セグメントからなる単位コイルを前記ステータコアの周方向に配置して形成される分布巻巻線と、
を備え、
前記単位コイルは、相互に異なる複数のスロット間隔で径方向に交互に且つ同心状に配置された前記セグメントを接続して形成される
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第2の発明に係る回転機の固定子は、
前記単位コイルは、前記ステータコアの周方向に2n個(ただし、nは1以上の自然数)配置され、
前記分布巻巻線は、巻き始めの前記単位コイルを1番目のコイルとし、巻き終わりの前記単位コイルを2n番目のコイルとして、
1番目のコイルを構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットが、n番目のコイル、(n+1)番目のコイルおよび前記2n番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記セグメントが収納される他の二つの前記スロットが、2番目のコイル、前記(n+1)番目のコイルおよび(n+2)番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じであり、
(1+2i)番目のコイル(ただし、iは1から(n/2−1)までの自然数)を構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットが、2i番目のコイル、(n+2i)番目のコイルおよび(n+1+2i)番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記セグメントが収納される他の二つの前記スロットが、(2+2i)番目のコイル、前記(n+1+2i)番目のコイルおよび(n+2+2i)番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じである
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第3の発明に係る回転機の固定子は、
前記セグメントは、第一のスロット間隔を有する第一のセグメントと、前記第一のスロット間隔よりも大きい第二のスロット間隔を有する第二のセグメントとを含み、
前記単位コイルは、前記第一のセグメントと前記第二のセグメントとを径方向に交互に且つ同心状に配置して形成され、
前記1番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記n番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記2n番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記n番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記2n番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記2番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記2番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記2i番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記2i番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記(2+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記(2+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じである
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第4の発明に係る回転機の固定子は、
前記単位コイルを前記ステータコアの周方向にn個ごとに直列に接続してなる各相の単位巻線を、直列に接続してなる
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第5の発明に係る回転機の固定子は、
前記単位コイルを前記ステータコアの周方向に(n/2)個ごとに直列に接続してなる各相の単位巻線を、並列に接続してなる
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第6の発明に係る回転機の固定子は、
前記セグメントは、一本の平角線の両端を曲げてヘアピン状に形成されるとともに、両端が相互に異なる前記スロットに挿入され、
当該セグメントの前記ステータコアから突出して曲げられた先端部は、他の前記セグメントの前記先端部又は相端子又は中性点に接続されている
ことを特徴とする。
本発明に係る回転機の固定子によれば、相互に異なる複数のスロット間隔でセグメントを径方向に交互に且つ同心状に配置して単位コイルを形成したことにより、一つのセグメントの軸方向の内側に他のセグメントを配置することが可能となり、従来の単位コイルに比較して、セグメントを密集させて単位コイルを形成することができるため、コイルエンドの小型化が可能となる。またコイルエンドを直接液冷する場合、セグメントを密集させていることで冷媒をコイルエンド全体に十分に行き渡らせることが可能となり、冷却効果が向上する。また、セグメントの配置が同一であっても、これにより形成される単位コイルの接続関係を変更することで直列配線または並列配線を選択することが可能となる。さらに加えて、並列配線とした場合でも、循環電流の発生を防止することができる。
本発明の実施例に係る回転機の固定子において部分巻線を直列に接続する場合のU1相のセグメントの配置例を示す説明図である。 本発明の実施例に係る回転機の固定子において部分巻線を直列に接続する場合のU2相のセグメントの配置例を示す説明図である。 本発明の実施例に係る回転機の固定子において部分巻線を並列に接続する場合のU1相およびU2相のセグメントの配置例を示す説明図である。 本発明の実施例に係る回転機の固定子において部分巻線を並列に接続する場合のU3相およびU4相のセグメントの配置例を示す説明図である。 各相の部分巻線を直列に接続した場合の結線図である。 各相の部分巻線を並列に接続した場合の結線図である。 従来の回転電機固定子における、1相分の分布巻コイルが巻回された様子を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る回転機の固定子について説明する。
図1から図6を用いて本発明の一実施例に係る回転機の固定子の詳細を説明する。なお、本実施例に係る回転機の固定子の構造は、図7に示し上述した回転電機固定子10と各相の巻線の配置以外概ね同様であるので、以下の説明において図7に示し上述した部材と同様の作用を奏する部材については同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図1および図2に、部分巻線としてのU1相とU2相とを直列に接続してU相巻線を構成する場合のセグメント22の配置例を示す。図1はU1相の配置であり、図2はU2相の配置である。また、図3および図4に部分巻線としてのU1相からU4相を並列に接続してU相巻線を構成する場合のセグメント22の配置例を示す。図3はU1相およびU2相の配置であり、図4はU3相およびU4相の配置である。なお、V相巻線およびW相巻線については、セグメント22を挿入するスロット14の周方向の位置が異なる点を除きU相巻線と概ね同様の構成であるため、詳しい説明は省略する。
本実施例では、セグメント22として、一本の導体素線(平角線)の両側を曲げてヘアピン状に形成されたものを用いる。このセグメント22の両端はそれぞれ異なるスロット14に挿入され、セグメント22のステータコア12から突出した部分(以下、先端部)は曲げられて、例えば他のセグメント22のステータコア12から突出した先端部、U相端子、又は中性点N等と接続される。
図1から図4では、各セグメント22の頭部側を実線で示し、各セグメント22の脚部側(接続側)を破線で示している。図1から図4において、Saはセグメント22を区別するための符号であって接続される順番にa=1,2,…,64としており、例えば1番目のセグメント22はS1と表示している。また、SLbはスロット14を区別するための符号であって周方向に沿って順番にb=1,2,…,48(図7参照)としており、例えば1番目のスロット14はSL1と表示している。また、Ncはスロット14内でセグメント22が収納(挿入)される位置を区別するための符号(以下、導体番号)であって外径側から順番にc=1,2,…,8としている。また、Cdは同心状に巻回された複数のセグメント22からなる単位コイル21を区別するための符号であって接続される順番にd=1,2,…,16としており、例えば1番目の単位コイル21はC1と表示している。なお、単位コイル21はステータコア12の周方向に2n個(ただし、nは1以上の自然数。本実施例ではn=8)配置される。
また、図1から図4中、白丸はセグメント22のU相端子側、黒丸はセグメント22の中性点N(図5,6参照)側を示している。また、U相端子に接続されるセグメント22が収納されるスロット14の位置にはドットを付し、中性点Nに接続されるセグメント22が収納されるスロット14の位置には斜線を付している。
図1から図4に示すように、本実施例において単位コイル21は、二種類のセグメント22(第一のセグメント22A,第二のセグメント22B)が、径方向に交互に且つ同心状に配置されて構成されている。第一のセグメント22Aは、その両端が5スロット間隔でスロット14に挿入されるように形成されている。第二のセグメント22Bは、その両端が7スロット間隔でスロット14に挿入されるように形成されている。
より具体的には、図1および図3に示すように、jを=0から(n/2−1)までの自然数(本実施例では、j=0,1,2,3)として、(1+2j)番目の単位コイル21は、(1+8j)番目、(2+8j)番目、(3+8j)番目、(4+8j)番目、(5+8j)番目の五つのセグメント22からなる。
(1+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(2+12j)番目のスロット14の導体番号N1の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N1の位置に収納されている。(2+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(1+12j)番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N3の位置に収納されている。(3+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(2+12j)番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納されている。(4+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(1+12j)番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納されている。(5+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(2+12j)番目のスロット14の導体番号N8の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N8の位置に収納されている。
(1+2j)番目の単位コイル21では、図中破線で示すように、(1+8j)番目のセグメント22の中性点側と(2+8j)番目のセグメント22のU相端子側、(2+8j)番目のセグメント22の中性点側と(3+8j)番目のセグメント22のU相端子側、(3+8j)番目のセグメント22の中性点側と(4+8j)番目のセグメント22のU相端子側、(4+8j)番目のセグメント22の中性点側と(5+8j)番目のセグメント22のU相端子側とが接続されている。
また、(2+2j)番目の単位コイル21は、(6+8j)番目、(7+8j)番目、(8+8j)番目の三つのセグメント22からなる。
(6+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(13+12j)番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納されている。(7+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(14+12j)番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納されている。(8+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(13+12j)番目のスロット14からの導体番号N3の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納されている。
(2+2j)番目の単位コイル21では、図中破線で示すように、(6+8j)番目のセグメント22の中性点側と(7+8j)番目のセグメント22のU相端子側、(7+8j)番目のセグメント22の中性点側と(8+8j)番目のセグメント22のU相端子側とが接続されている。
ただし、8番目の単位コイル21では、30番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が1番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納され、中性点N側が44番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納されている。31番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が2番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納され、中性点N側が43番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納されている。32番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が1番目のスロット14の導体番号N3の位置に収納され、中性点N側が44番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納されている。
また、図2および図4に示すように、j=0,1,2,…,(n/2−1)(本実施例では、j=0,1,2,3)として、(9+2j)番目の単位コイル21は、(33+8j)番目、(34+8j)番目、(35+8j)番目、(36+8j)番目、(37+8j)番目の五つのセグメント22からなる。
(33+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(1+12j)番目のスロット14の導体番号N1の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N1の位置に収納されている。(34+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(2+12j)番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N3の位置に収納されている。(35+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(1+12j)番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納されている。(36+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(2+12j)番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納されている。(37+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(1+12j)番目のスロット14の導体番号N8の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N8の位置に収納されている。
また、(10+2j)番目の単位コイル21は、(38+8j)番目、(39+8j)番目、(40+8j)番目の三つのセグメント22からなる。
(38+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(14+12j)番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納されている。(39+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(13+12j)番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納されている。(40+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(14+12j)番目のスロット14の導体番号N3の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納されている。
ただし、16番目の単位コイル21では、62番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が2番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納され、中性点N側が43番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納されている。63番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が1番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納され、中性点N側が44番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納されている。64番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が2番目のスロット14の導体番号N3の位置に収納され、中性点N側が43番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納されている。
すなわち、本実施例においては、各単位コイル21において、二つのスロット間隔を有するセグメント22(22Aおよび22B)を同心状にスロット14に配置することにより、一つの単位コイル21を構成するセグメント22が四つのスロット14に収容された状態となっている。
そして、1番目の単位コイル21を構成する第一のセグメント22Aの各相の端子側(以下、相端子側)が収納されるスロット14が、当該1番目の単位コイル21の一方に隣接するn番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、(n+1)番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、および当該(n+1)番目の単位コイル21の一方に隣接する2n番目の単位コイル21の第二のセグメント22Bの端子側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、1番目の単位コイル21を構成する第二のセグメント22Bの相端子側が収納されるスロット14が、当該1番目の単位コイル21の一方に隣接するn番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、(n+1)番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、および当該(n+1)番目の単位コイル21の一方に隣接する2n番目の単位コイル21の第一のセグメント22Aの端子側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、1番目の単位コイル21を構成する第一のセグメント22Aの中性点側が収納されるスロット14が、当該1番目の単位コイル21の他方に隣接する2番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、(n+1)番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、および当該(n+1)番目の単位コイル21の他方に隣接する(n+2)番目の単位コイル21の第二のセグメント22Bの中性点側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、1番目の単位コイル21を構成する第二のセグメント22Bの中性点側が収納されるスロット14が、当該1番目の単位コイル21の他方に隣接する2番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、(n+1)番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、および当該(n+1)番目の単位コイル21の他方に隣接する(n+2)番目の単位コイル21の第一のセグメント22Aの中性点側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、(1+2i)番目の単位コイル21(ただし、iは1から(n/2−1)までの自然数)を構成する第一のセグメント22Aの各相の端子側(以下、相端子側)が収納されるスロット14が、当該(1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する2i番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、(n+1+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、および当該(n+1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する(n+1+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22Bの端子側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、(1+2i)番目の単位コイル21を構成する第二のセグメント22Bの相端子側が収納されるスロット14が、当該(1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する2i番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、(n+1+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、および当該(n+1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する(n+1+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22Aの端子側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、(1+2i)番目の単位コイル21を構成する第一のセグメント22Aの中性点側が収納されるスロット14が、当該(1+2i)番目の単位コイル21の他方に隣接する(2+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、(n+1+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、および当該(n+1+2i)番目の単位コイル21の他方に隣接する(n+2+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22Bの中性点側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、(1+2i)番目の単位コイル21を構成する第二のセグメント22Bの中性点側が収納されるスロット14が、当該(1+2i)番目の単位コイル21の他方に隣接する(2+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、(n+1+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、および当該(n+1+2i)番目の単位コイル21の他方に隣接する(n+2+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22Aの中性点側が収納されるスロット14と同じとなっている。
このような本実施例の回転機の固定子では、図1および図2に示すように、5番目,8番目,13番目,16番目,21番目,24番目,29番目のセグメント22の中性点側と、6番目,9番目,14番目,17番目,22番目,25番目,30番目のセグメント22のU相端子側をそれぞれ接続することにより1〜8番目の単位コイル21を直列に接続したものをU1相巻線、37番目,40番目,45番目,48番目,53番目,56番目,61番目のセグメント22の中性点側と、38番目,41番目,46番目,49番目,54番目,57番目,62番目のセグメント22のU相端子側をそれぞれ接続することにより9〜16番目の単位コイル21を直列に接続したものをU2相巻線として、32番目のセグメント22の中性点N側の脚部と、33番目のセグメント22のU相端子側の脚部とを接続することにより、U1相巻線とU2相巻線とを直列に接続してなるU相巻線を作製することができる。
同様に、図5に示すようにV1相巻線とV2相巻線とを直列に接続してV相巻線を作製し、W1相巻線とW2相巻線とを直列に接続してW相巻線を作製し、U相巻線,V相巻線およびW相巻線をY結線により結線することでステータコイルを直列巻線構造とすることができる。
また、図3および図4に示すように、5番目,8番目,13番目のセグメント22の中性点側と、6番目,9番目,14番目のセグメント22のU相端子側をそれぞれ接続することにより1〜4番目の単位コイル21を直列に接続したものをU1相巻線、21番目,24番目,29番目のセグメント22の中性点側と、22番目,25番目,30番目のセグメント22のU相端子側をそれぞれ接続することにより5〜8番目の単位コイル21を直列に接続したものをU2相巻線、37番目,40番目,45番目のセグメント22の中性点側と、38番目,41番目,46番目のセグメント22のU相端子側をそれぞれ接続することにより9〜12番目の単位コイル21を直列に接続したものをU3相巻線、53番目,56番目,61番目のセグメント22の中性点側と、54番目,57番目,62番目のセグメント22のU相端子側をそれぞれ接続することにより13〜16番目の単位コイル21を直列に接続したものをU4相巻線として、1番目のセグメント22のU相端子側の脚部と、17番目のセグメント22のU相端子側の脚部と、33番目のセグメント22のU相端子側の脚部と、49番目のセグメント22のU相端子側の脚部とを接続する一方、16番目のセグメント22の中性点N側の脚部と、32番目のセグメント22の中性点N側の脚部と、48番目のセグメント22の中性点N側の脚部と、64番目のセグメント22の中性点N側の脚部とを接続することにより、U1〜U4相巻線を並列に接続してなるU相巻線を作製することができる。
同様に、図6に示すようにV1〜V4相巻線を並列に接続してV相巻線を作製し、W1〜W4相巻線を並列に接続してW相巻線を作製し、U相巻線,V相巻線およびW相巻線をY結線により結線することでステータコイルを並列巻線構造とすることができる。
このように構成される本実施例に係る回転機の固定子によれば、相互に異なる複数のスロット間隔でセグメント22を径方向に交互に且つ同心状に配置して単位コイル21を形成することにより、第二のセグメント22Bの軸方向の内側に第一のセグメント22Aを配置することができるため、従来の単位コイルに比較して、セグメント22を密集させて単位コイル21を形成することができ、コイルエンドの小型化が可能となる。またコイルエンドを直接液冷する場合、セグメント22を密集させていることで冷媒をコイルエンド全体に十分に行き渡らせることが可能となり、冷却効果が向上する。
さらに、本実施例に係る回転機の固定子によれば、セグメント22の配置は同一であっても、各単位コイル21の接続関係を変更することで直列配線または並列配線を選択する(切り替える)ことができるため、回転機の端子電圧を容易に変更することが可能となり、利便性が向上する。また、並列巻線構造とした場合でも、循環電流の発生を防止することができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、各相の巻線を構成する単位コイル21の数や単位コイル21を構成するセグメント22の数、セグメント22のスロット間隔等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて設定することができる。
10 回転電機固定子
12 ステータコア
14 スロット
20 U相巻線
21 単位コイル
22 セグメント
22A 第一のセグメント
22B 第二のセグメント
また、上記の課題を解決するための第3の発明に係る回転機の固定子は、
前記セグメントは、第一のスロット間隔を有する第一のセグメントと、前記第一のスロット間隔よりも大きい第二のスロット間隔を有する第二のセグメントとを含み、
前記単位コイルは、前記第一のセグメントと前記第二のセグメントとを径方向に交互に且つ同心状に配置して形成され、
前記1番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記n番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記2n番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記n番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記2n番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記2番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
前記1番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記2番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記2i番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記2i番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記(2+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記(2+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じである
ことを特徴とする。
より具体的には、図1および図3に示すように、jを0から(n/2−1)までの自然数(本実施例では、j=0,1,2,3)として、(1+2j)番目の単位コイル21は、(1+8j)番目、(2+8j)番目、(3+8j)番目、(4+8j)番目、(5+8j)番目の五つのセグメント22からなる。
(6+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(13+12j)番目のスロット14の導体番号N7の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N6の位置に収納されている。(7+8j)番目のセグメント22は第二のセグメント22Bであり、U相端子側が(14+12j)番目のスロット14の導体番号N5の位置に収納され、中性点N側が(7+12j)番目のスロット14の導体番号N4の位置に収納されている。(8+8j)番目のセグメント22は第一のセグメント22Aであり、U相端子側が(13+12j)番目のスロット14の導体番号N3の位置に収納され、中性点N側が(8+12j)番目のスロット14の導体番号N2の位置に収納されている。
また、(1+2i)番目の単位コイル21(ただし、iは1から(n/2−1)までの自然数)を構成する第一のセグメント22Aの各相の端子側(以下、相端子側)が収納されるスロット14が、当該(1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する2i番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、(n+1+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、および当該(n+1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する(n+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22Bの端子側が収納されるスロット14と同じとなっている。
また、(1+2i)番目の単位コイル21を構成する第二のセグメント22Bの相端子側が収納されるスロット14が、当該(1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する2i番目の単位コイル21の第一のセグメント22A、(n+1+2i)番目の単位コイル21の第二のセグメント22B、および当該(n+1+2i)番目の単位コイル21の一方に隣接する(n+2i)番目の単位コイル21の第一のセグメント22Aの端子側が収納されるスロット14と同じとなっている。

Claims (6)

  1. 周方向に沿って設けられた複数のスロットを有するステータコアと、
    平角線により構成され、前記スロットに収納されるセグメントと、
    径方向に沿って配置された複数の前記セグメントからなる単位コイルを前記ステータコアの周方向に配置して形成される分布巻巻線と、
    を備え、
    前記単位コイルは、相互に異なる複数のスロット間隔で径方向に交互に且つ同心状に配置された前記セグメントを接続して形成される
    ことを特徴とする回転機の固定子。
  2. 前記単位コイルは、前記ステータコアの周方向に2n個(ただし、nは1以上の自然数)配置され、
    前記分布巻巻線は、巻き始めの前記単位コイルを1番目のコイルとし、巻き終わりの前記単位コイルを2n番目のコイルとして、
    1番目のコイルを構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットが、n番目のコイル、(n+1)番目のコイルおよび前記2n番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じであり、
    前記1番目のコイルを構成する前記セグメントが収納される他の二つの前記スロットが、2番目のコイル、前記(n+1)番目のコイルおよび(n+2)番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じであり、
    (1+2i)番目のコイル(ただし、iは1から(n/2−1)までの自然数)を構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットが、2i番目のコイル、(n+2i)番目のコイルおよび(n+1+2i)番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じであり、
    前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記セグメントが収納される他の二つの前記スロットが、(2+2i)番目のコイル、前記(n+1+2i)番目のコイルおよび(n+2+2i)番目のコイルをそれぞれ構成する前記セグメントが収納される二つの前記スロットと同じである
    ことを特徴とする請求項1記載の回転機の固定子。
  3. 前記セグメントは、第一のスロット間隔を有する第一のセグメントと、前記第一のスロット間隔よりも大きい第二のスロット間隔を有する第二のセグメントとを含み、
    前記単位コイルは、前記第一のセグメントと前記第二のセグメントとを径方向に交互に且つ同心状に配置して形成され、
    前記1番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記n番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記2n番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記1番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記n番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記2n番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記1番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記2番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記1番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記2番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記2i番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの相端子側が収納される前記スロットが、前記2i番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの相端子側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記(2+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントおよび前記(n+2+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じであり、
    前記(1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントの中性点側が収納される前記スロットが、前記(2+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメント、前記(n+1+2i)番目のコイルを構成する前記第二のセグメントおよび前記(n+2+2i)番目のコイルを構成する前記第一のセグメントの中性点側が収納される前記スロットと同じである
    ことを特徴とする請求項2記載の回転機の固定子。
  4. 前記単位コイルを前記ステータコアの周方向にn個ごとに直列に接続してなる各相の単位巻線を、直列に接続してなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転機の固定子。
  5. 前記単位コイルを前記ステータコアの周方向に(n/2)個ごとに直列に接続してなる各相の単位巻線を、並列に接続してなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転機の固定子。
  6. 前記セグメントは、一本の平角線の両端を曲げてヘアピン状に形成されるとともに、両端が相互に異なる前記スロットに挿入され、
    当該セグメントの前記ステータコアから突出して曲げられた先端部は、他の前記セグメントの前記先端部又は相端子又は中性点に接続されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転機の固定子。
JP2017247241A 2017-12-25 2017-12-25 回転機の固定子 Active JP6508318B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247241A JP6508318B1 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 回転機の固定子
EP18894629.7A EP3731378B1 (en) 2017-12-25 2018-11-16 Stator for rotary machine
CN201880083740.2A CN111527671B (zh) 2017-12-25 2018-11-16 旋转机的固定子
PCT/JP2018/042406 WO2019130893A1 (ja) 2017-12-25 2018-11-16 回転機の固定子
US16/954,264 US11056944B2 (en) 2017-12-25 2018-11-16 Stator of rotary machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247241A JP6508318B1 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 回転機の固定子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6508318B1 JP6508318B1 (ja) 2019-05-08
JP2019115180A true JP2019115180A (ja) 2019-07-11

Family

ID=66429908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017247241A Active JP6508318B1 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 回転機の固定子

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11056944B2 (ja)
EP (1) EP3731378B1 (ja)
JP (1) JP6508318B1 (ja)
CN (1) CN111527671B (ja)
WO (1) WO2019130893A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019116918A1 (ja) * 2017-12-14 2019-06-20 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ
JP7128702B2 (ja) * 2018-09-25 2022-08-31 株式会社Soken 回転電機
DE102020213647A1 (de) 2020-10-29 2022-05-05 Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh Stator für eine elektrische Maschine und elektrische Maschine
DE102022203671A1 (de) 2022-04-12 2023-10-12 Volkswagen Aktiengesellschaft Stator für eine dreiphasige Elektromaschine, Elektromaschine und Kraftfahrzeug mit Elektromaschine

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004023808A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Denso Corp セグメント順次接合型ステータコイルを有する高電圧車両用回転電機
JP2007151393A (ja) * 2007-01-16 2007-06-14 Denso Corp 車両用タンデム式回転電機
JP2012016195A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Toyota Motor Corp 回転電機固定子
WO2014184951A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 三菱電機株式会社 回転電機の固定子
JP2016013031A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 アイシン精機株式会社 回転電機
WO2017110949A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 アイシン精機株式会社 回転電機およびその製造方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3494729B2 (ja) 1995-01-24 2004-02-09 株式会社東芝 三相電機子巻線
JP3515283B2 (ja) * 1995-08-18 2004-04-05 株式会社東芝 回転電機の電機子巻線及びその製造方法
DE10326095A1 (de) * 2002-06-12 2004-04-15 Denso Corp., Kariya Spule aus sequentiell verbundenen Segmenten für eine rotierende elektrische Maschine
JP4715934B2 (ja) * 2009-02-20 2011-07-06 株式会社デンソー 5相モータ
JP5541585B2 (ja) * 2010-12-28 2014-07-09 株式会社デンソー 回転電機
JP2012200101A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Toyota Motor Corp 回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法
JP5703918B2 (ja) 2011-04-08 2015-04-22 トヨタ自動車株式会社 回転電機固定子
JP5502913B2 (ja) * 2012-01-23 2014-05-28 三菱電機株式会社 回転電機
JP5918353B2 (ja) * 2012-03-29 2016-05-18 本田技研工業株式会社 回転電機のステータ構造
WO2014006927A1 (ja) * 2012-07-06 2014-01-09 三菱電機株式会社 回転電機およびその製造方法
JP5840295B2 (ja) * 2012-07-26 2016-01-06 三菱電機株式会社 回転電機
JP5757282B2 (ja) * 2012-11-07 2015-07-29 株式会社デンソー 固定子および回転電機
JP5959726B2 (ja) * 2013-04-02 2016-08-02 三菱電機株式会社 回転電機の固定子
JP6120987B2 (ja) * 2013-11-29 2017-04-26 三菱電機株式会社 電気機械の電機子
CN105917555B (zh) * 2014-01-17 2018-09-04 三菱电机株式会社 旋转电机
WO2015145696A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 株式会社小松製作所 ステータ及びそれを備えた回転電機
CN106104976A (zh) * 2014-03-31 2016-11-09 本田技研工业株式会社 旋转电机的定子
JP6008989B2 (ja) * 2014-04-24 2016-10-19 三菱電機株式会社 回転電機の固定子及びこの固定子を用いた回転電機
JP6156268B2 (ja) * 2014-06-27 2017-07-05 株式会社デンソー 回転電機の固定子
JP6324521B2 (ja) * 2014-09-22 2018-05-16 三菱電機株式会社 回転電機の固定子
JP6235504B2 (ja) * 2015-02-17 2017-11-22 ファナック株式会社 分布巻のラジアルギャップ型モータおよびその巻線配置方法
JP6173507B1 (ja) * 2016-03-04 2017-08-02 三菱電機株式会社 回転電機の固定子およびその製造方法
DE102018207231A1 (de) * 2018-05-09 2019-11-14 Volkswagen Aktiengesellschaft Stator für eine elektrische Maschine, elektrische Maschine und Herstellungsverfahren für einen Stator für eine elektrische Maschine

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004023808A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Denso Corp セグメント順次接合型ステータコイルを有する高電圧車両用回転電機
JP2007151393A (ja) * 2007-01-16 2007-06-14 Denso Corp 車両用タンデム式回転電機
JP2012016195A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Toyota Motor Corp 回転電機固定子
WO2014184951A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 三菱電機株式会社 回転電機の固定子
JP2016013031A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 アイシン精機株式会社 回転電機
WO2017110949A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 アイシン精機株式会社 回転電機およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20200395805A1 (en) 2020-12-17
CN111527671A (zh) 2020-08-11
JP6508318B1 (ja) 2019-05-08
CN111527671B (zh) 2021-07-16
US11056944B2 (en) 2021-07-06
WO2019130893A1 (ja) 2019-07-04
EP3731378A1 (en) 2020-10-28
EP3731378B1 (en) 2022-06-08
EP3731378A4 (en) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6508318B1 (ja) 回転機の固定子
JP5896250B2 (ja) 回転電機の固定子
JP6026364B2 (ja) 回転電機
US20200328646A1 (en) Wire connection method for electrical rotating machine, method of manufacturing electrical rotating machine, wire connection structure of electrical rotating machine, and electrical rotating machine
JP6029548B2 (ja) 回転電機
JP2015023670A (ja) 回転電機のコイル構造
JP2009524384A (ja) 3相巻線系を有する電気機械
JP7070075B2 (ja) 回転電機
JP2015035837A (ja) 回転電機、及び回転電機の製造方法
JP2016152730A (ja) 3相交流電動機
US7064470B2 (en) Three-phase motor
JP2012200101A (ja) 回転電機ステータ及び回転電機ステータの製造方法
JP2010081771A (ja) ステータ
JP6235504B2 (ja) 分布巻のラジアルギャップ型モータおよびその巻線配置方法
CN213585303U (zh) 一种电机定子及电机
CN112260428A (zh) 一种电机定子及电机
JP2010268575A (ja) 回転電機
CN210327195U (zh) 一种电机绕组及电机定子
CN213547206U (zh) 一种电机定子及电机
JP2015126631A (ja) 3相回転電機の波巻き巻線
CN214124962U (zh) 一种电机定子及电机
JP2018157753A (ja) 回転電機、及び回転電機の製造方法
CN213585302U (zh) 一种电机定子及电机
CN212033862U (zh) 一种电机定子及电机
WO2024084934A1 (ja) 回転電機用ステータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181226

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181226

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6508318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150